...

大津市観光交流基本計画アクションプラン(後期) 平成25年3月 大 津 市

by user

on
Category: Documents
1

views

Report

Comments

Transcript

大津市観光交流基本計画アクションプラン(後期) 平成25年3月 大 津 市
大津市観光交流基本計画アクションプラン(後期)
~
~『
『大
大津
津 お
おも
もて
てな
なし
しと
とび
びわ
わ湖
湖と
と水
水の
の物
物語
語』
』~
~
平成25年3月
大 津 市
○ はじめに
私たちのまち大津には、数えきれない宝ものがあります。
びわ湖に代表される豊かな「自然」や、世界文化遺産の比叡山延暦寺を始めとする多
くの文化遺産や物語を残してきた「歴史」。
これらは、みんなが守ってきた大津であり、
「見える」大津の宝ものです。
大津には、あと二つの宝ものがあると考えています。
そうした自然や歴史に培われた「伝統」や「文化」が息づき、幾つもの時代をみてき
た「まち」そのもの。そして何より、今を生き、これらの宝ものをより多くの方々に伝
え、未来に引き継ごうとする私たち「大津市民」
。
大津市では、こうした恵まれた多くの宝ものを一層磨き上げ、新たな観光交流の創出
による地域の活性化を図るため、平成21年に「大津市観光交流基本計画」
(以下「基本
計画」といいます。
)を策定しました(計画期間:平成28年度まで)
。
テーマは、市民、事業者、団体、行政の4者(以下「4者」といいます。
)の連携と協
ゆい
働※により進めていく「びわ湖大津 結の観光~交流が喜びを生むまち~」です。
その後、平成22年に策定したこの「アクションプラン」は、基本計画の実現に向け、
具体的事業の内容や4者の役割分担を明らかにしたものです。
今回、平成25年度からの「後期」の事業期間に向けて、最新の来訪者ニーズの把握
や「前期」事業の評価等から、見直しを行いました。
今後の観光交流を進めていく上で大切なことは、4者が情報を共有し、それぞれが持
つ「得意なところ(人材、情報、資金、場所、知恵、技など)を持ち寄り、足りないと
ころは補い合う」という「協働」による観光交流の推進です。
もう一つ大切なことは、私たち大津市民が、自分たちのまちをもっと知り、もっと好
きになり、愛着と誇りを持って来訪者と交流していくことです。
そんな「大津ファン」が住むまちには、間違いなく人を惹きつけてやまない魅力があ
るはずです。
大 津 市
目
次
○はじめに
1. 大津市観光交流基本計画(抜粋) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 「大津市観光交流基本計画」策定の趣旨
・・・・・・・・・・・・・・
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
(2) 大津市観光交流の課題
(3) 体系図
2. アクションプランの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)
「アクションプラン」とは
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
(2) 事業期間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
(3) 策定経過 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
(4) 推進事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
(5) アクションプランの検証
(2)見直しの内容
3
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
3. アクションプランの見直し
(1) 今回の見直しについて
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
①来訪者動向調査、非来訪者調査の結果
②市民、事業者、団体等の意見
・・・・・・・・・・・・・・・・
5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11
③大津市議会観光振興対策特別委員会の提言書 ・・・・・・・・・・・・・・
13
④アクションプラン(前期)
「主な推進事業」の評価
14
・・・・・・・・・・・
4
4. アクションプラン(後期)の推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
(1) 事業期間
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2) 推進の方向性
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
26
26
5. アクションプラン(後期)の構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
6. 全体施策と施策項目、主な推進事業の概要 ・・・・・・・・・・・・・・
・
全体施策1
おもてなしの人づくり・取組の推進
・・・・・・・・・・・
42
・
全体施策2
観光資源の発掘・創出と整備・活用
・・・・・・・・・・・
44
・
全体施策3
まちの個性を活かした新たな魅力づくり
・
全体施策4
びわ湖を活かした魅力づくり
・
全体施策5
物語を感じる周遊ルートづくり
・
全体施策6
魅力を高める広域観光の推進
・
全体施策7
安全・安心な観光を楽しめる環境の充実
・
全体施策8
情報発信力の強化
・
全体施策9
集客交流のための誘致活動推進
・・・・・・・・・
47
・・・・・・・・・・・・・・
51
・・・・・・・・・・・・・
53
・・・・・・・・・・・・・・
56
・・・・・・・・・
57
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
60
・・・・・・・・・・・・・
63
41
・
全体施策 10 外国人来訪者への対応強化
・・・・・・・・・・・・・・・
・
全体施策 11 観光戦略に必要な基礎情報・推進体制の整備
・・・・・・・
66
68
7. 重点施策と具体的な事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70
・
重点施策⑴「観光交流市民力」育成事業
・・・・・・・・・・・・・・・
71
・
重点施策⑵「地域魅力連携力」発展事業
・・・・・・・・・・・・・・・
72
・
重点施策⑶「おむかえ情報発信力」向上事業
・
重点施策⑷「観光交流推進力」強化事業
8. 用語解説
・・・・・・・・・・・・・
77
・・・・・・・・・・・・・・・
78
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80
1 大津市観光交流基本計画(抜粋)
(1) 「大津市観光交流基本計画」策定の趣旨
本市にある数多くの資源を一層磨き上げ、新たな観光交流を創出することにより、
地域の活性化を図るために、平成21年3月に基本計画を策定しました。
基本計画では、課題整理を行うとともに、取組みの基本方針や目標、各主体が担
う役割、また、それらを市民、事業者、団体、行政の4者が連携・協働により進め
ていくことを明記しました。
◎基本計画のテーマ
「びわ湖大津
~
ゆい
結の観光」
交流が喜びを生むまち
~
光り輝く観光資源を数多く有する大津市。四季折々の彩りをみせ豊かにあふれ
る「自然」
、悠久のときを流れ貴重な遺産をいまに伝える「歴史」
、伝統や生活を受
け継ぐ「文化」
、地域の特性を活かした活動によりまちの魅力をさらに磨く「人々」
。
その素晴らしく誇れる観光資源は、来訪者に感動や癒しをもたらします。
びわ湖と山々に囲まれ南北に広がる市域の中では、それぞれの魅力づくりに取り
組まれています。各地域で暮らし、学び、働く人々は、観光資源の特性を活かしな
がら、来訪者を魅了することで生きる喜びを増していきます。
市民一人ひとりが各自の役割を認識し、人々と来訪者がふれあい、交流の輪を広
げることで、おもてなしの心と活気に満ちあふれるまち・大津市を目指します。
(基本計画「第3章
観光交流の目標と方針」の理念より)
(2) 大津市観光交流の課題(基本計画
P37参照)
①市民・事業者の参画による、近隣から外国人までを対象とする「観光交流」への転換
②生活文化、環境など、新たな観光資源の発見と個性的なテーマ設定による活用
③訪ねてみたくなる「大津ブランド」の構築と発信
④地域の魅力を高める、資源・イメージ・取組のネットワーク化
⑤食事・宿泊・買物・案内等の観光交流サービス機能・基盤の充実
⑥コンベンションやイベントなどの誘致
⑦大津らしさを生かした、外国人誘客に向けた総合的取組
⑧観光交流に関わる主体が連携するための推進機能の整備
1
(3)体系図
ゆい
テーマ : びわ湖大津 結の観光 ~交流が喜びを生むまち~
理
念 : 来訪者が楽しむ 大津の人々が輝く まちが活性化する
情 報 発 信
交
結
資
源
を
活
か
す
資
源
を
見
出
す
情
= 連携
報
流
地 域
資 源
人
(商 品)
来
訪
者
人
を
活
か
す
人
を
育
て
る
(組 織)
情報を集める・情報をつなぐ
推進体制:4者(市民・事業者・団体・行政)の連携・協働
取組の基本方針
【方針1】
見つけよう!「地域を彩る宝もの」
【方針2】
創りだそう!「市民の力で個性豊かな輝きを」
【方針3】
結びつけよう!「びわ湖大津の物語」
【方針4】
伝えよう!「まちの光とおもてなしの心」
【方針5】
迎えよう!「温かな気持ちで世界の人を」
全体施策
重点施策
⑴
おもてなしの人づくり・取組の推進
⑴「観光交流市民力」育成事業
⑵
観光資源の発掘・創出と整備・活用
⑶
まちの個性を活かした新たな魅力づくり
⑷
びわ湖を活かした魅力づくり
⑸
物語を感じる周遊ルートづくり
⑹
魅力を高める広域観光の推進
⑺
安全・安心な観光を楽しめる環境の充実
平成 28 年度の目標
⑻
情報発信力の強化
観光入込客数 1,400 万人(H19
⑼
集客交流のための誘致活動推進
宿泊客数
⑽
外国人来訪者への対応強化
外国人宿泊客
⑾
観光戦略に必要な基礎情報・推進体制の整備
観光消費額
⑵「地域魅力連携力」発展事業
⑶「おむかえ情報発信力」向上事業
⑷「観光交流推進力」強化事業
2
1,100 万人)
168 万人(H19
135 万人)
9 万人(H19
7万人)
1,112 億円(H17 推計 840 億円)
2 アクションプランの概要
(1)「アクションプラン」とは
基本計画の実現に向け、推進事業の概要、実施主体等を明らかにしたものが「ア
クションプラン」です。
自然や歴史とともに、人とまちの輝きも「観光の宝もの」と捉え、地域と地域経済
の活性化を図ることを目的とし、これからの大津の新しい観光のあり方を4者でとも
に考え、4者協働による大津の観光交流がより一層進むことを願い策定したものです。
(2)事業期間
基本計画の実施期間である平成28年度までです。
(3)策定経過
基本計画において、方向性を共有し手法等を検討する組織づくりが必要とされ
たことを受けて設置した、4者で構成する観光戦略意見交換会議(以下「意見交
換会議」という。
)や、市内の観光協会情報交換会(以下「情報交換会」という。)
での意見の集約、また、市民の皆さんからの観光に対する公募意見や来訪者動向
調査結果を参考に平成22年3月に策定しました。
(4)推進事業
事業については、基本計画の5つの「基本方針」、11 項目の「全体施策」、さら
に重点化した4つの「重点施策」を掲げ取組んでいきます。
(5)アクションプランの検証
アクションプラン策定時に掲げた新規事業のうち、事業の着手予定時期を下記
の3つの期間に分け、前期分の事業展開を中心に掲載しています。
前期・・・平成21年度~平成24年度に着手予定
中期・・・平成25年度~平成26年度に着手予定
後期・・・平成27年度~平成28年度に着手予定
策定後は、来訪者動向調査の実施結果等を参考に、一定期間毎の見直しを図り
ながら実行していくことになっています。
3
3 アクションプランの見直し
(1)今回の見直しについて
◆調査結果等
平成24年度で前期の事業期間が終了するため、次の4つの調査結果等をもと
に 見直しを行いました。
【調査結果等】
①来訪者動向調査、非来訪者調査の結果
②市民、事業者、団体等からの意見
③大津市議会観光振興対策特別委員会の提言書
④アクションプラン(前期)「主な推進事業」の評価
◆課題のまとめ
4つの調査結果等から見直しを行った結果、様々な現状や問題が分かってきま
したが、今後の課題をまとめると次のとおりになります。
【課題のまとめ】
大津には豊富な観光資源がありその「満足度」は高いものの、「情報発信
力の弱さ」や「知名度の低さ」から、大津の持つ自然や歴史、文化などの観
光資源が、まだまだ十分に活かされていない。
◆アクションプラン(後期)に向けて、行政に求められている取り組み、
上記の課題の解決に向けて、4つの調査結果等からの様々なデータや意見を参
考にしますと、行政には、概ね次のような取り組みが求められていると言えます。
【行政に求められている取り組み】
①豊富な観光資源を活かす取り組み
大津は、自然や社寺、名所・旧跡など数多くの観光資源を有して
いますが、大津ならではの観光資源にある程度特化して観光PR等
を行うことが求められています。
②大津の観光交流の特徴(来訪者の「満足度」及び「再来訪意識」が
高い)を活かす取り組み
来訪者の「満足度が高い」、
「再来訪意識が高い」という大津の観
光交流の特徴を活かすために、初めての来訪者を増やす取り組みが
求められています。そのためには「知名度」を上げるための施策が
求められていると言えます。
4
③ITの有効活用と4者の情報を共有化する取り組み
ITの有効活用はもちろんのこと、効果的な情報発信のために、
行政が持つ情報をはじめとして、4者が持つ情報の共有化が求めれ
ていると言えます。
④4者が協働して観光交流を推進する取り組み
地域に住んでいる私たちが、身近な観光資源の魅力を再認識し、
それを活かす取り組み、例えば、観光ボランティア団体との連携や、
「協働提案制度」などを利用して、4者が協働して観光交流を盛り
上げることが求められています。そして、大津のことが大好きな「大
津ファン」としての市民が、さらに増えるような取り組みが求めら
れています。
(2)見直しの内容
①来訪者動向調査、非来訪者調査の結果
平成24年度において、本市に来訪された方を対象とした【観光動向調査】
と、来訪されたことがない方を対象とした【非来訪者調査】を実施しました。
1)観光動向調査
ア.調査時期:平成24年8~9月(夏季)と10~11月(秋季)の2回
イ.調査方法:来訪者への聞き取り及び宿泊施設等での据置式アンケート
2)非来訪者調査
ア.調査時期:平成24年10月
イ.調査方法:インターネットによるアンケート
3)来訪者動向調査・非来訪者調査の結果から見えてきた課題
調査の結果、次の課題が見えてきました。
◆ 効果的に観光情報を発信できていない、また、情報発信力そのものが弱い。
大津を代表する観光資源が上位にイメージされているものの、その数字
からは、まだまだ認識度は低いことが伺えます。
このことから、「情報発信力の強化」が必要であると言えます。
関連する項目である「旅行の際に情報を得る手段」としては、来訪者・
非来訪者を問わず、「インターネット」が主なものであるという結果でし
た。
一方で、来訪者の4人に1人は、知人や家族からの「口コミ」などによ
り事前に情報を得ているという結果でした。
これらのことから、観光情報を効果的に発信するためには「インターネ
