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交通安全計画について

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交通安全計画について
H24.1.5
部長会議
1
企画政策部交通政策課
○交通安全計画について
交通安全計画について
○この計画は昭和45年に制定されました交通安全対策基本法に基づいて作
成するものです。
○昭和46年度以降8次にわたり、5か年計画で自治体における陸上交通の
安全に関する大綱を定めるものであり、
「交通事故のない社会」を実現する
ため、総合的な交通安全対策を推進し、交通安全の確保を図るものです。
○計画策定の流れ
・ 国及び県は交通安全対策会議が交通安全計画を策定し、市町村は、この
計画に基づいて同計画の策定に努めるものですが、本市には同対策会議が
ないことから、市長が作成することに
ことになります
なります。
ないことから、市長が作成する
ことに
なります
。
・ 本市における策定手順
国・県の交通安全
の交通安全計画
計画受理
6月
国・県
の交通安全
計画
受理
庁内関係部局へ意見聴取を行い
行い計画案を作成
8月
庁内関係部局へ意見聴取を
行い
計画案を作成
法の定めに従い、関係指定地方行政機
関係指定地方行政機関の長(国道事務所・
9月
法の定めに従い、
関係指定地方行政機
関の長(国道事務所・
運輸支局)、関係地方公共団体の長(県知事)及びその他の執行
機関(警察署)の意見聴取
長野市交通対策審議会から
意見を聴取し
を聴取し調整
11月
長野市交通対策審議会か
ら意見
を聴取し
調整
※ この計画は、国・県の計画を受けて作成する長期5か年にわたる大綱
であることから、個々具体的な施策や計画は、第4次長野市総合計画に
盛り込まれるほか、今後、策定予定の長野市交通体系ビジョンに盛
、今後、策定予定の長野市交通体系ビジョンに盛り込
盛り込まれるほか
、今後、策定予定の長野市交通体系ビジョンに盛
り込
みたいと考えております。
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部長会議
企画政策部交通政策課
第9次長野市交通安全計画(案)《概要版》
長野市では、交通安全対策基本法(昭和45年法律第110号)第26条第1項
に基づき、
「交通事故のない社会」を実現するため、第9次長野市交通安全計画(案)
を取りまとめました。
平成23年12月
計画の性格
長野市
[計画(案)P1]
本市の区域における陸上交通の安全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱
計画の期間
[計画(案)P1]
平成23年度から平成27年度までの5か年
計画の基本理念と目標
[計画(案)P4、P8]
【基本理念】
~交通事故のない社会を目指して~
○
安全安心な社会を実現するためには、全ての人々が相互理解と思いやりを
もって行動し、共生の交通社会形成を図ることが重要です。
○
人命尊重の理念に基づき、交通事故のない社会を目指すためには、市民
一人ひとりがそれぞれの立場から交通安全に向けて行動することが重要です。
【目標】
「平成27年までに、年間の交通事故死者数を11人以下とする」
○
高齢者の交通事故死者数の減少
○ 歩行中及び自転車乗車中の交通事故死者数の減少
○ 踏切事故の発生防止
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企画政策部交通政策課
交通死亡事故の推移と現状
[計画(案)P5~P7]
本市の交通事故による死者数は昭和60年に39人に達し、昭和62年には発生
件数及び負傷者がともに2,000人を超える交通事故多発状況となりました。
平成5年には「交通安全都市宣言」を行い、各種施策を推進した結果、同年の死
者数は14人に抑止することができました。
その後、事故発生件数と負傷者数は減少傾向でありますが、死者数は増減を繰り
返しており、第8次長野市交通安全計画における「平成22年までに交通事故死者
数を15人以下とする」との目標は、平成18年の死者数が6人と過去20年で最
少、平成20年は13人で目標は達成しましたが、翌年以降は増加に転じ、依然と
して危機的状況に変わりはありません。
長野市内の交通事故発生件数・死傷者数の推移
[計画(案)P5]
発生件数(件)
死者数(人)
負傷者数(人)
3,500
