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フェイシャルムーブメントモニタ OSM-1100
2005年6月1日作成(様式A第1版) 承認番号 20500BZZ00301000 機械器具(24)知覚検査又は運動機能検査用器具 管理医療機器 特定保守管理医療機器 顔面神経刺激装置 35724000 フェイシャルムーブメントモニタ OSM-1100 品目仕様等 禁忌・禁止 トランスデューサ スピーカ 音量 刺激出力電圧範囲 最大出力電圧 出力電圧表示誤差 刺激間隔周波数 刺激パルス幅 刺激出力波形 併用医療機器[相互作用の項参照] /高圧酸素患者治療装置内での使用 /可燃性麻酔ガスおよび高濃度酸素雰囲気内での使用 /磁気共鳴画像診断装置(MRI装置) 形状・構造および原理等 本装置は、電気刺激によって生じる体表面の微細振動をMTピック アップ(Miner Tremor)で測定し、神経の通っている部位を探索す ると共に神経の損傷をさける、振動感覚測定装置です。 本装置で使用可能な刺激電極は、届出済みの当社製表面刺激電極 です。 MTピックアップ 内蔵および外部接続可能 調整可能 0∼30V、0∼3V 30V±10%、3V±10% ±10%以内 1、2、5、10、20Hz±1%以内 1ms パルス波形 操作方法または使用方法等 詳細は別途用意されている取扱説明書を参照してください。 準備する MTピックアップ材料 : アルミ 個 数 本体 OSM-1100 1 MTピックアップ MT-3T 2 付属品 電源コード・アース線を接続する 2. 電源を投入する 出力スイッチがOFF側に設定されていることを確認してから、電 源スイッチをONにします。 3. MTピックアップを接続する 4. スピーカの音量を調整する 5. 電源をオフにする 6. MTピックアップを装着する 麻酔後の患者にMTピックアップを装着します。 刺激する 構 成 名称・型式 1. 一式 /付属品の詳細については、OSM-1100の取扱説明書を参照して ください。 /上記構成品、付属品は、単品で販売することがあります。 原 理 顔面に装着した2個の小型加速度センサによって、刺激で反応した 顔面の微細なゆがみを電気信号に変換し増幅します。 その増幅した反応波と検出レベル(SENS レベル) とを比較し、検 出レベルを超えている間、変調音がスピ−カから出力されます。 1. 刺激周波数を設定する 2. 刺激電圧を設定する 3. 刺激電極を接続する 表面刺激電極を接続し、患者の患部に当てます。 4. 刺激を開始する 出力スイッチをSTIM側に設定し、刺激を開始します。 5. 刺激電圧値を設定する 6. 電源を切る 測定を終えたら、出力スイッチをOFFにし、電源を切ります。 使用上の注意 重要な基本的注意 /電源コードは必ず、付属品の3ピンプラグ付き電源コードを使用 してください。他の電源コードを使用した場合、患者(被検者)お よび操作者が電撃を受けることがあります。 使用目的、効能または効果 顔面神経痛等において、患部近傍に電気刺激を行い、発生する顔面 の微細振動から、神経部位の探索を行います。 OSM-1100の取扱説明書を必ずご参照ください。 0654-002866B 1/2 相互作用 (併用禁忌・禁止:併用しないこと) 保守・点検に係る事項 医療機器の名称等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子 高圧酸素患者治療装置 使用禁止 爆発または火災を 起こすことがある 可燃性麻酔ガスおよび 高濃度酸素雰囲気内で の使用 使用禁止 MRI検査を行うとき は、本装置に接続さ 磁気共鳴画像診断装置 れている電極および (MRI装置) トランスデューサ類 を患者から取り外す こと 装置を正しく使用するために、定期点検を実施してください。定期 点検の主な内容は以下の通りです。 項 目 外 観 爆発または火災を 起こすことがある 内 容 各部の汚れ、錆・傷の有無 スイッチ、ツマミ類の割れやガタつきの有無 誘導起電力により 局部的な発熱で患 者が熱傷を負うこ とがある 詳細は、MRI装置 の取扱説明書の指 示に従うこと 本体の割れやガタつきの有無 操作部 すべてのキ−が機能しているかの確認 入力部、出力部 ピックアップの破損・断線の確認 刺激リ−ド線の破損・断線の確認 刺激出力の確認 相互作用(併用注意:併用に注意すること) 表示部 LED表示の確認 LEDの汚れ・傷の有無 電気手術器 (電気メス) /電気メスと併用する場合は、電気メスの対極板の全面積を適切 に装着してください。装着が不適切な場合、電気メスの電流が本 装置の電極に流れ、電極装着部に熱傷を生じます。詳細は、電気 メスの取扱説明書の指示に従ってください。 /電気メスとは近づけて使用しないでください。電気メスから発生 する高周波エネルギによって本装置が誤動作することがありま す。予め誤動作の有無を確認してから使用してください。 音 ピックアップ音の確認 音量調整範囲の確認 接続部 コネクタの接触状態・破損の有無 電源部 電源コ−ドの破損の有無 電源電圧の確認 安 全 除細動器 /除細動を行うとき、本装置に接続されたトランスデューサや刺激 電極は、患者から取り外してください。放電エネルギで操作者が 電撃を受けることがあります。 /除細動を行うとき周囲の者は、患者の体の一部および患者に接 続されている装置やコード類の金属部分には触れないでくださ い。放電エネルギにより電撃を受けます。 漏れ電流の確認 包 装 1台単位で梱包 周辺機器 /本装置に各種の周辺機器を接続する場合は、必ず当社指定の装 置を定められた方法により接続して使用してください。 [指定外 の機器を接続すると、漏れ電流により患者(被検者)および操作 者が電撃を受けることがあります。] /複数のME機器を併用するときは、機器間に電位差が生じないよ うに等電位接続をしてください。 [筐体間にわずかでも電位差が あると、操作者が電撃を受けることがあります。] 貯蔵・保管方法および使用期間等 使用環境条件 温度範囲 湿度範囲 気圧範囲 10∼40℃ 30∼85%(結露しないこと) 700∼1060hPa 保存環境条件 温度範囲 湿度範囲 気圧範囲 −20∼65 ℃ 10∼95%(結露しないこと) 700∼1060hPa 耐用期間 6年(当社データの自己認証による) 製造販売 製造業者 2/2 東京都新宿区西落合1-31-4 〒161-8560 (03)5996-8000(代表)Fax(03)5996-8091