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てん菜製糖副産物(ビートパルプ)の高度利用

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てん菜製糖副産物(ビートパルプ)の高度利用
てん菜製糖副産物(ビートパルプ)の高度利用
日本甜菜製糖株式会社田
はじめに
中
勝三郎
産物であるビートパルプおよびビートファイパ
てん菜は欧州で古くから栽培されており,競
ーの利用について,研究の動向を紹介し解説
する。
菜として人の食用に供せられたほか,家畜用と
して栽培されてきた。また,医薬用として用い
•
•
1
. てん菜栽培の歴史1)2)
られた記述も残されている。
てん菜糖業は 1
8
世紀にドイツで始まり, ビー
てん菜は紀元前4
0
0
6
0
0年に欧州で栽培が始
2世紀頃に医
トパルプはてん菜から砂糖を製造する工程にお
まったと言われている。紀元1,
いて,原料を洗浄,細切し温水で糖を抽出した
薬用として描写したてん菜の図が示されている。
査であり,副産物として広く利用されてきた。
残j
てん菜は疏菜として葉および根を食すること
ビートパルプに関する飼料学的研究は、地域,
で欧州に広まったが, 1
8世紀にはドイツでは飼
あるいは時代の変遷に伴って変化している。わ
料用としても用いられていた。
が国で生産されるビートパルプは,生パルプを
1
7
4
7年
, ドイツの A
.S
.M
A
R
G
G
R
A
F は,て
脱水,乾燥後成型したベールパルプが主体であ
ん菜の甘味成分がサトウキビのそれと同じショ
り,多汁質飼料としての研究が多くなされてい
糖であることを証明しその分離に成功した。
る。ビートパルプはその組繊維が家畜に対して
1
8
0
2年に後継者の F. C. A
C
H
A
R
Dが工業的に
有効であると考えられていたが,近年,繊維組
砂糖を製造することに成功した。この様にてん
成の分画が出来る様になり, ビートパルプの特
菜糖業はドイツで始まり,フランスで発達を遂
性がより明白になってきた。また,高泌乳牛の
げ,オーストリア,北米へと伝わっていった。
出現により乾燥ビートパルプの利用が盛んにな
アメリカにおいては, 1
8
3
7
年マサチュセッツ州
っている。中国,アメリカ,カナダ等より輸入
に最初の製糖工場が建設されたが失敗し,その
されるパルプの形態はぺレットである。欧州で
後
, 1
8
7
0年にカリフォルニア州で成功して,著
は,省エネルギー化を図るため,生パルプの機
しい発展を遂げた。
械的脱水によるプレストパルプ(圧搾ノ fルプ)
砂糖原料用としてのてん菜が日本に導入され
たのは明治 3年(18
7
0年)である。明治 1
1年
に関する研究が進んでいる。
また,人の食生活の変化に伴い,植物繊維の
(
18
7
8年)内務省勧農局長であった松方正義
重要性が高まり,てん菜から抽出した繊維成分
(のち内閣総理大臣〉は,フランスのてん菜糖
(ビートファイバー)が機能性のある食品とし
業を視察し北海道開拓の一助として,てん菜
糖業を導入することを計画した。明治 1
3
年(18
て研究されている。
8
0年〉伊達市に官営の製糖所が建設され,明治
そこで,繊維成分を主体としたてん菜製糖副
日本畜産学会北海道支部会報, 3
2
(
2
)
:1
3
2
2
.
1
9
9
0.
