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①愛顔(えがお)つなぐえひめ国体・えひめ大会 飲料水衛生対策実施要領

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①愛顔(えがお)つなぐえひめ国体・えひめ大会 飲料水衛生対策実施要領
え がお
愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会 飲料水衛生対策実施要領(案)
1 趣旨
え がお
この実施要領は、第72回国民体育大会環境衛生対策要項に基づき、愛顔つなぐえひ
め国体・えひめ大会実行委員会(以下「県実行委員会」という。
)及び会場地市町実行委
員会等(以下「市町実行委員会等」という。
)が、相互に連絡調整を図り、愛媛県及び会
場地市町(以下「市町」という。
)とともに実施する飲料水衛生対策に関して、必要な事
項を定めるものとする。
2 実施内容
(1)監視・指導
県保健所及び市町担当課は、市町実行委員会等と連携し、愛媛県県民環境部環境局
環境政策課(以下「環境政策課」という。
)
、県実行委員会及び関係団体の協力を得て、
両大会参加者が利用する宿泊施設、開・閉会式会場及び競技・練習会場の飲料水の衛
生を確保し、飲料水による事故を未然に防止するため、次により監視・指導を実施す
る。
ア 対象水道施設等
両大会参加者が利用する施設等に給水する次の水道施設等とする。
水 道 施 設 等
(ア)上水道、簡易水道
実 施 主 体
県保健所
(イ)専用水道
(ウ)簡易専用水道
(エ)県条例水道
(オ)小規模貯水槽水道
飲用井戸
市町担当課(施設が当該市町の区域に所在
するもの。
)
(カ)臨時給水設備(両大会会場内に臨
時的に設置する給水車及び給水タン
ク等の飲料水供給設備等)
イ 対象施設等の把握方法
環境政策課、県保健所及び市町担当課は、
(ア)~(エ)により県実行委員会又は
市町実行委員会等から提出される「飲料水衛生対策対象施設一覧表(様式第1号)
」
(以下、
「一覧表」という。
)等により、対象水道施設等を把握する。
なお、市町実行委員会等は県保健所に提出した一覧表の写しを県実行委員会に提
出し、県実行委員会は県実行委員会分と市町実行委員会等分を合わせて環境政策課
へ回送する。
(ア)営業宿泊施設、民泊及び転用施設等
県保健所は、県実行委員会及び市町実行委員会等(以下「県・市町実行委員会
え がお
等」という。
)から提出された、愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会 宿舎環境衛
生対策実施要領で定める「営業宿泊施設利用予定報告書」及び「民泊及び転用施
設等使用届出書」により対象施設を把握する。
(イ)開・閉会式会場及び競技・練習会場
県・市町実行委員会等は、一覧表を平成28年8月末日までに管轄の県保健所に
提出する。
(それ以降に追加・変更した場合には、速やかに提出する。
)
(ウ)臨時給水設備
県・市町実行委員会等は、一覧表を両大会開催のおおむね6ヶ月前までに、該
当の市町担当課に提出する。
(それ以降に追加・変更した場合には、速やかに提出
する。
)
(エ)共通
環境政策課は、県実行委員会から回送された一覧表等により県外施設を把握し、
当該施設を管轄する自治体に監視・指導を依頼する。
また、
(ア)~(ウ)に定める施設のうち、専用水道、簡易専用水道、県条例水
道又は飲用井戸等により飲用水を供給する施設がある場合、県・市町実行委員会
等は、管轄の県保健所に一覧表等を提出する際に、合わせて市町担当課に一覧表
等を提出する。
ウ 監視・指導の実施
県保健所及び市町担当課は、市町実行委員会等と連携し、環境政策課、県実行委
員会及び関係団体の協力を得て、次表を目標に監視・指導を実施する。なお、各年
度において、対象施設を把握する前に以下に掲げる内容を含んだ指導を実施してい
る場合は、把握後に改めて指導することを要しない。
目 標 立 入 回 数
対 象 施 設
大 会 前
平成28~29年度
(ア)上水道、簡易水道
