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Me+Her - Blackmagic Design

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Me+Her - Blackmagic Design
Press Release
Blackmagic Cinema Cameraで撮影された
で撮影された
「Me+Her」、サンダンス映画祭ショートフ
」、サンダンス映画祭ショートフ
ィルムに出品
カリフォルニア州、フレモント 2014年
年1月
月16日
日 Blackmagic Designはこの日、Island Creek
Picturesが制作し、サンダンス映画祭でプレミア上映された実写短編映画、「Me+Her」がBlackmagic
Cinema Camera(MFT)で撮影されたことを発表した。また、小型カメラが必要な場面では、多くの
ショットの撮影にBlackmagic Pocket Cinema Cameraが使用された。
「Me+Her」は、”カードボード(段ボール)・シティ”を舞台にしたファンタジー。傷付いた心を癒す
旅に出るジャック・カードボードが本作の主人公だ。同作の監督を務めたジョセフ・オックスフォー
ド(Jpseph Oxford)氏とカメラマンのブラッドリー・ストーンサイファ(Bradley Stonesifer)氏
は、一般的な段ボールを用いてすべての登場人物およびセットを5分の1の縮尺で作成した。段ボール
のキャラクターやセットに息を吹き込むため、高品質の映像を得られるカメラが必要だった。
「近年、『コララインとボタンの魔女』、『パラノーマン ブライス・ホローの謎』などの作品によ
り、ミニチュアのセットを使った作品のハードルは非常に高くなっています。観客は既に、このよう
な作品のビジュアルに対する理解力を持ち、高い期待を抱いているのです。」ストーンサイファ氏は
語る。「私たちは多くのカメラをテストしましたが、サイズ、カラースペース、ラティチュード、そ
して RAW素材をグレーディングする際の画質と柔軟性がBlackmagic Cinema Cameraを採用する決め
手となりました。」
12分間の同作品の撮影は、18日間に渡って行われ、合計10テラバイトのフッテージがRAW収録され
た。最初の撮影が終わると、フッテージをProRes Liteに変換して編集し、再度RAWファイルに戻して
DaVinci Resolveでカラーコレクションが施された。
「私は非常に細部にこだわる人間です。今回の作品でも、キャラクターやセットに細心の注意を払い
ました。車のボンネットに付いているエンブレムや、靴底の模様ですら、ディテールに凝り過ぎたと
いうことはありません。Blackmagic Cinema Cameraを使ってRAW収録することで、これらのディテ
ールを克明に捉え、カラーコレクションの際に素材を最大限に活かすことができたのです。」オック
スフォード氏は語る。
「撮影は、非常に狭く閉ざされたスペースで行われ、カメラの性能が試されました。特にパペット人
形を使ったシーンは通常の撮影とは勝手が違います。実写の撮影の場合、カメラは地面から1.8mほど
離れた位置で撮影しますが、パペットを使用する場合は地面から25cmほどの位置で撮影することにな
ります。さらに、今回の撮影ではすべてが5分の1の縮尺になっているので、照明やカメラアングル
は、控えめに言ってもかなり特殊です。カメラを構えるたびに、被写界深度も考慮する必要がありま
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す。これらはすべて、パペットのキャラクターたちの動きを人間のそれように活き活きと見せるため
です。」
ストーンサイファ氏は続ける。「Blackmagic Cinema Cameraは、非常にクリーンかつスムーズな画
が撮れ、 フッテージには膨大な量の情報が含まれています。Hollywood DIのカラリスト、アロン・ピ
ーク(Aaron Peak)はこの情報を元にカラコレを行い、キャラクターやセットに息を吹き込んだので
す。今回使用したカメラとフッテージは私たちのポストプロダクションワークフローに簡単に組み込
むことができたので、非常に効率的でしたね。」
全制作過程を通じて、Blackmagic Cinema Cameraがメインで使用され、より小型のカメラでなけれ
ば撮影できないような場面ではPocket Cinema Cameraが使用された。
「仮に大型のカメラを使用していたら、今回の撮影は非常に難しいものだったと言えるでしょう。機
材による制限を最小限に抑えることは、私にとって重要でした。それにより、論理的な考えよりも、
クリエイティビティに重点を置いて作業できるからです。」オックスフォード監督はさらに続ける。
「高さ3.6m、奥行き1.2mのセットで、主人公が螺旋状の滑り台を滑り降りるシーンがありました。こ
のセットの壁には、階段と照明が付いています。通常の大きさのカメラをこのセットに入れることは
できません。ラッキーなことに、このシーンの撮影を始める少し前に、Pocket Cinema Cameraの出荷
が開始されたのです。小型かつ軽量のPocket Cinema Cameraを使うことで、この特殊なセットでもパ
ペットの動きを撮影できたのです。」
「何よりBlackmagicのカメラは、明確なビジョンを持って努力すれば、使用しているリソースに関係
なく素晴らしい作品を作れるということを証明しており、インディーズの映画制作者に『自分たちで
作品を作ろう』と思わせてくれるのです。」ストーンサイファ氏はこう結んだ。
「Me+Her」について
」について
「Me+Her」は、1月18、19、22、25日にサンダンス映画祭で上映予定。チケットは以下のサイトで入
手可能。http://filmguide.sundance.org/film/14027/me_her
同作に関する詳細はこちらhttps://twitter.com/cardboardfilm and http://instagram.com/
cardboardfilm
フォト
Blackmagic Design製品の写真はこちらwww.blackmagicdesign.com/jp/press/images/
会社概要
Blackmagic Designは、映画、ポストプロダクション、放送業界に向けて世界最先端のビデオ編集製
品、デジタルフィルムカメラ、カラーコレクター、ビデオコンバーター、ビデオモニタリング、ルー
ター、ライブプロダクション・スイッチャー、ディスクレコーダー、波形モニター、そしてフィルム
レストレーションソフトウェアを開発している。Blackmagic DesignのDeckLinkキャプチャーカードは
放送業界に革命をもたらしてきた。その一方でエミー™賞を受賞したDaVinciカラーコレクションシス
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テムは、1984年以降、テレビ、映画業界の中心となり、ステレオスコピック3D、4Kワークフローなど
の独創的な革新を続けている。世界をリードするポストプロダクションエディターやエンジニアによ
り設立されたBlackmagic Designは、現在アメリカ合衆国、イギリス、日本、シンガポール、そしてオ
ーストラリアにオフィスを構えている。詳細はwww.blackmagicdesign.com/jp
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