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Page 1 「資 料」 アメリカの大学院における経営学教育の実態

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Page 1 「資 料」 アメリカの大学院における経営学教育の実態
「贅 料」
アメリカの大学院における経営学教育の実態
一コ口ンビア大学のW.H.ニューマン教授の場合一
二 村 敏 子
1 は し が き
戦後に始まったわが国の新制大学院の制度は,多くの問題をはらみつつも,現在,
やっとその軌道に乗り始め,そこでの経営学教育に対しても,さまざまな意味から・
多くの関心が寄せられる段階にいたっている。このような時期にさいして・アメリ
カの大学院における経営学教育の実態を知ることは,われわれにとって,何らかの
意義があるに違いない。
そこで,わたくしは,W.H.ニューマン教授の許可のもとに,ここに,教授の授
業案を資料として紹介し, それに若干の解説を加えて同学の方方の御参考に供しよ
うと思う。
その主著,・44溺∫躍s!r召f’泥」4躍。” (邦題「経営管理」高宮晋監修,作原猛志
訳)や,C.E.サマー(Charles E.Summer,JL)との近著,7勉・脅ooεss oゾ
”4”σ81石摺θ寵によって,わが国にも広く知られているW.H、ニューマン(William
H.Newman)は,現在,コ・ンビア大学の経営学大学院(Graduate School of
Business)において,その著名教授の一人として活躍中である。コ・ンビア大学の
経営学大学院は, アメリカにおける三大ビジネス・スクールの一つとしてその名を
はせ,また,アメリカ経営学界におけるニューマン教授の名声はかなり高いもので
ある。その意味で,コロンビア大学における教授の授業案は・アメリカの大学院に
おける経営学教育の実態の一端をうかがう資料としては,好個の一例ということが
できるであろう。七
2 コースについての概説
私が留学した1961年の9月に始まったアカデミック・イヤーには, ニューマン教
授は,年度を通じて,次の四つのコースを担当しておられた。
一1一
Administmtion of the Firm
Business Decision−Making
Policy Determination and Operations
Theory of Planning and Control
ところで,コロンビア大学経営学大学院の授業コースは, 次に示す十六の分野に
大別されており,そのそれぞれにいくつかのコースが設けられている・
Accounting
Advertising
Banking
Business
Business Economics
Business Law
Finance
Geography
Industrial Relations and Behavioral Systems
Inte「national Business
Management
Marketing
Production Management
Real Estate
S懐tistics and Operations Analysis
Transportation
上述したニューマン教授担当のコースのうち,Administration of the Firm・
Business Decision.Making,PolicyDeteminationandOperationsの三つの
コースは,いずれもBusinessのセクションに属するコースであり,また,Theory
of Plaming and Contro1は,Managementのセクションに属するコースとなっ
てV・た。
七
Businessのセクションには,この三つのコースの外に,Worl{1Resources;
Physical,Technological,and Human;Conceptual Fomdations of Business;
Business in a Dynamic Economy;Human Behavior in Organizations;Quan・
titative Methods,1(Accounting);Quantitative Methods,H(Statistical A・
nalysis);Quantitative Methods,III(Probability,Statistics,and Decisions);
一2一
Doctoral Colloquiumの八つのコースが設けられており,Managementのセク
ションには,Theory of Planning and Contro1の外には,Tax Factors in
Business Decisions,Organization Theory,Seminar in Business Enterprise,
Seminar in Human Relations in Administrationの四つのコースが設けられて
V・た。
アメリカのuniversityは,日本の場合と事情が異なり,大学院に重点が置かれて
いて,学部はむしろその附属と考えられている。コロンビア大学の経営学大学院も,
600人を越える多数のdegree candidatesをようする独立した一つのprofessional
schoo1となっている。そこでは,これから紹介しようとするAdministration of
the Firmを例にとってみても,1961年の秋学期に,そのコースはSection1から
Section4まで,つまり,同タイトルの授業が週に四度も行なわれていたのである。
Section1と2とをC.E.サマーが,Section3をニューマンが,そして,Section
4をJ.P.ローガン(James P.Logan)が担当していた。Business Decision−
Makingは,やはり61年の秋学期には,Section1からSection5までの週五回,
Policy Determination and Operationsは,61年の秋学期には週三回・また・紹
介しようとするこのコースの授業案の対象となっている62年の春学期には週に六度
行なわれてV・た。Theory of Plannig and Controlは,アカデミック・イヤーに
一度だけ,ニューマンが担当するコースとなっていた。
一つのコースについていくつかのセクションがある場合には,担当の教授ごとに
その授業案は独自のものであるのが通常であるが,場合によっては,それぞれの教
授が共通の授業案を用いることもある。Policy Determination and Operations
はその例であった。62年の春学期には,ニューマンの外に,J.P,ローガンおよび
N.L.スミス(Nelson L.Smith)が同じ授業案を使用していた。
上述の四つのコースは,いずれも一学期,約四カ月で完了する三単位のコースで
ある。
Administration of the FirmおよびBusiness Decision・Makingは大学院
初級向きのコースであり,Policy Detemination and OperationsおよびTheoエy
of Planning and Contro1は大学院上級向きのコースである。 七
〇
Administration of the Firmは,週二回五十分ずつの授業,Business Deci−
sion−MakingとPolicy Determination and Operationsとは・週二回一時間十
五分ずつの授業,Theory of Planning and Contro1は週一回一時間五十分の授
業であった。ついでながら,マスターの学位を得るためには,必修・選択あわせて
一3一
六十単位を習得すればよく,論文は必要とされていなかった。
ところで,これらのコースは,その担当教官によって授業内容に多少の差が生ず
ることは想像に難くないが,それぞれのコースの基本的な目的は,ブレティンに簡
単に述べられている。その1961−62年版によれば,Administration of the Firm
については,「それぞれのマネジャーの職務,つまり,社長,販売部長,生産部長,
ないし総務部長の職務は,会社ないし部門の目的のために,そのそれぞれの組織の
諸資源を調整することにある。このコースでは,経営者の職務を一層明らかにする
経営の知識にその焦点が置かれる。そして,諸概念を経営の実践に結びつけるため
に,ケース・メソドが用いられる」とある。
次に,Business Decision・Makingについては,「意思決定過程,すなわち・(1)
問題の診断,(2)オルターナティブな解決の追求,(3)結果の予測,(4)望ましいオルタ
ーナィテブの選択,の四つの過程への導入。個人および会社の諸目標が,問題の理
解と,創造的思考と,「アイディア創造」のテクニックとに及ぼす影響について。意
思決定における統計学,確率論,論理学のしめる位置について。および,数多くの
経営意思決定における価値判断の性格について」と述べている。
また,Policy Determination and Operationsについては,「学生たちは,部
門化された企業の経営が営まれる事態をシミュレートした事態に直面させられる。
必要な場合には,いつでも,ゲームおよびケースが用いられる。ケース・メソドが
用いられる場合には,主要な政策決定を必要とする数種の問題を合理的に網羅する
ために,たった三組ないし四組の一連のケース(それは組ごとに会社が異なり,か
つ,それぞれの会社は,異なった産業分野から引き出されたもの)が学ばれる」と
述べている。
最後に,Theory of Plaming and Contro1については,「受講条件として,
OrganizationTheoryおよびBusinessinaDynamicEconomyとBusiness
Decision・Makingとをすでに受講していること。政府行政および軍隊統治に源を
もち,かつ,企業にも適用しうる諸概念をも含めて,計画と統制のための理論およ
び諸手段が批判的に検討される」とある。
六 コースの概説はこの程度にとどめて,次に,ニューマン教授の授業案を具体的に
九
紹介することにしよう。
3Administration of the Fim授業案 1961−1962年冬
このコースでは,次の予定表に示されているように,指定されたreadingsのクラ
一4一
ス・ディスカッションと,ケースのクラス・ディスカッションとの双方を行なう。
Readingsは主として次の四冊の書物に収められているものである。
教科書 W.H.Newman&C.E.Summer、
τ加Pro‘8ss oグ〃碑09脚ε”∫,1961
参考書 H.Koontz&C.0’Donne11,
思召σ4∫”8・s’πノ吻”σ9召”28”f,1959
M.D.Richards&W.A.Nielander,
思召σ4∫”那 ’π ノ吻”召解”2ε”∫,1958
F.A.Shu11,
Sε彪‘’84」巳召84∫”gs∫” ノレ勧πσ塵”28”f,1958
予定表では,上記の書物は単に著者の名前だけによって示される。参考書および
