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ニュースPDFはこちら - 憲法を守り・いかす共同センター

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ニュースPDFはこちら - 憲法を守り・いかす共同センター
戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター
文京区湯島 2-4-4 全労連会館 03-5842-5611 (FAX 5842-5620)
http://www.kyodo-center.jp
mail: [email protected]
安倍暴走政治ストップ!全国各地で、
「憲法を守り、いかそう」の声を大きく広げよう
憲法共同センターは 2 月 25 日、
「戦争する国づくりストップ 2.25
院内集会」を開催し、各団体から 150 人が参加しました。各団体から
持ち寄られた、憲法署名、集団的自衛権行使容認の撤回署名、秘密保護
法撤廃署名等 34 万 2,780 人分を国会議員に提出しました。はじめに、
渡辺治・一橋大名誉教授による「第 3 次安倍内閣の暴走にいかに立ち
向かうか」と題した講演、国会議員からの情勢報告を含め署名提出の後、
各地のたたかいの交流を行い、国会議員要請行動に臨みました。
~講演~ 安倍内閣の暴走にいかに立ち向かうか
講演では、
「第 3 次安倍内閣の暴走にいかに立ち向かうか」と題し、総選挙後新たな段階に入った安倍内
閣の本格的な攻勢で何をやろうとしているのかを明らかにし、正念場の 2015 年安倍内閣の政治を止めるに
は何をすればよいのかが話されました。
「戦争する国」づくりでは、海外派兵の「積極的平和主義」
、構造改革、国民意識の「改宗」の 3 つを柱
に「かつて無いような体系的な攻勢をかけている」ことを紹介。しかし、秘密保護法に対する国民の大きな
反対やマスコミの反対キャンペーンの影響を受け、集団的自衛権の議論では「限定的」な運用(事態が我が
国の安全に重大な影響を及ぼす可能性があるとき、必要最小限の実力を行使)を盛り込まざるをえなかった
と分析しました。今後の取り組みの中でこの「限定」は大きな武器となると語りました。
そして、最後に憲法がつくった「戦争しない国」を守るすべての勢力の結集を呼びかけ、憲法共同センタ
ーの取り組みの課題を示しました。
「鋭い、機敏な行動と幅広い共同を求める行動を」
「中心となる革新共同
の取り組みを育てる」
「地域を根城にして、良心的保守を巻き込んだ共同を」
「安倍内閣の推進する構造改革
に立ち向かい「国民のくらし守る取り組み」を「安倍大国に代わる新たな福祉国家型対案を掲げて」運動
を進めることを呼びかけました。
※講演の動画は憲法共同センターHP に近日中にアップします。
~各地のたたかいの交流~
良心的な保守層の方々と共同を!!
高知 9 条の会は、高知新聞に意見広告を掲載。
「何をして良いかわか
らないと思っていたが参加できて良かった」
、小学生が「お小遣いから
出します」など様々な声が寄せられたことを報告し、
「声なき声を形に
して出していかなければならない」と語りました。また、
「憲法 9 条にノーベル平和賞を」実行委員会の代
表は、
「署名では若い人が協力してくれる」
「反対だけではなく希望を持てる取り組みを進めたい」と語りま
した。各地の発言からは、共同センターをつくり、9 の日行動、イレブンアクション、毎週水曜日には秘密
保護法反対など宣伝を繰り返し運動の推進をはかっている状況が報告され「良心的な保守層の方々と共同で
きるよう地元で頑張りたい」など決意も語られました。
アピール集会の最後にアピールを読み上げました。以下、全文を掲載します。
戦争準備法案」NO!
安倍暴走政治ストップ!
全国各地で、
「憲法を守り、いかそう」の声を大きく広げよう
戦争か平和か、今、日本の針路が鋭く問われています。
安倍政権の暴走は加速する一方です。施政方針演説において、安倍首相は、「戦後以来の大改革」を
叫び、「戦争準備法」成立に突き進もうとしています。集団的自衛権行使を容認した「閣議決定」を具
体化し、政府の判断でいつでもどこでも切れ目なく自衛隊を派兵できる「海外派兵恒久法」
、
「邦人救出」
「駆けつけ警護」のために自衛隊員の武器使用を認める自衛隊法や PKO 法の「改定」、
「武力攻撃事態法」
から「存立事態対処法」への「改定」など、とんでもない法案準備がすすめられています。これでは、
日本が際限のない戦争の道へ引きずり込まれてしまうことになりかねません。
さらに、安倍政権は、
「憲法改正に向けた国民的な議論を深めたい」と明文改憲にまで踏み込もうと
しています。そして、昨年 10 月に結成された「美しい日本の憲法をつくる国民の会」など、草の根か
らの「憲法改悪」策動も始まっています。
しかし、2014 年 7 月 1 日の閣議決定以来、どの世論調査をみても過半数の人たちが、集団的自衛権
行使容認に反対の意思を表明しています。
「このような憲法解釈の大転換を一内閣が勝手に決めてよい
のか」「憲法 9 条を壊すものだ」と多くの国民が不安と危惧を表明しています。また、集団的自衛権行
使に反対する意見書は 238 の地方議会で採択されています。そして、憲法共同センターが全国各地で
行っている「9 の日宣伝」では、
「戦争は絶対ダメ」
「戦争に行かされるのは僕らだ。9 条守ってほしい」
と対話が弾み、署名の輪が広がっています。「若者を戦場に送ってしまった歴史を繰り返してはならな
い」と、多くの国民が、戦後 70 年の今年、胸に刻んでいます。
今まさに、激しいせめぎあいの情勢です。日本を「海外で戦争する国」にしてしまうのか、それとも、
「憲法を守り生かし、戦争しない国」としてすすむのか、その歴史的岐路に立っています。私たちの運
動の飛躍が決定的に重要です。
本日、私たち憲法共同センターは、34 万 2,780 人分の「憲法 9 条守れ」の署名を積み上げ、国会に
提出しました。この運動の規模とスピードを飛躍的に高めましょう。集団的自衛権行使容認の「閣議決
定」の撤回を求め、
「戦争準備法案N0!」のたたかいを、全力ですすめましょう。
全国の仲間のみなさん、憲法共同センターは、以下の行動をよびかけます。
1.憲法共同センター作成「大切な人を戦争に行かせない」学習パンフを活用し、大学習運動をすすめ
ましょう。職場・地域で、「憲法カフェ」
「3人寄れば読み合わせ」をすすめましょう。
2.宣伝リーフを活用して、9 の日を中心にして、宣伝・対話・署名を広げましょう。
3.5 月 3 日、全国各地で憲法集会が開かれます。共同を広げ、それぞれの集会を成功させましょう。
4.5 月以降、国会前集会・傍聴行動・座り込みなど、多様な国会行動を成功させましょう。
5.地方議会に働きかけ、意見書採択をすすめましょう。
全国の仲間のみなさん、たたかいはこれからです。学習・宣伝・署名を広げ、「憲法を守り、生かそ
う」と願う国民の声で、
「戦争準備法案」
「戦争する国づくり」を必ずストップさせようではありません
か。
2015年2月25日
戦争する国づくりストップ 2.25 院内集会
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