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平成28年度 DCサーバ購入及び保守契約 仕 様 書

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平成28年度 DCサーバ購入及び保守契約 仕 様 書
平成28年度
DCサーバ購入及び保守契約
仕 様 書
(独)日本高速道路保有・債務返済機構
目 次
第1章 総則 ..............................................................3
第2章 目的 ..............................................................3
第3章 概要 ..............................................................3
(1)
調達機器及び設置・設定箇所 .......................................3
(2)
履行期間 .........................................................3
(3)
その他 ...........................................................3
第4章 納品検査及び引き渡し ..............................................4
第5章 調達機器等の技術的要件と性能諸元 ..................................4
(1)
技術的要件 .......................................................4
(2)
性能諸元 .........................................................4
第6章 作業項目 ..........................................................4
(1)
作業計画に関する協議 .............................................4
(2)
機器の搬入設置組み立て ...........................................4
(3)
機器の搬入 .......................................................5
(4)
搬入据え付け等に関する事項 .......................................5
(5)
ソフトウェアの設定作業 ...........................................5
(6)
機器等の設定及び動作確認 .........................................5
(7)
他システム保守業者との調整 .......................................7
(8)
撤去機器について .................................................7
第7章 保守及び支援体制等 ................................................8
(1)
保守及び支援体制 .................................................8
(2)
保守期間及び保守内容 .............................................8
(3)
運用支援 .........................................................9
第8章 提出書類 ..........................................................9
第9章 仕様変更等 .......................................................10
第10章 情報の取扱い ...................................................10
(1)
守秘義務 ........................................................10
(2)
履行期間終了後の取扱い ..........................................10
(3)
第三者へ委託を行う場合の取扱い ..................................10
(4)