円六υ
2
1年 (
1
8
8
8年〉札幌市に民間の製糖所ができた
ている。これについては佐山ら 4) 5) 6)の報告を
が,いずれも原料不足と未熟な製糖技術のため,
参照にしていただきたい。
それぞれ明治2
9
年(18
9
6年) ,明治3
4年 (
1
9
0
1
年〉に解散した。
ビートパルプは,飼料として,とくに反すう
家畜に用いられて来た。北海道におけるビート
しかし北海道農事試験場では栽培に関する
0
0千トンである。これま
パルプの生産量は約 2
1
9年)に松
研究を継続しており,大正 8年(19
では多汁質飼料として粗飼料的概念で用いられ
方正義の子・正熊により製糖会社が設立され,
てきたが,高泌乳牛の出現により,高繊維のエ
翌年帯広市に製糖所が建設され,現在に至って
ネルギー飼料として乾燥ビートパルプの使用が
いる。
盛んになってきた。飼料用穀類の大半を輸入に
てん菜は重要な甘味資源,寒冷地畑作物とし
より賄っているわが国の畜産において,てん菜
て発展し併せてその副産物の有効利用が研究
の副産物の有効活用は,地域の特性を生かした
されてきた。
畜産経営の確立の一助となるであろう。
また, ビートパルプと同様の繊維成分を主体
•
としたビートファイパーは,製糖工程から極め
2
. てん菜製糖副産物
てん菜糖業の副産物として,まず,圃場にお
いてビートトップが得られ,飼料,緑肥として
て衛生的に調製された食物繊維 (DF) で,副
産物の高度活用として期待されている。
用いられている。北海道における飼料作物(19
8
8年)3) は,牧草が面積約 5
5
8千h
a,収穫量 1
9,
3
. ビートパルプの飼料学的研究
0
8
1千トンであり,青刈とうもろこしは,約 4
5
ぜー卜パルプはてん菜糖を生産する国および
千h
a, 2
,
2
7
3
千トンである。ビートトップは栽
農民にとって,てん菜糖業の副産物の中で最も
培面積約7
0千h
aで、根部との比率 T/Rを 1とし
重要な副産物である。乾燥ビートパルプや糖蜜
,
8
0
0千トンとなる。栄
て試算すると,収穫量 3
添加乾燥ビートパルプは濃厚飼料として使用さ
養的にも赤クロバーと同程度であることから,
れ,生ビートパルプ、プレストパルプ, ビート
家畜飼料資源として,その有効活用が望まれて
パルプサイレージおよび乾燥ビートパルプを水
いる。しかし現在はてん菜栽培と家畜飼養が
で浸せきしたもの等は組飼料として位置ずけら
各々専業化し, ビートトップはほとんどが鋤込
れて利用されている。
1)多汁質飼料としての利用
まれて緑肥として利用されている。
製糖工程からは糖蜜とビートパルプが得られ
わが国のビートパルプの形態は,本格的なて
る。糖密は製糖方法により大きく内容が異なる
ん菜糖業が始まった 1
9
0
2年以来,ベールパルフ。
が,飼料,イーストやアルコール等の発酵原料
が流通の主体をなしていた。岩田 7)は乾燥ビー
および食品加工原料などに用いられている。ま
トパ jレプは多量の水を吸収するから給与量を適
た,最近は含有されているラフィノース,ベタ
量にするか,あるいは予め数倍の水で湿らかす
インなどが抽出され,糖蜜の高度利用がなされ
ことが良いと述べており,また,飼料用根菜類
-1
4-
•
が極めて晴好性が良く._ELつ,泌乳に対して好
A濃度は比較的高かった。なお, これらの傾向
影響をあたえることから, ビートパルプも多汁
は先に緬羊を用いた試験と同じ傾向であった。
質飼料としての利用が研究されてきた。
•
•
和泉ら
11)
は,とうもろこうサイレージ多給
飼料用根菜類は,乳量,乳成分向上に効果が
時における水に浸せきしたビートパルプおよび
あるが,年々作付が減少していることから,西
飼料用ビートの給与が,乳量および乳組成にお
埜ら 8)
は
, ビートパルプサイレージにこの代替
よぼす影響を検討した。その結果, ビートパル
効果があるかどうか試験した。その結果,晴好
プ,飼料用ビートおよびその両方の給与した区
性は根菜類(飼料用ビートとルタバカ混合〉が
は,サイレージ摂取量が対照区よりも有意な減
良かったが,組繊維摂取量,乳量. FCM
乳量
少を示したが,その減少はビートパルプ,飼料
および乳蛋白質はビートパルプサイレージ給与
用ビートおよびその両方の乾物摂取量とほぼ等
区が明らかに増加した。乳脂率および無脂固形
しかった。したがって,総乾物摂取量には各処
分含量は影響をうけなかった。
理問にほとんど差がなかった。また, TDN,
DCP摂取量にも各処理聞に有意な差は認めら
乾燥ビートパルプを水に浸したもの (WBP)
が,飼料用ビートの代わりに利用出来るかどう
れなかった。ビートパルプ,飼料用ビートおよ
かを,西埜ら日)が(1)化学組成および緬羊を供試
びその両方の給与により,乳量が増加する傾向
(VFA
)生成試験
が認められたが,いずれの処理問にも統計的有
した第一胃内揮発性脂肪酸
(
2
)
泌乳試験を実施,比較検討した。その結果,
意差は得られなかった。また,乳組成において
WBPは飼料用ビートより粗繊維が多く,可溶
も各処理聞に有意な違いは認められなかった。
性の蛋白質,炭水化物が少なかった。
VFA生
2)プレス卜パルプ(圧搾パルプ)
成では,第一胃において飼料用ビートと異なっ
てん菜から糖分を抽出した後には,約 10%の
た様相を呈し,アンモニアを抑制し徐々に高
乾物を持った生ビートパルプが残る。これをス
濃度は長時間低くならなかった。
まった VFA
