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平成21年度事業計画書及び平成20年度事業報告書

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平成21年度事業計画書及び平成20年度事業報告書
は
じ
め
に
本道経済は、平成20年夏までの全国的な景気回復の波に乗りきれないままに、9月の米国大
手金融会社の経営破綻に端を発した世界的な金融危機・景気後退の影響が加わり、一層厳しい状
況に置かれています。
このような中、北海道では、「経済活性化戦略ビジョン」や「地域経済活性化ビジョン」を踏
まえ、食や観光といった本道に優位性のある経営資源などを活用し地域経済の活性化に取り組む
とともに、本道経済を牽引する「新産業」と「ものづくり産業」の育成・集積の着実な推進に努
め、厚みと広がりのあるバランスのとれた経済・産業構造の実現を目指し、様々な施策を実施し
ています。
当場においては、大学や国、市町村、経済界をはじめ、地域の産業支援機関との連携を強化し、
研究分野の重点化を図りながら、道内経済の活性化や、自立型経済構造転換への実現に向けた研
究開発、技術支援、さらには技術情報の発信に取り組んでおり、道内企業の技術力の強化、新た
な産業の創出など道内経済の推進、発展に努めております。
平成21年度の事業として、研究開発事業では、「水を利用したマイクロ化学プロセスによる
道産資源の高機能化」、「人間親和型ICTシステム開発のためのインタラクティブインターフェイ
ス技術に関する研究」など、新規22課題、継続45課題の合計67課題を実施します。また、
バイオ燃料の製造技術の研究・実用化を目指し、国が推進する「地球温暖化防止対策推進事業」
にも参画するなど環境に配慮した新エネルギーの研究開発に取り組みます。
技術支援事業では、企業等に職員を派遣し、製品開発や技術力の向上を図る技術開発派遣指導
をはじめ、技術相談、技術指導、試験分析、設備機器の開放などを実施するとともに、技術開発
型インキュベーション事業による創業支援を実施します。合わせて、成果発表会・移動工業試験
場等の開催や、技術情報誌「北工試だより」等を通じて研究開発成果や技術支援成果など技術情
報の発信を行います。
平成20年度の実績としては、「道産加工食品の品質及び生産効率向上のための多品質対応型
水分含有量計測システムの開発」、「大規模農業に向けた走行安定化機能を搭載した高速農作業
機械の開発」、「使用済み乾電池から精製した酸化物を用いたアルミニウムリサイクルシステム
の開発」、「ナノインプリント法による高機能微細構造の創製と応用に関する研究」など99の研
究課題において、道内産業の技術力向上・強化に必要な研究開発成果が得られており、また、
「農
作業支援を目的とした移動量計測センサの開発」、「廃石膏を利用した複合汚染対策型不溶化剤
の開発」、「高感度磁気センサーを用いた小口径管の熱疲労割れ検出技術の開発」、「光造形技術
を活用した精密な実体歯科患者モデルの開発」などの研究課題で確立された技術を活用した実用
化・製品化が進展するなど技術支援成果が得られております。
当場では、北海道における工業技術行政の中核機関として、また、本道の産業技術力向上の牽
引役として、今後も研究開発や技術支援事業に努力して参りますので、多くの皆様の御利用をお
待ちするとともに、御意見、御要望をお寄せいただきますようお願いいたします。
平成21年5月
北海道立工業試験場長
尾
谷
賢
目
Ⅰ
概
次
要
1
沿革
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
2
組織
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
3
施設
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
Ⅱ
平成21年度事業計画
1 予
算
(1)平成20・21年度予算額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)平成20・21年度予算額内訳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
6
2 平成21年度事業概要
(1)研究開発等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)技術開発派遣指導事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)技術指導 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)依頼試験・設備使用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(5)技術開発型インキュベーション事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
8
9
9
10
3 研究開発
(1)研究課題一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)一般試験研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)重点領域特別研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)民間等共同研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(5)外部資金活用研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11
14
18
22
23
Ⅲ
平成20年度事業報告
1 研究開発
(1)研究課題一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)一般試験研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)重点領域特別研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)民間等共同研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(5)受託試験研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(6)外部資金活用研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 技術支援
(1)技術相談 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)技術開発派遣指導事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ア 派遣指導
イ 周辺関連技術指導
(3)技術指導 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 技術分野別指導実績
2 業種別指導企業数
3 技術支援分野別指導企業数
(4)依頼試験分析及び設備使用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(5)技術開発型インキュベーション事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3 人材育成
(1)講習会、研修会の開催 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)研修等に係る講師の派遣 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)研修生及びインターンシップの受入れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
29
33
41
46
52
53
66
68
70
72
72
73
75
78
4 技術情報
(1)発表会等の開催・出展 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ア 成果発表会
イ 移動工業試験場
ウ 展示会・紹介展
(2)情報の提供 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ア 刊行物一覧
イ メールマガジン
ウ 試験場報告
(ア)一般論文
(イ)研究ノート
エ 共同研究報告書
5 研究発表・知的財産権
(1)研究発表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ア 論文発表等
(ア)学術論文
(イ)機関誌・雑誌等への寄稿など
イ 口頭発表等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ア)学会発表等
(イ)その他の講演等
(2)知的財産権 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ア 特許権
イ 実用新案権
ウ 意匠権
(3)導入機器 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)技術審査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(5)視察・見学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(6)委員会委員などの委嘱 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(7)研究職員の研修 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ア 長期の研修
イ 短期の研修
79
81
85
87
100
102
102
102
103
109
1
沿
革
大正11年5月
12年4月
13年4月
昭和元年12月
2年4月
4年11月
8年4月
9年4月
11年4月
12年4月
14年2月
15年4月
16年4月
23年8月
24年9月
25年7月
25年10月
25年11月
28年4月
30年9月
33年4月
34年5月
35年11月
38年2月
45年4月
47年4月
48年5月
52年11月
61年4月
平成3年10月
4年2月
4年4月
4年10月
9年12月
10年4月
14年4月
16年4月
19年6月
農商務省から認可を受け、北海道工業試験場として設立される。
札幌郡琴似村に研究本館竣工。醸造及び窯業に関する試験・研究業務を開始する。
醸造部、窯業部、化学部、試験部、庶務課の4部1課となる。
内務省へ移管となる。
試験・研究業務の充実を図るため組織を改正し、発醸工業部、窯業工業部、化学工業
部、庶務課の3部1課となる。
繊維工業部、有用鉱産物調査部を増設し、5部1課となる。
有用鉱産物調査部を資源調査部に名称変更する。
窯業工業部に木工芸試験を加え、工芸部に名称変更する。
製糖工業部を増設し、6部1課となる。
金属工業部を増設し、7部1課となる。
繊維工業部に皮革試験を加え、繊維皮革工業部に名称変更する。
冶金工業部、機械工業部を増設し、9部1課となる。
機構改正により、化学工業試験部、重工業試験部、住宅改善試験部、資源調査部、庶
務課の4部1課となる。
資源調査部が商工省へ移管し、工業技術院地質調査北海道支所となり、3部1課とな
る。
北海道費に移管となり、北海道立工業試験場となる。
機構改正により、総務部、化学工業部、機械金属部、工芸部、食品発酵部、建築部の
6部となる。
江別市元野幌に、工芸部窯業分室を開設する。
旧日本人造石油株式会社留萌事業所の研究施設を買収し、支場として燃料工業試験部
門を拡充する。
留萌支場を廃止し、本場に燃料工業部を増設し、7部となる。
道立寒地建築研究所の設立に伴い、建築部が移管され、6部となる。
窯業分室を工芸部から分離し、野幌窯業分場として発足。機械金属部の選鉱精錬業務
を選鉱精錬部として分離独立し、7部1分場となる。
分析業務の一元化を図るため、分析研究室を新設し、7部1室1分場となる。
総務部に工業技術相談室を設置し、技術指導、依頼試験業務、普及指導事業などの一
元化を図る。
旭川市立木工芸指導所内に工芸部旭川分室を開設し、7部1室1分場1分室となる。
工業技術の進歩及び社会的技術要請に対処するための機構改正を行い、総務部、化学
工業部、機械金属部、工芸部、製品技術部、工業装置部、ラジオアイソトープ研究室、
野幌窯業分場、旭川分室の6部1室1分場1分室となる。
工芸部旭川分室を廃止し、6部1室1分場となる。
機械金属部の拡充を図り、1科増設。製品技術部を、包装・食品部に名称変更する。
札幌市北区北19条西11丁目(現在地)に新築移転する。
技術革新の進展に対応し、試験研究及び技術指導の体制強化を図るための機構改正を
行い、総務部、化学技術部(野幌分場を併設)、機械金属部、工芸部、資源エネルギ
ー部、食品部、電子応用部、企画情報室の7部1室となる。
技術指導業務を拡充強化するため、工業技術指導センターを設置する。これに伴い企
画情報室を廃止し、総務部を企画調整部に名称変更し、7部1センターとなる。
道立食品加工研究センターの設立に伴い、食品部が移管され、6部1センターとなる。
工芸部を産業デザイン部に名称変更する。
工業技術指導センターの拡充を図り、1科を増設する。
特許情報提供等の業務を拡充強化するため、企画調整部企画課内に北海道知的所有権
センターを開所する。
機械金属部及び電子応用部の拡充を図り、各1科を増設する。
機構改正により、企画調整部、情報システム部、環境エネルギー部、材料技術部、製
品技術部及び技術支援センターの5部1センターとなる。
産学官連携及び新事業・新産業の創出支援などの取り組みを強化するため、研究参事
を設置。
研究参事の下に研究主幹及び主査を配置。
-1-
2
組
(1)
織
機
構
図
-平成21年4月現在の組織図-
総 務 係
総 務 課
主査(調整)
研究企画係
企画調整課
主査(研究調整)
主査(連携研究)
研究主幹
主査(技術連携支援)
情報通信科
電子システム科
計測情報科
機械システム科
エネルギー技術科
環境システム科
生物資源応用科
分析応用科
高分子材料科
材料化学科
セラミックス技術科
金属材料科
精密加工科
デザイン開発科
人間情報応用科
生産システム科
製造技術科
企画調整部
研究参事
場
情報システム部
長
環境エネルギー部
材料技術部
製品技術部
【技術支援センター】
技術支援センター所長
技術支援課
副 所 長
技術支援係
技術情報係
研究支援第一科
研究支援第二科
研究支援第三科
研究支援第四科
(2) 職 員 の 配 置
行 政 職
場
研 究 職
一般職非常勤 再雇用(フルタイム) 再雇用(ハーフタイム)
計
長
1
1
センター所長
1
1
企 画 調 整 部
研
究
参
10
事
2
1
1
14
2
2
情報システム部
14
14
環境エネルギー部
15
3 (研究職3)
18
材 料 技 術 部
1
17
18
製 品 技 術 部
2
13
15
技術支援センター
5
14
1
計
18
79
2
-2-
3
7 (研究職4)
27
8
110
3
施
設
(1) 所 在 地
ア 本
場
〒060-0819 札幌市北区北19条西11丁目1番地
TEL(011)747-2321
FAX(011)726-4057
イ 材料技術部セラミックス技術科(野幌分場)
〒069-0817 江別市野幌代々木町76番地
TEL(011)382-2704
FAX(011)382-0189
(2) 庁舎の敷地・建物面積
名
称
敷
地
面 積(㎡)
延 床 面 積(㎡)
本
場
材料技術部セラミックス技術科
(野幌分場)
15,757.30
10,898.96
8,875.70
979.71
計
26,656.26
9,855.41
(3) 庁舎建物の内容
ア 本
場
名
研
試
プ
鉄
称
究
験
レ ハ ブ 倉
く
ず
置
構
棟
棟
庫
場
造
鉄筋コンクリート造、3階一部4階建
鉄筋造、一部2階建
プレハブ造、平屋建、2棟
コンクリートブロック造、平屋建
計
延 床 面 積(㎡)
4,962.44
3,705.57
197.37
10.32
8,875.70
イ 材料技術部セラミックス技術科(野幌分場)
名
事
試
受
倉
原
受
粉
称
務
験
工
電
料
倉
電
砕
構
所
場
室
庫
庫
室
室
造
木造、平屋建
木造、レンガ
及びセラミックブロック造平屋建
木造、平屋建
木造、平屋建
プレハブ造、平屋建
プレハブ造、平屋建
プレハブ造、平屋建
計
延 床 面 積(㎡)
124.23
719.73
9.91
33.05
33.05
20.00
39.74
979.71
-3-
1
予
算
工業試験場の平成21年度予算総額は2億5,700万円です。
当場では、多様化、高度化する技術ニーズ等に的確に対応するため、試験研究、技術指導、技術情報の
提供等の事業を展開し、道内中小企業等への技術支援に取り組んでいます。
(1)
平成20・21年度予算額
事
業
科学技術振興費
名
21年度予算額
20年度予算額
(財源内訳)
(財源内訳)
136,623千円
129,741千円
証紙収入
証紙収入
10,235千円
国庫支出金
10,235千円
国庫支出金
2,500千円
諸収入
4,250千円
諸収入
49,782千円
一般財源
工業試験場費
33,273千円
一般財源
74,106千円
81,983千円
119,833千円
70,426千円
使用料及び手数料
使用料及び手数料
9,233千円
一般財源
計
9,232千円
一般財源
110,600千円
61,194千円
256,456千円
199,958千円
-5-
(2)
平成20・21年度予算額内訳
事
1
業
名
重点領域特別研究費
21年度予算額
20年度予算額
(財源内訳)
(財源内訳)
42,173千円
48,597千円
一般財源
科 2
一般試験研究費
一般財源
42,173千円
48,597千円
16,683千円
17,939千円
一般財源
一般財源
16,683千円
17,939千円
学
3
民間等共同研究推進費
7,298千円
諸収入
1,800千円
諸収入
技
7,298千円
4
外部資金活用研究
術
30,433千円
国庫支出金
1,800千円
21,023千円
国庫支出金
2,500千円
諸収入
4,250千円
諸収入
27,933千円
16,773千円
振
5
受託試験研究費
0千円
諸収入
興
0千円
諸収入
0千円
6
依頼試験費
費
10,235千円
証紙収入
7
試験研究用備品整備費
0千円
10,235千円
証紙収入
10,235千円
10,235千円
29,104千円
29,400千円
内
諸収入
諸収入
14,551千円
一般財源
訳
14,700千円
一般財源
14,553千円
8
研究職員国内研修事業費
697千円
一般財源
747千円
一般財源
697千円
-6-
14,700千円
747千円
事
1
業
名
維持管理費
工
21年度予算額
20年度予算額
(財源内訳)
(財源内訳)
106,055千円
一般財源
56,305千円
一般財源
106,055千円
56,305千円
業
2
技術指導費
2,461千円
2,647千円
試
一般財源
験
場 3
費
技術開発派遣指導事業費
一般財源
2,461千円
2,647千円
11,317千円
11,474千円
使用料及び手数料
使用料及び手数料
9,233千円
一般財源
2,084千円
-7-
9,232千円
一般財源
2,242千円
2
平成21年度事業概要
(1) 研究開発等
事
業 名
目
的
事業の概要
試験研究費(企画振興部予算計上)(道単委託
昭和43~)
道内中小企業等の技術ニーズや技術革新の進展に的確に対応するため、基盤技術の蓄
積や先端技術の導入等に必要な試験研究を推進するとともに、産学官連携や民間等との
共同研究により事業化・実用化に結びつく研究開発を実施するほか、試験研究等に必要
な備品の整備を図る。
1
一般試験研究費
道内中小企業等の技術ニーズや技術革新の進展に的確に対応するため、基盤技術の
蓄積、先端技術の導入や蓄積した技術の上に立った事業化・実用化技術の開発等を推
進する上で必要とされる試験研究等を実施する。
2 重点領域特別研究費
平成21年度道立試験研究機関研究開発方針に示されている重点的に取り組む研究開
発に対応する事業化・実用化に結びつく試験研究を産学官の連携等により実施する。
3 民間等共同研究費
民間企業等と連携し、それぞれのノウハウを持ち寄り相乗的な研究成果を得るため
北海道共同研究規程に基づき共同研究を実施する。
4 外部資金活用研究費
競争原理と成果主義に基づき財団等が公募方式により実施する研究開発制度を積極
的に活用し、本道の研究活動の活性化を図る試験研究等を実施する。
5 受託試験研究費
道の施策や行政ニーズを踏まえ、企業等からの委託を受けて、当場が研究開発を行
うことにより、その成果が地域経済の発展や道民生活の向上に資する試験研究等を実
施する。
6 試験研究用備品整備費
施策の推進を図るべく実施する試験研究に必要な備品を整備・更新する。
担 当 課 係 工業試験場企画調整部企画調整課研究企画係
(011-747-2339)
(2) 技術開発派遣指導事業
事
業 名
技 術 開 発 派 遣 指 導 事 業 費 (道単 平成3~)
目
的
中小企業者等が行う技術開発を支援するため、技術支援センターの研究職員を中長期
間、企業や地域の中核的試験研究機関に派遣し、技術指導を行う。
事業の概要
1 派遣指導の対象者
(1)道内に主たる事務所又は事業所を有する中小企業者等
(2)地方公共団体又は公益法人等(第三セクターを含む。)が運営し、地域の技術開発
拠点として広域的に利用されている試験研究機関
2 派遣指導の対象となる技術開発
新製品・新技術の開発や生産工程の改善などに関する開発で、技術指導の日数が20
日を超えるもの
3 派遣指導期間及び指導手数料
(1)原則3か月以内(延長可能)
(2)指導を行う日1日につき15,200円
担 当 課 係 工業試験場技術支援センター技術支援課技術支援係 (011-747-2347)
-8-
(3) 技術指導
事
業 名
目
的
事業の概要
技
術
指
導
費
(道単
昭和2~)
道内企業の技術力の高度化を促進するため、工業試験場自らが先端技術分野における
研究領域の拡大を図り、これらの技術を技術指導、移動工業試験場及び講習会、研修会
を通じ技術移転を行う。また、多様化する技術情報や当場における研究成果を普及する
ため、成果発表会の開催や技術情報誌の発行を行う。
1
技術指導
道内企業等が抱える技術的課題の解決を図るため、研究職員の企業等への短期派遣
及び技術者の受け入れによる指導を随時行う。
2 移動工業試験場の開催
研究開発の成果と技術シーズを基に技術講習会、個別技術相談を企業・団体のニー
ズに合わせた効果的な組合せにより開催し、技術移転を促進するとともに、地域ニー
ズの把握に努める。
3 講習会、研修会の開催
道内中小企業者等に対し、技術に関する基礎的知識及び専門的知識を習得させるた
め、講習会、研修会を開催する。
4 成果の普及
研究開発や技術支援の成果を発表し、技術移転等の促進を図るため「成果発表会」
を開催するとともに、各種展示会への出展を通じ、成果品やパネルなどで当場の取り
組みを広く紹介する。
5 情報の提供
「北工試だより」など各種情報誌やホームページを通じ、技術情報を提供する。
担 当 課 係 工業試験場技術支援センター技術支援課技術支援係 (011-747-2347)
技術情報係 (011-747-2353・2354)
(4) 依頼試験・設備使用
事
業 名
目
的
事業の概要
担当課係
依
頼
試 験
費
(企画振興部予算計上) (道単
昭和2~)
中小企業等の製品開発等を支援するため、その依頼により試験・分析等の業務を行
う。また、工業試験場の設備機器等を開放し、企業の生産技術の向上を図るとともに、
新製品・新技術の開発を促進する。
1
事業対象
中小企業者及び各種団体等
2 事業内容
(1)依頼試験、分析等
中小企業等からの依頼による試験、分析、研究、調査、図案調整等の実施
(2)設備使用
工業試験場の設備機器の開放
3 手数料及び使用料
「北海道立工業試験場条例」及び 「北海道立工業試験場設備使用及び依頼試験分
析等に関する規則」に基づき、北海道収入証紙により納入
工業試験場技術支援センター技術支援課技術支援係 (011-747-2347)
-9-
(5) 技術開発型インキュベーション事業
事
業 名
技術開発型インキュベーション事業 (平成16~)
目
的
技術開発型の創業、第2創業等を目指す個人・企業を対象として、工業試験場がイン
キュベーションルームを貸与し、研究開発に必要な技術指導、機器・設備使用等の総合
的な支援を行うことにより、本道における新たな産業や事業の創出を図る。
事業の概要
1 入居対象者
(1)道内での新規創業をめざし、新たな製品開発に取り組む個人等
(2)新たな製品開発に取り組む創業まもない道内中小企業等
(3)新規事業分野展開のため、従来の事業製品と異なった新たな製品開発に取り組む道
内中小企業又は社内ベンチャーグループ等
(4)特定研究開発テーマで工業試験場と共同研究等を行い、新たな製品開発に取り組む
道内中小企業等
2 施設の概要
(1)部屋数:2室(面積:19.50㎡)
(2)入居期間:原則1年以内(最大3年まで延長可能)
(3)使用時間:原則月曜日から金曜日までの勤務時間内
担 当 課 係 工業試験場技術支援センター技術支援課技術支援係 (011-747-2347)
-10-
3 研究開発
(1) 研究課題一覧
情報システム部(22課題)
課
題
名
研究区分
実施年度
超解像処理を利用した画質改善技術に関する研究
一般研究
20~21
小径管検査ロボットの位置認識技術