その他特定のreadingsは,経営学図書館の「リザーブ」・ルームに備えられてV’
る。クラスで用いられるケースは,複写してクラスで手渡されるか,さもなければ
教科書に収められているものである。
おそらく,この学期を通じて,一時間の中間試験が二度と最終試験とが行なわれ
るであろう。また,それぞれのケースについては,それがクラスで議論されるとき
までに, その結論を一頁に要約した報告書を提出しなければならない。 (この要約
は,その特色として,諸君の勧告する行動をもらさず述べ,かつ,その利点と欠点
とについても言及すること。ケースの中心問題ないし決定的な論点に疑いがある場
合には,報告書の最初のパラグラフにその問題ないし論点を述べ直してもよい。)
予 定
9月28日(木) コースヘの導入
10月3日(火) 経営諸問題の分析
Newman&Summer,Chapter l The Role of Management
ケース,Osbom Stamping Company(複写版)
10月5日(木) 業務の基本構造
Newman&Summer,Chapter2Dividing Operating Work into Man−
ageableUnits六
八
Chapter3Dividing Managerial Work:Decen・
tralizing
Richards&Nielander,65 How Much Decentralization,by George
F.Smith
一5一
67 Centralization versus Decentralization,
by Ernest Dale
10月10日(火) 委 譲
Newman&Su㎜er,Chapter4Delegating
Chapter10 Authority,Power,and Influence
Richards&Nielander,68 How to Delegate Responsibility,by工Corson
10月12目(木) スタッフの役割と全体構造
Newman&Summer,Chapter5Dividing Managerial Work:Use of
Staff
Chapter6 0ver層all Organization Struc蝕re
Koontz&0’Donne11,Developing Sound Line and Staff Relationships,
by Louis A.AIlen
The Assistant−To:The Man in Motley,by
Thomas L.Whisler
W皿am H.Newman,、4伽’”i3惚∫漉ノ46∫’oπ
Chapter13 Use of Committees
Chapter14 0rganization for Top Adminis・
trative Functions and Interest
Representation
10月17日(火) ケース,MississipPi Valley Equipment Corporation(A)
(Newman&Summer,pp、118−126)
10月19日(木) 人間の諸欲求と組織
Newman&Summer,Chapter7 0rganization as Social Behavior
Chapter8 Human Needs an(10rganization
Stnlcture
Shu11∫Inf。ma10rganizati・nsandTheirRelati・nt・F・㎜a10rgan’
izations,by Chester I.Barnard
山ハ
オ
10月24日(火) 建設的な相互作用とマンパワー・プランニング
Newman&Sum血er,Chapter9−BuildingC・mmunicati・nNetw・rks
Chapter ll Matching Jobs and Individuals
Shu11、Increasing Utilization through Better Management of Human
Res。urces,byRensisLikertandStanleyESeash・re
−6一
10月26日(木) ケース,Bob Knowlton(複写版)
10月31日(火) 中間試験
11月2日(木) 計画の本質と目標の設定
Newman&Summer,Chapter16 The P!anning Process in Organiza.
tions
Chapter17 Se廿ing Objectives
Richards&Niela瓜der,28 The Objectives of a Business,by Peter F.
Drucker
29 The Principles of the Objective,by John
F.Mee
30Basic Objectives Which Shape the Char−
acter of a Company,by Wi11iam H.New・
man
31 1nconsistencies of Company Goals aロd
Operations,by Alfred N.Watson
32 Management by Objectives an(1Self−Con・
trol,by Peter F.Druc1【er
Shull,Aspects・fOrganizati・nAims,byOrdwayTead
11月7日(火) (投票日一休日)
11月9日(木) 反復的な活動のための計画
Newman&Summer,Chapter18 Planning for Repetitive Action
Chapter20 Participation in Decision−Ma』king
Koontz&0’Donne11,Managerial Plaming・by Billy E・Goetz
Product・line Policy,by Joel Dean
Shull,Management PoUcy,by John G.Glover
Douglas McGregor,τ加亙卿2傭S/4εoゾE”’εrρr’sε
Chapter9 Paぼticipation in Perspective
range Planni皿9
Richards&Nielander,37 Coordinating Budgets with Forecasting,by
J.J.Curran
一7一
ハ六
11月14日(火) プログラミングと長期経営計画
New皿an&Summer,Chapter19 Programming,Strategy・and Long−
38 The Planning and Control Concept,by
James L.Pierce
Koontz&0’Donne11,Planning,by Henri Fayo1
11月16日(木)ケース,DaytonMe惚1Works(New㎜n&Su㎜er,PP・欝
472)
11月21日(火) ケース,Adsign Products,Inc・(複写版)
11月23日(木) (勤労感謝の日一休日)
11月28日(火) 経営におけるリーダーシップの地位
Newman&Summer,Chapter21 The Place of Leadership in Man・
agement
Chapter22 Developing Volun惚ry Cooperation
Shuli,Conditions of Effective Leadership in the Industrial Organiza.
tion,by Douglas McGregor
Peter M.Blau,B郷昭πor曜戸π〃b惚加So‘’吻
4 Bureaucratic Authority
11月30日(木) コミュニケーションと指揮
Newman&Summer,Chapter23Two・Way Personal Communication
Chapter24 Directing and Disciplining
Richards&Nielander,13A New Look at Management Communica,
tion,by Frank E.Fischer
14 Barriers to Communication,by Schuyler
Dean Hoslett
16The Administrator’s Ski11:Communication,
by F.J.Roethlisberger
44 How Good a Leader are You∼by Aurin
Uris
12月5日(火) ケース,Service Drug WholesaleJnc.(複写版)
六五
12月7日(木) 中間試験
12月12日〔火) 統 制
Newman&Su㎜er,Chapter25BasicElementsofControlling
Shu11,Fee(iback,by Amold Tustin
Richards&Nielander,57Measuring,Reporting,and Apprasing Re・
一8一
sults of Operating with Referellce to
Goals, Plans and Budgets,by Robert
W.Lewis
58Standards of Management Performance,by
Lawrence A.Appley
Koontz&0’Donne11,Business Reports:How to Get Facts You Need,
by Philip Gustafson
12月14日(木) ケース,…沁lie Bakeries,Inc.(複写版)
12月19日(火) 予算編成
Newman&Summer,Chapter26 Budgeting
Koontz&0’Donnell,The Budget Comes of Age,by James L・Pierce
The Breakeven Concept,by Fred V.Gardner
Richards&Nielander,A Tool for Management Control,by John
Richard Curley
12月21日(木) 統制に対する従業員の反応
Newman&Summer,Chapter27 Responses of People to Controls
Richards&Nielander,54 Human Problems with Budgets,by Chris
Argyris
Koontz&0’Dopnell,Conセ01Means Action,by Amold E Emch
(クリスマス休暇)
1月9日(火) ケース,Delaware Corporation(複写版)
1月11日(木) 統制と他の経営諸過程との統合
Newman&Summer,Chapter28 1ntegrating Controls and Other
ManagementProcesses
Shull,Supervision and Control,by Marshall E Dimock
The Manager Concept:A Rational Synthesis,by R Tannenbaum