ピンドルプレスで機械的に脱水するとこの製品
さらに酢酸が増し酪酸が著しく減少した。乳
になり, これは元々製糖用語であって,プレス
量は WBP給与時に最も高く,乳組成,体重に
卜パルプと言う名を当てはめている。これは,
影響はなかった。よって,
ビートパルプを水に
乾燥ビートパルプが乾燥工程でエネルギ一代金
浸せきすることにより,多汁質飼料として飼料
が非常にかかること,および生ビートパルプと
用ビートの代わりに利用できると報告している。
比較して,プレストパルフ。の飼料価値が同等で、
和泉 10) は,成牛を用いて,水に浸せきした
あること等から, 1
9
7
0年代の後半から欧州各国
の産生ならびに
ビートノぞルプの第一胃内 VFA
で研究され, 1
9
8
0
年にはさらに脱水率の高いス
性状におよぼす影響を乾草,牧草サイレージお
ーパープレストパルプのサイレージが広まって
よび濃厚飼料と比較検討した。その結果,ビー
きた。
トパ jレプ給与時には,アンモニア態窒素濃度は
極めて少なく, PHは変化が少なかった。
ドイツにおける飼料にプレストパルプを使用
VF
するに当たっての知見と推奨事項について,
E
.
Fhd
T. H
I
E
R
Eの報告 12) がある。プレストパルプ
はドイツでは,
パルプ)には差がないが,エネルギ一価値 (V
1
9
8
0
/
1
9
8
1年製糖以来,新しい
EM) では差があり,濃厚飼料としてのビート
飼料として販売されている。競合する飼料は第
パルプの方が高い。
一にとうもろこしサイレージ,次いで飼料用ビ
また,プレストパルプのエネルギー価を他の
ート, ビートトップサイレージ等である。成分
飼料と比較し次に示した。この結果より,プレ
は1
8%以上の固形物を有することが規定されて
ストパルプは,大麦と同等のエネルギ一価を有
いる。その飼料価値は,基本的にその利用可能
するものと考えられる。
なエネルギー含量によって決定される。
20%乾
T
h
ee
n
e
r
g
e
t
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cd
i
s
t
r
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b
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yp
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s
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c
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gD
M
物のプレストパルプサイレージは,そのエネル
p
u
l
pm
a
i
s
- b
a
r
l
e
y
25%乾物のとうもろこし
ギーと栄養内容から,
s
i
l
a
g
eg
r
a
i
n
4
1
1
44
2
6
04
3
6
7
サイレージに匹敵している。プレストパルプは
リン酸含量が少ないのでこの点を注意すると,
出
乾物 7k
g
/
d
a
y給与が牛乳生産に対して最も良
1
0
0 1
0
0 1
0
0
3
4
6
43
0
1
63
7
9
0
児8
4
.
2
いとの結論を得ている。
J
. HAAKSMA13)
によると,オランダでは反
すう動物において,
ビートパルプの飼料価値
」
(蛋白の栄養価,エネルギー価)は乾物 1
0%の
7
0
.
88
4
.
8
2
8
1
62
5
0
2_
3
0
2
3
児6
8
.
6
5
8
.
76
7
.
6
1
7
2
3 1
5
1
01
8
5
8
生パルプを用いた飼養試験から,次式によって
月4
1
.9 3
5
.4 4
1
.6
計算される。
D
C
P
/
k
gD
M=
p
r
o
d
u
c
t
i
o
n
(
N
E
p
)
(
r
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u
g
h
a
g
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s
) :
0
.9
1
c
p
+
0
.0
3
a
s
h
3
0
=
6
2
g
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t
e
):
c
p
*
d
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g
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st
.c
o
e
ff
.=
6
3
g
r
m
il
k
スーパープレストパルプに添加する補足物質
V
E
M
/
k
gD
M=
について, R
. VA
N
S
T
A
L
L
E
Nら14)が次の報告
(
r
o
u
g
h
a
g
e
s
)
:
をしている。プレスパルプをベースとして,完
1
.4
d
c
p+c
.f
at
+1
.1
2
N
F
E
0
.0
6
s
u
g
a
r
=
9
8
7
全飼料 (TMR) を作製する場合,蛋白,
(
c
o
n
c
e
n
t
r
a
t
e
)
:
そして微量要素を考慮しなければならない。
リン
N
E
.1
0
0
M
E 糖蜜,尿素, ミネラルあるいはビタミンを補足
0
.
