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138号(平成20年9月)PDF
平成 20 年 9 月 1 日発行(隔月刊) 第 138 号 新 美 南 吉 生 誕 1 0 0 年 ま で 4 年 1 1 か 月 発行 新美南吉記念館 〒 475-0966 愛知県半田市岩滑西町 1-10-1 TEL 0569-26-4888 http://www.nankichi.gr.jp 第二十六回 氏 新美南吉児童文学賞贈呈式開催 ﹃幸子の庭﹄ 本多 明 は、昭和五十八年、 七月一日︵火︶、自由学園明日館︵東京都池袋︶で、第三十八回赤い鳥文学賞、同特別賞、 第 二 十 二 回 赤 い 鳥 さ し 絵 賞 と と も に、 第 二 十 六 回 新 美 南 吉 児 童 文 学 賞 の 贈 呈 式 が 行 わ れ ました。 美南吉児童文学賞 新 新美南吉著作権管 理 委 員 会︵ 現 新 美 南 吉 の 会 ︶ が制定しました。日本を代 表する児童文学賞の一つと して、新進作家による優れ ▶ 中 央﹃ 幸 子 の 庭 ﹄、 上 段 右 か ら﹃ 赤 い 鳥 翔 ん だ ̶ 鈴木すずと父三重吉 ̶ ﹄ ﹃天狗﹄﹃旅ねずみ﹄ 受賞作は次のとおりです。 の四人があたられました。 第二十六回新美南吉児童文学賞 本多 明氏 第三十八回赤い鳥文学賞 ﹃幸子の庭﹄︵小峰書店︶ ﹃天狗﹄︵ポプラ社︶ たかしよいち氏 ̶1̶ た創作や詩集に対して贈ら れます。南吉が雑誌﹃赤い 鳥﹄ ︵赤い鳥社︶から巣立っ た童話作家であることか ら、赤い鳥文学賞、赤い鳥 さし絵賞と合同で運営され ています。 れた創作と詩集併せて約三 今回選考の対象になった のは、昨年一年間に出版さ 百 八 十 点 で す。 第一次、二 次選考の後、最終選考を経 脇坂るみ氏 ﹃赤い鳥翔んだ ̶ 鈴木すず と父三重吉 ̶ ﹄︵小峰書店︶ 同特別賞 宮川 ひろ氏 ︵童話作家︶ ︵児童文学評論家︶ 第二十二回赤い鳥さし絵賞 あまんきみこ氏︵童話作家︶ ﹃旅ねずみ﹄︵金の星社︶ スズキコージ氏 最終選考には、 松谷みよ子氏 ︵童話作家︶ 藤田のぼる氏 て受賞作品が決まりました。 ▲ 新美南吉児童文学賞 贈呈式 平成 20 年 9 月 1 日発行 第 138 号 造ったもの。しかし今は荒 曾祖父母が若かりし日に まります。幸子の家の庭は、 ことになったところから始 ﹃ 幸 子 の 庭 ﹄ は、 幸 子 の 家 に、 曾 祖 母 が や っ て く る ように刻まれています。 た 色 紙 か ら 字 を と り、 次 の 巽聖歌を訪ねた際に贈られ 一 九 七 二 年、 同 氏 が 詩 人 の 宅 の 庭 に 建 て た も の で す。 てきた尾関文啓さんが自 で 長 年、 南 吉 研 究 を さ れ れ放題になっており、庭師 を探すものの見つかりませ おとな ん。困っていた幸子たち家 こどものときの歌を 族を救ってくれたのは、田 だんだん忘れていって 坂 と い う 若 い 庭 師 で し た。 みんな 忘れてしまったときが 不登校で部屋に引きこもり がちだった幸子が、田坂と おとななのだ 南吉の詩 聖歌 の会話やその仕事ぶりから こ れ ま で 南 吉 の 碑 は、 直 だんだん心を開いていく様 筆や書家の字を用いて建て ︵ 左 写 真 ︶、 南 吉 作 品 を モ チーフに製作した万華鏡の リやカダヤシ、タイコウチ ザリガニを始め、ヨシノボ 一時間半程の間にアメリカ 入 っ て 採 集 し て み ま し た。 察会会員の指導の下、川に 七 月 十 二 日︵ 土 ︶、 知 多 自 然 観 察 会 と 共 催 で 矢 勝 川 の 生 き物観察会を行いました。 んでいるのか、知多自然観 ばして楽しんでいました。 の竹とんぼを芝生広場で飛 気が高く、参加者は、自作 た竹とんぼづくりは特に人 岩滑老人会が指導に当たっ り な ど が 行 な わ れ ま し た。 を使ったカスタネットづく 川の中を覗いてみれば 展 示 な ど、 ま た 館 外 で は、 な ど 十 七 種 が 採 れ ま し た。 