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平成 27 年 12 月1日 北見市住民投票条例 を施行します 人口減少・少子高齢化、情報化の進展など社会情勢が大きく変化し、住民ニーズも多様化・複雑 目 的 住民投票 とは 化する中、住民の意思を的確に把握し、市政運営を行っていくことが重要です。 住民投票は、地方自治の基本である間接民主制を補完し、重要な政策の決定や実施に関わる議論 を活性化する仕組みでもあり、この制度を通じて住民の市政参加を促進し、より安定性の高い政策 の決定や実施につなげていくことを目的とします。 市の将来を左右するような重大な問題や、市政に大きな影響を及ぼす事項について、投票という 手段により直接住民の意思を把握し、その総意を市政に反映させていくための制度です。 次の2つの要件を満たす事項です。 住民投票の 対象となる 事項とは ●市および住民全体に重大な影響を及ぼす事項 ●住民の意思を直接確認する必要があると認められる事項 ただし、市の権限に属さない事項、法令の規定に基づき住民投票を行うことができる事項、特定 の住民または地域に関係する事項などは、住民投票の対象になりません。 ※投票の対象となる事項であるかは、その時々の社会情勢や地域社会の状況、議論の熟度などを総合的に判断する必要があります 市に住所を有する満18歳以上で、引き続き 住民投票手続きの主な流れ 3カ月以上、市の住民基本台帳に記録され、 住民投票 次のいずれかに該当する方です。 できるのは 発議者 住 民 議 会 ●日本国籍を有する方 (投票資格者) ●日本国籍を有しない特別永住者および永住 市長は投票の対象となる事項かを判断 者の在留資格をもつ方 住民および議会は、住民投票の実施を市長 に請求し、市長が実施します。市長は、自ら 住民投票を 実施するには 住民投票を発議、実施できます。 市 長 【署名収集】 署名収集期間は1カ月以内 必要署名者数は投票資格者総数の1/6以上 ※住民は、投票資格者総数の1/6以上の署名を集め、市長 に請求します 住民投票の設問は二者択一形式となってい 投票の 方法は ます。投票用紙には所定欄に○を記載します。 ※投票日に仕事や旅行などで投票できない方は、期日前 投票や不在者投票を行えます。身体に障がいのある方 などは、点字投票や代理投票を利用できます 投票に関する 広報きたみやホームページに掲載するなど、 情報の周知に 公平性や中立性を保ち、わかりやすい方法で ついて 投票の判断に必要な情報を提供します。 実施 請求 【住民請求要件】 【議会請求要件】 投票資格者総数の 1/6以上の連署 議員定数の1/12以上の 賛成により提案し、 出席議員の過半数の議決 市長は投票の対象と なる事項かを判断 市長が住民投票の実施を決定 基本的には自由に行うことができます。た 投票運動に ついて だし、買収・脅迫などにより自由な意思が拘 束されたり、不当な干渉や平穏な生活環境が 損なわれてはなりません。 【住民投票の実施】 投票者数が投票資格者総数の 1/2以上 投票者数が投票資格者総数の 1/2未満 住民投票の結果は尊重されます。議会およ 投票結果に ついて び市長等は投票結果を十分考慮し、意思決定 を行います。 ※投票者数が投票資格者総数の1/2に満たないときは、投票 は不成立となり開票されません 【成立】住民投票結果の尊重 議会および市長等は、 住民投票の結果を尊重 【不成立】開票しない 住民投票条例に関するお問い合わせf企画課☎25-1103 2015.12 2