Comments
Description
Transcript
福祉 - 長岡京市
福祉 高齢者福祉サービス(介護保険) 介護保険制度 介護保険制度は、各市町村が運営しています。その財源は 国、都道府県、市町村の公費と保険料でまかないます。国、都 道府県は財政負担のほか市町村の制度運営を支援します。 介護保険は、介護の負担を社会全体で連帯して支えあう 社会保険制度です。サービスを利用するしないにかかわら ず、原則として40歳以上のすべての人が加入しなければな りません。 市町村に住む外国人も、短期滞在の人を除き、介護保険の 加入者となります。 サービスの対象者 市内在住の人のうち、40歳以上の人が被保険者となり、年 齢によって第1号被保険者 (65歳以上) と第2号被保険者(40 歳以上65歳未満) に分かれます。 ▪第1号被保険者 対象者 65歳以上の方 受給者 要介護者 (寝たきり、 認知症など) 、 要支援者 64 高齢介護課介護保険係 ☎955-2059 ▪第2号被保険者 対象者 40歳以上65歳未満の医療保険加入者 受給者 初老期における認知症、脳血管疾患などの老化に 伴う疾病(特定疾病)により、介護・支援が必要な人 被保険者の資格 ▪資格の取得 被保険者の資格は、次のいずれかに該当したその日から 発生します。 ①医療保険加入者である住民が40歳に到達したとき(誕生 日の前日) ②40歳以上65歳未満の医療保険加入者または65歳以上の 人が住民になったとき ③40歳以上65歳未満の住民が医療保険加入者となったとき ④医療保険加入者以外の住民が65歳に到達したとき(誕生 日の前日) ▪資格の喪失 被保険者の資格は、次のいずれかに該当したとき喪失し ます。 ①住民でなくなった日の翌日(ただし、住民でなくなった日 に他の市町村の住民になったときは当日) ②第2号被保険者は、医療保険加入者でなくなった日 ※介護保険の被保険者には被保険者証が交付されます。 交付の対象となるのは、第1号被保険者は全員、第2号被保 険者は要介護・要支援認定を受けた人と、被保険者証を交付 申請した人です。 被保険者資格を喪失したときは、すみやかに被保険者証 を返還していただきます。 保険料 ▪65歳以上の人(第1号被保険者) 老齢、退職年金など年額18万円以上の人は年金から差し 引いて納めていただきます。…【特別徴収】 年金額が年額18万円未満などの人は納付書又は口座振替 により納めていただきます。…【普通徴収】 ▪40歳~64歳の医療保険に加入している人 (第2号被保険者) 医療保険の保険料といっしょに納めていただきます。保 険料の計算方法や額は、加入している医療保険によって異 なります。 ▪所得段階区分 (平成24~26年度/基準額:月額5,180円) ※平成24~26年度につきましては、 国の特例措置によって、報酬改定に伴う保険料の上昇分が軽減されています 所得段階 所得区分 料率 年間保険料額 第1段階 生活保護受給者、老齢福祉年金受給者 (世帯全員が住民税非課税) 0.45 27,980円 第2段階 本人および世帯全員が住民税非課税であって、合計所得金額+課税年金収入額が 80万円以下の人 0.45 27,980円 第3段階 本人および世帯全員が住民税非課税であって、合計所得金額+課税年金収入額が 80万円を超え120万円以下の人 0.60 37,300円 第4段階 本人および世帯全員が住民税非課税であって、合計所得金額+課税年金収入額が 0.70 43,520円 第5段階 本人は住民税非課税であるが、世帯の誰かが住民税課税で、合計所得金額+課税 年金収入額が80万円以下の人 0.90 55,950円 第6段階 本人は住民税非課税であるが、世帯の誰かが住民税課税で、第5段階以外の人 1.00 62,160円 第7段階 本人が住民税課税で合計所得金額が125万円以下の人 1.15 71,490円 第8段階 本人が住民税課税で合計所得金額が125万円を超え190万円未満 1.25 77,700円 第9段階 本人が住民税課税で合計所得金額が190万円以上300万円未満 1.40 87,030円 第10段階 本人が住民税課税で合計所得金額が300万円以上400万円未満 1.60 99,460円 第11段階 本人が住民税課税で合計所得金額が400万円以上600万円未満 1.80 111,890円 第12段階 本人が住民税課税で合計所得金額が600万円以上800万円未満 2.15 133,650円 第13段階 本人が住民税課税で合計所得金額が800万円以上1,000万円未満 2.50 155,400円 第14段階 本人が住民税課税で合計所得金額が1,000万円以上 2.85 177,160円 (第3段階-1) 120万円を超える人 ※保険料段階は市区町村によって異なりますので、 保険料通知などで確認してください。 介護サービスを受けるための手続き 1.申請 介護が必要となったら、まず要介護認定の申請が必要で す。介護が必要になったとき、本人や家族などが「要介護認 定」の申請をしてください。指定居宅介護支援事業者や介護 保険施設などに申請を代行してもらうこともできます。 申請窓口 高齢介護課介護保険係 申請に必要なもの ◦要介護・要支援認定申請書 ◦介護保険被保険者証 ◦主治医意見書 ◦健康保険被保険者証 (第2号被保険者の場合) 2.訪問調査 市職員や介護支援専門員が訪問して、ご本人やご家族か ら心身の状況などをお聞きします。 65 3.審査 どのくらい介護が必要か審査します。 訪問調査の結果をコンピュータに入力して得られた判定 と、主治医の意見書、訪問調査における記述式の特記事項を もとに、 「介護認定審査会」で審査し、要介護状態区分の判定 が行われます。 4.認定 判定に基づき、 市が要介護状態区分を認定し、 通知します。 なお、認定結果に不服などがある場合は、京都府に設置さ れている介護保険審査会に不服申し立てをすることができ ます。 5.ケアプランの作成 利用者の希望や状態に応じたサービス計画を作成します。 「要介護」と認定された方には、本人(家族)の依頼に基づ き、指定居宅介護支援事業者の介護支援専門員(ケアマネ ジャー)が、さまざまなサービスを組み合わせて介護サービ ス計画 (ケアプラン) を作成します。 