情報の管理状況を確認するための方法 ..............................10
(5)
検査及び報告 ....................................................11
(6)
事故時の対応 ....................................................11
(7)
事故時の責任分担 ................................................11
(8)
電磁記録媒体等の取扱い ..........................................11
(9)
身分証明書の携行 ................................................11
【別紙1】調達機器の仕様 ................................................12
(1)ハードウェア ......................................................12
2
(2)ソフトウェア ......................................................14
第1章 総則
この仕様書は、
(独)日本高速道路保有・債務返済機構(以下「機構」という。)におい
て今回調達するサーバ等(以下「調達機器」という。)の更新作業及び保守に適用する。
本仕様書に示す機器等の仕様については、主要事項のみを示したものであり、本仕様書
に明記されていない事項であっても、機器等が当然備えるべき事項については含まれるも
のとする。
なお、受注者はこの仕様書の内容を忠実に履行するほか、本件にかかる全体的な実施要
領及び手順等については、機構の指示に従うものとする。
第2章 目的
機構において、現在の業務に必要な処理能力を備えた調達機器を導入することにより、
事務処理のより一層の効率化・高度化を図ることを目的とする。
第3章 概要
(1) 調達機器及び設置・設定箇所
本件における調達機器は、ドメインコントローラ 2 式とし、設置・設定箇所については、
以下のとおりとする。
なお、調達機器は、
「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」第 7 条 1 項に
基づく基本方針に規定する基準を満たすこと。
(横浜本部)ドメインコントローラ兼 SEPmanager 兼資産管理サーバ 1 式:
〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島 1-1-2 横浜三井ビルディング 5F
(関西業務部)ドメインコントローラサーバ 1 式:
〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町 3-5-7 御堂筋本町ビル 4 階
(2) 履行期間
履行期間:契約締結の翌日から平成 34 年 1 月 31 日まで。
機器等の納入期限:平成 29 年 1 月 31 日まで。
保証・保守期間:引渡後から平成 34 年 1 月 31 日まで。
(3) その他
ア.設定作業受注者は、調達機器については、機構内に構築された LAN として使用でき
るように、受注者の負担により、ネットワークの接続及び設定を行うこと。
イ.ユーザ登録
受注者は各ユーザ登録にかかる諸手続きを機構に代わって行うこと。
ウ.ソフトウェアの形態
3
調達機器にインストールするソフトウェアについては、登録するユーザ名・会社名
等は機構で指定したものを使用することとし、使用ライセンスに基づき納品するこ
と。
エ.管理票貼付作業
納品される各ハードウェア機器に管理票を作成し、貼付すること。
オ.安定稼動期までの運用支援
受注者は、本契約の納期までの障害状況をとりまとめ、初期不良、製品不良等が発
生していないか、常に状況を確認し、報告すること。
カ.搬入・設置及び動作確認
設置箇所において、受注者の負担により調達機器の搬入、設置及び動作確認を行う
こと。
また、横浜本部、関西業務部共に同様の作業とする。
キ.保守・運用支援
本調達にて設置した機器のシステム保守及び運用支援業務を行うこと。
第4章 納品検査及び引き渡し
納品物は、組み立て、据付し、動作確認を実施のうえ納入すること。
納品検査は、調達機器の設置・納品の際に総合動作状態、書類等について、各設置箇
所の機構担当者が受注者立ち会いのうえ行うものとし、検査の結果、良好であることが
確認された場合には速やかに引き渡しを行うこと。
第5章 調達機器等の技術的要件と性能諸元
(1) 技術的要件
ア.本仕様書に記載されている性能等は、全て必須の技術的要件である。