一般研究
20~21
画像照合技術の高度応用に関する研究
一般研究
20~21
超高周波領域センシング技術に関する基礎的研究
一般研究
20~21
機械装置のリアルタイム制御シミュレーション技術に関する研究
一般研究
21~22
電力生成技術「エネルギーハーベスティング」に関する研究
一般研究
21~22
脱血処理による道産サケの高品質化と安定供給システムの開発
重点領域
20~22
大規模農業に向けた走行安定化機能を搭載した高速農作業機械の開発
重点領域
20~22
道産加工食品の品質および生産効率向上のための多品種対応型水分含有量
重点領域
20~21
針葉樹合板の節脱落防止自動処理装置の開発
重点領域
20~21
マダラ白子流通技術の高度化
重点領域
19~21
人間親和型ICTシステム開発のためのインタラクティブインタフェース技
重点領域
21~23
カラマツ大径材による建築用材生産技術の検討
重点領域
21~23
ダクテッドファン型飛翔体の飛行性能向上に関する研究
民間共研
20~21
サケ輸出促進のための品質評価システムの開発と放流技術の高度化
外部資金
19~21
機能安全対応自動車制御用プラットフォームの開発
外部資金
18~21
道産カラマツ材高付加価値利用のための格付け評価システムに関する技術
外部資金
20~21
外部資金
20~21
外部資金
21~23
食品、医薬品機能評価試験への応用に向けた小腸上皮組織分取装置の開発
外部資金
21
画像を用いた農作業向け車速計測センサの実用化
外部資金
21
積雪寒冷地用監視カメラシステムの構築
外部資金
21~22
計測システムの開発
術に関する研究
開発
近赤外分光イメージングによる食品の品質および安全性の同時モニタリン
グ技術の開発
リアルタイム分光イメージングによる食品の安全性モニタリングおよび通
電過熱による高効率殺菌技術の開発
-11-
環境エネルギー部(17課題)
課
題
名
研究区分
実施年度
除湿型放射冷暖房パネルの冷房能力評価に関する研究
バイオマス高度利用のための低分子化・可溶化処理技術に関する検討
地中採熱用熱交換器に関する研究
良質な産業用水確保のための地下水処理技術の開発
磁気冷凍技術を用いた冷凍・冷蔵システムに関する研究
小型燃料電池の寒冷地対策技術 (非公開)
廃電化製品からの有価金属の回収技術に関する研究
一般研究
一般研究
一般研究
一般研究
一般研究
一般研究
一般研究
20~22
20~22
20~21
20~21
21~22
21~22
21~22
水を利用したマイクロ化学プロセスによる道産資源の高機能化
重点領域
21~23
地中熱利用ヒートポンプシステムの効率向上に関する研究
定温小口輸送容器の開発
民間共研
民間共研
19~21
20~22
ナノスケール加工による水産物の品質保持・加工特性改善技術の開発
資源用トウモロコシを利用した大規模バイオエタノール製造拠点形成推進
事業
使用済みナトリウム-硫黄二次電池のリサイクルのためのナトリウム精製
技術開発および多硫化ナトリウムからの重金属吸着剤の開発
防腐剤(CCA)処理木材の自動判別方法および有効利用に関する研究
コンビナート型ヒトデ・トータル利用システムの開発
ライムケーキ由来高反応消石灰の製造と利用技術
牛乳熱利用氷畜熱ヒートポンプ給湯システムの開発
外部資金
外部資金
19~23
19~21
外部資金
20~24
外部資金
外部資金
外部資金
外部資金
20~22
20~22
20~21
21~22
研究区分
実施年度
バイオマスプラスチックの耐久性改良に関する研究
放電プラズマ焼結法によるタングステン低減硬質材料の開発
ホタテガイ由来タンパク質類の利用技術に関する研究
重金属を含むごみ溶融飛灰の処理システムの開発
層状粘土鉱物の層間利用技術の開発
プラズマによる高機能表面の創成技術
一般研究
一般研究
一般研究
一般研究
一般研究
一般研究
20~22
20~22
20~21
20~21
21~22
21~23
ナノインプリント法による高機能微細構造の創製と応用に関する研究
使用済み乾電池から精製した酸化物を用いたアルミニウムリサイクルシス
テムの開発
環境調和型延縄(はえなわ)用釣り針の開発
道内資源の使用量拡大を目指した建材開発と利用法に関する研究
重点領域
重点領域
20~22
20~21
重点領域
重点領域
19~21
21~23
寒冷地向け複合建材の開発
ガラスの組成変性技術開発 (非公開)
鋳造を用いた溶射皮膜との複合化によるごみ焼却炉用材料の開発
民間共研
民間共研
民間共研
20~21
20~22
21~22
鉛フリーはんだを用いたフローはんだ付け機器の損傷抑制技術の評価試験
方法に関する標準化
ヒト歯髄の神経・硬組織関連因子の解析と組織工学
高感度マルチチャンネル携帯型SPRバイオセンサの開発
外部資金
19~21
外部資金
外部資金
20~22
21~22
材料技術部(16課題)
課
題
名
-12-
製品技術部(12課題)
課
題
名
研究区分
実施年度
迅速鋳造プロセスのための高機能粉末RP成形技術の開発
重筋作業の負担を軽減する協調ハンドリング技術の研究
異樹脂造形を可能とするマルチ光造形システムの研究
パターン認識技術を用いた設備保全診断システムの開発
低温環境におけるストレスおよび作業性評価技術
高機能プレスによる球状黒鉛鋳鉄材の塑性加工技術の開発
一般研究
一般研究
一般研究
一般研究
一般研究
一般研究
20~21
20~21
20~21
19~21
21~22
21~22
中小製造業における戦略的デザイン活用支援ツールの開発
重点領域
19~21
耐久性に富んだ炭素繊維発熱体の開発と製品への応用
民間共研
20~22
圧力容器製造に適応するレーザ溶接の技術開発
ものづくりバードアイ技術者育成プロジェクト
身体的ストレス環境におけるリスクマネジメントのためのウェアラブル体
調モニターシステム開発
人間の座位バランス機能強化ツールの開発
外部資金
外部資金
外部資金
20~22
20~21
21
外部資金
21
注)平成21年度当初の研究区分ごとの課題数は、次のとおりである。
研
究
区
分
課 題 数
一般研究:一般試験研究費
25
(うち非公開1課題)
重点領域:重点領域特別研究費
13
民間共研:民間等共同研究費
7
(うち非公開1課題)
受託研究:受託試験研究費
0
外部資金:外部資金活用研究費
22
合
計
67
※一般研究(計25課題)のうち1課題及び民間共研(計7課題)のうち1課題は非公開のため、本「事業のあ
らまし」への掲載課題数は65課題
-13-
(2)
一般試験研究
課
題
超解像処理を利用した画質改善技術に関する研究
部
名
技術支援センター、情報システム部
者
飯島俊匡、髙橋裕之、橋場参生
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研概
安価なカメラで得られた低画質な画像を超解像処理などにより高画質化する技術を開発し、
究
高精細な画像計測・評価装置などへの応用や低コスト化を図る。
の要
課
題
小径管検査ロボットの位置認識技術
部
名
情報システム部
者
多田達実、鈴木慎一
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研概
ロボットに角速度センサ、3軸方向加速度センサおよび傾斜センサを内蔵し、それらの値と
究
ロボットの送り込み距離の情報から三次元土中位置を推定する技術を開発する。
の要
課
題
画像照合技術の高度応用に関する研究
部
名
技術支援センター、情報システム部
者
三田村智行、大村
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
功
研概
画像照合技術の実環境における利用を容易にするため、環境の変化に強い画像照合技術を搭
究
載した小型モジュール及び応用システムを開発する。
の要
課
題
超高周波領域センシング技術に関する基礎的研究
部
名
情報システム部
者
波
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
通隆、宮﨑俊之
研概
マイクロ波、ミリ波、テラヘルツ波などの超高周波を用い、一次産品を対象として非破壊に
究
よる成分分析の可能性を研究すると共に、装置化に関しての技術の構築・取得を行う。
の要
課
題
機械装置のリアルタイム制御シミュレーション技術に関する研究
部
名
情報システム部
者
浦池隆文、多田達実
担
当
研 究 期 間
平成21年度~平成22年度
研概
モデルベース設計手法の導入による機械装置開発の効率化と付加価値向上を図るため、仮想
究
空間上でのシステム性能評価を可能とするシミュレーション技術を開発する。
の要
-14-
課
題
電力生成技術「エネルギーハーベスティング」に関する研究
部
名
情報システム部
者
新井浩成、大村功、多田達実、浦池隆文
担
当
研 究 期 間
平成21年度~平成22年度
研概
振動などの運動エネルギーから効率良く電力を生成し、電子機器の電力源として活用するた
究
めに必要な省電力回路、機械構造などの各種設計・評価技術に関する研究を行う。
の要
課
題
除湿型放射冷暖房パネルの冷房能力評価に関する研究
部
名
環境エネルギー部、技術支援センター
者
富田和彦、白土博康、保科秀夫
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
研概
除湿型放射冷暖房パネルの新たな依頼試験項目の開設に向けた試験基準の作成を目指し、暖
究
房時の暖房能力、並びに冷房時における湿度、室温と冷水温度との温度差、およびパネル表面
の要 の濡れ性などの諸因子と除湿能力および冷房能力の関係を明らかにする。
課
題
バイオマス高度利用のための低分子化・可溶化処理技術に関する検討
部
名
環境エネルギー部
者
三津橋浩行、上出光志、北口敏弘、鎌田樹志、佐々木雄真、松嶋景一郞、浅野孝幸
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
研概
バイオマス変換プロセスの高速・高効率化に向けて、繊維質の多い農畜産廃棄物、草本類を
究
対象とし、発酵処理に適切な低級脂肪酸や糖類まで低分子化・可溶化する前処理方法を検討す
の要 る。
課
題
地中採熱用熱交換器に関する研究
部
名
環境エネルギー部
者
保科秀夫、岡喜秋、富田和彦、白土博康
担
当
研 究 期 間
平成20度~平成21年度
研概
地中熱利用ヒートポンプシステムで使用される地中熱交換器について、従来の方式や施工方
究
法についての相対的な地中採熱量データを蓄積し、従来よりも高効率で低コストな地中熱交換
の要 器や施工方法について検討する。
課
題
良質な産業用水確保のための地下水処理技術の開発
部
名
環境エネルギー部、材料技術部
者
浅野孝幸、三津橋浩行、鎌田樹志、佐々木雄真、齋藤隆之
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研概
フミン質等に起因する色度が高い地下水を対象に、触媒として遷移金属(マンガン、コバルト等)の
究
酸化物をコーティングした試作担体を用い、オゾンや塩素を供給し触媒表面に発生する活性化
の要 学種によりフミン質を効率的に酸化分解する色度処理方法を開発する。
-15-
課
題
磁気冷凍技術を用いた冷凍・冷蔵システムに関する研究
部
名
環境エネルギー部
者
平野繁樹、内山智幸、松嶋景一郎、浦
担
当
研 究 期 間
平成21年度~平成22年度
晴雄
研概
環境負荷の小さいノンフロン型の新しい冷凍技術である磁気冷凍技術についての基礎技術・
究
システム評価を通じて、農水産品等の冷凍・冷蔵施設への導入・置換へ向けた検討を行う。
の要
課
題
廃電化製品からの有価金属の回収技術に関する研究
部
名
環境エネルギー部、技術支援センター
者
富田恵一、若杉郷臣、内山智幸、長野伸泰、高橋 徹
担
当
研 究 期 間
平成21年度~平成22年度
研概
有価金属を含有する薄型テレビなどの廃電化製品を対象に、貴金属・レアメタル類の含有量
究
および物性・化学特性を調査し、各種物理・化学分離処理による有価金属回収技術に関する検
の要 討を行う。
課
題
バイオマスプラスチックの耐久性改良に関する研究
部
名
材料技術部
者
吉田昌充、大市貴志、可児 浩、山岸
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
暢、金野克美
研概
バイオマスプラスチックは、石油由来の汎用性プラスチックに比べ耐候性や耐熱性が劣り現
究
状では使用用途が限られているため、これら特性向上を目的に材料組成の検討を行う。
の要
課
題
放電プラズマ焼結法によるタングステン低減硬質材料の開発
部
名
材料技術部
者
中嶋快雄,宮腰康樹,高橋英徳,田中大之,工藤和彦,相山英明
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
研概
超硬合金は、原料としてタングステンの使用量の低減が望まれているため、放電プラズマ焼
究
結法により、原料の一部を炭化けい素等に置き換えた材料の開発について検討する。
の要
課
題
ホタテガイ由来タンパク質類の利用技術に関する研究
部
名
材料技術部、環境エネルギー部
者
可児
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
浩、山岸 暢、吉田昌充、内山智幸、長野伸泰、蓑嶋裕典、高橋
徹
研概
貝柱以外の部分の多くが産業廃棄物となっているホタテガイに含有されるタンパク質類の同
究
定、特性評価および各種の用途展開の検討を行い、ホタテガイの有効利用を図る。
の要
-16-
課
題
重金属を含むごみ溶融飛灰の処理システムの開発
部
名
技術支援センター、材料技術部、
環境エネルギー部
者
稲野浩行、板橋孝至、赤澤敏之、堀川弘善、富田恵一
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研概
ごみを溶融スラグ化するときに発生する溶融飛灰に含まれる、亜鉛、鉛などの重金属の化合
究
物形態をX線光電子分光分析などの手法で明らかにし、それを基に、処理システムを開発する。
の要
課
題
層状粘土鉱物の層間利用技術の開発
部
名
材料技術部
者
野村隆文、執行達弘、吉田憲司、橋本祐二、工藤和彦、板橋孝至、赤澤敏之
担
当
研 究 期 間
平成21度~平成22年度
研概
農業や食品加工分野で増加している無機多孔質材料の用途に対応するため、層状粘土鉱物の
究
層間制御技術を利用したミクロメソポア多孔体の作製条件を検討し、徐放性、吸着性材料への
の要 応用を図る。
課
題
プラズマによる高機能表面の創成技術
部
名
材料技術部
者
飯野潔、斎藤隆之、片山直樹、赤沼正信
担
当
研 究 期 間
平成21年度~平成23年度
研概
材料表面の接合性や清浄性を向上させる手法として、プラズマによる表面改質技術について
究
検討する。また、表面改質のための各種プラズマ条件(ガス種、流量、電圧、周波数等)の把握
の要 と評価手法の確立に取り組む。
課
題
迅速鋳造プロセスのための高機能粉末RP成形技術の開発
部
名
技術支援センター、材料技術部、
環境エネルギー部
者
戸羽篤也、稲野浩行、平野繁樹
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研概
粉末RP成形技術を利用して鋳型を製作する迅速鋳造プロセスの実用性を拡大するため、現
究
行の高温耐火性の低い粉末RP材料に替わるRP用高機能粉末を開発し、同プロセスによる鋳
の要 鉄品の鋳造への適用を試みる。
課
題
重筋作業の負担を軽減する協調ハンドリング技術の研究
部
名
製品技術部、技術支援センター
者
櫻庭洋平、畑沢賢一、戸羽篤也、中村勝男
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研概
人間と協調した運搬作業が可能なロボット制御を構築するため、人/ロボット協調動作プロ
究
グラムの自由度を拡張し、荷重分割制御の動作を検証する。また、長尺物の把持着脱動作で想
の要 定されるリスクに対する機構や制御による技術的安全手法の研究を行う。
-17-
課
題
異樹脂造形を可能とするマルチ光造形システムの研究
部
名
製品技術部
者
岩越睦郎、安田星季
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研概
PP、ABSライク、また、透明、耐熱性グレードといった樹脂造形のニーズに対応するために、
究
様々な樹脂の粘性調整機能や造形タンク内に使用する不燃性材料を検討し、外部樹脂供給式の
の要 X-Yロボットによるマルチ光造形システムの試作を行い、異樹脂同時造形を可能とする。
課
題
パターン認識技術を用いた設備保全診断システムの開発
部
名
製品技術部、技術支援センター
者
神生直敏、飯田憲一、畑沢賢一、鶴谷知洋
担
当
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
生産設備の振動波形データについて、波形情報を基にした異常診断システムを拡張し、複数
研概
物理量(振動、温度など)の波形データに基づき総合的に設備評価できるシステムを試作し、従
究
の要 来の診断方法との優位性を検証する。また、開発システムの別分野への適用について検討を進
める。
課
題
低温環境におけるストレスおよび作業性評価技術
部
名
製品技術部
者
中島康博、前田大輔、桑野晃希、吉成
担
当
研 究 期 間
平成21年度~平成22年度
哲
研概
低温環境にて人体の一部を局所的に加温・保温した状態で手指巧緻性テストおよびストレス
究
生理指標の計測を行い、作業性向上とストレス軽減を両立できる最適な加温・保温方法を検討
の要 する。
課
題
高機能プレスによる球状黒鉛鋳鉄材の塑性加工技術の開発
部
名
製品技術部、技術支援センター
者
鶴谷知洋、戸羽篤也、飯田憲一、畑沢賢一、三戸正道
担
当
研 究 期 間
平成21年度~平成22年度
研概
複雑形状を低コストで量産できる鋳造技術と、高精度な形状を低コストで量産できるプレス
究
加工技術を組み合わせた新しい加工法の確立を目的として、プレス加工可能な鋳鉄の開発と高
の要 機能プレス(サーボプレス)を用いて鋳鉄の最適な加工プロセスについて検討する。
(3)
重点領域特別研究
課
題
脱血処理による道産サケの高品質化と安定供給システムの開発
部
名
情報システム部
者
多田達実、鈴木慎一
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
釧路水産試験場
研概
脱血処理の優位性の検証と最適な脱血条件を確立するとともに、サケ定置漁船上で脱血を行
究
う装置の開発を行い、高品質で安定的にサケを供給するシステムを確立する。
の要
-18-
課
題
大規模農業に向けた走行安定化機能を搭載した高速農作業機械の開発
部
名
技術支援センター、情報システム部
者
中西洋介、浦池隆文、鈴木慎一、澤山一博
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
北海道大学、(独)北海道農業研究センター、企業2社
研概
大規模農場経営の生産性向上を目的として、高速走行時でも作業機の姿勢が一定で、振動の
究
少ない安定した農作業を行うための姿勢安定化・振動制御技術を開発する。
の要
課
題
道産加工食品の品質および生産効率向上のための多品種対応型水分含有量計測シ
ステムの開発
部
名
情報システム部、技術支援センター
者
本間稔規、飯島俊匡、髙橋裕之、澤山一博
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
北海道大学、企業3社 【協力機関】食品加工研究センター、企業2社
研概
加工食品において重要な管理項目である水分含有量を迅速かつ高精度に計測可能で、一台で
究
多品種に対応可能な、計測ヘッド部・データ解析部分離型のシステムを開発する。
の要
課
題
針葉樹合板の節脱落防止自動処理装置の開発
部
名
情報システム部、製品技術部、
技術支援センター
者
髙橋裕之、本間稔規、飯島俊匡、鎌田英博、戸羽篤也、安田星季
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
林産試験場、企業3社
研概
針葉樹合板の製造過程において、節部脱落を防止するための処理手法を確立し、工場内で実
究
用可能な自動処理装置を開発する。
の要
課
題
マダラ白子流通技術の高度化
部
名
情報システム部、環境エネルギー部
者
波 通隆、宮﨑俊之、堀 武司、吉川 毅、澤山一博、三津橋浩行、鎌田樹志、
佐々木雄真、内山智幸、松嶋景一郞、平野繁樹、蓑嶋裕典
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
網走水産試験場、企業1社
研概
マダラの雌雄の別が価格に反映されるように、マダラの雌雄判別技術を開発する。また、道
究
産マダラ白子の品質保持および白色化のために、白子の高品質化技術を開発する。
の要
-19-
課
題
人間親和型ICTシステム開発のためのインタラクティブインタフェース技術に関す
る研究
部
名
技術支援センター、情報システム部、
製品技術部
者
橋場参生、万城目聡、大村功、飯島俊匡、本間稔規、髙橋裕之
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成21年度~平成23年度
東京大学、企業3社
研概
音声や身振り手振り等を使った直感的に分かり易い方法でICT機器を操作可能にするインタ
究
フェース技術を研究開発し、健康福祉機器や生活関連機器への応用を図る。
の要
課
題
カラマツ大径材による建築用材生産技術の検討
部
名
情報システム部、技術支援センター
者
髙橋裕之、本間稔規、飯島俊匡
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成21年度~平成23年度
林産試験場、森林組合1団体、森林総研北海道支場、全国木工機械工業会
研概
カラマツ材を建築材としての活用幅をさらに広げることを目的として、大径材からの効率的
究
木取り方法の検討および木取りに合わせた最適乾燥方法の検討を行う。
の要
課
題
水を利用したマイクロ化学プロセスによる道産資源の高機能化
部
名
環境エネルギー部
者
松嶋景一郎、浦 晴雄、鎌田樹志、内山智幸、平野繁樹、蓑嶋裕典
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成21年度~平成23年度
網走水産試験場、食品加工研究センター、(独)産業技術総合研究所東北センター
天然資源・未利用資源の有効利用及び高機能化を目的に、環境調和型高効率反応システムで
研概
ある水利用マイクロ化学プロセスを構築し、調味料や機能性食品などの高付加価値食品及び化
究
の要 粧品や医薬品などで利用される糖・アミノ酸誘導体などのファインケミカル製品の開発を行
う。
課
題
ナノインプリント法による高機能微細構造の創製と応用に関する研究
部
名
材料技術部
者
片山直樹、田中大之、斎藤隆之、飯野
共同研究機関
北海道大学、兵庫県立大学、企業3社
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
潔、吉田昌充、赤沼正信
研概
ナノインプリント法による微細パターンの形成技術について検討する。加熱・押し付け・冷
究
却・離型等のプロセスの最適化、モールド(型)技術および光学部品や電子部品等への応用技術
の要 について取り組む。
-20-
課
題
使用済み乾電池から精製した酸化物を用いたアルミニウムリサイクルシステムの
開発
部
名
材料技術部、環境エネルギー部
者
高橋英徳、中嶋快雄、赤澤敏之、執行達弘、野村隆文、板橋孝至、
田中大之、工藤和彦、宮腰康樹、相山英明、高橋 徹
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~21年度
北見工業大学、北海道大学、北海道工業大学、企業3社
研概
使用済み乾電池から精製した酸化物粉末を用いた脱マグネシウム材を開発し、これを用いた
究
アルミニウムスクラップ材リサイクルプロセスを検討する。
の要
課
題
環境調和型延縄(はえなわ)用釣り針の開発
部
名
材料技術部
者
宮腰康樹、田中大之、相山英明、高橋英徳、中嶋快雄、片山直樹、
飯野潔、富田恵一
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
函館水産試験場、北海道大学、民間企業1社
研概
延縄漁業用釣り針は多くが使い捨てであるため,使用済み釣り針の処理コスト削減を目的に、
究
めっき素材及びめっき条件を検討し、耐食性、釣獲性能に優れた環境調和型釣り針を開発する。
の要
課
題
道内資源の使用量拡大を目指した建材開発と利用法に関する研究
部
名
材料技術部
者
工藤和彦、野村隆文、執行達弘、吉田憲司、斎藤隆之
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成21年度~平成23年度
北方建築総合研究所、林産試験場、企業6社
研概
建築資材の道産資源使用量を拡大させ、住宅における道産品の割合を高めることを目的とし
究
て、道内資源を活用した建材開発と利用法の提案を行う。
の要
課
題
中小製造業における戦略的デザイン活用支援ツールの開発
部
名
製品技術部
者
及川雅稔、日高青志、万城目聡
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
札幌市立大学、東北大学、北海道自動車短期大学
中小製造業の戦略的なデザインの活用促進や高付加価値製品の創出・ブランド確立を目的
研概
に、デザイン活用技術を取りまとめた「戦略的デザイン活用ガイド」、効果的なデザイン導入
究
の要 ・活用を支援する「デザインマネジメント支援ツール」を試作開発し、それらの有効性を検証
する。
-21-
(4)
民間等共同研究
課
題