「要支援1」または「要支援2」と認定された人には、本人(家 族)の依頼に基づき、地域包括支援センターが、本人の可能 な限りの自立支援を目的とした介護サービス計画(ケアプ ラン) を作成します。 ケアプランの作成にかかる費用は、全額保険から給付さ れ、自己負担はありません。 6.サービスの利用 認定されたサービス区分ごとに定められた限度額の範囲 内でさまざまなサービスが受けられます。 各種の介護サービスを利用した場合、利用者は同じ月に 利用したサービス費用の1割を負担していただきます。 1割の負担が高額になり、一定額(世帯の課税・非課税状況 により、基準額が異なります)を超えたときは、申請により、 超えた分が「高額介護サービス費」として、後から支給され ます。 高額医療・高額介護合算制度 世帯内で、介護保険と医療保険等の両制度における自己 負担額の合算額が、年間で一定の限度額を超えた場合は申 請により超えた額が支給されます。 ※食費・居住費および差額ベッド料については対象となり ません。 介護サービス(要介護1~5と認定された人) 【在宅サービス】 ▪自宅で訪問を受けてサービスを利用する ◦訪問介護(ホームヘルプサービス) ◦訪問入浴介護 ◦訪問看護 ◦訪問リハビリテーション ◦居宅療養管理指導 ▪日帰りで施設に通ってサービスを利用する ◦通所リハビリテーション ◦通所介護(デイサービス) ▪ 病 気や旅行などで一時的に介護ができないとき、施設で サービスを利用する ◦短期入所生活介護 ◦短期入所療養介護 ▪福祉用具、自宅の改修 ◦福祉用具の貸与・購入費支給(限度あり) ◦住宅改修費の支給(限度あり) ▪その他 ◦特定施設入居者生活介護 【施設サービス】 ▪施設に入所(入院)して介護を受ける ◦指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) ◦介護老人保健施設(老人保健施設) ◦指定介護療養型医療施設 介護予防サービス(要支援1、要支援2と認定された方) 【在宅サービス】 ▪自宅で訪問を受けてサービスを利用する ◦介護予防訪問介護(ホームヘルプサービス) ◦介護予防訪問入浴介護 ◦介護予防訪問看護 ◦介護予防訪問リハビリテーション ◦介護予防居宅療養管理指導 ▪日帰りで施設に通ってサービスを利用する ◦介護予防通所リハビリテーション ◦介護予防通所介護(デイサービス) ▪病気や旅行などで一時的に介護ができないとき、施設で サービスを受ける ◦介護予防短期入所生活介護 ◦介護予防短期入所療養介護 ▪福祉用具、自宅の改修 ◦介護予防福祉用具の貸与・購入費支給(限度あり) ◦介護予防住宅改修費の支給(限度あり) ▪その他 ◦介護予防特定施設入居者生活介護 地域密着型サービス(要支援1・2、要介護度1~5と認定された人 高齢者が住み慣れた地域での生活を継続するために、市 が身近な地域ごとにサービスの拠点をつくり、整備してい きます。 原則として、他市区町村のサービスはご利用になれませ ん。要介護度によっては、ご利用いただけないサービスもあ ります。 ◦小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能型居宅介護 ◦認知症対応型共同生活介護 介護予防認知症対応型共同生活介護 66 ◦認知症対応型通所介護 介護予防認知症対応型通所施設 ◦定期巡回・随時対応型訪問介護看護 長岡京市地域包括支援センター 在宅サービスの上限額(支給限度額) 在宅 認定区分 支給限度額 要支援1 49,700円 要支援2 104,000円 要介護1 165,800円 要介護2 194,800円 要介護3 267,500円 要介護4 306,000円 要介護5 358,300円 ※自 己負担額は、サービス費用の1割負担となります。施設 利用は、1割負担のほかに居住費・食費などが自己負担と なります。 ※施 設サービスについては、利用される施設の種類や要介 護度、施設の所在地によって介護報酬額が異なりますの で、 利用される際には直接利用施設にお尋ねください。 介護予防 65歳以上の人で、介護保険の介護認定を受けていない人 を対象に、毎年「生活機能チェック表」を送付します。この チェック表で日々の生活を維持していくために必要な心身 の能力をチェックして、 返送してください。 「生活機能チェック表」で一定の基準に該当し、生活機能 の低下が考えられる人を二次予防事業対象者とし、市が実 施する介護予防事業に参加することができます。 ▪介護予防事業 ◦高齢者介護予防デイサービス事業 運動器の機能向上プログラム 栄養改善プログラム 口腔機能向上プログラム ◦高齢者介護予防教室 (運動器と口腔機能向上プログラム) ※詳しくはお問い合わせください。 ( ) 高齢者が住み慣れた地域で尊厳あるその人らしい生活を 送れるように、介護、福祉、健康、医療などさまざまな面から 高齢者の生活を支えていくための拠点となる機関です。 主任介護支援専門員(ケアマネジャー)や保健師、社会福 祉士などの専門職が連携して対応し、高齢者の生活を支援 します。 実施機関 長岡京市社会福祉協議会 総合生活支援センター内 (バンビオ1番館2階) ☎963-5508 FAX958-6909 受付日時 月~土曜日、午前8時30分~午後5時 ▪在宅介護支援センター 地域包括支援センターにつなぐ窓口として、 連携体制をと り、 高齢者の生活全般について様々な相談をお受けします。 [長岡中学校区] (長法寺、天神一丁目、天神二丁目1~8番、15番7~15号、21 番8号、26~31番、光風台を除く) 実施機関 済生会京都府病院 長岡京市今里南平尾8 ☎957-4500 FAX957-4501 受付日時 月~金曜日、午前8時45分~午後5時 [長岡第二中学校区] 実施機関 旭が丘倶楽部 長岡京市井ノ内朝日寺23 (特別養護老人ホーム旭が丘ホーム内) ☎ 955-9001、0120-075-294(フリーダイヤ ル) FAX955-4232 受付日時 月~土曜日、午前9時~午後6時 [長岡第三中学校区] 実施機関 アゼリア 長岡京市友岡四丁目114 (老人保健施設アゼリアガーデン内) ☎FAX957-1119 受付日時 月~土曜日、午前8時30分~午後5時 [長岡第四中学校区] (長法寺、天神一丁目、天神二丁目1~8番、15番7~15号、21 番8号、26~31番、光風台を含む) 実施機関 竹の里ホーム 長岡京市奥海印寺走田1-1 (特別養護老人ホーム竹の里ホーム内) ☎951-9400 FAX951-2211 受付日時 月~金曜日、午前9時~午後5時30分 67 高齢者福祉医療 後期高齢者医療制度 医療年金課後期高齢者係 ☎955-3139 対 象 75歳以上の人は全て加入します。