ット」による手段が有効であるとともに、「口コミ」による情報伝達につ
いても期待できると言えます。
5
◆ 来訪者の「満足度」は高いものの、まだまだ大津の「知名度」は低い。
来訪者の多くは大津の自然や歴史にふれることを期待し来訪されており、
ひとたび来訪されますと、期待していたよりも満足されて帰られているとい
う結果が出ています。
一方、非来訪者の多くは、
「本市に来る機会がない」、または「よく知らな
い」との理由で来訪されないという結果であり、これらのことから、来訪者
の「満足度」は高いものの、まだまだ本市の「知名度」は低いと言えます。
4)調査結果(抜粋)
【来訪者動向調査】
①獲得サンプル数 3,069件
②調査結果の概要
ア.旅行目的
・「自然景観」
、「社寺参拝」、「名所・旧跡」
、
「温泉」が上位。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
自然景観
社寺参拝
名所・旧跡
町並み・街道
美術館・動物園
農林漁業・伝統産業
湖水浴・マリンスポーツ
ハイキング・キャンプ
ドライブ
遊園地・テーマパーク
温泉
グルメ
買い物
祭・行事
映画・演劇・音楽会
コンベンション
その他
回答人数
回答数
1,194
1,106
455
191
204
13
100
148
301
72
346
155
185
89
43
3
812
3,030
比率
39.4%
36.5%
15.0%
6.3%
6.7%
0.4%
3.3%
4.9%
9.9%
2.4%
11.4%
5.1%
6.1%
2.9%
1.4%
0.1%
26.8%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
自然景観
社寺参拝
36.5%
15.0%
町並み・街道
6.3%
美術館・動物園
湖水浴・マリンスポーツ
ハイキング・キャンプ
6.7%
0.4%
3.3%
4.9%
ドライブ
遊園地・テーマパーク
9.9%
2.4%
温泉
11.4%
グルメ
5.1%
買い物
祭・行事
映画・演劇・音楽会
コンベンション
その他
6
50.0%
39.4%
名所・旧跡
農林漁業・伝統産業
40.0%
6.1%
2.9%
1.4%
0.1%
26.8%
60.0%
イ.情報を得る手段
・
「インターネット」、「知人・家族」が上位。
1
2
3
4
5
6
7
回答数
277
516
850
50
80
652
542
2,596
パンフレット
ガイドブック・雑誌
インターネット
観光案内所
旅行業者
知人・家族
その他
回答人数
比率
10.7%
19.9%
32.7%
1.9%
3.1%
25.1%
20.9%
0.0%
10.0%
パンフレット
20.0%
30.0%
10.7%
ガイドブック・雑誌
19.9%
インターネット
観光案内所
旅行業者
40.0%
32.7%
1.9%
3.1%
知人・家族
25.1%
その他
20.9%
ウ.来訪回数
・
「6回以上」「初めて」が多い。
・2回目以上のリピーターが 56.7%と半数以上。
件数 構成比
1
2
3
4
5
6
7
初めて
2回目
3回目
4回目
5回目
6回以上
市内在住
合計
不明・無回答
合計(全体)
659
301
287
143
108
866
644
3,008
61
3,069
21.9%
10.0%
9.5%
4.8%
3.6%
28.8%
21.4%
100.0%
初めて,
21.9%
市内在住,
21.4%
2回目,
10.0%
6回以上,
28.8%
3回目,
9.5%
4回目,
4.8%
5回目,
3.6%
エ.旅行先として大津市選択のきっかけ
・
「前に来て良かった」が最も多い。
件数
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
ポスター・パンフレット
テレビ・新聞・雑誌
インターネット
知人・家族の話で
旅行会社の話で
同行者が決めた・誘われた
恒例なので
仕事のついで
前から来たかった
前に来て良かった
何となく
その他
合計
不明・無回答
合計(全体)
%
174
5.9%
230
7.8%
231
7.8%
228
7.7%
42
1.4%
279
9.5%
133
4.5%
91
3.1%
359 12.2%
456 15.4%
278
9.4%
451 15.3%
2,952 100.0%
117
3,069
0.0%
5.0%
ポスター・パンフレット
10.0%
7.8%
インターネット
7.8%
知人・家族の話で
7.7%
1.4%
同行者が決めた・誘われた
恒例なので
仕事のついで
9.5%
4.5%
3.1%
前から来たかった
12.2%
前に来て良かった
何となく
その他
7
20.0%
5.9%
テレビ・新聞・雑誌
旅行会社の話で
15.0%
15.4%
9.4%
15.3%
オ.期待度
・
「期待していた」との回答が最も多いのは「自然景観」で、 58.6%と最
も多く、次いで「社寺・名所等」が 48.2%。
・一方で、期待度が低いのは、「もてなし」
、「看板等の情報案内」、
「買い
物(土産など)
」となっている。
0%
10%
20%
30%
期待①自然景観
40%
50%
60%
70%
58.6%
期待②社寺・名所等の景観
80%
90%
21.4%
48.2%
100%
17.1%
20.7%
2.6%
0.2%
0.8%
25.9%
4.3%
期待③町並み景観
25.2%
期待④訪問地・案内所での接客対応
期待⑤地元の人のもてなし
15.9%
期待⑧利便性(交通アクセス等)
29.9%
12.4%
期待⑩旅行の安全面・安心面
7.6%
53.9%
21.7%
1.4%
7.8%
51.0%
1.4%
7.5%
35.4%
1.0%
1.3%
8.8%
39.1%
27.7%
21.9%
1.5%
9.5%
48.8%
22.5%
1.0%
8.6%
54.3%
23.8%
13.6%
1.2%
6.7%
52.7%
22.1%
18.8%
期待⑦買い物(土産など)
40.0%
21.9%
12.5%
期待⑥食べ物(地域特産など)
期待⑨看板等の情報案内
26.8%
39.7%
0.6%
2.4%
期待していた
やや期待していた
普通
あまり期待していなかった
期待していなかった
カ.満足度
・全体的には「満足」及び「やや満足」で 79.6%。
・期待度の高かった「自然景観」は 90%以上、「社寺・名所等の景観」は
80%以上が「満足」
「やや満足」となっている。
・一方で「買い物(土産など)」
「もてなし」
「食べ物」について「どちらで
もない」が 50%程度である。
0%
10%
20%
30%
満足度①自然景観
40%
50%
60%
70%
80%
71.2%
満足度②社寺・名所等の景観
21.6%
57.0%
満足度③町並み景観
23.1%
31.0%
満足度④訪問地・案内所での接客対応
100%
6.4% 0.2%
0.6%
19.2%
35.8%
23.5%
90%
0.5%
30.7%
32.3%
2.1%
42.5%
0.2%
0.4%
0.4%
1.2%
満足度⑤地元の人のもてなし
19.5%
満足度⑥食べ物
20.8%
満足度⑦買い物(土産など)
13.9%
満足度⑧利便性(交通アクセス等)
満足度⑨看板等の情報案内
30.2%
29.5%
2.7%
25.5%
30.2%
27.7%
満足度⑪全体的には
1.1%
19.3%
やや満足
8
どちらとも言えない
やや不満
不満
1.3%
0.2%
0.2%
0.9%
満足
1.1%
2.2%
11.7%
28.0%
50.3%
0.3%
2.3%
10.3%
40.5%
43.0%
29.3%
3.3%
55.5%
33.1%
15.4%
1.2%
45.2%
26.6%
28.7%
満足度⑩旅行の安全面・安心面
48.8%
キ.再来訪意識
・90%以上が「ぜひ来たい」
「来たい」となっており、前回(平成21年度)
調査時よりも 15.6%増加している。
件数 構成比
1
2
3
4
5
ぜひ来たい
来たい
どちらでもない
あまり来たくない
来たくない
合計
不明・無回答
合計(全体)
625
1,895
255
14
5
2,794
275
3,069
22.4%
67.8%
9.1%
0.5%
0.2%
100.0%
あまり来たく
ない, 0.5%
来たくない,
0.2%
どちらでもな
い, 9.1%
ぜひ来たい,
22.4%
来たい, 67.8%
【非来訪者調査】
①獲得サンプル数
1,011件
②調査結果の概要
ア.イメージ
・「びわ湖」が 50%以上で、「近江牛」、
「比叡山(延暦寺)
」、「鮒ずし」と
いった食文化、歴史的文化遺産が上位であり、次いで「温泉」となって
いる。
順位
1
2
3
4
5
5
7
8
8
10
11
12
12
14
15
16
17
18
19
項目
びわ湖
滋賀県内の都市
滋賀県庁所在地
近江牛
京都の隣接都市
比叡山(延暦寺)
鮒ずし
温泉(おごと、びわ湖、南郷)
びわ湖大花火大会
ちはやふる(近江神宮)
瀬田の唐橋
三井寺
石山寺
大津祭
大津絵・大津絵おどり
日吉大社
おおつ光ルくん
山王祭
船幸祭
その他
度数
559
364
225
134
91
91
75
46
46
26
23
15
15
8
7
5
3
2
0
132
全体
55.3%
36.0%
22.3%
13.3%
9.0%
9.0%
7.4%
4.5%
4.5%
2.6%
2.3%
1.5%
1.5%
0.8%
0.7%
0.5%
0.3%
0.2%
0.0%
13.1%
9
男性
59.5%
36.4%
25.3%
13.6%
10.4%
9.7%
7.6%
4.6%
3.7%
2.3%
3.4%
1.6%
2.3%
0.7%
0.9%
0.4%
0.0%
0.2%
0.0%
12.7%
女性
49.9%
35.5%
18.4%
12.8%
7.2%
8.1%
7.2%
4.5%
5.6%
2.9%
0.9%
1.3%
0.4%
0.9%
0.4%
0.7%
0.7%
0.2%
0.0%
13.5%
イ.非来訪理由
・「機会がない」が約 70%、「よく知らない」が約 45%となっている。
項目
1 よく知らない
2 遠い
3 機会が無い
4 時間が無い
5 食べたいものが無い
6 その他
0.0%
20.0%
度数
452
273
691
70
21
22
40.0%
%
44.7%
27.0%
68.3%
6.9%
2.1%
2.2%
60.0%
80.0%
41.0%
男性
(n=566)
26.1%
70.7%
8.5%
2.7%
1.9%
よく知らない
遠い
機会が無い
49.4%
女性
(n=445)
28.1%
時間が無い
65.4%
4.9%
1.3%
2.5%
食べたいものが
無い
その他
10
ウ.重要視するもの
・最も多かったのが「食べ物(地域特産など)」が約 47%、次いで「自然景
観」の約 40%、
「宿泊施設(ホテル・旅館)
」の約 33%、
「温泉」の約 30%
と続いている。
順位
項目
1 食べ物(地域特産など)
2 自然景観
3 宿泊施設(ホテル・旅館)
4 温泉
5 利便性(交通アクセス等)
6 歴史的背景
7 社寺・名所
8 まちなみ景観
9 祭り・行事等イベント
10 旅行の安全面・安心面
11 土産物
12 博物館・美術館施設
12 アウトドア・スポーツ
14 訪問地・案内所での接客対応
15 地元の人のもてなし
16 看板等の情報案内
度数
474
392
333
302
285
180
132
125
121
90
50
35
35
21
10
3
%
46.9%
38.8%
32.9%
29.9%
28.2%
17.8%
13.1%
12.4%
12.0%
8.9%
4.9%
3.5%
3.5%
2.1%
1.0%
0.3%
②市民、事業者、団体等の意見
今回のアクションプランの見直しにあたっては、前述の「来訪者動向調査」や「非
来訪者調査」のように、来訪者の最新ニーズを把握するとともに、市民、事業者、
団体等からの意見も反映することが大切です。
これまでの聴き取りや各種会議等での意見交換等で出された意見を要約すると、
大きく次の6つに分類できます。
ア.「大津の魅力再発見」が必要
・地域に住んでいる人々に、地元の観光資源を知ってほしい。
・観光は、市民の「おもてなし」に左右される。アクションプランで言えば、全
体施策1「おもてなしの人づくり・取組の推進」-施策項目「観光教育の推進
(知識、意識と行動)」と重点施策「観光交流市民力育成事業」にもっと力を
入れて予算化するべきだと思う。
・地元住民も含めて、「文化」に対する意識を高めていくことが大事。有名な観
光資源のみならず、芸術や音楽はもちろんのこと、地域につたわる伝統行事や
生活習慣、伝統芸能などに興味を持ち、知ることで、それを観光客に伝えるこ
とができる。このことで「情報の発信力」が高まる。
11
・教育委員会とも連携して、小さい頃から地域の、そして大津の地域資源を知る
必要がある。
・地域観光資源は素晴らしいものがあるが、まちなみや観光施設等の整備をさら
に進めてほしい。
イ.市民、事業者、団体による「市民提案型」の観光施策が必要
・行政が観光施策を進めていく場合、その企画内容等を市民等から募集する「市
民提案型」事業とし、その実施についても協働で行うべきである。
・行政が主導しない「市民主導型」のイベントが必要である。その効果として、
市民自らが企画し、行動することにより、身の回りにある「大津の宝物」に気
付くことにつながると思う。
ウ.観光ボランティアガイドとの連携強化
・最近、旅行代理店からガイドの要請が増えてきている。
・大津市におけるボランティアガイド団体に対する位置づけが分からない。
・ボランティアガイドは、いわば「大津ファン」である。大津のことが好きだか
らこそ、ボランティアで大津の魅力を観光客に語っている。もっとこの「大津
ファン」が増えていくような事業をしていく必要がある。
・これまでの実績を踏まえ、新たにボランティアガイド団体としてスタートした
いが、自分たちの「知名度」や「信用度」が不安である。
エ.旅行代理店や報道機関、観光協会との連携強化
・行政は、観光協会等の“やる気”を起こさせることが必要である。
・常日頃からマスコミに対する働きかけが必要である。
オ.大津市観光キャラクター「おおつ光ルくん」の活用
・おおつ光ルくん活用については、もっと綿密なマネジメントを行うべきである。
例えば、登場する日時や場所を事前にPRしておくなどのスケジュール管理を
しっかりと行い、効果的な活用をすること。
カ.情報の発信に力を入れる
・大津には素晴らしい観光地があるのにあまり宣伝しないと感じている。
・
「ブランド力」と「知名度」の向上が必要。もっと「文化面」でのアピールを。
・分かりやすいキャッチフレーズが必要ではないか。例えば「○○のまち
といった分かりやすさ。
・インターネットを活用したさらなる観光情報の提供が必要がある。
12
大津」
③大津市議会観光振興対策特別委員会の提言書
平成24年12月21日付けで「大津市観光交流基本計画 アクションプラン見
直しに対する提言」が提出されました。
同委員会では、琵琶湖を活かした観光戦略について重点的に調査研究を行うこと
を目的とされ、独自に観光の動向を把握するため、市内の宿泊施設から直接聞き取
り調査も行われました。
主な内容は次のとおりです。
1)「全体施策4
ア.
琵琶湖を活かした魅力づくり」について
貴重な観光資源である琵琶湖を活かした観光戦略を特に重要施策に位置づ
けられたい。
イ.
特産品を活用したおみやげ物の販売や食事ができる魅力あるスポットを湖
岸につくり、湖上交通で観光地と結ぶ事業展開をされたい。
2)「全体施策10 外国人来訪者への対応強化」について
ア.
インバウンド観光を進めるのであれば、ゴールデンルートに組み込まれる
ための具体的な方策など、今一度、観光戦略上の推進方針について抜本的な
検討をする必要がある。
イ.