イ.提案する機器及びソフトウェアは、入札時で製品化されていること。
(2) 性能諸元
【別紙 1】
「調達機器の仕様」によるものとする。
第6章 作業項目
(1) 作業計画に関する協議
導入スケジュールに関しては、導入作業計画及び作業日程を作成し、機構と協議するこ
と。なお、導入スケジュール作成に当たっては、切り替えにともなう業務への影響を最小
限にとどめるよう配慮すること。
(2) 機器の搬入設置組み立て
事前に作成したレイアウト図を機構に提出し、所定の設置場所へ搬入、据付、配線、調
整及び動作確認を行うこと。なお、機器については、所定のラック内に設置すること。ま
た、サーバ機器搭載に伴い、既存装置の解体及び搭載位置を変更する必要がある場合は実
施すること。
4
(3) 機器の搬入
搬入については、業務に支障のないよう配慮すること。また、施設に損傷を与えないよ
う十分な注意をするとともに、受注者が必ず立会うこと。
(4) 搬入据え付け等に関する事項
搬入、据付、配線、調整、既存設備との接続、設定作業に要する全ての費用は、受注者
の負担とする。設置作業時に発生する空箱、梱包材等不要物は、受注者にて処分すること。
(5) ソフトウェアの設定作業
【別紙1】
(2)に記載のソフトウェアは、受注者がインストールし、適正な設定及び動
作確認等を行うこと。なお本物件で導入するソフトウェア全てにおいて、搬入設定時点で
最新のサービスパック及びセキュリティパッチを適用すること。
各ソフトウェアの設定定義の一覧表を事前に機構に提示し、一覧表をもとに機構と協議
した内容を設定に反映すること。
(6) 機器等の設定及び動作確認
契約締結後に受注者と協議のうえ具体的な設定内容を取り決めるものとするが、基本的
に行う設定作業については、以下のとおりである。
ア.ドメインコントローラ兼 SEPmanager 兼資産管理サーバ (横浜)
横浜本部の既存ドメインコントローラの更新及び、Symantec Endpoint Protection
管理サーバと資産管理サーバを新規構築する作業である。
① 導入設計
導入方法やスケジュールについて検討を行うこと。
② オペレーティングシステムのインストール
別途指示する環境定義、ディスク領域、ネットワーク情報などを元に OS をイ
ンストールし、必要なパッチを適用すること。
③ 不要なサービス停止
各機能で提供する必要最小限のサービスのみを導入し、セキュリティを考慮
して不要なサービスを停止する又は導入しないこと。
④ サーバ及びユーザ情報の設定
別途指示する設定情報を元に、コンピュータ名及び管理者等の設定を行うこ
と。また、ユーザ情報の作成を行うこと。
⑤ 各種ソフトウェアの設定
【別紙1】
(2)ソフトウェアに記載されているアプリケーションソフトをイ
ンストールすること。
⑥ 仮想マシン構築作業
Hyper-V を導入し、仮想マシンを 3 台構築すること。仮想マシンの機能構成は
以下とすること。
・ドメインコントローラサーバ×1 台
・Symantec Endpoint Protection 管理サーバ×1 台
5
・資産管理サーバ×1 台
⑦ Active Directory 移行作業
既存ドメインコントローラの設定内容を仮想マシンへ移行すること。
⑧ SEP サーバ構築作業
仮想マシン上に、機構内 LAN クライアントにインストールされた Symantec
Endpoint Protection の管理サーバを構築すること。
⑨ 資産管理サーバ構築作業
仮想マシン上に資産管理サーバを構築すること。
資産管理サーバを構築するにあたり、クライアント側で煩雑な設定が発生す
る場合には、各クライアントにおける設定を受注者にて実施すること。
⑩ ネットワークの設定
構築内 LAN に接続するために必要なドライバ類をインストールし、TCP/IP が
利用可能な設定を行うこと。また別途指示する IP アドレス、デフォルトゲー
トウェイアドレス、DNS 等の設定を行うこと。
⑪ ウイルス対策ソフトウェアの設定
ウイルス対策ソフトウェアを利用できるようインストールすること。
⑫ 動作確認
各設定が正しく行われたか、実際に動作させて確認すること。
また、ドメインコントローラを利用している既存のファイルサーバおよび財
務会計サーバについて、導入後も問題なく利用できるよう確認すること。
⑬ バックアップの設定
全ての設定、構築が完了した後、バックアップジョブを作成し、機構が指示
したスケジュールを元にバックアップを取得する設定を行うこと。
⑭ セキュリティ設定
ユーザ情報にトラップアカウントを作成し、当該アカウントによる認証の試
行ログを取得し、閲覧できるよう設定を行うこと。
イ.ドメインコントローラ(関西業務部)
関西業務部の既存ドメインコントローラを更新する作業である。
① 導入設計
導入方法やスケジュールについて検討を行うこと。
