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Page 1 Page 2 (第4ー号) 北海 道 行 政 書士 会報 会務報告 第七回

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Page 1 Page 2 (第4ー号) 北海 道 行 政 書士 会報 会務報告 第七回
(第4 1号)
北 海 道 行 政 書 士 会 報
昭和43年 10月
紬
昭和 43
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躬拜 の
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鴛 ゑ掬
癈全
農美子二 事 中 洲罐 里 脇川 情勢情 “
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洞爺湖 と羊蹄山
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の 意 で、 美 し い 曲 線
の 緑 の中 島 を浮 か べた 湖は あく ま
発 行 所
札幌市大通西 6 丁目
北 海 道 行政 書士会
で も 澄 み 明 鏡 の名
、
振替豊 麗 8224
が ぴった り する
。
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T 0 ya and
印 刷 所
株式会社 正文舎印刷新
札幌市菊水西町 2丁目
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電話⑩ 7 1 5 1
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号
3
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道
海
政
行
書
報
会一
士
鰍
月
(第41号)
北 海 道 行 政 書 士 会 報
会務報 告
第七回常任理事会
(
支部長合同)
7 日午後 3時
3年 8月 1
一、 日 時 昭和4
-、と こ ろ 札幌市南三条西五 三川屋会館
成沢・犬飼、鈴木公 局追い梶井、荒、後
、
一・出席者 渡辺会長、藤山、海藤、竹原三副会長
藤 、佐 々木 ;::以上八常任 理事
常
黒島 、細井 、伏見、灰原 、今 村 、荒 (
:
任 理事兼任)中 沢、藤 沢、村瀬 、森 ロ.
!以上十支部長
事務局2名
案
一、議
ー、北海道行政書士報酬規定取扱要領作成について
本部 で標準 のも のを作成 して各支 部 で地域 に合
ったも のを作る べきだと の意 見で本部 に於 いて作
。
成す ること に決定 、企画部 で立案 作成す る こと
2、行政書士試験制度廃止反対運動について執行部
で検討す ることo
。
3、死亡見舞金制度発足について
第 一生命保険会社社員内容説明あり、希望者に
より発足す る事 に決定 、第 一生命 に一 任 を決定
企画部の活動について種 々論議され企画竹原総
4、企画部 の強化方法 に ついて
括 より現在 の人員 で強化 のため努力す ると の発 言
で了承。
長、犬飼総務部長、成田、遠藤労務部会
常任幹事、高田労務部会幹事長
事務局2人
5、内容 証明料金 の徴収 に ついて
-、議 事
0分
午後 8時 3
講 習会 場 の選定と期 日・日数 の検討 ・其 の他 巧
いて
一、閉 会
◎ 日行達常任理事会
ため)
4
一、日 時 昭 3
和
9
年
後 ー時
月
日
午
4
1
一、
場
所
東
京
都
区
文
京
郷
本
4
丁目盤 都旅館
本会より渡辺会長 (
日行連副会長)
藤山副会 (
長
行
日
連
任
常
理事)
成田労務部会常任幹事 (
参観の
従来会費滞納督促は三カ月に亘る場合は第 一回発送
各 位
北海道行政書士会
さ る よ う 併 せ て お願 い いた し ま す 。
内容証明発送後期 日までに納入下されな い会 員は会
則第鶏条2項 により退会 処分 になります ので御留意下
会費 納入 の促進 を図 ること にしました ので、何卒会員
各位 の 一層 の御協力を願 います。
し、更 に四カ月目 に 度
、
し
再
督
促
い
た
し
て
お
り
ま
た
が
0月 から 五カ月 に亘 る滞納者 に第 一回督促 し、
本年 1
之
れ に応じな い場合は六ヵ月 目に内容証明書を発送 し、
◎ 会費滞納者 の督 促に ついて
輻 題
の 社会保険労務士に関する件
② 行政書士法の一部改正に関する件
③ 日行達旅費規定改訂案 の件
④ 其 の他
0月 15日
(第41号)
は本人負 担とす る。
6、ポ スター作成 について
企画部 に於 いて検討す る こと。
7、現行北海道行政書士会の旅費規定改訂について
経縦審議 とす る。
、報告事 項
一一
ー、北海道行政書士会根室支部 の臨時総会状況
近畿支部大阪案)
2、日本社会保険労務士会則案 (
3、真 の他
7日午後 ー時
3年 8月 1
昭和 4
札幌市南三西五、三川屋会館
(
支部長合同)
第五回労務部会常任幹事会
一、日 時
一、 と こ ろ
中川副部会長
藤山労務部会長、
一、出 席者 渡辺会長、
高 田幹事 長、遠藤 、成 田、大淵 、渡 辺胸
事務局2名
常任幹事 、浦野!合計、有 馬!