1月16日(火) ケース,Mercury Stores,Inc.(Newman&Summer,PP・646−
652)
山ハ
l
1月18日(木) コースの復習
最 終 試 験
一9一
4 Business Decision−Making授業案 1961−1962年冬
1序 論
9月28日(木) A.ビジネスマン:意思決定者
B.ケース・ワークおよびコース手続きについての検討
参考文献
7協召Pr80だ紹‘ゾ伽惚g8別ε寵,P.E Dnlcker,Introduction:The Na・
ture of Management pp.284−286(Chapter211s Personnel
Manage皿ent Bankrupt∼の一部)
」44“側。θ4〃伽ロg卯επ∫,February1956,L.Urwick,“Management o側
be an Intelligent Occupation”
10月3日(火) ケース,Robbins Lawn Mower Company,Inc・(複写版)(1)
10月5日(木) C・意思決定過程へのアプローチ
参考文献
“The Rational process of Decision−Making・・,W.H・Newman(複写版)
砺波r5’砂of Dθfプ。μR8sεα励B鰯ε伽押。.106,R。W、More11,
“Analysis of S惚ges in Decision・Making”
Pθs’g”foプDεo∫3∫oπ,1.D.J.Bross,Chapter2 Nature of Decision
ケース,The White Importing Company(複写版)
皿 診 断
10月10日(火) A.診断の本質
1.特定の目標の観点から問題を確認する
2. 目標の達成を妨げる諸障害を確認する
3.解決が得られうる範囲を知る
参考文献
・・Suggestions for Diagnosis”,W、H、Newman(複写版)
賜εAガ。/P■oゐ陀餌301〃’π8・,E Hodnett,2 1dentification
− 3 Sねte皿ent
六
二 4Analysis
τみε」P畑。漉εoヅ伽紹gε卿8π’,P.R Dnユcker,pp.351−359(Chapter28
Making Decisionsの一部)
ケース,Delicious Fruits Co皿pany(複写版)
一10一
10月12日(木) B.以下の1および2を考慮することによって問題に見通しを与
える
1.means・end relationshipにおける問題の位置
2.組織のもつ価値,目的および見解などの圧力
参 考 文 献
翫80πかびεDε‘∫s加M8為f”9,M.H.Jones,
Chapter l Goals and Means.End Chains
(Problemを除く)
ケース,Staffing Our Business Schools(複写版)
10月17日(火) C.診断におけるいくつかの難問題
1.問題領域および利益の可能性を捜し求めるさいσ)むつかし
さ
2.徴候と真の障害との差異
3. 目標および障害を明確にするさいの知覚および着想にまつ
わるむつかしさ
参 考 文 献
〃伽98物ε”灰石㈱,」une1957,エM・Jumn,“Industria1Diagn・stics”
伽πσ9脚ε”∫P伽痂9・”4σ・πケ・1,B・EG・etz・PP・1茄一176(Chapte「
8Techniques of Managerial Planningの前半)
丁加Pr8。伽・ヅ伽πσ9脚θ”’,P、RDrucker,PP・62−84(Chapter7The
ObjectivesofaBusinessの一部を除くもの)
10月19目(木) ケース,Eastem Air Lines(複写版)(2)
皿 オルターナティブズを求める創造的なアプローチ
10月24日(火) A.創造的思考への入門
参 考 文 献
“The Creative Element in Decision−Making”,W.H、Newman(複写版)
Cプθσ伽加”4!h6五伽∫躍μσ1,M、1.SteinandS・J・Heinze・Chapter2
TheCreativeProcess,Genera1六
“Problem Solving”,Arthur D.Little,Inc・(パンフレット)
10月26日(木) B.創造的な能力をもたらすためのいくつかのテクニックを通覧
する
一11一
参 考 文 献
」44凹膨4〃σ”σ多2耀躍,October1955,C.S.Whiting,“Operational Tech・
niques of Creative Thinking”
7肋Cプ88ガ〃召Proo8s3,J.D.Scott,Ed.,R.E.Anderson,
“Brainstorming。..。.How to Get Fifty Ideas in Fifteen Minutes”
“Panel Discussion”
α躍∫〃吻8”4伽五”伽∫吻α1,M.1.Stein and SJ.Heinze,Chapter12
Stinlulating Creativity
10月31日(火) C.ビジネスの環境での創造性
参 考 文 献
P召rso朋θ∼,September、October1958,R F、Peck,“What Makes a Man
Creative∼”
〃碑8gε惚寵Rω∫ε躍,March1957,L Strong,“Creativity in Industry:
The C肛e an(l Feeding of New Ideas”
Lσ惚φ,Standard Oil Company of New Jersey,1953,“Serendipitジ
11月2日(木) ケース,The Small Competitor〔複写版)
11月7日(火) 投票日(休日)
IV さまざまなオルターナティブズの結果を見通す
11月9日(木) A・序 論
1. どんな種類の結果を見通す必要があるか
2.見通すさいの有用な諸手段:予測の諸技術,仮説,理論お
よび論理の利用
参 考 文 献
”b吻rπル毎朋8召耀π’7γ召σ∫∫sεs,Society for Advancement of Manage一
皿ent,Ed.,A.Brown,“Financial ApProachto Industria10perations”
“Education in MImagement”,W.B.Donham(複写版)(3)
pアfπ‘ψ」εs o∫M6解g2耀η’,H.Koontz and C・0’Donnell,第二版,22Plan・
六 ningPremises;PP.554一防5(25TheOperati・n・fPlanningの一部)
丁加A7’o∫Pro漉溺301び∫”g,E.Hodnett,17 Logic
18 Analogy
19 Cause and Effect
D8sえ8”,∫o■Pε‘fs’oπ,1.D。J.Bross,
一12一
PP.33−41(Chapter3 Predictionの一部)
pp.212−221(Chapter13 Statistical Inferenceの一部)
11月14日(火) B.需要の基礎的諸要因についての検討.
参 考 文 献
〃碑4解物1EoO”0謝‘S’D8‘∫S∫0κ〃識∫”9召”4Foπ〃or4P伽”∫π8、M H・
Spencer and L.Siegelman,pp.135−166,173−180,189−194(Chapter5
Demand Analysis−Sales Forecastingの一一一部)
30彪sσπ4Mσr舵’∫”g〃伽σgωπεπ∫,L.K・Johnson,pp・237−252〔7Quan・
titative Market Analysisの…部)
11月16日(木) C.基礎的な,原価および利益の諸概念についての検討
参 考 文 献
〃碗ロ図8惚1Eoo躍。”比s’Dεofs加〃罐切9伽4Fo脚θr4P如朋’π91M・H・
Spencer and L.Siegelman,pp・233−248(Chapter7 Cogt Analysis
の一部)
“Basic Concept of Marginal Analysis in Business Decision Making’㍉
E、K.Warren(複写版)
ケース,Shed圭ac Company(複写版)〔4)
11月21日(火) D.原価見積りの基礎的諸要素についての検討
参 考 文 献
〃碑‘81ε吻1Eooκo加6s’D80∫s碑〃4距’”9側4Eor躍σr4P1σ朋ガ’18,M・H・
Spencer and L.Siegelman,pp・248−260,265−268〔Chapter7Cost
Analysisの一部)
ノ4600瑚枷g’且〃碑σg脚εηぬ4砂roαoh,T。M。Hill and MJ.Gordon,
改訂版,Chapter160PPortunity Costs:Data for Decision Making
(Questions and Problemsを除く)
11月23日(木) 勤労感謝の日〔休日)
11月28日(火) E.マナジエリアル・エコノミックスの特定な意思決定への適用
参 考 文 献 六
〇
Pア∫π‘えρ18s夢E”9∫”εε「∫”9Eσo”o溺フ,E・L G「antand W・G・Ireson,第四版,
pp.16−23〔Chapter2 Decisions are between Altematives
Chapter14 1ncrement Costs and Sunk Costs(Problems
−13一
︷
の一部)
を除く)
ヶ_ス,(1)Wiz・Away Skate Company(複写版)
(2)Conmay Company(複写版)(5)
11月30目(木) ケース,Morton Company(複写版)(6)
12月5目(火) F・他人の行動および反作用としての行動を予期する
参 考 文 献
Eエεfんだむ,2Dθo/sioπ〃罐∫”9,M.H.Jones,
Chapter4 Anticipating the Decisions of Others
Part II Gaining Acceptance of Decisions,Introduction
ケース,Westminster Cracker Company(複写版)(7)
12月7口(木) ケース,Synthetic Glycerine Pricing(複写版)
V 結果を見通したオルターナティブズからの選択
12月1211(火) A.選択を行なうさいの価値的側面
参 考 文 献
Dεsなπ∫oプDε6’3’oπ,1.D.J.Bross,Chapter5 Values
TZ1εノ14”1加∫s∫rσ∫f〃召Pro‘833,R.H.Roy,XVIII On Criteria for Decisions
A4甥’π∫s∫rσ!’耀Bεhσか’or,H.A.Simon,第二版,pP.45−52(ChaPte「3
Fact and V&1ue in Decision−Makingの一部)
E‡80雌〃θDε6’s∫oκ〃罐ガ”8,M.H.Jones,Chater3 The Use of Prem.