ダクテッドファン型飛翔体の飛行性能向上に関する研究
部
名
情報システム部
者
鈴木慎一、浦池隆文、新井浩成
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
㈱植松電機
研概
円筒ダクト内に反転する二枚のプロペラを持つダクテッドファン型飛翔体の試作機を用い
究
て、飛行実験による飛行性能(飛行安定性、ペイロードの増加)の評価を行う。
の要
課
題
地中熱利用ヒートポンプシステムの効率向上に関する研究
部
名
環境エネルギー部
者
保科秀夫、岡喜秋
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
企業1社
研概
地中熱利用ヒートポンプシステムの設備費の低減やエネルギー効率(COP)の向上を目的とし、
究
システムの主な構成要素別に運転方法や制御方法などを詳細に検証し、最適な条件を確立する。
の要
課
題
定温小口輸送容器の開発
部
名
環境エネルギー部、材料技術部
者
白土博康、富田和彦、堀川弘善
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
企業1社
研概
医薬品、食料品等の品質保持を目的に、潜熱蓄熱材と断熱容器を組み合わせた定温小口輸送
究
容器の設計と開発を行う。また、蓄熱材について、物性の最適化に関する検討を行う。
の要
課
題
寒冷地向け複合建材の開発
部
名
材料技術部
者
大市貴志、吉田憲司、勝世敬一
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
企業1社
研概
木質素材に無機質粉粒体を複合化した新たな建築材料としての木質/無機質複合建材につい
究
て、耐凍結融解性能および耐燃焼性を向上させる製造条件を検討する。
の要
-22-
課
題
鋳造を用いた溶射皮膜との複合化によるごみ焼却炉用材料の開発
部
名
材料技術部
者
高橋英徳、戸羽篤也、鴨田秀一、田中大之、宮腰康樹、中嶋快雄、相山英明
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成21年度~平成22年度
荏原製作所、荏原エンジニアリングサービス
研概
高温耐食性に優れた火格子の開発、実用化のために、火格子を鋳造する際の溶湯の高熱を利
究
用して複合化する、いわゆる「鋳包み」による高温耐食性溶射皮膜の複合化を検討し、火格子
の要 の長寿命化および製造コスト低減を図る。
課
題
耐久性に富んだ炭素繊維発熱体の開発と製品への応用
部
名
製品技術部
者
岩越睦郎、安田星季
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
省電システム㈱、㈱ナカガワ工業
研概
炭素繊維を用いた耐久性(耐水、耐寒、耐熱等)のある発熱体を開発し、その発熱体を組み込
究
んだ屋外用融雪関連製品(雪庇除去等)及び室内暖房製品への応用を検討する。
の要
(5)
外部資金活用研究
課
題
サケ輸出促進のための品質評価システムの開発と放流技術の高度化
部
名
情報システム部
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
者
宮﨑俊之、波 通隆、吉川 毅、
堀 武司、澤山一博
委 託 機 関
(独)水産総合研究センター
担
当
共同研究機関
岩手県水産技術センター、網走水産試験場、東北大学、北海道大学、
北海道漁業協同組合連合会、(社)岩手県さけます増殖協会、企業1社
研概
サケ品質分析システムを開発し、得られた情報を付加した製品管理供給システムの構築によ
究
り日本産サケ資源の品質安定を図り、輸出価格アップ・輸出金額の増大を目指す。
の要
課
題
機能安全対応自動車制御用プラットフォームの開発
部
名
情報システム部
者
堀
担
当
共同研究機関
武司、奥田 篤、波
通隆
研 究 期 間
平成18年度~平成21年度
委 託 機 関
㈱ヴイッツ
名古屋大学、(独)産業技術総合研究所、名古屋市工業研究所、企業3社
研概
機能安全に関する国際規格IEC61508に対応した自動車制御用オペレーティングシステム及び
究
通信ミドルウェアの開発を行い、開発過程で得られたノウハウの普及展開を図る。
の要
-23-
課
題
道産カラマツ材高付加価値利用のための格付け評価システムに関する技術開発
部
名
情報システム部、技術支援センター
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
者
髙橋裕之、飯島俊匡
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
共同研究機関
九州大学、㈱サトウ
担
当
研概
カラマツ丸太を建築材料などの高付加価値利用として活用できるものを峻別して出荷するた
究
めの等級格付けシステム開発を目的とした技術開発を行う。
の要
課
題
近赤外分光イメージングによる食品の品質および安全性の同時モニタリング技術
の開発
部
名
情報システム部、技術支援センター
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
者
本間稔規、飯島俊匡、橋場参生、
髙橋裕之
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
北海道大学、企業1社
研概
食品の品質に関わる成分のモニタリングと、非金属破片や毛髪などの異物検出を同時に行う
究
近赤外分光イメージング装置およびデータ解析技術を開発する。
の要
課
題
リアルタイム分光イメージングによる食品の安全性モニタリング技術の開発
部
名
情報システム部、技術支援センター
研 究 期 間
平成21年度~平成23年度
者
本間稔規、飯島俊匡、橋場参生
髙橋裕之 、澤山一博
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
北海道大学、企業1社
研概
混入異物検出、劣化評価、さらに表示偽装防止のための品種判別など、食品の安全性を非破
究
壊、リアルタイムで評価する可視・近赤外分光イメージング技術を開発する。
の要
課
題
食品、医薬品機能評価試験への応用に向けた小腸上皮組織分取装置の開発
部
名
技術支援センター
研 究 期 間
平成21年度
者
中西洋介
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
北海道大学、企業1社
研概
食品栄養素や医薬品を吸収する機能単位である絨毛、陰窩等の小腸上皮組織を生きた状態で
究
効率的に分離、採取するための振動制御型分取装置を開発する。
の要
-24-
課
題
画像を用いた農作業機向け車速計測センサの実用化
部
名
情報システム部、技術支援センター
研 究 期 間
平成21年度
者
大村
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
功、三田村智行
東洋農機㈱
研概
農作業車両の移動量、速度を、高精度に安定して計測するセンサの実用化に向けた研究開発
究
を行い、農作業支援への応用展開を目指す。
の要
課
題
積雪寒冷地用監視カメラシステムの構築
部
名
技術支援センター、情報システム部
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
者
飯島俊匡、髙橋裕之
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
企業2社
研概
積雪寒冷地における産業廃棄物の埋立監視を行うため、埋立処理状況を自動監視するための
究
画像認識機能を有し、耐環境性に優れた監視カメラシステムの構築を図る。
の要
課
題
ナノスケール加工による水産物の品質保持・加工特性改善技術の開発
部
名
環境エネルギー部
研 究 期 間
平成19年度~平成23年度
者
内山智幸、鎌田樹志、松嶋景一郎、
平野繁樹、浦 晴雄
委 託 機 関
(独)農業食品産業技術総
合研究機構
担
当
共同研究機関
(独)水産総合研究センター中央水産研究所、網走水産試験場
研概
従来の魚介肉(すり身)とは異なる特性(消化吸収特性・乳化特性)を有する、鮮度の高い水産
究
系中間加工素材の開発に向け、水産資源を対象とする超微粉砕技術やタンパク質変性抑制技術
の要 の開発について検討する。
課
題
資源用トウモロコシを用いた大規模バイオエタノール製造拠点形成推進事業
部
名
環境エネルギー部
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
者
北口敏弘、三津橋浩行、上出光志、
山越幸康、岡 喜秋、鎌田樹志、
佐々木雄真、浅野孝幸
委 託 機 関
環境省
担
当
研概
バイオエタノール製造に関し、資源用トウモロコシの茎葉部について、機能性酵母による酵
究 素生産・セルロース糖化・エタノール発酵に適する前処理工程の検討及びエネルギー収支、
の要 CO2排出量などの観点からエタノール製造プロセスの最適化に関する検討を行う。
-25-
課
題
使用済みナトリウム-硫黄二次電池のリサイクルのためのナトリウム精製技術開発
および多硫化ナトリウムからの重金属吸着剤の開発
部
名
技術支援センター
研 究 期 間
平成20年度~平成24年度
者
若杉郷臣
委 託 機 関
(独)新エネルギー・産業
技術総合開発機構
担
当
共同研究機関
北海道大学
研概
使用済みナトリウム‐硫黄二次電池のリサイクルのため、ナトリウム電解精製装置の開発お
究
よび同電池内から回収される多硫化ナトリウムを原料とした重金属吸着剤の開発研究を行う。
の要
課
題
防腐剤(CCA)処理木材の自動判別方法および有効利用に関する研究
部
名
技術支援センター、環境エネルギー部
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
者
高橋
委 託 機 関
環境省
担
当
共同研究機関
徹、富田恵一、若杉郷臣
林産試験場、環境科学研究センター、北海道大学
研概
LIBS法を用いてCCA処理木材を高精度に判別する測定方法および測定条件について検討する。
究
また、CCA処理木材をバイオマス原料として有効利用するため、硫酸浸出法を用いた糖化によ
の要 る原料化、有害金属の除去および副産物の回収を行うリサイクルシステムを構築する。
課
題
コンビナート型ヒトデ・トータル利用システムの開発
部
名
環境エネルギー部
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
者
内山智幸、松嶋景一郎、平野繁樹、
浦 晴雄、三津橋浩行、鎌田樹志、
佐々木雄真、蓑嶋裕典
委 託 機 関
農林水産省
担
当
共同研究機関
釧路水産試験場、水産孵化場、北海道大学、丸共水産㈱、北海道三井化学㈱
研概
処理方法が問題となっているヒトデ骨片の最適な利用方法の研究、ヒトデ骨片を活用した高
究
付加価値製品の開発を目的とし、酵素分解後の骨片から,ろ過材の製造方法を検討し,最適な
の要 形状と使用方法を開発する。
課
題
ライムケーキ由来高反応消石灰の製造と利用技術
部
名
環境エネルギー部、技術支援センター
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
者
長野伸泰、 高橋 徹、 富田恵一、
若杉郷臣、 上出光志、 三津橋浩行、
佐々木雄真、 松嶋景一郎
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
北海道石灰化工㈱
研概
製糖工業から大量に発生するライムケーキを用いて、新たな製法により高い脱塩化水素・脱
究
二酸化イオウ性能を有する高反応排煙処理剤を安価に、かつ、容易に製造する技術を開発する。
の要
-26-
課
題
牛乳熱利用氷蓄熱ヒートポンプ給湯システムの開発
部
名
環境エネルギー部
研 究 期 間
平成21年度~平成22年度
者
保科秀夫、岡 喜秋、平野繁樹、
三津橋浩行
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
(財)釧路根室圏産業技術振興センター、(有)柳田電気
酪農牛舎で使用するボイラーの費用軽減を図るため、消費エネルギーの3倍以上の熱を出力
研概
するヒートポンプ、深夜電力、氷蓄熱システム、
、冬期間の夜間の寒冷外気に着目し、夜間は
究
の要 寒冷外気やヒートポンプで氷を作ると同時に温水を貯湯槽に貯め、昼間は氷で牛乳を冷却する
と同時に温水を供給するヒートポンプ給湯・蓄冷システムを開発する。
課
題
鉛フリーはんだを用いたフローはんだ付け機器の損傷抑制技術の評価試験方法に
関する標準化
部
名
材料技術部
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
者
飯野 潔、片山直樹、赤沼正信、
斎藤隆之
委 託 機 関
(社)日本電子部品信頼セ
ンター
担
当
共同研究機関
大阪大学、群馬大学、芝浦工業大学、(社)電子情報技術産業協会
研概
鉛フリーはんだによるステンレス鋼損傷のメカニズム解明と評価試験方法の標準化、ステン
究
レス鋼表面処理材損傷の評価試験方法の標準化等を行い、鉛フリーはんだによるフローはんだ
の要 付け機器損傷の抑制に資する評価試験方法を規定し、国際標準化を目指す。
課
題
ヒト歯髄の神経・硬組織関連因子の解析と組織工学
部
名
材料技術部
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
者
赤澤敏之
委 託 機 関
(独)日本学術振興会
担
当
共同研究機関
北海道医療大学
研概
抜去歯から歯髄細胞と象牙質をリユースし、先端医療に活用する高度基盤技術を確立する。
究
歯髄細胞を回収、神経細胞や幹細胞の数を計測、神経・硬組織関連因子を解析、硬組織形成や
の要 神経再生の促進条件を評価、歯髄細胞の組織工学とデリバリー治療を検討する。
課
題
高感度マルチチャンネル携帯型SPRバイオセンサの開発
部
名
材料技術部、情報システム部
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
者
吉田光則、田中大之、奥田 篤
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
共同研究機関
㈱データベース、室蘭工業大学
担
当
農畜産業における農薬や残留抗生物質を対象とする新たな迅速検査技術として、高感度マル
研概
チチャンネル型SPR測定装置に用いるバイオセンサを開発するとともに、自己組織化による微
究
細多孔質高分子膜を応用した分子認識能力に優れた安価で高感度なセンサーチップを開発す
の要
る。
-27-
課
題
圧力容器製造に適応するレーザー溶接の技術開発
部
名
製品技術部、材料技術部
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
者
鎌田英博、櫻庭洋平、鶴谷知洋、
赤沼正信、片山直樹、田中大之、
中嶋快雄、宮腰康樹、相山英明、
高橋英徳、齋藤隆之、飯野 潔
委 託 機 関
経済産業省
担
当
共同研究機関
㈱産鋼スチール、北海道大学
研概
レーザ溶接の特長を最大限に活かしつつ、実用性の高いシステムを構築するために、大型容
究
器用レーザ溶接専用の3次元位置センシング装置と3次元姿勢制御可能な溶接軌跡捕捉装置を
の要 開発する。また、溶接部の腐食耐久性などの性能評価もあわせて行い、その優位性を検証する。
課
題
ものづくりバードアイ技術者育成プロジェクト
部
名
技術支援センター
者
戸羽 篤也、鴨田 秀一
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研概
ものづくり技術の継承・発展を目指し、主要製造技術に加えて生産計画、生産管理も含めた
究
製造全般にわたる問題解決能力を有する人材育成のためのプログラムを開発する。CAD/CAE利
の要 用技術、材料科学、金属学、鋳造技術に係るプログラムの開発を分担する。
課
題
身体的ストレス環境におけるリスクマネジメントのためのウェアラブル体調モニ
ターシステム開発
部
名
製品技術部
研 究 期 間
平成21年度
者
万城目聡、及川雅稔、日高青志、
岩越睦郎
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
㈱ケイオス、札幌市立大学
作業条件や労働強度の変動など身体的ストレスを受けやすい作業環境で従事する作業員の健
研概
康被害を未然に防止するため、原子力発電所をモデルフィールドとして、作業を妨げず深部体
究
の要 温や脈拍数などの生理情報が連続測定でき、遠隔地からモニターにより健康状態の把握・管理
が可能な、ウェアラブル体調モニターシステムを試作開発する。
課
題
人間の座位バランス機能強化ツールの開発
部
名
製品技術部
研 究 期 間
平成21年度
者
中島康博、吉成 哲、桑野晃希、
前田大輔
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
(財)函館地域産業振興財団、札幌医科大学、(有)パテントワークス
研概
一般成人が家庭や職場において椅子に座っている時間が長いことに着目し、座位のままで体
究
幹筋やバランス機能の強化が図られるバランス機能強化ツールを開発する。人間工学に基づく
の要 製品開発や体幹筋活動の評価による製品の機能評価を行う。
-28-
1
研究開発
(1) 研究課題一覧
情報システム部(27課題)
課
題
名
研究区分
実施年度
超解像処理を利用した画質改善技術に関する研究
一般研究
20~21
小径管検査ロボットの位置認識技術
一般研究
20~21
画像照合技術の高度応用に関する研究
一般研究
20~21
超高周波領域センシング技術に関する基礎的研究
一般研究
20~21
ソフトウェア/ハードウェア協調処理による暗号通信処理システムの開発
一般研究
19~20
マルチスペクトル画像を用いた食品品質計測技術の開発
一般研究
19~20
ウェーブレット変換を利用した音質評価システムの開発
一般研究
18~20
脱血処理による道産サケの高品質化と安定供給システムの開発
重点領域
20~22
大規模農業に向けた走行安定化機能を搭載した高速農作業機械の開発
重点領域
20~22
道産加工食品の品質および生産効率向上のための多品種対応型水分含有
重点領域
20~21
針葉樹合板の節脱落防止自動処理装置の開発
重点領域
20~21
マダラ白子流通技術の高度化
重点領域
19~21
多積雪地域における目的地付近での走行を支援する配送支援システムの
民間共研
19~20
農作業支援を目的とした移動量計測センサの開発
民間共研
20
ホタテ船上選別支援実用装置の開発
民間共研
20
高耐久性暗渠排水管検査・洗浄装置の開発
民間共研
20
ダクテッドファン型飛翔体の飛行性能向上に関する研究
民間共研
20~21
北方積雪地域仕様太陽光発電架台の雪排除機能評価
受託研究
20
サケ輸出促進のための品質評価システムの開発と放流技術の高度化
外部資金
19~21
可視光通信アプリケーションのユーザー向け開発環境の構築と評価
外部資金
19~20
機能安全対応自動車制御用プラットフォームの開発
外部資金
18~21
ALS病等による運動性構音障害患者のための発話支援システムに関す
外部資金
20
張力制御によるキャスティング型作業システムに関する研究
外部資金
20
高周波帯電磁波を利用した地域産業向けセンサデバイスおよびセンシン
外部資金
20
外部資金
20~21
外部資金
20~21
外部資金
20
量計測システムの開発
開発
る研究
グ技術の研究開発
道産カラマツ材高付加価値利用のための格付け評価システムに関する技
術開発
近赤外分光イメージングによる食品の品質および安全性の同時モニタリ
ング技術の開発
高輝度LEDを用いた光質プログラム制御型植物栽培用光源パネルの開発
-29-
環境エネルギー部(23課題)
課
題
名
研究区分
実施年度
除湿型放射冷暖房パネルの冷房能力評価に関する研究
一般研究
20~22
バイオマス高度利用のための低分子化・可溶化処理技術に関する検討
一般研究
20~22
地中採熱用熱交換器に関する研究
一般研究
20~21
良質な産業用水確保のための地下水処理技術の開発
一般研究
20~21
微小空間を利用したマイクロ化学プロセスに関する研究
一般研究
19~20
微粒子設計技術による高機能被覆技術の開発
一般研究
19~20
バイオディーゼル燃料の品質向上技術に関する研究
一般研究
19~20
地中熱利用ヒートポンプシステムの効率向上に関する研究
民間共研
19~21
定温小口輸送容器の開発
民間共研
20~22
硫黄酸化脱窒細菌による脱窒技術の開発
民間共研
20
石炭複合バイオマス燃料(Coal Combined Biomass:CCB)の燃焼特性の検討
民間共研
20
新築廃石膏ボードの改質処理
民間共研
20
廃石膏を利用した複合汚染対応型不溶化剤の開発
民間共研
20
ナノスケール加工による水産物の品質保持・加工特性改善技術の開発
外部資金
19~23
資源用トウモロコシを利用した大規模バイオエタノール製造拠点形成推
外部資金
19~21
道産ホタテ煮汁を用いた亜臨海水技術による本物志向調味料の開発
外部資金
19~20
イカ内臓を用いた養魚用高機能性飼料の開発
外部資金
18~20
使用済みナトリウム-硫黄二次電池のリサイクルのためのナトリウム精製
外部資金
20~24
金属酸化物触媒を用いた水循環系内での結合塩素抑制方法の開発
外部資金
20
メタン発酵消化液の高速処理技術の開発
外部資金
20
防腐剤(CCA)処理木材の自動判別方法および有効利用に関する研究
外部資金
20~22
コンビナート型ヒトデ・トータル利用システムの開発
外部資金
20~22
ライムケーキ由来高反応消石灰の製造と利用技術
外部資金
20~21
進事業
技術開発および多硫化ナトリウムからの重金属吸着剤の開発
-30-
材料技術部(29課題)
課
題
名
研究区分
実施年度
バイオマスプラスチックの耐久性改良に関する研究
一般研究
20~22
放電プラズマ焼結法によるタングステン低減硬質材料の開発
一般研究
20~22
重金属を含むごみ溶融飛灰の処理システムの開発
一般研究
20~21
ホタテガイ由来タンパク質類の利用技術に関する研究
一般研究
20~21
徐放性制御多孔質セラミックスの開発
一般研究
19~20
ナノインプリント法による高機能微細構造の創製と応用に関する研究
重点領域
20~22
使用済み乾電池から精製した酸化物を用いたアルミニウムリサイクルシ
重点領域
20~21
環境調和型延縄(はえなわ)用釣り針の開発
重点領域
19~21
フォトファブリケーションによる小型・軽量モータの開発
重点領域
19~20
生体機能性材料の開発と再生医療及び先進医用工学の応用に関する研究
重点領域
18~20
溶射皮膜との複合化によるごみ焼却炉用高温耐食性火格子の開発
民間共研
19~20
天然物を用いたプラスチック発泡コンパウンド技術の開発
民間共研
19~20
寒冷地向け複合建材の開発
民間共研
20~21
高感度磁気センサーを用いた小口径管の熱疲労割れ検出技術の開発
民間共研
20
回転成形同時発泡技術による高機能性保冷容器の開発
民間共研
20
石炭灰を用いた耐火物粉末の高純度化に関する研究
民間共研
20
ガラスの組成変性技術開発
民間共研
20~22
セラミックス-鋳鉄複合材料の耐摩耗性評価
受託研究
20
鉛フリーはんだを用いたフローはんだ付け機器の損傷抑制技術の評価試
外部資金
19~21
水銀鉱業技術を活用した廃乾電池由来高性能低コスト脱Mg材の開発
外部資金
19~20
デジタルTVチューナー付PC用携帯アンテナの小型化を実現するため
外部資金
18~20
-めっき皮膜の表面性状
外部資金
18~20
ナノインデンテーション法を用いた金属間化合物の機械的特性評価技術
外部資金
20
光触媒抗菌機能を有する有機樹脂基材の開発
外部資金
20
自動車用鋳造部品や電子部品における欠陥・有害物質の高精度評価技術
外部資金
20
耐熱鋳鋼複雑薄肉化のための減圧注湯法の実用化調査
外部資金
20
フリップチップ実装技術の市場ニーズ調査及びサンプル試作
外部資金
20
高感度磁気センサーを用いた小口径鋼管の熱疲労割れ検出技術の開発
外部資金
20
ヒト歯髄の神経・硬組織関連因子の解析と組織工学
外部資金
20~22
ステムの開発
(非公開)
験方法に関する標準化
のプラスチック成形加工技術の開発
微小部品に対応した機能性めっき技術の開発
評価-
の開発
の開発
-31-
製品技術部(20課題)
課
題
名
研究区分
実施年度
迅速鋳造プロセスのための高機能粉末RP成形技術の開発
一般研究
20~21
重筋作業の負担を軽減する協調ハンドリング技術の研究
一般研究
20~21
異樹脂造形を可能とするマルチ光造形システムの研究
一般研究
20~21
パターン認識技術を用いた設備保全診断システムの開発
一般研究
19~21
超塑性材料の成形技術に関する研究
一般研究
19~20
生体情報を利用した感性評価技術の開発
一般研究
19~20
農作業軽労化支援技術に関する研究
一般研究
18~20
中小製造業における戦略的デザイン活用支援ツールの開発
重点領域
19~21
要介護高齢者のための住宅改造に関する研究
重点領域
19~20
未低利用水産資源を原料としたえびかご漁業用蝟集餌料開発試験
重点領域
18~20
無機ELの三次元加工プロセスに関する基礎研究
民間共研
20
光造形技術を活用した精密な実体歯科患者モデルの開発
民間共研
20
携帯可能な移乗補助ツールの開発
民間共研
20
耐久性に富んだ炭素繊維発熱体の開発と製品への応用
民間共研
20~22
精密板金加工業における高齢者のための生産体制の確立と現場力強化に
受託研究
20
表面筋電による深層筋活動計測技術の研究開発
外部資金
20
コマンド予測型次世代3次元モデリングツールの開発
外部資金
20
発酵乳製品の香気特性マッピング化による品質評価技術の開発
外部資金
20