30
発生件数
負傷者数
死者数
3,000
25
2,500
20
2,000
15
1,500
10
1,000
5
500
第 7 次
第 8 次
0
0
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H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
発生件数 2,414 2,513 2,515 2,569 2,347 2,367 2,300 2,291 2,229 2,076
負傷者数 2,944 3,158 3,198 3,221 2,891 2,922 2,804 2,693 2,643 2,519
26
25
13
20
28
6
16
13
21
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死者数
(注)死者数は、交通事故発生から24時間以内に死亡したものの数
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企画政策部交通政策課
第8次長野市交通安全計画期間中の交通事故発生特徴
[計画(案)P6]
○ 65歳以上の高齢者の死者数が高水準で推移しており、全死者数の5割以上を占
めています。
○
歩行者事故による死者の割合が増加傾向にあり、第8次計画の最終年には約4割
を占めました。このうち夜間の事故が8割以上を占めています。
○
自転車事故による死者の割合が増加傾向にあり、第8次計画の最終年には3割を
超えました。このうち5割が運転者から見て右側からの横断です。
今後の交通安全対策を考える視点(重点)
[計画(案)P10~P12、P51]
昨今の経済社会情勢や交通情勢等を踏まえ、特に次のような視点を重視して
対策の推進を図ります。
1
道路の交通安全対策
○
高齢者及び子どもの安全確保
・ 高齢者の多様な実像や実態を踏まえた、きめ細かな交通安全対策を推進
し、高齢者にとって安全安心な交通社会の形成を図ることが必要です。
・
多様な人々が利用しやすい都市や生活環境を設計するとの考え方に基
づき、バリアフリー化された道路交通環境の形成を図ることが重要です。
・
安心して子どもを産み、育てることができる社会を実現するため、子
どもを交通事故から守る観点からの交通安全対策が一層求められます。
○
歩行者及び自転車利用者の安全確保
・ 安全安心な社会の実現には、歩行者の安全確保が必要不可欠であり、
特に高齢者と子どもにとって身近な道路の安全性を高めることが一層求
められます。
・ 自転車の走行空間の確保や、自転車利用者によるルール無視やマナー
違反に対する各種対策を推進する必要があります。
○
生活道路及び幹線道路における安全確保
・ 生活道路における速度抑制や流入抑制など、道路交通環境の整備や安
全確保のための総合的な対策を一層推進することが必要です。
・
2
交通安全対策の効果が向上するよう努める必要があります。
踏切道の交通安全対策
○
それぞれの踏切の状況等を勘案した効果的・効率的な対策の推進
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講じようとする施策
○
[計画(案)P13~P46、P52]
道路交通安全対策(8つの柱)
① 道路環境の整備
② 交通安全思想の普及徹底
③ 安全運転の確保
④ 車両の安全性の確保
⑤ 道路交通秩序の維持
○
⑥
救助・救急活動の充実
⑦
交通事故被害者支援の推進
⑧
研究開発及び調査研究の充実
踏切道交通安全対策(4つの柱)
① 踏切の立体交差化、構造の改良及び歩行者等立体横断施設の整備の促進
② 踏切保安設備の整備及び交通規制の実施
③ 踏切道の統廃合の促進
④ その他踏切道の交通の安全と円滑を図るための措置
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第9次長野市交通安全計画(
次長野市交通安全計画(案)の体系
≪ 視 点 ≫
≪目標達成のための施策≫
8つの柱
1 道路交通環境の整備
(1) 生活道路等における人優先の安全・安心な歩行空間の整備
(2) 幹線道路における交通安全対策の推進
(3) 交通安全施設等整備事業の推進
(4) 効果的な交通規制の推進
(5) 自転車利用環境の総合的整備
(6) 交通需要マネジメントの推進
(7) 災害に備えた道路交通環境の整備
(8) 総合的な駐車対策の推進
