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すべてを変える愛 ひとつの体
「こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛 です。その中で一番すぐれているのは愛です 。」 Ⅰコリント13:13 主の御名を賛美いたします。 多くの皆様のお祈りに覚えていただいた青年リ トリートが 3 月 23 日から 25 日に開催されました。英国を始め、 イタリ ヤ、フランス、ドイツ、ノルウェー、オランダ、 そしてはるばる 日本からの参加者7 6名(内8名宣教師) が集まりすばらし い3日間を過ごすことが出来ました。今年は新しい試みとし て、今まで開催されていたケ ンブリッジから場所を移し 、車 です。また会場となったオールネーションズ・ クリスチャンカ レッジはかつては日本へ明治時代に宣教師として行ったバ ークリ・バクストンの旧実家で、神の愛を伝えるために生涯 をかけたバクスト ン師生まれ育っ た場所で日本人ク リスチ ャンが約80名も 集まり神様を賛美、 礼拝するという、 神様 の愛がもたらす、私たちの思いを遥かに超える神様の御業 を見させていただきました。 で一時間ぐ らい南にある ハートフォ ードシャーの 私たちが 学んだ神学校、 オールネーショ ンズ・クリスチャ ン・カレッジ にて開催しました。 毎回神様はすばらし い祝福をリトリート に与えてくださいま すが、今年も私たち の期待を遥かに超 えた祝福を与 えてくださ り、溢れる ばかりの恵み を見せて いただきまし た。今回はこ の主の恵みに溢 れた青年リト リ ートの 3 日間に焦点を当てた報告をしたいと思います。 ひとつの体 すべてを変える愛 今年の青年リ トリートのテー マは「愛」 でした。神の愛 につ いて、そしてその愛のも たらす力、どのよう にして私たちが その愛によって変え られたのか、 もう一度聖書に戻り 共に 学び、分かち合うときを持ち ました。ミラノ賛美教会内村伸 之先生、アンテオケ宣教 会松崎ひかり先生、 セントバーナ バス教会日本語礼拝 の小川洋先生が各セ ッションにて愛 をテーマに力強くメッセージを語ってくださいました。また語 られたメッ セージをもと に各小グループ でのディスカ ッショ ン(分かち合い) があり、クリスチャ ン、ノンクリスチャ ンとも に熱く語り合うとき をもつことが出来ま した。3日間という と ても短い期間の中で お互いに小グルー プで分かち合えた 経験は、特別な出会いの場と貴重な学びの時と なったよう 今回のリトリートで特に感じたことが、 ただの参加者から積 極的な参加者にそれぞれの姿勢が代わりつつあることでし た。お互いに助け 合う気持ち、 それぞれに与えら れている 賜物を用いて自分たちのリトリート として参加している姿勢 にとても励まさ れました。今年は去 年も参加した神学 生た ちが「今年のリトリートではバンドで賛美リードの奉仕をした い」と、バンド経験のない学生たちがひと つとなり半年前か らほぼ毎週練習し 、準備をしてく ださいました。 素人バンド とは思えないとても上手な演奏でリトリートの賛美を導いて くださいました。バンドの一人一人から演奏を通して神様に 用いられたいと いう思いがにじ み出ていて、 賛美を通して 参加者をひとつにすると てもすばらしい奉仕をし てください ました。また今年はいつもはお願いをしていたことの多かっ た小グループリーダー も多くの方が自主的に 立候補してく ださったり、特別賛美の 奉仕を進んでして下さ ったりと、神 様のために喜ん で奉仕してく ださる姿を見る ことが出来ま した。またその他の分野でも皆さんが「何か出来ることはあ りますか?」 と喜んで奉仕を してくださっ たり、今回は十 代 の参加者も数名与え られ「本当の」 ユースグループも 出来、 神学生 S さんが進んでリ ードもしてく ださいました。 また初 日の夜にはウェルカ ム喫茶と宣教師がエ プロンをしてウェ ーター、ウェ ートレスとなり 奉仕するといっ た、お互いに仕 えあう姿があったり 、グループとしてま た全体として心をひ とつにして祈り合う時など、キリスト にある一致をとても強く 感じた3日間でした。 