② オペレーティングシステムのインストール
別途指示する環境定義、ディスク領域、ネットワーク情報などを元に OS をイ
ンストールし、必要なパッチを適用すること。
③ 不要なサービス停止
各機能で提供する必要最小限のサービスのみを導入し、セキュリティを考慮
して不要なサービスを停止する又は導入しないこと。
④ サーバ及びユーザ情報の設定
別途指示する設定情報を元に、コンピュータ名及び管理者等の設定を行うこ
と。また、ユーザ情報の作成を行うこと。
⑤ 各種アプリケーション設定
6
【別紙1】
(2)ソフトウェアに記載されているアプリケーションソフトをイ
ンストールすること。
⑥ Active Directory 移行作業
関西業務部の既存ドメインコントローラの設定内容をドメインコントローラ
へ移行すること。
⑦ ネットワークの設定
機構内 LAN に接続するために必要なドライバ類をインストールし、TCP/IP
が利用可能な設定を行うこと。また別途指示する IP アドレス、デフォルト
ゲートウェイアドレス、DNS 等の設定を行うこと。
⑧ ウイルス対策ソフトウェアの設定
ウイルス対策ソフトウェアを利用できるようインストールすること。
⑨ 障害等発生時の自動切換え
横浜本部のドメインコントローラが点検・障害等で機能しない場合には、自
動で関西業務部のドメインコントローラがドメインコントローラとしての機
能を代行するよう設定を行うこと。
⑩ 動作確認
各設定が正しく行われたか、実際に動作させて確認すること。また、ドメイ
ンコントローラを利用している既存のファイルサーバおよび財務会計サーバ
について、導入後も問題なく利用できるよう確認すること。
⑪ バックアップの設定
全ての設定、構築が完了した後、バックアップジョブを作成し、機構が指示
したスケジュールを元にバックアップを取得する設定を行うこと。
⑫ セキュリティ設定
ユーザ情報にトラップアカウントを作成し、当該アカウントによる認証の試
行ログを取得し、閲覧できるよう設定を行うこと。
ウ.既存ファイルサーバ
ドメインコントローラ更新に伴い、機構と協議の上、必要に応じて既存ファイルサーバの設
定変更を施すと共に、従来どおり適正に動作することを確認すること。 その際、待機系への
切り替えが正常に動作することを確認すること。
(7) 他システム保守業者との調整
調達機器と接続する他システムの機器について、設定の変更が必要な場合や、シス
テムへの影響が考えられる場合は、それらの機器の保守を機構が委託している業者との
調整を、受注者が行うものとする。
(8) 撤去機器について
調達機器と入れ替えになる旧機器については、機構より別途指示する場所へ移動し、別
途機構からの指示に従い、外部記憶装置を物理的に破壊する等の方法によるデータ消去を
実施すること。
また、データ消去を実施した旧機器は、受注者にて処分すること。
7
第7章 保守及び支援体制等
納入業者は、今回調達する機器(機器詳細については、
【別紙 2】のとおり。)の運用
支援について、以下のとおり実施すること。
(1) 保守及び支援体制
システム保守及び運用支援業務の双方について、以下のとおり適用されるものとする。
ア.オンサイトでの保守対応時間は、平日の 9 時 00 分から 17 時 00 分とする(土・日、
祝祭日、年末年始を除く)
。
イ.受付から 2 時間以内にオンサイトでの作業を開始すること。また、その作業員を確
保すること。
ウ.ハードウェア及びソフトウェアの障害対応については、個別の費用請求を生じるこ
となく本調達に含まれる保守契約に基づき対応すること
エ.障害対応作業後は「障害対応報告書」を作成し、機構へ提出すること。
オ.問い合わせ対応窓口を設置し、ハードウェア及びソフトウェアに関する技術的サポ
ートを機構もしくは機構から委嘱されたものが要求した場合、個別の請求を生じる
ことなく本調達に含まれる保守契約に基づき実施すること。
カ.障害発生時の一次受付に関しては、導入業者により設けることとし、機構の要請に
応じ、適宜対応するものとする。
キ.修理は迅速に行うこと。また、横浜本部・関西業務部両方のドメインコントローラ
に障害が発生し、両方の機能が果たせない期間が翌営業日まで及ぶと予想される場
合には速やかに代替機(該当部品の交換も可)を無償貸与する等の代替処置を講じ
ること。
ク.障害対応については迅速かつ誠意を持って対応すること。
ケ.納入業者が他社の製品を納入する場合においても、納入業者の責任でそれらの製品
の保守対応を行うこと。
コ.上記期日以降は、適正な価格により、必要に応じてサポートを受けられることとす
る。
サ.本調達機器の拡張等を行う際に、技術的サポートを機構もしくは機構から委嘱され
た者が要求した場合は、個別の費用請求を生じることなくオンサイトで実施するこ
と。