ises in Making Decisions(Problemを除く)
12月14日(木) B.不確実性のための調整
参 考 文 献
丁加ノ1r∫oプαεπr Tみ’”為初g,R.Flesch・Chapter16 The Hamessing of
Chance
Dεsign foプ1)θ‘is∫o”,1.D.J.Bross,pp.41−53(Chapter3 Prediction
の一部)
pブ。ゐ。飯だ砂4π‘!S,σ∫ガsガ6s/lor8μs加2∬Dεo/sio”3,R.Schlaifer,
五 PP・v−vi(Prefaceの一部),
九
pp.2−36(Chapter l The Meaning of ProbabilityおよびChapter2
Expected Value and Utilityの一部)
Cσ砺。プκ∫σ銘側ogε”1ω∼∫R召吻側,Summer1959,J.B・Boulden and E.S・
Buffa,“The Strategy of Independent Decisions”
一14一
12月19日(火) C.選択への量的アプローチ
1. オペレーションズ・リサーチ入門
参 考 文 献
“An Overview of Operations Research”,D。W,Miller〔複写版)
‘‘King Scale Company”,E。K・Warren(複写版)
2.オペレーションズ・リサーチの諸例と評価
参 考 文 献
加ro伽‘∫foπ∫00ク8rσ∫io”s R召sθαroh,D.W.Ch皿chman,R.L Ackoff and
E.L.Amoff,Chapter2 An Operations Research Study of a System
as a Whole
(注意深く読むこと,ただし,フ・一・ダイヤグラムはとばしてよい)
ノbμrπσ10ゾ〃4廊廟g,January1960,W.Z Hirsch,“Decision Making
in Industrial Marketing”
“How to Invent a Profession”,A.Brown(複写版)!8)
12月21日(木) D・連続的選択法
参 考 文 献
ノ44〃躍”’sケα∫勿εS‘∫θκ689媚r∫εr砂,December1958,R,C.Snyder and G.
D.Paige“The United States Decision to Resist Aggresslon in Ko・
rea”pp.341−343,366−378
ケース,“lf I were Casey Stenge1”(複写版)
〔クリスマス休暇)
1肩9目(火) ケース,Kenmore Intemationa1(複写版)
w 結 論
1月11日(木) A.意思決定においておかしやすい一般的誤り
参 考 文 献
丁距ε」4r!oプαεσr7㍑πたf’」8’,R.Flesch,Chapter21 Freedom from
Error∼
丁肋24r∫げS惚躍卵σ盈〃6s∫忽8が。π,W.1.B.Beveridge,改訂版,pp.102一 五
八
116(ChaPter6 1ntuitionの後半およびChapter7Reasonの前半)
“Testing the Choice”,W、H.Newman(複写版)
1月16日(火) B.合理的な意思決定アプ・一チについての異議と疑問
一15一
参 考 文 献
“The Seience of‘Muddling Through’”,C.E.Lindbolm(複写版)(9)
Orgσπ’zo”o”s,J.G.March and H.A.Simon,pp.136−158,164−171
(Chapter6Cognitive Limits on Rationalityの一部を除くもの)
1月18日(木) ケース,Power Parts Company〔複写版)〔10)
最 終 試 験
(1)W.H.Newman and J.P.1.ogan,B翼3f”εss Po1∫o’εs翻4”碑石98耀”’
第四版より。
(2)W.H.Newman and C.E.Snmmer,丁漉Prooεss夢〃碗αg2翅επ∫より。
(3)U.S.Department of Agriculture,・44摺∫”∫3fr躍f〃2〃伽α92摺ε”’より。
(4)M.P.McNair and R.S.Meriam,P706’θ加s加Bπ5∫”θss E‘o”o加‘sよ
り。
(5)同■ヒ。
(6)同上。
(7)W.H.Newman and J、P、Logan,Bπs’紹ss Po∬o’εs8”4”ゐ”㎎召耀寵
第四版より。
(8)丁加ノb駕r朋10ゾ動伽s’r毎1Eπρ舵ε廟8・,May−June1955よリ。
(g) pπゐ1,0/14”2,π∫s∫r召,∫oπR2ε,」8躍,Spring1959 より。
⑳ W・H・Newman and J.P.Logan,B駕s’πεss Poμo∫εs o”‘i〃乙加g朔ε寵
第四版より。
以上は複写資料のうち出典があり,それが明記されているものである。
なお,このコースでは,数ページにわたるケースの報告書を四度提出しなけれ
ばならなかった。それらのケースは10月19日のEastern Air Lines,11月30日の
Morton Company,12月711のSynthetic Glycerine Pricing,1月9日のKen−
more Intemationa1であったが,これらのケースがクラスで議論されるときが,
また,いつもその提出期限となっていた。
五
七 5Policy Determination and Operations授業案
1962年春学期
コースの諸目標
PolicyDeterminationandOperationsは,いくつかの目標を達成することを
一16一
意図しているが,それらの目標はいずれも重要であって,そのいずれかがとくに重
要であるということはない。
第一に,このコースでは,学位をめざすすべての学生に,トップ・マネジメント
が遭遇する経験にほとんど等しい経験を,教室において与えうる限り与えることを
意図している。したがって,ビジネス・ポリシーの諸問題にその焦点が置かれる。
第二に・このコースは,教育的経験ということにその焦点を置いているので,原
則としては,新しい情報を伝達したり,あるいは,問題究明のためにさらに新しい
問題を明らかにしたりすることはない.しかしながら,このことこそ,それぞれの
学生がすでに獲得した知識のすべてと,とくにその専攻分野から得た専門的知識と
技術とを・ケースの共通の諸問題にさし向けることを,学生に期待していることを
意味している。
第三に・このコースでは,さまざまな判断や異なった種類の経験や情報が純化さ
れ,かつ統合されて,経営の意思決定に具体化される過程を取り扱う。それによっ
て,学生は,部門化された企業の経営が営まれる事態を前もって部分的に見ることが
できる。したがって,このコースは,それぞれの学生の専門分野での技術に依存す
るが,同時に,その専門的な見解とプ・グラムとを凝集力ある一つの統一体にまと
めあげることに関係するものである。
第四に,このコースは,他のアプローチのいずれがなしうるものよりも実際の経
営により近い環境をもたらすことを意図している。このことは,このコースがオペ
レーショナルであることを意味している。このコースは,ある特定の問題について
語りうる知識を取り扱うのではなく,実施されるべき計画とプログラムとを取り扱
うものでめる。
最後に,考慮されるべき政策の諸問題は,それぞれの学生が政策決定に関連する
諸問題の範囲を知りうるように,また,学生のそれぞれの専門が十分に生かされう
るように,かなりつつ込んだかたちで提示される。
第 一 部
週アサインメントケース トピノク
2月5日 1 序 論 目的,方法,教材費。 五
2月12日 2 Portland Co。 小企業の発展と拡大のさいに ハ
追求される諸政策。授業案に
付されている質問事項1参照
のこと。
一17一
週アサインメントケース トピック
3 Jones Joints,Inc. パイプ継手製造業者の経営諸
問題。授業案に付されている
質問事項2参照のこと。
2月19日 4 Rocklyn Corporation 自動車取替部品製造業者の総
合的分析。
5 Norris PaperCo.(A) 新しい社長に直面する事態。
文書のレポート提出のこと。
第 二 部
2月26日 6 Hilton Hotels(AR) 二つの経営者グループを共通
7 Hilton Hotels(CDR) の目的と共通の統制組織とを
もつ一つの組織に併合する。
第 三 部
3月5目 8 Norris Paper Co. 一組の完全な営業政策を決定
から から (BからF)
3月30日 15 することにおける学生グルー
プの競争。
4月2日
から (春 休 み)
6日まで
第 四 部
4月9日 16 1sland Creek Coal Co, 学生グループの競争一1960年
から から
5月18日 27 から1970年の十年計画を作成
する。
第 一 部
このセクション,すなわち,アサインメント2から5までの主な目的は,個人と
してのそれぞれの学生が,会社のさまざまな機能を統合し,かつ,その経済的・技
術的環境の中で,会社を経営してゆくための統一的なストラテジーを開発する技術
を得ることを助けることにある。