外国語標記の充実などの受入れ体制の整備や、インターネットによる情報
発信の強化も引き続き必要である。
3)観光施策に望むことについて
ア. 観光事業等関係者との意見交換をより積極的に行うこと。
イ. 明確な意思決定プロセスを確立し、観光戦略の決定と実行のために体制を
強化されたい。
13
④アクションプラン(前期)
「主な推進事業」の評価
アクションプラン(前期)に掲載されている「主な推進事業」について、次の※
1~3の点からそれぞれ評価を行いました。事業別の評価一覧は下表のとおりです。
※1『評価』:観光面において、
○
成果があった
※2『後期』:後期アクションプランにおいて、
※3『理由』:※2の掲載しない理由として、
②
全体施策 1
△
○
①
十分な成果がなかった
掲載する
表記なし
-
不明
掲載しない
目的(目標)を達成したため、予定どおり終了
事業拡大等のため、他事業と統合または新規事業へ
③
外部要因等により実施しない
おもてなしの人づくり・取組の推進
【施策全体の評価】
各事業について概ね予定どおり取り組むことができました。なかでも、「びわ湖大津観光特派員」の活動
や、わがまち自慢「ようこそマップ」の作成により、市民等にとって自らの住む地域の観光資源を再認識
し、愛着を深めるきっかけ作りができました。しかしながら、取り組みが一部の市民・団体に限られたと
いう結果からこれらの事業を見直し、より多くの市民等が取り組めるような事業を推進します。
事
業
名
実施状況
(仮称)
「びわ湖大津観光特派員」 市民4名が自らの地域を知り、ブログにより地域の観光情報につい
の活動
て定期的に発信した
(仮称)わがまち自慢「ようこそ
市民グループ3団体が各地域を調査し、居住する地域の魅力を満載
マップ」の作成
したマップを作成・配布し、周遊観光に寄与した
評
価
※
1
後
期
※
2
理
由
※
3
○
②
○
②
小学生向け情報資料「大津の
後期スタート予定事業
③
後期スタート予定事業
②
まち」の作成
幼児向け「大津のぬり絵」などの
作成
(仮称)「びわ湖大津の語り部」
観光施設従事者やボランティアガイド等対象の研修会を開催し、知
の登録・育成
識の向上に貢献したが、一括登録には至らなかった
イベントサポーターの登録
後期スタート予定事業
地域観光振興事業補助金の交付
補助金交付基準の見直しに向けた検討にとどまった
△ ○
②
△ ○
基準見直し
広報おおつへの「大津の情報」の
広報おおつ15日号において、地域資源の掘り起こしや地域の観光
掲載
資源等の魅力を掲載しPRした
14
○ ○
文化財家族参観券の発行
広報おおつ1日号に掲載し、年間5,000枚程度の利用があった
年間30回程度開催し、多くの市民等の参加があり、大津の歴史と
れきはく講座の開催
○ ○
○ ○
文化について理解を深めていただいた
市民等が自然体験事業を通して、地域の観光資源を学ぶことができ
自然家族事業
○ ○
た
後援名義の使用承認・表彰
市民等主催の観光イベントに対して、積極的な支援を行った
○ ○
パワーアップ・市民活動応援事業
市民等が、地域の観光資源を活かす事業を自主的に展開された
○
全体施策 2
②
観光資源の発掘・創出と整備・活用
【施策全体の評価】
各事業について予定どおり取り組むことができ、今後も観光資源の発掘や創出、また、観光施設の整備に
努め、これらを活用していくものとします。なかでも、数ある観光資源をテーマ別に整理し、それらをつ
なぐ多種多様で魅力的な観光ルートの策定に取り組みます。
事
業
名
実施状況
(仮称)農業ふれあい公園の
旧東海道との回遊を目的にH24年度で公園整備が終了予定であ
整備・活用
り、今後、活用していく
中山間部地域活性化基本構想
仰木地区活性化基本計画検討会議を開催し、協議中
評
価
※
1
後
期
※
2
理
由
※
3
○ ○
○ ○
策定事業
旧東海道歴史的資源整備活用
検討委員会を4回実施し、歴史的資源を活用したまちづくりの方向
事業
性を見出せた
ふるさと雇用事業を活用し、大津市ならではの魅力ある観光ルート
旅行商品の開発
○ ○
○
①
○
②
○
②
を策定し、観光事業者等へ働きかけた
(仮称)
「びわ湖大津観光特派員」 市民4名が自らの地域を知り、ブログにより地域の観光情報につい
の活動<再掲>
て定期的に発信した
(仮称)わがまち自慢「ようこそ
市民グループ3団体が各地域を調査し、居住する地域の魅力を満載
マップ」の作成<再掲>
したマップを作成・配布し、周遊観光に寄与した
(仮称)びわ湖大津100物語の
大津の歴史や自然を巡る観光ルートを策定しているが、より多種多
策定
様な魅力のあるルートを策定する必要がある
道の駅の整備・活用
施設整備検討協議会にて協議を進めた
より一層魅力的な観光施設となるための改修工事に向けて、設計を
旧竹林院の整備・運営・活用
行った
15
△ ○
○ ○
○ ○
大津祭曳山展示館の整備・運営・
H22年度にリニューアルし、来館者数が10%増加した
○ ○
活用
三大祭に対しての補助を行い、毎年計35万人を超える来訪があっ
大津三大祭実施補助金の交付
○ ○
た
大津祭曳山などの修繕のための助成を行うなど、観光資源となる文
文化観光振興助成金の交付
○ ○
化財の保存・継承に貢献した
観光ホームページやポスターにおいて、市内外に向けてPRし多く
大津三大祭のPR
○ ○
の来訪があった
2名の無形文化財保持者への助成を行い、文化観光事業活動を通し
無形文化財保持者の奨励
○ ○
て本市の観光資源をPRした
受け入れ体制の整備を行うとともに、観光イベントを開催し、地域
公共観光施設の管理・運営・活用
○ ○
と来訪者の交流に貢献した
パンフレット「おくにじまん」を作成、配布することにより大津の
物産紹介パンフレットの作成
○ ○
物産をPRした
食に関するコンクールの優秀作品を表彰し、大津の豊かな食生活を
食に関する取組表彰
○ ○
提供できる技量向上に貢献した
全体施策3
まちの個性を活かした新たな魅力づくり
【施策全体の評価】
各事業について概ね予定どおり取り組むことができ、各地域の個性を活かした魅力づくりの取り組みが進
められました。しかしながら、一部の事業については、進捗が遅れているものや計画変更等により、十分
に成果を出すことができなかった事業があります。
事
業
名
実施状況
(仮称)びわ湖大津100物語の
大津の歴史や自然を巡る観光ルートを策定しているが、より多種多
策定<再掲>
様な魅力のあるルートを策定する必要がある
(仮称)「びわ湖大津の語り部」
観光施設従事者やボランティアガイド等対象の研修会を開催し、知
の登録・育成<再掲>
識の向上に貢献したが、登録には至らなかった
22年度~26年度における「大津市スポーツ振興計画」に基づき、
まちづくり健歩運動の推進
評
価
※
1
後
期
※
2
△ ○
△ ○
○ ○
ウォーキングイベントを開催し来訪者の増加に寄与した
文化施設の活用
伝統芸能会館にて「みやこサミット」を開催
びわ湖毎日マラソンやびわ湖大津リレーマラソンの開催により、来
スポーツ施設の活用
訪者の増加に寄与した
16
○ ○
○ ○
理
由
※
3
歴史博物館において企画展と連携した事業を開催することにより、
教育施設の活用
○ ○
大津の歴史的観光資源の周知に寄与した
大津市ふるさと農村の支援
農業体験等のイベントを通じて、多数の来訪があった
グリーンファーム・朝市の実施・
おごと温泉観光公園等において朝市を開催し、来訪者へ大津の特産
支援
品等を提供した
市場の整備・運営・活用
「市場の朝市」を開催し、多くの来場者で賑わった
漁港内敷地の活用について滋賀県との協議を行ったが、活用には至
漁港・舟だまりの運営・活用
○
③
○ ○
○ ○
-
③
○
①
△
③
らなかった
自然体験型環境教育のプログラ
開発した環境教育プログラムは事業として実施されるため、県外か
ムの研究開発
らの来訪者増につながった(H23 にて終了)
当初予定されていた計画から変更となり、観光施策との関連が薄く
北部新産業活性化拠点形成事業
なった
○ ○
大津市環境農業支援交付金事業
環境こだわり農産物の継続的な供給に寄与した
びわ湖まちなかエコキッズの
びわ湖の自然環境等について、地域の人々とのふれあい交流と体験
実施
により、楽しく学ぶ機会を提供した(H24 にて事業終了)
エコツーリズムの調査研究
調査研究できなかった
- ○
比良里山散策道の整備・活用
案内板を整備し、来訪者の周遊観光に寄与した
○ ○
街並みの資源を活かした事業に取り組むため、商店街等との協議を
街並み博物館通りの活用
○
①
○ ○
実施した
中心市街地の地域資源を活かしたイベント等の実施により、来訪者
中心市街地活性化事業の実施
○ ○
の増加に寄与した
大津百町の祭ちょうちんが似合
旧東海道沿いの街並みの歴史的風情を蘇らせ、地域資源の保存や再
うまちなみ形成補助金交付事業
生が促進された(施工10件)
中央・逢坂・平野・藤尾学区における旧町名看板を設置し、地域住
大津百町の旧町名活用事業
○ ○
○
①
民のまちづくりの意識が高まった
外観や雰囲気を保存しながら地域住民や観光客が交流できる拠点として活用
○ ○
旧大津公会堂の整備・運営・活用
するとともに、様々なイベントを実施し、本市への誘客に貢献した
○ ○
びわ湖大津館の運営・活用
柳が崎湖畔公園との一体的な活用により、本市への誘客に貢献した
旧東海道周辺の歴史的資源を
旧東海道周辺の歴史的資源を活用したまちづくりの施策について検
活かしたまちづくり調査事業
討した
まちなか交流館の活用
指定管理者が行う自主事業により、着実に来館者数は増加している
○ ○
科学を身近に体験し、科学への興味、関心を高める機会となった
○
体験!実験!大発見!みんな
わくわく!わかってナットク!
17
○ ○
②
H23 年度に「かんきょう宝箱」システムの改修を行い、28万件以
環境情報システム整備事業
○ ○
上のアクセスがあり、観光資源を含めた情報の発信ができた
観光キャンペーンやイベント等40事業に出動し、全国に向けた大
観光大使の活動
○ ○
津の観光宣伝に寄与した
地場産農産物の生産が拡大しており、来訪者にも提供し、ブランド
地産地消の推進
○ ○
化に向けて取り組んでいる
全体施策 4
びわ湖を活かした魅力づくり
【施策全体の評価】
びわ湖を活用した湖上・湖岸観光の推進等の各事業について予定どおり取り組むことができ、「びわ湖」
を活用したイベントには多くの方が大津に来訪されました。25年度以降も、さらに「びわ湖」を活用し
た事業を推進していきます。
事
業
名
実施状況
「湖の駅」の開設・運営・活用
大津の特産品を来訪者に提供している
(仮称)びわ湖と水の物語の実施
後期スタート予定事業
京阪電車各駅停車の旅など大津市ならではの魅力ある観光ルートを
旅行商品の開発<再掲>
評
価
※
1
後
期
※
2
○ ○
②
○
策定し、観光事業者等へ働きかけた
(仮称)びわ湖大津100物語の
大津の歴史や自然を巡る観光ルートを策定しているが、より多種多
策定<再掲>
様な魅力のあるルートを策定する必要がある
柳が崎湖畔公園の整備・運営・
H23 年度に周遊園路を整備し、公園内の回遊性が高まり、多くの利
活用
用者で賑わっている
びわ湖最古の遊覧航路「近江八景めぐり」の復活や、びわ湖の環境
びわ湖遊覧船・環境船の運航
△ ○
○ ○
○ ○
学習など、魅力的なメニューに取り組まれている
湖上観光の幕開けを告げ、びわ湖に訪れる観光客の安全を祈念する
びわ湖開きの実施
○ ○
イベントであり、びわ湖観光のPRを担った
水泳場の運営・活用
市内水泳場は毎年計14万人を超える来場者で賑わいをみせている
○ ○
びわ湖大花火大会の開催
毎年35万人が集う本市における夏の風物詩として定着している
○ ○
通常運転に加え、夏まつりや大花火大会等の観光イベントにあわせ
びわ湖花噴水の運転
て運転し、びわ湖大津のPRを担った
18
理
由
※
3
○ ○
①
全体施策5
物語を感じるルートの策定・充実
【施策全体の評価】
各事業について予定どおり取り組むことができました。なかでも、大津にゆかりのある「戦国」を題材に
した事業を実施し、各地域の観光協会が主体となったイベント等が開催され、また、「戦国」をテーマと
した観光ルートの策定についても取り組むことができました。
事
業
名
実施状況
「戦国」にゆかりのある地域の特色を活かしたイベント等により、
(仮称)戦国大津物語の実施
評
価
※
1
後
期
※
2
理
由
※
3
○ ○
2万人を超える来訪者があった
(仮称)びわ湖と水の物語の実施
②
後期スタート予定事業
<再掲>
京阪電車各駅停車の旅など大津市ならではの魅力ある観光ルートを
旅行商品の開発<再掲>
○
策定し、観光事業者等へ働きかけた
春・夏・秋を通じて、大津の豊かな自然や歴史建造物をライトアッ
ライトアップ事業
○ ○
プし、大津のイメージアップに寄与した(7万人以上の来訪)
芭蕉を訪ねて俳句コンクールの
俳句コンクールを通じて、「松尾芭蕉」ゆかりの大津のPRに貢献
実施
した
県立美術館とも連携した企画展を開催するなど、歴史ファンの来訪
歴史博物館企画展の開催
○ ○
○ ○
者が大津に来る機会を創出した
交通事業者に対し、四季折々のイベント情報や観光ルートなどを提
観光情報の提供
○ ○
供し、来訪者への対応に寄与した
「戦国歴史舞台めぐり」などのツアーを開催し、約400名の来訪
定期観光バスの運行
○ ○
があった
来訪者の利用台数は年々増加しており、13,000台を超える利
浜大津パーク&ライドの実施
○ ○
用があった
大津市バス&電車乗り換えマッ
来訪者に市内の交通を周知することに寄与した
○ ○
22年度に基本構想を策定し、来訪者の移動の円滑化に寄与した
○ ○
プの作成
交通バリアフリーの推進
「戦国」や「ちはやふる」のラッピング電車の運行により、市内外
観光電車等の運行
○ ○
に向けて大津の観光資源のPRに寄与した
使いやすく魅力のある乗車券の
1dayチケットや大津絵を題材とした乗車券の発売により、大津
発売
周遊の満喫に寄与した
大津の観光パンフレットの配備など、来訪者が情報を得る手段とし
駅での案内ツールの充実
て寄与した
19
○ ○
○ ○
①
電動アシスト自転車の配備台数を増やし、来訪者にとって周遊しや
レンタサイクルの充実
○ ○
すい環境の向上に寄与した
(仮称)雄琴温泉公園の整備・
年間10万人を超える来場者が利用し、「温泉」という大津の魅力
運営・活用
ある観光資源を満喫していただいた
来訪者に大津の魅力を感じていただくには必要不可欠であり、適正
温泉源泉の維持・管理
○ ○
○ ○
な維持・管理を実施した
全体施策6
魅力を高める広域観光の推進
【施策全体の評価】
各事業について概ね予定どおり取り組むことができました。なかでも、22年度に開催されました「平城
遷都1300年祭」においては、イベントブースに参加し、大津の魅力的な観光資源を来場者の方々にP
Rすることができました。また、24年度には京阪三条駅構内において「びわ湖大津観光案内所」を開設
し、大津のPRに寄与しました。
事
業
名
実施状況
湖西地域での一体的な取り組みなど実施したものの、十分な検討・
観光圏整備の検討・実施
評
価
※
1
後
期
※
2
理
由
※
3
△ ○
実施には至っていない
平城遷都1300年祭平城宮跡
イベントブースに参加し、大津の魅力的な観光資源をPRすること
交流ホールへの出展
ができた
南びわ湖観光推進協議会との
南びわ湖観光推進協議会に参画し、高速道路を活用した観光客誘致
連携
を目的に、「滋賀旅」キャンペーン等を実施した
24年度において、京阪三条駅構内に「びわ湖大津観光案内所」を
京都市との連携
○
○ ○
○ ○
開設し、大津のPRに寄与した
近江歴史回廊推進協議会等に参画し、歴史や自然などのテーマで広
広域観光ルートの策定・情報発信
域的な観光ルートを策定し、HP等で情報発信した
20
○ ○
①
全体施策7
安全・安心な観光を楽しめる環境の充実
【施策全体の評価】
各事業について予定どおり取り組むことができました。観光地の景観を守る施策や美化運動、基盤施設の
整備などを推進することにより、来訪者が安全・安心に滞在し、大津の観光を楽しんでいただくことがで
きるよう、環境の充実に努めました。
事
業
名
実施状況
観光基盤施設のユニバーサル
おごと温泉観光公園において実施
評
価
※
1
後
期
※
2
理
由
※
3
○ ○
デザイン化の推進
観光トイレの充実(バイオトイ
②
後期スタート予定事業
レ)
大津市景観計画の推進
計画に基づき指導及び規制誘導を行った
坂本地区においては地区計画区域を拡充し、堅田地区においては景
景観形成実施計画の推進
○ ○
○ ○
観協定の認可をし、景観に係る建築物の規制誘導を行った
屋外広告物は景観を構成する重要な要素であり、適法な広告物が掲
屋外広告物施策の推進
○ ○
出されることにより、観光地の景観確保を図った
市民100人との協働により、あじさいの苗木300株を植え、色
花と緑のまちづくり推進事業
○ ○
彩豊かなまちづくりを推進した
周辺景観に整合した外観デザイ
志賀聖苑北部葬儀ホール増築において実施
○ ○
ンの採用
市民会議を中心としたごみ減量
ノーポイ運動などを通じて、来訪者が快適に観光できる環境を整え
運動
た
石山、坂本の観光地において清掃を実施し、来訪者が快適に観光で
市職員による観光地等の清掃
○ ○
○ ○
きる環境を整えた
琵琶湖一斉清掃(23年度より
4万人を超える参加者による一斉清掃を実施し、来訪者が快適に観
「琵琶湖市民清掃」に名称変更)
光できる環境を整えた
2万人を超える参加者により、「ホタルの里づくり」「川のイベン
河川愛護運動
○ ○
○ ○
ト」など実施した
ヨシの保全
ヨシ刈り後のヨシたいまつ一斉点火に2千人を超える来訪があった
食品衛生関係施設の監視指導の
監視指導を継続的に実施することにより、観光施設等の衛生を確保
実施
し、来訪者の健康危害の発生を未然に防止した
興行場、旅館等生活衛生営業関係
監視指導を継続的に実施することにより、観光施設等の衛生を確保
施設の監視指導の実施
し、来訪者の健康危害の発生を未然に防止した
21
○ ○
○ ○
○ ○
比良山道標の維持・管理
道標を整備し、来訪者の安全安心な散策に寄与した
○ ○
観光・公衆トイレの維持・管理
既存施設の維持・管理に努めた
○ ○
観光地に隣接する駐車場の適正な維持・管理を行い、観光イベント
観光駐車場の維持・管理・活用
○ ○
開催時に来訪者に利用しやすい環境を提供した
来訪者に大津の魅力を感じていただくには必要不可欠であり、適正
温泉源泉の維持・管理<再掲>
○ ○
な維持・管理を実施した
石山や坂本等の観光地において、情景にあわせた市道整備を図って
市道の整備
○ ○
いる
全体施策8
情報発信力の強化
【施策全体の評価】
各事業について予定どおり取り組むことができました。新たにホームページにおいての動画や、観光施設
におけるQRコードの活用による情報発信を開発しました。25年度以降も時代に即応した発信方法に対
応していくとともに、見やすく使いやすい魅力的なホームページを構築することで、更なる情報発信力の
強化に努めます。
事
業
名
実施状況
(仮称)
「びわ湖大津観光特派員」 市民4名が自らの地域を知り、ブログにより地域の観光情報につい
の活動<再掲>
て定期的に発信した
(仮称)びわ湖大津の宝ものの
観光資源の最新の写真データを取得し、写真配信サービスの情報を
登録
更新した
(仮称)わがまち自慢「ようこそ
3地域において地域の魅力を満載したマップを作成し、観光案内所
マップ」の作成<再掲>
等で配布し、来訪者の周遊観光に寄与した
(仮称)びわ湖大津「おもてなし
評
価
※
1
後
期
※
2
理
由
※
3
○
②
○
①
○
②
ホームページにおいて、あらたに動画による観光情報を発信した
○ ○
QRコードの導入
携帯電話で観光情報を取得できるシステムを構築した
○
まちなか観光案内所の設置
浜大津駅構内において設置された
○ ○
情報」の発信
各観光協会が情報交換する場を設け、新規事業に対する取り組みの
観光協会情報交換会の開催
○ ○
方法などが議論され、具体化した
観光案内所の維持・管理・運営
市内観光案内所において、毎年15万人を超える利用があった
○ ○
観光案内板の維持・管理・整備
年次計画的に駅前等の観光案内板を改修した
○ ○
22
①
PRポスター・パンフレットの
機会を捉え、ポスターやパンフレットを作成し、誘客につなげた
○ ○
ホームページの掲載
市及び各観光協会のホームページにおいて、観光情報を発信した
○ ○
メール配信システムの運営
事前登録者に対する災害情報等の配信システムを稼動した
○ ○
作成
観光イベント等の実施の際に随時情報を提供し、新聞等への掲載に
市政記者への情報提供
○ ○
つながり、大津の観光PRに寄与した
プレスキャラバン(年5回)、プレスツアーを実施し、雑誌等に掲
パブリシティへの情報提供
○ ○
載されることにより、大津の観光PRに寄与した
中心市街地活性化タウン記者
ふるさと雇用を活用し、中心市街地でのイベント情報や店舗等の情
事業
報を発信した
観光情報をはじめ、市政情報や市内の催しなど様々な情報を、テレ
市広報番組の制作
○
①
○ ○
ビやラジオを通じて広く発信した
国際的に認知されている大会であり、全国にテレビ放映されること
びわ湖毎日マラソンの開催
○ ○
により、大津のPRに貢献した
びわこビジターズビューローの部会に参画し、西武大津店において開催の「滋
○ ○
物産キャンペーンの実施
賀のええもんうまいもん祭り」にて大津の物産を出品した
全体施策9
集客交流のための誘致活動推進
【施策全体の評価】
各事業について概ね予定どおり取り組むことができ、大津の観光資源を活かしたスポーツイベントの開催
により、多くの来訪がありました。大津の観光資源をより一層PRするためのロケ誘致に向けて、ロケ地
に適した観光資源の収集・管理に取り組みます。
事
業
名
実施状況
コンベンション開催補助金の
評
価
※
1
後
期
※
2
大会や会議等の状況を把握したものの、基準制定には至っていない
△ ○
600人を超える参加者があり、大津への来訪者増につながった
○ ○
ロケ地情報の収集・管理
映画等のロケ地情報の収集・管理が不十分であった
△ ○
平城遷都1300年祭平城宮跡
イベントブースに参加し、大津の魅力的な観光資源をPRすること
交流ホールへの出展<再掲>
ができた
(仮称)戦国大津物語の実施
「戦国」にゆかりのある地域の特色を活かしたイベント等により、
<再掲>
2万人を超える来訪者があった
理
由
※
3
基準制定
びわ湖大津リレーマラソンの
開催
23
○
○ ○
①
びわこビジターズビューローの部会に参画し、修学旅行等の誘致に
教育旅行の誘致
○ ○
つなげた
体験!実験!大発見!みんな
わくわく!わかってナットク!