6{
1十 0
.
0
0
4
( 一一一一一 5
7
)
}*
0.
9
7
2本一一一
G
E
1
.
6
5 したもの, しないものについて,工場でパルプ
=
1
0
6
3
をプレスした後で,これらの補足物をスプレ-
*VEM=FeedUnit Iactation
この計算式によると,
•
して製造した。このビートパルプと麦かんによ
DCPでは粗飼料とし
って肉牛を飼養したが,効果が得られた。
てのビートパルプ(生パルプ,プレストパルプ〉
と濃厚飼料としてのビートパルプ(乾燥ビート
その他,スーパープレスサイレージの品質と
パラメーターの推定!日,工場規模のサイロに
•
p
o
の影響 I7) などの研究が行われている。
0
k
gの乳量の牛では S
び配合飼料を給与した。 2
この様にスーパープレストパルプは,省エネ
BPは 3
.
6
k
g,配合飼料は 5
.
4
k
gであった。そ
ルギー化され,地域と密着した飼料として利用
の結果は次に示す通りであり,糖蜜無添加ビー
されているが,さらに脱水方法,サイレージ技
トパルプは,稽好性が他よりやや劣ったが,糖
術の研究が必要であろう。
蜜添加の有無, UDPとRDPの割合の違いは
3) 糖蜜添加の効果
乳量,全国形率,乳脂肪,乳蛋白質,脂肪量お
ビートパルプに対する糖蜜添加は, ビートパ
よび蛋白量に影響を与えなかった。
ルプの晴好性向上と不足養分の補足を目的とし
E
s
t
i
m
a
t
e
di
n
t
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k
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fn
u
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r
i
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n
t
sf
o
ram
i
l
k
て,実施されている。
y
i
e
l
do
f2
0
k
g
/
d
a
y
M
E
ドイツでは乾燥ビート
パルプは消化性が良いにも拘らず,エネルギー
(MJ)
D
C
P U
D
P
(
g
)
(
g
)
nHU
E
. PFEFFERI8) は
,
nrA
•
0
k
g、乾草 3
.2
k
gおよ
とし,グラスサイレージ 2
nR
•
よるサイレージ化技術 16) ,貯蔵期間中の温度
(
g
)
面で低価値のものと考えられており,さらに反
S
B
P
1
5
8
.
0 1
3
5
9 5
6
3 1
4
8
0
すう動物は糖を充分利用できないとの考えから,
S
B
P 2
0
0
1
5
7
.6 1
3
7
9 5
0
9 1
5
6
8
糖蜜添加は飼料価値を低下させると思われて
S
B
P 4
0
0
1
5
7
.6 1
4
0
5 4
2
0 1
6
6
9
いたが,糖蜜添加ビートパルプがエネルギー面
R
e
Q
u
i
r
e
m
e
n
t
s .1
6
1
1
3
4
5 3
2
0 1
2
1
0
で,無添加のものより劣るという考えは正しく
M
e
a
nd
a
i
l
yy
i
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da
n
dc
o
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s
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no
fm
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k
なく,どちらのタイプのビートパルプも大麦と
S
B
P S
B
P
2
0
0S
B
P
4
0
0S
.E
同程度のエネルギーを供給することを明らかに
した。さらに,乳牛,肉牛についての他の研究
Y
i
e
l
d (
k
g
/
d
a
y
) 19.219.6 1
9
.
3 0
.
2
3
者の報告も考え合わせ,乾燥ビートパルプは糖
T
o
t
a
ls
o
l
i
d
s
(
g
/
k
g
) 1
3
4 1
3
3
蜜添加の有無に拘らず,反すう動物に対するエ
F
a
t
ネルギー源として高い価値があることを報告し
1
3
3
1
.9
0
(
g
/
k
g
) 4
2
.84
2
.5 4
2
.7 0
.
4
1
(
k
g
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d
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y
)0
.