日向寺;.
会計監査、黒島、細井、伏見、灰原 、今
支部
村 、荒 、中沢、藤 沢、村 瀬 、森 口!・
長
ー、社会保険労務士法 の具体策検討 について
一、議 案
法 、附則 の2の検討
資格取得の要件として 一定講習受講の含みがあ
ること に関 して論議 し講 習開講 に決定。
十 勝 支 部 役員会
園 部 会 議
して決定 した方が よ いと の結論を得た。
2、労務部会最終 の時期 に ついて
種 々の角度 からもう 一度 、部会 の役員会 を開催
、
支部長 村 纒 戊 副支部長 鈴木 一雄
理事 金子 城 、平賀 昌夫、福原英 雄、
天野晴清、野際荘 一、榎波弥 一郎
4日午後 -時
一 日 時 昭和 “年 8月2
一、場 所 帯広市西 一条九丁目 日本橋食堂
一、出席 者 本会より渡辺会長出席
一、議 案
!、会員 死亡見舞金 制度 に ついて:::賛成 可決
2、非書士対策 に ついて
け 労務管 理士 の名称 を使 用 し、業務を行な って
いるも のの実情 及び営 業を調査する こと。
務代行所 の実態 を調査する こと。
回 陸運相談所、自動車協会、食品衛生協会 の事
内 登録 の取消を受 けたも の (法第 5条第 3号 に
よる該当者)が引続 き業務を行なうよう に見受
けられ るので各役員 は厳重 に監視す る こと。
したも のを貼 る。
日 ポ スターを各官庁 に配布 し会員名 を下 に記載
増岡内に付き特に必要ある場合は本部役員を要請
す る。
3、役員会 、講 習会 には必ず本部役員 の出席 を要請
す る。
以上 の議案 を議決し、昭和徳年 8月 7 日の理事会 、
1
支部長会議の報告午後5時散会。
-、 と こ ろ 札幌市大通西十丁目 第 一ホテ ル
-、出席者 渡辺会長、藤山、佐藤、竹原!副会長、
梶井企画部長
真 只、高 島、荒、後 藤!企画部員
7 日の常任 理事会 に
企 画部竹原総括 より去 る8月1
、
オ ブ ザ ー バ ー 高田労務部会幹事長 成田常任幹事
「 議 事
○企画部強化について
提案された企画部強化策について協議したい旨を述
べ左の事項に就 いて審議した。
ー、本会会則第関条第4項の実行について検討
本部 で基本的なも のを作制す る必要を認 めた こ
2、報酬額 の内容 に ついて
5
と は第 7回常任 理事会 で決定 して いる ので9月 1
日までに作制することo
3・会報 の発行 に ついて
企画部 で責 任をも って編集、発行 すること。
4、講 習に ついて
社会保険労務士の資格取得のため 一定講習の開
講 立案 、計 画準備は企 画部 で行なう。
0月中、会場 、出欠は アンケート によ っ
時期 は1
て集計す ることo
5、行 政書士 法関係法令 の調査研究 をす ること。
6、総会 に提案す る事業計画 は具体的なも のにす る
0分
午後 6時 3
必要があ るo
7、各支部 の講 習、研修会 に対す る助成金 の交付 の
調整を図 る ことo
一、閉 会
講 習 会 開講 に関す る打合
8 日 午後4時
一、 日 時 昭和3
4年 9月1
一、と ころ 札幌市大通西六 の六
札 幌 支 部 研修会
3年 8月 1日午後ー時
一、 日 時 昭和4
3
「 場 所 札幌市南七条西三丁目
豊永区出張所二階広間
一、講 師 札幌陸運局 登録資材係長 佐藤繁則氏