資格は75歳の誕生日か ら発生します。また、65~74歳で、一定の障がいがある方 は、申請により京都府後期高齢者医療広域連合の認定を受 けた日から対象となります。 保険証は一人一枚 後期高齢者医療被保険者証は、被保険者、一人ひとりに交 付します。 医療機関では、 この保険証を提示してください。 手続きは市役所窓口で 制度を運営するのは、京都府後期高齢者医療広域連合で すが、 手続きや相談の窓口はこれまでどおり、 市役所です。 ▪保険料について 保険料は、全員に均一にかかる均等割額と所得に応じて かかる所得割額の合計になります。 ▪医療給付について 医療を受診したときの、患者の自己負担割合は、かかった 費用の1割です。ただし、現役並み所得者は、3割です。残りの 9割分(又は7割分)が保険から給付されます。高額療養費や 高額介護合算療養費は、国民健康保険と同様の制度があり ます。 詳しくは、 お問い合わせください。 老人医療(65歳以上70歳未満) 医療年金課医療係 ☎955-9519 この制度は、医療保険各法による自己負担を公費で軽減 するものです。 ▪対象 65歳以上70歳未満の人で、ひとり暮らし、老人世帯、また は、所得税非課税世帯に属する人。所得制限があります。申 請時には、健康保険証、認め印をお持ちください。転入者は、 前住所地での所得証明が必要です。 重度心身障がい老人健康管理事業 医療年金課医療係 ☎955-9519 この制度は、後期高齢者医療による一部負担金の支払い を公費で負担するものです。 ▪対象 後期高齢者医療の被保険者で、身障手帳1級~3級または、 療育手帳Aの人が対象になります。 所得制限があります。申請時には後期高齢者医療保険証、 身障手帳または、療育手帳、認め印をお持ちください。転入 者は、前住所地での所得証明が必要です。 お年寄りの生きがい事業 生きがい活動 ▪老人クラブ 健康で明るく豊かな生活を送るために、60歳以上の高齢 者が集まって、仲間づくりや社会参加などを行っている自 主的な組織です。どなたでも入会することができます。詳し くは下記へお問い合わせください。 長岡京市老人クラブ連合会 ☎FAX956-6166 ▪高齢者が利用できる施設 60歳以上の市民なら、 無料で利用できます。 老人福祉センター 「竹寿苑」 長岡京市粟生西条8 ☎FAX954-6830 地域福祉センター 「きりしま苑」 長岡京市東神足二丁目15-2 ☎956-0294 FAX956-0290 ▪いきいきサロン 60歳以上の市民なら、どなたでも参加できる「いこいの 場」です。 68 ▪老人園芸広場 自然とふれあいながら、園芸を楽しんでいただくために、 園芸広場を3ヵ所開設しています。 ▪シルバー人材センター 市内の60歳以上の高齢者を会員として組織された、自主 的な団体です。臨時的、短期的な仕事、その他軽易な仕事を 行っています。詳しくは下記へお問い合わせください。 長岡京市シルバー人材センター 開田三丁目3-36(市役所分庁舎3内2階) ☎955-8000 FAX955-8002 ▪敬老祝品贈呈事業 9月に、米寿、新百歳、最高齢の人に祝品・記念品を贈呈し ます。 ▪府営住宅優先入居 60歳以上の高齢者世帯が、府営住宅の入居を希望する場 合に、一般募集とは別に優先入居できる制度があります。 優先入居について…京都府高齢者支援課 ☎414-4574 一般募集について…京都府住宅供給公社 ☎432-2018 市営住宅について…市役所営繕課住宅係 ☎955-9523 高齢者福祉サービス(介護保険外) 高齢介護課高齢福祉係 ☎955-9713 配食サービス 家族介護者リフレッシュ事業 自分で食事を作ることや買い物が難しい高齢者に、栄養 バランスのとれた昼食をお届けします。定期的に訪問する ことで、 利用者の安否確認も行います。 高齢者を介護している人が日常の介護から一時的に離 れ、心身ともにリフレッシュできるよう、文化行事の鑑賞や マッサージサービス利用券の交付を行っています。 ▪対象者 (次の全てに該当する人) 1.65歳以上の人 2.ひとり暮らし、高齢者世帯、またはこれらに準ずる世帯 の人 (昼間独居の方についてはご相談ください) 3.心身機能の低下や、疾病などの理由から、買い物や調理が 難しい人 ※月~金曜日のうち週5回以内の利用で、 昼食のみの配達。 ▪対象者(次の全てに該当する人を介護されている人) 1.介護保険で要介護3~5の認定を受けている高齢者 2.申請日前月に在宅で生活した期間が15日以上の高齢者 (ショートステイ利用等が15日以内) 在宅生活支援ホームヘルプサービス 介護認定を受けていない人で、突然生活支援が必要と なった時に、自宅で生活をしていけるように、ホームヘル パーが調理・掃除などの家事援助(身体介護を除く)を行い ます。 ▪対象者 (次の全てに該当する人) 1.おおむね65歳以上の人 2.ひとり暮らしまたは高齢者世帯の人 3.退院後や体調が悪くなるなど、突発的に日常生活の支援が 必要となった人 日常生活用具の給付 心身機能の低下により、日常生活に支障のある高齢者に、 電磁調理器・自動消火器・ガス漏れ警報機(都市ガス、LPガ ス)を給付し、 火災の心配をなくします。 ▪対象者 (次の全てに該当する人) 1.65歳以上の人 2.心身機能の低下で、 防火に配慮が必要な人 3.市民税非課税世帯の人 4.自分で調理を行っている人 ▪内容 介護者1人につき、毎年度1枚交付(3千円以内) ※限度額を超えた分は、自己負担となります。 ※文化行事等鑑賞、マッサージサービスのいずれかにご利 用できます。 