シ.平成 34 年 1 月 31 日までのサポート費用は、当仕様書の調達に含むものとする。
ス.OS サポートについてもハードウェアと同じ窓口での受付及び対応が可能な体制を
とること。
セ.24 時間、サポート窓口からリモートにて状態確認および復旧操作ができること。
また、自動で障害通知がサポートセンターに通報されること。
(2) 保守期間及び保守内容
ア.保守期間
引渡後から平成 34 年 1 月 31 日までとする。
ただし、3 箇月前までに機構が受注者に対し書面により通知した場合は、この限り
でない。
イ.保守内容
8
・ハードウェア障害発生に伴う、該当部品の交換をオンサイトで実施すること。
・年 1 回以上、ハードウェアの定期点検を実施し、その結果について報告を行うこ
と。
・ソフトウェアメンテナンス(障害修正・レベルアップ版ソフトの適用)を適時行
うこと。また、導入しているソフトウェアにつき重大な障害、欠陥があることが
公表された場合には、速やかに修正プログラムの適用を行うこと。
(3) 運用支援
ア.操作・設定などの Q&A 対応
イ.トラブル原因の調査・復旧対応(オンサイト対応)
ウ.定例運用作業状況/Q&A 対応作業状況/トラブル対応作業状況/資産管理ソフトウェ
アのアラートログの管理及び集計・報告
エ.ハードウェア/ソフトウェアの構成管理
オ.影響度大の重要障害発生時の報告及び対策の調整
カ.Microsoft 社提供の月例パッチ適用及びサービスパック適用作業(1 回/月)なお
パッチ及びサービスパック適用については、問題なく稼働することを確認した上
での適用とし、万が一不具合が発生した場合は、個別の費用請求をすることなく
オンサイトで対応すること。
第8章 提出書類
提出書類及び必要数は以下の通りとし、機構にファイルにまとめて提出すること。
電子データは DVD-R で提出するものとし、詳細な内容については、別途協議することと
する。
提出期日については機構から別途連絡するものとする。
[設置前]
・導入作業計画及びレイアウト図・・・2 部
・体制表(保守体制含む)…2 部
[設置後]
・ 設定内容定義書(調達機器の詳細仕様、仕様書に基づいた設定内容について記載する
こと)・・・2 部
・ ハードウェア・ソフトウェア構成図・・・2 部
・ システム運用手順書・・・2 部
・ テスト仕様書兼結果報告書・・・2 部
・ ソフトウェアライセンス登録証書・・・1 部
・ ドメインコントローラ復旧手順書・・・2 部
・ 復旧用媒体(バックアップ媒体)・・・各サーバ 1 式
・ 復旧用媒体を用いた復旧手順書・・・2 部
・ 機器等説明書(ハードウェア、ソフトウェアのマニュアル等)・・・2 部
・ 打合せ議事録・・・2 部
9
第9章 仕様変更等
(1)やむを得ない事情により、仕様書の変更を必要とする場合には、予め機構の承認を
得ること。
(2)仕様書に記載されていない事項については、機構の指示に従うこと。
(3)仕様書の記載内容に疑義が生じた場合には、機構と協議すること。
第10章 情報の取扱い
(1) 守秘義務
機構及び受注者は、本件業務の遂行上知り得た秘密情報及び個人情報を他に開示、また
は漏えいしてはならない。ただし、下記に該当するものは、この限りでない。
ア.この契約への違反によらずに公知であるか、または入手後公知となった情報
イ.相手方より受領する以前から当事者が知っていた情報
ウ.本件業務と無関係に、当事者が開発した情報
エ.履行期間終了後の取扱い書面による同意を事前に得て開示された情報
オ.法的手続き、あるいは公認会計士による監査等により当事者が開示を求められる情
報
(2) 履行期間終了後の取扱い
受注者は、本件業務の履行期間終了後、すみやかに、機構が保有する情報で、本件業務
の遂行上知り得た情報(ただし、
(1)ア.∼オ.に該当する情報を除く。)が記載または記
録された文書、図画、電磁的記録等の媒体(複写物及び複製物を含む。)を返還し、返還が
不可能または困難な場合には、機構の指示に従って、当該媒体を再生不可能な状態に消去
または廃棄する。
秘密保持に係る規定は、法令の定めにあるものを除き、履行期間終了後もなお有効とす
る。
(3) 第三者へ委託を行う場合の取扱い
受注者は、機構の事前承諾がない限り、本件業務の遂行上知り得る情報(ただし、(1)
ア.∼オ.に該当する情報を除く。
)の処理に係る業務の全部または一部を第三者に委託して
はならない。受注者が機構の承諾を得て業務の一部を第三者に委託した場合には、受注者
は当該第三者に対して、本件業務の遂行上知り得る情報(ただし、(1)ア.∼オ.に該当す
る情報を除く。
)に係る秘密保持について本契約における受注者の義務と同様の義務を負わ
せるものとする。
(4) 情報の管理状況を確認するための方法
①業務開始時