8
20
.
8
3 0
.
8
2
f
こ
。
.3
7
P
r
o
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n(
g
/
k
g
) 3
5
.
33
5
.
2 3
4
.
4 O
ビートノ号ルプはルーメン中で分解される蛋白
(
k
g
/
d
a
y
)0
.
6
80
.
6
9 0
.
6
7
(RDP) の割合が低く,糖蜜含量によりルー
J
.J
. PA
R
K1
N
S2川らの研究によると,イ
メン中で分解されない蛋白 (UDP) とRDP
の割合は変化する。このため糖蜜含量を変えた
ギリスで生産されるビートパルプは,一般に乾
場合の RDPとUDPの影響について, R
.G
.
物 1k
g当り 4
0
0
gの糖蜜を含有している。そこで,
HEMINGWAYら I9) が検討している。試験区分
糖蜜無添加プレストパルプ (UPP) と乾燥糖
は、糖蜜無添加ビートパルプ (SBP) ,糖蜜
蜜添加パルプ (MSBP) を比較した。試験 l
20%添加ビートパルプ (SBP200)および糖
は,乾草をベースにビートパルプは各々乾物で
蜜40%添加ビートパルプ (SBP400)の 3区
2
.
6
k
g
/
d
a
y給与した。試験 2は,グラスサイレ
,
円
ージを主体にし, ビートパルプは各々乾物で 2
.
波及することがある。反すう動物では,高エネ
9k
g
/
d
a
y給与した。試験 3は,グラスサイレー
ルギーとともに一定の良質な繊維質が必要であ
g
ジを主体とし, ビートパルプは各々乾物で 7k
る
。
/
d
a
y給与した。その結果、乳量は試験 lでは両
乾燥ビートパルプは, (
1
)
炭水化物が多く,_Ei
区に差がなく,試験 2では有意ではないが U P
つペクチン,へミセルロース,セルロースがほ
.
5
k
g高く,試験 3では UPP区が有意
P区が 0
ぼ均等に含まれている (
2
)ペクチンは天然の飼料
k
g高かった。乳脂率は,
に1.O
原料の中で最も多い (
3
)リグニンが少なく,消化
3試験とも M S
BP区が有意に高く, UPPとの差は試験1,
性が高い等から,高泌乳牛にとって最適の飼料
2および 3それぞれ 0
.
0
9、O
.0
7および0.27%
の一つにあげられ,その有効活用が期待される。
であった。乳蛋白質,一日当り脂肪量および蛋
白質には有意の差はみられなかった。
3)
C
a
r
b
o
h
y
d
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1
0
1
5児 i
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p
p
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ct
i
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s
2
2
グラスサイレージを主体として,プレストパル
h
e
m
i
c
e
l
l
u
l
o
s
e
2
3
プ (UPP) とプレストパルプを乾燥したもの
c
e
l
l
u
l
o
s
e
2
2
R
.G
.
H
E
M
I
N
G
W
A
Yら21)
は第一の試験では,
(DUPP) を乾物 5k
g
/
d
a
y給与して比較した。
その結果,乳量,乳成分には差がなく, UPP
l
i
g
n
i
n
三
2
ベールパルプは,コンパクトであり,貯蔵性
を乾燥しても UPPの相対的な飼料価値には影
が比較的良いが,重量が大きいためハンドリン
響しないことが判った。第二にプレストパルプ
グが悪く,また,固くて粉砕が容易でない。そ
(UPP) とUPPに糖蜜40%
添加した MUP
こで,一般酪農家ではこれを水に浸せきし,バ
Pについて,乾物 5k
g
/
d
a
y給与で試験した。そ
ラバラにしてから多汁質飼料として,牛に給与
の結果, UPPはMUPPに比べて乳量は 1日
していた。近年,高泌乳牛の飼養にグラスサイ
.8
k
g有意に多かったが,乳脂率は 0.17%
当り O
レージが多く使われているので,サイレージの
有意に低かった o 1日当りの乳脂肪量は飼料に
水分と乾物摂取量の関係からも多汁質は好まれ
よる差はなかった。
ない。また、ベールパルプの粗砕方法も改善さ
4)乾燥ビートパルプ
•
れてきた。
酪農経営の向上のためには,一戸当りの飼養
そこで,著者ら 22) は
, ビートパルプの形態
頭数の増加と,一頭当り乳量の増加および良質
について,生ノ fルプ (RBP) ,ベールパルプ
乳の生産が必須である。乳牛の遺伝的改良,飼
を組砕した乾燥パルプ (DBP) および DBP
養管理技術の向上に伴い,年々個体能力は上が
を水に浸せきしたパルプ
り,いわゆる高泌乳牛が定着しつつある。しか