介護予防安心住まい事業 二次予防事業の対象者が、住み慣れた家で生活しやすい よう、また家族の介護負担を軽減することを目的に、住宅改 修費用を助成します。 ▪対象者(次の全てに該当する人) 1.世帯全員(同居している者を含む)が市民税非課税世帯 2.当該年度(又は前年度)の二次予防事業の対象者のうち、運 動機能の低下が認められた者 ※二次予防事業対象者とは 生活機能チェック表により、要支援・要介護状態になるお それがあると判断された65歳以上の高齢者のことをいいま す。 ▪内容 介護保険法に基づく居宅介護住宅改修の工事で補助基準 額(対象工事費と24万円のどちらか低い方)の2/3を助成し ます。千円未満切り捨て、補助金額上限は16万円。 ※助成決定後に工事を開始してください。 高齢者いきいき住まい改造助成 要介護高齢者が、住み慣れた家で生活しやすいように、ま た家族の介護負担を軽減するために住宅改修をする場合 で、介護保険の限度額を超える時にその費用を助成します。 ▪対象者 (次の全てに該当する人) 1.生活保護世帯、 市民税非課税世帯の人 2.要介護認定で要介護1~5の認定を受けている人 ▪内容 介護保険法に基づく居宅介護住宅改修の工事で介護保険 法の限度額(20万円)を超える額のうち、20万円以内を助成 します。 自己負担額は、 助成額の1割です。 ※助成決定後に工事を開始してください。 緊急通報装置 (シルバーほっとライン) 急に体調が悪くなるなど緊急事態が起こった場合に、緊 急ボタンを押すと消防署につながり、近所の協力員や救急 車がかけつけます。 ▪対象者 (次の全てに該当する人) 1.65歳以上のひとり暮らし又は高齢者世帯の人 2.要支援・要介護認定を受けている人又は、内部疾患等によ り緊急性が高い人 ※75歳以上の人は、 1のみで利用できます。 ※設置費用と設置後の維持経費がかかります。費用は課税 状況によって異なります。 69 徘徊高齢者家族安心サービス 認知症高齢者等やすらぎ支援 認知症のために徘徊があり、外出して行方がわからなく なる高齢者に、位置探索装置をお持ちいただき、家族が高齢 者のいる場所を確認できるサービスです。装置の大きさは 携帯電話程度です。 やすらぎ支援員を養成し、派遣することにより、介護家族 の負担を軽減し、認知症高齢者等の在宅生活を支援します。 ▪対象者(次の全てに該当する人を介護している家族) 1.介護保険の要支援・要介護認定を受けている人 2.認知症により徘徊がある人 介護用品給付事業 要介護高齢者を家庭で介護している人に、4千円分の介護 用品給付券を1ヵ月あたり1枚支給することで、在宅介護を 支援します。 ▪対象者 (次の全てに該当する高齢者を介護している人) 1.要介護3~5の認定を受けている高齢者またはこれに準ず る人 2.市民税非課税世帯に属する人 3.施設・病院に入所・入院されていない人 4.申請日前月に在宅で生活した期間が15日以上ある人(前 月のショートステイ利用が15日以下) 5.市内に住民登録をしている人 ※給付用品は紙おむつ及び尿とりパッドとなります。 障がいのある人 相談窓口 99ページ参照 障害者手帳 障害者手帳は、身体障がい・知的障がい・精神障がいを持 つ人が、様々な福祉サービスを受けやすくするためのもの です。 ▪身体障害者手帳 身体に障がいのある人が行政の福祉サービス等を利用し やすくするためのものです。手帳を持つことで不都合が生 ▪やすらぎ支援員の養成 市内在住の20歳以上の人で、認知症支援に関心のある人、 または介護経験者を対象に養成講座等を実施します。参加 者の募集は、広報長岡京でお知らせします。 ▪やすらぎ支援員の派遣 認知症高齢者及び介護家族の負担を軽減し、認知症高齢 者の在宅生活を支えるために、認知症高齢者宅を訪問し、見 守りや話し相手を行います。 養護老人ホーム 原則65歳以上の高齢者を対象に経済的理由や環境上の理 由により居宅での生活が困難になった場合に入所できます。 ※入 所措置の要否の検討にあたっては、入所判定委員会を 開催し、総合的に判定します。 軽費老人ホーム 低所得の高齢者で、家庭環境・住宅事情等の理由により、 居宅での生活が困難になった場合に入所できる施設です。 ▪対象者 60歳以上の高齢者(夫婦で入所する場合は、どちらかが 60歳以上) ※入所者と施設の直接契約となります。 障がい福祉課障がい支援係 ☎955-9710・℻952-0001 じることはありません。本人(15歳未満の児童の場合は保護 者)が希望すれば申請できます。 身体の状態が手帳交付の要件に当てはまるかどうかは、 指定医と京都府が申請時に提出する診断書に基づいて2回 にわたり審査します。指定医が診断書に記載した等級と、京 都府が最終的に決定する等級は異なることがあります。 申請手続きの窓口は、市役所障がい福祉課です。京都府で の審査が必要なため、窓口での申請から交付まで平均で1~ 2ヶ月かかります。 必要な(添付)書類などはお問い合わせください。 ▪療育手帳 知的障がいのある人が行政の福祉サービス等を利用しや すくするためのものです。手帳を持つことで不都合が生じ ることはありません。本人又は、保護者が希望すれば申請で きます。 知的障がいがあるかどうかについては、京都府家庭支援 総合センターで判定します。認定の程度によってA(重度)と B(中度・軽度)に分けられます。 申請手続きの窓口は、市役所障がい福祉課です。京都府で の審査が必要なため、判定から交付まで平均で1~2ヶ月か かります。 必要な(添付)書類などはお問い合わせください。 ▪精神障害者保健福祉手帳 精神障がい者に対する各種の支援を受けやすくするため の手帳で、精神障がい者の社会復帰と自立・社会参加の促進 を図ることを目的に制度化されたものです。手帳を持つこ とで不都合が生じることはありません。本人が希望すれば 申請の手続きができます。 障がいの程度の重いものから順に、1級から3級となりま す。なお、療育手帳の対象となる知的障がいは除かれます。 手帳の有効期限は2年です。 70 申請手続きの窓口は、市役所障がい福祉課です。京都府で の審査が必要なため、窓口での申請から交付まで平均で1~ 2ヶ月かかります。 必要な (添付) 書類などはお問い合わせください。 