外 一名
一、状 況
残暑きびし い当 日会員 稀名 の予想外 の大多数 の出席
によ って、陸 運関係 語手続 き に つき講 習会 を開催 した
と ころ会 員 一同暑さにも めげず 熱心な態度 で勉強 し、
活発 な質疑 応答 もあ って午後 3時終了。
引続 き労務部会 長藤 山利 夫氏 によ って本年 6月 3日
公布された 「
社会保険労務士」 (
法律第斑号)の法に
対す る必要 条文 の説明並び に今 日まで の過程 に ついて
説 明があり、併 せて行政書士 報酬改訂 について解説 を
行 な った。
釧路支部定時総会
日 時 昭和3 5
年
月
=
日
4
場 所 釧路市浦見町二丁目 三土
足云
館
出 席 会 員数 菊名中 卸名。委任状 による者 =名。
来 賓
ー、釧路支庁長代理 山本総務課長補佐
2、同
坂上地方係主事
3、釧 路市 長 代理 片垣 サービ スセンター所 長
4、本会会長 代理 荒常務理事
一、開会挨拶 尾越副支部長
二、支部長挨拶 伏見支部長
三、来賓祝辞 i、釧路支庁長代理
、!転ぜ
心な
報⋮
▲
会
士
書一
政
行
ヒ
道
海
日
別
ー
年
3
報
会
士
書
政
3、会 長代 理
2、釧路市長代理
議 長 常見庄司氏
副議長 平田 清氏 承認 され る。
力す る約束 を得た。
議事
報告第 一号
昨年度 の定時総会に議決された事業計画中の研修
会、会員の福祉親睦、会議の発行等の実施状態。
陸運事務所長を伏見、大沢、細木氏が訪問して行
政書士法侵犯行為防止協刀方を要請して、その協
其の他、市 農業委員会事務局、警察方面本部、職
業安定所等 にも同様協力を得る こと にした。
一、本総 会招集期 日変更 に ついて
報告第」百万
2年度収支決算報告並びに監査報告
昭和4
報告袋 言万
専決処分について
一、支部弔慰規定 一部改正について
議案第 一号
3年度事業計画案について
昭和4
一、広報委員会 の設置について
機関紙の発行年4回位
二、業務研修会 の開催
2回以上公開研修会 の予定
家族を含む)親睦会 の開催
三、会員 (
議案第二号
役員改選 に ついて、左 の通り決定
昭和3
4年度収支予算案について
議案第三号
・
支 部長 ︲
伏見 勇
正本 一枚 五五〇円
副本三枚 八二五円
図 正本 一枚 五五〇円
実
測
副本三枚 八二五円
配 置 図 正本 一枚 五五〇円
副本三枚 八二五円
⑧現況調査 一時間
三〇〇円
⑥申請書提出代理 一件 二〇〇円
⑦同提出日当 一時間 三〇〇円
合 計
八、八二五円
以上検討 の結果 、更 に三段階位 に格付 して研究
を 重 ね る こと に し た o
更 に 「風俗営業等取締法」関係事件 についても
農協職 員そ の他 の侵犯行為 に ついて引拱き調査
研究 を進 める こと にした。
②行政書士法侵犯行為 の告発 に ついて
し 、資 料 を ま と め る こと o
③ 研修会 の開催 に ついて
社会保険労務±法 の施行 を控 え、本会 と充 分打
合 せ の上具体果す る こと。
④支 部会費第 2期分 の徴収 に ついて
事 中島 寛、佐藤 猛、森谷嘉 一郎、
理
宗田新 一
事 武田時雄
監
議案第四号
代議員選任について 、
本会代議員 細木貞次
佐藤 猛
0分
閉 会 午後4時5
釧路支部八月定例役員会
3年 8月 8 日午後 7時 .