また毎年恒例のうなぎの つかみどりにも大勢が参加 矢勝川の生き物観察会 かったものの、スジエビな 汚れた水に棲む生物が多 し、子どもたちは、せせら 南吉グッズの販売や、知多 どきれいな水に棲む生物も ぎや幼児用プールに放され の道具や土、樹木などを丹 最大の支援者であった巽聖 吉 が 兄 と 慕 い、 創 作 活 動 の ら れ て き ま し た。 今 回、 南 いう矢勝川。今後も、より 一時は今よりも汚れがひ どく生き物も少なかったと この日一日で一一三〇名 が来館しました。 なって追いかけていました。 た三百匹のうなぎを夢中に 自然観察会による自然素材 見つかりました。 念に語ることにより、読み 努力していかなければな らないと感じました。 あつまろうみんなの 南吉展パートⅠ 吉顕彰会、新美南吉記念 七 月 二 十 七 日︵ 日 ︶、 ごんぎつねの会、新美南 館共催で﹁あつまろうみ んなの南吉展﹂パートⅠ を開催しました。 館内では、ランプの会 の 読 み 聞 か せ 人 形 劇 や、 きりんの会の大型紙芝居 ̶2̶ 子が描かれています。庭師 ごたえのある物語となった ﹁ごん狐﹂より︶ ︵ たところです。護岸工事が 矢 勝 川 は、 南 吉 の 代 表 作 ﹁ごんぎつね﹂の舞台になっ 新美南吉にとって九十五 回目の誕生日だった七月 進み、昔とはずいぶん様子 観察会では、現在の矢勝 川に一体どんな生き物が棲 が変わりました。 こ の 碑、 じ つ は 安 城 市 が建立されました。 良 い 状 態 が 保 た れ る よ う、 歌の筆によるものが新たに ▶ 知多自然観察会会員の話 こ の 作 品 に、 選 考 委 員 全 員 加 わ っ た こ と は、 南 吉 顕 彰 いものがきらき こ ろ ど こ ろ、 白 に興味津々の子どもたち の支持が集まり授賞が決ま 史 上、 記 念 す べ き こ と と い ﹁と りました。 ら 光 っ て い ま す。 4 三 十 日︵ 水 ︶、 安 城 市 古 井 えるでしょう。 それは、ふというなぎの腹 4 や、大きなきすの腹でした。 ﹂ 4 贈呈式には、選考委員を 始 め、 多 く の 関 係 者 が 出 席 し四氏の受賞を称えました。 安城に新し い 文 学 碑 4 町で南吉の詩﹁大人﹂の碑 尾関邸に﹁大人﹂詩碑建立 4 年に ∼∼ ∼ ∼∼ 月﹀ 南吉展﹂パートⅡ ﹁あつまろうみんなの ページをご覧ください。 1 3 6 号 ︶、 当 館 の ホ ー ム ま た は 記 念 館 だ よ り︵ 第 で 配 布 し て い る 募 集 要 項、 ※ 詳 細 は、 市 内 公 共 施 設 等 記念館からのお知らせ︿ ︿︿ 年記念 特別展 新美南吉安城高等女学校 赴任 校に赴任して今年で ﹁教師南吉と 人の生徒達﹂ 新美南吉が安城高等女学 な り ま す。 こ れ を 記 念 し、 南吉と彼が担任した同校 回生との交流について紹介 しています。 ごんぎつねの会所属団体 が、 木 版 画 や 拓 本 の 展 示、 紙芝居の上演などをします。 ︿木版画・拓本の展示﹀ 期 月 日︵土︶ 間 ∼ 月 日︵祝︶ 場 所 記念館会議室 ︿拓本体験﹀ 日 時 月 日︵土︶ 時∼ 時 分 場 所 記念館図書室 出 演 きりんの会 文学散歩ガイド ﹁第一場 ﹂ ご 案 内 し ま す。 彼 岸 花 と 合 東 京 市 郊 外 に 講師 学芸員 遠山光嗣 場 所 記念館会議室 わせてお楽しみください。 時 間 時∼ 時 時 時∼ 時 実施日 場 間 所 記念館会議室 月 日︵土︶ 、 日︵日︶ 対 象 高校生以上 月 日︵土︶ 、 日︵日︶ 定 名︵申込み順︶ うたとお話しの会 員 受講料 無 料 出発時間 毎 月 第 4 日 曜 日 の 午 後、 申込み 月 日︵土︶、 時 分、 時 分 図書室で行っている歌とお 時 分から電話でお申 話の会です。 時 分、 時 分 込みください。 ※ 月 日は午後のみです。 場 所 記念館図書室 コース 時 分∼ 時 時 間 南吉生家↓ 常夜燈↓生垣 出 展示室ガイド 演 左近治樹さん の路地↓八幡社↓はなれ跡 展示ガイドボランティアが 小野敬子さん 常設展示室をご案内します。 