障がい者医療費助成制度 医療年金課医療係 ☎955-9519 障がいのある人を対象に医療機関での一部負担金(保険 診療分)の支払いを公費で負担するものです。国民健康保険 など医療保険に加入している人で、身障手帳1~3級、または 療育手帳Aの人が対象になります。 所得制限があります。 申請時には、健康保険証、身体障害者手帳又は療育手帳、 認め印をお持ちください。転入の場合は前住所地での所得 証明書が必要です。 自立支援医療 (更生医療・育成医療) 更生医療は18歳以上の身体障がい者・育成医療は18歳未 満の身体に障がいのある児童を対象に、体の不自由な部分 の障がいを除去または軽減し、日常生活や職業生活に適応 するために症状を軽減させる医療を、指定の医療機関で受 けた場合に、 自己負担の一部を公費で負担します。 自己負担は、原則としてかかった医療費の1割負担です。 所得の状況により、1か月の自己負担に上限があります。所 得制限があります。 障がいの種類や等級など、一定の要件に該当している必 要があります。 詳細についてはお問い合わせください。 ▪対象となる医療 心臓手術、血液透析療法、腎移植術、肝移植術、関節形成手 術、外耳形成手術、角膜手術など。京都府独自の制度として、 在宅酸素療法や、ストマ装着によるじょくそう予防の治療 を受ける場合も対象になる場合があります。 自立支援医療 (精神通院医療) 通院で精神障害の治療を受けている、一定の症状がある 人の医療について、 自己負担の一部を公費で負担します。 自己負担は、原則としてかかった医療費の1割負担です。 所得の状況により、 1か月の自己負担に上限があります。 詳細についてはお問い合わせください。 補装具費の給付 身体障がいのある人や難病等の人が、 障がいのある部分を 補って日常生活や職業生活をより容易に営むために、 以下の 補装具の購入と修理するための費用を給付しています。 補装具には耐用年数が定められているため、 その間は原則 として修理費用の給付を受けながら使うことになります。 本人の所得などにより一部(又は全額)自己負担がありま す。また、補装具の種類によっては、はじめに京都府家庭支 援総合センターの判定が必要な場合があります。 詳しくはお問い合わせください。 ▪補装具の種類 障がい種別 補装具の種類 視覚障がい 盲人用安全つえ、 義眼、 眼鏡 聴覚障がい 補聴器、 イヤモールド 肢体不自由 義手、義足、装具、車いす、電動車い す、歩行器、歩行補助つえ、座位保持 装置、 重度障害者意思伝達装置 日常生活用具の給付等 在宅で重度の障がいのある人や難病等の人に対して、日 常生活の便宜を図るために日常生活用具の給付や貸与を 行っています。障害者手帳の種類や障がいの部位・程度に よって、品目は異なります。また、用具の取り付け工事に対 する助成もあります。 日常生活用具には耐用年数が定められているため、その 間は原則として給付や貸与はできません。本人の所得など により一部(又は全額)自己負担があります。 詳しくはお問い合わせください。 福祉機器の購入等助成 障がい者用に改良された用具やリハビリ等の訓練に必要 な福祉用具、福祉機器の購入や取り付け工事の経費を助成 します。所得制限があります。 介護保険が利用できる人は、介護保険が優先される品目 があります。 詳しくはお問い合わせください。 住宅改造助成 障がいのある人や難病等の人が住む住宅を改造するとき は、市の専門職員(作業療法士・理学療法士等)が相談に応じ ます。また、改造費用の一部を助成します。 事前に必ず相談してください。住宅改造相談による改造 プラン以外の工事は助成対象になりません。新築、改築、増 築、屋根の補修などの工事は除きます。 介護保険が利用できる人は、対象範囲の調整が必要です。 詳しくはお問い合わせください。 自動車税・自動車取得税の減免 主に障がい者のために使用され、車検証等に「自家用」と 記載されている自動車に関する税金が減免されます。障が い者1人につき1台(軽自動車を含む)に限ります。 新たに自動車を取得される場合は登録の日まで、既に自 動車を所有されている場合は、税金の納期限の7日前まで に申請してください。いずれの場合も、障がいの種類や等級 等、一定の要件に該当している必要があります。 なお、自動車の所有(取得)者及び運転者が、障がい者本人 以外の場合は、福祉事務所長の証明を受ける必要がありま す。 減免の要件など、詳細については、税金の種類に応じて各 窓口にお問い合わせください。 自動車税 軽自動車税 自動車取得税 京都西府税事務所 ☎326-3314 市役所課税課 ☎955-9507 FAX951-5410 京都府自動車税 管理事務所 ☎672-6155 FAX672-2995 (18歳未満)座位保持いす、起立保持 具、 頭部保持具、 排便補助用具 71 有料道路通行料金の割引 生活助成金 事前に登録した自動車を利用する際、身体障害者手帳又 は療育手帳を料金所で提示すると、料金所係員が手帳の記 載事項を確認し、通常料金の半額割引が受けられます。ETC カードを登録すれば、ETC利用の際に割引料金が適用され ます。 運転する人が障がい者の場合と、介護者の場合では、割引 対象が異なります。割引要件や必要書類など、詳細について はお問い合わせください。 市民税が世帯全員非課税で、障がい者児のいる世帯や20 歳未満の子どもと父又は母のみの世帯であって、利用契約 者のいる世帯に、水道料、し尿処理手数料又は公共下水道使 用料の一部を助成します。毎年7月から申請受付を開始し、 その後は月割で減額されます。 助成額 年額12,960円〔平成25年度〕 ※障 がいの種類や等級など、受給要件があります。なお、施 設入所者、長期入院中の人、生活保護世帯は対象となりま せん。詳細についてはお問い合わせください。 駐車禁止規制の適用除外 向日町警察署 ☎921-0110 心身障がい者が使用する自動車には、駐車禁止除外指定 車標章が交付され、公安委員会が指定した場所での駐車禁 止が除外されます。 障がいの種類や等級、運転する人等、一定の要件に該当し ている必要があります。詳細についてはお問い合わせくだ さい。 