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資料4 - 北海道
資料4 地方独立行政法人北海道立総合研究機構役員報酬等の支給基準について 1 役員報酬等に関する規定 地方独立行政法人の役員に対する報酬及び退職手当は、 ①役員の業績が考慮されるものでなければならない ②法人が支給基準を定め、設立団体の長に届け出るとともに、公表しなければならない ③支給基準は、国及び地方公共団体の職員の給与、他の地方独立行政法人及び民間事業の役員報酬 等、当該地方独立行政法人の業務の実績その他の事情を考慮して定めなければならない。 2 基本的な考え方 (1)国の独立行政法人、他の地方独立行政法人の役員報酬、退職手当の状況を参考に、役員の職責に応 じた適切かつ妥当な水準とする。 (2)法人の業績評価等を役員報酬、退職手当に反映する制度を導入する。 3 役員報酬の支給基準 ○常勤役員 ・国の独立行政法人及び他の地方独立行政法人等を参考に設定した。 ・道の特別職との均衡等を考慮して設定した。 理事長の報酬額は、他の独立行政法人や道の特別職等との均衡を図り、給料月額900,000円 とする。ただし、法人の第1期は法人組織の構築や新たな研究体制の整備・確立など法人の立ち上が りにかかる業務を勘案し、理事長の給料月額を1,100,000円とする。 理事の報酬額は、現行の試験研究機関の長の平均年収相当額をベースに給料月額780,000円 とする。 (1)給料月額 区 分 月 額 理 事 長 900,000円 理 事 780,000円 (2)手当 手当の種類 通勤手当 支 給 額 備 考 職員の例による 期末手当 6月 給料月額+(給料月額×0.20)+(給料月額×0.25)×1.6 業績評価結果及び役員の業績に応じ 12月 給料月額+(給料月額×0.20)+(給料月額×0.25)×1.7 100分の10の範囲内で増額又は減額 (3)報酬の調整 ①給料月額 10.7%減額(平成24年3月31日まで) ②期末手当 算出基礎額のうち役職段階別加算額相当を3分の1減額(平成24年3月31日まで) ③道を退職した者が常勤役員に就任する場合は、理事長が別に給料月額を定める。 ○非常勤役員 ・他の地方独立行政法人等を参考に設定した。 報酬(日額) 区 分 監 事 日 額 30,000円 -1- 4 退職手当の支給基準 ・国の独立行政法人や他の地方独立行政法人を参考に設定した。 ・常勤役員が退職した場合に退職手当を支給する。(非常勤役員には退職手当を支給しない。) (1)退職手当の額 ①在職期間1月につき、給料月額の100分の12.5相当の退職手当を支給する。 ②評価委員会が行う業績評価の結果及び役員の業績に応じ、増額又は減額することができる。 (2)退職手当の特例 ①国、独立行政法人、地方公共団体、法人以外の地方独立行政法人及びその他の団体(国等)に雇 用される者が、法人役員となった後、再び国等の職員となった場合で、その者の法人役員の在職 期間が国等の退職手当の算定に係る在職期間に通算されることとされたときは、法人において退 職手当は支給しない。 ②北海道職員を定年又は勧奨により退職し、北海道職員の退職手当条例の規定により退職手当の支 給を受けている者は、法人において退職手当は支給しない。 ③北海道職員から引き続いて役員となった場合で、やむを得ない事由により法人で退職した場合は、 役員の在職期間を含めて北海道職員の在職期間とみなし、北海道職員の退職手当条例を準用した 場合の額を支給する。 -2- 地方独立行政法人北海道立総合研究機構役員報酬規程 平成22年4月1日規程第32号 (目的) 第1条 この規程は、地方独立行政法人北海道立総合研究機構(以下「道総研」という。)の理事長、理 事及び監事(以下「役員」という。)の報酬に関し必要な事項を定めることを目的とする。 (役員報酬) 第2条 常勤役員の報酬は、給料、期末手当及び通勤手当とする。 2 非常勤役員の報酬は、非常勤役員報酬とする。 (報酬の支給日) 第3条 報酬(期末手当を除く。)の支給日は、地方独立行政法人北海道立総合研究機構職員給与規程(平 成22年規程第18号。以下「給与規程」という。)第4条の規定による給料の支給日とする。 (給料) 第4条 常勤役員の給料月額は、次のとおりとする。 区 分 給 料 理事長 900,000円 理 780,000円 事 月 額 (通勤手当) 第5条 通勤手当の額及び支給に関しては、給与規程の適用を受ける職員(以下「職員」という。)の例 による。 (期末手当) 第6条 期末手当は、6月1日及び12月1日(以下この条においてこれらの日を「基準日」という。) にそれぞれ在職する常勤役員に対して、給与規程第42条第1項に定める日に支給する。これらの基準 日前1カ月以内に退職し、又は死亡した常勤役員についても同様とする。 2 期末手当の額は、それぞれ基準日現在(退職し、又は死亡した常勤役員にあっては退職し、又は死亡 した日現在)において当該役員が受けるべき給料月額に、給料月額に100分の20を乗じて得た額及 び給料月額に100分の25を乗じて得た額の合計額を加算して得た額に、6月に支給する場合におい ては100分の160、12月に支給する場合においては100分の170を乗じ、基準日前6カ月以 内の期間における当該常勤役員の在職期間の次に掲げる区分に応じ、当該各号に定める割合を乗じて得 た額とする。 (1)6カ月 100分の100 (2)5カ月以上6カ月未満 100分の80 (3)3カ月以上5カ月未満 100分の60 (4)3カ月未満 100分の30 3 前項に規定する在職期間は常勤役員として在職した期間とする。ただし、職員が引き続き役員となる ため退職し、かつ、引き続いて役員となった場合、又は北海道職員が北海道の要請に応じ、引き続き役 員となるため退職し、かつ、引き続いて役員となった場合における在職期間には、その職員又は北海道 職員としての在職期間を算入する。 4 基準日前1カ月以内に役員を退職し、その退職に引き続いて北海道職員となった場合には、第1項後 段の規定にかかわらず期末手当は支給しない。 5 第2項の規定による期末手当の額は、北海道地方独立行政法人評価委員会が行う業績評価の結果及び その者の役員としての業績に応じ、その額の100分の10の範囲内でこれを増額し、又は減額するこ とができる。 6 前各項に規定するもののほか、期末手当の一時差止処分その他期末手当の支給に関しては、職員の例 による。 -3- (非常勤役員報酬) 第7条 非常勤役員報酬は、次の表のとおりとする。 区 分 監 事 日 額 30,000円 (日割計算) 第8条 新たに役員となった者には、その日から報酬を支給する。 2 役員が退職し、又は解任された場合には、その日までの報酬を支給する。 3 役員が死亡により退職した場合には、その月までの報酬を支給する。 4 第1項又は第2項の規定により報酬を支給する場合における日割計算の方法については、職員の例に よる。 (報酬の支払方法) 第9条 役員の報酬は、当該役員が指定する本人名義の預貯金口座に報酬の全額を振り込んで支払うもの とする。ただし、職員の例により役員の報酬から控除すべき金額がある場合には、その金額をその役員 に支払うべき報酬の金額から控除して支払うものとする。 (端数の処理) 第10条 この規程により計算した金額に1円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てる。 (その他) 第11条 常勤役員が、北海道を定年又は勧奨により退職し、かつ、北海道から退職手当の支給を受けて いる場合は、この規程の規定にかかわらず、報酬は理事長が別に定める。 (雑則) 第12条 この規程の実施に関し必要な給与の支給に関する事項は、職員の例によるほかは、理事長が別 に定める。 附 則 (施行期日) 1 この規程は、平成22年4月1日から施行する。 (報酬の特例) 2 理事長の給料月額は、平成26年3月31日までの間に限り、第4条の規定にかかわらず1,100, 000円とする。 3 常勤役員の給料月額は、平成24年3月31日までの間に限り、第4条の規定により定める額(理事 長の場合は附則1に定める額)に100分の89.3を乗じて得た額(その額に1円未満の端数が生じ たときは、これを切り捨てた額)とする。ただし、期末手当の額の算出の基礎となる給料月額は、第4 条の規定に基づいて定める額(理事長の場合は附則1に定める額)とする。 4 平成23年12月までの期末手当については、第6条第2項中「得た額及び」とあるのは、「得た額 に3分の2を乗じて得た額及び」とする。 -4- 地方独立行政法人北海道立総合研究機構役員退職手当規程 平成22年4月1日規程第33号 (目的) 第1条 この規程は、地方独立行政法人北海道立総合研究機構(以下「道総研」という。)の理事長、理 事及び監事(非常勤の者を除く。以下「役員」という。)が退職(死亡及び解任された場合を含む。以 下同じ。)した場合の退職手当の支給に関し必要な事項を定めることを目的とする。 (退職手当の額) 第2条 退職手当の額は、在職期間1月につき、退職の日におけるその者の給料月額に100分の12. 5の割合を乗じて得た金額とする。