科学を身近に体験し、科学への興味、関心を高める機会となった
○
②
<再掲>
びわ湖毎日マラソンの開催
全国にテレビ放映され、また、国際的に認知されている大会であり、
<再掲>
出場者数も増加した
朝日レガッタの開催
全国大会として位置付けられており、幅広い年代が参加された
約600人の参加があり、大津の観光資源である比良を満喫してい
チャレンジ比良登山大会の実施
○ ○
○ ○
○ ○
ただくことができた
びわ湖レイクサイドマラソンの
1300名の参加者に、観光資源であるびわ湖を満喫していただく
開催
ことができた
映画・テレビのロケーションの
市内の観光施設等において、大河ドラマ等の撮影が行われ、大津の
誘致・受入
知名度向上に寄与した
大津市観光キャラクター「おおつ
着ぐるみ貸し出しやパンフレット等での活用、また、グッズの新規
光ルくん」の活用
開発を行い、おみやげ商品として販売した
大阪、福岡等においてキャンペーンを展開し、全国に向けた情報発
大都市観光キャンペーンの実施
○ ○
○ ○
○ ○
○ ○
信ができた
全体施策10
外国人来訪者への対応強化
【施策全体の評価】
各事業について概ね予定どおり取り組むことができ、観光案内板の改修時には外国語表記を進めることが
できました。しかしながら、対応強化については、事業者に委ねる部分も多く、実施が困難な事業もあり、
外国人来訪者が快適に滞在していただけるような新たな事業を推進することが必要です。
事
業
名
実施状況
(仮称)「びわ湖大津の語り部」
観光施設従事者やボランティアガイド等対象の研修会を開催し、知
の登録・育成<再掲>
識の向上に貢献したが、登録には至らなかった
評
価
※
1
後
期
※
2
理
由
※
3
△ ○
インフォメーションセンターの
②
後期スタート予定事業
設置・運営
観光案内板等の外国語表記
観光案内板の改修時に外国語を併記している
銀れんカード取り扱い店舗の
個々の取り扱い店舗の状況を把握することが困難であり、成果は不
拡大
明
24
○ ○
-
③
京都の外国人来訪者向けタウン誌に大津の観光情報を掲載したが、
京都タウン誌への情報掲載
△
③
○
①
掲載の有無は事業者によるところが大きい
京阪電車各駅停車の旅など大津市ならではの魅力ある観光ルートを
旅行商品の開発<再掲>
策定し、観光事業者等へ働きかけた
観光戦略意見交換会議への参画
会議に参画することで、情報発信の強化等の意見が出された
○ ○
びわこビジターズビューローの部会に参画し、中国や韓国、台湾等の旅行代
○ ○
インバウンド観光の推進
理店等との商談会や、代理店担当者を滋賀県に直接招聘した
ホームページの運営
全体施策11
市及び観光協会のホームページにおいて、観光情報を発信した
○ ○
観光戦略に必要な基礎情報・推進体制の整備
【施策全体の評価】
各事業について概ね予定どおり取り組むことができましたが、(公社)びわ湖大津観光協会による総括組
織化については、どのような体制が各観光協会の働きを効果的に発揮することができるかを踏まえて、協
議・検討を進める必要があります。
事
業
名
実施状況
(公社)びわ湖大津観光協会の
各観光協会が連携した事業を展開することができたが、総括組織化
総括組織化
には至っていない
市民、事業者、団体と意見交換し、新規事業に対する取り組みの方
観光戦略意見交換会議の開催
評
価
※
1
後
期
※
2
理
由
※
3
△ ○
○ ○
法などが議論され、具体化した
観光関係部局のみならず、部局横断的な取り組みについて推進し、
大津市観光交流推進本部の設置
○ ○
イベント実施の際の協力体制を確立した
インターンシップの受入
後期スタート予定事業
来訪者動向調査の実施
調査を実施し、最新の観光ニーズ等の動向を把握することができた
(仮称)びわ湖大津の宝ものの
観光資源の最新の写真データを取得し、写真配信サービスの情報を
登録<再掲>
更新した
観光協会情報交換会の開催
各観光協会が情報交換するばを設け、新規事業に対する取り組みの
<再掲>
方法などが議論され、具体化した
一定の期間ごとに観光施設等の入込状況について調査し、要因や傾
観光入込客数の調査
向を把握することができた
25
②
○ ○
○
○ ○
○ ○
①
4 アクションプラン(後期)の推進
(1)事業期間
・
基本計画の実施期間である平成28年度までとします。
・ アクションプラン策定当初は、新規事業の着手時期を「前期・中期・後期」と
3期に分けていましたが、今回の見直しにより、中期と後期を合併し、平成25
年度から28年度までの4年間を「後期」と定めます。
これは、大津市総合計画第3期実行計画の事業期間と同様にあわせたものです。
(2)推進の方向性
「3
アクションプランの見直し」により「行政に求められている取り組み」
(P.4)を踏まえて、アクションプラン(後期)の推進にあたっては、以下の
4つの方向性に基づき推進していきます。
【行政に求められている取り組み】
①豊富な観光資源を活かす取り組み
②大津の観光交流の特徴(来訪者の「満足度」及び「再来訪意識」が
高い)を活かす取り組み
③ITの有効活用と4者の情報を共有化する取り組み
④4者が協働して観光交流を推進する取り組み
【推進の方向性】
①「びわ湖」
、
「温泉」、
「食」をメインテーマとする
②「初めて」の来訪者を増やして「リピーター」の獲得につなげる
③ 効果的に情報発信する
④ 大津市民による「大津の魅力再発見」を推進する
26
① 「びわ湖」、「温泉」、「食」をメインテーマとする
次の4点の理由から、
「びわ湖」、
「温泉」、
「食」をメインテーマとすることを位
置づけました。
ア. 来訪者の旅行目的や非来訪者が旅行する際に重要視するものとして、
「自然景観」や「温泉」が上位に入っている。
イ. 大津市議会観光振興対策特別委員会の提言書に「琵琶湖を活かした観
光戦略を特に重要施策に位置づける必要性」が明記されているとおり、
日本一の「びわ湖」は、本市の観光資源の象徴的存在である。
ウ. 非来訪者は、「食べ物」を重要視するとの回答が最も多い。
エ. 来訪者は、
「食べ物」に対する「期待度」及び「満足度」とも高いとは
言えず、さらに「旅行の目的」を「グルメ」と回答した人が少ないのが
現状であるため、大津の魅力を発信する際には、
「食べ物」もメインテー
マの一つとして掲げることで、本市に興味を持つ人がより一層増えるの
ではないかと推測される。
② 「初めて」の来訪者を増やして「リピーター」の獲得につなげる
次の3点の理由から、
「初めて」の来訪者を増やして「リピーター」の獲得に
つなげることを位置づけました。
ア. 調査の結果、大津への来訪回数が「6回以上」の方が最も多いことや、
旅行先として大津の選択理由が「前に来て良かった」との回答が多いこと、
来訪者の印象が「期待どおり以上である」こと、さらには「再来訪の意識
が 90%以上」という特徴がある。
イ. 「初めて大津に来た」という人を増やすことにより、リピーターが増え、
全体の入込客数の増加につながるものと推測される。
ウ. ターゲットを一定絞り込むことにより、事業者や団体との連携がしやす
くなる。
③ 効果的に情報発信する
次の4点の理由から、効果的に情報発信することを位置づけました。
ア. 大津を代表する観光資源の認識度は低い、さらに、大津に来訪しない理
由が「機会がない」または「よく知らない」という意見が多く、「知名度」
の向上が重要である。
イ. 「分かりやすいキャッチフレーズが必要ではないか」との意見に代表さ
れるように、まずは旅行目的として重要視され、かつ大津らしい観光資源
に特化する必要がある。
ウ. 現代社会においては、観光情報を得る手段はインターネットが中心とな
っている。
エ. これらのことから、インターネットを活用し、
「びわ湖」、
「温泉」、
「食」
といったメインテーマを中心として、効果的に情報発信していく。
27
④ 大津市民による「大津の魅力再発見」を推進する
次の5点の理由から、市民による「大津の魅力再発見」を推進することを位置
づけました。
ア. 「リピーター」が多い大津の特徴から、来訪者を「あたたかく」お迎え
することにより、再来訪意識がさらに高まると考えられる。
イ.
再来訪意識の高まりにより、来訪者がそれぞれの居住地に戻られた後の、
家族や友人に対する「口コミ」によるPR効果も期待が高まる。
ウ. 来訪者を「あたたかく」お迎えするのは、観光事業者だけではなく、4
者それぞれが、おもてなしの心の醸成・向上を図ることが重要である。
エ. 特に大津市民が、大津の観光資源をもっと知り、学び、楽しみ、「大津
ファン」になることが必要である。
こうした再発見は、大津に対する誇りやその素晴らしさを多くの人に感
じてもらいたいという意識の醸成・向上にもつながっていく。
オ. これらのことからも、大津市民が大津の歴史や文化などを深く学び、魅
力を実感できるような機会づくりを推進する必要がある。
以上の方向性を踏まえ、平成25年度以降のアクションプランにおける『主な推
進事業』を推進していきます。
なお、基本計画における全体施策及び施策項目と『主な推進事業』との関連につ
いては P.29から、
『主な推進事業』の概要については P.41から掲載していま
す。
また、
『主な推進事業』のうち、特に重点的に取り組む事業については P.70
から掲載しています。
◆大津市観光交流基本計画(平成22年3月策定)
●テーマ:「びわ湖大津
●理
ゆい
結の観光」~交流が喜びを生むまち~
念:来訪者が楽しむ
大津の人々が輝く
まちが活性化する
◆大津市観光交流基本計画アクションプラン(平成22年3月策定)
●テーマ:大津 おもてなし と びわ湖 と 水の物語
28
5 アクションプラン(後期)の構成
全体施策
施策項目
主な推進事業
(1) 観 光 教 育 の 推 進
事業 No.
① 広報おおつへの「大津の情報」の掲載
P.42
1
② 文化財家族参拝券の発行
P.42
2
③ れきはく講座の開催
P.42
3
④ 自然家族事業
P.42
4
⑤【新】(仮称)とっておきの「びわ湖百景」事業の実施
P.42
5
① 協働提案制度の実施
P.42
6
② 後援名義の使用承認・表彰
P.42
7
① 「びわ湖大津の語り部」の登録・育成
P.43
8
② 【新】(仮称)おもてなし講座の開催
P.43
9
① 地域観光振興事業補助金の交付基準見直し
P.43
10
② 協働提案制度の実施<再掲>
P.43
6
(知識、意識と行動)
1
1
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
(2) 観光交流リーダー
の育成
(3)観光ボランティア
の育成
(4) 地 域 か ら の 観 光
交流活動の支援
※
太字(下線)・・・後期に着手する新規事業
※
赤字
・・・基本計画に掲げる「観光交流市民力」育成事業
※
青字
・・・
〃
「地域魅力連携力」発展事業
※
紫字
・・・
〃
「おむかえ情報発信力」向上事業
※
緑字
・・・
〃
「観光交流推進力」強化事業
29
全体施策
施策項目
(1)観光資源の発掘・
主な推進事業
事業 No.
① (仮称)大谷旧東海道ふれあい公園の整備・活用 P.44
11
② 中山間部地域活性化基本構想策定事業
P.44
12
③ 旧東海道歴史的資源整備活用事業
P.44
13
④ 旧竹林院の整備・運営・活用
P.44
14
⑤ 公共観光施設の管理・運営・活用
P.44
15
⑥ 【新】地域資源を活かした事業の推進
P.44
16
① 大津祭曳山展示館の運営・活用
P.45
17
② 大津三大祭実施補助金の交付
P.45
18
③ 文化観光振興助成金の交付
P.45
19
④ 大津三大祭のPR
P.45
20
⑤ 無形文化財保持者の奨励
P.45
21
① 道の駅の整備・活用
P.45
22
② 無形文化財保持者の奨励<再掲>
P.45
21
①(仮称)びわ湖大津 100 物語の策定
P.46
23
② 物産紹介パンフレットの作成
P.46
24
③ 食に関する取組表彰
P.46
25
整備
1
2
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
観
光
資
源
の
発
掘
・
創
出
と
整
備
・
活
用
(2)伝統行事・伝統芸
能等の保存・継承
(3) 伝統技術の観光活
用(産業、物産、生活等)
(4) 食の発掘と活用
④【新】(仮称)びわ湖大津のおみやげ大集合の実施 P.46
30
26
全体施策
施策項目
(1) 体 験 型 観 光 の
主な推進事業
事業 No.
① 文化施設の活用
P.47
27
② スポーツ施設の活用
P.47
28
③ 教育施設の活用
P.47
29
④ まちづくり健歩運動の推進
P.47
30
① エコツーリズム・グリーンツーリズムの調査・研究
P.47
31
② グリーンファーム・朝市の実施・支援
P.47
32
推進
(2)エコツーリズム・グリ
3
1
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
ーンツーリズムの推進
ま
ち
の
個
性
を
活
か
し
た
新
た
な
魅
力
づ
く
り
① 「びわ湖大津の語り部」の登録・育成<再掲> P.48
8
② 街並み博物館通りの活用
P.48
33
③ まちなか交流館の活用
P.48
34
④ 中心市街地活性化事業の実施
P.48
35
(3) ま ち 歩 き 観 光 の
推進
⑤ 大津百町の祭ちょうちんが似合うまちなみ形成補助金
交付事業
(4)産業観光の推進
P.48
36
⑥ 旧大津公会堂の活用
P.48
37
① びわ湖大津館の運営・活用
P.48
38
31
全体施策
施策項目
主な推進事業
① (仮称)びわ湖大津 100 物語の策定<再掲>
事業 No.
