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CAD ソフトの購入及び保守委託に関する仕様書
CAD ソフト の購入及び保守委託に関する仕様書 1 目的 岐阜県工事担当職員( 以下「 担当職員」) が使用する CAD ソフト を購入し、 使用期間におけ る保守等( 最新版へのバージョ ンアッ プ、 ヘルプデスク・ 不具合発生時の対応他) を行う こと を目的とする。 2 用語の定義 (1) システム共通基盤 仮想化技術を用い複数の業務システムを稼働させる統合サーバをいう 。 (2) 仮想化 1 台のサーバコンピュータをあたかも複数台のコンピュータであるかのよう に論理的に 分割し、 それぞれに別の OS やアプリ ケーショ ンソフト を動作させる技術をいう 。 (3) RENTAI 岐阜県総務部情報企画課長が設置する通信機器により 構成される岐阜県行政情報ネッ ト ワークのことをいう 。 (4) ネッ ト ワーク認証 CAD ソフト のライセンスをサーバで一元的に管理し、 ネッ ト ワーク( 庁内) を通して使 用認証を得る認証方法のことをいう 。 (5) ライセンスサーバ ネッ ト ワーク認証を行う 際、 システム共通基盤のアプリ ケーショ ンサーバに設置するラ イセンスを管理するサーバのことをいう 。 3 一般事項 (1) 委託業務期間等 ・ ネッ ト ワーク認証環境の構築期間 契約成立日∼平成 28 年 12 月 31 日 ・ インスト ール用電子媒体の納入期間 契約成立日∼平成 28 年 12 月 1 日 ・ 運用開始及び保守対応期間 平成 29 年 1 月 1 日∼平成 33 年 12 月 31 日( 5 年間) ただし、 現行 CAD ソフト ( ※) 以外の場合は、 担当職員が操作方法に慣れるため、 2 ヶ月間( 平成 28 年 11 月 1 日∼平成 28 年 12 月 31 日) の試行期間を設けること。 ※現行 CAD ソフト : BLUETREND XA 2016(Build6100) 福井コンピューター株式会社 1 (2) 納入数量 ①「 4 調達ソフト の機能」 を満たす CAD ソフト ( ネッ ト ワーク認証方式) : 24 台同時稼動できるライセンス数 ②簡易機能を有する CAD ソフト ( ネッ ト ワーク認証方式) : 100 台同時稼動できるライセンス数 ※簡易機能を有するC A Dソフト は「 4 調達ソフト の機能」 の内⑪⑫⑬⑭の機 能を有する必要はない。 ③「 4 調達ソフト の機能」 を満たす CAD ソフト ( ネッ ト ワーク認証方式以外) : 4 ライセンス ④インスト ール用電子媒体 : 26 セッ ト ⑤インスト ール及び操作説明書 : 26 セッ ト (3) 納入場所及び納入方法 ① 納入場所は、 別紙 1 「 納入先一覧」 の通り とする。 ② 上記①の納入先へインスト ール用電子媒体と インスト ール及び操作説明書一式を納 品すること。( 県外納入先のみ郵送可) ③ インスト ール作業は、 岐阜県の担当職員が行う 。 ④ ネッ ト ワーク認証の設定は岐阜県に設置されたシステム共通基盤上において、 受託 者側で行う こと。 ※ネッ ト ワーク認証における詳細は「 6 4 稼働条件」 によること。 調達ソフト の機能 調達するソフト は、ネッ ト ワーク認証を用い下記作業を実行できる機能を有し、都道府県 での納入及び運用保守実績が 1 年以上あるものとする。 ただし、 ネッ ト ワーク認証の実績に ついては、 本項( 3) ⑬⑭に示す機能は対象外とする。 (1) 電子納品受取り 時の確認支援機能 CAD データが、 岐阜県の「 CAD 製図基準(H21.4)」、 国土交通省の「 CAD 製図基準 (H28.3)」 及び「 CAD 製図基準( 案) (H20.5)」、 農林水産省の「 電子化図面データの 作成要領( 案) (H25.3)」( 以下「 基準類」 という ) のとおり 作図されていることを確 認できること。 (2) 建設・ 土木図面を作成、 編集することが出来る建設・ 土木汎用 CAD であること。 (3) 建設・ 土木汎用 CAD としての図面の作成及び編集ができることに加え、岐阜県として 必要な下記の機能を備えていること。 ① 「 基準類」 に基づいた作図が容易にできる機能を持っていること。 ② 「 基準類」 どおり に作図されているかチェ ッ クし、「 基準類」 どおり でない場合、 2 該当箇所とコメ ント を表示する機能を持っていること。 ③ sfc 形式から P21 形式、 P21 形式から sfc 形式に変換して保存しても、 正確に表示 及び編集ができること。 ④ SXF 変換時に 1 枚の図面に複数の縮尺がもてること。 ⑤ SXF 変換時に縦横異縮尺の図面が表現できること。 ⑥ DXF、 DWG、 JWC、 JWW 形式の読み込み及び編集、 保存ができること。 ⑦ ラスターデータの読み込みができること。 ・ 扱う データとしては、 ラスター地図( tif ファイル)、 ワールド ファイル( tfw フ ァイル) 仕様とする。 ・ ラスターデータの読み込みについては、 上記ワールド ファイル( tfw ファイル) を使って複数のラスター地図をタイル状に表示できることとする。 ⑧ CAD データを TIFF 又は JPEG 形式で保存できること。 ⑨ 既存図面の一部をラスターデータとして切り 取り 、 任意の縮尺に変更できること。 また、 任意の角度で自由に回転配置できること。 ⑩ 数値を入力することにより 、 展開図及び数量計算表作成ができること。 ・ 用地求積図、 法面展開図などにおいては、 ヘロン式による計算とする。 ・ 舗装展開図においては、点間距離と幅による台形の面積計算を標準とし、細部に ついてはヘロン式を併用する。 ・ 座標法による面積計算を行う ことができること。 ⑪ SI MA データの読み込み及び保存ができること。 ⑫ DM データの読み込み及び保存ができること。 ⑬ Shape データの読み込み及び保存ができること。 ・ CAD データファイルからの保存は、 レイヤ単位に保存ができること。 ・ 平面直角座標系( 世界測地系 7 系) での保存ができること。 ・ 座標単位mでの保存ができること。 ・ CAD データが持つ属性値は、 属性情報として保存されること。 ⑭ CAD データを PDF に変換したものを、 再度 CAD データとして読み込みや編集、 保存ができること。 ⑮ 工事発注のための旗揚げが容易にできること。 ⑯ 着色が容易にできること。 ⑰ 朱書き機能があること。 ⑱ CAD ソフト で設定した用紙サイズ以外に、A3 以下のサイズで縮小印刷できること。 ⑲ 任意に選択した範囲を A3 以下のサイズで縮小印刷できること。 ( 4) 納入後、 SXF のバージョ ンアッ プができること。 また、 属性情報を有効に活用できる4 (3)に示す機能を持つことができること。 3 5 ソフト に必要な条件 建設情報標準化委員会 CAD データ交換標準小委員会にて策定された SXF( sfc、P21 の両フォーマッ ト ) に対応し、オープン CAD フォーマッ ト 評議会が行う OCF 検定の SXF 総合認証を受けていること。 6 稼働条件 (1) 稼動の最低条件は岐阜県職員パソコンで稼働することとし下記のとおり とする。 CPU: Core i3-4100M 、 2.50GHz 程度、 メ モリ : 4GB、 OS: Windows 7、 液晶 15.6 型ワイド 1,366×768 画素で稼働すること。 ※機器の更新に伴う OS 変更( Windows7→Windows10) に適応できること。 (2) 岐阜県職員パソコンの既存ソフト などと競合障害が発生しないこと。 