た実際に帰国され、 たまたまイギリ スに短期に戻られてい る帰国経験者、日本で宣教師と して長期奉仕されドイツの 教会に戻られたいわゆる逆のパ ターンを経験されたフラン クフルトにて日本人伝道されているナイ ツエル先生の参加 もあり、さまざまな角度から帰国に関して、また日本の教会 へどのように文化の壁を越えて定着できるか等、活発で有 意義 な 話し 合い のと きを 持つこ とが出 来ま した 。予 定し てい たヤ ング 宣教 師が 急遽 参 加で き なく なり どう な るか 心配 しま した が、 各宣 教師 の協 力の 下 神様 の助 けを 強く 感 じた分科会でした。 主を見つめなさい ワークショップ 今年の新たな試みと してワークショ ップ(分科会) を取り入 れて見ました。ひとつは普段忙しくなかなか神様と向きあう 時間が取れない方のため「 主と向き合う」と会場を取り 巻く 静かな自然の中、 思い思いにデボーショ ンのときを持つと いうもので祈りと御言葉 の時を過ごしました。 もうひとつは 今年8月にある ヨーロッパ日本人キ リスト者の集いを 担当 されている内村 宣教師の協力 で夏のキリ スト者の集い へ 向けての小グループリーダーの育成も視野にいれ、日本よ りスモールグループのセミナーを開いておら れる毛利陽子 先生をお招きして「 本音で話せるグループ 作り」というワー クショップをもちまし た。リトリートでもグループ ディスカッシ ョンがあったため、 学んだことをすぐに実践に移す ことも出 来ましたし、 それぞれの教会 、集会等でも 用いることの出 来る実用的なセミナーでとても好評でし た。遠く日本より来 て頂いた毛利先生に心より感謝いたします。 もうひとつのセミ ナーは「日本へ帰国す る前に」で、帰国を すぐに控えた人や、 帰国に関して心配を 抱いている人、 ま 今回で青年リトリート を担当して2回目になり ますが、企画 をする私たちにとってもとても大切な学び、成長する機会と なっています。 たとえ出来る限り のことをして準備し ていて も予期していない出来事は起こります。そのようなときに私 たちはもう 一度主に目を 向けるという 大切な学びを させら れます。今回も開催数日前に分科会をお願いしていたヤン グ宣教師の奥様レナータ先生のお母さんが突然お亡くなり になり、急遽葬儀のためにドイツへ向かわな ければいけな く、参加が出来な くなってしまいま した。またリト リート当日 の朝、賛美のリ ードしてく ださったバン ドのリーダーの T さ んから電話があ って、手違いが ありバンドのメ ンバーを含 めた12人が乗る予定をしていたミニバスが使用出来なくな り、何とか借りられた小型のワゴンと自家用車で来ることが 出来るが、予定していた到着時間からは大幅に遅れるとの 連絡がありました。そし てその電話があってから 30分も経 たないうちに、こんどはミラノの内村宣教師から電話があり 、 事故による交通 渋滞に巻き込ま れ飛行機を見逃 し、到着 が深夜になる という連絡を受け ました。本当に ?と思える ような不測の事態が重なり、私たちの心は重くなりましたが、 ここまで何かが起こるということはきっと何か意味があるの だと、もう一度主を 見上げ、信頼しゆだねる ということに導 かれ、不安や失望 よりも主がこの事態 からすばらしいこ と をしてくださると の希望へと変わる ことが出来まし た。ヤン グ宣教師の担 当予定だっ た分科会も 即席でしたが 多くの 助けが与えられ、とても充実した話し 合いのときを持つこと が出来ましたし、バ ンドは遅れはしたも のの、ケン ブリッジ より 送迎 を手 伝っ てくださった方の息 子が神学校の現役 学生で 、音響 に詳 しくほとんどの設定 をしてくださっ たために、スムー ズにバ ンドも練習をすることが出来、 最初のセッションへ間に合う ことが出来ました。またミラノからの内村宣教師ご夫妻をは じめ参加者の皆さんも深夜に なってしまいましたが到着す ることが出来、 翌日の最初のセッ ションで内村宣教師 によ るメッセージ も聞くことが出 来ました。 そして準備で あわた だしくしていた 私たちももう 一度主と向き 合い、ゆだねる と いう大切な体験をすべてが始ま る前にすることが出来、 平 安と希望が与えられたことは大きな祝福でした。 ケンブリッジより 今年のケンブリッジから の参加者は8名の方が参加し まし た。