P.49
23
②旧東海道周辺の歴史的資源を活かしたまちづくり調査事業 P.49
39
③ 比良里山散策道の整備・活用
P.49
40
④ 環境情報システム整備事業
P.49
41
① グリーンファーム・朝市の実施・支援<再掲> P.50
32
② 市場の整備・運営・活用
P.50
42
③ 大津市環境農業支援交付金事業
P.50
43
④ 観光大使の活動
P.50
44
⑤ 地産地消の推進
P.50
45
⑥ 大津市観光キャラクター「おおつ光ルくん」の活用
P.50
46
(5)周遊観光の推進
3
1
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
ま
ち
の
個
性
を
活
か
し
た
新
た
な
魅
力
づ
く
り
(6) 大 津 ブ ラ ン ド の
確立
32
全体施策
施策項目
(1)湖上交通の活用
主な推進事業
① びわ湖遊覧船・環境船の運航
①【新】びわ湖と温泉を活かしたウォーキング大会の実施
事業 No.
P.51
P.51
47
48
② びわ湖大花火大会の開催
P.51
49
③ びわ湖開きの開催
P.51
50
④ びわ湖花噴水の運転
P.51
51
⑤ 柳が崎湖畔公園の運営・活用
P.51
52
⑥ 【新】湖上観光ツアーの創出
P.51
53
⑦ 【新】湖岸を活用した賑わいの創出
P.51
54
①「湖の駅」の活用
P.52
55
② (仮称)びわ湖大津 100 物語の策定 <再掲>
P.52
23
③ 水泳場の活用
P.52
56
④ びわ湖大花火大会の開催<再掲>
P.52
49
① びわ湖遊覧船・環境船の運航<再掲>
P.52
47
(2)湖上・湖岸観光の
推進
1
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
4
び
わ
湖
を
活
か
し
た
魅
力
づ
く
り
(3) び わ 湖 の 自 然 ・
文化・食観光の推進
(4) び わ 湖 環 境 学 習
観光の推進
33
全体施策
施策項目
(1)テーマ別観光ルー
主な推進事業
事業 No.
① 戦国大津物語の実施
P.53
57
② 【新】百人一首を活用した事業の実施
P.53
58
①
P.53
48
トの策定・充実
【新】びわ湖と温泉を活かしたウォーキング大会の実施<再掲>
② ライトアップ事業の実施
P.53
59
③ 芭蕉を訪ねて俳句コンクールの実施
P.53
60
④ 歴史博物館企画展の開催
P.53
61
① 観光情報の提供
P.54
62
② 定期観光バスの運行
P.54
63
③ 浜大津パーク&ライドの実施
P.54
64
④ 大津市バス&電車乗り換えマップの作成、配布 P.54
65
⑤ 交通バリアフリーの推進
P.54
66
⑥ 観光電車等の運行
P.54
67
⑦ 使いやすく魅力のある電車券の発売
P.54
68
⑧ 駅での案内ツールの充実
P.54
69
⑨ レンタサイクルの充実
P.54
70
① おごと温泉観光公園の運営・活用
P.55
71
② 温泉源泉の維持・管理
P.55
72
(2)イベント・行事の
連携
1
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
5
物
語
を
感
じ
る
周
遊
ル
ー
ト
づ
く
り
(3)公共交通機関との
連携
]
(4)温泉の活用
③ 【新】おごと温泉を活用した事業の検討・実施
P.55
73
④
P.55
48
【新】びわ湖と温泉を活かしたウォーキング大会の実施<再掲>
⑤ 【新】温泉施設整備への支援
34
P.55
74
全体施策
主な推進事業
事業 No.
(1)観光圏 整備事 業の
1
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
施策項目
6
魅
力
を
高
め
る
広
域
観
光
の
推
進
① 観光圏整備の検討・実施
P.56
75
① 南びわ湖観光推進協議会との連携
P.56
76
② 滋賀県、奈良市・京都市等との連携
P.56
77
③ 広域観光ルートの策定・情報発信
P.56
78
① 【新】眺望景観を活かした事業の推進
P.57
79
② 景観形成実施計画の推進
P.57
80
③ 屋外広告物施策の推進
P.57
81
④ 花と緑のまちづくり推進事業
P.57
82
⑤ 周辺景観に整合した外観デザインの採用
P.57
83
⑥ 市民会議を中心としたごみ減量運動
P.57
84
⑦ 観光地等の清掃
P.57
85
⑧ 琵琶湖市民清掃
P.57
86
⑨ 河川愛護運動
P.57
87
⑩ ヨシの保全
P.57
88
検討・実施
(2)近隣地域との広域
観光交流の推進
7
1
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
安
全
・
安
心
な
観
光
を
楽
し
め
る
環
境
の
充
実
(1)環境・景観の保全
と形成
35
全体施策
施策項目
主な推進事業
事業 No.
① 観光基盤施設のユニバーサルデザイン化の推進 P.58
89
① 食品衛生関係施設の監視指導の実施
90
(2)ユニバーサルデザ
イン化の推進
7
1
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
安
全
・
安
心
な
観
光
を
楽
し
め
る
環
境
の
充
実
(3)安全・安心対策の
P.58
推進
(4)観光施設の整備
② 興行場、旅館等生活衛生営業関係施設の監視指導の実施 P.58
91
① 比良山道標の維持・管理
P.59
92
② 観光・公衆トイレの維持・管理
P.59
93
③ 観光駐車場の維持・管理・活用
P.59
94
④ 温泉源泉の維持・管理
P .59
95
⑤ 観光地における市道の整備
P .59
96
36
全体施策
施策項目
主な推進事業
事業 No.
① 観光協会情報交換会の開催
P.60
97
② PRポスター・パンフレットの作成
P.60
98
①【新】おもてなし情報の発信と情報収集
P.60
99
②【新】旅ブログによる観光情報発信
P.60
100
③ホームページの掲載
P.60
101
④メール配信システムの運営
P.60
102
①まちなか観光案内所の設置
P.61
103
② 観光案内所の維持・管理・運営
P.61
104
③ 観光案内板の維持・管理・運営
P.61
105
① メディアへの情報提供
P.61
106
② 市広報番組の制作
P.61
107
③ 市政記者への情報提供
P.61
108
④ びわ湖毎日マラソンの活用
P.61
109
① 物産キャンペーンの実施
P.62
110
(1)情報収集・整理
(2)IT活用の推進
1
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
8
情
報
発
信
力
の
強
化
(3)観光事業者の情報
提供・相談機能の
強化
(4)メディアへの情報
発信
(5)物産宣伝活動の充実
37
全体施策
施策項目
主な推進事業
事業 No.
(1)大型コ ンベン ショ
① コンベンション開催補助金制度の検討
P.63
111
① 教育旅行の誘致
P.63
112
① びわ湖大津リレーマラソンの開催
P.64
113
② びわ湖毎日マラソンの開催
P.64
114
③ 朝日レガッタの開催
P.64
115
④ チャレンジ比良登山大会の実施
P.64
116
⑤ びわ湖レイクサイドマラソンの開催
P.64
117
⑥【新】比叡山ヒルクライム大会の開催
P.64
118
ンの誘致
(2)教育旅行の誘致
1
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
9
集
客
交
流
の
た
め
の
誘
致
活
動
推
進
(3)スポーツイベント
の誘致
⑦【新】びわ湖と温泉を活かしたウォーキング大会の実施<再掲> P.64
(4)映画・テレビのロケ
48
① ロケ地情報の収集・管理
P.65
119
② 映画・テレビのロケーションの誘致・受入
P.65
120
①
P.65
46
② 大都市観光キャンペーンの実施
P.65
121
③ 観光大使の活動<再掲>
P.65
44
ーションの誘致
大津市観光キャラクター「おおつ光ルくん」の活用<再掲>
(5)プロモーション、
キャンペーンの実施
38
全体施策
施策項目
(1)人材育成の推進
主な推進事業
① 「びわ湖大津の語り部」の登録・育成<再掲>
事業 No.
P.66
8
① 観光案内板等の外国語表記
P.66
122
② 【新】多言語コールセンター事業への参画
P.66
123
(3)情報発信の強化
① ホームページの運営
P.67
124
(4)誘致活動の推進
①インバウンド観光の推進
P.67
125
(2)受入体制の整備
1
お
も
て
な
し
の
人
づ
く
り
・
取
組
の
推
進
1
0
外
国
人
来
訪
者
へ
の
対
応
強
化
(5)外国人から見た魅
力発見とメニュー・
① 観光戦略意見交換会議への参画
プログラムづくり
39
P.67
126
全体施策
1
1
観
光
戦
略
に
必
要
な
基
礎
情
報
・
推
進
体
制
の
整
備
施策項目
主な推進事業
事業 No.
① (公社)びわ湖大津観光協会の総括組織化
P.68
127
② 観光協会情報交換会の開催<再掲>
P.68
97
③大津市観光交流推進本部の設置
P.68
128
(2)観光戦略会議の設置
① 観光戦略意見交換会議の開催
P.68
129
(3)来訪者動向・アンケ
① 来訪者動向調査、非来訪者調査の実施
P.69
130
② 観光入込客数の調査
P.69
131
(1)各組織の連携強化
ート調査の実施
(4)観光資 源・情 報の
①【新】おもてなし情報の発信と情報収集<再掲> P.69
収集・管理
40
99
6 全体施策と施策項目、主な推進事業の概要
【表示内容の説明】
主な推進事業(概要)
(☆2)
① 戦国大津物語の実施
主な実施主体(☆3)
市民・事業者・団体
※重点事業⑩(P.75に記載)
行政
② 【新】百人一首を活用した事業の実施(☆1)
市民・事業者・団体
※重点事業⑨(P.75に記載)
☆1 太字(下線)
行政
・・・ 後期に着手する事業
☆2 主な推進事業(概要)・・・ ①平成28年度までに取り組む主な推進事業名と
その概要を記載
②重点事業については、下記の色により表示
「観光交流市民力」育成事業
「地域魅力連携力」発展事業
「おむかえ情報発信力」向上事業
「観光交流推進力」強化事業
P.70以降に詳細記載
☆3 主な実施主体
・・・ 市民・事業者・団体・行政の別で記載
P.42以降の文章・表中、※印の表示
・・・ 用語解説有(P.80~)
41
全体施策1
施策項目⑴
おもてなしの人づくり・取組の推進
観光教育の推進(知識、意識と行動)
「おもてなし」は、大津を知り、学び、楽しみ、大津を好きになることから始まります。
「観光教育の推進」では、来訪者へのホスピタリティあふれる対応の充実や、びわ湖大
津の魅力を伝える「大津ファン」の育成に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 広報おおつへの「大津の情報」の掲載
主な実施主体
行政
観光情報や地域の観光資源を「広報おおつ」に掲載し、市民に発信する
② 文化財家族参観券の発行
行政
家族で利用できる社寺等の文化財の無料参観券を「広報おおつ」で発行する
③ れきはく講座の開催
行政
大津の歴史、文化に関する講座や現地見学会を定期的に開催する
④ 自然家族事業
行政
大津の自然環境を守り、環境人を育てるため、家族で自然に学び、楽しむ体
験学習を実施する
⑤ 【新】(仮称)とっておきの「びわ湖百景」事業の実施
※重点事業③(P.71に記載)
施策項目⑵
市民・事業者・団体
行政
観光交流リーダーの育成
自らが地域の課題や隠れた魅力を見つけ共有し、特色を活かした活動を行うとともに、
市民や事業者・団体の活動、地域での取り組みを結び、来訪者誘致に向けたまちづくり活
動へと発展させていくことのできる地域の観光交流リーダーの発掘と育成に取り組みま
す。
主な推進事業(概要)
① 協働提案制度の実施
主な実施主体
市民・事業者・団体
地域の諸問題や課題について、市民・事業者・団体がその解決策を市に提案
行政
し、共に施策をつくり上げて活動する
② 後援名義の使用承認・表彰
行政
観光交流活動への支援として「大津市」の後援を行う一方、優れた人材の育
成を図るための表彰を行う
42
施策項目⑶
観光ボランティアの育成
訪れた先々の地域の人々の人情味あふれるびわ湖大津の案内や笑顔は、見たい、聞きた
い、知りたい、感じたい、体験したい、触れ合いたいという来訪者の望みに応えるだけで
なく、大津を一層魅力的にし「また来てみたい」という思いを誘います。
「観光ボランティアの育成」では、ガイドやイベントスタッフなどの育成と登録制度の
確立に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 「びわ湖大津の語り部」の登録・育成
主な実施主体
市民・事業者・団体
※重点事業②(P.71に記載)
行政
② 【新】(仮称)おもてなし講座の開催
団体・行政
※重点事業①(P.71に記載)
施策項目⑷
地域からの観光交流活動の支援
観光交流でまちを育て、まちの活動を元気づけ、観光地としての活性化を図っていくた
めには、市民・事業者・団体の取り組みが重要です。
「地域からの観光交流活動の支援」では、地域の宝ものを活かした協働による各種イベ
ントや行事の実施に対する支援に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 地域観光振興事業補助金の交付基準見直し
主な実施主体
行政
補助金の交付基準を見直し、観光交流に効果的な事業への重点配分などを検
討する
② 協働提案制度の実施<再掲>
市民・団体・行政
地域の諸問題や課題について、市民・事業者・団体がその解決策を市に提案
し、共に施策をつくり上げて活動する
43
全体施策2
施策項目⑴
観光資源の発掘・創出と整備・活用
観光資源の発掘・整備
来訪者のニーズの多様化により、来訪する目的や滞在スタイルも多岐にわたるようにな
り、既存の観光資源とともに、新たな視点による資源の掘り起こしが必要になっています。
「観光資源の発掘・整備」では、貴重な観光資源の継承と個性に富んだ隠れた魅力の発
掘・活用に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① (仮称)大谷旧東海道ふれあい公園の整備・活用
主な実施主体
団体・行政
大津百町や逢坂の関記念公園等との回遊性のある拠点施設として整備し活
用する
② 中山間部地域活性化基本構想策定事業
市民・団体・行政
モデル地区を選定し、地区の特性を活かした観光施策やまち興しに資する施
策の検討を実施する
③ 旧東海道歴史的資源整備活用事業
市民・事業者・団体
旧東海道とその周辺にある歴史的資源・資産を整備し、歴史・文化の復興と
行政
観光振興への活用を図る
④ 旧竹林院の整備・運営・活用
※重点事業⑫(P.76に記載)
市民・事業者・団体
行政
⑤ 公共観光施設の管理・運営・活用
受入体制整備として、公人屋敷や幻住庵など公共観光施設の管理・運営・活
用を行う
市民・事業者・団体
行政
⑥ 【新】地域資源を活かした事業の推進
※重点事業②(P.72に記載)
事業者・行政
.