自動車運転免許取得教習費の助成 身体障がい者が、自動車運転免許証を取得した場合、教習 費の一部を助成します。助成限度額は10万円で、所得制限が あります。 詳細についてはお問い合わせください。 自動車改造費の助成 重度肢体障がい者が、就労等のために自動車を取得する 場合に、障がいの種類に応じて運転がしやすいように改造 するための費用の一部を助成します。助成限度額は10万円 で、所得制限があります。 詳細についてはお問い合わせください。 特別障害者手当 身体または精神(知的含む)の重度の障がいが2つ以上重 複するなどにより、日常生活で常時特別の介護を必要とす る20歳以上の在宅の重度障がい者に支給されます。 手当額 月額26,260円 〔平成25年度〕 ※所得制限があります。施設入所や長期入院の場合は、給付 制限があります。 詳細についてはお問い合わせください。 障害児福祉手当 身体または精神(知的含む)に重度の障がいがあるため、 日常生活で常時特別の介護を必要とする20歳未満の在宅の 重度障がい児に支給されます。 手当額 月額14,280円 〔平成25年度〕 ※所得制限があります。施設入所の場合は、給付制限があり ます。 詳細についてはお問い合わせください。 【児童扶養手当・特別児童扶養手当 ⇒81ページ】 72 心身障がい者扶養共済制度 心身障がい児・者を扶養している人が加入し、一定の掛金 を納めることにより、加入者が死亡又は重度障がいになっ た場合に、心身障がい児・者に終身給付金を支給し、将来の 生活の安定と福祉の向上を図る制度です。 掛金は、9,300円~23,300円(加入時の保護者の年齢によ り違います。)府・市による一部補助や前年所得により減免 があります。給付金は、1口月額 20,000円(2口まで加入で きます。) 加入には年齢や扶養している心身障がい児者の障がいの 状況など、一定の要件があります。 詳細についてはお問い合わせください。 愛のタクシーチケットの給付 外出困難な心身障がい者に、タクシー料金の一部を助成 します。タクシー事業者が行っている、障害者手帳所持者へ の運賃の割引との併用も可能です。 タクシー利用券は、市内の指定のガソリンスタンドで給 油にも使用できます。 毎年4月から申請受付を開始し、その後は月割で減額され ます。 助成額 年額10,800円分 ※障 がいの種類や等級など、一定の要件に該当している必 要があります。詳細についてはお問い合わせください。 情報・コミュニケーションの支援 ▪手話通訳者による通訳と相談支援 福祉事務所の手話通訳者が、聴覚障がい者の社会生活で の意思の疎通を援助し、各種相談に応じます。 ▪登録手話通訳者・要約筆記奉仕員の派遣 聴覚障がい者の社会生活における意思の疎通を援助する ため、市に登録している手話通訳者・要約筆記者を派遣しま す。 ▪ファクス及び携帯メールによる緊急通報 聴覚・言語障がい者から、乙訓消防組合への火災・救急時 の通報がFAX及び携帯電話(メール)で行えます。 また、必要に応じて手話通訳者の派遣を行います。 利用するには事前に登録が必要です。 詳細についてはお問い合わせください。 障がい福祉サービス等の利用(障がい者・難病患者等) 障がいのある人や難病等の人が地域で自立した生活を営むために、ホームヘルパーの派遣や施設で提供するサービスを受 けることができます。障がいの種類や程度によって利用できるサービスの種類は異なりますので、事前に申請して利用決定を 受ける必要があります。 利用決定の期間は1年から3年となります。サービスの種類によっては、期間の更新が可能です。 利用したサービス費用の1割を負担するしくみです。本人の所得や市民税の課税状況により、利用者負担の軽減を受けるこ とができ、 1か月に支払う上限額は0円~37,200円となります。 (食費等の実費は別途必要です。) なお、 介護保険が利用できる人は、 介護保険のサービスが優先されます。詳細についてはお問い合わせください。 ▪ホームヘルパーの訪問や通所により利用するサービス サービスの種類 居宅介護 内容 利用できる人 身体介護 家事援助 ホームヘルパーが自宅に訪問して食事、入浴、排せつの介助、掃除や洗濯、食事 の用意などをお手伝いします。 通院等介助 通院などのための準備や移動するときに、ホームヘルパーが介助します。 乗降介助 通院などのために車に乗り降りするときにホームヘルパーが介助します。 身体障がい者 知的障がい者 精神障がい者 難病患者等 同行援護 視覚障がいにより。移動が著しく困難な人に、移動に必要な情報の提供(代筆・ 代読を含む) 、 移動の援護などの外出支援を行います。 視覚障がい者 行動援護 行動するときに危険を避けたり、外出するときの移動中の介護をホームヘル パーが行います。 知的障がい者 精神障がい者 重度訪問介護 重度の肢体不自由で、常時介護が必要な人や、知的障がいまたは精神障がいに より行動上著しい困難があり、常時介護が必要な人に、自宅での介護から外出 時の移動支援までを総合的に提供します。 身体障がい者 知的障がい者 精神障がい者 難病患者等 家族が病気や冠婚葬祭、事故などで一時的に在宅での援助が困難になったとき に、 施設での短期的な宿泊による支援を行います。 身体障がい者 知的障がい者 精神障がい者 難病患者等 短期入所 (ショートステイ) 移動支援事業 社会生活に必要な外出するときの移動中の介護をガイドヘルパーが行います。 日中一時支援事業 家族が病気や冠婚葬祭、事故などで一時的に在宅での援助が困難になったとき や、 家族の休息のために、 施設での短時間の見守りなどの支援を行います。 身体障がい者 知的障がい者 難病患者等 73 ▪施設で日中に提供されるサービス サービスの種類 内容 利用できる人 常時介護が必要な重度の障がい者に、必要な介護や生産・創作の場を提 供するとともに、身体機能や生活能力の向上に必要な援助を行います。 身体障がい者 知的障がい者 難病患者等 機能訓練 地域生活が営めるよう、身体的なリハビリテーション、日常生活の訓練 等の支援を有期限の支援計画で行います。 身体障がい者 難病患者等 生活訓練 地域生活が営めるよう、有期限の支援計画により日常生活能力の向上を 図り、サービス提供機関との連絡調整等の支援を有期限の支援計画で行 います。 