匠資料およびアサインメントは・それぞれの学生驚たかも会社の全体的な経営に
五 _人一人責任があるかのように,すべての学生によって考察されなければならない。
このことは,「トップ・マネジメントの物の見方を得ること」としてよく知られてい
る。
このコースのこのセクションで・
学生がなすべき最初の仕事は,事態を支配して
一18一
いる諸条件を知るために,また,未解決の重要な問題を認識するために,複雑な事
態をどのようにして診断するかを学ぶことである。 この仕事を遂行するにさいして
は,学生は,手元の諸問題とその相互関連とをはっきりと把握するまでは,実施し
てよいと思うことがらを,簡単に述べたててはならない。
われわれの希望は,それぞれの学生が,比較的分類されていない証拠の寄せ集め
を分析することから,重要な論点ないし問題点を見出すことを学びとってくれるこ
とにある。学生は,まず第一に,「情報がすべて与えられた。どのような重要な論点
ないし問題点があるか」とたずねなければならない。
最初の二つのアサインメントの準備を助けるために,Portland Companyと
Jones Joints Inc・とについて,質問表が授業案に付されている。(*)(**)
第 二 部
このコースの最初のセクシ・ンでは,学生の診断技術ないし分析技術を開発する
ことに目が向けられた。そこでは,諸君が,まず第一に,相互に関連する諸問題の
ひろがりを理解し,第二に,それを処理するための統一的な行動をとりうるように,
かなり容易に認められる特定の問題や論点を含んだケースを検討することが要請さ
れた。
このコースの第二のセクションでは,さらに, トップ・マネジメントの諸問題に
ついての診断を一層すすめることが要求される。 しかしながら,それに加えて,効
果的な経営行動の評価にもその焦点が置かれる。
このセクションは,それぞれの学生が,会社の営業の評価や判定をどのようにし
てなすかを,学生自身に明らかにする機会を与える。諸君が,諸君の判定の基準と
評価の過程との双方を明確に知ることは,Hilton Hotels Corporationを考察する
さいに諸君に役立つことであろう。
Hiltonのケースでは,諸君は,かなり効果的な経営がそこで営まれてV・ることを
発見するであろう。したがって,諸君は,そこでなされたことがらの有効性を判定
すると同時に,その経営がいかになされているかを見ることもできる。
このセクションには,また,決定されねばならぬ問題もいくつかある。学生は,
手元の諸問題を解決するために,このコースないし他の諸コースで前もって得た技 五
四
術と知識とを使うことができる。
笛 三・四 部
このコースの最後の二つのセクションは,上述した第三・第四・第五のコース目
標を達成するためにとくに設けられている。
一19一
学生たちは自分自身のリーダーシップのもとに,教師一各部の終りに判定者と
なるまでは主として助言者として活躍する一とともに・グループで活動を行なう。
グループ組織およびその手続きについての特定のインストラクションは後で手渡
される。(1)
ここで用いられる一連のケースは,現代社会の競争的産業環境の中で,企業をお
こし,かつ維持してゆくことに関係をもつものである。Norris Paper Company
には,解決されねばならぬ内部経営の諸問題と諸政策とが収集されている。Island
Creek Coal Companyのシリーズは,急速に変化する経済的・技術的環境の中
で,会社を維持してゆくための前向きのプログラムを必要としている。 これら二つ
のケースは,ともに,目標を決定すること,その目標を達成するために合理的な首
尾一貫した政策と計画とをうち立てること,その計画を遂行するために管理者を組
織すること,経営者および他の人びとのモティベーションを理解すること,現在お
よび将来のために計画し,プログラムを作成し・予算を編成すること・および・組
織の成果を測定すること,に重点を置いている。
丸*)Portlan(1Companyについての質問事項
A 財 務
1 現在の会社の財政状態をどんなものと考えるか。参照資料3,3A,4,4A
および8を参照せよ。
2 流動資産,固定資産,流動負債,正味財産,総利益および純利益を分析す
ることによって,どのような重要な傾向を見出しうるか。
3 外部資金の調達を容易にするために, ブラック氏が提示した諸条件を会社
は満たしつつあるか。
4 最近の社債売出しが原価に及ぼす影響は。
B 業種および競争
5 ほうろう製品の市場をどう評価するか。
6 Portland Companyはどの地域でもっとも効果的に競争できるか。
7 乙の産業の価格問題に資するものは何か。
五 C プロダクト。ライン
1
01
9
1
ー−
@ 8 Portland Companyにもっとも大きな売上高をもたらす製品は何か。
もっとも大きな総利益をもたらす製品は何か。
売上拡大の可能性をもつ製品は何か。
ブラック氏の製品戦略はどんなものか。それは,
一20一
質問5,6,8,9,10に
対する諸君の回答とどのように関連するか。
D 価格政策
12 価格はどんな基準にもとづいて設定されるか。
13 価格政策と製品戦略との関係, また,価格政策と質問2,3に対する諸君
の回答との関係はどんなものか。
E 生 産
14 労使関係においてハノン氏はどの程度実力があるか。
15 評価者に対する論議にはどんな意味があるか。
16 Portlandはなせ高原価生産者か。
17 利用しうる設備能力と会社の製品戦略との関係はどんなものか。
F 組織と経営者人事
18 メイン州ポートランド工場についてのブラック氏の考えはどんなものか。
その考えと利用しうる設備能力とはどのように関連するか。
19参照資料7は,組織がいかに作用しているかについて何を語っているか。
それと,ケース9頁の下に示されているブラック氏のステイトメントとはど
のように関連するか。
20 社長としてのブラック氏の個人的関心は何か。 それと会社の財務の歴史,
純利益,売上高とはどのように関連するか。
21 この会社の強き弱さについて諸君はどのように概括するか。
G 将来の計画
22 過去の売上の趨勢は参照資料9の予測を裏付けているか。
23 売上および純利益の予想は現在の条件下で実現されうるか。
24 売上目標を達成するためには,どんな活動が強化される必要があるか。
25 19頁の三つのオルターナティブズのうちどれがもっとも合理的と思われる
か。
26 十年計画の1955−6年の部分は達成されたか。
27 1958年の売上目標を達成するためには一計画されている新しい工場の建
設ないし新しい子会社の設置など一いずれのオルターナティブがもっとも 五
合理的か。
28 会社はただちに360,000ドルの追加外部資金を求めるべきか。
29 計画された売上高および利益目標を実現するために諸君はどんな勧告をな
すか。
一21一一
(**)Jones Joint,Inc.についての質問事項
1 売上高を増大させるために会社が次年度中にとるべきステップについて諸君
の勧告するところを略述せよ。
2 生産原価を減じるために会社がとるべき処置にはどんなものがあると考える
か。
3 営業を改善するために会社がとるべきであると諸君が考える主なステップを
簡単に要約せよ。 次に,次の五年間のそれぞれの年について,資金の源泉およ
ぴ使途についての一覧表を作成せよ。
4 ジョーンズ氏所有の15,000ドルの社債売渡し申立てを受入れるナニめ,フェル
トン氏が氏の個人資金を都合するために特別の努力を払うよう諸君は勧告する
か。フェルトン氏がジョーンズ氏に対してなしうる,両氏に有利であるような
オルターナティブ’な提案にはどんなものがあるか。
5 ワィズ氏およびサイモン氏は,ともに,JonesJoint,Inc・に雇われるべき
か。あるいは,いずれかの一氏が雇われるべきか。会社の経営者人事ないし組
織に,その他の変更がなされるべきか。諸君の勧告を正当化する理由を述べよ。
6 フ、・ルトン氏がこの会社の統制権を所有するにさいしての真の目的は何か。
この目的を知ることは,とられるべき行動についての諸君の勧告にどのように
影響を及ぼすか。フェルトン氏の最初の75,000ドルの投資は賢明であったと考
えるか。
7 Jones Joint,Inc.は現在の人事政策を変更すべきか。諸君の回答が正当で
あることを証明せよ。もしあるとすれば,どんな種類の経営者刺戟プランを,
フェルトン氏は,ジェネラル・マネジャーのために・また・諸君が会社に加え
ることを勧告する他の重要な人びとのために立てるべきか。
(1)資料欠如
6Theory of Plaming and Contro1授業案 1962年春
2月7日 序論
五 2月14日 意思決定理論:基本モデル
ー Bross,L D.J.,Dθsなん∫oブDεo’s∫oπ,
Chapter l History of Decision
Chapter2 Nature of Decision
Chapter3 Prediction
−22一
Miller,D.W.and Starr,M.K.,Eエ8副i”8Dθσ∫s’oπ8”40ρε剛∫oπs
R2s昭r‘み,
Chapter3 Executive Objectives
Chapter4 The Decision Theory Approach
Dorfman,R.,“Operations Research”,且耀r吻”Eσo”o痂σRω‘8ω,Sept.