44
施策項目⑵
伝統行事・伝統芸能等の保存・継承
地域の人々の絆により守られてきた伝統行事や、受け継がれてきた伝統芸能は、観光交
流の重要な要素であるとともに、大津の歴史や生活文化を知る上で貴重な財産です。
「伝統行事・伝統芸能等の保存・継承」では、大津三大祭を代表とする伝統ある行祭事
や芸能などの保存・継承に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 大津祭曳山展示館の運営・活用
湖国三大祭りのひとつである大津祭の展示館を運営・活用する
主な実施主体
市民・事業者・団体
行政
② 大津三大祭実施補助金の交付
大津を代表する伝統的な祭である山王祭、船幸祭、大津祭の三大祭に実施補
助金を交付し、保存・継承を支援する
行政
③ 文化観光振興助成金の交付
大津祭曳山、仰木太鼓、大津絵踊りなどの修理のため補助金を交付し、保存・
継承を支援する
行政
④ 大津三大祭のPR
大津三大祭を観光資源の1つとして広くPRする
⑤ 無形文化財保持者の奨励
大津市在住の県・市指定無形文化財の技術保持者に対し、伝承者の養成、技
術の維持及び向上のため奨励金を交付する
施策項目⑶
団体・行政
行政
伝統技術の観光活用(産業、物産、生活等)
来訪者が、和菓子や工芸品の技術、地酒づくり、漁法や湖魚調理法、町家や棚田のある
くらしなど、自然・歴史文化の多様性にとんだ地域資源にふれることは、地域の魅力の再
認識にもつながります。
「伝統技術の観光活用」では、伝統技術を保存・継承し、周辺環境の整備や演出で価値
を高め、職業文化を感じられる機会の提供に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 道の駅の整備・活用
地場産品の振興と情報の発信拠点施設として整備し活用する
② 無形文化財保持者の奨励<再掲>
大津市在住の県・市指定無形文化財の技術保持者に対し、伝承者の養成、技
術の維持及び向上のため奨励金を交付する
45
主な実施主体
団体・行政
行政
施策項目⑷
食の発掘と活用
観光地における「食」の魅力は、来訪目的や観光イメージを形成する重要な要素ですが、
来訪者動向調査では、満足度が比較的低い結果になっています。
「食の発掘と活用」では、地元にこだわった農・商・工連携を推進し、郷土料理や地産
地消※の取組みを活かして、大津を代表する味覚や食材による観光資源の充実に取り組み
ます。
主な推進事業(概要)
① (仮称)びわ湖大津 100 物語の策定
主な実施主体
市民・事業者・団体
☆テーマ「食」の設定による取組み
行政
※重点事業⑪(P.75に記載)
② 物産紹介パンフレットの作成
事業者・団体・行政
大津の特産品を紹介するパンフレットを作成し配布する
③ 食に関する取組表彰
行政
観光交流を視点にした食文化の継承や新たな取組みに対して表彰する
④ 【新】(仮称)びわ湖大津のおみやげ大集合の実施
※重点事業⑦(P.73に記載)
46
事業者・団体・行政
全体施策3
施策項目⑴
まちの個性を活かした新たな魅力づくり
体験型観光の推進
大津には、びわ湖や山岳での自然体験、ものづくり体験や修行体験など、来訪者自身が
まちの息吹にふれる豊富なメニューが揃っています。
「体験型観光の推進」では、地域にある体験型観光の素材となる資源の発掘や体験メニ
ューの創出、またメニューを活用したルートの策定に取り組みます。
主な推進事業(概要)
1
文 ① 文化施設の活用
主な実施主体
市民・事業者・団体
各種施設を活用して来訪者誘致に向けた事業を行う
② スポーツ施設の活用
行政
市民・事業者・団体
各種施設を活用して来訪者誘致に向けた事業を行う
③ 教育施設の活用
行政
市民・事業者・団体
各種施設を活用して来訪者誘致に向けた事業を行う
④ まちづくり健歩運動の推進
行政
市民・行政
ウォーキングを通して日本一元気なまちを目指す
施策項目⑵
エコツーリズム※・グリーンツーリズム※の推進
大津には、豊かな自然環境を活かした環境保全の取組みや、里山での農作業・森林の保
全・漁業、環境に配慮した企業等、来訪者の目的に応えられる観光資源があります。
「エコツーリズム・グリーンツーリズムの推進」については、今後も調査・研究を続け
ていきます。
主な推進事業(概要)
① エコツーリズム・グリーンツーリズムの調査・研究
豊富な観光資源を活かした多様なプログラムの創出について、調査・研究を
主な実施主体
市民・事業者・団体
行政
行う
② グリーンファーム・朝市の実施・支援
市民・団体・行政
地元農産物の生産・販売の促進を行う
47
施策項目⑶
まち歩き観光の推進
中心市街地をはじめとして、核となる古いまち並みや、そこに息づく伝統や技を学びな
がら人々との交流ができる観光資源が大津にはあります。
「まち歩き観光の推進」では、来訪者が自由なテーマで、ゆっくりと大津を歩いて楽し
めるおもてなし空間の創出に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 「びわ湖大津の語り部」の登録・育成<再掲>
※重点事業②(P.71に記載)
主な実施主体
市民・事業者・団体
行政
② 街並み博物館通りの活用
市民・事業者・団体
街並み博物館通り※を活用した事業を行う
行政
③ まちなか交流館の活用
市民・事業者・団体
まちなか交流館を活かした事業を行う
行政
④ 中心市街地活性化事業の実施
市民・事業者・団体
「大津まちなか食と灯りの祭」など中心市街地活性化事業を実施する
⑤ 大津百町※の祭ちょうちんが似合うまちなみ形成補助金交付事業
行政
行政
中心市街地において町家と調和のとれたまちなみを整備するため、修景事業
に対して補助を行う
⑥ 旧大津公会堂※の活用
市民・事業者・団体
昭和9年に建築された歴史的建造物を活用してコミュニティ活動や食の提
行政
供、観光交流の拠点として活用する
施策項目⑷
産業観光※の推進
ひゃっけんづつみ
琵琶湖疏水、旧逢坂山隧道※、 百 間 堤 ※などの産業遺産※、今に受け継がれてきた伝
統の技、また企業の最新の生産現場や高度な技術は、大津を知る上で貴重な観光資源です。
「産業観光の推進」では、産業遺産などをテーマとしたルートの策定に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① びわ湖大津館の運営・活用
主な実施主体
市民・事業者・団体
近代産業遺産であるびわ湖大津館を運営し活用する
48
行政
施策項目⑸
周遊観光の推進
南北の広い市域に分散する観光資源を、全体施策3の施策項目(1)~(4)の様々なストー
リー性で結ぶことにより、多彩で奥深い大津の宝ものを演出することが可能になります。
「周遊観光の推進」では、市内の回遊性を高めることで、来訪者に大津の魅力を感じて
もらえるルートの策定に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① (仮称)びわ湖大津 100 物語の策定<再掲>
主な実施主体
事業者・団体・行政
☆テーマ「体験型観光」の設定による取組み
☆テーマ「まち歩き観光」の設定による取組み
☆テーマ「産業遺産」
「産業観光」の設定による取組み
※重点事業⑪(P.75に記載)
② 旧東海道周辺の歴史的資源を活かしたまちづくり調査事業
旧東海道周辺の歴史的資源を活かしたまちづくりの施策提案について検討
市民・団体・行政
する
③ 比良里山散策道の整備・活用
比良里山における散策道の整備・活用を図る
市民・事業者・団体
行政
④ 環境情報システムの活用
「かんきょう宝箱」システムを活用し、地域の宝物など環境情報を収集・発
信する。
49
行政
施策項目⑹
大津ブランドの確立
「ブランド」とは、まちの個性と名産品などの地域ブランドの両方を意味していますが、
来訪者動向調査では「おみやげ」の満足度が比較的低くなっています。
「大津ブランドの確立」では、大津の独自性を高めるために、魅力アップを図るととも
に、大津ブランドの発信と新ブランドの創出に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① グリーンファーム・朝市の実施・支援<再掲>
主な実施主体
市民・団体・行政
地元農産物の生産・販売の促進を行う
② 市場の整備・運営・活用
市民・事業者・団体
市場を活用して来訪者誘致に向けた事業を行う
③ 大津市環境農業支援交付金事業
行政
行政
地産地消の取組を推進するため、環境にこだわった安全安心な農産物の生産
を支援する
④ 観光大使の活動
市民・団体・行政
大津のすばらしさを発信する観光大使を市民から選び、イメージアップに取
り組む
⑤ 地産地消の推進
市民・事業者・団体
特産品の開発・生産・PRを推進する
行政
⑥ 大津市観光キャラクター「おおつ光ルくん」の活用
来訪者の誘客や大津への愛着を育てるため、イベントや各種プロモーショ
ン、キャンペーン等で活用を図る(看板製作・着ぐるみ活用など)
50
市民・事業者・団体
行政
全体施策4
施策項目⑴
びわ湖を活かした魅力づくり
湖上交通の活用
「びわ湖」には、湖上交通が歴史上一大商業都市としての繁栄に果たした役割の大き
さを「学ぶ」視点、また来訪者の「利便性」の視点等があります。今日、びわ湖を利用
した水上交通の可能性を探ることは、大津ならではの観光資源の創出につながります。
「湖上交通の活用」では、来訪者の湖上観光と移動手段を兼ね備えた、新たな魅力づ
くりに取り組みます。
主な推進事業(概要)
① びわ湖遊覧船・環境船の運航
主な実施主体
事業者・団体
湖上や河川を周遊する船や、環境学習を行う船を運航する
施策項目⑵
湖上・湖岸観光の推進
「びわ湖」の湖上では水上スポーツを楽しむほか、湖上からの眺めは陸上では味わえな
い驚きと発見があります。また、湖岸では、環境学習、芸術活動など、様々なスタイルで
水辺空間を楽しむほか、雄大な姿や水の優しさに心を癒やされる人は多いはずです。
「湖上・湖岸観光の推進」では、
「びわ湖大津」ならではの事業の推進に取り組みます。
主な推進事業(概要)
主な実施主体
① 【新】びわ湖と温泉を活かしたウォーキング大会の実施
※重点事業⑥(P.73に記載)
市民・事業者・団体
行政
② びわ湖大花火大会の開催
夏の風物詩であるびわ湖大花火大会を開催する
事業者・団体・行政
③ びわ湖開きの実施
春の訪れと湖上観光の幕開けを告げるびわ湖開きを実施する
事業者・団体・行政
④ びわ湖花噴水の運転
大津港を彩るびわ湖花噴水の運転を行う
事業者・行政
⑤ 柳が崎湖畔公園の活用
びわ湖岸を活用した柳が崎湖畔公園を活用する
市民・事業者・団体
行政
⑥ 【新】湖上観光ツアーの創出
※重点事業①(P.72に記載)
事業者・団体・行政
⑦ 【新】湖岸を活かした賑わいの創出
※重点事業③(P.72に記載)
事業者・団体・行政
51
施策項目⑶
びわ湖の自然・文化・食観光の推進
「びわ湖」の周りには2万年前から人が住んでいたと言われ、その自然はもとより淡水
湖漁法や湖魚料理が生まれました。受け継がれてきたびわ湖の恩恵による数多くの財産は、
未来に引き継いでいかなければなりません。
「びわ湖の自然・文化・食観光の推進」では、びわ湖の歴史と一体となった生活文化
などを、観光目的の対象と捉えた事業に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 「湖の駅」の活用
主な実施主体
事業者・団体
特産品の販売、地元食材を味わうフードコートなどのある拠点施設を開設・
活用する
② (仮称)びわ湖大津 100 物語の策定<再掲>
市民・事業者・団体
☆テーマ「近江八景」の設定による取組み
行政
※重点事業⑪(P.75に記載)
③ 水泳場の活用
団体・行政
夏季の湖と観光のにぎわいを彩る水泳場の活用を行う
④ びわ湖大花火大会の開催<再掲>
事業者・団体・行政
夏の風物詩であるびわ湖大花火大会を開催する
施策項目⑷
びわ湖環境学習観光の推進
「びわ湖」を有することで、本市には早くから「環境」に関心を寄せる風土があり、小
学生からNPOまで幅広い環境学習への取組みや「環境船」の周航など、積極的な活動
が繰り広げられています。
「びわ湖環境学習観光の推進」では、びわ湖を知るとともに、来訪者の目的である「学
ぶ」を満たす大津らしいテーマの活用に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① びわ湖遊覧船・環境船の運航<再掲>
主な実施主体
事業者・団体
湖上や河川を周遊する船や、環境学習を行う船を運航する
52
全体施策5
施策項目⑴
物語を感じる周遊ルートづくり
テーマ別観光ルートの策定・充実
来訪者の目的や興味の対象の多様化には、学習や体験型のほか、文化財、花・人物・
文学・民話・道標などのテーマを四季や時代で結ぶことで、年間を通じたルートとともに
全市域を対象とした周遊の楽しみを提供することができます。
「テーマ別観光ルートの策定・充実」では、アクセス、予算、時間、おみやげのほか、
食事やビューポイント等の情報を一体的に提供できるようなルート策定に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 戦国大津物語の実施
市民・事業者・団体
※重点事業⑩(P.75に記載)
行政
② 【新】百人一首を活用した事業の実施
市民・事業者・団体
※重点事業⑨(P.75に記載)
施策項目⑵
主な実施主体
行政
イベント・行事の連携
市内では、各地域で季節のイベントや伝統行事が行われており、これらを結ぶことで周
遊効果を高め、観光の魅力アップを図ることが期待できます。
「イベント・行事の連携」では、独自の目的で実施されている単独イベントや行事の誘
客に向けた連携や同一テーマでの周遊ルートの策定に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 【新】びわ湖と温泉を活かしたウォーキング大会の実施<再掲>
主な実施主体
市民・事業者・団体
行政
※重点事業⑥(P.73に記載)
団体・行政
② ライトアップ事業
歴史文化資源と自然をライトアップし、他のイベントと連携しながら夜間観
光を推進する
団体・行政
③ 芭蕉を訪ねて俳句コンクールの実施
松尾芭蕉ゆかりの地を素材に、俳句コンクールを実施する
行政
④ 歴史博物館企画展の開催
歴史・文化に関する様々な企画展を開催する
53
施策項目⑶
公共交通機関との連携
大津の観光資源は広い市域に点在しており、誰もが効率的に安心して周遊できるには、
JR・私鉄・バス・タクシー・船舶等の公共交通機関の利用が欠かせません。各機関の連
携やその情報の共有により、来訪者のサービスの向上と周遊コースの広がりが生まれます。
「公共交通機関との連携」では、ネットワークの充実や交通のバリアフリー化に取り組
みます。
主な推進事業(概要)
① 観光情報の提供
主な実施主体
団体・行政
タクシーなどの交通機関に対し、時間別の観光ルート等の情報を提供する
② 定期観光バスの運行
事業者・団体・行政
周遊観光用の京都駅出発による定期観光バスを運行する
③ 浜大津パーク&ライド※の実施
事業者・行政
明日都浜大津公共駐車場または浜大津公共駐車場で車を駐車し、京阪電車の
1 日乗車券等を購入した人に1日駐車券を販売する
④ 大津市バス&電車乗り換えマップの作成、配布
公共交通総合案内マップを作成、配布する
市民・事業者・団体
行政
⑤ 交通バリアフリー※の推進
事業者・行政
大津駅周辺地区及び膳所駅周辺地区において、バリアフリー重点整備地区基
本構想に基づき交通バリアフリー化を一体的に推進する
⑥ 観光電車等の運行
事業者
ラッピングトレインやおでん de 電車などの観光電車を運行する
⑦ 使いやすく魅力のある乗車券の発売
事業者
誘客促進につながる乗車券を発売する
⑧ 駅での案内ツールの充実
事業者
来訪者に対する観光案内機能などを充実させる
⑨ レンタサイクルの充実
事業者・団体・行政
レンタサイクルを利用した二次交通の整備を図る
54
施策項目⑷
温泉の活用
来訪者動向調査においても、温泉は主要な旅行目的であるとの結果がでており、来訪者
をひきつける強みになっています。
また、非来訪者調査の結果からも、旅行の際に重要視するものとして上位にランクされ
ています。
「温泉の活用」では、
「温泉」をテーマに、癒やしの提供を意識した事業の展開や観光ル
ートの策定などに取り組みます。
主な推進事業(概要)
① おごと温泉観光公園の運営・活用
主な実施主体
市民・事業者・団体
天然のおごと温泉を利用し、雄琴における観光拠点施設を運営・活用する
② 温泉源泉の維持・管理
行政
事業者・行政
温泉の源泉について維持管理を行う
③ 【新】おごと温泉を活用した事業の検討・実施
※重点事業⑤(P.73に記載)
市民・事業者・団体
行政
④ 【新】びわ湖と温泉を活かしたウォーキング大会の実施<再掲>
市民・事業者・団体
行政
※重点事業⑥(P.73に記載)
行政
⑤ 【新】温泉施設整備への支援
温泉の施設整備への投資を支援するため、設備投資に係る資金の融資を受け
た者に対し、利子補給を行う
55
全体施策6
施策項目⑴
魅力を高める広域観光の推進
観光圏※整備事業の検討・実施
広域観光交流の取組みを基に、4者それぞれの既存事業の実績を分析して観光圏を整備
することは、アクションプラン推進の強化につながります。
「観光圏整備事業の検討・実施」では、観光圏の整備に向けて取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 観光圏整備の検討・実施
主な実施主体
事業者・団体・行政
隣接市等との観光圏整備を検討、実施する
