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英語 - 理学研究科生物科学専攻

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英語 - 理学研究科生物科学専攻
大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻
平 成 19 年 度 入 学 試 験 問 題
英語
( 平 成 18 年 8 月 3 日 、10: 00 から 12:30)
この問題冊子は、表紙を含めて 8 ページあります。
開始の合図の後、ページ数を確認し、不足のある場合は
監督者に申し出なさい。
3 つの問題はすべて必須問題です。
解答用紙は 3 枚配布します。
各問題の解答はそれぞれ別々の用紙に記入すること。
各解答用紙の上部に、「問題番号」、「受験番号」、「氏
名」を記入しなさい。
解答用紙上部の罫線 3 行を空白で残し、その下から解答
を書き始めなさい。欄が不足した場合は裏面に記入して
もよい。ただしその場合、表面の計算 3 行分までに相当
する部分は空白として残すこと。
解答出来ない場合にも、受験番号、氏名を書いて提出し、
解答用紙は持ち帰らないこと。
この問題冊子は持ち帰ってもよい。
この試験では、英和辞書の使用を許可します。だたし、
和英辞書がついているものや、電子辞書は持ち込みを認
めません。
1
【1】以下は
“Fertility rate plummets to its lowest level yet(出生率史上最低を更新)”
と題する新聞記事の抜粋で、そのうち一部を日本語に訳してある。下線部(ア)、(イ)
を同じ内容をもった英文に戻せ。なお、文中「年金」は pension の訳語である。
THE ASAHI SHIMBUN, June 2, 2006
2
【2】以下の英文を読んで問1
問4に答えよ。
The best solution
3
Sutherland W J (2005) Nature 435, 569
問1.(
)内に共通して当てはまる単語の一部を以下から一つ選び、その番号を記
せ。
1. evolution 2. maxim 3. submaxim 4. minim 5. optim 6. suboptim
問2.下線部を和訳せよ。
問3.下図は人の口部のレントゲン写真である。現代人では矢印で示した歯がこの様
な状態になっていることが多くみられる。その理由を本文ではどのように推論
しているか簡潔にまとめよ。
問4.本文で述べられている生物学への提言を簡潔にまとめよ。
図
4
【3】以下は、Edward Wilson と
James Watson がほぼ同時に Charles Darwin に関
する編著を出版したことに関連して書かれたあるサイエンスライターの文章である
(Jonathan Weiner: Scientific American, March 2006, 98-101)。この文章を読み、以下の
問に答えなさい。なお本文中のイタリック体は著書の題名を示す。
From Surmise to Sunrise ― The science of life and the art of writing well
5
6
(注1)Mudie’s Circulating Library:19 世紀のイギリスにおいて、Charles Mudie によって経
営された人気の貸本屋。
(注2)Oprah Winfrey:現代のアメリカのテレビトーク番組の司会者として人気の黒人女性。
問1.Darwin の3つの著作の内容や売れ行きに関して、本文の記述と一致するものを
1つ選び、番号で答えなさい。
1.自然選択による進化を最初に示唆した「ビーグル号航海記」は、たちまち
ベストセラーになった。
2.「種の起源」の初版は、Mudie の貸本屋によってすべて買い上げられてしまった。
3.「種の起源」への人々の注目は、今日でいえば Oprah Winfrey の推薦書に相
当するようなものであった。
4.死の一年前に出版された「ミミズの研究」は、笑いだねとなり、わずか 3500
部しか売れなかった。
5.Darwin の最後の著作である「ミミズの研究」は、少なくとも出版界の基準
では、勝利といってよい売り上げを示した。
7
問2.Watson と Wilson の関係について、本文の記述と一致するものを1つ選び、番
号で答えなさい。
1.2人はともに偉大な研究者であったが、専門分野も勤務先も異なっていた
ため、没交渉に近かった。
2.専門分野も勤務先も異なっていたが、Watson は Wilson を偉大な研究者と
して敬愛していた。
3.2人は 50 年代から 60 年代にかけて共同研究を行い、Darwin の偉業をさら
に発展させた。
4.2人はともにハーバード大学に勤めていたが、Wilson は Watson をひどい
やつだと思っていた。
5.2人はお互いに切磋琢磨しあうライバルであった。
問3.Watson は「ビーグル号航海記」について、どのように述べているか。本文の
記述と一致するものを1つ選び、番号で答えなさい。
1.未知の土地や動植物のことを述べた記録として、極めて貴重な本である。
2.自分の幸せだけを考えるということのない Darwin の人柄のよく現れた本である。
3.Darwin が自己発見をしていく過程のうかがわれる本である。
4.Darwin 自身が恥ずかしい失敗もかくさず述べた興味深い本である。
5.「二重らせん」や「ナチュラリスト」に匹敵する本である。
問4.Darwin の研究の進め方の特徴として、本文の記述と一致するものを1つ選び、
番号で答えなさい。
1.1つでも多くの事実を集め、その上で仮説を組み立てた。
2.Francis Bacon の提唱するやり方で研究を進めた。
3.まず直感を働かせ、その上でそれが正しいかどうか検証を続けた。
4.初期のサンゴ礁の研究では、後年の研究の進め方とは違った特徴がみられた。
5. Darwin の研究の進め方は、芸術家には理解しにくいまさに科学的なものであった。
問5.Isaac Newton の著書「Principia」は、「おそらく Newton 自身も読まなかっただ
ろう」としているが、その理由とされていることを簡潔に述べなさい。
問6.下線部(ア)を和訳しなさい。
問7.下線部(イ)を和訳しなさい。
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