1960
2月21日 意思決定理論:無視されている諸要素
Logan,J.P.,“Economics Forecasts,Decision Processes aコd Types
of Plans”(Ph.D.Thesis,Columbia,1960),pp.11−34
(Chapter l The Subiects,ItsJustificationの一部およ
びChpter2DecisionProcesses)
Drucker,P.F.,77招Prσ‘’∫σ80ゾ伽朋g2耀8”’,
Chapter28Making Decisions
Newman,W.H.,“Suggestions for Diagnosis”(複写版)
Stein,M.1.and Heinze,S.J.,C紹罐か吻απ4∫hε盈4動f伽81,
Chapter2 The Creative Process
Chapter12 Stimulating Creativi糎
2月28日 合理的意思決定に対する行動的拘束
Leamed,E.P.,Ulrich,D.N.and Booz,D.R.,E切6躍勿2」40∫∫oπ,
Chapter2 Human Background of Executive Action
Chapter3 Human Background of Executive Action
−A More Detailed Case
Logan,」.P.,“Economic Forecasts,Decision Processes and Types of
Plans”(Ph.D.Thesis,Columbia,1960)
Chapter4 Anticipations and Making Plans
Chapter8 Conclusions
March,」.G.and Simon,H A.,0噛4加詔∫∫oπs,
3月7日 企業における意思、決定
March,J.G.and Simon,H.A、,0ブgσπ伽∫∫oπs,pp.172−199(Chapter7
planning and Innovation in Organizationsの一部)
Gore,W.」.,“Administrative Decision−Making in Federal Field Of・
一23一
五〇
Chapter6Cognitive Limits on Rationality
fices”,P幼1」6」4威囲”fs拗距。”地〃’¢”,Autumn1956
Albers,H.H.,0■gロ漉紹4Eエ80躍旬8/10!∫oπ,
pp・225−234(Chapter10 TheDecision・MakingFunctionの一部)
Chapter13 Dynanlic Planning II
3月14日 ケース,The Hancock Company(複写版)(1)
3月21日 目標および政策
Davis,R.C.,7㌃6 Fπ”48翅ε”如1sの¢πbφ伽細塵”昭πf,pp.10(ト116
(Chapter4 Business Objectives and Ethical Standardsの一部);pp.
172490(Chapter6Business Policyの前半)
Drucker,P.F、,7伽Proσが08ρゾMσ”σ92”¢θ”’,
Chapter7 The Objectives of a Business
Chapter ll Management by Objectives and Self・Control
Sehleh,E.C.,“Management by Objective”,〃4朋g躍επ’Rεo∫θ”,Nov.
1959
Holden,P.E.,Fish,L.S.and Smith,H.L.,Tψ.〃b”σ8召翅ε雇0㎎朋一
蕗4∫’o”σ”4Co”ケ01,Part C Control Practices,Section2 Control
over Policies
Newnan,W.H.,“Basic Obiectives that Shape the Character of a
Company”,力μ■”α10ゾB”5’πθ53,0ct.1953
3月28日 詳細な計画
Neusche1,R.F.,〃碗σ塵溜θ雇毎のs∫6川,第二版
Chapter l The Role of Procedures in Business Management
Chapter9 Gathering the Facts
Clark,W.,‘Executive Planning”(パンフレット)
Clark,W.,“Reserve・Time Plannlng for Production”〔パンフレット)
Heckert,」.B.,Bμsf”θss Bπ㎏初動9σ”4Co”ケ。’,
Chapter l Business Planning amd Contro1−A Managerial View−
四九
po圭nt
Le Breton,P.P.and Henning,D.A.,PZσ朋∫”8・下物εo,フ,
Chapter2 Dimensions of a Plan
Chapter12 Summary and Conclusions
Miller,R.W.,“How to Plan and Control with PERT”
一■一24一
施rび4r4Bμ吻θs3Rω’ε躍,Mar.一Api11962
(春 休 み)
4月11日 長期経営計画および計画の諸前提
Warren,E.K.,“Excerpts from Long.Range Planning in the Decen・
tralized Corporation”(Ph.D.Thesis,Columbia,1960)
Shelley,T.and Pearson,A,E.,“A Blueprint for Long・Range Plan−
ning”(バンワレi.」ト)
Drucker,P.F.,‘‘Long.Range Planning”,ハ盆棚gθ別επ∫8‘∫2”oε,April
1959
Koontz,H.and O’Donnell,C.,Pr∫”・∫p1εs oゾ〃画αg2膨π’,第二版,
Chapter22 Planning Premises
4月18日 計画の適時性および弾力性
Davis,R.C.,勲2Fμπ吻翅召”紹1s o∫Toρ掘8πσ塵翅επ∫,p.407 Figure
32 The Organic Functions of Contro1;PP・ 647−652(Chapter17
0perations and the Basis of Controlの一部)
Copeland,M.T.,71勉励εoπ∫吻α∫Wo沈,Chapter8Timing
Hardwick,C.T.a血d Landuyt B.F.,」4舐例初’3f凹”〃8Sケ8’8gly,
pp.10−18(Chapter l The Facter of Strategyの一部)
Chapter9Stratagems in Planning(本文)
Chapt肚11Timing and Surprise(本文)
Newman,W.H.and Logan,J.P.,〃砺σ9卿2耀。ノ翫加吻’”g E漉r一
が醜5,Chapter6 Problems of Transition
NewmIm,W.H.,且伽iπ’sケ召勧ε、4‘飯。”,pp.110−118(Chapter7Spe.
cial Considerations inPlanning中のSt職tegic Considerationsin
Planning)
Leighton,A.H.,筋εσoρ8r躍”gげ〃診π,
Chapter17 Systems of Belief un(ier Stress
4月25日 達成の諸基準
Jerome,W.T.,E紹。μ∫漉Coπfro1,
Chapter l The Need for Control
Chapter2The Meaning of Executive Control
−25一
四八
pp.335−337(Chapter18 Social Orgamization under Stressの一部)
Chapter4 Evaluat圭on−The Inside Look
Chapter5 The Elements of Executive Contro1−1ntroduction
Davis,R.C., Tみ8」巳π”dσ”紹π∫81s qfτ0φ伽πσ塵”2¢π∫,
Chapter2
S惚ndards and Sねndar〔lization
Newman,W. H and Logan,J。P、,〃加ロg2翅ε擢‘ゾEψ側4勉g E寵θ「一
ρr∫sθs,Chapter4
Appraising Results of Operations
Simon,H.A.