知的障がい者 精神障がい者 難病患者等 就労移行支援 一般就労を希望する人に、知識・能力の向上や実習、職場探し等を通じ て、適性に合った職場への就労・定着を図るなどの支援を有期限の支援 計画で行います。 就労継続支援 一般企業での雇用が困難な人や一定の年齢に達している人に、一定の賃 金水準で就労や生産活動の機会を提供し、知識・能力の向上・維持を図 るなどの支援を行います。 地域活動支援センター事業 在宅の障がい者に、生産・創作の場を提供するとともに、交流の機会提 供や相談などの支援を行います。 生活介護 自立訓練 身体障がい者 知的障がい者 精神障がい者 難病患者等 ▪施設で夜間を含めて提供されるサービス サービスの種類 内容 利用できる人 障がい者が共同生活する住居で、主に夜間に世話人が日常生活の相談、入 浴、 排せつ、 食事介助などの支援を提供します。 身体障がい者 知的障がい者 精神障がい者 療養介護 医療の必要な障がい者に、機能訓練、療養上の管理、看護、医学的管理下で の介護や日常生活の支援を行います。 身体障がい者 施設入所支援 夜間に介護が必要な人や通所が困難な人で、自立訓練や就労継続支援の サービスを利用している人に居住の場を提供し、安定した日常生活が行 えるよう支援します。 身体障がい者 知的障がい者 共同生活援助 (グループホーム) ▪サービス等利用計画の作成などのサービス 74 計画相談支援 障がい福祉サービス等の利用を希望する人の援助方針や課題をふまえ、最も適切なサービスの組み合わ せを検討します。 地域移行支援 施設に入所している人や精神科病院に入院している人が地域で暮らすための相談にのります。 地域定着支援 施設や病院を出て地域で暮らすようになった人が安定して暮らせるように相談にのります。 障がい福祉サービスなどの利用(障がい児) 障がいのある子どもが、それぞれの子どもにあう日常生活を営んだり、集団生活へ適応するための訓練を受けたり、ホーム ヘルパーの派遣などのサービスを受けることができます。障がいの種類や程度によって利用できるサービスの種類は異なり ますので、事前に申請して利用決定を受ける必要があります。利用決定の期間は1年から3年となります。サービスの種類に よっては、 期間の更新が可能です。 利用したサービス費用の1割を負担するしくみです。保護者の所得や市民税の課税状況により、利用者負担の軽減を受ける ことができ、 1か月に支払う上限額は0円~37,200円となります。 (食費等の実費は別途必要です。) ▪障がい福祉サービスの種類 (18歳未満の児童) サービスの種類 内容 利用できる人 居宅介護 (身体介護) ホームヘルパーが自宅に訪問して食事、入浴、排せつの介助などをお手伝 いします。 身体障がい児 知的障がい児 行動援護 行動するときに危険を避けたり、外出するときの移動中の介護をホーム ヘルパーが行います。 知的障がい児 重度訪問介護 重度の肢体不自由で、常時介護が必要な子どもや、知的障がいまたは精神 障がいにより行動上著しい困難があり、常時介護が必要な子どもに、自宅 での介護から外出時の移動支援までを総合的に提供します。 障がい児 短期入所 (ショートステイ) 家族が病気や冠婚葬祭、事故などで一時的に在宅での援助が困難になっ たときに、 施設での短期的な宿泊による支援を行います。 移動支援事業 社会生活に必要な外出するときの移動中の介護をガイドヘルパーが行い ます。 日中一時支援事業 家族が病気や冠婚葬祭、事故などで一時的に在宅での援助が困難になっ たときや、 家族の休息のために、施設での短時間の見守りなどの支援を行 います。 身体障がい児 知的障がい児 ▪児童福祉サービスの種類 サービスの種類 内容 利用できる人 児童発達支援 就学前の支援を要する児童に、日常生活における基本的な動作の指導、集 団生活への適応訓練などを行います。 障がい児 放課後等デイサービス 就学後の支援を要する児童に、日常生活における基本的な動作の指導、集 団生活への適応訓練等を行います。 障がい児 保育所等訪問支援 保育所などを利用中の児童が、集団生活の適応のための専門的な支援を 必要とする場合、 本人や施設のスタッフに対し、集団生活に適応するため の訓練や支援方法の指導等の支援を行います。 障がい児 障害児相談支援 児童福祉サービス (通所支援)の利用を希望する障がい児の援助方針や課 題を踏まえ、 最も適切なサービスの組み合わせを検討します。 障がい児 75 その他の福祉施策 地域福祉センター「きりしま苑」 60歳以上の長岡京市民であればどなたでも利用できま す。市民の憩いの場として、入浴施設等の開放、高齢者の生 きがいと健康づくりのための講座を開催しています。また、 子育て世帯の支援事業も実施しています。 市民の地域福祉活動の支援として、きりしま苑に登録さ れている高齢者サークル・福祉団体・子育て団体に会議室・ 研修室の貸し出しを行っています。 (利用料無料) 利用時間 午前9時30分~午後4時 休 館 日 土・日曜日、 祝日、 12月28日~1月4日 ▪問い合わせ 地域福祉センターきりしま苑 長岡京市東神足二丁目15-2 ☎956-0294 FAX956-0290 総合生活支援センター 総合交流センター(バンビオ1番館)2階にあります。長岡 京市の地域福祉を推進するための事業、在宅の障がい者や 高齢者、その家族に対して在宅福祉サービスの利用援助、 介護相談などくらしに関する情報提供などの事業を行いま す。社会福祉法人 長岡京市社会福祉協議会が指定管理者 となり事業を実施しています。 事業は、地域福祉活動支援ボランティアセンター、長岡京 市地域包括支援センター、長岡京市障がい者地域生活支援 センター「キャンバス」、くらしに関する相談事業、その他地 域福祉事業などがあります。 開館時間 午前8時30分~午後5時 休 館 日 日曜日、 祝日、 年末年始 ▪問い合わせ 長岡京市総合生活支援センター 長岡京市神足二丁目3-1 (バンビオ1番館2階) ☎963-5508 FAX963-5509 緊急医療情報 「命のカプセル」 社会福祉課地域福祉・労政係 ☎955-9516 救急医療情報「命のカプセル」は、プラスチック製の容器 の中に、緊急時の連絡先やかかりつけの医療機関を自身で 記入した情報シート等を入れ、冷蔵庫に保管するものです。 