受注者は本件業務の遂行上知り得る情報(ただし、(1)ア.∼オ.に該当する情報を除
く。
)の秘密保持のため講ずる事項および遵守方法、管理体制、業務担当者を一覧表にし、
業務実施の際は、それに従い履行状況を確認すること。
また、受注者は業務開始時に上記の一覧表を作成し、機構に提出し、確認を受けること。
②納品時
10
受注者は、納品の際に納品書を作成し、備考欄等に下記事項の記載を行い、本件業務の
遂行上知り得た情報(ただし、
(1)ア.∼オ.に該当する情報を除く。
)の秘密保持を確認
すること。
ア.本件業務の遂行上知り得た情報(ただし、
(1)ア.∼オ.に該当する情報を 除
く。
)が適切に管理されたこと。
イ.本件業務の遂行上知り得た情報(ただし、(1)ア.∼オ.に該当する情報を除く。)
が記載もしくは記録された文書、図画、電磁的記録等の媒体は全て返還、消去もし
くは廃棄を行ったこと。
(5) 検査及び報告
機構は受注者に対し、本件業務の遂行上知り得る情報(ただし、
(1)ア.∼オ.に該当す
る情報を除く。
)の管理状況の調査を目的として、必要な範囲で受注者の実施する業務の作
業場所に受注者の事業の妨げにならない方法で立ち入り調査を行うことができる。機構が、
第三者機関に受注者の監査を実施させる場合も同様とする。
機構が受注者に対し、本件業務の遂行上知り得る情報(ただし、
(1)ア.∼オ.に該当す
る情報を除く。
)の管理状況について報告を求めたときは、受注者はすみやかに必要事項を
報告しなければならない。
機構は受注者に対し、本件業務の遂行上知り得る情報(ただし、
(1)ア.∼オ.に該当す
る情報を除く。
)の管理状況が適切でないと認めた場合には、改善を求め、改善状況を報告
させることができる。
(6) 事故時の対応
受注者は、発注者が保有する情報の不正使用、漏えい、滅失または毀損その他の事故が
発生したときは、直ちに機構に報告し、その対応について協議する。
機構は、受注者に対し、問題の対処に必要な措置を求めることができる。
(7) 事故時の責任分担
受注者の責に帰すべき事由により、発注者が保有する情報の不正使用、漏えい、減失ま
たは毀損その他の事故が発生し、これにより機構または第三者に損害を生じさせたときは、
受注者は機構または当該第三者に対し、その損害について賠償の責を負うものとする。
(8) 電磁記録媒体等の取扱い
業務の情報等を電磁記録媒体等へ保存する際には、書込み後に書込み許可の爪を折る、
または DVD-R などでは追記不可の措置を行ったうえで、入退室制御装置等で制御された区
画に保管すること。なお、DVD-RW 等は使用しない。また、廃棄する場合には物理的に破壊
または破砕すること。電磁記録媒体等を送付する場合には、破損から保護するため、堅固
なケース等に入れて送付すること。
(9) 身分証明書の携行
受注者はストラップ付のケース等を使った身分証明書を首から下げ、携行する。
以上
11
【別紙1】調達機器の仕様
(1)ハードウェア
ア.ドメインコントローラ兼 SEPmanager 兼資産管理サーバ (横浜本部)
項
目
数量
諸 元 等
CPU
Xeon プロセッサー E5-2630v3(2.40GHz) 8Core 以上
3 次キャッシュ 20.0MB 以上対応であること。
1式
※または、同等以上の性能を有すると認められるも
のとする。
メインメモリ
1式
ハードディスク
600GB のハードディスクを、RAID5 構成で 4 台以
上、もしくは RAID10 構成で 5 台以上搭載し、内ス
ペアを 1 台とすること。
1 式 8 ベイ以上のハードディスク搭載ベイを有し、 最
大 1.2TB 以上の搭載が可能なこと。
また、搭載するハードディスクは、SAS(10,000rpm
以上)とし、ホットプラグに対応すること。
電源部
1式
拡張スロット
本体処理装置に各機器を搭載した状態で、 PCI1 式 Express 空きスロットを1スロット以上有するこ
と。
DVD-ROM 装置
1 式 内蔵、DVD-ROM 最大 8 倍速以上であること。
ネットワークインターフ
ェイス
1式
バックアップ装置
媒体として LTO、RDX のいずれかによる記録とする
こと。
1式
記憶容量は非圧縮で、媒体一巻あたり 1.2TB 以上の
記憶が可能なこと。
KVM ケーブル
1式
サーバ監視機能
標準添付されていること。
ハードディスクやメモリなどの予兆監視が可能であ
ること。
1 式 管理コンソールは、故障箇所の実機イメージでの表
示が可能であること。
緊急性の高いアラーム発生時には管理者宛にメール
が送信されること。
ディスプレイ
1式
無停電電源装置
定格容量が 1200VA 以上であること。
1 式 停電時におけるバッテリ保持時間が 5 分以上である
こと。
筐体(バックアップ装置
含む)
−