施策項目⑵
近隣地域との広域観光交流の推進
観光先の決定は行政上の境界線に関係なく、関心の対象や情報量などによって決められ
ることを考えると、広域での連携が滞在の長期化、宿泊者の増加につながります。
「近隣地域との広域観光交流の推進」では、宿泊施設やびわ湖観光の玄関口である強み
を活かし、自然や歴史のつながりによる県域での一体的な情報の発信や、近隣都市との連
携に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 南びわ湖観光推進協議会との連携
主な実施主体
団体・行政
湖南地域の行政・団体の広域連携により情報発信等を行う
② 滋賀県、奈良市・京都市等との連携
事業者・団体・行政
※重点事業⑧(P.74に記載)
③ 広域観光ルートの策定・情報発信
事業者・団体・行政
広域での観光ルートや観光資源の情報発信など連携事業を実施する。(近江
歴史回廊、歴史街道など)
56
全体施策7
施策項目⑴
安全・安心な観光を楽しめる環境の充実
環境・景観の保全と形成
「もう一度行きたいまち」の条件には、まち全体の清潔さや統一感のあるまち並み、美
しい並木道等、景観が大きな要素になります。
「環境・景観の保全と形成」では、未来においても資源となる環境や景観について考え、
保全することに取り組みます。
主な推進事業(概要)
1 【新】眺望景観を活かした事業の推進
※重点事業④(P.72に記載)
主な実施主体
市民・事業者・団体
行政
2 景観形成実施計画の推進
坂本や堅田地区、さらには街道など歴史的に恵まれた地域において、特色あ
る歴史的建造物や街並みを保存し、活用するまちづくりを推進する
市民・行政
3 屋外広告物施策の推進
屋外広告物は、景観を構成する重要な要素であり、市民ボランティアや顕彰
制度など市民等との協働の取組を推進する中で、良好な景観形成を推進する
市民・行政
4 花と緑のまちづくり推進事業
花と緑に関する緑化啓発イベントを大津湖岸なぎさ公園等で開催する
団体・行政
5 周辺景観に整合した外観デザインの採用
市の施設を建設する際には、周辺景観に整合した外観デザインを採用するよ
うに努める
行政
6 市民会議を中心としたごみ減量運動
ごみ減量と資源再利用推進会議によるノーポイ街頭啓発運動や清掃活動を
実施する
市民・事業者・団体
行政
7 観光地等の清掃
事業者・団体・行政による観光地等の清掃活動を実施する
事業者・団体・行政
8 琵琶湖市民清掃
市民が主体となって実施する琵琶湖市民清掃を支援する
市民・事業者・団体
行政
9 河川愛護運動
市内の主な河川の年間清掃と花苗植え等の美化活動を支援する
市民・団体・行政
10 ヨシの保全
市民ヨシ刈りの実施及びヨシ保全に係る市民活動を支援する
市民・団体・行政
57
施策項目⑵
ユニバーサルデザイン※化の推進
観光交流には、小さな子どもからお年寄り、障害のある方、外国からの来訪者、一人旅
に家族・団体旅行など、誰もが安心して来訪でき、大津の魅力を存分に楽しめる快適な空
間が必要です。
「ユニバーサルデザイン化の推進」では、来訪者にとっても、住む人にとっても快適な
空間づくりに取り組みます。
主な推進事業(概要)
主な実施主体
① 観光基盤施設のユニバーサルデザイン化の推進
事業者・行政
観光トイレなど基盤施設のユニバーサルデザイン化を推進する
施策項目⑶
安全・安心対策の推進
旅先でのトラブルは、旅自体の印象を大きく左右します。
「安全・安心対策の推進」では、来訪者が安心して大津のまちで過ごせるよう、観光施
設等の衛生を確保し、健康危害発生の未然防止などについて取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 食品衛生関係施設の監視指導の実施
主な実施主体
行政
旅館、ホテル等における大規模な食中毒を予防するため、来訪者が増える行
楽シーズンに一斉監視を実施する
② 興行場、旅館等生活衛生営業関係施設の監視指導の実施
来訪者が多数入場される興行場や来訪者の宿泊場所となる旅館、ホテル等の
宿泊施設における衛生確保を図るため、行楽シーズン等を中心に一斉監視を
実施する
58
行政
施策項目⑷
観光施設の整備
来訪者が訪ねた先で快適に過ごすには、トイレや駐車場などの基盤施設が整備されてい
ることが大切です。また、利用したい施設の情報が容易に得られ、気持ちよく使えること
で心遣いを感じることができます。
「観光施設の整備」では、基盤施設の整備や情報提供の充実に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 比良山道標の維持・管理
主な実施主体
市民・団体・行政
比良山系の登山客の安全対策として道標の維持管理を行う
② 観光・公衆トイレの維持・管理
行政
観光・公衆トイレの維持管理を行う
③ 観光駐車場の維持・管理・活用
市民・事業者・団体
観光駐車場の維持管理を行い、活用する
行政
④ 温泉源泉の維持・管理
事業者・行政
温泉の源泉の維持管理を行う
⑤
観光地における市道の整備
行政
坂本や石山地区などの観光地における市道の整備・維持管理を行う
59
全体施策8
施策項目⑴
情報発信力の強化
情報収集・整理
旬で豊富な情報を効果的な方法で発信することは、来訪者の興味をより高めることにつ
ながります。
「情報収集・整理」では、情報の一元化と共有により、4者がそれぞれの個性とツール
を駆使し、収集と発信の環境整備に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 観光協会情報交換会の開催
主な実施主体
団体・行政
※重点事業③(P.79に記載)
② PRポスター・パンフレットの作成
市民・事業者・団体
ポスター・パンフレットを作成し情報発信を行う
施策項目⑵
行政
IT活用の推進
来訪者が利用する情報媒体の1位は「インターネット」でした。
一元化した情報を、旅の準備、来訪途中、帰宅後の振り返り、再来訪の誘いと、各段階
において適切で手軽に活用できることが求められています。
「IT活用の推進」では、情報技術の著しい進捗に対応した情報提供のツール開発・充
実に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 【新】おもてなし情報の発信と情報収集
主な実施主体
市民・事業者・団体
※重点事業①(P.77に記載)
行政
② 【新】旅ブログによる観光情報発信
市民・事業者・団体
※重点事業②(P.77に記載)
行政
③ ホームページの掲載
市民・事業者・団体
インターネット、ホームページを充実させ情報発信を行う
④ メール配信システムの運営
行政
行政
申込のあった人に必要な情報(不審者、災害、検診、猿出没等)を発信する
60
施策項目⑶
観光事業者の情報提供・相談機能の強化
広い市域を周遊する来訪者にとっては、観光案内所のほかにも安心して相談できる場所
があることが理想です。立ち寄ったお店や街角などでの出会いを通じての口コミ情報は、
活字による情報とは異なる効果があると同時に、そのこと自体が観光資源となります。
「観光事業者の情報提供・相談機能の強化」では、観光事業者などの窓口における情報
提供や相談機能の充実に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① まちなか観光案内所の設置
主な実施主体
事業者・行政
まちなかで気軽に情報が得られるよう、まちなか観光案内所を設置する
② 観光案内所の維持・管理・運営
団体・行政
観光案内所を管理・運営する
③ 観光案内板の維持・管理・整備
事業者・行政
観光案内板の管理と整備を行う
施策項目⑷
メディアへの情報発信
各種観光情報誌やテレビ・ラジオ・新聞などのメディアは、全国に向けて広く情報を発
信できるツールです。
「メディアへの情報発信」では、情報発信に工夫を凝らし、メディアを最大限に活用し
たタイムリーな対応に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① メディアへの情報提供
主な実施主体
事業者・団体・行政
新聞等での観光情報の露出を高めるためパブリシティへの情報提供を行う
② 市広報番組の制作
団体・行政
市政・観光情報をテレビ番組、ラジオ番組で紹介する
③ 市政記者への情報提供
市民・事業者・団体
イベントや観光関連情報などを市政記者へ提供し、情報発信を行う
④ びわ湖毎日マラソンの活用
行政
事業者・団体・行政
テレビ放映の機会を活用して大津の観光PRを行う
61
施策項目⑸
物産宣伝活動の充実
「訪れた思い出に・・・」と購入するお菓子、特産品、工芸品、雑貨などのお土産は、
大津での滞在を豊かなものにするとともに、まちのイメージとして記憶に残る重要な要
素です。
「物産宣伝活動の充実」では、新たな視点を取り入れた物産宣伝活動に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 物産キャンペーンの実施
主な実施主体
事業者・団体・行政
大都市などで、物産の販路開拓に向けたキャンペーンを行う
62
全体施策9
施策項目⑴
集客交流のための誘致活動推進
大型コンベンション※の誘致
大津は、コンベンションの開催を受け入れ可能な会場や来訪者の宿泊施設に恵まれてお
り、誘致に有利な環境を有しています。
「大型コンベンションの誘致」では、多くの来訪者を迎え、アフターコンベンションを
満喫してもらうことで、大津のPRを行えるようにコンベンション誘致の環境整備と誘致
活動に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① コンベンション開催補助金制度の検討
主な実施主体
行政
コンベンション誘致に向けた補助制度を検討する
施策項目⑵
教育旅行の誘致
環境教育に最適な自然要件を備え、京都・奈良に次ぐ文化財にも恵まれた大津は、教育
旅行に適したまちです。新たな体験型学習などを盛り込むことにより、満足度の高い学習
プログラムになります。
「教育旅行の誘致」では、大人になった時の再来訪を誘うような修学旅行プログラムの
創出と誘致活動に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 教育旅行の誘致
主な実施主体
事業者・団体・行政
教育旅行誘致について連携して事業を実施する
63
施策項目⑶
スポーツイベントの誘致
全国大会規模のスポーツ大会などを開催することは、選手や応援の家族、観覧者など、
多くの来訪者を迎えることができます。また、本来の目的時間以上の滞在によって、活発
な観光交流が可能となります。
「スポーツイベントの誘致」では、話題性があり、全国の人々との交流が図れる機会と
なるスポーツ大会などの開催に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① びわ湖大津リレーマラソンの開催
主な実施主体
事業者・団体・行政
「健康」と「大津の魅力度アップ」をテーマにリレーマラソンを開催する
② びわ湖毎日マラソンの開催
市民・事業者・団体
全国規模のスポーツ大会としてびわ湖毎日マラソンを開催する
③ 朝日レガッタの開催
行政
市民・事業者・行政
全国規模のスポーツ大会として朝日レガッタを開催する
④ チャレンジ比良登山大会の実施
市民・事業者・団体
関西圏からの来訪者を迎え入れる大会として、登山大会を開催する
5びわ ⑤ びわ湖レイクサイドマラソンの開催
行政
市民・事業者・団体
市民参加型のロードレースを開催する
行政
⑥ 【新】比叡山ヒルクライム大会の開催
市民・事業者・団体
全国規模のスポーツ大会として比叡山ヒルクライム大会を開催する
⑦ 【新】びわ湖と温泉を活かしたウォーキング大会の実施<再掲>
行政
市民・事業者・団体
行政
※重点事業⑥(P.73に記載)
64
施策項目⑷
映画・テレビのロケーションの誘致
映画やテレビの画面から発信される大津は、季節・時間・距離感など最良のアングルで
全国・世界の人々に届けられます。来訪者は、物語の舞台としての風景と時空を超えた現
地の風景との、一度で二度の楽しみを得ることができます。
「映画・テレビのロケーションの誘致」では、大津の知名度アップと集客力の強化を図
るため、ロケ地誘致の推進と積極的な受入れに取り組みます。
主な推進事業(概要)
① ロケ地情報の収集・管理
主な実施主体
団体・行政
映画・テレビでのロケ誘致支援に向けてロケ地情報の収集管理を行う
② 映画・テレビのロケーションの誘致・受入
事業者・団体・行政
映画・テレビのロケーション誘致について連携して事業を実施する
施策項目⑸
プロモーション、キャンペーン※の実施
「大津に行きたい」と心かきたてられるプロモーションやキャンペーンの実施には、短
時間でインパクトのある方法で魅力を届ける工夫が必要になります。
「プロモーション、キャンペーンの実施」では、来訪者誘致に向け、一度聞いたら忘れ
られないような手法の検討などに取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 大津市観光キャラクター「おおつ光ルくん」の活用<再掲>
来訪者の誘客や大津への愛着を育てるため、イベントや各種プロモーショ
主な実施主体
市民・事業者・団体
行政
ン、キャンペーン等で活用を図る(看板製作・着ぐるみ活用など)
② 大都市観光キャンペーンの実施
首都圏等での誘客促進に向けて、街頭キャンペーンをはじめエージェント※
事業者・団体・行政
等への観光情報発信を行う
③ 観光大使の活動<再掲>
市民・団体・行政
大津のすばらしさを発信する観光大使を市民から選び、イメージ
アップに取り組む
65
全体施策 10
施策項目⑴
外国人来訪者への対応強化
人材育成の推進
言語や文化の異なる世界の人への、「おもてなし力」を高めることはとても難しいこと
ですが、日本の良さにふれ、訪れた先々で人々と交流できることに大きな感動を覚えます。
「人材育成の推進」では、異文化を理解し、交流の輪を広げることができるような人材
の育成に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 「びわ湖大津の語り部」の登録・育成<再掲>
留学生・在住外国人を活用した「外国人来訪者向けガイド」の設定により
主な実施主体
市民・事業者・団体
行政
対応
※重点事業②(P.71に記載)
施策項目⑵
受入体制の整備
外国からの来訪者が安心・安全に大津の旅を楽しみ、満足感をもって旅行目的を叶え、
再来訪の思いを誘うには受入体制の整備が重要です。
「受入体制の整備」では、案内標識やメニューなどの多言語表記、通訳ガイドの充実な
どに取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 観光案内板等の外国語表記
主な実施主体
事業者・団体・行政
観光案内板等の外国語表記を推進する
② 【新】多言語コールセンター事業への参画
事業者・行政
※重点事業④(P.71に記載)
66
施策項目⑶
情報発信の強化
日本訪問をめざして情報を求める世界の人々に、
「大津に来たい」という思いを起こし
てもらうには、タイムリーで興味の高まる情報を提供する必要があります。
「情報発信の強化」では、インターネット環境の強化に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① ホームページの運営
主な実施主体
事業者・団体・行政
外国や国内の外国人に向けた情報発信用の外国語ホームページを運営する
施策項目⑷
誘致活動の推進
国際会議などは、各国からの多数の来訪者が一堂に集まる機会となるだけでなく、帰国
後のプライベートによる再来訪も期待できます。
「誘致活動の推進」では、現地でのキャンペーンや海外のエージェントなどへのプロモ
ーション活動など、誘致活動に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① インバウンド観光※の推進
主な実施主体
団体・行政
外国人来訪者の誘致事業を連携して実施する
施策項目⑸
外国人から見た魅力発見とメニュー・プログラムづくり
生活文化の異なる世界の人々にとって、日本の歴史、文化は大変興味深く、また私達の
あたり前の生活様式やまち並みについても不思議な魅力を感じるものになります。
「外国人から見た魅力発見とメニュー・プログラムづくり」では、在留外国人や留学生
の声を聞き、大津にしかない特徴の発掘とそれらを活用したコースの策定に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 観光戦略意見交換会議への参画
主な実施主体
市民・事業者・団体
留学生や在住外国人がメンバーとなって参画する
67
行政
全体施策 11
施策項目⑴
観光戦略に必要な基礎情報・推進体制の整備
各組織の連携強化
市内の観光協会や商工会議所等の団体・事業者が、個々の活動だけではなく、積極的で
有機的な連携を図ることが、観光ニーズの多様化に対応し、来訪者数の増加に結びついて
いきます。
また、観光交流の推進には、まちの総合力が重要となることから、庁内横断的な連携を
強化する必要があります。
「各組織の連携強化」では、4者の連携組織や庁内推進体制の整備に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① (公社)びわ湖大津観光協会の総括組織化
主な実施主体
事業者・団体・行政
※重点事業②(P.79に記載)
② 観光協会情報交換会の開催<再掲>
団体・行政
※重点事業③(P.79に記載)
③ 大津市観光交流推進本部会議の開催
