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18号 - 佐々木中学校ホームページ

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18号 - 佐々木中学校ホームページ
新発田市立佐々木中学校 学校だより No.18 平成27年1月13日( 火 )
佐 々 木 中 だ よ り
E-mail [email protected]
希望の青い光
~ノーベル物理学賞受賞に思う~
<1 月 8 日 始業式 校長講話より>
あけましておめ
でとうございま
す。いよいよ20
15年がスタート
しました。皆さん
とともに元気でこ
うして始業式を迎
えられる事を本当
に嬉しく思いま
す。
今日は、新学期を迎えるにあたり、ノーベル賞
のお話をしたいと思います。昨年、青色LED(発
光ダイオード)の発明により、赤崎、天野、中村
教授の3人の日本人がノーベル物理学賞を受賞
しました。その中でも中村修二教授は、1993
年に青色LEDの実用化・製品化を実現し、世界
中でLEDが利用されるきっかけをつくりまし
た。
それまで光の三原色である赤・緑・青の内、赤、
緑のLEDは、すでに存在していました。しかし、
青色のLEDは実現が難しく、20世紀中には実
現不可能だと言われていました。しかし、青色が
そろえば、様々な色を創り出すことができ、さら
には、消費電力の小さい白色光源が得られます。
これらのことにより、人類の発展に貢献し、巨万
の富を産むと言われており、エジソンの白熱電球
以来の大発明として本当に待ち望まれたもので
した。それを日本の地方の中小企業の技術者が、
ほとんど一人でわずか3年ほどの間に実現した
のです。
どうしたらそんなすごいことができる人にな
れるのでしょうか。中村教授が、若い人たちに向
けて、ご自分の経験から様々なアドバイスを著書
で述べています。その中で3つのことを紹介した
いと思います。
一つ目は、
「どんなことがあっても、一つのこと
をやり抜こう。」です。中村教授は中学時代にバレ
ーボール部に所属していました。365日練習が
あり、日曜日は朝から夕方まで1日中練習をしま
HP http://sasaki-j.shibata.ed.jp/
した。顧問の先生が決まっていなかったため、生
徒たちだけで練習を考えてやっていました。生徒
だけでも、スパルタ式の厳しい練習だったそうで
す。しかし、自己流のため市内では一番弱かった
そうです。高校でもバレーボールを自己流で3年
間やり抜きました。強くはなかったけれど、
「自分
たち独自のやり方で全部やってきたという自信
ができた。」
「物事を自立して考えようとする下地
ができた。」と語っています。
二つ目は、「自分で考えぬき、自分で決定しよ
う。
」です。中村教授は、大学受験で進路決定の際、
人の言うことにそのまま従った結果、苦い経験を
しました。また、企業に勤めてからも上司の命令
通り仕事をしていたけれど、うまくいかなかった
そうです。その時、人の言うことを鵜呑みにして
はいけない。また、常識と言われることをそのま
ま信じてはいけない。自分の頭で考え、自分で実
際にやってみて、その上で判断することが大切で
あると強く感じたそうです。そして、中村教授は、
どんなに人から馬鹿にされても、自分独自の考え
をもとに実験を繰り返し、世紀の大発明である青
色LEDを完成させたのです。
三つ目は、
「大好きなことを仕事にしよう。」で
す。人生は短いです。本当に知力や体力が充実し、
集中力や直感力等が働くのは20~30代の若
いときです。その若いときに、自分のやりたいこ
とに挑戦し、創造的な仕事を成し遂げるためには、
できるだけ早く自分の大好きなことややるべき
ことを見つけることが大切です。さらに、それが
一生を通じた仕事になれば最高です。そのために
は、日々、様々な事を学んだり、体験したりして
自分の好きなことを探しましょう。
3学期は1年間のまとめの学期です。これまで
1,2学期に学習や部活動などで貫いてきたもの
をしっかりとやり抜きま
しょう。また、3年生にと
っては、中学校3年間、そ
して、義務教育9年間の最