既存ソフト ウェア ブラウザ その他 I nternet Explorer11.0 Microsoft Office(2010) Adobe Reader(最新版) Adobe Reader X – Japanese(最新版) 一太郎ビューワ 2014 ウイルスバスター Corp.クライアント Java(最新版) CS-GV2014 岐阜県版(工事情報保管管理 システム)※ Alchemy(9.0.100)※ DocuWorks8 ※動作環境等詳細は下記 URL 参照 http://www.yamaichi-techno.jp/products/software/( (株)ヤマイチテクノ H P より ) (3) ネッ ト ワーク認証環境構築の際は下記の点を留意すること。 ① ライセンスサーバはシステム共通基盤上に構築する。 なお、 使用できるサーバは 下記の規格とする。 OS Windows Server 2012 Standard CPU 2 コア メ モリ 4GB ハード ディ スク 40GB ② ネッ ト ワーク認証環境は RENTAI を用いること。 4 ③ システム共通基盤上での作業が必要な場合は、作業を行う 10 日前までに岐阜県に 報告すること。 なお作業実施可能時間帯は開庁日の 8: 30∼17: 15 とする。 ④ 保守端末の利用は技術検査課内で行う こと。 ⑤ 業務契約締結後 15 日以内にネッ ト ワーク認証環境構築作業における工程計画と ライセンスサーバに係る詳細情報を岐阜県に報告し、 承認を得ること。 7 保守委託 (1) 基本操作研修 初年度については平成 28 年 12 月 31 日までに CAD を使用する全担当職員( 320 人程度) 向けに基本操作研修( 以下「 研修」) を行う こと。( 40 人程度を対象に 8 回実 施すること) 次年度以降は毎年 40 人程度を対象とした研修を、 岐阜県の指定した期日までに 1 回行う こと。 研修は、CAD 初心者を対象とした研修内容とし、以下の内容を習得できるものとする。 ただし、 協議に基づき研修内容を変更することは差し支えない。 ① 基本的な操作方法( コマンド 操作) の習得 ② 工事発注のための旗揚げ・ 網掛け・ 着色方法の習得 ③ 「 製図基準」 に基づく データチェッ ク方法の習得 ④ 朱書き機能による指示事項等の入力方法の習得 ⑤ SXF 形式ファイルの読み込みや変換方法の習得 ⑥ 他の CAD 形式( DXF、 DWG、 JWC 形式等) 読み込み・ 変換方法の習得 ⑦ ラスターデータの入力方法の習得 ⑧ 画像ファイル( TIFF 又は JPEG 形式) への出力方法の習得 ⑨ DM データの読み込み・ 保存方法の習得 ⑩ shape データの読み込み・ 保存方法の習得 ⑪ 様々なサイズでの印刷方法の習得 ⑫ 電子納品成果物の閲覧方法の習得 ※研修は 4 時間程度で 1 回 40 人程度とする。 ※講師 1 名( 当該 CAD について熟知した者)、 補助講師 1 名以上の体制で実施する こと。 ※受託者で研修に必要な資料等及び CAD ソフト が使用できるライセンス( 40 人分/1 回) を準備すること。 ※研修に使用するパソコンは、 岐阜県が準備するが、 CAD ソフト のインスト ール、 アンインスト ールは受託者が行う こと。ただし、協議により 研修に使用するパソコ ンを受託者が準備しても差し支えない。 5 ※研修所( 岐阜市及びその周辺、 40 名程度) は岐阜県が準備する。 ※現行 CAD ソフト 及び現行 CAD ソフト を後継するソフト となった場合は、 研修は 不要とする。 (2) 保守 ① 情報セキュリ ティ ポリ シーの遵守 受託者は、 別紙 2「 情報セキュリティ に関する特記事項」 を遵守しなければな らない。 ② SXF 最新バージョ ンを岐阜県が採用した場合は、 岐阜県の定める適用時期まで に対応ソフト にバージョ ンアッ プすること。 ③ SXF 最新バージョ ンに対応する各種図面情報の属性セッ ト が公表され、 それを 岐阜県が採用した場合には、岐阜県の定める適応時期までに当該属性セッ ト に対 応できるよう バージョ ンアッ プすること。 ④ 上記②、 ③でバージョ ンアッ プを行う ソフト については、 OCF 検定の認定を受 けているものとする。 ⑤ 基準類が改訂された際は、速やかに対応し、岐阜県が別途指示する適用時期まで にバージョ ンアッ プすること。 ⑥ バージョ ンアッ プ作業は、岐阜県の承認を受けたう えで、新バージョ ンのインス ト ール用電子媒体およびインスト ールマニュアル、バージョ ンアッ プ内容の説明 書を別添「 納入先一覧」 に送付するものとする。 ⑦ ヘルプデスクの電話による問い合わせ対応は、 開庁日の 9 時∼17 時の間で行う こと。 電子メ ール及び FAX による問い合わせは、 終日受付け、 翌営業日中に回 答すること。 ⑧ ソフト 及び受託者側で設定したネッ ト ワーク認証環境等の不具合が発生した場 合は、 連絡を受けた翌営業日までに対応し、 対応した日の 17 時までに不具合の 状況及び復旧計画を報告すること。 ⑨ 3 (2)③において USB キー等ハード ウェ アでライセンス認証する場合、契約期間 にハード ウェ アが破損した際は無償で交換すること。破損したハード ウェ ア送付 後、一週間以内で対応すること。ただし、岐阜県の責によるものは対象外とする。 ⑩ 各年度当初に保守作業計画書を 4 月 10 日まで提出すること。 <保守作業計画書の内容> ・ 保守業務における実施体制及び連絡体制 ・ 通常メ ンテナンス、 バージョ ンアッ プ、 ヘルプデスクの対応方法について ・ 研修計画について( 研修体制及び研修内容) ⑪ 研修実施後、 すみやかに研修実施報告書を提出すること。 ⑫ 年度末の保守作業報告書を 3 月 31 日までに提出すること。 また、 最終年度は、 6 12 月 31 日までに提出すること。 原稿 1 部( CD-R)、 簡易製本報告書 1 部 <保守作業報告書の内容> ・ CAD ソフト に係る情報( バージョ ンアッ プ、 バグ対応等) ・ ヘルプデスク対応の報告 ⑬ 契約後、上記①∼⑫の対応ができない場合は、本契約を途中解約できるものとす る。 8 検収完了条件 (1) 購入費用( ネッ ト ワーク認証環境構築( CAD ソフト ライセンス)、 インスト ール用 電子媒体等) ① ネッ ト ワーク認証環境構築( CAD ソフト ライセンス) 岐阜県立ち合いの下、 4 に示す機能が正常に動作することが確認される。 ② インスト ール用電子媒体等 岐阜県が指定した者により 納品が確認される。 (2) 保守費用 「 保守作業報告書」「 研修実施報告書」について、岐阜県が実施する検査に合格する。 9 支払い方法 (1) 契約金額内訳について 受託者は、 落札後速やかに以下の区分による契約額内訳書を岐阜県に提出し、 承認 を得ること。 ただし下記割合を超える場合は、 岐阜県と協議すること。 ① 購入費用 契約総額の 100 分の 1.59 以内 ・ インスト ール用電子媒体等 ・ ネッ ト ワーク認証環境構築( CAD ソフト ライセンス) 契約総額の 100 分の 73.34 以内 ② 保守費用 ・ 平成 28 年度の保守業務に要する費用 契約総額の 100 分の 1.27 以内 ・ 平成 29 年度の保守業務に要する費用 契約総額の 100 分の 5.01 以内 ・ 平成 30 年度の保守業務に要する費用 契約総額の 100 分の 5.01 以内 ・ 平成 31 年度の保守業務に要する費用 契約総額の 100 分の 5.01 以内 ・ 平成 32 年度の保守業務に要する費用 契約総額の 100 分の 5.01 以内 ・ 平成 33 年度の保守業務に要する費用 契約総額の 100 分の 3.76 以内 (2) 各年度の支払いについて ① 購入費用( ネッ ト ワーク認証環境構築( CAD ソフト ライセンス)、インスト ール 7 用電子媒体等) 岐阜県による検収が完了した後、 費用を一括して支払う ものとする。 ② 保守費用 年度ごとの岐阜県による検収が完了した後、 下記の割合で支払う ものとする。 ただし、 7 の⑬ により 契約を途中解除する場合は、 月割り で精算をおこなう 。 ・ 平成 28 年度( 平成 28 年 1 月∼平成 29 年 3 月) 60 分の 3 ・ 平成 29 年度( 平成 29 年 4 月∼平成 30 年 3 月) 60 分の 12 ・ 平成 30 年度( 平成 30 年 4 月∼平成 31 年 3 月) 60 分の 12 ・ 平成 31 年度( 平成 31 年 4 月∼平成 32 年 3 月) 60 分の 12 ・ 平成 32 年度( 平成 32 年 4 月∼平成 33 年 3 月) 60 分の 12 ・ 平成 33 年度( 平成 33 年 4 月∼平成 33 年 12 月) 60 分の 9 なお、 年度ごとの支払いに端数が生じた場合は、 初年度に含む。 平成 28 年度に試行期間を設けた場合も同様の割合とする。 10 妨害又は不当要求に対する通報義務 受託者は、 契約の履行に当たって、 暴力団関係者等から事実関係及び社会通念等に 照らし て合理的な理由が認められない不当若しく は違法な要求又は契約の適正な履行 を妨げる妨害を受けたときは、 警察へ通報しなければならない。 なお、 通報がない場 合は入札参加資格を停止することがある。 受託者は、 暴力団等による不当介入を受けたことにより 、 履行期間内に業務を完了 することができないときは、 岐阜県に履行期間の延長変更を請求することができる。 8 別紙1 納入先一覧 数量 納 入 先 住 所 インストール 用電子媒体・ 説明書 岐阜土木事務所 岐阜市藪田南5-14-53 ふれあい福寿会館内 1 大垣土木事務所 大垣市江崎町422−3 西濃総合庁舎 1 揖斐土木事務所 揖斐郡揖斐川町上南方1−1 揖斐総合庁舎内 1 美濃土木事務所 美濃市生櫛1612−2 中濃総合庁舎内 1 郡上土木事務所 郡上市八幡町初音1727−2 郡上総合庁舎内 1 美濃加茂市古井町下古井2610−1 可茂総合庁舎内 1 多治見市上野町5-68-1 東濃西部総合庁舎内 1 恵那土木事務所 恵那市長島町正家字後田1067−71 恵那総合庁舎内 1 下呂土木事務所 下呂市萩原町羽根2605−1 下呂総合庁舎内 1 高山土木事務所 高山市上岡本町7−468 飛騨総合庁舎内 1 古川土木事務所 飛騨市古川町上野617−1 1 現地機関 可茂土木事務所 (土木) 多治見土木事務所 11 小計 岐阜農林事務所 岐阜市藪田南5-14-53 ふれあい福寿会館内 1 揖斐農林事務所 揖斐郡揖斐川町上南方1−1 揖斐総合庁舎内 1 西濃農林事務所 大垣市江崎町422−3 西濃総合庁舎 1 中濃農林事務所 美濃市生櫛1612−2 中濃総合庁舎内 1 郡上市八幡町初音1727−2 郡上総合庁舎内 1 美濃加茂市古井町下古井2610−1 可茂総合庁舎内 1 多治見市上野町5-68-1 東濃西部総合庁舎内 1 恵那農林事務所 恵那市長島町正家字後田1067−71 恵那総合庁舎内 1 飛騨農林事務所 高山市上岡本町7−468 飛騨総合庁舎内 1 下呂農林事務所 下呂市萩原町羽根2605−1 下呂総合庁舎内 1 郡上農林事務所 現地機関 可茂農林事務所 (農林) 東濃農林事務所 小計 流域浄水事務所 現地機関 東部広域水道事務所 (都市) 小計 宮城県仙台土木事務所 現地機関 (東北派 仙台地方振興事務所農業農村整備部 遣) 小計 技術検査課 県庁 小計 合 計 10 各務原市前渡西町1521番地 各務原浄化センター内 1 瑞浪市釜戸町2190-12 1 2 宮城県仙台市宮城野区幸町四丁目1−2 1 宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町4−17 1 2 岐阜市藪田南2−1−1 岐阜県庁内 1 1 26 別紙2 情報セキュリティに関する特記事項 (基本的事項) 第1条 本特記事項は、本契約による業務(以下「本業務」という。)