日 時 昭和 4
場 所 釧路市満見町二丁目七番地 伏見支部長宅
兼本会理事)伏見 勇
出席者 支 部 長 (
屋越 勝典
副支部長
清
大沢
,
寛
中島
事
理
(
兼本会代議員)細木 貞治
猛
"
(
)佐藤
森谷嘉 一郎
宗田 新 一
特 に時間をさ いて当地 に立寄り先般国会 にお いて
武田 時雄い
事
監
伏見支部長の挨拶
藤山利夫本会副会長が根室支部総会出席の途次、
社会保険労務士法」の制定経過等に
成立をみた 「
ついて懇談 の機 会をも ったと ころ、 日中しかも急
々の間 に電話等 による連絡 であ った にも かかわら
ず 、参会 の会員 “名 を数 え同法並び に本年 7月 t
日から施行 された改正報酬額 に ついて説 明をき く
とともに"熱 心な質疑がかわ された こと は極 めて
理
武 田 時雄
事
中島
寛
(
築本会代議 員)細木 貞次
藤
)佐
佳 森谷嘉 一郎
監
事
議 事
一、報告事項
議
①本会常任理事並びに支部長合同会議
②会
計
③会員異動
④本会会費滞納者
二、協
の 支部会報創刊号発刊 に ついて
催 個所 の希 望地 に ついて
②本会主催講習会 (
社会保険労務士に関する)開
三 、其 の他
二件 に ついて
閉 会 午後 8時 0
4分
網 走 支 部
地 区 別研 修会
3 日午前9時ご午後 4時
日 時 昭和3
4年 6月 2
場 所 紋別市役所 第2会議室
研修内 容と講師
ー、農地法と申請 の実務 に ついて
紋別市農業委員会 小野寺事務局長殿
2、労働関係諸法とそ の実務 に ついて
労務部会幹事 元労働事務官 村井 工駛
ついて」 の試案 を検討す ること にした。
議 事 *
H報告事項
の会計! !現在残高
入 会 者ー
②会員異動:・
処分退会ー
③各単位会における報酬額の調査について
④支部会議創刊号発行につ いて
口協議事項
①報酬額の計算基準について
農地法関係報酬額に
大沢副支部長の研究課題 「
試案 の要旨左 記 のとおり
-、簡易なも の
「例」① 0
0坪未満 のも の
1
③個 人住宅建築を目的とす るも の
②区画整理地域外 のもの
④依頼者から予め資料の提供があるも
の
前記以外 のも の
2、複 雑な も の
簡易なものの場合)
報酬基準額 (
①申 請 書 正本 一枚 六〇〇円
副本六枚 九〇〇円
②附属書類 正本 一枚 三〇〇円
副本三枚 四五〇円
一筆 一五〇円
③登記簿謄本
一件 二〇〇円
申請代理
申請書提出及び受領日当 一時間
三〇〇円
外に交通費実費
見 取 図 正本 一枚 四〇 〇円
④図 面 類
3年 9月 8 日午後 2時ど 5時
昭和4
1
北 見市 北8条西ー丁目 む つみ会館
網走支部役員会
日 時
と ころ
出席者 藤沢支部長、鈴木副支部長、村井副支部長、
今野藤男 (
榎副支部長代理)橋場総務部長、
須藤業務部長、事務局 真貝
i・開会あ いさ つ'::支部長
議 事
○支部長会議と常任理事会議の経過報告(
支部長)
○企画部会議の経過報告 (
真只理事)
、
′
“
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“
4
う
-
行
道
海
北
0分
閉 会 午後 8時3
昭和唯年 9月 物日午後 7時
九月定例役員会
釧 路 支部
日 ︲時
場 所 釧路市満見町二丁目 伏見支部長宅
出席者 支 部 長(兼本会理事) 伏見
勇
副支部長
尾越 勝典
!」!“
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“・“
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“
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・
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“
-
(地区別研修会会場)
愕 議長選出
÷
昭和43年 10月 I5
(第鋼号)
愕
熱
報“
会
士
書
政
"行
道
海け
北
日
的
婢
跳
0月 15日
政 書士 会報
(第41号)
2、各部の構成、業務執行体制について
総務部長 橋 場 弘 一
各部員は部長指名に 一任
工
経理部長 村 井
業務部長 須 藤 正 美
3、業務執行 体制
。
○事務所 は当分 の間従来通 りとす る
○毎月第 3土曜 日午後 1時 からー時間
。
部 長会議を開 き、打合 せと事務 処理をす る
4、紋 別地区研修会 の成果と反省
。
○初 めての催 しとして成功 であ った
o
○年 に -度 は是非会 合す るようにした い
。
○遠軽方面の出席が無か ったのは遺憾
o
○定型的諸法規でなく親睦 を図 りた い
5、本年度事業計画 の推進 に ついて
0月 中旬 に網走 地区 で集会 を計画
01
○非行政書士対策は部長会で立案する。
○未入会登録者の入会勧告。
、
0司法書士、行政書士、土地家屋調査士 各書士
以 上
o
の職分徹 底 のため合同懇談開催
6、社会保険 労務士法施行 に伴 う問題 に ついて
7、真 の他
欧 州 の 旅 箕珍▽
大 飼 竹 治
、
前 号 においては欧州とはど んなと ころか また交通
特 にド イツの児童公園毎 について述 べたが、それ に続
入賞 の疑︻
会 を失 し残念 であ った。
然 し、各国 の少年達と交通事故防 止と いう大きな目
、 オ ー スト
スイ スは永 世中立 の国と して 知ら れ て いる 国 であ
り 、国 土 は 九 州 よ り少 し小 さ い。 西 ド イ ツ
、
リ ア 、 フラ ン ス、 イ タ リ ーと境 し ア ルプ ス山 系 の中
にあり、入口は 一九六〇年 の国勢調査では五四二万九
千、現在は五八〇 万と な っている。 スイ スは山岳地帯
が多 いが、中央部 には広 い盆地があり、農耕特 に酪 農
、
が盛 んで夏期 はア ルプ スの中腹まで放牧 が行 なわれ
、ジ ュネ
有効 に利 用され ている。土 地は森林 を含め国土 の七六
%と いわれ ている。他 は湖水又は氷河等草木 の吉 だた
な い高山地帯 である。
気温は盆地と山岳地帯 とでは 一様 でな いが
ーブ 2 ベ ル ンz チ ュー リ ッ ヒを 結 ぶ概 し て 平 地 は あ ま
い わ れ て い る。 スイ ス に は ジ ュー プ 湖 (レ マ ソ湖 ) !