後の学期となります。自分
で考えぬき、自分で決定し
た進路に向かって、今日か
らまた、気を引き締めて1
日1日を大切にして頑張
っていきましょう。
始業式 生徒代表の発表
3 学 期 の 抱 負
1年 I・M
私は3学期の目標として、毎日の授業とテス
トをがんばりたいと思います。私は毎日の授業
は、テストにつながると思います。毎日の授業
で先生の話をよく聞き、さらにノートを見直し
やすいように書くことで、テストの良い結果に
つなげたいと思います。
そのテストを良い結果につなげるためには、
毎日の授業だけでなく、毎日の自学やテスト期
間の課題をしっかりこなすことが重要だと思
います。1学期や2学期よりも、さらに多く取
り組み、得意な教科ばかりで点を伸ばす学習だ
けでなく、苦手な教科にも挑戦し、全体的に点
を上げたいと思います。
4月からは2年生となり、
学習の量が増え内容も難し
くなると思います。1年生の
学習を定着させて、2年生の
学習をがんばりたいと思い
ます。
2年 W・S
僕の新学期の抱負と二学期をふりかえって
思ったことは、学習面を中心に2つあります。
1つ目はテスト対策への取り組み方です。中間
テストの時は、体育祭が終わった後だったから
といって勉強の取り組みがなまけていました。
テストの結果は勉強をしていないのでそれな
りの結果でした。テストの結果を知ってからこ
のままじゃいけないと思い、期末に向けての取
り組みを早めに行い、疲れている日でも勉強を
おこたらないようにしました。そして、期末テ
ストの結果は中間テストのものよりも点数が
上がっていました。結果に対して満足すること
よりも、前もって計画的に勉強したことの達成
感が大きかったので、三学期も同じように取り
組み方を考えていきたいです。
2つ目は休日の過ごし方です。僕は普段の休
日を遊びで過ごすことが多く、勉強への意識が
あまりありませんでした。だから、テスト前に
なってあたふたしたりすることが何回かあり
ました。日頃の授業の時からテストに出そうな
単語や用語にわかりやすい目印をつけて覚え
るようにしたり、ワークでわからなかった問題
を繰り返しやったりするなどして、休日でも予
習・復習をしてそれを継続させたいです。
<1月の言葉① >
三学期の抱負は、四月からは最高学年になり、
みんなを引っぱっていかなければならないの
で、自分の行動に責任をもって生活していきた
いです。また、卒業式では、全校合唱の伴奏な
どの先輩方を送り出す大切な役割があるので
がんばりたいです。
3年 K・H
僕が3学期に頑張りたいことは、受検勉強と
学校生活です。
勉強は3月にある受検に向けてのものなの
で、最終的な目標は志望校に合格することです。
僕は目標を達成するために、家庭で過ごす時間
は効率よく勉強したいです。以前の僕は、家で
過ごしている時に面倒になると「今日できなか
ったことは明日やろう」と考えて、少ししかや
らずに終わってしまい、その次の日もできなく
て、結局やらないままになってしまうことがあ
りました。これからはこんな自分ではなく、冬
休みも頑張ったけれど、1日5時間の受検勉強
を頑張ってやり通したいです。
また、3学期は9年間の義務教育最後の学期
です。今まで一緒に過ごしてきた友達と、残り
少ない学校生活を充実させたいです。授業は集
中して取り組み、授業以外では思いきり楽しみ
たいです。3月には卒業し、皆別々になります。
固定した人たちだけの交流ではなく、29人の
仲間たちと思い残す
ことなく、たくさん話
したいです。
学校生活も受検勉
強も充実した3学期
にして、後悔しないよ
うにしたいです。
これからの予定
1月
14 日(水) カウンセラー来校
15 日(木) 専門委員会
19 日(月) 生徒朝会
20 日(火) 私立推薦・一般入試
21 日(水) 私立専願・併願入試
23 日(金) 英語検定
27 日(火) 諸経費口座振替日
28 日(水) カウンセラー来校
28 日(水)~30 日(木) 3年進学面談
あちこち旅をしてまわっても、自分自身から逃れるものではない。
アーネスト・ヘミングウェイ
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