32GB 以上を実装できること。
消費電力最大 600W 以下であること。
AC100V であること。
1000BASE-T ポート×2 以上装備すること。
TCP/IP での通信が可能であること。
新規のフラットディスプレイへ接続可能なもの。
ラックマウント型ディスプレイ
19 インチラック(EIA 準拠)に搭載可能で、無停電電
源装置含め占有スペースが 5U 以内であること。
12
イ.ドメインコントローラ(関西業務部)
項
目
数量
諸 元 等
CPU
Xeon プロセッサーE3-1220v5(3.0GHz)4Core 以上
3 次キャッシュ 8.0MB 以上対応であること。
1式
※または、同等以上の性能を有すると認められるも
のとする。
メインメモリ
1式
ハードディスク
300GB のハードディスクを 3 台以上搭載し、内スペ
アを 1 本とすること。
4 ベイ以上のハードディスク搭載ベイを有し、最大
1 式 300GB 以上の搭載が可能なこと。
また、搭載するハードディスクは、SAS(10,000rpm
以上)とし、ホットプラグに対応すること。RAID1
構成であること。
電源部
1式
拡張スロット
本体処理装置に各機器を搭載した状態で、 PCI1 式 Express 空きスロットを1スロット以上有するこ
と。
DVD-ROM 装置
1 式 内蔵、DVD-ROM 最大 16 倍速以上であること。
ネットワークインターフ
ェイス
1式
バックアップ装置
媒体として、 LTO RDX のいずれかによる記録とす
ること。
1式
記憶容量は非圧縮で、媒体一巻あたり 300GB 以上の
記憶が可能なこと。
KVM ケーブル
1式
サーバ監視機能
標準添付されていること。
ハードディスクやメモリなどの予兆監視が可能であ
ること。
1 式 管理コンソールは、故障箇所の実機イメージでの表
示が可能であること。
緊急性の高いアラーム発生時には管理者宛にメール
が送信されること
8GB 以上を実装し、最大 48GB への拡張が可能である
こと。
消費電力最大 465W 以下であること。
AC100V であること。
1000BASE-T ポート×1 以上装備すること。
TCP/IP での通信が可能であること。
新規のフラットディスプレイへ接続可能なもの。
サーバハング時においても異常通知が可能であるこ
と。
リモートサービス機能
1式
ディスプレイ
1式
無停電電源装置
既存無停電電源装置の流用も可とする。
定格容量が 1500VA 以上であること。
1式
停電時におけるバッテリ保持時間が 5 分以上である
こと。
ラックマウント型ディスプレイ
13
筐体(バックアップ装置
含む)
19 インチラック(EIA 準拠)に搭載可能で、無停電電
源装置含め占有スペースが 5U 以内であること。
−
(2)ソフトウェア
本件調達に含むライセンス等については、以下の通りとする。
ア.共通
項
目
オペレーティングシス
テム
クライアントアクセス
ライセンス
数量
24
諸 元 等
Windows Server 2016 R2 Standard Edition
Windows Server 2016 R2 Standard Edition のク
ライアントアクセスライセンスを 91 用意するこ
91
と。
イ.ドメインコントローラ兼 SEPserver 兼資産管理サーバ(横浜本部)
項
目
資産管理ソフトウェア
数量
1 式 SKYSEA Client View Light Edition GL のサーバラ
イセンス 1 式、クライアントライセンス 118 用意す
ること。※
1式
バックアップソフトウェ
ア
UPS 管理ソフトウェア
諸 元 等
BACKUP EXEC 15 SERVER WIN ML PER SERVER BUS
PACK CORPORATE※
BACKUP EXEC 15 AGENT FOR VMWARE AND HYPER-V WIN
1 式 ML PER HOST SERVER BUS PACK CORPORATE※
1式
PowerChute Network Shutdown 1 Node
Virtualization ※
ウ.ドメインコントローラ(関西業務部)
項
目
バックアップソフトウェ
ア
数量
1式
諸 元 等
BE15 SVR WIN ML PER SVR BUS PACK C※
PowerChute Business Edition Windows & Linux
※
その他、当該システムを考える上で必要なものがあれば提供すること。
UPS 管理ソフトウェア
1式
※同等またはそれ以上の機能をもつと機構が認めたソフトウェアで代替できるものとし、そ
の場合は入札前に機構の承諾をとること。
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