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情報システム基礎実験
第6回 開発プロセス管理・ビジネスモデル
講義(13:20~14:50)
・開発プロセス管理
・ビジネスモデル
・前半(妹尾担当分)のふりかえり
・授業評価アンケート
・中間発表に含まれているべき情報
作りたいシステムを適切に表現する名前
想定するユーザ(使用者)
ユーザに提供する価値
1. 顧客ソリューション利益モデル
November 15, 2007
SENOO, Dai
Tokyo Institute of Technology
‹ 初期に膨大な支出をして
顧客の経済性を理解し、
その知識を顧客固有のソ
リューション開発に活かす
モデル
‹ 短期の損失には目をつぶ
り、長期の利益を実現す
る。
利益
0
時間
1
3.マルチコンポーネント利益モデル
基礎
コンポーネント
利益
コンポーネント
ソフト・
ドリンク
食料雑貨品店
自販機
パソコン
PCボックス
食料雑貨品店
家電品
ビデオ、テレビ、
ステレオ
メンテナンスや
サービス契約
コーヒー
食料雑貨品店
コーヒーショップ、
キオスク
自動車
新車販売
保険、
各種サービス
財
ファイナンシング、
各種サービス
製造
6.ブロックバスター利益モデル
製薬会社
映画会社
出版社
音楽会社
ソフトウェア会社
November 15, 2007
SENOO, Dai
Tokyo Institute of Technology
‹ 同じ製品を用いた、異なる
ビジネスモデル
‹ 収益性の低いコンポーネン
ト(収入源の構成要素)で
シェアを獲得し、収益性の
高いコンポーネントで利益
を得る
November 15, 2007
SENOO, Dai
Tokyo Institute of Technology
‹ 莫大なR&Dコストと導入コ
ストを必要とし、一定期間
の製品サイクルを有する
企業におけるモデル
‹ 多数の製品で平均的なポ
ジションではなく、少数の
ブロックバスター(大ヒッ
ト)製品により利益を得る
初期コストは高いが
再生産コストは低いので、
大量に生産・販売すればするほど
高収益を得られる
2
November 15, 2007
SENOO, Dai
7.利益増殖モデル
Tokyo Institute of Technology
ブロードウェイのライオンキング
DVDのライオンキング
ライオンキング・ランチ・ボックス
ライオンキングのテレビゲーム
15.取引規模利益モデル
売上
¥
コスト
‹ ひとつの技術、資産、知的
所有権をもとに五倍、六
倍の利益を生み出すモデ
ル
‹ 研究開発コストや生産開
発コストが下がること、そ
して、成功の可能性が高
まることが利益を生じさせ
る
November 15, 2007
SENOO, Dai
Tokyo Institute of Technology
‹ 取引の規模が大きくなり
売上高が上昇しても、コス
トがそれほど上昇しない
ケースに利益を得るモデ
ル。
例)長距離航空便は短距離
航空便より大きな利益を
上げられる。なぜなら、「マ
イル当たりのコストの上昇
<売上高の上昇」だから
である。
取引規模
3
November 15, 2007
SENOO, Dai
18.販売後利益モデル
Tokyo Institute of Technology
サービス
販売
流通
製造
調達
‹ 製品やサービスの販売で
はなく、販売後のファイナン
シング(資金貸し付け)や
サービスから利益が生み
出されるモデル
‹ 顧客が製品を購入した後に
生ずる市場で利益を得る
November 15, 2007
SENOO, Dai
22.低コスト・ビジネスデザイン利益モデル
新モデル
収益性
既存モデル
Tokyo Institute of Technology
‹ 低コストの新ビジネスモデ
ルを実現することで、利益
を生み出すモデル
‹ ある思考様式に縛られた
経験効果を打ち破る可能
性を持つ
‹ 代表例は、デルコンピュー
タのダイレクト・マーケティ
ング、サウスウエスト航空
のハブ・アンド・スポークシ
ステムなど
時間
4
November 15, 2007
SENOO, Dai
消費者の購入プロセスを理解する
Tokyo Institute of Technology
背景:マスメディア(集中処理)からナノメディア(分散処理)へ
<購入プロセスの変化>
これまでの購入プロセス AIDMAモデル
Attention
Interest
Desire
Memory
Action
注意喚起
興味
欲求
記憶
購入
ネット利用者の購入プロセス AISASモデル
Attention
Interest
Search
Aciton
Share
注意喚起
興味
検索
購入
共有
参考:日経ビジネス2005年10月31日号
これまでの授業のふりかえり
November 15, 2007
SENOO, Dai
Tokyo Institute of Technology
We do not learn from experience, We learn from
reflecting on experience. (John Dewy)
われわれは経験から学ぶのではなく、経験を内省する
ことによって学ぶのである。
5
November 15, 2007
SENOO, Dai
Tokyo Institute of Technology
‹ 授業評価アンケートに記入をおねがいします。
授業科目名: 情報システム基礎実験
科目コード:
6810
担当教員名: 妹尾大
教員コード:
150032
質問19自由記述はメールで受け付けることになって
おります。「自由記述をしたいひとは質問19のメー
ルアドレス、返信期限等をノートすること」
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