圧力容器製造に適応するレーザ溶接の技術開発
外部資金
20~22
ものづくりバードアイ技術者育成プロジェクト
外部資金
20~21
(非公開)
関する研究
注)平成20年度の研究区分ごとの課題数は、次のとおりである。
研
究
区
分
課 題 数
一般研究:一般試験研究費
26
重点領域:重点領域特別研究費
13
民間共研:民間等共同研究費
22
受託研究:受託試験研究費
3
外部資金:外部資金活用研究費
合
(うち非公開2課題)
35
計
99
※民間共研(計22課題)のうち2課題は非公開のため、本「事業のあらまし」への掲載課題数は97課題
-32-
(2)
一般試験研究
課
題
超解像処理を利用した画質改善技術に関する研究
部
名
情報システム部、技術支援センター
者
飯島俊匡、髙橋裕之、橋場参生
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研内
安価なカメラで得られた低画質な画像を超解像処理などにより高画質化する技術を開発し、
究
高精細な画像計測・評価装置などへの応用や低コスト化を図る。
の容
研結 ①研究論文や学会発表等を通じて先端的な超解像処理手法の調査を行った。また、本技術の適
用が想定される工場生産工程や監視業務の調査を行い、それらの要求仕様に基づく超解像処
理の計算手法について検討を行った。
究
②画質改善処理を行うソフトウェアフレームワークを設計し、超解像処理を試作した。
の果 ③試作した画質改善ソフトウェアを用いて超解像処理による画質改善効果の評価と今後の改良
課題について検討を行った。
課
題
小径管検査ロボットの位置認識技術
部
名
情報システム部
者
多田達実、鈴木慎一
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研内
ロボットに角速度センサ、3軸方向加速度センサおよび傾斜センサを内蔵し、それらの値と
究
ロボットの送り込み距離の情報から三次元土中位置を推定する技術を開発する。
の容
研結 ①加速度センサ、角速度センサ、傾斜センサを送り台車に取り付け、台車移動時の各センサの
出力を取得し、ノイズの除去方法を検討した。
究
②選定した加速度センサと角速度センタの性能試験を行い、位置認識センサへの利用が可能で
あることを確認した
の果 ③当該センサ情報から自己位置を推定する方法を検討した。
課
題
画像照合技術の高度応用に関する研究
部
名
情報システム部
者
三田村智行、大村
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
功
研内
画像照合技術の実環境における利用を容易にするため、環境の変化に強い画像照合技術を搭
究
載した小型モジュール及び応用システムを開発する。
の容
①明るさなどの環境変化に強い画像照合技術である方向符合照合を高速に行うため、ハードウ
ェア処理に適したアルゴリズムを検討し、FPGA上に搭載するための回路モジュールを開発し
た。
究
②上記の回路モジュールを搭載し、カメラモジュールと接続することで画像照合技術の応用に
関する実験を行うことのできる開発用ボードを製作した。
の果 ③回路モジュールと組み合わせて上記の開発用ボードに搭載し、前後左右方向の変位量を計測
する回路モジュールを開発した。
研結
-33-
課
題
超高周波領域センシング技術に関する基礎的研究
部
名
情報システム部、技術支援センター
者
波
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
通隆、宮﨑俊之
研内
マイクロ波、ミリ波、テラヘルツ波などの超高周波を用い、一次産品を対象として非破壊に
究
よる成分分析の可能性を研究すると共に、装置化に関しての技術の構築・取得を行う。
の容
研結 ①テラヘルツ波など超高周波による物質センシングの可能性について調査するとともに、一次
産品への具体的な適用について検討した。
究
②牛枝肉のロース芯脂肪について、超高周波による成分分析について検討した。
③テラヘルツ波の発生と検出を実現する実用のシステム構築のための技術調査を行い将来の装
の果
置化に向けての知見を得た。
課
題
ソフトウェア/ハードウェア協調処理による暗号通信処理システムの開発
部
名
情報システム部
者
堤
担
当
研 究 期 間
大祐、堀 武司、大村 功、吉川
平成19年度~平成20年度
毅
研内
機能の一部をハードウェア化した組込みシステムにおいて、ソフトウェアとハードウェアが
究
協調して処理を行う技術の開発により、システム全体の処理性能の向上を図る。
の容
①AES(Advanced Encryption Standard)暗号に対応し、高速に暗号化・復号化が可能なハード
ウェア処理モジュールを開発した。また、このモジュールにバスマスタ機能を付加して単独
動作可能とし、リアルタイムOSでも制御可能として汎用性を高めた。
究
②ソフトウェア処理による通信モジュールとハードウェア処理による暗号モジュールの協調動
作を可能とし、ネットワークの通信セキュリティ規格IPsecに対応した通信システムの効率
の果
的な動作が可能になった。
研結
課
題
マルチスペクトル画像を用いた食品品質計測技術の開発
部
名
技術支援センター、情報システム部
者
宮﨑俊之、波 通隆、髙橋裕之、本間稔規
担
当
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
研内
マルチスペクトル画像化による食品向け品質情報計測技術の開発を行い、これによりシステ
究
ム設計手法を確立し、今後の多様な製品向け計測システム開発に対応可能とする。
の容
①高帯域カメラと連続スペクトルを持つハロゲン光源を用い、可視域~近赤外域において安定
した画像取得が可能な撮像系を構築した。
②特に水分・脂肪等の情報取得に有効な近赤外域(~1000nm)において、10nm程度の狭い半値幅
究
でも安定したマルチスペクトル画像の取得を可能とした。
③秋鮭を対象に、取得画像の画素信号強度と身色、脂肪含量、水分等との相関を検討した。
の果 ④2種類の価格帯カメラ(高価格・高感度な冷却CCDカメラと、低価格な非冷却CCDカメラ)の取
得画像の評価、比較検討を行った。
研結
-34-
課
題
ウェーブレット変換を利用した音質評価システムの開発
部
名
技術支援センター、情報システム部
者
橋場参生、大村 功、髙橋裕之
担
当
研 究 期 間
平成18年度~平成20年度
研内
ウェーブレット変換等の信号処理技術を利用し、製品の品質検査時における音質評価の自動
究
化を目指す。
の容
①ウェーブレット変換を利用して音質評価を行うシステムを試作した。また、システムの高速
化に向けて、FPGAを利用した信号処理ボードを設計開発した。
②動作音からモータの良否を判定する方法について、成果の応用を図った。
究
③試作システムを前記モータに適用した結果、サンプル品について、熟練者と同様の良否判定
を行うことができた。
の果 ④ミキサー車の撹拌音からコンクリートの品質を推定する方法について、成果の応用を進めて
いる。
研結
課
題
除湿型放射冷暖房パネルの冷房能力評価に関する研究
部
名
環境エネルギー部、技術支援センター
者
富田和彦、白土博康、保科秀夫
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
研内
除湿型放射冷暖房パネルの新たな依頼試験項目の開設に向けた試験基準の作成を目的に、鋼
究
板製除湿型パネルの冷房能力や除湿能力を把握するための試験をJISの暖房用自然放熱・放射
の容 形放熱器の試験方法に倣って行う。
①パネル面に結露が発生しない非結露時の場合は、JISの暖房能力表示と同様に冷房能力を室
温と平均冷水温度の温度差の関数として表すことができる。
②結露が発生する場合は、温度差に加えて湿度の影響も受け、湿度が高くなるほど結露水は多
究
く、その結果、除湿熱量が増すため冷房能力も大きくなる。
③この結露時の冷房能力は、非結露時の冷房能力に除湿能力を加えた値にほぼ等しい。
の果 ④除湿能力と絶対湿度差から凝縮熱伝達率を同定した。
研結
課
題
バイオマス高度利用のための低分子化・可溶化処理技術に関する検討
部
名
環境エネルギー部
者
三津橋浩行、浅野孝幸、上出光志、北口敏弘、鎌田樹志、佐々木雄真、
松嶋景一郞
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
研内
バイオマス変換プロセスの高速・高効率化に向けて、繊維質の多い農畜産廃棄物、草本類を
究
対象とし、発酵処理に適切な低級脂肪酸や糖類まで低分子化・可溶化する前処理方法を検討す
の容 る。
研結 ①草本類を対象として原料組成および蒸煮処理による生成物の組成を検討した。
究
②溶存有機・物濃度を指標とし、草本類に対する物理化学的処理効果を検討した。
の果 ③酸生成微生物群について土壌等からの分離および培養条件の調査を行った。
-35-
課
題
地中採熱用熱交換器に関する研究
部
名
環境エネルギー部
者
保科秀夫、岡喜秋、富田和彦、白土博康
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研内
地中熱利用ヒートポンプシステムで使用される地中熱交換器について、従来の方式や施工方
究
法についての相対的な地中採熱量データを蓄積し、従来よりも高効率で低コストな地中熱交換
の容 器や施工方法について検討する。
研結 ①地中採熱試験用冷却装置を作成した。
②低コストな地中熱交換器や施工方法を検討した結果、ストレートのプラスチック管を用いる
究
ことでボーリング径を極力小さくする方法など、来年度に試験を行う数種類の方法を決定し
の果
た。
課
題
良質な産業用水確保のための地下水処理技術の開発
部
名
環境エネルギー部、材料技術部
者
浅野孝幸、三津橋浩行、鎌田樹志、佐々木雄真、齋藤隆之
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研内
フミン質等に起因する色度が高い地下水を対象に、触媒として遷移金属(マンガン、コバルト等)の
究
酸化物をコーティングした試作担体を用い、オゾンや塩素を供給し触媒表面に発生する活性化
の容 学種によりフミン質を効率的に酸化分解する色度処理方法を開発する。
研結 ①マンガン酸化物等をコーティングした粒状触媒担体を試作した。
②上記試作担体や市販品を用いて次亜塩素酸による色度処理特性について比較検討を行った。
究
の果 ③網目構造の市販セラミックにマンガン酸化物をコーティングしたオゾン処理用担体を試作し
オゾンとの接触方法等の試験を行った。
課
題
微小空間を利用したマイクロ化学プロセスに関する研究
部
名
環境エネルギー部
者
松嶋景一郎、平野繁樹、内山智幸
担
当
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
研内
次世代技術であるマイクロ化学プロセスとして、「高温・高圧水マイクロリアクション」及
究
び「マイクロバブル」の2つの応用プロセスについて検討する。
の容
①天然物の一つである糖類の高温・高圧水マイクロリアクションによる変換反応を検討した結
果、従来法よりも安価な原料から高付加価値物質である医薬品中間体を選択的に連続生産す
研結
るシステムを開発した。
②天然物であるアミノ酸の亜臨界域における反応機構を検討した結果、構造変換経路の推定が
究
可能となった。
の果 ③高温・高圧水マイクロリアクションにおいて最も重要な急速昇温ユニットの流体解析として
急速昇温入口における混合部の評価法を確立した。
④微細構造を有する気液の挙動について、画像による定性的な解析方法を確立した。
-36-
課
題
微粒子設計技術による高機能被覆技術の開発
部
名
環境エネルギー部
担 当
者
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
平野繁樹、内山智幸、松嶋景一郎
研内
転動流動層被覆・造粒装置を用い、多層コーティングなどミクロな観点による表面制御技術、
究
不定形の粒子へのコーティングなどマクロな観点による形状制御技術、さらには両技術の組合
の容 せによる複合コーティング技術を確立し、食品・医薬品への応用を図る。
研結 ①被覆コーティング時における流動層内の熱収支に関する運転指針を確立した。
②被覆核粒子として球形樹脂、被覆粒子として単分散シリカ粒子(300,500nm)を用い被覆速度,
バインダー量に関する検討を行った。
究
③画像解析法および熱分析法により,コーティング量に関する定量的な評価を行った。
の果 ④画像解析法による被覆表面の均一性に関する評価を検討した。
⑤異形粒子へのコーティング・球形化の可能性について検討を行った。
課
題
バイオディーゼル燃料の品質向上技術に関する研究
部
名
環境エネルギー部
者
山越幸康、上出光志、北口敏弘、富田恵一、高橋 徹
担
当
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
バイオディーゼル燃料ニート規格値を満たす高品質燃料製造プロセスの確立を目的に、製造
研内
工程の改善及び廃食用油から遊離脂肪酸を除去する方法について検討を行うとともに、廃食用
究
の容 油に含まれる遊離脂肪酸以外の反応阻害物質について調査・検討する。また、反応工程及び精
製工程の改善に関する検討、適用範囲についても検討する。
①道内で製造されているバイオディーゼル燃料について、ステロール類等の含有量を調査し、
把握した。
②バイオディーゼル燃料の蒸留による精製を行い、ニート規格を満たす燃料を生成することが
究
できた。
の果 ③廃食用油の前処理について検討を行い、活性白土処理が遊離脂肪酸の低減に有効であること
がわかった。
研結
課
題
バイオマスプラスチックの耐久性改良に関する研究
部
名
材料技術部
者
吉田昌充、大市貴志、可児 浩、山岸
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
暢、金野克美
研内
バイオマスプラスチックは、石油由来の汎用性プラスチックに比べ耐候性や耐熱性が劣り現
究
状では使用用途が限られているため、これら特性向上を目的に材料組成の検討を行う。
の容
①耐候性試験に使用するバイオマスプラスチックとしてポリ乳酸と石油由来汎用性プラスチッ
研結
クを選定し、射出成形を行うことによって試験片を作製した。
究
②上記選定製作したプラスチック試験片の促進耐候性試験を開始した。
の果
③上記選定製作したプラスチック試験片の屋外暴露試験を開始した。
-37-
課
題
放電プラズマ焼結法によるタングステン低減硬質材料の開発
部
名
材料技術部
者
中嶋快雄、宮腰康樹、高橋英徳、田中大之、工藤和彦、相山英明
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
研内
超硬合金は、原料としてタングステンの使用量の低減が望まれているため、放電プラズマ焼
究
結法により、原料の一部を炭化けい素等に置き換えた材料の開発について検討する。
の容
研結 ①検討対象にWC-10%Coを選定し、原料として主成分の炭化タングステンの種々の割合で炭
究
化けい素等に置き換えた混合粉末について、放電プラズマ焼結法による焼結条件を検討した。
の果 ②WCとSiCの混合粉末を焼結できる目処を得た。
課
題
重金属を含むごみ溶融飛灰の処理システムの開発
部
名
技術支援センター、材料技術部、
環境エネルギー部
者
稲野浩行、板橋孝至、赤澤敏之、堀川弘善、富田恵一
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研内
ごみを溶融スラグ化するときに発生する溶融飛灰に含まれる、亜鉛、鉛などの重金属の化合
究
物形態をX線光電子分光分析などの手法で明らかにし、それを基に、処理システムを開発する。
の容
①道内のごみ熔融固化施設9カ所から採取した溶融飛灰について、蛍光X線(XRF)、X線回折(XR
研結
D)による基礎分析およびX線光電子分光分析(XPS)による化学状態分析を行った結果、重金属
濃度や含まれる化合物など溶融飛灰の化学性状は、灰熔融か直接ガス化熔融かという炉の方
究
式によって大きく異なることがわかった。
②代表的なものについて水洗および化学処理を行い、溶出成分、残留成分についての分析を行
の果
い、処理システムを検討した。
③国際学会を含め、4回の発表を行い、成果の普及に努めた。
課
題
ホタテガイ由来タンパク質類の利用技術に関する研究
部
名
材料技術部、環境エネルギー部
者
可児
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
浩、山岸 暢、吉田昌充、内山智幸、長野伸泰、蓑嶋裕典、高橋
徹
研内
貝柱以外の部分の多くが産業廃棄物となっているホタテガイに含有されるタンパク質類の同
究
定、特性評価および各種の用途展開の検討を行い、ホタテガイの有効利用を図る。
の容
研結 ①ホタテガイ中の各成分の機器分析を行った。
究
②各成分の特性の測定を行った。
の果 ③ホタテガイ由来廃棄物の用途探索を行った。
-38-
課
題
徐放性制御多孔質セラミックスの開発
部
名
材料技術部
者
執行達弘、吉田憲司、野村隆文、橋本祐二、工藤和彦、赤澤敏之
担
当
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
研内
道産多孔質無機資源に気孔制御などの材料設計を行い、医薬品、農薬、肥料など幅広い目的
究
・用途に適合する徐放性を付与した材料を開発する。
の容
研結 ①徐放性材料に天然ゼオライトをはじめとする道産多孔質無機資源等を、徐放成分に農業用発
究
根促進物質を用いたときの徐放性能を評価した。
の果 ②実用化を視野に入れた試作品を作製し、協力機関と実地試験を行った。
課
題
迅速鋳造プロセスのための高機能粉末RP成形技術の開発
部
名
技術支援センター、材料技術部、
環境エネルギー部
者
戸羽篤也、稲野浩行、平野繁樹
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研内
粉末RP成形技術を利用して鋳型を製作する迅速鋳造プロセスの実用性を拡大するため、現
究
行の高温耐火性の低い粉末RP材料に替わるRP用高機能粉末を開発し、同プロセスによる鋳
の容 鉄品の鋳造への適用を試みる。
研結 ①粉末RP装置を用いて成形可能な耐熱性粉末を開発するため、粉末骨材およびバインダの選定
を行い、試料粉末による成形試験、耐熱性試験等を行うとともに、鋳鉄による鋳造試験によ
り鉄系材料の鋳造に耐え得る粉末材料開発の可能性を確認した。
究
②高耐火性RP粉末を構成する原材料の組成と配合を変化させて耐火度、強度・通気性評価試
験を行い、粒度構成と成形体強度の関係、材料配合の違いによる成形体寸法への影響などに
の果
関する基礎データを得た。
課
題
重筋作業の負担を軽減する協調ハンドリング技術の研究
部
名
製品技術部、技術支援センター
者
櫻庭洋平、畑沢賢一、鎌田英博、中村勝男
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研内
汎用マニピュレータによる人とロボットの協調動作プログラムを製作し、人間との協調作業
究
が可能なロボットの制御技術を構築する。また、把持物の着脱を考慮した機構設計や装置制御
の容 の技術的安全手法を研究する。
研結 ①把持物の水平方向移動に汎用マニピュレータを追従動作させる、人間/ロボット協調動作プ
ログラムを試作し、動作を確認した。
究
②把持物の重量を判定させ、それに応じて負荷を分割する制御を、上記プログラム内で試作し、
動作を確認した。
の果 ③長尺物の把持機構を設計し、想定リスクに対する安全対策手法を検討した。
-39-
課
題
異樹脂造形を可能とするマルチ光造形システムの研究
部
名
製品技術部
者
岩越睦郎、安田星季
担
当
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
研内
PP、ABSライク、また、透明、耐熱性グレードといった樹脂造形のニーズに対応するために、
究
様々な樹脂の粘性調整機能や造形タンク内に使用する不燃性材料を検討し、外部樹脂供給式の
の容 X-Yロボットによるマルチ光造形システムの試作を行い、異樹脂同時造形を可能とする。
研結 ①マルチ光造形システム用不燃性材料を検討した結果、PEG系液体が、安全性、安定性、比
究
重制御性に優れていることが分かった。
の果 ②マルチ光造形システム用コータを設計した。試作は21年度の予定である。
課
題
パターン認識技術を用いた設備保全診断システムの開発
部
名
製品技術部、技術支援センター
者
神生直敏、飯田憲一、畑沢賢一、鶴谷知洋
担
当
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
研内
生産設備の機械振動や圧力等の多次元測定データを、MTシステム(品質工学)やサポートベク
究
ターマシンなどに代表されるパターン認識技術を用いて、熟練者でなくても総合的な設備診断
の容 を可能とし、工場での生産性および品質向上を図る設備保全診断システムを開発する。
研結 ①波形情報(振動)を元に、MT法によるパターン認識手法を用いた異常診断システムの試作を行
った。
②備品性能測定システムなどで測定した正常時及び軸受傷、歯車摩耗等の異常時の設備稼働デ
究
ータを用いて、試作システムの有効性を検証した。
③異常時の原因判別(精密診断)について、特徴量や各種パターン認識手法(サポートベクター
の果
マシン等)を組み合わせて、判定精度などの比較・検討を行った。
※本研究で使用した「設備性能測定システム」は、平成20年度財団法人JKA補助事業で導入し
た機器です。
課
題
超塑性材料の成形技術に関する研究
部
名
製品技術部
者
三戸正道、小林政義、安田星季
担
当
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
研内
超塑性金属ブロー成形の加圧を過熱水蒸気によって行う成形技術について、成形所要時間の
究
短縮、成形品の寸法精度向上、成形困難な形状の成形等に関する研究を行い、成形技術の応用
の容 範囲を拡大するとともに、超塑性金属製品の用途拡大を図る。
①過熱水蒸気によって超塑性金属ブロー成形を行う成形装置の開発を行った。成形温度は600
℃以下、成形圧力は0.1~1MPaの範囲で設定可能である。
研結
②円筒形用と角形用の2種類の金型の開発を行った。円筒形用金型の成形品寸法はφ140×40㎜、
角形用金型の成形品寸法は200×200×50㎜である。
究
③成形試験を行い、成形所要時間が最短となる成形条件を得た。円筒形(板厚1㎜)の場合、成
形温度550℃、予熱時間5分、成形圧力0.8MPa、加圧時間2分である。
の果
④金型表面に幅3㎜、深さ0.4㎜の半円断面の幾何学模様と文字を加工し、本成形品の寸法精度、
転写性について検討を行い、良好な結果を得た。
※本研究で使用した「二次元画像測定機」は、平成19年度財団法人JKA補助事業で導入した機
器です。
-40-
課
題
生体情報を利用した感性評価技術の開発
部
名
製品技術部
者
中島康博、桑野晃希、吉成 哲、前田大輔
担
当
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
研内
製品やサービスが人間に及ぼす心理的・感性的な影響について、事象関連電位、眼球停留関
究
連電位等の脳活動計測を行うとともに、唾液アミラーゼ、脈波、心拍、呼吸代謝等のストレス
の容 生理反応を計測し、また、これらの生体情報を組み合わせ解析し、感性評価技術の開発を行う。
研結 ①ロッキングチェアで揺られているときのリラックス感を自発脳波の挙動によって、また、傾
斜角度が与える不安感を皮膚抵抗の減少によって推定できることがわかった。
②チーズの香りに対する嗜好が脳波のスペクトル分布に一定の傾向として現れることが分かっ
究
た。
③これまでの結果から対象に応じた生体情報によって、心理的、感性的な影響を客観的な指標
の果
によって評価できることを確認した。
課
題
農作業軽労化支援技術に関する研究
部
名
製品技術部
者
吉成
担
当
研 究 期 間
平成18年度~平成20年度
哲、中島康博、桑野晃希、前田大輔
前かがみ姿勢や重量物運搬など重筋作業が残る農作業について、疲労部位や疲労度を調査す
研内
るとともに作業姿勢や環境を把握し、身体の安定化と筋力の補助を図る用具を試作開発する。
究
また、生体情報計測等による定量的評価を行い、長時間の定型的作業における負担軽減の可能
の容
性を検討する。
①機能確認用アシストスーツを製作し、アシスト量と脊柱起立筋筋電位減少量との関係を確認
した。
②キャベツ収穫作業中の生体情報計測を行い、作業パターン毎のアシスト有無の特徴を把握し
究
た。
③アシストスーツ着用時の生体情報計測及びアンケート調査から、最適なアシスト量と着用負
の果
担感の少なさを両立するための改良検討を行った。
研結
(3)
重点領域特別研究
課
題
脱血処理による道産サケの高品質化と安定供給システムの開発
部
名
情報システム部
者
多田達実、鈴木慎一
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
釧路水産試験場
研内
脱血処理の優位性の検証と最適な脱血条件を確立するとともに、サケ定置漁船上で脱血を行
究
う装置の開発を行い、高品質で安定的にサケを供給するシステムを確立する。
の容
研結 ①サケの形態特徴調査を行い、把持・切削時の状況を整理した。
②サケ定置網漁における船上作業を調査し、装置の設置条件を整理した。
究
③把持・切削時のサケの暴れを防止するため、通電による把持方法の試験を行い使用条件を得た。
④把持・切削装置の基本設計を行い、切削機構の試作を行った。
の果 ⑤道内漁協に導入された活〆装置を調査し、今後の開発方針を得た。
-41-
課
題
大規模農業に向けた走行安定化機能を搭載した高速農作業機械の開発