,み4擁雇s∫rσ∫f泥励加ε,∫oプ,第二版,
Chapter9 The Criterion of Efficiency
5月2日 測定および報告
Jerome,W.T.,翫㏄μ∫漉Co”ケ01,
Chapter9 1nfo■mation−The Lubricant
Chapter ll Review and Analysis through Audit
Glaser,C.,且4別初’sケ。∫’〃8Pブ。‘ε4μr召,
Chapter9 Administrative Contro1−The Concept of Control
Chapter10 Administrative Contro1−A Pattem of Control
Lewis,R.W.,“Measuring,Reporting and Appraising Results”,P1醐一
π∫π8,」砿¢”θ9●”94”4ノ囲θ8sπr’π9・∫h召Bπs’π233(Controllership Foun・
dation,Business Planning and Control Report No.3)
Learned,E.P.,Ulrich,D.N.a皿d Boon,D.R.,E∬ε㎝が〃ε」4‘∫∫oπ,
Chapter8 Control and Measurement
Davis,R.C.,7㌃召F瑚40溜2寵σ130ゾ τoφ 砿伽σg2翅ε”∫,pp.718−743
(Chapter lg Con㎝rrent Control of Operationsの後半)
5月9日 統制に対する従業員の反応
Jerome,W.T.,翫ε‘μ∫舵Co癬。’,
Chapter10 The Climate for Control
Chapter12The Meaning of Mistakes
Argyris,C.,“Human Problems with Budgeもs”,1五σr昭r4Bπs’πεss
四七
R2〃∫αo,Jan.一Feb.1953
Emch,A.F.,“Control Means Action”,∬σr〃σr4Bμs’πε3s R召〃∫ε躍,
July−Aug.1954
Smiddy,H.F.,“Integrating and Motivating for Effective Pe㎡orm・
ance”(ノ{ンフレット)
一26一
5月16日 ケース,Solie Bakeries,Inc.(複写版)(2)
最 終 試 験
(1)HanCock Companyは主として薬品を製造する化学工業会社であるが・ここ
での製品開発計画およびブ・ダクト・ラインべつの生産性の維持はどのように
遂行されるべきか。この問題を子一マとして,ケースの報告書を提出すること
が要求きれた。
(2)出典はW.H.Newman and J.P Logan,Bμs’麗ss Po’fo’εs伽4”初ル
σ92甥θη∫第四版。
緯
コロま
7
語
以上に紹介したニューマン教授の授業案は,私の比較しえた範囲内では,他のも
のに比べて,かなり体裁もフォーマルにととのっており,内容も詳細にわたってい
て,少なくとも形式的にはかなり立派な授業案であるということができる。
ニューマン教授の授業は,これらの授業案に厳格に従って進められ,少なくとも
私が参加していた授業については,アカデミック・イヤーを通じて,一度の休講も
なかったことが印象的であった。
Administration of the FimおよびBusiness Declsion・Makingのコース
には,当時,三十名前後の学生が参加していた。大学院初級向きのこれらのコース
においても,三十名という数は,ほとんどその限界と考えられていた。Policy De・
termination and Operationsには,残念ながら参加できなかったが,参加学生数
はおよそ十五・六名とさいていだ。Theory of Planning and Controlには,私
が参加した1962年の春学期に,約十五名の学生が参加してV・た。年令的にもかなり
の年配の人が多く,その中には,すでに他の大学で教師の地位を得ている人も少な
くなかった。このコースは,他のコースに比べて雰囲気がかなり異なっていたが・
それは,このコースがいずれの専攻分野の学生にも必修でなかった特殊な事情によ
るのかもしれない。それとは対照的に,上述の他の三つのコースはいずれもすべて
の学生に必修となっていた。
Administration of the Firmの授業の進め方は,その授業案に示されているが, 四
Business Decision−MakingにおV・ても,それぞれの時間の初めにわずかになさ ハ
れた教授の解説を除いて,suggested readingsとケースについての議論にほとん
どの時間が費され,教授の講義らしい講義は行なわれなかった。また・Theory of
Planning and Contro1の授業も,それぞれの授業時間の初めに・教授がその時間
一27一
に関連した重要なトピックを指示され,簡単な解説を加えられて,ただちにディス
カッションに入るというやり方てあった。学生たちは,教授の解説およびreading
assignmentに言及しながら,活発な議論を展開するのが常であった。とくにこの
コースでは,教授が学生たちの議論の良き聞き手であり,調整者であり,助言者で
あると同時に,一人の対等な議論参加者として議論に参加されたことが特徴的であ
’,た。そして,言うまでもなく,このコースでも講義らしい講義は一一度も行なわれ
なかった。
授業において,reading assignmentおよびケースのディスカッションに多くの
時間が費されることは,おそらく,ビジネス・スクールの一大特質であるというこ
とができるであろう。ニューマン教授の場合もその例外でなく・むしろそのことが
典型的に妥当していた。教授はその教授法として・いわゆる講義形式は全くとられ
なか■、たのである。わたくしは,当初,この教授法に多少の疑問がないでもなか’・
たが,それは,時間の経過とともに,次第に納得のゆくものとなった。
アメリカの大学院における経営学教育の目的は,日本の場合に比較して,かなり
明確なものとなっている。コロンビア大学の経営学大学院においても,ドクターの
学位を得ようとする学生はごく少数であり,マスターの学位をめざす学生がそのほ
とんどを占めていた。これらの学生は,マスターの学位を得た後,その大部分が企
業に就職し,経営者となることが予定されている。したがって・アメリカの大学院
における経営学教育の第一の主要な目的は,未来の経営者の経営能力を専門的に養
成することにあるということができる。
経営学教育におけるケース・メソドの利用は,scienceではなくartであるとい
う経営学の学問的性格からもよく説明されているが,さらに,以上のような現実的
要請によって,学生を現実からの経営諸問題に直面させうるケース・メソドが,より
効果的な教授法と考えられていることも・また・容易に理解することができるので
ある。Policy Detemination and Operationsはいうまでもなく,Administra・
tion of the Firm,とくにBusiness Decision−Makingにおいて,ケースがふ
んだんに用いられていることが目立っている。
四 次に,ニューマン教授の授業内容について考えてみると・それは・授業案からも
五 明らかなように,全体的には,結局,伝統的な経営管理論の立場にとどまるものと
みることができる。ニューマン数授の基本的な見解は・やはり・み4雁”∫Sケ。飽2
」4σ∫∫伽や伽Prooεss夢〃4πσ塵耀寵に示されているものであり,意思決定に
関する章などが書き加えられた」4伽’”∫s!rロ∫∫〃ε・4‘1fo”の改訂版(Prentice・Ha11,
一28一
Inc.,1963)においても,また,ビヘイビアル・サイエンス・アプローチであるとさ
れている 71漉・Prooθss夢〃伽σ塵餌ε寵においてさえも,やはり,それは,いわ
ゆる経営管理論の立場を脱するものとはなっていない。
アメリカにおいては,現在,ビヘイビアル・サイエンスにもとづく新しい経営管
理論(それは現在組織論と呼ばれている)がまさに発展の途上にあり,やがてこの
理論が,未来の経営者の経営能力を養成するも⇔とも主要な糧となることは間違い
ないであろう。もし,ニューマン教授を批判しうるとすれば,それは,いうまでも
なくこのような意味からグ)批判である。もはや,従来の経営管理論のみでは企業の
経営は能率的に行なわれえなくな’,ている。人間の行動に,より一・層の関心が寄せ
られねばならないのである。
付録ピ書物およびケースの一」覧表
最後に,以上に紹介したニューマン教授の四!)σ)コースの授業案に出された書物
(単行本・定期刊行物のみ)とケースとについて,.コース別の…覧表を作成してお
くと,次のようになる。
Administration of the Firm
単 行 本:1 Blau,P.M.,β郷ε側‘プ80”π〃b惚加30d8‘y,1956 (阿利
莫二訳「現代社会の官僚制」1958)
2 Koontz,H.and O’Donnell,C.,ノ惚04㍑gs’π〃σ邦og召解2”,,
1959
3 McGregor,D.,丑ε伽甥θπSi惚。ゾEπ勧ウr∫s2,1960
4 Newman,W.H.,ノ44甥1飯sケσ∫∫Pεノ1ご∫oπ,1951(高宮晋監修・
作原猛志訳「経営管理」1958)
5 Newman,W.H.and Summer,C.E.,丑εPro‘εssげ〃伽一
〇g8♪κ2”∫,1961
6 Richards,M.D、and Nielander,W.A.,忍2α4初gs∫πハ血”・
αg召2πεπ∫,1958
7 Shu11,F.A.,S81⑳’召4R284㍑gs伽伽πσg召卿θ雇,1958
定期刊行物:なし 四
四
ケ 一 ス :1 Adsign Products,Inc.