泌乳試験を実施した。各試験飼料は, ビートノミ
し能力向上に伴い,泌乳初期における養分要
ルプ乾物で約 5k
g
/
d
a
y
給与した。
求量と摂取量の差が生じ,乳牛の健康を損なう
その結果,乳量,乳質において各処理問に有意
ことがあり,場合によっては繁殖成績の低下に
な差は認められなかった。ただし, D BP区の
(WBP
)について,
•
。
。
•
•
料にも影響を及ぼすと考えられるが,桂ら 28)
乳脂率がやや高い傾向を示した。
乳牛における高エネルギー飼養のための飼料
は
, ビートパルプの栄養価を求めるため, ビー
構成の解明について,高椋ら 23) がビートパル
トパルプ単飼, とうもろこしサイレージおよび
プとへイキューブを組み入れた場合,乳量,乳
オーチヤード乾草を基礎飼料とした 3つの消化
SNFのいずれも改善される傾向を示し
試験を実施した結果,単飼あるいは乾草との混
成分,
f
こ
。
合では差がないが,とうもろこしサイレージを
著者ら 24) も繊維源を充分有し,且つ,蛋白
ベースにした場合,
5"-'6%高い消化率を示し
質の高いアルフアルファキューブ (ALC) と
た。しかし種々の検討を加えた結果,これは
乾燥ビートパルプ (DBP) を比較した。 A L
とうもろこしサイレージの消化率がビートパル
C、 DBPとも乾物で約 5k
g
/d
a
yを給与した口
プを混合することによって上昇しそれにより
その結果,乳量,乳質とも DBPが良い傾向を
計算上ビートパルプの栄養価に上積みされたと
示した。
いう推測を行っている。言い替えれば,
次に,エネルギー飼料としてのとうもろこし
パルプは,同時に給与したとうもろこしサイレ
と比較するため,配合飼料中のとうもろこしと
乾燥ビートパルプ
%
,
ビート
ージの消化率を高めたと推定される。
J
.J
. MURPHy2!l) は,春期放牧後の乳牛に
(DBP
)の割合を 50%:0
25%:25%および o:
50%とし,配合飼料
対して,試験 lでは,大麦,大麦十重曹および
0
k
g
/
d
a
y給与して試験を実施した。その結
を約 1
糖蜜添加乾燥ビートパルプ
果,乳量,乳質について,各処理問に有意の差
2では, DMBPとDMBP+重曹を比較した口
は認められなかったが,
(DMBP),試験
6
g
/
k
g含む飼料は,大
その結果,大麦に重曹を 4
25%:25%区が若干良
い傾向を示した 25)。
麦単独のコントロールに比べて,乳量,乳成分
に差をもたらさないが,
乾燥ビートパルプが泌乳牛に有効である 1つ
DMBPは乳量,乳脂
の理由はぺクチンにあると推定される。杉本ら
率および乳脂量をコントロールより有意に高め
は,油粕、製造粕類の i
nv
it
r
o発酵特性試
た。試験 2において, ビートパルプに対する重
2(j)
験において, ビートパルプは A/P比が高いこ
曹添加
とを報告している。
なかった。このことは, ビートパルプの有する
ビートパルプの炭水化物をペクチン,
ADF
(
5
0
g
/
k
g
) は乳量,乳質に影響を及ぼさ
特異な物理・化学性が,ルーメン内において緩
および NDFに分画し i
nv
i
t
r
o酸組成に及ぼ
衝作用を起こしたものと考えられる。
す影響を検討した結果,ペクチンが酢酸産生に
4
. ビートパルフ。の微生物学的利用および.食物
大きく関与していることが明かになった 27)0
繊維 (DF) としての利用
さらに, ビートパルプは特異な物理・化学性
ビートパルプの微生物学的利用については,
を有しており,とくに保水性、水中沈定体積が
J
. KjAERGAARDの総説 30) を参照されたい。
高いことが知られている ZZ)0
ここでは,有塚らの食物繊維に関する研究を
また, ビートパルプは同時に給与した他の飼
1i
QJ
BDFのアマランス (Am,着色斉l
J
:食用赤
紹介する。
ビートファイノくー(てん菜製糖副産物から製
色 2号,過剰摂取した場合毒性がみられる)毒
造した食物繊維: BDF) は
, ビートパルプと
性阻止効果を調査した。その結果,精製基本飼
その源を同じくしてん菜の豊富で良質な繊維
料への,
あるいは炭水化物を主体とするものである。
%混合によって成長は完全に回復した口
C
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fb
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Am5%添加毒性に対して, BDF5
の粒度差は影響がなかったが,
BDF
BDFを構成す
M
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4
.5 児
る繊維質分画物 (NDF,ヘミセルロース, A
P
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9
.