部
名
情報システム部
者
中西洋介、浦池隆文、鈴木慎一、澤山一博
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
北海道大学、(独)北海道農業研究センター、企業2社
研内
大規模農場経営の生産性向上を目的として、高速走行時でも作業機の姿勢が一定で、振動の
究
少ない安定した農作業を行うための姿勢安定化・振動制御技術を開発する。
の容
①農薬散布用作業アームを模擬した長さ4mの作業アームを試作し、アクティブ制御による振
動抑制試験を行った結果、極めて良好な結果を得た。
②アタッチメントタイプの振動抑制ユニットを考案、試作した。
究
③農薬散布機に関し、起伏の激しい路面走行時でも安定したアームの姿勢を保持する機構を考
案し、CAEシミュレーションによりその有効性を確認した。
の果 ④播種機に関し、走行実験データを解析し、姿勢安定性解析シミュレーションへ反映させる手
法を検討・確立した。
研結
課
題
道産加工食品の品質および生産効率向上のための多品種対応型水分含有量計測シ
ステムの開発
部
名
技術支援センター、情報システム部
者
本間稔規、飯島俊匡、髙橋裕之、澤山一博
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
北海道大学、北海バネ㈱、日本罐詰㈱、大和水産㈱
【協力機関】食品加工研究センター、㈱アドヴァンストテクノロジー、(社)北海道冷凍食品協会
研内
加工食品において重要な管理項目である水分含有量を迅速かつ高精度に計測可能で、一台で
究
多品種に対応可能な、計測ヘッド部・データ解析部分離型のシステムを開発する。
の容
研結 ①投光・受光それぞれ独立のバンドルファイバにより構成されるスイートコーン用の計測ヘッ
ド光学系を試作・評価を行い、改良点を明確にした。
究
②すりみ用計測光学系の検討および検量線作成実験・評価を行った。
③計測ヘッド・データ解析プラットフォーム間の通信インターフェイスについて検討を行い、
の果
試作試験を行った。
課
題
針葉樹合板の節脱落防止自動処理装置の開発
部
名
情報システム部、製品技術部、
技術支援センター
者
髙橋裕之、本間稔規、飯島俊匡、鎌田英博、戸羽篤也、安田星季
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
林産試験場、企業3社
研内
針葉樹合板の製造過程において、節部脱落を防止するための処理手法を確立し、工場内で実
究
用可能な自動処理装置を開発する。
の容
研結 ①節部分認識手法の検討を行い、節認識システムへの実装を行った。
②針葉樹合板を対象とした検出装置を構築し、節認識処理動作試験を行った。
究
の果 ③節脱落防止処理自動化装置の概念設計を行った。
④処理装置の作業可能エリアを特定するなど節処理のためのツール開発を行った。
-42-
課
題
マダラ白子流通技術の高度化
部
名
情報システム部、環境エネルギー部、
技術支援センター
者
波 通隆、宮﨑俊之、堀 武司、吉川 毅、澤山一博、三津橋浩行、鎌田樹志、
佐々木雄真、内山智幸、松嶋景一郞、平野繁樹、浅野孝幸、蓑嶋裕典
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
網走水産試験場、西華産業㈱
研内
マダラの雌雄の別が価格に反映されるように、マダラの雌雄判別技術を開発する。また、道
究
産マダラ白子の品質保持および白色化のために、白子の高品質化技術を開発する。
の容
①超音波エコー装置と超音波センサによる雌雄マダラそれぞれの腹部計測データから、白子・
卵巣を識別し、それに基づくマダラ雌雄判別技術開発の可能性を確認した。
②雌雄マダラの腹部に反射プローブを挿入し、そのスペクトルデータから白子・卵巣を識別し、
究
マダラ雌雄判別の可能性を確認した。
③温度制御下でのオゾンMB水生成試験により生成条件および安定性、塩添加の影響を明らかに
の果
し、設定オゾン濃度を供給する流量、滞留時間等の操作条件を検討した。
④マイクロバブルの安定性について、温度依存性、気泡径の時間推移について実験的に検討し
た。
※超音波エコー装置、超音波センサについては、それぞれ富工平工業㈱、㈱レアックスの協力
のもと行いました。
研結
課
題
ナノインプリント法による高機能微細構造の創製と応用に関する研究
部
名
材料技術部
者
赤沼正信、田中大之、片山直樹、斎藤隆之、飯野 潔、吉田昌充
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
北海道大学、兵庫県立大学、クローバー電子工業㈱、㈱生野製作所、㈱京セミ
研内
ナノインプリント法による微細パターンの形成技術について検討する。加熱・押し付け・冷
究
却・離型等のプロセスの最適化、モールド(型)技術および光学部品や電子部品等への応用技術
の容 について取り組む。
研結 ①3種類の樹脂(PMMA等)に対する熱式ナノインプリントプロセスの基本条件(温度、圧力、時
間)を把握した。
②モールド(Ni電鋳金型等)の洗浄方法、モールドへの離型剤の塗布方法、モールドの寿命予測
究
および転写された微細パターンの観察・評価方法等、重要な周辺技術についても検討し、課
題解決を図った。
の果
③高額なNi電鋳金型の代替えとして樹脂型の応用を検討し、その可能性を見出した。
課
題
使用済み乾電池から精製した酸化物を用いたアルミニウムリサイクルシステムの
開発
部
名
材料技術部、環境エネルギー部
者
高橋英徳、中嶋快雄、赤澤敏之、執行達弘、野村隆文、板橋孝至、
田中大之、工藤和彦、宮腰康樹、相山英明、高橋 徹
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
北見工業大学、北海道大学、北海道工業大学、企業3社
研内
使用済み乾電池から精製した酸化物粉末を用いた脱マグネシウム材を開発し、これを用いた
究
アルミニウムスクラップ材リサイクルプロセスを検討する。
の容
研結 ①使用済み乾電池から精製した酸化物粉末(電池滓)をベースに、Mg低減性能が市販品の約3倍
となる脱Mg材を開発した。
究
②酸化物粉末を整形加工(造粒)することにより、アルミ溶湯への添加効率を向上させることが
できた。
の果 ③開発した脱Mg材を用いて操業炉によるアルミニウム溶湯添加実験(0.5t程度)を行う予定。
-43-
課
題
環境調和型延縄(はえなわ)用釣り針の開発
部
名
技術支援センター、材料技術部
者
宮腰康樹、田中大之、相山英明、高橋英徳、中嶋快雄、片山直樹、
飯野 潔、富田恵一
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
函館水産試験場、北海道大学、㈱ヤマイ
研内
延縄漁業用釣り針は多くが使い捨てであるため,使用済み釣り針の処理コスト削減を目的に、
究
めっき素材及びめっき条件を検討し、耐食性、釣獲性能に優れた環境調和型釣り針を開発する。
の容
①実際のハンダめっき装置により釣り針を試作し、最適なハンダめっき素材とフラックスとの
研結
組み合わせを検討した。
究
②スケソウダラ釣獲試験により試作した、
釣り針の釣獲性能(釣獲数、耐食性)を検討した結果、
の果
従来品とほぼ同等の性能が得られた。
課
題
フォトファブリケーションによる小型・軽量モータの開発
部
名
材料技術部、情報システム部
者
片山直樹、中西洋介、飯野 潔、斎藤隆之、赤沼正信
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
北海道大学、㈱コスモメカニクス、㈱中央ネームプレート製作所
研内
一般的なモータで用いられる巻き線をフォトファブリケーション(回路形成、めっき、エッ
究
チングの複合技術)によって得られる銅回路で代替し、省スペース型のフラットモータの製品
の容 化を図る。
研結 ①モータの磁気回路について検討し、磁石やヨークの種類、形状、配置等の諸条件と磁気特性
の関係を把握した。
究
②モータ回路を多層化するための積層、接着技術を確立した。
③フラット型ブラシレスモータを試作し、モータ性能を評価した。
の果 ④レーザとめっきの複合化技術によって、エポキシ樹脂上に微細な回路形成が可能となった。
課
題
生体機能性材料の開発と再生医療及び先進医用工学の応用に関する研究
部
名
材料技術部、製品技術部、
技術支援センター
者
赤澤敏之、中村勝男、板橋孝至、稲野浩行、堀川弘善、高橋英徳、吉成
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成18年度~平成20年度
哲
北海道医療大学、京都大学、東京医科歯科大学、㈱ムトウ、㈱北海道畜産公社、
早坂理工㈱
研内
バイオ産業の振興と資源の高度利用を目的として、バイオサイエンスとナノテクノロジ-の
究
導入により生体材料、細胞培養基材及び生体骨処理装置を開発し、再生医療及び医用工学への
の容 応用を検討する。
①超音波溶解・析出法により、バイオセラミックスの生体吸収性と骨誘導性を改良した。
研結 ②アパタイトをラット頭部皮下骨膜上へ埋入し分離摘出可能な再生医療法を提案した。
③ゼラチン粒子を利用した骨髄由来間葉系幹細胞の培養法を確立し、その細胞凝集塊の増殖挙
究
動や蛋白質産生活性に及ぼすゼラチン粒子の含水率や密度の影響を検討した。
④チタン多孔体とリン酸カルシウムの複合化により生体内で弾性率が減少する材料を作製し、
の果
PCT出願すると共に、圧縮疲労特性から多孔体の成形・焼結法を選定した。
⑤生体骨処理装置より動物骨の粉砕脱灰顆粒を作製し、生物検定から有効性を立証した。
-44-
課
題
中小製造業における戦略的デザイン活用支援ツールの開発
部
名
製品技術部
者
及川雅稔、日高青志、万城目聡
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
札幌市立大学、東北大学、北海道自動車短期大学
中小製造業の戦略的なデザインの活用促進や高付加価値製品の創出・ブランド確立を目的
研内
に、デザイン活用技術を取りまとめた「戦略的デザイン活用ガイド」
、効果的なデザイン導入
究
・活用を支援する「デザインマネジメント支援ツール」を試作開発し、それらの有効性を検証
の容
する。
①戦略的デザイン活用を支援する情報提供ツール「戦略的デザイン活用ガイドブック」の内容
の検討媒体として試作開発した閲覧者限定WEBサイトについて、閲覧者からの反応を踏ま
研結
え、内容の充実を図った。
②「戦略的デザイン活用ガイドブック」の理解を補完し、デザイン活用と経営との係わりを体
究
感的かつ全体観を持って理解させる「デザインマネジメントゲーム」を試作開発するととも
に、セミナーなどでの試行を通じて改善点などを抽出した。
の果
③前年度試作したワークシート形式の「デザインマネジメント支援ツール」を、セミナーや技
術支援の中で試行し、そのブラッシュアップを図った。
課
題
要介護高齢者のための住宅改造に関する研究
部
名
製品技術部
者
吉成
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
哲、中島康博
北方建築総合研究所、北海道大学
研内
要介護高齢者の住宅改修推進方策として、身体状況や住宅状況による必要な改造とその費用、
究
改造よる自立度の改善効果、家族の介護負担の軽減や介護サービスの低減、生活の質の向上効
の容 果について調査検証を行う。
①ケアマネージャへのアンケート調査により、住宅改修の要望や効果等を把握し、結果の評価
方法に反映した。
②要介護認定者の居住する住宅改修事例の現地調査を行い、生活空間の利用実態、住宅改造箇
究
所及び自立度等を把握した。
③狭いトイレ空間内で被験者実験を行い、3次元動作分析等の生体情報計測から負担量評価を
の果
行うとともに、空間のバリエーションや手すり等の設置による介助負担への影響も併せて検
証した。
研結
課
題
未低利用水産資源を原料としたえびかご漁業用蝟集餌料開発試験
部
名
製品技術部、材料技術部、
環境エネルギー部、技術支援センター
者
飯田憲一、小林政義、蓑嶋裕典、畑沢賢一、三戸正道、神生直敏、鶴谷知洋、
可児浩、若杉郷臣
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成18年度~平成20年度
釧路水産試験場、稚内水産試験場
未低利用水産資源のホッコクアカエビに対する蝟集試験を実施し、蝟集効果を有するものを
研内
基本原料として、生分解性の副原料を検討しながらハード及びソフトカプセル状、ゲル状等の
究
餌料成型技術を開発する。また、蝟集性を喪失しない殺菌技術を検討し、蝟集餌料の製造技術
の容
及び常温貯蔵技術を開発する。
①蝟集性向上を目的として、表面積(5種類)と徐放性の関係について検討した結果、基本形(4
0mm×40mm×90mm)を1カゴ当たり4個使用した場合の蝟集性が良いことが判明した。
②食塩濃度10%の成形性及び蝟集性を確認した。
究
③量産時を想定したバッチプロセス及び連続プロセスの仕様検討を行った。
④北洋丸及び4漁協(余市郡、北るもい、増毛、礼文)による実証試験を実施した結果、生餌と
の果
同等以上の蝟集性及びシオムシに対する耐性が良いことが判明した。
研結
-45-
(4)
民間等共同研究
課
題
多積雪地域における目的地付近での走行を支援する配送支援システムの開発
部
名
情報システム部、技術支援センター
者
大崎恵一、宮﨑俊之、奥田 篤
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
日本システム機器㈱
研内
降雪期の配送効率維持を目的に、走行軌跡DBから抽出した配送先付近の経路の提示により、
究
地理未習熟な運転者の効率的配送を可能とする配送支援システムを開発する。
の容
研結 ①安価なGPSレシーバを小型PCと組み合わせて、現在位置を基準に配送先への到達経路を運転
者に提示するシステムを開発した。
②別途開発した経路記録・処理システムと、経路提示システムから、配送支援システムを構成
究
した。
③実環境で収集した走行経路データを用いて走行試験を行い、配送支援システムの有効性を確
の果
認した。
課
題
農作業支援を目的とした移動量計測センサの開発
部
名
情報システム部
者
大村
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
功、三田村智行、吉川
平成20年度
毅
東洋農機㈱
研内
圃場での移動、回転を高精度に計測できるセンサの開発を行い、傾斜地における農作業機の
究
直進性向上や移動量を基にした播種間隔の制御などへの応用を目指す。
の容
研結 ①圃場における作物生育状況とその影響について検証し、対策方法の検討を行った。
②圃場における直進、斜め走行、旋回などのデータを基に前後左右の移動および回転を計測す
究
る処理方式の検討を行った。
の果
③上記処理方式のハードウェア化を行い、画像センサモジュールへ搭載した。
課
題
ホタテ船上選別支援実用装置の開発
部
名
情報システム部、技術支援センター
者
多田達実、浦池隆文
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度
㈱プラウシップ
研内
過酷なホタテ船上選別作業を軽労化するため、実用段階に高めた船上選別支援装置を開発し、
究
処理能力および取扱性などの実用性を検証する。
の容
①昨年度実施した試作装置の実証試験の結果を踏まえて、実用装置の設計を行った。
研結 ②強度計算により、装置の軽量化設計の目処を得た。
究
③実用装置の一次試作機を実作業現場に持ち込み、課題を抽出した。
の果 ④最終試作装置を実作業現場に持ち込み、選別作業の能率が向上し作業負担が軽減することを
確認した。
-46-
課
題
高耐久性暗渠排水管検査・洗浄装置の開発
部
名
情報システム部
者
多田達実、鈴木慎一
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度
川崎建設㈱
研内
実用段階に入った暗渠排水管検査・洗浄装置について、市場での展開強化や普及強化を図る
究
ため、部品レベルでの耐久性の見直し、コンパクト化を行う。
の容
研結 ①小径軸用の特殊シール材を入手し、その防水性能を確認した。
②首振り動作時の摩耗対策として、部品の形状や材質を検討し、耐久性向上の目処を得た。
究
③操作系の構成を一新し、コンパクト化および耐久性の向上を図った。
④上記の①~③により全体システムの高耐久性を実現した。
の果
課
題
ダクテッドファン型飛翔体の飛行性能向上に関する研究
部
名
情報システム部、技術支援センター
者
鈴木慎一、浦池隆文、新井浩成
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
㈱植松電機
研内
ダクテッドファン型飛翔体の飛行性能(空中安定性、ペイロードの増加)を向上させるため
究
制御ソフトウェア開発、機体の二次試作、エンジンの駆動機構の評価試験を行う。
の容
研結 ①3Dシミュレーションを用いて機体の空中安定性の解析を行い、2次試作の仕様を決定した。
②ジャイロセンサ等の小型化とマイコンによる制御ソフトウェアの改良を行い、単体動作の確
究
認を行った。
③軽量化、電源搭載を図ったモータ駆動機の2次試作を行った。
の果 ④エンジン駆動機構の試作と評価を行い、実用機開発に向けた知見を得た。
課
題
地中熱利用ヒートポンプシステムの効率向上に関する研究
部
名
環境エネルギー部
者
保科秀夫、岡喜秋
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
企業1社
研内
地中熱利用ヒートポンプシステムの設備費の低減やエネルギー効率(COP)の向上を目的とし、
究
システムの主な構成要素別に運転方法や制御方法などを詳細に検証し、最適な条件を確立する。
の容
研結 ①地中熱交換器NO.2の循環経路を「内入外出」として運転し、「外入内出」としたH19年度と比較
すると、採熱量が2割ほど低下したことがわかった。
②ヒートポンプを使用せず、地中熱交換器による放熱のみでの冷房試験を行った。その結果、
究
冷房能力は約1400W(約160W/㎡)で、札幌において実用の可能性があることがわかった。
③融雪運転における「予熱運転」の有無や「融雪温度」が、システムのCOPに与える影響を把握す
の果
ることができた。
-47-
課
題
定温小口輸送容器の開発
部
名
環境エネルギー部、材料技術部
者
白土博康、富田和彦、堀川弘善
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
企業1社
研内
医薬品、食料品等の品質保持を目的に、潜熱蓄熱材と断熱容器を組み合わせた定温小口輸送
究
容器の設計と開発を行う。
の容
研結 ①既存の定温小口輸送容器の性能試験を実施し、容器内部の温熱環境について、計算と実測が
ほぼ一致し、容器内部の熱環境設計が可能であることを確認した。
究
②既存の蓄熱材の熱物性について評価し、要求仕様に充足する内容ではなかったため、新たな
の果
蓄熱材を開発した。
課
題
硫黄酸化脱窒細菌による脱窒技術の開発
部
名
環境エネルギー部
者
佐々木雄真、三津橋浩行、浅野孝幸、鎌田樹志
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度
㈱アール・アンド・イー 【協力機関】英機工業㈱、(財)道央産業技術振興機構
研内
硫黄酸化脱窒細菌を用いた脱窒処理は、反応速度等の面で課題があることから、硫黄酸化脱
究
窒細菌による脱窒の高効率化について検討する。
の容
①硫黄と炭酸カルシウムを主成分とするペレットを反応槽に充填し、各種条件下において人工
排水を用いた脱窒処理試験を行った。
研結
②①の結果、大きさの異なるペレットの比較では、小さいペレットを用いた方が脱窒性能が高
い傾向が見られた。
究
③高流速で循環通水を行う処理方法には、反応速度を高める効果が期待できることを見いだし
た。
の果
④実排水として埋立地の浸出水を用い、小型実験プラントによる試験を実施した結果、人工排
水と同様に脱窒処理が可能であることを確認した。
課
題
石炭複合バイオマス燃料(Coal Combined Biomass:CCB)の燃焼特性の検討
部
名
環境エネルギー部
者
上出光志、山越幸康、北口敏弘
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度
㈱北陽
石炭燃焼(微粉炭燃焼)ボイラーから発生する二酸化炭素の削減を目指し、バイオマス混焼率
研内
の向上(現状の1%程度から5%に向上)を目標に、それぞれの粉砕性、燃焼性、経済性についての
究
実験、試算を行う。また、混焼したときの窒素酸化物の発生挙動を明らかにし、小型燃焼器で
の容
の燃焼結果と比較検討を行う。
①各燃焼温度での窒素酸化物の発生挙動において燃焼温度が1300℃程度でサーマルNOxの顕著
な発生が見られ、燃焼温度1400℃以上で急激に発生量が増加した。それ以下の温度ではほと
んど発生しない。
究
②バイオマスの混焼によって全NOxの発生量は、バイオマス混焼率5%では石炭燃焼時よりも10
~20%低減し、バイオマス混焼率20%では5~10%低減することができた。
の果 ③石炭及バイオマス混合燃料の着火温度は石炭、バイオマス20%、バイオマス5%の順に高かっ
た。
研結
-48-
課
題
新築廃石膏ボードの改質処理
部
名
環境エネルギー部、材料技術部、
技術支援センター
者
内山智幸、高橋 徹、平野繁樹、富田恵一、若杉郷臣、吉田昌充、長野伸泰
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度
北清企業㈱
研内
新築時に発生する廃石膏ボード粉砕物に不溶化処理剤を加え、そのフッ素不溶化処理効果に
究
ついて検討する。
の容
研結 ①各種不溶化処理剤の化学的特性について検討を行い、数種類の選定を行った。
②選定した処理剤について、添加量と不溶化処理効果の関係を検討し、幾つかの処理剤におい
究
て少量で優れた効果を確認した。
の果
③処理剤を添加した新築廃石膏粉体の粉末性状評価を行い、良好な結果が得られた。
課
題
廃石膏を利用した複合汚染対応型不溶化剤の開発
部
名
環境エネルギー部
者
高橋
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度
徹、富田恵一、若杉郷臣、三津橋浩行、佐々木雄真
㈱イーエス総合研究所
研内
廃石膏を利用した汚染土壌不溶化剤について、土壌汚染対策法に設定されている有害元素に
究
対する不溶化の性能評価及び廃石膏からの発生が懸念される硫化水素の安全評価について調査
の容 し、環境にやさしい複合汚染対応型不溶化剤の開発を行う。
研結 ①模擬試料(土壌)を用いて、有害元素の溶出特性について検討した。
究
②不溶化剤を用いた場合のセレンの溶出特性および形態分析について検討した。
の果 ③不溶化剤からの硫化水素の発生条件を検討した。
課
題
溶射皮膜との複合化によるごみ焼却炉用高温耐食性火格子の開発
部
名
材料技術部、技術支援センター、
製品技術部
者
高橋英徳、戸羽篤也、田中大之、宮腰康樹、中嶋快雄、相山英明、鴨田秀一
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
企業3社
研内
予め鋳型内部に設置した耐食性の高い溶射皮膜を火格子を鋳造する際の溶湯の高熱を利用し
究
て所定の部位に施す、いわゆる鋳包みによって複合化することを検討し、高温耐食性に優れた
の容 火格子の開発を行うことを目的とする。
研結 ①鋳造試験片の形状および寸法について鋳造CAEシステムを用いて検討した結果、断面寸法を
実サイズの概ね0.8倍、長手方向を約1/3とした試験片形状を設定した。
究
②表面に溶射合金粉末を塗布した鉄板を鋳包んだ結果、母材と鉄板の接合および皮膜の形成の
どちらも良好な結果が得られた。
の果 ③次年度からの新規テーマで継続的に検討を行い、フルサイズ火格子の試作を目標とする予定。
-49-
課
題
天然物を用いたプラスチック発泡コンパウンド技術の開発
部
名
材料技術部
者
可児浩、金野克美
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
昭和高分子㈱
研内
天然物由来の素材と生分解性プラスチックを主原料として、既存製品と同等以上の物性を維
究
持しながら、環境にやさしく安価な生分解性発泡素材作製のためのコンパウンド技術およびそ
の容 れを用いた製品を開発する。
研結 ①天然物由来の素材および脂肪族ポリエステル系生分解性プラスチックを主原料に用い、各種
添加剤の物性および成形性への影響に係る検討、試験機および実機による成形条件の検討を
究
行った。
②検討の結果、既存製品に比べ天然物由来素材を増量しコストを抑えつつ、物性は同等以上の
の果
成形体を得るための添加剤処方および成形条件を確立することができた。
課
題
寒冷地向け複合建材の開発
部
名
材料技術部
者
大市貴志、吉田憲司、勝世敬一
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
城東テクノ㈱
研内
木質素材に無機質粉粒体を複合化した新たな建築材料としての木質/無機質複合建材につい
究
て、耐凍結融解性能および耐燃焼性を向上させる製造条件を検討するとともに、パイロットプ
の容 ラントにおける量産化技術の検討を行う。
研結 ①耐凍結融解性能を向上させる配合条件や添加剤の要因を明らかにした。
究
②パイロットプラントにおける製造条件の最適化を図った。
の果 ③耐凍結融解性を向上させた木質/無機質複合建材を開発した。
課
題
高感度磁気センサーを用いた小口径管の熱疲労割れ検出技術の開発
部
名
技術支援センター、材料技術部
製品技術部
者
相山英明、田中大之、中嶋快雄、宮腰康樹、高橋英徳、吉成 哲
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度
日鋼検査サービス㈱