必要に応じて
必要に応じて
(イ)専用水道
(ウ)簡易専用水道
大会期間中
1~2回
必要に応じて
(エ)県条例水道
必要に応じて
(オ)小規模貯水槽水道、飲用井戸
必要に応じて
(カ)臨時給水設備
必要に応じて
(ア)上水道、簡易水道
県保健所は、水道事業者に対し、水道法に基づき、定期的な水質検査の実施、
塩素設備の点検、塩素消毒等の日常点検等の徹底及び健康診断(検便)の実施
状況確認を中心に、給水の安全等に関する指導を行う。
監視・指導の結果、設備等に不備が認められた場合には、水道法等の関係法
令に基づき、必要な措置を講ずる。
(イ)専用水道
市町担当課は、設置者又は管理者に対し、水道法に基づき、定期的な水質検
査の実施、塩素設備の点検、塩素消毒等の日常点検等の徹底及び健康診断(検
便)の実施状況確認を中心に、給水の安全等に関する指導を行う。県保健所は、
必要に応じて市町担当課の指導に協力する。
監視・指導の結果、設備等に不備が認められた場合には、水道法等の関係法
令に基づき、必要な措置を講ずる。
(ウ)簡易専用水道
市町担当課は、設置者又は管理者に対し、水道法に基づき、日常点検等の徹
底を指導する。県保健所は、必要に応じて市町担当課の指導に協力する。
監視・指導の結果、設備等に不備が認められた場合には、水道法等の関係法
令に基づき、必要な措置を講ずる。
(エ)県条例水道
市町担当課は、設置者又は管理者に対し、愛媛県水道条例に基づき、定期的
な水質検査の実施、塩素設備の点検及び塩素消毒等の日常点検の徹底を中心に、
給水の安全等に関する指導を行う。県保健所は、必要に応じて市町担当課の指
導に協力する。
監視・指導の結果、設備等に不備が認められた場合には、愛媛県水道条例等
の関係法令に基づき、必要な措置を講ずる。
(オ)小規模貯水槽水道、飲用井戸
市町担当課は、設置者又は管理者に対し、愛媛県飲用井戸等衛生対策要領(市
町において策定済みの要領等がある場合には当該要領等)に基づき、日常点検
が実施された井戸の使用等について指導する。県保健所は、市町担当課から要
請があった場合には、市町担当課の指導に協力する。
なお、水質検査の実施及び水質基準への適合が確認されていない施設につい
ては、県・市町実行委員会等と協力し、当該施設の管理者又は設置者に対し、
水質検査の実施、基準不適合の原因の究明及び改善を指導する。
(カ)臨時給水設備
市町担当課は、必要に応じて設置者である県・市町実行委員会等に対し、衛
生確保の徹底を指導する。
なお、設置に関して、県・市町実行委員会等は、必要に応じて市町担当課と
事前に協議を行う。
3 実施報告
(1)県保健所は、この実施要領に基づく飲料水の監視・指導の実施結果について、平成
28年度は年度末までに、平成29年度はえひめ国体が開会する2週間前までに「水道施
設等の監視・指導実施結果報告書(様式第2号)
」により環境政策課へ報告する。
また、両大会開催前までに飲料水の衛生確保が困難であると判断された施設等につ
いて、概要を環境政策課に報告する。
(2)県保健所より報告を受けた環境政策課は、監視・指導の実施結果を平成28年度は年
度終了後速やかに、平成29年度はえひめ国体が開会する1週間前までに県実行委員会
に情報提供する。
(3)市町担当課は、この実施要領に基づく飲料水の監視・指導の実施結果について、平
成28年度は年度末までに、平成29年度はえひめ国体が開会する2週間前までに「水道
施設等の監視・指導実施結果報告書(様式第3号)」により市町実行委員会等に報告
する。報告を受けた市町実行委員会等は県実行委員会に報告を行い、県実行委員会は
環境政策課及び県保健所に情報提供する。
4 事故発生時の給水体制
県・市町実行委員会等は、選手等が利用する施設の設置者及び水道事業者等と連携し
て、断減水時の事故に対応するための給水体制を確立する。
5 その他
県保健所及び市町担当課は、リハーサル大会について市町実行委員会等と協議の上、
可能な範囲で飲料水衛生指導を行うものとする。
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