2 Bob Knowlton
3 Dayton Metal Works
4 Delaware Corporation
−29一
5 Mercury Stores,Inc.
6 Mississlppi Valley Equipment Corporation(A)
7 0sbom Stamping Company
8 Service Drug Wholesale,Inc.
9 Solie Bakeries,1nc.
Business Decision・Making
単 行 ■本 :1 Beveridge,W.1.B.,丁陀Ar’oジSd8”∫∫f’01π∂召s’fgα∫’oπ,
Revised Ed.,1957〔栗秋要・吉原林共訳「科学研究の態度」
1961)
2 Bross,1.D.J.,Dεsigπノ10r Dε‘’sガ。”,1953〔竹内清訳「決定
と言十画」1960)
3 Churchman,C.W.,Ackoff,R.L and Amoff,E L,乃」・
ヶ04π‘∫’o”fo Oカεr‘!∫oπs Rεsθαr6h,1957(森口繁一監訳・宮
沢光一一一松田武彦・大前義次・菅波τ三郎訳「オペレーションズ・
ロ〕サーチ入門」上・下,1958)
4 Dn cker,P.F.,盛8P■40∫‘020ゾ〃bπ8gε卿名”∫,1954(野田
一一夫監修・現代経営研究会訳「現代の経営」正・続,1956)
5 Flesch,R.,賜βAr∫oゾC』8σ■T㍑π毒加g,1951
6 Goetz,B.E.,砿σπσgε刎επf P1α”π初g8κ4Coπ1ro1,1949
(今井忍・矢野宏訳「計画と統制」1963)
7 Grant,E.L.and Ireson,W.G,,Priπ吻1ε30ゾ伽gゴ”θθプi”g
E60πo”」ッ,4th Ed.,1960
8 Hi11,T.M.and Gordon,M.J.,4‘‘o観枷8∵」4〃加αg2・
魏θκ∫ノ1ρρroαoh,Revised Ed.,1959
9 Hodnett.E.,%2。47f of P”oδ18翅So/Piκ8’,1955(佐瀬隆夫
訳「問題解決の技術」1957)
10 Johnson,L.K.,3α’θsσ”4ノ砿αr為召ガπ9ノ吻刀θgσπ召π∫,1957
四
11Jones,M.H.,翫20π’i〃8D顔s加〃罐’”g,1957
12 Koontz,H.and O’Donne11,C.,P所κψ’εs‘ゾル毎πog8”2εκ∫
2nd Ed. 1959
,
13 March,J.G.and Simon,H.A.,Org砿i昭”oπs,1958
14 Roy,R.H.,7協θノ14御初is∫■σ∫わεPro‘εss.1958(田杉競監訳
一30一
「ヒューマン・マネジメント」1960)
15 Schlaifer,R., Pア。ゐθわi海砂αμ45如!is∫’‘s∫or Bμs加εss」D召、
o∫s∫o”s.1959
16 Scott,J、D.,Ed.,丁馳。■θα’勿8P■o紹ss,1957
17 Simon,H.A.,・44囲漉s’r説舵Bεhσエ,’or,2nd Ed.,1957
18 Society for Advancement of Management,Edり〃b4召rπ
掘σπαg2”昭,躍 丁ブε4だsε3,1957
19 Spencer,M.H.and Siegelman,L.,〃碑αgε〆’α’&o’zo痂os’
Dε6∫s∫o刀 物たf”gσπ4Fo”σσr4P’ロπ”∫πg,1959
20Stein,M.1、and Heintz,S.J.,C吻碗吻α〃‘1∫舵∫’」4∫一
〃’吻σ’,1960
定期刊行物 ’1 /14摺切’sケθ如εS6∫8鷹ε9μσr’θrヶ,Dec.1958
ノ生4び8πoε4〃αη492溺ε”∫,Oct.1955,Feb.1956
2
C81が。プπ∫o〃伽σ9召〃28π∫動漉躍,Summer1959
3
4
ノ碑r朋1げ躍召r為ε∫’π9,Jan.1960
1溜〃2ρ.1953
5
伽πog脚ε躍思召。∫εω,Mar.1957,June1957
6
P2r30ππ召’,Sept.一〇ct.1958
7
Uπ∫”θ「sf砂。ゾDθケ。’∫R召sθ8ro乃B鴛〃εガ”,Jan.1958
8
ケ
ス
:1 Conmay Company
2
Delicious Fruit Company
3
Eastern Air Lines
‘‘If I were Casey Stengel”
4
5
Kenmore Intemational
6
Morton Company
7
Power Parts Company
Robbins Lawn Mower Company,Inc.
8
9
Shediac Company
10
The Small Compe砒or
11
Staffing Our Business Schools
12
Synthetic Glycerine Pricing
13
Westminster Cracker Company
−31−
四
14The White Importing Compa皿y
15 Wiz,Away Skate Company
Policy Determination and Operations
単 行 本:なし
定期刊行物:なし
ケ 一 ス : 1 Hilton Hotels (AR)
23456
Hilton Hotels〔CDR)
Island Creek Coal Company
JonesJoints,lnc.
Norris Paper Company(A through F)
Portland Company
RocklynCorporation
Theory of Planning and Control
単 行 本:1
Albers,H H.,Or8側∫紹4E紹。π∫∫〃8/16ガ。π,1961
2
Brogs,1.D.J.,Dθsfgπ∫併」Dθぐ’s’oπ,1953(竹内清訳「決定
と言卜匠打」1960)
3
Controllership Foundation,Ed.,」PZσ””fκ9,ル』8”8郎”9σ”4
〃εロsμ■∫π9∫h8 B霞s∫πεss
4
Copeland.M.T.,7協ε班ε躍’f〃8θ∫砿。沈,1951
5
Davis,R C.,丁肋Fππ48”2θ”如∫s‘ゾToゆ弼伽σg助昭”’,1951
6
Drucker,P.F.,ThεP紹。’∫oεoゾ〃4πσgθ解ε”’,1954(野田
(大坪檀訳「管理者のリーダーシップ」上,1962,下,1963)
一夫監修・現代経営研究会訳「現代の経営」正・続,1956)
7
Glaser,C.,ノ14餌’雇sケof旬8Proo召4μ泥,1947
8
Hardwick,C.T.and Landuyt,B.F.,五感駕加’sケ8勧θ8ケ8’・
εgy,1961
9
Heckert,J.B.,Bμs∫ルε3s Bπ吻2ガπgσ”4σo”’ro1,2nd Ed.,
1955
四
10
Holden,P.E.,Fish,L.S.and Smith,H.L.,τoか砿伽・
σgε摺6”∫0喀σ雁z8∫∫oπα”4Coπヶ。’,1941〔岸上英吉訳「ト
ップ・マネジメント」改訳版,1957)
11
Jerome,W.T.,翫伽∫舵Co”∫■01,1961
−32一
12 Koolltz,H.and O’Donnell C.,Pガ”‘ψ泥5‘ゾル短刀σ図2”2θ”’,
2nd Ed.,1959
13 Leamed,E.P.,Ulrich,D.N.and Booz,D.R.,E紹‘μ∫”フ召
・40∫∫oπ,1951〔木村達二訳「新しい経営者の行き方」1957)
14 Le Breton,P,P.and Henning,D.A.,PZ8ππ’πgτ加。び,
1961
15 Leighton,A.H.,臓εGo∼’ε■雇”g oゾ〃επ,1946
16March,」.G.and Simon,H.A.,0■g伽∫zσ∫io〃s,1958
17Miller,D.W.and Starr,M.K.,翫ε6π’漉、0召σ’s’oκsσκ‘!
0顕ro∫∫o”s思召sεσr‘h,1960(早稲田大学生産研究所訳「経営
意思決定とOR」1962)
18 Neusche1,R・F.,〃碑σg2〃昭κ1妙3ys∫ε〃1,2nd Ed.,1960
(石川正一訳「管理システムの改善」1963)
19Newman,W.H.,Aゴ〃」f2」∫s∫ro∫’乙,θノ1‘∫io’」,1951(高宮晋監修・
作原猛志訳「経営管理」1958)
20 Newman,W.H.and Logan,J.P.,物知g召加επ∫oゾEψ側‘!・
加gE”∫εゆr∫5θs,1955 (中川■一i郎訳「発展する企業の経営管
理」1959)
21 Simon,H.A.,・4伽」iπ∫sケσ∫i〃8βε加zナ’or,2nd Ed.,1957
22Stein,MJ.and Heintz,SJ.,Cプεo’∫〃iむ伽4’hε五”伽∫4.
μ召1,1960
定期刊行物
1 /1”昭r此8”Eヒ。”o摺’o Rαぜε躍,Sept.1960
2 10記rκ010ジBμs’”θss,Oct.1953
3 砺roor4」Bμs’πθ∬Rθ〃’ε”,Jan.一Feb.1953
July−Aug.1954
Mar.一Apri11962
掘σπσ92”」8κ’&iωκε,Apri11959
4
6
pμゐ1,σ。44煽”’s〃σ!∫oπR召漉”,Autumn1956
ケ 一 ス
:1 The Hancock Company
2
Solie Bakeries,Inc.
一33
四〇
5
瀬。π09ε”躍π’Rαぜ召躍,Nov.1959
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