研内
小口径管内に進入できる小型磁化器を作製し、高感度磁気センサーを組み合わせた漏洩磁束
究
探傷法の適用を試みる。
の容
研結 ①永久磁石を用いて、MIセンサーの磁気特性を測定した。
②小型磁化器とMIセンサーを用いた実験により、外部からの漏洩磁気の影響が大きいことが分
究
かった。
③磁化方法として、残留法の適用により熱疲労割れの検出が可能であったが、スケールによる
の果
雑音の除去が問題点として残った
-50-
課
題
回転成形同時発泡技術による高機能性保冷容器の開発
部
名
材料技術部、製品技術部
者
大市貴志、可児 浩、日高青志
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度
北海ダイプラ㈱
研内
プラスチックの成形加工方法の一つである回転成形法によるポリエチレン表皮/ポリエチレ
究
ン発泡体一体同時成形技術を確立し、リサイクル性に優れたプラスチック複合体による高機能
の容 性保冷容器を開発する。
研結 ①安定な発泡層の形成のための発泡性粒状ペレットの製造条件を確立した。。
究
②回転成形同時発泡技術について、各成形要因の最適化を図り、成形条件を確立した。
の果 ③断熱性、軽量性、緩衝機能およびリサイクル性に優れたプラスチック複合体による高機能性
保冷容器を開発した。
課
題
石炭灰を用いた耐火物粉末の高純度化に関する研究
部
名
材料技術部
者
工藤和彦、執行達弘
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度
北海道電力㈱、北海道大学
研内
セメント原材料や土木建築分野等に有効利用されている石炭灰を用いて耐火物を安価に効率
究
的に製造する技術開発を行う。
の容
研結 ①不純物の形態をX線回折法、SEM観察、TEM観察等で確認した。
究
②不純物の除去法について、薬品添加法、酸処理法などによる検討を実施した。
の果 ③耐火物粉末を試作し、実用化のための基礎試験を実施した。
課
題
光造形技術を活用した精密な実体歯科患者モデルの開発
部
名
製品技術部
者
岩越睦郎、安田星季
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度
北海道医療大学
研内
仮想3次元空間上に生成した正確な仮想歯科患者モデルを実空間に精密に表現できる実体歯
究
科患者モデルを開発し、歯科臨床における診断と治療技術の向上を図ることを目的とする
の容
研結 ①仮想歯科患者モデルを用いて光造形に適するデータ化を図った。
究
②歯科臨床における診断と治療技術の向上のための実体歯科モデルを開発した。
の果
-51-
課
題
携帯可能な移乗補助ツールの開発
部
名
製品技術部
者
中島康博、前田大輔、桑野晃希、吉成
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度
哲
㈱プラウシップ
研内
介助員の身体負荷軽減のため可搬性や作業効率に優れ、低コストな移乗補助ツールの開発を
究
行う。医療介護現場で行われている移乗動作を解析し、移乗が効率的に行え身体負荷を軽減す
の容 る移乗補助ツールの形状について検討する。
①ビデオによる介助者の移乗動作解析を行い、移乗開始時に被験者を持ち上げる瞬間が最も負
荷がかかることがわかった。また、従来形のトランスファボードは、ボードがねじれたわみ
を起こし、被介助者のバランスが不安定で危険であることがわかった。
究
②被介助者を持ち上げずに移乗する、トランスファボード下面に支持機構を設けた移乗補助ツ
ールを開発した。移乗作業時の作業効率化と被介助者の安定性を確保するため、ボード及び
の果
支持機構の形状を検討した。車いす・ベッドとツールフレームの干渉を最小限に抑え、作業
性と軽量の両立を実現した。
研結
課
題
耐久性に富んだ炭素繊維発熱体の開発と製品への応用
部
名
製品技術部
者
岩越睦郎、安田星季
担
当
共同研究機関
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
省電システム㈱、㈱ナカガワ工業
研内
炭素繊維を用いた耐久性(耐水、耐寒、耐熱等)のある発熱体を開発し、その発熱体を組み込
究
んだ屋外用融雪関連製品(雪庇除去等)及び室内暖房製品への応用を検討する。
の容
研結 ①耐久性のあると考えられる発熱体を試作した。
究
②雪庇除去用エアーカッターを試作した。
の果
(5)
受託試験研究
課
題
北方積雪地域仕様太陽光発電架台の雪排除機能評価
部
名
情報システム部、環境エネルギー部
研 究 期 間
平成20年度
者
多田達実、保科秀夫
委 託 機 関
太平洋建業㈱
担
当
研内
北方積雪地域における新たな雪排除方法を検討し、実用的な太陽光発電架台の開発・普及を
究
目指す。
の容
研結 ①雪排除方法を検討し、試験方法を絞り込んだ。
究
②2種類の雪排除構造を有する太陽光発電架台を無落雪屋根に設置し、その性能を評価した。
の果
-52-
課
題
セラミックス-鋳鉄複合材料の耐摩耗性評価
部
名
材料技術部
研 究 期 間
平成20年度
者
宮腰康樹、田中大之、中嶋快雄、
高橋英徳、相山英明
委 託 機 関
札幌高級鋳物㈱
担
当
研内
耐摩耗性を付与するSiC等のセラミックスフィルターを高クロム鋳鉄および耐熱鋳鋼等で鋳
究
ぐるみ、耐摩耗性と耐食性とを兼ね備えた複合材料の開発を目的とし、材料の断面組織観察、
の容 反応層の分析評価、耐摩耗性評価を行う。
研結 ①セラミックスフィルターの鋳ぐるみにおいて、最も一般的な横堰方式の注湯では高クロム鋳
鉄のみ良好な複合状態が得られた。
究
②鋳鋼で鋳ぐるむ場合は、上堰あるいは下堰方式の鋳造法案が必要なことがわかった。
③良好に鋳ぐるまれた試料の耐摩耗性は、炭化ケイ素フィルターを鋳ぐるんだものが最も良好
の果
で、母材に対し2~5倍の耐摩耗性向上が認められた。
課
題
精密板金加工業における高齢者のための生産体制の確立と現場力強化に関する研究
部
名
製品技術部、技術支援センター
研 究 期 間
平成20年度
者
畑沢賢一、飯田憲一、櫻庭洋平
委 託 機 関
㈱中央ネームプレート製
作所
担
当
研内
変種変量生産への対応と、それを実現するフレキシブルな現場力の強化が求められている精
究
密板金加工業において、今後増加すると予測される高齢者の継続就労のために、経験と身体的
の容 能力を考慮した生産体制への移行方法を検討し、さらに、現場力強化に関わる作業環境の整備
を実施する。
研結 ①各工程の作業者を対象に、心拍、握力などの身体機能や作業姿勢を調査し、高齢作業者の作
業特性や高齢作業者が従事するために改善が必要な工程を明らかにした。
②作業負荷や進捗状況が「いつでも誰でもすぐに」確認できるような生産管理システムを開発
究
し、作業情報の見える化を行った。
③負担軽減のために「鋼材運搬用コンパクト台車」
、「自動スポット溶接機」など8項目の支援
の果
機器を開発した。
(6)
外部資金活用研究
課
題
サケ輸出促進のための品質評価システムの開発と放流技術の高度化
部
名
技術支援センター、情報システム部
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
者
宮﨑俊之、波 通隆、吉川 毅、
堀 武司、澤山一博
委 託 機 関
(独)水産総合研究センター
担
当
共同研究機関
岩手県水産技術センター、網走水産試験場、東北大学、北海道大学、北海道漁業協同
組合連合会、(社)岩手県さけます増殖協会
研内
サケ品質分析システムを開発し、得られた情報を付加した製品管理供給システムの構築によ
究
り日本産サケ資源の品質安定を図り、輸出価格アップ・輸出金額の増大を目指す。
の容
研結 ①低次加工品向けハンディ型身色計測装置の現場試験を行い、安定した身色計測が可能である
ことを確認した。
②製品化に必要な要素技術(低消費電力化、専用プローブ、システムの安定化等)の開発、検討
究
を行った。
③高次加工品を想定した、画像による身色や脂肪含量の計測可能性を検討した。
の果
④近赤外線領域における脂肪含量の計測可能性検討を行った。
-53-
課
題
可視光通信アプリケーションのユーザー向け開発環境の構築と評価
部
名
情報システム部、技術支援センター
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
者
大村
委 託 機 関
㈱北海道二十一世紀総合
研究所
担
当
共同研究機関
功、橋場参生、長尾信一
㈱コムテック2000、㈱北海道二十一世紀総合研究所、日本電気通信システム㈱、
北海道大学
研内
USBに準拠した可視光通信対応組込みソフトウェア技術を確立し、安全で安心な可視光帯域
究
を利用したワイヤレスシステムを具現化するための研究開発を行う。
の容
研結 ①可視光通信に対応し画像表示、音声出力、データ保持等の機能を持った携帯端末モジュール
を開発した。
究
②移動を考慮したデータ形式、手順の検討を行い、上記端末に搭載したデモシステムの構築を
の果
行った。
課
題
機能安全対応自動車制御用プラットフォームの開発
部
名
情報システム部
者
堀
担
当
共同研究機関
武司、奥田 篤、波
通隆
研 究 期 間
平成18年度~平成21年度
委 託 機 関
㈱ヴイッツ
名古屋大学、(独)産業技術総合研究所、名古屋市工業研究所、企業3社
研内
機能安全に関する国際規格IEC61508に対応した自動車制御用オペレーティングシステム及び
究
通信ミドルウェアの開発を行い、開発過程で得られたノウハウの普及展開を図る。
の容
研結 ①IEC61508に従った組織体制とソフトウェア開発プロセスにより、自動車制御用オペレーティ
ングシステム、通信ミドルウェアの開発を実施した。
究
②上記開発活動に関して欧州の認証機関等のレビューを受け、改善点の検討を行った。
③IEC61508の推奨技法の一つである形式手法に関して、VDM、 Z記法、 Bメソッドの3手法に
の果 ついて調査を行った。また、開発要員向けの技術教育を行った。
課
題
ALS病等による運動性構音障害患者のための発話支援システムに関する研究
部
名
技術支援センター
研 究 期 間
平成20年度
者
橋場参生
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
研内
ALS(筋萎縮性側索硬化症)や筋ジストロフィー等によって発声が困難になった人々のため
究
に、自らの口を使った対話を可能にする発話支援システムを研究開発する。
の容
研結 ①ALSや筋ジストロフィー等の疾患が発話能力に与える影響について調査を行った。
②発声に必要な原音を人工的に生成し、さらに口腔内での共鳴を可能にするために、スピーカ
等で生成した人工原音をチューブを使って口腔内に送り込む方式を開発した。
究
③チューブ挿入式の人工原音生成部、各種スイッチを接続可能な操作部、マイクロコンピュー
タを内蔵した制御部から構成される発話支援システムを試作した。
の果
④病院等の協力を受けて患者への適用試験を行い、システムの有効性を確認した。
-54-
課
題
張力制御によるキャスティング型作業システムに関する研究
部
名
技術支援センター
研 究 期 間
平成20年度
者
浦池隆文
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
研内
キャスティング機構を用いた投擲型作業システムに関して、効率的な投擲機構の検討と、張
究
力による作業機飛行状態のフィードバック制御機構の開発を行う。
の容
研結 ①3D-CADと連動した機構解析を行い、振子運動を活用した効率的な投擲動作を実現した。
②上記検討結果に基づいた投擲機構部の設計・試作を行った。
③作業機の飛行状態を計測する手法として、内界センサのみで実用的な計測が可能であること
究
を確認した。
④試作機による投擲試験を行い目標到達距離5~10mにおいて、良好な投擲精度が得られること
の果
を確認した。
課
題
高周波帯電磁波を利用した地域産業向けセンサデバイスおよびセンシング技術の
研究開発
部
名
技術支援センター、情報システム部
研 究 期 間
平成20年度
者
宮﨑俊之、澤山一博、波
委 託 機 関
ノーステック(財)
担
当
共同研究機関
通隆
北海道大学、東北大学
研内
電子機器産業の新たな技術基盤の確立のため、高周波帯電磁波を用いたセンシング技術を確
究
立し、道内農畜水産業・食品加工業での高度品質評価技術へと応用する。
の容
①導入したミリ波帯ネットワークアナライザを用い、食品を対象としたマイクロ波~ミリ波帯
における対象物質(水分、脂肪等)の特徴量を計測可能なシステムを構築した。
②①のシステムを使用し、水産物(アキサケ、ホッケ等)、食品(チーズ等)の誘電率計測を行う
究
とともに、共同研究機関において実施した化学的分析結果との相関比較を行った。
の果 ③②における測定、計測手法を広く使用可能とするためのマニュアル化を行った。
④講習会開催により、導入機器、測定手法の普及を図った。
研結
課
題
道産カラマツ材高付加価値利用のための格付け評価システムに関する技術開発
部
名
情報システム部
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
者
髙橋裕之、飯島俊匡
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
共同研究機関
九州大学、企業1社
担
当
研内
カラマツ丸太を建築材料などの高付加価値利用として活用できるものを峻別して出荷するた
究
めの等級格付けシステム開発を目的とした技術開発を行う。
の容
研結 ①製材後のねじれ発生予測を行うための画像評価パラメータの検討を行った。
究
②評価パラメータを取得するための画像処理手法の検討を行った。
の果 ③画像処理手法の評価を行うための試作システムの構築を行い、評価試験を行った。
-55-
課
題
近赤外分光イメージングによる食品の品質および安全性の同時モニタリング技術
の開発
部
名
技術支援センター、情報システム部
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
者
本間稔規、飯島俊匡、橋場参生、
髙橋裕之
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
北海道大学、北海バネ㈱
研内
食品の品質に関わる成分のモニタリングと、非金属破片や毛髪などの異物検出を同時に行う
究
近赤外分光イメージング装置およびデータ解析技術を開発する。
の容
研結 ①JFEテクノリサーチ社のイメージング分光器とハロゲン光源による、反射光を対象とした近
赤外分光イメージング光学系を構築した。
②近赤外分光イメージング光学系により取得したスペクトルデータの解析を高速化するGPGPU
究
による並列計算プラットフォームを構築した。
③分光イメージングデータから異物検出を行うために、主成分分析やOCSVM(One-class
Suppo
の果
rt Vector Machine)などを用いたデータ解析手法について検討した。
課
題
高輝度LEDを用いた光質プログラム制御型植物栽培用光源パネルの開発
部
名
情報システム部
研 究 期 間
平成20年度
者
髙橋裕之
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
千歳科学技術大学、㈱石黒鋳物製作所
研内
植物固有の機能成分を豊富に含んだ植物の栽培を目的とし、高輝度・高効率LEDを用いた光
究
質プログラム制御型光源パネルを組み込んだ小型栽培装置の開発を行う。
の容
研結 ①栽培装置用プログラム制御型LED光源パネルの設計・製作を行った。
究
②二液制御、改良NFT方式による小型栽培装置の設計・試作を行った。
の果 ③光源パラメータ取得のためのモニタリングシステムの試作を行った。
課
題
ナノスケール加工による水産物の品質保持・加工特性改善技術の開発
部
名
環境エネルギー部
研 究 期 間
平成19年度~平成23年度
者
内山智幸、鎌田樹志、松嶋景一郎、
平野繁樹
委 託 機 関
(独)農業食品産業技術総
合研究機構
担
当
共同研究機関
(独)水産総合研究センター中央水産研究所、網走水産試験場
研内
従来の魚介肉(すり身)とは異なる特性(消化吸収特性・乳化特性)を有する、鮮度の高い水産
究
系中間加工素材の開発に向け、水産資源を対象とする超微粉砕技術やタンパク質変性抑制技術
の容 の開発について検討する。
研結 ①湿式メディアミルにより、ホタテガイ貝柱、サケ筋肉の微細化処理に関する基礎技術を確立
した。
究
②レーザ回折散乱法により、各種微細化処理品の粒度評価が可能となった。
③湿式メディアミルにて,循環回数と微細化の関係を明らかにし,各種サイズの試料調製が可
の果
能となった。
-56-
課
題
資源用トウモロコシを用いた大規模バイオエタノール製造拠点形成推進事業
部
名
環境エネルギー部
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
者
北口敏弘、三津橋浩行、上出光志、
山越幸康、岡 喜秋、鎌田樹志、
佐々木雄真、浅野孝幸
委 託 機 関
環境省
担
当
研内
バイオエタノール製造に関し、資源用トウモロコシの茎葉部について、機能性酵母による酵
究 素生産・セルロース糖化・エタノール発酵に適する前処理工程の検討及びエネルギー収支、
の容 CO2排出量などの観点からエタノール製造プロセスの最適化に関する検討を行う。
①資源用トウモロコシの茎葉部試料を用いて機能性酵母による発酵に適した前処理として蒸煮
・爆砕法について処理温度、処理時間の影響の検討を行い、また、蒸煮・爆砕法と水酸化ナ
研結
トリウム、アンモニアなどのアルカリ処理法について処理条件の検討を行った結果、グルコ
ース収率90%以上の処理条件を見いだすことができた。
②容量30Lの同時糖化・発酵装置、設計処理量5L/h、段数15段の泡鐘塔式蒸留装置、膜面積0.2
究
5m2(H社製)、0.12m2(M社製)のゼオライト膜を利用したPV、VP両方式による脱水装置を試作し
た。
③昨年度のエタノール製造工程におけるLCA評価では、茎葉の30%を熱源利用し、残り70%エタ
の果
ノール原料することが最適であった。今年度は、熱源利用の範囲を原料や発酵残渣の乾燥に
拡大してLCA評価を行った。
課
題
道産ホタテ煮汁を用いた亜臨界水技術による本物志向調味料の開発
部
名
環境エネルギー部、製品技術部
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
者
松嶋景一郎、鎌田樹志、蓑嶋裕典、
万城目聡、及川雅稔、日高青志
委 託 機 関
経済産業省
担
当
共同研究機関
網走水産試験場、丸共水産㈱、北興化工機㈱、㈱しんや
研内
ホタテ煮汁を原料に亜臨界水マイクロリアクタ処理技術を用いて、1秒以下という短時間で
究
メイラード反応およびペプチド・多糖類の低分子化反応を促進させ、乾貝柱と同様の乾物香味
の容 と豊富なアミノ酸による旨味を持ち、添加物を一切加えない、付加価値の高い本物志向の新規
ホタテ調味料の製造技術の開発を目指す。
①昨年度の研究で構築した亜臨界水マイクロリアクタ処理前のホタテ煮汁の脱塩・精製工程に
関する最適化を検討した結果、各プロセスの改良および適正な処理条件を確立することがで
研結
きた。
②昨年度製作した亜臨界水マイクロリアクタのパイロットプラントによる新規ホタテ調味料の製
造を検討した結果、高品質な香味を有する新規ホタテ調味料を、実生産レベルで製造可能な
究
亜臨界水プロセスを構築することができた。
③前処理から亜臨界水マイクロリアクタ処理までのトータルシステムについてコスト試算し、
製品化に向けた価格設定を行った。
の果
④ホタテ調味料の将来的な市場展開の可能性を探るため、業務用および一般消費者向け商品の
方向性について検討し、試作開発を行った。
課
題
イカ内臓を用いた養魚用高機能性飼料の開発
部
名
環境エネルギー部、技術支援センター
研 究 期 間
平成18年度~平成20年度
者
若杉郷臣、富田恵一、高橋 徹、
長野伸泰
委 託 機 関
農林水産省
担
当
共同研究機関
釧路水産試験場、栽培水産試験場、東京海洋大学
イカ内臓を有効利用するため、含有する有害重金属を除去し、イカ内臓の持つ有用成分を利
研内
用した高機能性養魚用飼料の製造技術を開発する。重金属除去工程の低コスト化、イカ内臓処
究
の容 理ミールを用いた配合飼料製造技術、飼育試験によるイカ内臓飼料の持つ高機能性について検
討する。
研結 ①イカ内臓約300kgを用いて約60kgのイカ内臓処理ミールを製造した。
②ミール製造プロセスを改良することで、製造コストの低減化を図ることができた。
究
③飼育試験の結果、魚粉代替飼料としてイカ内臓が優れた性質を持つことが判明した。
④電解工程の改善効果によりミールの品質が向上し、魚粉代替飼料としての置換上限率がH19
の果
の20%程度に対し、H20は40~60%に向上した。
-57-
課
題
使用済みナトリウム-硫黄二次電池のリサイクルのためのナトリウム精製技術開発
および多硫化ナトリウムからの重金属吸着剤の開発
部
名
環境エネルギー部
研 究 期 間
平成20年度~平成24年度
者
若杉郷臣
委 託 機 関
(独)新エネルギー・産業
技術総合開発機構
担
当
共同研究機関
北海道大学
研内
使用済みナトリウム‐硫黄二次電池のリサイクルのため、ナトリウム電解精製装置の開発お
究
よび同電池内から回収される多硫化ナトリウムを原料とした重金属吸着剤の開発研究を行う。
の容
研結 ①使用済みナトリウム-硫黄二次電池の発生状況について技術調査を行った。
究
②陽極材料について、リサイクル処理に向けた検討を行った。
の果
課
題
金属酸化物触媒を用いた水循環系内での結合塩素抑制方法の開発
部
名
環境エネルギー部
研 究 期 間
平成20年度
者
浅野孝幸
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
研内
塩素殺菌時に発生し、健康にも影響を及ぼすクロラミンの抑制を図るため、金属酸化物を触
究
媒とする簡易装置により、クロラミン濃度の低減化を可能とする方法を開発する。
の容
①金属酸化物をコーティングした、ろ材に通水することによりクロラミンを速やかに除去でき
研結
ることを確認した。
究
②活性炭や紫外線のように遊離塩素を分解しないことが分かった。
の果
③室内遊泳プール水への適用可能性について検討した。
課
題
メタン発酵消化液の高速処理技術の開発
部
名
環境エネルギー部
研 究 期 間
平成20年度
者
鎌田樹志
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
研内
家畜糞尿・生ゴミなど有機性廃棄物のメタン発酵処理で課題となっている消化液の処理につ
究
いて、木質チップなどの微生物担体を散水ろ床形式で用いた好気性高速発酵処理技術を応用し、
の容 コンパクトな処理装置による処理方法を確立する。
研結
究
の果
①木質チップを微生物担体とした散水ろ床式の好気性発酵処理試験を行い、メタン発酵消化液
の高速処理特性を把握した。
②木質チップのほか数種類のセラミックス担体を用い、ろ床に用いる担体の種類および形状を
比較検討した。
③試作した試験装置を用い、メタン発酵消化液の高速処理条件を検討した。
-58-
課
題
防腐剤(CCA)処理木材の自動判別方法および有効利用に関する研究
部
名
環境エネルギー部
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
者
高橋
委 託 機 関
環境省
担
当
共同研究機関
徹、富田恵一、若杉郷臣
林産試験場、環境科学研究センター、北海道大学
研内
LIBS法を用いてCCA処理木材を高精度に判別する測定方法および測定条件について検討する。
究
また、CCA処理木材をバイオマス原料として有効利用するため、硫酸浸出法を用いた糖化によ
の容 る原料化、有害金属の除去および副産物の回収を行うリサイクルシステムを構築する。
①LIBS法を用いてAs、Cr、Cuの測定を行い、100ppbまで分析できることが分かった。
研結 ②内標準法等により、分析精度が向上すること、また、土壌等を付着させた試料は、Fe、Si、
Al等の妨害があるが、波長の選択により、測定可能であることが分かった。
究
③CCA処理木材中のCCA成分は硫酸でほとんど溶出でき、硫酸濃度30%、24時間処理が最適であ
ることが分かった。
の果 ④拡散透析法とイオン排除クロマトグラフィーを利用し、CCA成分と硫酸の分離の可能性を示
唆した。
課
題
コンビナート型ヒトデ・トータル利用システムの開発
部
名
環境エネルギー部
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
者
内山智幸、松嶋景一郎、平野繁樹、
三津橋浩行、鎌田樹志、佐々木雄真、
蓑嶋裕典
委 託 機 関
農林水産省
担
当
共同研究機関
釧路水産試験場、水産孵化場、北海道大学、丸共水産㈱、北海道三井化学㈱
研内
処理方法が問題となっているヒトデ骨片の最適な利用方法の研究、ヒトデ骨片を活用した高
究
付加価値製品の開発を目的とし、酵素分解後の骨片から,ろ過材の製造方法を検討し,最適な
の容 形状と使用方法を開発する。
①酵素分解後の骨片について残留する有機物評価を行い、それを低減するためアルカリ洗浄条
件を検討した。
②骨片の成形方法として金型成形とホットプレス成形を検討し、成形体の試作および評価を行
究
った。
③水処理用微生物担体として骨片成形体を利用した水処理実験を行い、市販担体と同等の処理
の果
効果を確認した。
研結
課
題
ライムケーキ由来高反応消石灰の製造と利用技術
部
名
環境エネルギー部、技術支援センター
研 究 期 間
平成20年度~平成21年度
者
長野伸泰、 高橋 徹、 富田恵一、
若杉郷臣、 上出光志、 三津橋浩行、
佐々木雄真、 松嶋景一郎
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