ただし、異なる役職の役員に引き続いて在職した場合の退職手当の 額は、異なる役職の在職期間(以下「役職別期間」という。)ごとの給料月額に100分の12.5の 割合を乗じて得たそれぞれの額の合計額とする。 2 前項の規定による退職手当の額は、北海道地方独立行政法人評価委員会が行う業績評価の結果及び役 員としての在職期間におけるその者の業績に応じ、これを増額し、又は減額することができる。 (在職期間の計算) 第3条 在職期間及び役職別期間の月数の計算については、役員としての引き続いた在職期間を役員に任 命された日から起算して歴にしたがって計算するものとし、1月に満たない端数(以下「端数」という。 ) を生じたときは1月と計算するものとする。 2 役職別期間がある場合において、役職別期間が同一の月で重複しているときは、端数の少ない在職月 数から1月を減じるものとし、端数が等しいときは、後の役職別期間の在職月数から1月を減じるもの とする。 (再任等の場合の取扱い) 第4条 役員が、任期満了の日以前又はその翌日において再び同一又は異なる役職の役員に任命された場 合は、引き続き在職したものとみなし退職手当は支給しない。 (退職手当の特例) 第5条 国、独立行政法人(独立行政法人通則法(平成11年法律第103号)第2条第1項に定める独 立行政法人をいう。)、地方公共団体、道総研以外の地方独立行政法人及びその他の団体等(以下「国等」 という。)に雇用される者が、道総研の要請に応じて、引き続いて道総研の役員となるために退職し、 かつ、道総研の役員として在職した後、引き続いて再び国等の職員となった場合、その者の道総研の役 員としての在職期間が当該国等の退職手当の算定に係る在職期間に通算されることとされたときは、こ の規程による退職手当は支給しない。 2 役員のうち、北海道職員(北海道職員等の退職手当手当に関する条例(昭和28年北海道条例第14 9号、以下「退職手当条例」という。)第2条第1項に規定する職員をいう。以下同じ。)を定年又は勧 奨により退職し、同条例の規定により退職手当の支給を受けている者は、この規程による退職手当は支 給しない。 3 役員のうち、北海道職員から道総研の要請に応じて、引き続き役員となるために北海道を退職し、か つ、引き続いて役員として在職した者が、やむを得ない事由により退職した場合の退職手当の額につい ては、この規程の規定にかかわらず、当該退職の日に北海道職員に復帰し、北海道職員として退職した と仮定した場合の役員としての在職期間を退職手当条例第7条に規定する在職期間とみなし退職手当条 例の規定を準用して計算した退職手当の額に相当する額とする。この場合において、当該退職の日にお ける給料月額は、当該役員が役員となるため北海道職員を退職した日における北海道職員としての給料 月額を基礎として、当該役員の在職期間を勘案して定めることができる。 (退職手当の支給) 第8条 退職手当は、法令等によりその退職手当から控除すべき額を控除し、その残額を本人の指定する 口座(本人が死亡した場合は、その支給を受けるべき遺族の指定する口座)に振り込むことにより支給 する。 -5- 2 退職手当は、役員が退職した日から起算して1月以内に支払うものとする。ただし、死亡により退職 した者に対する退職手当の支給を受けるべき者を確認することができない場合その他特別の事情がある 場合は、この限りでない。 (退職手当の支給の一時差止め等の取扱い) 第9条 起訴中に退職した場合等の退職手当の取扱い並びに退職手当の支給の一時差止め及び返納の取扱 いについては、職員の例による。 (退職手当の支給制限) 第10条 役員が、地方独立行政法人法(平成15年法律第118号)第17条第2項第2号又は同条第 3項の規定に該当し解任された場合は、当該役員には退職手当は支給しない。 (遺族の範囲及び順位) 第11条 第8条に定める遺族の範囲及び順位等については、職員の例による。 (端数の処理) 第12条 この規程の定めるところによる退職手当の計算の結果生じた100円未満の端数は、これを 100円に切り上げる。 (委任) 第13条 この規程の実施に関し必要な事項は、職員の例によるほか、理事長が別に定める。 附 則 (施行期日) 1 この規程は、平成22年4月1日から施行する。 (経過措置) 2 退職手当の算出の基礎となる給料月額は、地方独立行政法人北海道立総合研究機構役員報酬規程(以 下「役員報酬規程」という。)附則3の規定の適用がないものとした場合の額とする。平成26年3月 31日までの理事長の退職手当の算出の基礎となる給料月額は、役員報酬規程附則2の額とする。 -6-