0
DF
)は,いずれも BDF全粒よりも Am毒性
L
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.
o6
阻止能力は劣った。また,
S
u
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1
.5
能力は,
A
s
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3
.0
と高い負の相関を示し体重 (X) と SITS
U
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.
4
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1
9
.
0
.4
D
.F81
•
3) DMH
誘発ラット腸腫療の発生抑制効
果 3川
各種の DF源の 1, 2ジメチルヒドラジン
3
.
0
(DMH)誘発ラット腸腫虜の発生に対する抑
1)脂質代謝 a1)
コレステロール,コール酸無添加の基本飼料
を用い,これまで検討されていない BDFを中
(
DF
)の種類,飼料交換,
混合量,粒度の,ラットの脂質代謝におよぼす
影響を検討した。その結果,
DF源の種類によ
り脂質代謝におよぼす影響は大きく異なる結果
となった。
y= - 1
.4
0
1X+1
5
4
.8
7
(r=0.842)が得られた。
C
e
l
l
u
l
o
s
e
心とする食物繊維
DFの小腸腔内移動速度 (S1TS)
(Y) の間の関係式、
H
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u
l
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s
e
L
i
g
n
i
n
DFの Am毒性阻止
BDFは顕著な脂質代謝改善効果を
制効果を比較検討した口その結果,
ラット腸腫虜の発生に対して,
DMH誘発
DFの抑制効果
はその DFの種類によって異なり,なかでも複
合型 DF源である
た。また,
BDFは強い抑制作用を示し
DMH誘発ラット腸腫療の発生に対
する DFの抑制効果は,
DMH投与時に胃およ
び小腸腔内に DFが存在しているかどうかが大
DFの DMH吸着排池作用
示したが, これまで血清コレステロール上昇抑
きく関与しており,
制効果が強いとされていたぺクチンには,持続
が腸腫虜発生抑制している可能性が強い。
的抑制効果は認められなかった。飼料交換法に
よると,給与飼料中の BDFの有無により,ラ
おわりに
ットの血清脂質,肝脂質,消化管重量%が容易
てん菜はその栽培の歴史から,人と家畜の栄
BDFの
養源として深く係わってきた。現在も,読菜と
持続的な血清脂質上昇抑制効果は,給与飼料へ
して人の食用に供するテーブルビート,家畜用
の混合量および粒度差と関連がなさそうである。
根菜類として家畜ビートおよび砂糖生産を目的
に変化することが確認された。また,
2)アマランス毒性阻止 32)
としたシュガービートが栽培されており, シュ
一
2
0-
•
ガービートの副産物もいろんな方面で活用され
M
I
K
O ENDOU,
6) YOSHIMI BENNO, K I
ている。
NOBUE SHIRAGAM
,
I KOUJI SAYAMA A
N
D
製糖副産物としての糖蜜は,イース卜,アル
TOMOTARI MITSUOKA, B
i
f
d
o
b
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c
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i
a M
i
コール等の発酵原料となり、ラフィノースは,
c
r
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fl
o
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a, 6
:5
9
6
3
.1
9
8
7
.
人の大腸におけるビフィズス菌の増殖に効果を
7)岩田久敬,飼料学,
発揮している。
8)西埜進,大橋尚夫,和泉康史,北農,
ビートパルプの高泌乳牛ルーメンにおける利
用,さらに,
•
•
7版 :2
3
8
.1
9
4
3
.
3
8:1
7
.1
9
71
.
9) 西 埜 進 , 和 泉 康 史 , 小 林 道 包 大 橋 尚
ビートファイバーの人の大腸にお
:5
1
0
.1
8
71
.
夫,新得畜試研究報告, 2
ける働きなど,てん菜副産物と微生物との係わ
りが深く,その微生物の働きによって,よく利
1
0
) 和泉康史, 日畜会報, 4
6
:1
1
1
8
.1
9
7
5
.