もしものとき、救急隊員らが救急活動に必要な情報を迅速 に得られることを目指すものです。希望者に配布します。 ▪配布対象 高齢者、要介護者、障がい者・児、出産を控えた方など 民間社会福祉活動振興助成金 長岡京市内で活動するNPO法人・団体の事業に、助成し ます。 対象となる活動 地域に根ざした社会福祉活動や高齢者・障がい者・介護者 の支援、子育て支援など。 「子どもと高齢者のふれ合いの場作り」 具体例… 「 子育てや 介護の学習会」 「高齢者の健康づくりを支援」 「障が い者の地域参加を支援」など。 助成額 対象となる事業経費の2分の1以内。助成の限度額は1事 業につき30万円(申請が多数の場合、地域福祉振興基金の運 用枠内で調整します。) 申込方法・申込期間 申請書を下記へ提出してください。申込期間があります。 詳しくは下記にお問い合わせください。 申し込み先 ・高齢者向けの福祉活動/高齢介護課 ☎955-9713 ・障がい者向けの福祉活動/障がい福祉課 ☎955-9549 ・児童向けの福祉活動/こども福祉課 ☎955-9558 ・その他の福祉活動/社会福祉課 ☎955-9516 長岡京市営浴場(ふれあいの湯) 社会福祉課地域福祉・労政係 ☎955-9516 市民の健康増進と相互交流を図るために設置した市営浴 場です。 場 所 長岡一丁目47-8 営業時間 午後4時30分~午後10時 定 休 日 毎週木曜日、1月1日 料金など 大人 200円 小学生以下 100円 70歳以上の市民100円 ※70歳以上の市民で利用料金を100円とするには市役所で 申請が必要です。 ※駐車場はありません。 生活の相談 生活保護 社会福祉課保護係 ☎955-9517 生活保護は、病気や事故その他の理由で収入がなくなり 生活に困ったときに、健康で文化的な最低限度の生活を保 障し、一日も早く自分の力で生活できるよう力添えするこ とを目的とした制度です。 ▪生活保護を受けるには 利用できる資産(財産)を生活のために使い、自分の能力 に応じて働き、 収入をあげなければなりません。 さらに扶養義務者からの援助や、他の法律や制度の適用 を受けてもなお生活に困り、国が定めた基準額に収入が満 たない場合、その足りない分だけを保護費として受けるこ とができます。生活保護については、社会福祉課保護係また は地域の民生児童委員へご相談ください。 76 民生・児童委員 社会福祉課地域福祉・労政係 ☎955-9516 民生・児童委員は地域の暮らしの中で、みなさんの立場に 立って、子育て、学校、介護、経済的なことなどの相談に乗っ たり、心配ごとを解決するためにいろいろな福祉サービス を紹介したり、必要に応じて関係機関との調整役を務めた りする地域の奉仕者です。住所により担当民生児童委員が 決まっていますので、お問い合わせください。児童福祉に関 することを専門に行う主任児童委員も各地域に配置されて いますので、お気軽にご相談ください。 社会福祉協議会 社会福祉協議会 社会福祉協議会は地域社会において民間の自主的な福祉 活動の中核となり、住民の参加する福祉活動を推進し、保健 福祉上の諸問題を地域社会の計画的・協働的協力によって 解決しようとする公共性・公益性の高い民間非営利団体で す。 社会福祉法では、 「地域福祉の推進を図ることを目的とす る団体」と規定され、住民が安心して暮らせる福祉コミュニ ティづくりと地域福祉の推進をしています。 事業の財源は、会員会費・寄付金・共同募金・市の補助金・ 委託金などで賄われています。 ▪地域福祉活動事業の推進 ◦福祉活動の相談・支援 ◦ふれあいのまちづくり事業の推進 ◦ひとり暮らし高齢者の会活動支援・外出行事助成 ◦地域敬老行事の助成 ◦民生児童委員協議会との協働 ◦おせち料理配食事業の実施 ◦高齢者見守り隊事業の実施 ▪ボランティア活動の推進 ◦ボランティア相談、 情報の提供 ◦ボランティア講座・研修会の開催 ◦コーディネート ◦ボランティア活動の応援 ◦ボランティア保険の窓口 ▪貸付相談事業の実施 ◦生活福祉資金貸付 ◦くらしの資金貸付 (5月・7月・12月・2月、 10万円限度) ◦小口資金貸付 (2万円限度) ▪福祉サービス利用援助事業の推進 ◦福祉サービスの利用援助・日常的な金銭管理の支援 ◦生活支援員の育成 ▪福祉教育・啓発活動の推進 ◦市内学校への福祉教育の支援 ◦社会福祉大会の開催 ◦障がい者児の人権を考える市民のひろばへの参画 ▪在宅福祉生活支援事業 ◦車イス移送用自動車レンタル事業 ◦障がい者 (児) の介護者等へのマッサージサービス助成事業 ◦車イス短期貸出事業 ◦寝具乾燥・水洗いサービス事業 ▪障がい者(児)福祉活動 ◦障がい者地域生活支援センターの相談事業(一般相談・計 画相談) ◦障がい者当事者(ピアカウンセラー)の設置 ◦聴覚障がい者・中途失聴・難聴者のためのいきいきサロン の開催 ◦長岡京市障がい者ネットワーク調整チーム会議への出席 ▪在宅福祉活動 ◦居宅介護支援事業の運営 ◦ホームヘルプ事業の運営 ◦デイサービス事業の運営 ◦障がい福祉サービス事業の運営 ◦地域包括支援センターの運営 ◦認知症初期集中支援チームの運営 ▪地域福祉センターきりしま苑管理運営 ◦きりしま苑一般利用者の利用推進 ◦健康体操講座、趣味の講座の開催 ◦図書・ビデオの貸し出し ◦会議室・研修室の開放 ◦高齢者生きがい活動や健康づくりのための支援 ◦高齢者小地域いきいきサロンの実施 ◦福祉相談、情報提供 ◦高齢者配食サービス事業の実施 ▪その他 ◦共同募金、歳末たすけあい運動への取組み ◦社協情報誌「とーく」等を使った広報活動の充実 ◦済生会病院売店の運営 ◦不要入れ歯回収ボックスの設置 ◦AED(自動体外式除細動装置)の貸出 ▪問い合わせ 長岡京市総合生活支援センター(長岡京市社会福祉協議会) 長岡京市神足二丁目3-1 ☎963-5508 地域福祉センターきりしま苑 長岡京市東神足二丁目15-2 ☎956-0294 長岡京市社会福祉協議会 事務局 長岡京市東神足二丁目15-2 ☎955-5601 77