北海道石灰化工㈱
研内
製糖工業から大量に発生するライムケーキを用いて、新たな製法により高い脱塩化水素・脱
究
二酸化イオウ性能を有する高反応排煙処理剤を安価に、かつ、容易に製造する技術を開発する。
の容
研結 ①ライムケーキの焼成に関しては,撹拌機能を有する間接加熱式回転炉を用いて850℃12分間
焼成することにより,炭酸カルシウム残存率ほぼ0%の生石灰が得られた。
究
②上記の試験で得られた生石灰に水を加えて製造した消石灰の粉体特性並びに排ガス中の酸性
の果
成分の除去性能評価を行い,良好な結果が得られた。
-59-
課
題
鉛フリーはんだを用いたフローはんだ付け機器の損傷抑制技術の評価試験方法に
関する標準化
部
名
材料技術部
研 究 期 間
平成19年度~平成21年度
者
飯野 潔、片山直樹、赤沼正信、
斎藤隆之
委 託 機 関
(社)電子情報技術産業協
会
担
当
共同研究機関
大阪大学、群馬大学、芝浦工業大学、(財)日本電子部品信頼性センター
研内
鉛フリーはんだによるステンレス鋼損傷のメカニズム解明と評価試験方法の標準化、ステン
究
レス鋼表面処理材損傷の評価試験方法の標準化等を行い、鉛フリーはんだによるフローはんだ
の容 付け機器損傷の抑制に資する評価試験方法を規定し、国際標準化を目指す。
研結 ①鉛フリーはんだ耐エロージョン表面処理皮膜の健全性(欠陥の有無)を評価する試験として、
はんだ付着試験を提案し、試験条件等の検討を行った。
究
②表面処理皮膜の物理的・機械的耐久性および熱的耐久性を評価する試験として、それぞれス
の果
クラッチ試験、熱衝撃試験を提案し、試験条件等の検討を行った。
課
題
水銀鉱業技術を活用した廃乾電池由来高性能低コスト脱Mg材の開発
部
名
材料技術部
研 究 期 間
平成19年度~平成20年度
者
高橋英徳、中嶋快雄、赤澤敏之、
執行達弘、野村隆文、板橋孝至、
田中大之
委 託 機 関
経済産業省
担
当
共同研究機関
北見工業大学、北海道大学、北海道工業大学、ノーステック財団、企業3社
研内
アルミスクラップから不純物のMgを除去する脱Mg材は、高価でフッ素や塩素ガスなどの有毒
究
ガスを生じることが課題となっているため、廉価で環境負荷が低い脱Mg材として使用済み乾電
の容 池から精製した酸化物粉末の利用について検討する。
研結 ①使用済み乾電池から精製した酸化物粉末(電池滓)をベースに、Mg低減性能が市販品の約3倍
となる脱Mg材を開発した。
究
②これまで問題となっていた溶湯中への亜鉛の溶出の低減について、亜鉛滓をリン酸処理する
の果
ことによる処理方法を開発した。
課
題
デジタルTVチューナー付PC用携帯アンテナの小型化を実現するためのプラス
チック成形加工技術の開発
部
名
材料技術部
研 究 期 間
平成18年度~平成20年度
者
金野克美、大市貴志、可児 浩、
山岸 暢、吉田昌充
委 託 機 関
(財)室蘭テクノセンター
担
当
共同研究機関
企業2社
研内
携帯が可能な小型・軽量・薄型アンテナの開発を図るため、アンテナ部品全てをプラスチックで
究
一体成形するためのガスアシスト成形、炭酸ガス成形及び特殊インサート成形による複合化技
の容 術を検討する。また、射出成形CAEによる流動解析を実施する。
研結 ①ガスアシスト成形、炭酸ガス成形、インサート成形等を組み合わせた複合成形により地上波
デジタル用携帯形アンテナのプロトタイプを成形した。
究
②試作に用いた樹脂の性能評価を行い、また、室内窓際に置かれた際の太陽光照射による耐久
性を検討した結果、1000時間ででも変化がないことが確かめられた。
の果 ③射出成形CAEによる流動解析を行い、射出成形時の樹脂の流れを確認した。
-60-
課
題
微小部品に対応した機能性めっき技術の開発-めっき皮膜の表面性状評価-
部
名
材料技術部
研 究 期 間
平成18年度~平成20年度
者
斎藤隆之、飯野 潔、片山直樹
委 託 機 関
㈱日本アレフ
共同研究機関
㈱生野製作所ほか民間企業3社
担
当
研内
半導体評価装置の微小部品に対応した機能性めっき技術の確立を目指し、機能性めっき表面
究
の親水性および表面性状評価を行う。
の容
研結 ①XPS等表面解析により複数のめっき前処理方法による処理後の表面状態を評価した。
究
②プラズマ前処理による表面状態の変化と親水化の関連等を明らかにした。
の果 ③試作した微小めっき部材のめっき膜厚を評価し、実用化が可能であることを示した。
課
題
ナノインデンテーション法を用いた金属間化合物の機械的特性評価技術の開発
部
名
材料技術部
研 究 期 間
平成20年度
者
田中大之
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
研内
ナノインデンテーション法を用いた錫系金属間化合物の機械的特性評価技術を検討するとと
究
もに、通常の引張試験法等では評価が困難な各種金属間化合物における有力な機械的特性評価
の容 技術として開発することを目指す。
①各種の錫-ニッケル系金属間化合物の試作し、ナノインデンテーション法を用いて機械的特
研結
性(弾性率、硬さ等)を評価できた。
究
②各種の錫-銅系金属間化合物の試作し、ナノインデンテーション法を用いて機械的特性(弾性
の果
率、硬さ等)を評価できた。
課
題
光触媒抗菌機能を有する有機樹脂基材の開発
部
名
材料技術部
研 究 期 間
平成20年度
者
斎藤隆之
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
食品加工研究センター
研内
光触媒抗菌機能を有する有機樹脂基材について、抗菌性能を十分発揮させるための基材製造
究
条件や微視的要因について明らかにし、実用的な抗菌性能と耐久性を有する基材の開発を目指
の容 す。
①製品として求められる条件(外観、耐久性や製造の容易さ等)と抗菌性能を両立させる製造条
研結
件を見出した。
究
の果 ②抗菌性能と製造後の表面処理条件の関連性を明らかにした。
③各種条件で製造した試験体の表面・断面の状態を分析装置で評価した。
-61-
課
題
自動車用鋳造部品や電子部品における欠陥・有害物質の高精度評価技術の開発
部
名
材料技術部、技術支援センター、
製品技術部
研 究 期 間
平成20年度
者
相山英明、田中大之、赤沼正信、
片山直樹、宮腰康樹、高橋英徳、
戸羽篤也、中嶋快雄、齋藤隆之、
飯野 潔
委 託 機 関
(財)北海道科学技術総合
振興センター
担
当
共同研究機関
苫小牧市テクノセンター
自動車用アルミ系鋳造品や電子部品を対象とし、三次元X線CTスキャン装置を用いて非破壊
研内
で欠陥のサイジングと分布を評価する手法と蛍光X線分析装置を用いてPb等の微量有害物質を
究
の容 評価する手法をマニュアル化し、金型鋳造等における溶湯管理や鋳造プロセスの高品質化と電
子部品実装におけるはんだ接合の高度化を図る。
①マイクロフォーカスX線CTスキャン装置を用いてアルミ系鋳造品や電子部品を対象に非破壊
研結
で10数μm程度の欠陥のサイジングと分布を評価できた。
究
②蛍光X線分析装置を用いて電子部品を対象に、Pb等の微量有害物質を10ppmオーダーで定量評
の果
価できた。
課
題
耐熱鋳鋼複雑薄肉化のための減圧注湯法の実用化調査
部
名
技術支援センター、材料技術部、
製品技術部
研 究 期 間
平成20年度
者
宮腰康樹、田中大之、万城目聡
委 託 機 関
経済産業省
担
当
共同研究機関
学校法人近畿大学
研内
熱処理用治具の材質は高合金鋳鋼(耐熱鋳鋼)であるため、治具を鋳造で製造する際の溶融金
究
属の流れが悪く複雑薄肉化は困難であった。本研究では、溶融金属の湯流れ改善に対する減圧
の容 注湯法の有効性について検討する。
研結 ①目開き約3mmのセラミックスフィルターに鋳鋼を注湯し、フィルター内での湯回りを調べた。
究
②その結果、大気圧鋳造に比べ減圧鋳造の方が充填状態が良好であることが認められ、鋳鋼品
の果
の複雑薄肉化における減圧注湯法の有効性が確認された。
課
題
フリップチップ実装技術の市場ニーズ調査及びサンプル試作
部
名
材料技術部
研 究 期 間
平成20年度
者
田中大之、片山直樹
委 託 機 関
経済産業省
担
当
共同研究機関
函館電子㈱、クローバー電子工業㈱
研内
フリップチップ接続技術の課題を解決する新しい実装構造及びプロセスとして嵌合方式高密
究
度フリップチップ実装技術(HDFIT)によるサンプル試作を行い、得られた知見から研究開発計
の容 画で設定している開発目標を達成するのに必要な研究開発内容の妥当性を検証する。
研結 ①嵌合方式高密度フリップチップ実装技術(HDFIT)により試作した形状サンプルを対象に高分
究
解能X線CTスキャン装置を用いて、金バンプ接合やはんだ接合状態を評価した。
の果 ②その結果、ボイドやはんだ流れを非破壊で評価することができた。
-62-
課
題
高感度磁気センサーを用いた小口径鋼管の熱疲労割れ検出技術の開発
部
名
技術支援センター、材料技術部、
製品技術部、情報システム部
研 究 期 間
平成20年度
者
相山英明、田中大之、中嶋快雄、
宮腰康樹、高橋英徳、吉成 哲、
橋場参生
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
共同研究機関
日鋼検査サービス㈱、横浜国立大学
研内
石油精製用パイプラインに用いられる加熱用小口径管内を検索できる小型磁化器を作製し、
究
高感度磁気センサーを組み合わせた漏洩磁束探傷法の適用を試みる。
の容
①有限要素法を用いて、小型極間式磁化器による磁束分布の解析を行った。
研結 ②小型磁化器とMIセンサーを用いた実験により、外部からの漏洩磁気の影響が大きいことが分
究
かった。
の果 ③磁化方法として、残留法の適用により熱疲労割れの検出が可能であったが、スケールによる
雑音の除去が問題点として残った。
課
題
ヒト歯髄の神経・硬組織関連因子の解析と組織工学
部
名
材料技術部
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
者
赤澤敏之
委 託 機 関
(独)日本学術振興会
担
当
共同研究機関
北海道医療大学
研内
抜去歯から歯髄細胞と象牙質をリユースし、先端医療に活用する高度基盤技術を確立する。
究
歯髄細胞を回収、神経細胞や幹細胞の数を計測、神経・硬組織関連因子を解析、硬組織形成や
の容 神経再生の促進条件を評価、歯髄細胞の組織工学とデリバリー治療を検討する。
①ヒト抜去歯から歯髄組織の回収方法として、採取、切断加工、粉砕工程を検討した。
②セルフローサイトメトリー法により、歯髄組織の神経細胞や幹細胞数等を計測した。
③ウエスタンブロッティング法により、蛋白質や神経・硬組織関連因子の検出を試みた。
究
④歯髄組織をヌ-ドマウスに埋入、摘出する生物検定により、組織学的観察を行った。
⑤走査型電子顕微鏡により、粉砕・脱灰象牙質顆粒や歯髄組織の微細構造を観察した。
の果
⑥北海道医療大学や歯科医院で、脱灰象牙質顆粒の移植20例、歯の再植1例を実施した。
研結
課
題
表面筋電による深層筋活動計測技術の研究開発
部
名
製品技術部
研 究 期 間
平成20年度
者
中島康博
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
研内
表面筋電計からの筋活動計測による手指負荷推定を実現するため、表面筋電計による前腕の
究
深層筋活動計測手法を開発する。筋電計測用2次元アレイ電極を開発して表面筋電位分布を計
の容 測し、筋電位分布の解析により各筋の筋活動度を推定する。
①表面筋電位から筋活動部位と強度を逆推定する計算手法を開発した。
研結 ②前腕の筋骨格電気伝導モデルを構築して筋電位伝導状態の有限要素解析を行い、表面筋電位
から筋活動部位の逆推定計算を試みた結果、骨付近では推定誤差が大きくなったが、そのほ
かは概ね2mm以下の精度で位置推定が可能であった。
究
③牛大腿部の粉砕肉片試料を用いた前腕ファントムモデルで筋電位伝導実験を行った結果、同
様の精度で深さ30mmまでの筋活動部位推定が可能であった。
④筋電位計測用の多チャンネルアンプと2次元アレイ電極を試作し、前腕に装着して表面筋電
の果
位を計測した。計測データを基に前腕各筋の筋活動部位を解析した結果、クロストークを分
離して前腕各筋の筋活動度を個別に逆推定できた。
-63-
課
題
コマンド予測型次世代3次元モデリングツールの開発
部
名
製品技術部
研 究 期 間
平成20年度
者
安田星季
委 託 機 関
(独)科学技術振興機構
担
当
研内
3次元CADの操作性向上を図るため、人工知能的な学習アルゴリズムによりユーザーの操作
究
履歴を学習し、ユーザーが使いやすい作業環境を構築できる3次元モデリング支援ソフトを開
の容 発する。
①3次元CAD SolidWorksの操作情報を取得する方法を開発した。
研結 ②次に選択する可能性の高いコマンドを予測するアルゴリズムを開発した。
③選択しやすいコマンドの例示方法を開発した。
究
④ソフトの仕様設計を行った。
⑤試作版ソフト開発・改良を行った。
の果 ⑥試作版ソフトのテスト・評価を行い、モデリング中のマウス移動量が減少することが分かっ
た。
課
題
発酵乳製品の香気特性マッピング化による品質評価技術の開発
部
名
製品技術部、技術支援センター
研 究 期 間
平成20年度
者
飯田憲一、神生直敏、畑沢賢一、
桒野晃希
委 託 機 関
(財)北海道科学技術総合
振興センター
担
当
共同研究機関
食品加工研究センター
研内
今まで官能試験に頼っていた食品開発について、ライフステージやライフスタイルに合致し
究
た新たなコンセプトによる製品開発への転換が可能となるイメージマップの作成を目標に、品
の容 質工学手法(MT法)による嗜好性評価を実施した発酵乳製品の品質評価手法を開発する。
①市販カマンベールチーズ8種類の官能検査データ及びガスクロマトグラフ(GCMS)データをMT
研結 法(マハラノビス・タグチメソッド)で解析を行った結果、嗜好性評価への適用の有効性を確認した。
究
②上記チーズを用いて、生体情報(脳波)計測を行った結果、嗜好と脳波の相関関係があること
の果
が判明した。
③上記解析結果を用いて、食品開発に有用な香気特性マップを作成した。
課
題
圧力容器製造に適応するレーザ溶接の技術開発
部
名
製品技術部、材料技術部
研 究 期 間
平成20年度~平成22年度
者
鎌田英博、櫻庭洋平、鶴谷知洋、
赤沼正信、片山直樹、田中大之、
中嶋快雄、宮腰康樹、相山英明、
高橋英徳、齋藤隆之、飯野 潔
委 託 機 関
経済産業省
担
当
共同研究機関
㈱産鋼スチール、北海道大学
研内
レーザ溶接の特長を最大限に活かしつつ、実用性の高いシステムを構築するために、大型容
究
器用レーザ溶接専用の3次元位置センシング装置と3次元姿勢制御可能な溶接軌跡捕捉装置を
の容 開発する。また、溶接部の腐食耐久性などの性能評価もあわせて行い、その優位性を検証する。
①レーザ溶接されたステンレス鋼の接合部の品質、特に耐食性を評価するため腐食促進試験を
実施した結果、溶接近傍の腐食形態からレーザ溶接品の優位性が確認でき、内部残留応力起
研結
因のSCC試験法としても十分利用できることがわかった。
②マニピュレータロボットによる自動溶接用教示点取得作業の基本動作について概要設計する
究
とともにシミュレーションを活用し、その稼動状況を観察し、溶接動作の妥当性を検証した。
③ロボットシミュレーションによる試験結果から、通信手法・データの表示・変換法等の課題
の果
を抽出し、改善策を検討した。また、主要な作業項目について、実用化を前提にした制御プ
ログラムの試作を進め、その一部を実機実験により検証した。
-64-
課
題
ものづくりバードアイ技術者育成プロジェクト
部
名
技術支援センター
研 究 期 間
平成20年度~21年度
者
戸羽 篤也、鴨田 秀一
委 託 機 関
室蘭工業大学
担
当
研内
ものづくり技術の継承・発展を目指し、主要製造技術に加えて生産計画、生産管理も含めた
究
製造全般にわたる問題解決能力を有する人材育成のためのプログラムを開発する。CAD/CAE利
の容 用技術、材料科学、金属学、鋳造技術に係るプログラムの開発を分担する。
①3D-CADおよびRP成形技術に関する教材を作成するため、粉末RP成形装置(ZPrinter310型)
を用いて鋳型を製作して鋳造する実験を行い、それらの経過を資料としてまとめた。
②金属材料の基礎科学に関する教材を作成するため、鋼の熱処理、鋳鉄と鋼の複合化等に関す
る実験および資料収集を行うとともに、検証講義を行った。
究
③鋳造CAE利用技術に関する教材を作成するため、ADSTEFANによる湯流れおよび凝固解析の利
用法を取得し、解析事例に関する資料をまとめた。
④RP技術、先進鋳造技術調査のため、道外の鋳造関連企業を訪問し、情報収集および意見交
の果
換を行った。
研結
-65-
2 技術支援
(1) 技術相談
中小企業者等の新製品・新技術の開発や技術的な課題など各種の技術相談に対応し、平成
20年度は、3,567件の技術相談を受けました。
平成20年度技術相談状況
部・課別件数
合 計
情報システム部
3,567
100%
746
20.9%
環境エネルギー部
810
22.7%
材料技術部
製品技術部
1,076
30.2%
連携・交流推進
657
18.4%
技術支援課
70
2.0%
208
5.8%
新規利用件数
202
5.7%
相談方法別件数
合 計
来 場
3,567
100%
訪 問
1,687
47.3%
電 話
260
7.3%
文 書
851
23.9%
Eメール
59
1.7%
Web相談
344
9.6%
その他
52
1.5%
314
8.7%
処理内容別件数
合 計
回答・助言
3,567
100%
依頼試験分析
2,496
70.0%
303
8.5%
設備使用
技術指導依頼
320
9.0%
派遣指導
133
3.7%
他機関を紹介
11
0.3%
その他
108
3.0%
196
5.5%
相談分野別件数
合 計
情報技術
3,567
100%
計測情報処理
28
0.8%
計測技術
105
2.9%
焼却・燃焼
利雪克雪技術
35
1.0%
28
0.8%
陶磁器
69
1.9%
溶接・溶射
6
0.2%
健康福祉機器
49
1.4%
素形材製造
6
0.2%
機械設計
102
2.9%
燃 料
61
1.7%
54
1.5%
鉱物・窯業・土石
6
0.2%
非破壊検査
13
0.4%
生産管理
58
1.6%
知的所有権
14
0.4%
マルチメディア技術
55
1.5%
表面処理
50
1.4%
生産設備
17
0.5%
情報提供
144
4.0%
ソフトウェア
5
0.1%
機械技術
自動化技術
廃棄物処理・利用
244
6.8%
71
2.0%
建 材
レンガ・陶土管・タイル等
24
0.7%
デザインプランニング
水処理
製品デザイン
13
0.4%
形状測定
38
1.1%
食品関連
26
0.7%
その他
19
0.5%
-66-
150
4.2%
エネルギー利用技術
95
2.7%
88
0.9%
視覚情報デザイン
16
0.4%
成形加工
29
0.8%
冷暖房・空調
59
1.7%
定性分析・定量分析
10
0.3%
コンクリート・セメント
33
2.3%
56
1.6%
159
4.5%
微生物利用
腐 触
センサー・センシング技術
216
6.1%
23
0.6%
金属材料
30
0.8%
114
3.2%
機械加工
メカトロニクス
167
4.7%
複合材料
電子機器評価
37
1.0%
17
0.5%
60
1.7%
高分子材料
電子回路設計
69
1.9%
97
2.7%
製造プロセス設計
資源化・原料化技術 その他環境関連技術
23
0.6%
ガラス
40
1.1%
87
2.4%
40
1.1%
化学分析技術
通信技術
211
5.9%
ファインセラミックス
24
0.7%
鋳鍛造
58
1.6%
接着・接合
39
1.1%
人間生活工学
8
0.2%
製品評価
88
2.5%
塗料・塗装
29
0.8%
43
1.2%
木製品
12
0.3%
部・課別件数
技術支援課
5.8%
連携・交流推進
2.0%
製品技術部
18.4%
情報システム部
20.9%
環境エネルギー部
22.7%
材料技術部
30.2%
相談方法別件数
Web相談
1.5%
文 書
1.7%
その他
8.7%
訪 問
7.3%
来 場
47.3%
Eメール
9.6%
電 話
23.9%
処理内容別件数
他機関を紹介
3.0%
派遣指導
0.3%
その他
5.5%
技術指導依頼
3.7%
依頼試験分析
8.5%
設備使用
9.0%
回答・助言
70.0%
-67-
(2) 技術開発派遣指導事業
ア 派遣指導
技術支援センターの研究職員を中長期間にわたって、中小企業や地域の中核的な試験研究機関に派
遣し、新製品・新技術の開発、生産工程の改善等に必要な技術指導を行いました。
平成20年度は、化学応用分野5件、電子応用分野6件、産業機械分野5件、金属加工分野3件、生産
技術分野10件(分野連携)など27企業等に対し延べ559日間指導を行いました。
派 遣 指 導 先
所在地
対象技術分野
指導日数
丸二北海煉瓦㈱
江別市
生産技術
7
鶴谷、飯田、工藤
㈱北海道エコシス
帯広市
生産技術
8
岡、保科、上出、万城目
㈱テクノ
小樽市
化学応用
生産技術
16
工藤、岡
空知単板工業㈱
赤平市
化学応用
21
山岸、金野、可児
ナカガワ工業㈱
恵庭市
産業機械
21
岩越、戸羽、安田
㈱フジワラ
北斗市
金属加工
21
宮腰、相山
訓子府機械工業㈱
北見市
生産技術
21
飯田
㈱ソラール
札幌市
生産技術
21
富田、白土
㈲柳田電気
中標津町
生産技術
21
岡、保科、上出
㈱ダイクレ北海道営業所
札幌市
生産技術
21
保科、岡
早坂理工㈱
札幌市
電子応用
21
宮﨑、波、堀、吉川
日本理化学工業㈱美唄工場
美唄市
化学応用
21
吉田(昌)、山岸、内山
吉田(憲)
苫小牧市
生産技術
21
長野、高橋、内山、若杉
野村興産㈱イトムカ鉱業所
北見市
化学応用
21
稲野、板橋、赤澤
(財)釧路根室圏産業技術振興センター
釧路市
産業機械
21
鎌田、安田、日高、及川
㈱特殊衣料
札幌市
産業機械
21
吉成、中島、桑野、前田
(財)十勝圏振興機構
帯広市
電子応用
21
宮崎、本間、中西、波
(社)クピドフェア
岩見沢市
産業機械
21
桑野、吉成、中島、前田
㈱北海道エコシス
帯広市
生産技術
21
上出、山越、万城目
(財)釧路根室圏産業技術振興センター
釧路市
電子応用
21
多田、浦池、鈴木(慎)
(財)釧路根室圏産業技術振興センター
釧路市
電子応用
21
吉川、高橋(裕)、飯島
北海道共同石灰㈱
-68-
派 遣 職 員
派 遣 指 導 先
苫小牧市テクノセンター
所在地
対象技術分野
指導日数
派 遣 職 員
苫小牧市
金属加工
38
相山、田中、高橋(英)、
小林、櫻庭、吉川、高橋
(裕)
釧路コールマイン㈱
釧路市
化学応用
生産技術
21
工藤、吉田(憲)、野村、
斎藤、飯田、畑沢
日鋼検査サービス㈱
室蘭市
金属加工
24
田中、相山
KCMエンジニアリング㈱
釧路市
産業機械
21
万城目、日高、及川
㈱スーパーライン北翔
江別市
電子応用
21
浦池、鈴木(慎)、多田
㈱電制
札幌市
電子応用
25
橋場
27件
559
合
計
年度別派遣指導実績
年
度
16
17
18
19
20
指
導
件
数
37
40
30
27
27
指
導
日
数
799
849
624
529
559
イ
周辺関連技術指導
平成20年度は、延べ28名の研究職員が10企業等(指導日数44日)に新製品・新技術、生産工程の改善
等に必要な周辺関連技術指導を行いました。
-69-
(3) 技術指導
企業等が抱える技術的課題の解決を図るため、研究職員の短期派遣による現地指導や工業試験場内
で、企業の技術者へ指導を行いました。
1 技術分野別指導実績
(単位:件)
指
担
当
導
の
形
態
部
計
現 地 指 導
場 内 指 導
現地及び場内指導
情報システム部
1
6
20
27
環境エネルギー部
6
31
16
53
37
17
54
5
12
22
39
12
86
75
173
材
料
技
術
部
製
品
技
術
部
合
計
2 業種別指導企業数
(単位:件)
業
現地指導
場内指導
現地及び場内指導
計
業
2
2
1
5
木製品・家具装備品製造業
2
1
3
6
食
料
化
種
品
製
学
造
工
業
2
2
石 油 ・ 石 炭 製 品 製 造 業
プラスチック・ゴム製品製造業
4
4
8
窯 業 ・ 土 石 製 品 製 造 業
6
8
14
金
業
1
8
14
23
機 械 ・ 電 気 器 具 製 造 業
5
12
11
28
10
9
19
1
1
5
9
そ
属
製
の
他
品
の
製
造
製
造
業
一次産業(農・林・漁業)、鉱業
建 設 業 ( 土 木 ・ 建 築 )
4
電気・ガス・熱供給・水道業
運
輸
・
通
信
業
1
販売業
(卸売・小売業・飲食業)
サ
ー
ビ
ス
業
情
報
処
理
業
国 ・ 地 方 自 治 体 等
1
1
2
3
5
7
3
11
1
1
2
1
1
教 育 ・ 研 究 機 関 等
21
5
26
組 合 ・ 協 会 ・ 団 体 等
4
5
9
そ
1
2
3
86
75
173
の
合
他
計
12
-70-
3 技術支援分野別指導企業数
技
術
①製品の高度化
支
援
(単位:件)
分
野
情報システム部 環境エネルギー部 材料技術部 製品技術部
1)デザイン開発技術の高度化
2)設計・応用技術の高度化
5
3)メカトロニクス・ロボティク
4
計
1
1
5
7
3
2
5
15
4
ス応用技術
4)製品評価技術の高度化
2
4
10
2
18
5)新材料・新技術による新製品
2
7
10
6
25
1
4
6
11
2)新しい生産技術の開発・導入
2
6
4
12
3)生産設備の高度化・効率化
2
2
4
4)生産管理技術の高度化
2
3
9
14
5)プロセスの高度化・最適化
1
2
2
5
開発・高機能化
②生産技術の高度 1)基盤生産技術の高度化