(初参加者4名)特に祈りつつ参加を誘ったノンクリスチ ャンの K 夫妻は一度参加を 断わり、日本でク リスチャンに 対する良い経験がなかっ たため、日本人ク リスチャンだけ が参加する集まりに抵抗があ るのかとあきらめていまし た 。 しかし、私に内緒で妻ヘーゼルが再チャレンジしたら、たま たま仕事状況に余裕が出来、一週間前に参加をしてもらえ ることになりました。やはりはじめは抵抗を 感じていた K 夫 妻でしたが、小グループでの心を開いた交わりや、各メッセ ンジャーの語 り掛けに心を 少しずつ開く ことが出来、 予想 以上にすばらし いときを持つこ とができたと言っ て下さり、 神様の計画のすばらしさ に再び圧倒されました。 特にご主 人の S さんは「 あそこまで自分 の求めていたこ とに対し答 えが与えられるとは思わな かった」と愛のメッセージと お互 いの愛に圧倒さ れ、涙を目にた めて感想を語っ てください ました。奥様の E さんも「イメージ的なことが先行しているこ とが多いのですが、まずは信じること からはじめてみたい」 と感想をいただき、救いに近づく 大きな一歩になったようで す。引き続き K 夫妻の救いにためにお祈りください。 また今回旦那 さんに子供を 見ていただい て初めて参加 さ れた R さんは海外在住が長いですがこのように日本人クリ スチャンが多く 集まる集会に参加さ れたのは初めてで たく さんの刺激、 励ましをいた だいたよう で、早速婦人 の方を 集めランチパーテ ィーを開きたいと 積極的になられて いま す。そのパーテ ィーから R さんを中心にし た聖書の学びも スタートさせようとビジョンを持ち一歩進み出ようとしていま す。神様が一人 一人の心に働か れている様子に とても励 まされました。 R, さ んの 新し い ビ シ ョ ン が主 に あって勧めら れていくことが 出来ますよう にお祈りくださ い。 お知らせ 2005 年9月より 在欧日本人宣 教会短期協力 宣教師とし て派遣されてきた私たちですが、 2年の任期が終わるにつ れて今年の8 月いっぱいを 持ってケン ブリッジでの 働きを 終え、日本へ帰 国すること に決定しまし た。今後の働き に 関してはまだはっ きりしていませんが、 長期的に再び宣教 師として英国もしく は欧州に戻ることをビジョ ンに日本へ帰 国したいと思いま す。私たちにと ってもまたケン ブリッジの 日本人クリスチャンの方たちにとっても信仰による一歩とな りますが、 主に導きに信仰 により従い、 主にすべてを ゆだ ねていこうと祈っ ています。すでに 神様は次の働き 人を導 いてくださってい ます。さらにはっ きりし次第皆様に も報告 をしたいと思います。私たち の今後の日本における働き の ため、また引き続きケンブリッジでの働きが主にあって引き 継がれていくことが出来るようにお祈りください。 感謝!! すべてが守ら れ祝福されたリト リートの3日間をも てたこと。 感謝!! 多くの参加者が御言葉に よって成長し、励まさ れ、 神様の愛にもう一度目を向けることが出来たこと。 感謝!! 主にあるすばらしい一致が与えられたこと。 参加者一人一人 がそれぞれ場所 にて主の愛の証 人 として用いられるように。 ノンクリスチャンの参加者のため。(K 夫妻含む) 来年のリトリートにむけて。 R さんのケンブリッジでも新たなビジョンのため 私たちの今後の歩みのため。 私たちの後継者のため 皆様のお祈りに心より感謝いたします。 主に在りて 横田栄・ヘーゼル・理雄・開 英国住所:Sakae & Hazel Yokota 16 Orchard Estate Cherry Hinton Cambridge CB1 3JP UK Tel/Fax :+44-(0)1223-210377 E メール: [email protected] ケンブリッジJCFホームページ: www.naita.net/cjcf/ 横田栄・ヘーゼル宣教師を支える会 事務局:〒350-1205 埼玉県日高市原宿 259-48 代 表: 関根浩介 (飯能キリスト聖園教会会員) TEL/FAX: 042-989-5942 郵便振込 0012-6-649209 「横田栄・ヘーゼル宣教師を支える会」 ※加入者負担の振込み用紙があり ます。支える会までご連絡いた だければお送りします。 在欧日本人宣教会 事務局:〒206-0012 東京都多摩市貝取 3-4-4-203 TEL&FAX:042-389-1676