4 27 5 28 ↓常福院↓ででむし広場 日 ︶ は、 土 曜 日 所要時間 分∼ 分 実施日 毎週土曜日の午後 主 催 新美南吉顕彰会 と、日曜日および祝日、 ※ 予 約 不 要。 南 吉 生 家 に お 振替休日の午前と午後。 ※ 彼 岸 花 シ ー ズ ン︵ 月 集まりください。 月 の午前もガイドを行います。 日∼ ガイドが待機している時間 ※駐車場はありません。 新美南吉文学講座 時 分 特別展で紹介した南吉の 安 城 時 代 に つ い て、 三 つ の 午後 時 分∼ 時 分 ※申込みは不要です。都合 時 分∼ ﹁安城時代の南吉を探る﹂ 午前 視点から取りあげます。 毎月 作ずつ南吉作品を 読 ん で い ま す。 南 吉 文 学 に 新 美南吉研究 会 によりガイドできない日 もあります 。 内 容 第 回 月 日︵土︶ ﹁南吉の詩が語る安城時代﹂ 講師 館 長 矢口 栄 第 回 月 日︵土︶ ﹁資料こぼれ話﹂ 興味のある方ならどなたで も入会できます。 ●これからの予定 月 お休み 月 日︵日︶ 月下旬から 月上旬に か け て 矢 勝 川 堤 は 2 0 0万 ふるさと半田∼ ∼彼岸花とごんぎつねの 童話の村秋まつり します。 ただいているものをご紹介 りませんが当館に情報をい ○記念館主催の行事ではあ ☎0569︵26︶4888 新美南吉記念館まで。 問 い 合 わ せ、 お 申 込 み は、 ※ 以 上 の 事 業・ 行 事 へ の お 30 本の彼岸花で赤く染まりま す。 そ の 期 間、 南 吉 記 念 館 を 中 心 と し た 地 域 で﹁ 童 話 の村秋まつり﹂が開催され 月 日︵土︶ ることになりました。 開催期間 ̶3̶ 期 間 ∼ 月 日︵祝︶ 場 所 記念館常設展示室 観覧料 高 校 生 以 上 2 10 円︵常設展もご覧いただ けます。︶ ミ ュ ー ジ ア ム・ ト ー ク 日︵日︶ 時 分 日 時 期間中 時∼ 時 学芸員 が特別展の解説を 行います。 ︵ 日を除く︶ 指 日 時 導 半田市拓本研究会 月 日︵祝︶、 日︵ 土︶、 ︿紙芝居など﹀ 月 集合時間 所要時間 分程度 ※予約不要︵自由参加︶ 締切り間近です 日︵祝︶です。 30 30 14 10 9 講師 学芸員 第 回新美南吉童話賞 南吉の故郷と 遠山光嗣 第 回 月 日︵土︶ 新美南吉童話賞の作品募 200万本の彼岸花 集を行っています。締 切 は ボ ラ ン テ ィ ア ガ イ ド が、 ﹁二つの背景 戦争と日本デンマーク ̶ ﹂ 岩 滑 の、 南 吉 ゆ か り の 地 を ̶ 月 15 12 13 12 27 30 30 16 10 20 1 14 9 13 10 26 9 5 20 10 30 9 30 10 9 9 10 9 16 45 45 40 11 11 10 45 20 14 10 1 8 15 20 70 9 9 23 9 14 9 30 11 11 19 28 45 45 11 9 13 27 30 22 67 70 10 40 13 9 13 9 1 2 3 10 9 9 14 5 23 20 15 平成 20 年 9 月 1 日発行 第 138 号 ∼ 月 日︵祝︶ 主なイベント ・南吉童話の語り︵紙芝居︶ ・ペットボトルの彼岸花製 作体験 ・彼岸花の中での花嫁行列 ・手作り童話教室︵折り紙 松 葉 ボ タ ン を 植 え 付 け。 ▽ 究 日 第 回新美南吉研 会。 於 記 念 館 会 議 室。 名 記念館工作室。 名参加。 参 加。 ▽ 日 折 り 紙 教 室 ﹁七夕かざりを作ろう﹂ 。於 七月︵文月︶ ▽ 日 第 回新美南吉児 童 文 学 賞 贈 呈 式。﹃ 幸 子 の ▽同日 岩滑地区有志が 矢 勝 川 周 辺 の 除 草 を 行 う。 ▽同日 展 示ガイドボラン テ ィ ア 例 会。於 記 念 館 会 議 室。 ▽ 同 日 茨城県天心記 念 五 浦 美 術 館 で﹁ ご ん ぎ 月 日︶▽ つねと黒井健の世界﹂展始 ま る。︵ ∼ 130名来場︵ 。