行政
※重点事業⑤(P.79に記載)
施策項目⑵
観光戦略会議の設置
基本計画及びアクションプランの事業を着実に推進するため、4者それぞれの立場の強
みを最大限に活かして、課題を共有し、実施方法について協議・実行するための意見交換
会議の設置と運営に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 観光戦略意見交換会議の開催
主な実施主体
市民・事業者・団体
※重点事業④(P.79に記載)
行政
68
施策項目⑶
来訪者動向・アンケート調査の実施
基本計画の目標値を達成するには、各事業の成果の積み上げが重要であり、事業手法の
決定には、来訪者の観光行動やトレンドを的確に把握する必要があります。
「来訪者動向・アンケート調査の実施」では、主要な観光施設等の入込状況及び来訪目
的・情報源などについてのアンケート調査の実施と本市へ来訪したことが無い方を対象と
した調査、また関係者による結果と分析の共有、さらには、それらの公表に取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 来訪者動向調査、非来訪者調査の実施
主な実施主体
事業者・団体・行政
※重点事業①(P.78に記載)
② 観光入込客数の調査
事業者・団体・行政
観光施設やイベントなどへの観光入込客数を調査する
施策項目⑷
観光資源・情報の収集・管理
来訪者はもとより、観光交流の主体となる4者にとって、観光資源の情報が的確かつ迅
速に提供されることは、大津への関心を高め、観光戦略を立てる上で基盤となるものです。
「観光資源・情報の収集・管理」では、観光データベースの整理など、情報の充実に
取り組みます。
主な推進事業(概要)
① 【新】おもてなし情報の発信と情報収集<再掲>
※重点事業①(P.77に記載)
主な実施主体
市民・事業者・団体
行政
69
7 重点施策と具体的な事業
アクションプランの全体施策(具体的な事業)の中から、重点的に実施する事業です。
重点施策
(1)
「観光交流市民力」育成事業
① (仮称)
「おもてなし講座」の開催
② 「びわ湖大津の語り部」の登録・育成
③ (仮称)とっておきの「びわ湖百景」事業の実施
④ 多言語コールセンター事業への参画
(2)
「地域魅力連携力」発展事業
① 湖上観光ツアーの創出
② 地域資源を活かした事業の推進
③ 湖岸を活用した賑わいの創出
④ 眺望景観を活かした事業の推進
⑤ おごと温泉を活用した事業の検討・実施
⑥ びわ湖と温泉を活かしたウォーキング大会の実施
⑦ (仮称)びわ湖大津のおみやげ大集合の実施
⑧ 滋賀県、奈良市・京都市等との連携
⑨ 百人一首を活用した事業の実施
⑩ 戦国大津物語の実施
⑪ (仮称)びわ湖大津100物語の策定
⑫ 旧竹林院の整備・運営・活用
(3)
「おむかえ情報発信力」向上事業
① おもてなし情報の発信と情報収集
② 旅ブログによる観光情報発信
(4)
「観光交流推進力」強化事業
① 来訪者動向調査、非来訪者調査の実施
② (公社)びわ湖大津観光協会の総括組織化
③ 観光協会情報交換会の開催
④ 観光戦略意見交換会議の開催
⑤ 大津市観光交流推進本部の開催
太字(下線)・・・後期からの新規事業
70
重点施策(1)「観光交流市民力」育成事業
◆市民・事業者・団体・地域のおもてなしの力をレベルアップする
重点事業
目
①
(仮称) おもてなし講座の開催
②
「びわ湖大津の語り部」の登録・育成
③
(仮称) とっておきの「びわ湖百景」事業の実施
④
多言語コールセンター事業への参画
観光施設従事者やガイド等のおもてなし力を向上するととも
的
に、自然を活かした体験型観光のインストラクター等を養成する。
また、市民のおもてなしの心の醸成・向上のため、びわ湖の良
さを知り、学び、再発見する機会づくりを進める。
受け入れ体制の充実を図るため、外国人観光客が安全、安心に
滞在できる環境を整備する。
概
要
①
歴史、文化等を再認識する講座や体験型インストラクター養
成の研修会等を開催する。
②
観光ガイド、伝統芸能見学、体験型メニュー、環境ガイドな
ど、多種多様な語り部の登録・育成を行う。
③ 「びわ湖」のビューポイントとそれにまつわるエピソードを
広く公募し、「びわ湖」の良さの発見・再発見につなげる。
④
宿泊施設において外国人観光客が利用しやすいサービスを
行う。
主
体
【①講座】団体・事業者・行政【②語り部制度確立】団体・行政
【②ガイド】市民・事業者・団体・行政
【③百景】市民・事業者・団体・行政【④コールセンター運営】行政
平成 25 年度 ①「おもてなし講座」検討、②「語り部」登録開始
スケジュール
③(仮称)
「びわ湖百景」事業の検討
④「多言語コールセンター事業」への参画開始
平成 26 年度~ ①「おもてなし講座開催」、②「語り部」の育成、
③(仮称)
「びわ湖百景」事業の実施
71
重点施策(2)「地域魅力連携力」発展事業
◆個性あるまち毎の魅力を高め、まちとまちを結びあわせ、回遊性のある大津市を
つくる
重点事業
目
的
①
湖上観光ツアーの創出
②
地域資源を活かした事業の推進
③
湖岸を活用した賑わいの創出
④
眺望景観を活かした事業の推進
オンリーワンである「びわ湖」をテーマに、大津ならでは
の観光スタイルを確立する。
概
要
主
体
スケジュール
① 近隣自治体と連携した湖上観光ツアーなどを創出する。
② 湖辺の観光資源の活用方針を検討し、自然等を活かした事
業を推進する。
③ 大津港周辺などの湖岸を活かした、賑わいあるイベントを
実施する。
④ 眺望景観のあり方の検討を受け、びわ湖を見通せる景観を
アピールする事業を推進する。
【事業実施】市民・事業者・団体・行政
平成25年度~ ①湖上観光ツアーの実施
②湖辺の観光資源の活用について、民間活
力を誘導
平成25年度
③湖岸のイベントの検討
平成26年度~ ③湖岸のイベントの実施
④観光眺望点を設定し、観光ルート化を図
る
72
重点施策(2)「地域魅力連携力」発展事業
◆個性あるまち毎の魅力を高め、まちとまちを結びあわせ、回遊性のある大津市を
つくる
重点事業
目
的
⑤
おごと温泉を活用した事業の検討・実施
⑥
びわ湖と温泉を活かしたウォーキング大会の実施
⑦
(仮称)びわ湖大津のおみやげ大集合の実施
「温泉」や「食」をテーマに、大津ならではの観光スタイルを
確立する。
概
要
主
体
スケジュール
⑤
遊覧船とおごと温泉の連携についての各主体の役割分担
を明確にするとともに、おごと温泉を活用した事業につい
て、連携しながら検討・実施する。
⑥ おごと温泉を活用した全国的なウォーキングイベントを
実施する。
⑦ 大津の「食」の名物おみやげを一堂に介しPRする。
また、地産地消の取り組みや「食」のイベントを通じて
新たに開発された大津独自の「食」についても、あわせて
PRするなどの支援を行う。
【事業実施】市民・事業者・団体・行政
平成25年度~
⑤遊覧船とおごと温泉の連携についての
支援検討
⑥おごと温泉を活用したウォーキングイベ
ントの実施
⑦名物おみやげや新たな「食」のPRイベ
ントの実施
73
重点施策(2)「地域魅力連携力」発展事業
◆個性あるまち毎の魅力を高め、まちとまちを結びあわせ、回遊性のある大津市を
つくる
重点事業
目
⑧
滋賀県、奈良市・京都市等との連携
滋賀県や奈良市・京都市等と連携し、本市の魅力を発信
的
する。
概
要
主
体
スケジュール
⑧
滋賀県と連携し、県市の魅力を発信する事業を実施する。
また、
「みやこサミット」など、奈良市・京都市等との連
携を推進し、引き続き共通したテーマに向けた取り組みを行
う。
【事業実施】市民・事業者・団体・行政
平成25年度~
⑧滋賀県と連携した事業の実施、奈良
市・京都市と連携した「みやこサミッ
ト」等の実施
74
重点施策(2)「地域魅力連携力」発展事業
◆個性あるまち毎の魅力を高め、まちとまちを結びあわせ、回遊性のある大津市を
つくる
重点事業
目
的
⑨
百人一首を活用した事業の実施
⑩
戦国大津物語の実施
⑪
(仮称)びわ湖大津100物語の策定
百人一首や戦国にゆかりのある本市の魅力を発信する。
また、名所旧跡だけではなく、長い歴史を感じさせるまち並
みと人々の営みにふれる、大津にしかない物語を発信する。
概
要
主
体
スケジュール
⑨⑩ 各地域において開催される百人一首や戦国をテーマと
したイベント等の実施について支援する。
⑪
大津三大祭をはじめ、各地域に点在する観光資源を多種
多様なテーマで結び、物語性のある周遊ルートとして策
定する。
【事業実施】市民・事業者・団体・行政
平成25年度~
⑨⑩百人一首や戦国をテーマとした事
業の実施
平成26年度~ ⑪(仮称)びわ湖大津100物語の策定
75
重点施策(2)「地域魅力連携力」発展事業
◆個性あるまち毎の魅力を高め、まちとまちを結びあわせ、回遊性のある大津市を
つくる
重点事業
⑫
旧竹林院の整備・運営・活用
歴史や文化、びわ湖を感じることのできるまち歩きや
目 的
周遊観光における拠点施設の整備を進める。
概
要
⑫
主
体
【施設整備】行政 【運営・活用】市民・事業者・団体・行政
スケジュール
旧竹林院を整備・運営・活用する。
平成25年度~ ⑫旧竹林院の改修工事の実施(~26年度)
平成27年度~ ⑫旧竹林院の運営・活用
76
重点施策(3)「おむかえ情報発信力」向上事業
◆市内外へ向けて戦略的な観光交流情報を発信し、集客力を向上させる
重点事業
目
①
おもてなし情報の発信と情報収集
②
旅ブログによる観光情報発信
インターネットや携帯電話を利用した情報発信ツールを
的
活用して、情報発信力を強化する。
概
要
主
体
①
IT活用の充実により、大津の魅力発信力を強化する。
また、ITの活用により、情報収集が容易になることで、
得られた情報を迅速に分析し、観光動向に対応する「新
たな観光資源の開発」や各事業に反映するなど、情報の
フィードバックを充実する。
② 旅ブログ等による本市の魅力を発信する。
【制度運営】団体・行政
【制度利用】市民・事業者・団体・行政
スケジュール
平成25年度
①観光ホームページについて調査・研究
②旅ブログ等による情報発信の開始
平成26年度~ ①観光ホームページのリニューアル
77
重点施策(4)「観光交流推進力」強化事業
◆市民・事業者・団体・行政協働での観光交流活動を円滑・効果的に推進する
重点事業
目
的
①
来訪者動向調査、非来訪者調査の実施
観光行動の現状を的確なに把握し、多様な観光ニーズに対
応した戦略を展開するため、来訪者動向調査及び非来訪者調
査を実施し、データを収集・分析する。
概
要
①
主
体
【動向調査】事業者・団体・行政
スケジュール
来訪者、非来訪者の観光動向調査を実施する。
平成26年度
①来訪者動向調査、非来訪者調査の実施
平成27年度~ 平成29年度以降の大津市観光交流基本計画
の策定作業に調査結果を活用
78
重点施策(4)「観光交流推進力」強化事業
◆市民・事業者・団体・行政協働での観光交流活動を円滑・効果的に推進する
重点事業
目
的
②
③
④
⑤
(公社)びわ湖大津観光協会の総括組織化
観光協会情報交換会の開催
観光戦略意見交換会議の開催
大津市観光交流推進本部会議の開催
観光交流推進の担い手である市民、事業者、団体及び行政が情報
や戦略目標を共有し、それぞれの役割分担を明確にすることにより、
観光交流に関わる取り組みやその成果を的確に把握することができ
る。それに必要な連携体制を充実していく。
概
要
②市民・事業者・行政各主体の働きを有機的・効果的に発揮させる
ネットワークの母体としての総括組織化に向けて協議・検討を行
う。
③市内の観光協会の情報交換を行い、連携を強化するために開催し
ている会議を継続する。
④4者が連携・協力して観光交流が推進できるように、各主体が参
画して、情報交流、意見交換、事業の計画・実施・調整を行って
いる会議を継続する。
⑤観光交流の効果的な推進には、観光振興の所属だけではなく部局
横断的な視点や取組みが必要であり、庁内推進本部会議を継続す
る。
主
体
【②総括組織化】事業者・団体・行政 【③情報交換会】団体・行政
【④戦略会議】市民・事業者・団体・行政 【⑤推進本部】行政
スケジュール
平成25年度~
②総括組織化に向けた協議・検討
③情報交換会の開催、④戦略会議の開催、
⑤推進本部会議の開催
79
8
語
用語解説
句
QRコード
説
明
2次元コードの一種。読み取りの速さと正確さや操作性の高さから広く普及した
バーコードよりも、さらに多くの情報量を記録できる。
アフターコン
会議や大会・博覧会などのコンベンション終了後に、会場を有する地域周辺で観
ベンション
光を楽しむこと。
インバウン
外国人の訪日旅行のこと。日本人が外国旅行することはアウトバウンド観光とい
ド観光
い、一般的に外貨獲得のためインバウンド観光が重視される。
エージェント
代理業者(旅行代理店)
。
エコツーリ
生態系や自然保護に配慮し、旅を通じて環境に対する理解を深めようという考え
ズム
方、またそのような旅のしかた。自然環境への負荷を極力抑え、自然と共生する
観光、地域の文化や歴史についても観光体験を通じて学ぼうとするもの。
大津百町
江戸時代、宿場町、港町、園城寺(三井寺)の門前町として栄えた大津町は、100
か町からなる町であったことから、
「大津百町」と呼ばれた。
観光圏
その地域の創意工夫を活かした取り組みにより観光振興を図っていこうとする
複数の自治体にまたがった地域。日本の観光立国推進に向けて、「観光圏の整備
による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律」に基づき、観光旅客の来訪
及び長期滞在を促進するため、国土交通省観光庁が認定した地域。
旧逢坂山隧
明治政府が日本の近代化を目指し進めた鉄道敷設により、1878(明治 11)年に
道
着工し、1年半後に完工、落成後間もなく大津-京都間の鉄道が開通した。大正
期の東海道線付け替え工事により廃止され、現在は内部を京都大学防災研究所逢
坂山観測所として利用されている。イギリス人の指導のもと、初めて日本人のみ
の手により施工された山岳トンネル工事史上に残る記念すべきものとして、鉄道
記念物に指定されている。
旧大津公会
昭和9年に大津公会堂として建設。その後、昭和 22 年には公民館として開館し
堂
た。当時、公民館としては日本で一番早い時期に開館したとされる。その後、社
会教育会館として大津市の社会教育の拠点として広く活用された。しかし、建物
の老朽化も著しく、改修の必要性が生じたため、歴史的に価値が高く、また中心
市街地において重要な位置に立地している本施設を活用するために耐震補強な
どを実施した上で、平成 22 年4月にリニューアルオープンする。
協働
市民・事業者・団体・行政が得意なところを持ち寄り、足りないところは補い合
って「みんなのため」の公共サービスを「みんなで支える」というまちづくりの
手法。
80
グリーンツ
都市住民が農山漁村に滞在し、地域の自然や景観、暮らし、文化、人々との交流
ーリズム
を楽しむ余暇活動のこと。
交通バリア
高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の利便性・安全性の向上に
フリー
向けて、駅、バスターミナル、鉄道車両、旅客施設や周辺道路、信号機等の社会
参加を困難にする障壁を除去する考え方。
コンベンシ
大会、総会、会議など。
ョン
産業遺産
産業界において活躍した遺物や遺産をいい、これも貴重な観光資源であるとし
産業観光
て、地域の光として発信しながら交流を図り、新たな地域文化を創出していく観
光戦略を産業観光という。
地産地消
主に農産物の分野などにおいて、地元で生産されたものを地元で消費すること。
伝統的建造
城下町、宿場町、港町、農漁村集落などの伝統的建造物群及びこれと一体にその
物群保存地
価値を形成している環境を保存するため、市町村条例及び都市計画法により定め
区
る伝統的建造物群保存地区のうち、市町村の申し出に基づき、同地区の区域の全
部又は一部で、我が国にとって、その価値が特に高いものとして文部科学大臣が
選定した地区。
パーク&ラ
自宅から自家用車で最寄の駅またはバス停まで行き、車を駐車させた後、バスや
イド
鉄道等の公共交通機関を利用して目的地に向かうこと。
百間堤
大津市大物に流れる四ツ子川左岸に築かれた巨大な石積み堤防。四ツ子川が急流
で、大雨のたびに下流集落に被害をもたらしたことから、南比良と大物の地元民
が 1852(嘉永5)年から5年8か月をかけて完成した。長さが百間(約 180 メ
ートル)あることから、この名がついた。
プロモーシ
観光宣伝活動。
ョン、キャ
ンペーン
ホスピタリ
来訪者を心からもてなすこと。
ティ
街並み博物
大津市歴史博物館から3つの商店街を経由し、寺町通りに至る延長約 1,650 メー
館通り
トルの通りで、曳山展示館やまちなか交流館のほか、三井寺をはじめとした由緒
ある神社仏閣や琵琶湖疏水など、史跡・建物が連なり、街並みを歩くことにより
歴史や文化に触れ合えることができる。
ユニバーサ
高齢であることや障害の有無などにかかわらず、あらゆる人々にとって快適な社
ルデザイン
会生活を実現するために、製品・建物・環境などをデザインすること。
81
発
行
大津市産業観光部観光振興課
〒520-8575 滋賀県大津市御陵町3番1号
TEL (077)528-2756 (直)
FAX (077)523-4053
E-mail
otsu1604@city.otsu.lg.jp
URL.
http://www.city.otsu.shiga.jp/
Fly UP