りそ の差はなく、六月 で (℃︺最高 一九度 最低 一四度
、
位 、最も気温 の高 いのは八月 で最高 二 一度 最 低 一五
度か二度位と
度位 、また最も寒 いのは 一月 で (一) 一
ボ ーデ ン湖 を始 め湖水 が多 く、 ア ルプ スの山脈と の調
和 により山紫水 明、風光明肩で国 全体 が公園 の風格を
も って いる。交通は鉄道 「道路共 よく発達 し、特 に道
路 はどんな田舎道も全舗装 で、交通 の便 は大 へんによ
い。次 に スイ スで の見聞 した ことを項を逐 うて述 べて
○
スイ スの首都 ベ ル ン (一七万 ) の町に着 いて友
み よう。
人三名と共 に日本大使館 を訪 問し大使 と お会 いす る機
会 を得 、欧州事情などを聞く ことができ大 へん参考 に
な った。 それ から中学校 を訪 ね、校 長先 生 の案内と説
明で授業中や校舎内を視察したが、校舎は近代的な建
、
物と設備 であ り、特 に生徒 は 一クラ ス二五名 で ゆ っ
たりと しており合理的 な教 育 に意 を注 いで いる ことが
うかがわれた。
例えば 、人 はみな個人差 があ るから、機械的な数 え
。 その
ろ′
′
方 では基 礎的な教育は困難であ るから、出来得れば生
多く燿 がれ ・人 ロは三十万程であ りジ ュネーブ縦 の端
を抱 くよう に発展 した所 で、先 にスイ ス全体が公園 と
述 べたが、そ の中 でも ジ ュネ ーブは代表的 であ り、天
然自然 の美と共 に町は絵 のように綺麗 で、 湖 の ほ と
り、公団 、道路脇等至ると ころに樹 木や草花 を植え込
み旅人 の目を楽 しませる。 日本 のことなど述 べる こと
は望まな いが 、少 し許 して貰う とすれば 、例えば バ ス
的 で の競技 に参加 し、ま た親善 を深 める等意義 があ っ
た こと を喜 ぶと共 に・ 日本全体 の少年達も欧州 の子供
達 のように交 通法規なり、自転車 の運転なりを練 習し
交 通事故 にあわな いよう にす べきだと強く感 じられた
の停留所や道路又は公園でも日本のそれは煙草の吸が
③
スイ スには大都市 はなく、北部 のオ ー ス ト リ
“ --、
き
・
\
も
き. “
、
おいては教育態度 がきび しいも のがあり 生徒 のわが
、
、
ままな自由行 動を戒 め規律 を正 し 持ちも のの整頓
そ の日午後 はベ ル ンで国際交 通安 全優勝 カ ップ
掃除等 の薬が よく行 なわれて いる ことが感 じられた の
であ る。
②
大会 があり 、 この大会 には 日本 からも代表選 手四名 の
少年が参加 した。 私達 一行 はそ の応援と見学と いう こ
、
とであ り、大会 への参 加が西は欧州圏 が多 く 日本を
含 め十八 ヵ国 であ った。競技 の方法は交通法規 のテ ス
トと自転車と足麓自動車 の運転 の仕方 で前 回述 べた西
ド イツの児童公園 における実習と同じよう な方法 であ
り 、反則 の多 い少な い等を見 て優劣を決める のであ る
語 、 フラ ン ス語 し イ タ リ ア語 が 国 語 と な って いて 、 こ
の三 つの中どれを用 いるかは州 の権 限で決められて い
る。だ から州 によ って三国語 、二国語 、 一国語 と区 々
にな っている。 これ は基 本的 には人種 の問題があるよ
ら フラ ン ス語 を 母 語 と し て お り 、 イ タ リ ー に近 い方 は
う に思 われ るので、ド イツに近 い方 は文化的、性格的
にドイ ツ人 に似 ている し、 フラ ンスに近 い方は古く か
イタリ ー、特 に ミ フノ地方 の方 言を 母語とし ていた。
そ のような こと から三国語が用 いられ ているが 、何れ
も それら の国とは政治的 にはは っき りと区別 し、所謂
スイ ス式民主主義 を守 っていると いえる のであ る。 こ