の実施に当たって受託者が守る べき事項について、岐阜県情報セキュリティ基本方針、岐阜県情報セキュリティ対策基準に基づ き情報セキュリティに関する特記事項(以下「セキュリティ特記事項」という。)として定めるものであ る。 (用語の定義) 第2条 情報資産とは、次に掲げるものをいう。 (1)ネットワーク、情報システム及びこれらに関する設備並びに電磁的記録媒体(USBメモリ等を含 む。) (2)ネットワーク及び情報システムで取り扱う情報(これを印刷した文書を含む。) (3)ネットワーク及び情報システムに関連する文書 (責任体制の明確化) 第3条 受託者は、発注者に対して、本業務に係る情報セキュリティに責任を有する者(以下「セキュリ ティ責任者」という。)を書面で明らかにしなければならない。 2 受託者は、セキュリティ責任者に変更がある場合は、速やかに書面で発注者に連絡しなければな らない。 (業務従事者の特定) 第4条 受託者は、発注者の要求があったときは、要求を受けた日から1週間以内に、本業務の従事 者(派遣社員、アルバイト、非常勤職員、臨時職員等を含む。以下同じ。)を書面で明らかにしなけ ればならない。 2 本業務の従事者に変更がある場合は、受託者は速やかに連絡し、発注者からの要求があれば書 面で発注者に報告しなければならない。 3 本業務の履行のため、本業務の従事者が発注者の管理する区域に立ち入る場合は、身分証明書 を常時携帯させ、及び個人名と事業者名の記載された名札を着用させなければならない。また、 入退室管理が行われているところに立ち入る場合は、発注者の指示に従わなければならない。 (教育の実施) 第5条 受託者は、本業務の従事者に対して、情報セキュリティに関する教育(セキュリティ特記事項 の遵守を含む。)など本業務の履行に必要な教育を実施するとともに、関係法令及び関係規程を 遵守させるため、必要な措置を講じなければならなない。 (守秘義務) 第6条 受託者は、本業務の履行に際し知り得た情報及び発注者が秘密と指定した情報(以下「取得 情報」という。)を厳重に管理し、従事者の他に漏らしてはならない。この契約が終了し、又は解除 された後においても、同様とする。 (情報資産の利用場所) 第7条 受託者は、発注者の事前の承認がある場合を除き、本業務を処理するために発注者から引 き渡され、又は自らが取得し、若しくは作成した情報資産(所有権又は使用権が発注者に帰属す るものに限る。以下「管理対象情報」という。)を、発注者が指示した場所以外で利用してはならな 1 い。 (情報資産の適切な管理) 第8条 受託者は、次の各号に掲げる事項を遵守するほか、取得情報及び管理対象情報の漏えい、 滅失又はき損の防止その他の適切な管理のために必要な措置を講じなければならない。 (1)第4条第1項の規定により明らかにした本業務の従事者以外の者に本業務を処理させないこ と。 (2)本業務を処理することができる機器等は、受託者の管理に属するものに限定するものとし、受 託者の役員、従業員その他の者が私的に使用する機器等受託者の管理に属さないものを利 用して本業務を処理させないこと。 (3)発注者の指示又は事前の承認を受けた場合を除き、本業務を処理するために管理対象情報 を、第7条の規定により発注者が指示した場所以外に持ち出さないこと。なお、発注者の指示 又は承認を受けて持ち出すときは、運搬中の指示事項の従事者への徹底、データの暗号化な ど安全確保のために必要な措置を講ずること。 (4)発注者の指示又は事前の承認がある場合を除き、本業務を処理するために発注者から引き 渡された情報資産を複写し、又は複製してはならないこと。 (5)管理対象情報を、業務終了後直ちに発注者に引き渡すこと。ただし、発注者が別に指示した ときは、その指示に従うこと。 (6)管理対象情報を、発注者の指示又は事前の承認を得て廃棄するときは、当該情報資産が判 読できないよう必要な措置を講ずること。また、廃棄後は適切な措置が講じられたことを証明す るために廃棄手順も含めた文書を発注者へ提出すること。 (情報資産の利用及び提供の制限) 第9条 受託者は、発注者の指示又は事前の承認がある場合を除き、取得情報及び管理対象情報を、 契約の目的以外の目的のために自ら利用し、又は提供してはならない。 (再委託) 第10条 受託者は、本業務を一括して第三者に再委託してはならない。また、本業務の一部を再委 託する場合は、発注者への報告を必要とし、再委託ができるのは、原則として再々委託までとする。 2 受託者は、発注者に再委託の報告をする場合は、再委託する理由及び内容、再委託先事業者の 名称及び所在地、再委託先事業者において取り扱う情報、再委託先事業者における安全確保措 置の実施方法、再委託先事業者におけるセキュリティ責任者及び再委託事業者に対する管理監 督の方法等を書面により明らかにしなければならない。 3 受託者は、発注者の承認を得て本業務の一部を再委託するときは、再委託先事業者に対して、セ キュリティ特記事項(第3条並びに第4条第1項及び第2項を除く。)の遵守を義務づけるとともに、 これに対する管理及び監督を徹底しなければならない。また受託者は、発注者の要求があったと きは、要求を受けた日から1週間以内に、再委託先(再々委託している場合は再々委託先も含 む。)における本業務の従事者を書面で明らかにしなければならない。 4 受託者は、再委託先事業者におけるセキュリティ責任者に変更がある場合は、速やかに書面で発 注者に連絡しなければならない。 (調査) 第11条 発注者は、受託者が本業務を履行するために確保している情報セキュリティ対策の状況を 調査する必要があると認めるときは、受託者の建物も含め実地に調査し、又は受託者に対して説 明若しくは報告をさせることができる。 2 (指示) 第12条 発注者は、受託者が本業務を履行するために確保している情報セキュリティ対策の状況に ついて、不適当と認めるときは、受託者に対して必要な指示を行うことができる。 (事故等報告) 第13条 受託者は、本業務に関する情報漏えい、改ざん、紛失、破壊等の情報セキュリティ事件又 は事故(以下「事故等」という。)が生じ、又は生じるおそれがあることを知ったときは、その事故等 の発生に係る帰責にかかわらず、直ちに発注者に報告し、速やかに応急措置を講じた後、遅滞な く当該事故等に係る報告書及び以後の対処方針を記した文書を提出し、発注者の指示に従わな ければならない。 2 受託者は、本業務について事故等が発生した場合は、発注者が県民に対し適切に説明するため、 受託者の名称を含む当該事故等の概要の公表を必要に応じて行うことを受忍しなければならな い。 (実施責任) 第14条 受託者は、情報セキュリティを確保するために必要な管理体制を整備しなければならない。 2 受託者は、情報セキュリティに関する考え方や方針に関する宣言の策定・公表により、自らが行う 保護措置等を対外的に明確にし、説明責任を果たすよう努めなければならない。 (納品物のセキュリティ) 第15条 受託者は納品物にセキュリティ上の問題が発見された場合は、遅滞なく発注者に連絡し、 発注者からの指示によりユーザ及び関係者に情報を通知するとともに、問題を解決するための適 切な処置を行わなければならない。 (誓約書) 第16条 受託者は、本業務を実施するにあたり、セキュリティ特記事項を遵守することを記載した誓 約書を作成し、契約書と同じ印を押印の上、発注者に提出しなければならない。 3