無料開放︶ 日 ﹁あつまろうみん なの 南 吉 展 ﹂ パ ー ト Ⅰ 開 催。 約 ムページにPDF 版あり︶ 立雁宿小 学校 滑小学校 年生 名参加。▽同日 店がボランティアツアーを 開 催。 於 矢 勝 川 上 流。 回 名 参 加。 ▽ 同 日 劇団名芸が 回みなみこども劇場で 第 ﹁花のき村と盗人たち﹂を 人の 日 上 演。 ▽ 日 岩滑小学校 児童が矢勝川堤に彼岸花の 球根を植え付け。▽ 特 別 展﹁ 教 師 南 吉 と 日︶ ︿ 月の休館日﹀ 日︵ 火 ︶、 日︵ 月 ︶、 月の休館日﹀ 日︵ 火 ︶、 日︵ 火 ︶、 日︵ 火 ︶ 日︵ 月 ︶、 日︵ 月 ︶、 日︵月︶は祝日のため、 日︵ 月 ︶ は 振 替 休 日 の た め開館します。 ※ 日︵ 月 ︶、 のため開館します。 す。 ま た 日︵ 月 ︶ は 祝 日 日︵ 月 ︶ は 臨 時 開 館 し ま ※彼岸花の見頃に合わせて、 ︿ を行う。 対 象 に﹁ 南吉 の ふ る さ と の 日の 開 催。 矢 勝 川 堤 で 彼 岸 花 の 月 案 内 人 に な ろ う ﹂ 行 う。 ▽ 日∼ 球根の 植え付けや除草作業 月 日 ﹁童話創作講座﹂第 開 催。 於 記 念 館 会 議 室。 27 生 徒 達 ﹂ 始 ま る。 於 記 念 館 月 日︵ 水 ︶、 日 劇団名芸が第 回天 白 子 ど も 劇 場 で﹁ 花 の き 村 J TB 中部団体旅行半田支 示室。 ▽同日 特別展ミュージア ム ト ー ク。於 記 念 館 常 設 展 1 問い合わせ先 半田市観光協 会 15 と 盗 人 た ち ﹂ を 上 演。 ▽ 4 名 参 加。 ▽ 日 自然観察 会﹁矢勝川の生き物観察会﹂ 10 ※ 土、 日、 祝 日 に は 巡 回 バ ス も運行されます。 2 5 常 設 展 示 室。︵ ∼ 27 15 17 10 六月︵水無月︶ ▽ 日 第 回新美南吉童 話 賞 募 集 開 始。︵ ∼ 月 日︶▽ 日 ﹁童話創作講 回。 於 記 念 館 会 議 座﹂第 室。 名 参 加。 ▽ 日 矢 勝川の環境を守る会と岩 滑区有志が矢勝川前の 畑に 13 12 10 20 14 6 25 11 4 11 3 24 20 24 19 67 13 10 ☎0569︵32︶3264 名を 日 半田市立岩 年生 名が同市 に掲載されています。 2 15 5 9 21 8 1 40 21 主 催 童話の村 秋まつ り実行委員会 20 自 由 学 園 明 日 館︵ 東 京 都 池 庭 ﹄︵ 小 峰 書 店 ︶ 本 多 明 氏 6 受 賞。 主 催 赤 い 鳥 の 会。 於 体験︶ ・フォトコンテスト 22 他にもいろいろな催し物 が行われる予定です。 27 22 袋 ︶。 ▽ 31 69 28 26 13 詳 し い 情 報 は、 半 田 市 報 月 日 号︵ 半 田 市 の ホ ー 8 16 76 9 75 13 ̶4̶ 1 10 1 9 1 日 時/平成20年9月13日(土)13時30分∼16時 会 場/雁宿ホール講堂(半田市福祉文化会館) 入 場 料/無 料 申 込 み/不 要 問い合わせ/新美南吉顕彰会事務局 (新美南吉記念館 ☎0569-26-4888) 主 催/新美南吉顕彰会・半田市教育委員会 ※駐車場が狭いため、雁宿ホール北の雁宿駐車場 (有料)か、公共交通機関をご利用ください。 ※会場は名鉄知多半田駅西口から北へ徒歩3分です。 新美南吉顕彰会と半田市教育委員会では、毎年、 著名な児童文学者や南吉研究者を招いて新美南吉 顕彰講演会を開催しています。例年は 1 月に行わ れますが、今年は、特別展「教師南吉と 67 人の 生徒達」の開催を記念し、南吉が担任したクラス (19 回生)の教え子 8 名による座談会として 9 月 に行います。 南吉と直に接し、教えを受けた方々が、南吉と の思い出やエピソードなどを語る貴重な機会で す。ご来場をお待ちいたしております。 6 10 平成 20 年 9 月 1 日発行 第 138 号 特別展開催記念 座談会「教え子達が語る教師南吉」 (第 22 回新美南吉顕彰講演会)