用されている。また,
1
1
)和 泉 康 史 , 裏 悦 次 , 岡 本 全 弘 渡 辺
ビートパルプの有する物
寛
, 日畜会報, 4
7
:5
8
8
5
91
.1
9
7
6
.
理・化学性では,保水性が非常に高く, この性
質が種々の効果をあげている口
1
2
)E
. THIER, Z
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k
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e, 1
0
7
:
ビートノ勺レプの研究については,人の健康と
2
2
3
2
3
0
.1
9
8
2
.
ビートパルプの
1
3
)J
. HAAKSMA, Proceedings o
f I
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-
微生物との係わり,物理・化学性と栄養・生理
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との関連等について,今後,さらに基礎的な掘
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(
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)4
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1
1
9
-
下げが必要であると思う。
1
3
2
. 1
9
8
2
.
飼料資源の効率的利用のため,
1
4
)R
. VANSTALLEN a
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. P. VANDER文 献
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4
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1)三田村健太郎,甜菜-栽培と管理一,家
c
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1
3
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1
5
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1
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) G. CO
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n
g
s
畜飼料としての甜菜副産物の利用の項執筆,北
海道大学甜菜研究会,
2版 :1
7
9
1
91.博友社.
1
1R
B
.
4
5
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. CASTELLAR,I F
.
1
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.
東京. 1
1
2
. 養賢堂.
2)細川定治,甜菜,初版:1
GASPARI a
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東京. 1
9
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.
M. VECCHIETTINT, P
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1
8
9
3)農林水産省北海道統計情報事務所,北海
道農林水産統計年報
0f
昭和 6
2
年
1
9
7
.
1
7
)J
. BECKHOFF and C
. HELLER,Pro-
6
3年 :
4
4
4
5
.
1
9
8
8
.
4)佐山晃司,フードケミカル,
1
9
8
2
.
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0
3
:
1
8
)E
. PFEFFER, Z
5)佐山晃司, ジャパンフードサイエンス,
2
0
3
2
0
5
.1
9
7
8
.
. G. HEMINGWAY, J
.J
. PARKINS,
1
9
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1
1:3
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2
:
4
1
7
4
2
0
.
1
9
8
6
.
1回日畜大会議
2
6
)杉 本 裕 , 阿 部 亮 , 第 8
演要旨, p
1
5
4
.1
9
8
9
.
2
0
)J
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. PARKINS, R
.G
. HEMINGWAY,
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1
3
5
4
.
1
9
8
6
.
2
7
) 田中勝三郎,佐渡谷裕朗,岡本明治,吉
田則人,第 8
2回日畜大会講演要旨, p
1
0
0
.1
9
8
9
.
2
8
)桂
栄,阿部亮,畜産試験場研究報
2
1
)R
.G
. HEMINGWAY, J
.J
. PARKINS, 告 , 4
9
:3
3
3
8
.1
9
8
9
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. FRASER, A
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. MURPHY, 1
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5
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1
4
9
.1
9
8
5
.
2
2
) 田中勝三郎,有塚勉,佐渡谷裕朗,岡
本明治,吉田則人,第 4
5回日畜道支部大会講演
要旨,
p2
5
.1
9
8
9
.
3
0
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:
1
8
3
2
3
7
.1
9
8
4
.
3
1
) 有塚 勉,田中勝三郎,桐山修八,日本
2
3
) 高椋久次郎,野見山敬一,竹原誠,深
江義忠,森昭治,須永武,井辺勝文,福岡
農試研報, C
4
:
1
7
.1
9
8
4
.
栄養・食糧学会誌,
4
2
:2
9
5
3
0
4
.1
9
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.
•
3
2
) 有塚勉,田中勝三郎,桐山修八, N
i
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2
1
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1
2
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9
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.
2
4
) 田中勝三郎,佐渡谷裕朗,岡本明治,吉
田則人,第 8
2回日畜大会講演要旨, p
1
0
0
.1
9
8
9
.
3
3
) 有塚 勉,田中勝三郎,桐山修八, N
i
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g
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3
:
1
2
2ト 1
2
2
9
.1
9
8
9
.
2
5
) 田中勝三郎,佐渡谷裕朗,岡本明治,吉
田則人,第 4
6回日畜道支部大会講演要旨, p
2
5
.
1
9
8
9
.
•
- 22-
Fly UP