れらを母国語系 でそ の比率 を見 ると 、ドイ ツ語系 七四
ると いわ れ る 。
% で三六〇 万 、 フラ ンス語系 二0% で九七万、イタリ
i語系四% で 一九万 、 ロマンシュ語と いう のか 一
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⑥ スイ スの産 業 で機械器具 の生産 に従事 している
企業は二千数百に達し、約二十数万の人が雇用されて
いると いうが、中でも注目 され るのは時計 であ る。 こ
の スイ ス時計 の歴史が古く十 六世紀頃 から始 められ た
という。 スイ スには千三百 の工場 と八万人を超 える時
計 工が製作 にあたり、製作方法 は多 く は分業化 され て
おり、それぞれ専 門的 に部品を作る。そ して熟練 工の
養成に重点がおかれ、 一個 一個の時計が正確で持久性
のあ るよい時計 、信 用され るも のを作る事 に努力 がな
され て い る o
の 前 にも述 べたが、 スイ スの永世中立 はど のよう
に保債 され ている のだろう か。 それ は、数 世紀 に亘る
経験 の上 から であり 、 一八 一五年 バリ条約 によ って保
債 された のが初 めで、そ の署名国 は英 国、オー ストリ
ア、 ロシアそ の他 を合 せて八ヵ国 で、 スイ ス連邦 の憲
法 にも規定 され てい、
る。をれ で スイ ス自 身も そ の義務
を履行す る上 にも外国 から犯されな いように中立を守
るために軍隊を持たねば ならな いと解され ているが、
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スイ スに は スイ ス語 と いう も の はな く 、 ド イ ツ
そ の四は完全 に州 の権限 で連邦 が監督 するも のに道
路 、橋梁 、そ の他 スイ ス全体 に関係 あ るも のであ る。
河川 、湖沼 、電力 、漁 業、労働 、教育 の如き であ る。
そ の三 は連邦 が規制す るが施行 は州 です る。例 えば
そ の二 は連邦 で立法 し、実施 は連邦と川 とで協力 で
行なう。例えば単組織、外事警察 、登記等。
そ の 一は連邦が州 を排除 して行なうも ので、例えば
関税 、 アル コー ル、専売 、郵便 、電信電話 、貨幣、鉄
道 の免許 等 であ るo
れ る よ う であ る。
以下三 万が 八市 、外 は町村 である。そ して市 や町を中
心に州がおかれ、州 の数 は半 州を含 め二五あ りて、州
の上に連邦があり 、川と連邦と は共 に主権があ り、そ
の相互 の権限を のぞ いて見 ると凡そ次 の四 つに分けら
一位 、 フラ ンス、ドイ ツ国境 のバーゼ ル二 一万、それ
にジ ュネーブ、首 都 ベ ルン、 ローザ ンヌ 一四万、十万
ア 、 ド イ ツ国境 近 く の チ ュi リ ッ ヒ市 が 人 口四 万 で第
④
それ らは話 の責任だろう か。 日本 も早く先進 国 の仲間
入りを してもよ いと思う のだが。
る。 そしてそ こらかまわず 放尿とく る。 スイ スでは 一
日歩き通 しても紙屑 一つ見 る ことが出来な い。 日本 の
ら入れがあ る にかかわらず 、そ こら 一面 に 投 げ 散 ら
し、紙屑 や汚物も処 かわず 棄 て る。 曙 を 吐 き 棄 て
と ころ であ る。
③ ベ ルンから バ スでスイ ス第 一の都市 チ ューリ ッ
ヒ市 に行き 、市内 の見物と途中 ライ ンの滝 を見 て六月
十 五日ジ ュネ ーブ に着 いたのであ った。
ジ ュネ ーブは川を境 に フラ ンスに接 し国際 都市と し
て知られ万国赤十字社、欧州国連本部等国際的機関が
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