(9)道路交通情報の充実
(10)交通安全に寄与する道路交通環境の整備
通学路等の歩道整備等の推進
バリアフリー化に伴う高齢者、障害者等の安全に資する歩行空間等の整備
歩行者・自転車対策及び生活道路対策の推進
自転車利用環境の整備
自転車駐車場対策
事故危険箇所対策の推進
重大事故の再発防止
2 交通安全思想の普及徹底
(1) 段階的かつ体系的な交通安全教育の推進
(2) 効果的な交通安全教育の推進
(3) 交通安全に関する普及啓発活動の推進
(4) 交通の安全に関する民間団体等の主体的活動の推進
(5) 市民の参加・協働の推進
児童に対する交通安全教育
高齢者に対する交通安全教育
自転車の安全利用の推進
全席シートベルト着用の推進
チャイルドシートの正しい使用の徹底
反射材の普及促進
飲酒運転根絶に向けた規範意識の確立
高齢者及び夜間の交通事故防止の推進
市民参加型交通安全運動の推進
3 安全運転の確保
(1) 運転者教育等の充実
(2) 安全運転管理の推進
(3) 交通労働災害の防止等
(4) 道路交通に関連する情報の充実
高齢運転者対策の充実
4 車両の安全性の確保
(1) 自動車の安全性の確保
(2) 自転車の安全性の確保
自転車の点検整備の促進
5 道路交通秩序の維持
(1) 交通指導の強化等
(2) 暴走族対策の強化
暴走族追放気運の高揚及び学校、家庭等における青少年の指導の充実
6 救助・救急活動の充実
(1) 救助・救急体制の整備
(2) 救急医療体制の整備
(3) 救急関係機関の協力関係の確保等
救助・救急施設の整備の推進
7 交通事故被害者支援の推進
(1) 自動車損害賠償保障制度の充実等
(2) 交通事故被害者支援の充実強化
自動車事故被害者等に対する援助措置の充実
8 研究開発及び調査研究の充実
(1) 道路交通の安全に関する研究開発の推進
(2) 道路交通事故原因の総合的な調査研究の充実強化
高齢者の交通事故防止に関する研究の推進
調査分析情報の提供
道路交通
の安全
高齢者及び子供の
安全確保
交
通
事
故
の
な
い
社
会
を
目
指
し
て
歩行者及び自転車
の
安全確保
生活道路及び
幹線道路に
おける安全確保
踏切道交通
の安全
【主な施策】
4つの柱
1 踏切道の立体交差化、構造の改良及び歩行者等立体横断施設の整備の促進
2 踏切保安設備の整備及び交通規制の実施
それぞれの踏切の
状況等を勘案した
効果的・効率的な
対策の推進
3 踏切道の統廃合の促進
4 その他踏切道の交通の安全と円滑化を図るための措置
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企画政策部交通政策課
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<第9次長野市交通安全計画(案)意見等の募集(パブリックコメント)について>
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第9次長野市交通安全計画
交通安全対策基本法第26条の規定による「長野県交通安全計画」に基づき、本市における交通の
安全に関する施策の大綱を定め、もって「交通事故のない社会」を実現するため、市民の交通安全の
確保を図る総合的な交通安全対策を推進するもの。
2
募集内容
「第9次長野市交通安全計画(案)
」に対する意見等
3
募集期間
平成24年1月11日(水)から2月10日(金)まで
4
市民に対する周知方法
(1) 定例記者会見
(2) 広報ながの2月号へ意見募集を掲載
(3) 長野市ホームページへ掲載
(4) 市役所交通政策課、行政資料コーナー、各支所・連絡所
5
意見等の提出方法
窓口などに設置した「意見・提案用紙」などに住所、氏名、連絡先を記入の上、市役所交通政策課
又は支所窓口に提出、あるいは市役所交通政策課あて郵送・ファクシミリ・Eメールにより提出
「意見・提案用紙」は次の方法により入手できます。
① 長野市ホームページからダウンロード
② 市役所交通政策課、行政資料コーナー、各支所・連絡所の窓口に設置
*電話や口頭による意見は対象外とします。
6
意見等の公表
提出された意見等については、個別の回答は行いませんが、
「第9次長野市交通安全計画(案)
」へ
の反映状況等を付して、市役所交通政策課、行政資料コーナー、各支所及び長野市ホームページで公
表します。
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