化
6)産業工芸技術の高度化
③情報通信・エレ 1)情報通信・ネットワーク技術
3
3
2
2
メカトロニクス 2)電子システム技術の高度化
6
6
関連技術の開発 3)計測・制御・認識技術の高度
5
クトロニクス・
の高度化
1
6
化
4)機械システム技術の高度化
1
④新材料の開発と 1)新材料・複合材料の開発と応
利用、道内資源
の有効利用
1
5
6
1
1
2
1
1
1
3
1
4
1
6
2)廃棄物の再資源化技術
7
4
11
3)環境保全技術
7
2
9
4)環境計測技術
1
用
2)天然資源の利用技術
3)農水産物資源の利用技術
⑤環境関連技術の 1)廃棄物処理技術
開発
⑥エネルギー関連 1)熱利用技術
技術の開発
1
1
7
1
8
2)自然エネルギー利用技術
2
1
3
3)その他エネルギー利用技術
2
2
⑦生産関連技術の 1)健康福祉機器開発
開発
2)住環境関連技術
3)利雪・克雪技術
2
2
4)その他生活関連技術
2)機械・電子技術
1
4
4
2
1
1
2
⑧創造的先進技術 1)新規材料開発
の開発
1
1
1
1
3
4
4
1
3
3)超精密技術
4)情報・通信技術
5)人間関連技術
1
4
5
6)知的活動支援技術
7)バイオテクノロジー
2
8)エネルギー・環境技術
合
計
2
4
32
69
4
65
注) 複数の技術支援分野を指導する企業があり、合計は指導実績件数と異なる。
-71-
48
214
(4) 依頼試験分析及び設備使用
中小企業等の依頼による試験、分析、測定などを行いました。また、中小企業等が自ら行う製品
の評価試験、強度・物性試験、測定、観察及び分析等のために工業試験場内の試験設備機器を開放
しました。
依頼分析試験(項目数)、設備使用(件数)
年
度
16
17
18
19
20
合 成 樹 脂
809
828
767
1,206
859
金 属 材 料
570
534
487
541
493
木 工 材 料
41
28
31
27
2
土 石 ・ 窯 業
107
129
160
240
126
そ
123
91
157
145
86
1,650
1,610
1,602
2,159
1,566
合 成 樹 脂
87
79
65
38
25
金 属 材 料
89
77
77
16
24
土 石 ・ 窯 業
98
108
32
28
36
他
271
347
174
190
210
頼 分 析
545
611
348
272
295
2,195
2,221
1,950
2,431
1,861
加工・工作機械
182
140
118
136
73
試験・測定機器
438
512
567
540
580
検
査 機 器
125
130
117
172
114
そ の 他 機 械
6
0
0
2
5
745
782
802
850
772
依
そ
依
の
頼
他
試 験
の
依 頼 試 験 分 析
設
年度別実績
備
使
用
注) 依頼試験分析件数には、成績書の謄本発行件数は含まれていない。
(5) 技術開発型インキュベーション事業
本道における新たな産業や事業の創出を図るため、技術開発型の創業、第2創業等を目指す企業等
に対して、工業試験場がインキュベーションルームを貸与し、研究開発に必要な技術指導、機器・設
備使用等の総合的な支援を行いました。
入 株式会社
居
者 有限会社
ジャステックラボ
アナビス
概 室
数:2室(面積:19.50㎡)
入居期間:原則1年以内(最大3年まで延長可能)
要 使用時間:原則月曜日から金曜日までの勤務時間内
-72-
3
人材育成
(1) 講習会、研修会の開催
中小企業等の中堅技術者を対象に、講習会・研修会を開催しました。
講習会等の名称
開催期間
開催地
参加人員
材料技術勉強会
20. 4
~21. 3
(6回)
札幌市
各20
材料技術部
〃
〃
〃
〃
〃
〃
技術支援センター
〃
〃
勝世
赤沼
田中
片山
高橋
中嶋
飯野
相山
宮腰
齋藤
セラミックス交流会
20. 4
~21. 3
(6回)
江別市他
各20
材料技術部
〃
〃
工藤 和彦
野村 隆文
執行 達弘
北海道タグチメソッド研究会
20. 4.19
札幌市他
~20.11.19
(4回)
各12
製品技術部
技術支援センター
製品技術部
〃
飯田 憲一
畑沢 賢一
神生 直敏
安河内義明
非鉄鋳物研究会
20. 4
札幌市他
~20.11
(3回)
10
技術支援センター
〃
製品技術部
材料技術部
〃
鴨田
戸羽
櫻庭
高橋
田中
遮蔽コンクリート勉強会
担 当
部
担当者名
敬一
正信
大之
直樹
英徳
快雄
潔
英明
康樹
隆之
秀一
篤也
洋平
英徳
大之
20.4~21.2
(8回)
札幌市
各8
技術支援センター
稲野 浩行
医用工学・再生医療研究会
20. 4.25
20. 5.21
20. 6.26
20. 7. 2
20. 8. 6
20. 9.22
20.10. 1
20.12.15
21. 2. 2
(9回)
札幌市
7
7
7
7
7
10
10
10
10
材料技術部
赤澤 敏之
北海道プレス加工研究会
20. 5
~21.3.3
(8回)
札幌市
27
技術支援センター
製品技術部
技術支援センター
製品技術部
〃
〃
材料技術部
〃
鴨田 秀一
飯田 憲一
畑沢 賢一
鶴谷 知洋
三戸 正道
安河内義明
田中 大之
中嶋 快雄
トヨタ生産方式導入ゼミナー
ル
20. 5
~20.11
(7回)
札幌市他
各28
製品技術部
〃
〃
技術支援センター
安河内義明
飯田 憲一
神生 直敏
畑沢 賢一
-73-
講習会等の名称
開催期間
開催地
参加人員
北海道光科学技術研究会
20. 5
~21. 1
(4回)
札幌市
千歳市
各40
デザインメソッド勉強会
20. 6
~21.3
(5回)
札幌市
15
北海道粉体技術研究会
20. 6.20
20.10.24
札幌市
札幌市
各25
非接触3次元デジタイザ活用
セミナー
20. 7.16
札幌市
地域イノベーション創出協働
体形成事業に係る講習会
(X線CT)
20. 7.17
21. 1.26
~1.27
地域間連携講座:
ものづくり経営者及び中核技
術者向け実体験講座
担 当
部
担当者名
材料技術部
〃
技術支援センター
材料技術部
〃
情報システム部
片山
田中
斎藤
飯野
赤沼
澤山
製品技術部
〃
〃
〃
及川 雅稔
日高 青志
万城目 聡
安河内義明
工業試験場
環境エネルギー部
〃
〃
〃
尾谷
賢
蓑嶋 裕典
内山 智幸
松嶋景一郞
平野 繁樹
20
製品技術部
〃
〃
万城目 聡
安田 星季
及川 雅稔
札幌市
札幌市
40
20
材料技術部
〃
〃
〃
〃
〃
技術支援センター
〃
〃
田中
片山
赤沼
高橋
中嶋
飯野
相山
宮腰
齋藤
大之
直樹
正信
英徳
快雄
潔
英明
康樹
隆之
20. 9.12
札幌市
33
技術支援センター
〃
情報システム部
〃
〃
〃
鴨田
橋場
澤山
吉川
多田
鈴木
秀一
参生
一博
毅
達実
慎一
北海道感性産業開発ネットワ
ーク
20. 9.16
札幌市
40
技術支援センター
製品技術部
〃
鴨田 秀一
安河内義明
及川 雅稔
精密加工研究会
20.10. 2
札幌市
10
製品技術部
〃
小林 政義
三戸 正道
北海道粉体基礎技術研修会
20.10. 9
~10.10
札幌市
35
環境エネルギー部
〃
〃
内山 智幸
松嶋景一郎
平野 繁樹
鋳造技術研究会
20.10.15
小樽市
15
技術支援センター
〃
製品技術部
〃
鴨田
戸羽
飯田
櫻庭
アルミニウム技術講演会「高
品質アルミニウム合金溶湯に
よる品質向上」
20.10.23
苫小牧市
73
材料技術部
〃
技術支援センター
高橋 英徳
田中 大之
戸羽 篤也
-74-
直樹
大之
隆之
潔
正信
一博
秀一
篤也
憲一
洋平
講習会等の名称
開催期間
開催地
参加人員
担 当
部
担当者名
デザインマネージメントセミ
ナー
20.10~
21. 1
(4回)
札幌市
30
製品技術部
〃
〃
〃
及川 雅稔
日高 青志
万城目 聡
安河内義明
北海道再生医療・医用工学研
究の公開拡大シンポジウム
20.12.11
札幌市
72
材料技術部
製品技術部
赤澤 敏之
中村 勝男
共同分析研究会
20.12. 5
札幌市
67
技術支援センター
環境エネルギー部
〃
〃
長野 伸泰
高橋
徹
富田 恵一
若杉 郷臣
振動技術講習会
21. 1.28
札幌市
32
情報システム部
〃
〃
技術支援センター
澤山 一博
吉川
毅
中西 洋介
橋場 参生
ものづくり「見える化」技術
研修会
21.2.2
~2.3
苫小牧市
22
製品技術部
〃
技術支援センター
飯田 憲一
神生 直敏
畑沢 賢一
技術講習会「ネットワークア
ナライザーを用いた物性計測
方法の基礎」
21. 2.24
札幌市
15
情報システム部
〃
〃
技術支援センター
澤山
波
新井
宮﨑
一博
通隆
浩成
俊之
(2) 研修等に係る講師の派遣
中小企業等の要請に応じ、講師として研究職員を派遣しました。
内
容
派遣期間
派遣地
「ローターリークラブ例会」
講演会
20. 4. 8
札幌市
札幌西ロータリーク 製品技術部
ラブ
及川 雅稔
平成20年度 甲種機械講習
20. 4.18
札幌市
高圧ガス保安協会北 情報システム部
海道支部
多田 達実
平成20年度 短期デユアルコー 20. 4.22
ス 組込みプログラム開発科
~25、28
札幌市
北海道職業能力開発 情報システム部
促進センター
〃
堀
堤
鋼構造物塗膜処理等研究会
「第1回通常総会」記念講演
20. 5.24
札幌市
鋼構造物塗膜処理等 材料技術部
研究会
赤沼 正信
平成20年度 第1回乙種機械講 20. 5.28
習
札幌市
高圧ガス保安協会北 情報システム部
海道支部
多田 達実
「養魚飼料油脂研究会」勉強 20. 6.17
会
東京都
養魚飼料油脂研究会 環境エネルギー部
若杉 郷臣
平成20年度「国土交通先端技 20. 6.20
術フォーラム」
札幌市
国土交通省
北口 敏弘
第21回FEA会議
札幌市
北海道立工業技術セ 材料技術部
ンタ-
20. 6.20
依
-75-
頼
者
担 当 部
環境エネルギー部
担 当 者
武司
大祐
赤澤 敏之
内
容
派遣期間
派遣地
JEITA鉛フリー化活動成果報告 20. 7. 1
会 2008
大阪市
(社)電子情報技術産 材料技術部
業協会実装技術標準
化専門委員会
片山 直樹
「技術開発成果報告会」技術 20. 7.28
講演会
札幌市
北海道旅客鉄道(株)
尾谷
トライ☆アス☆カル2008 「サ 20. 7.29
マーアートキャンプIN江別」
~ 8. 1
江別市
トライ☆アス☆カル 材料技術部
2008実行委員会
江別市教育委員会
橋本 祐二
「ミニチュアれんが作製教室」 20. 7.30
講演会
8. 6
江別市
江別市
材料技術部
工藤 和彦
ものづくり技術セミナー2008
札幌市
札幌商工会議所
情報システム部
製品技術部
環境エネルギー部
〃
材料技術部
〃
製品技術部
多田 達実
万城目 聡
上出 光志
高橋
徹
板橋 孝至
赤沼 正信
小林 政義
平成20年度 技能検定強化プラ 20. 8.30
スチック成形(手積み積層成 ~ 8.31
形作業)
登別市
北海道職業能力開発 材料技術部
協会
〃
〃
〃
山岸
暢
大市 貴志
可児
浩
吉田 昌充
地域間連携講座「ものづくり 20. 9.12
経営者及び中核技術者向け実
体験講座」
札幌市
(社)日本機械学会
技術支援センター
鴨田 秀一
平成20年度 第21回北海道溶射 20. 9.13
技能士総会技術講演会
東川町
北海道溶射工業会
技術支援センター
戸羽 篤也
「仙台地域MOT研究部会」講演 20. 9.26
会
仙台市
(社)東北ニュービジ 製品技術部
ネス協議会
及川 雅稔
「高分子の劣化・変色メカニ 20. 9.30
ズムおよび対策と安定化技術」
講習会
東京都
(株)技術情報協会
金野 克美
HiNTセミナー
20. 9.30
札幌市
(独)産業技術総合研 環境エネルギー部
究所北海道センター
内山 智幸
HoPE10月例会in旭川
20.10. 8
旭川市
北海道中小企業家同 製品技術部
友会産学官連携研究
会
及川 雅稔
「北海道IT技術交流会 2008」 20.10.30
分科会
札幌市
(社)北海道IT推進協 研究参事
会
長尾 信一
地域力連携拠点事業に係る課 20.11.19
題解決セミナー
札幌市
(社)北海道中小企業 技術支援センター
診断士会
鴨田 秀一
北海道高等学校電子機械技術 20.11.26
教育研究会「実技講習」
札幌市
北海道高等学校電子 技術支援センター
機械技術教育研究会
相山 英明
20. 8.19
8.21
8.22
8.25
依
頼
者
9. 5
-76-
担 当 部
材料技術部
担 当 者
賢
内
容
派遣期間
派遣地
依
セラミックスとユニバーサル 20.11.27
デザインに関する講演会
江別市
セラミックス交流会 製品技術部
吉成
哲
「ひなたぼっこの集い 農村ゼ 20.12. 5
ミナール」
南幌町
空知農業普及センタ 製品技術部
ー空知南西部支所
吉成
哲
地域ブランド勉強会
21. 1.21
釧路市
釧路支庁
及川 雅稔
平成20年度 私学経営実務研修 21. 1.22
会
札幌市
(社)北海道私学振興
基金協会
尾谷
賢
平成20年度 産学官連携戦略展 21. 1.27
開事業(戦略展開プログラム)
知的財産セミナー
室蘭市
室蘭工業大学
尾谷
賢
ものづくりの「見える化」技 21. 2. 2 苫小牧市 (財)北海道中小企業 製品技術部
術研修会
~ 2. 3
総合支援センター
〃
〃
技術支援センター
飯田
神生
鶴谷
畑沢
憲一
直敏
和洋
賢一
平成20年度 第2回乙種機械講 21. 2. 4
習
札幌市
高圧ガス保安協会北 情報システム部
海道支部
多田 達実
システム設計検証技術研究会
21. 2. 6
大阪府
(独)産業技術総合研 情報システム部
究所システム検証研
究センター
堀
北海道FRP工業会新年勉強会
21. 2. 6
登別市
北海道FRP工業会
材料技術部
勝世 敬一
平成20年度 北海道溶融スラグ 21. 2.13
有効利用促進連絡会議
札幌市
北海道環境生活部
技術支援センター
稲野 浩行
第24回 北方圏国際シンポジウ 21. 2.17
ム『公開講座オホーツク~ふ
るさとの海』
紋別市
紋別市役所
製品技術部
万城目 聡
「イノベーションのシナリオ 21. 2.19
作成力育成に関する調査研究」
ワーキンググループ
東京都
(財)日本立地センタ 製品技術部
ー
及川 雅稔
電気工水合同技術検討会
21. 2.19
札幌市
北海道企業局
赤沼 正信
平成20年度 北海道プレス加工 21. 2.23
研究会
札幌市
(財)北海道中小企業 技術支援センター
総合支援センター
鴨田 秀一
第1回 防錆・防食技術と環境の 21. 3. 4
技術講演会
札幌市
鋼構造物塗膜処理研 材料技術部
究会
赤沼 正信
平成20年度 北海道溶射工業会 21. 3. 7
通常総会特別講演
札幌市
北海道溶射工業会
赤沼 正信
HoPE3月例会
21. 3.11
札幌市
北海道中小企業家同 環境エネルギー部
友会
内山 智幸
現場力養成実践研修事業
電子系実践研修
21. 3.25
~ 3.27
札幌市
北海道経済部
堀
-77-
頼
者
担 当 部
製品技術部
材料技術部
材料技術部
情報システム部
担 当 者
武司
武司
内
容
派遣期間
派遣地
釧路支庁市町村職員共同政策 21. 3.27
研究会「地域ブランドと地域
活性化勉強会」
釧路市
合
依
頼
釧路支庁
計
者
担 当 部
製品技術部
42件
担 当 者
及川 雅稔
55名
(3) 研修生及びインターンシップの受入れ
道内の企業や大学などの技術者の養成を図るため、毎年、研修生及びインターンシップを受け入
れています。
平成20年度は、研修生を2人、延べ432日、インターンシップを12人受け入れています。
年
研
修
生
度
16
17
18
19
20
人
数
22人
14人
12人
2人
2人
指
導 日 数
736日
844日
420日
176日
432日
インターンシップ
5人
7人
3人
9人
12人
-78-
4
技 術 情 報
(1) 発表会等の開催・出展
ア「技術移転フォーラム2008-北海道立工業試験場成果発表会-」
開 催 日:平成20年5月16日(金)
開催場所:ホテル札幌ガーデンパレス
発
表
課
題
名
[ポスターセッション]
<情報システム部>
1 高性能橋梁点検システムの開発
2 GISを用いた車両軌跡の解析による配送支援システムの開発
3 キャスティング機構を用いた投擲型作業システムの開発
4 電子機器評価の現状と電磁ノイズによる誤動作防止対策
<材料技術部>
1 亜麻を用いた複合材料の特性評価
2 ごみ溶融飛灰の化学状態分析
3 とかちゼオライトの基本性状と礫耕栽培への応用
4 有限要素法による超音波シミュレーション技術の開発
5 廃乾電池由来酸化物を活用した高性能低コスト脱Mg材の開発
<環境エネルギー部>
1 草本系バイオマスを原料としたエタノール変換技術の開発
2 換気排熱を利用した空気式融雪路盤の開発
3 氷ろ過装置の実用化
4 ライムケーキからの高反応消石灰製造と排煙処理性能評価
<製品技術部>
1 製造業における作業改善とレイアウト改善
2 生体情報を活用した感性評価技術
3 中小企業における戦略的デザイン活用支援ツールの開発
発 表
者
堀
奥 田
浦 池
新 井
武 司
篤
隆 文
浩 成
山
稲
執
田
高
岸
野
行
中
橋
浩
達
大
英
暢
行
弘
之
徳
北
富
手
長
口
田
塚
野
敏
和
正
伸
弘
彦
博
泰
鶴 谷
中 島
及 川
知 洋
康 博
雅 稔
[分科会発表(情報通信・エレクトロニクス・メカトロニクス関連技術)]
1 組込み向け画像センサ開発技術と高精度車速計測への応用
2 サケ輸出促進のための品質評価システムの開発
3 音声操作機能を備えた視力障がい者向け予定管理装置の開発
4 二重反転翼を有するダクテッドファン型飛翔体の開発
5 農薬散布用トラス構造作業アームのアクティブ制振制御装置の開発
6 近距離無線通信を用いた施設内センサネットワークの開発
大
宮
橋
鈴
中
高
村
崎
場
木
西
橋
俊
参
慎
洋
裕
[分科会発表(材料関連技術)]
1 光触媒機能評価システムの構築及び応用製品の開発
2 エレクトロスピニングによるナノ繊維の製造
3 細胞培養基材の開発と先進医療への応用
4 稚内層珪藻頁岩を用いた非焼成タイプの調湿材の開発
5 ソフトフェライト焼結体の接合と大型製品への適用
6 北海道内温泉水による金属の腐食と防食技術
斎
金
赤
工
相
飯
藤
野
澤
藤
山
野
隆
克
敏
和
英
之
美
之
彦
明
潔
[分科会発表(製品・生産関連技術)]
1 自動車産業参入への生産管理及び基盤技術力向上の支援
2 薄肉球状黒鉛鋳鉄品の製造とその塑性加工
3 製品開発の迅速化に対応する3次元モデリング支援技術
4 複雑・不定形農産物に対する自動カット装置の開発
5 農作業軽労化支援技術の検討
6 円山動物園サービス生産性向上実証実験プロジェクト
飯 田
戸 羽
安 田
鎌 田
前 田
万城目
憲
篤
星
英
大
一
也
季
博
輔
聡
[分科会発表(環境・エネルギー関連技術)]
1 廃食用油からのバイオディーゼル燃料の製造とその利用
2 新築端材石膏ボードを使用したライン引き粉の開発
3 一般廃棄物溶融スラグの環境安全性及び有効利用
4 水産系バイオマスを利用した金属吸着剤の試作とその特性評価
5 とかちゼオライトを利用した水処理浄化材の特性評価
6 湿式媒体ミルによる微粉砕技術の開発
山 越
内 山
高 橋
富 田
三津橋
松 嶋
幸 康
智 幸
徹
恵 一
浩 行
景一郎
-79-
功
之
生
一
介
之
イ 移動工業試験場
試験研究の成果と技術シーズを基に、技術講習会や意見交換会等を道内各地で開催しました。
開催地
技 術 講 習 会 の 内 容
開催日
出席者数
釧 路 市
1 地域のものづくりを支援する道工試
2 生産管理の基本と取り組み方
3 生産管理手法を活用した支援事例
20. 9. 3
23
苫小牧市
1 工業試験場の概要について
2 機械装置の振動評価技術とその対策
3 固体材料の表面分析技術
20.10.21
40
美 唄 市
1 北海道のものづくり産業と工業試験場の支援
2 光触媒のセルフクリーニング性能の評価技術について
3 生分解性プラスチックについて
20.11.17
23
石 狩 市
1 北海道のものづくり産業と工業試験場の支援
2 最近の機械加工と金型技術
3 “さび”金属材料の腐食事例について
20.11.26
24
旭 川 市
1 地域のものづくりを支援する道工試
2 製造工程の効率を上げる自動化装置の開発事例
3 人にやさしいものづくり
20.11.26
48
ウ 展示会・紹介展
研究開発や技術支援などの内容及び成果を広く普及するため、各種展示会へ出展しました。
展 示 会 等 の 名 称
主
催
者
開 催 日
開催地
技術移転フォーラム2008
北海道立工業試験場
北海道立工業試験場成果発表会(展
示・相談会場)
20.5.16
札幌市
第3回2008オホーツク「木」の
フェスティバル
第3回2008オホーツク「木」の
フェスティバル実行委員会
20.5.16~18
北見市
第7回産学官連携推進会議
内閣府、総務省、文部科学省経済 20.6.14~15
産業省、日本経済団体連合会、日
本学術会議
京都府
北海道洞爺湖サミット北海道情報
館展
北海道洞爺湖サミット道民会議
20.7.5~10
留寿都村
環境総合展
北海道洞爺湖サミット記念
環境総合展2008実行委員会
20.6.19~21
札幌市
サイエンス・パーク2008
(独)科学技術振興機構、北海道
20.8.5
札幌市
わくわくエコ広場in summer
北海道、札幌市青少年科学館、(財) 20.8.7
北海道環境財団、札幌市環境省北
海道地方環境事務所、北海道経済
産業局、北海道開発局
札幌市
いしかり産業まつり
いしかり産業まつり実行委員会
20.8.11~25
石狩市
ふらの健康ふれあい集い
富良野市、富良野市社会福祉協議
会
20.9.7
おいしいエコフェスタ
おいしいエコフェスタ実行委員会 20.9.27
-80-
富良野市
札幌市
展 示 会 等 の 名 称
主
催
者
開 催 日
開催地
いきいき福祉2008
いきいき福祉実行委員会
20.10.17~19
札幌市
緑十字展
中央労働災害防止協会
20.10.22~24
札幌市
ビジネスEXPO 第22回北海道技術
・ビジネス交流会
北海道技術・ビジネス交流会実行
委員会
20.11.13~14
札幌市
北海道新工法・新技術展示商談会
北海道、(独)中小企業基盤整備機 21.2.5~6
構北海道支部
厚木市
北海道ビジネスフォーラム2009
北海道銀行、札幌市、日経BP社
「日経ベンチャー」経営者クラブ
札幌市
21.3.3
(2) 情報の提供
ア 刊行物一覧
名
称
刊行区分
発
部 数
北工試だより
年4回
事業のあらまし(平成20年度事業計画・平成19
年度事業報告)
年1回
700部
技術支援成果事例集/2008
年1回
2,000部
北海道立工業試験場報告No.307(2008年)
年1回
600部
イ メールマガジン
4月
7月
10月
12月
行
2,300部
1,800部
1,800部
1,800部
毎月1回及び特別号1回の合計13回発行
ウ 試験場報告(No.307)
試験研究、技術支援等の成果及び知見に関する報告を取りまとめ、技術論文集として刊行しまし
た。(平成20年8月発行)
(ア)
一般論文
研 究 論 文 の タ
イ
ト ル
執
筆
者
1
ダクテッドファン型飛翔体の開発
鈴木慎一、浦池隆文、多田達実、
新井浩成、岩越睦郎、木村義彰、
佐鳥 新、植松 努
2
モーダル解析を用いた柔軟作業アームの制振制御
中西洋介、浦池隆文
3
北海道産アキサケの品質等級判別システムの開発
宮﨑俊之、波 通隆、吉川 毅、
堀 武司、長尾信一、武田忠明、
秋野雅樹、加瀬 隆、瀧波憲二、
高橋是太郎、大森哲也、小高仁重、
鉄村光太郎
4
画像照合を用いた農作業機向け高精度車速計測センサ
の開発
大村 功、三田村智行、吉川 毅、
多田達実、清水将志、宮下行雄、
高氏秀則、金子俊一
-81-
研 究 論 文 の タ
イ
ト ル
執
筆
者
5
施設内センサネットワーク構築に関する研究
髙橋裕之、飯島俊匡、間瀬秀樹、
柳原博志、吉田知明
6
換気排熱を利用する空気式ロードヒーティングシステ 富田和彦、白土博康、保科秀夫、
ムに関する研究(第2報)
長野伸泰
-シミュレーションによる融雪路盤の最適設計-
7
一般廃棄物溶融スラグの有害物質評価とその対策
高橋 徹、長野伸泰、富田恵一、
若杉郷臣、工藤和彦
8 イカ内臓の処理・利用技術の開発(第7報)
-可溶化処理を用いた重金属除去システムの改良-
若杉郷臣、富田恵一、高橋 徹、
長野伸泰、作田庸一
9
高橋
木質系バイオマス燃焼灰の安全性評価および有効利用
徹、富田恵一、若杉郷臣
10 ホタテガイ中腸腺を用いた金属吸着剤の試作
富田恵一、若杉郷臣、高橋
長野伸泰
徹、
11 湿式媒体粉砕機による超微粉砕技術の開発
内山智幸、松嶋景一郎、鎌田樹志、
平野繁樹、浦 晴雄、蛯谷幸司、
秋野雅樹
12 道内未利用バイオマス資源のバイオエタノール変換技 北口敏弘、三津橋浩行、山越幸康、
術
岡 喜秋、上出光志
13 水処理における生物学的窒素除去に関する研究
佐々木雄真、浅野孝幸、
三津橋浩行、鎌田樹志
14 超極薄木単板/和紙積層板の特性評価
山岸 暢、可児 浩、金野克美、
吉田光則、西 良郎
15 天然物由来高分子素材を用いたエレクトロスピニング 金野克美、吉川 毅、大市貴志、
によるナノ繊維の作成
三田村智行、可児 浩、吉田昌充
16 廃石膏ボードのリサイクル技術開発
工藤和彦、野村隆文、執行達弘、
吉田憲司
17 北海道内温泉水による金属材料の腐食
-ステンレス鋼とチタンの溶接部での腐食挙動-
飯野 潔、赤沼正信、片山直樹、
斎藤隆之、鈴木隆広
18 道産食品のための複雑形状カット技術の開発
鎌田英博、櫻庭洋平、戸羽篤也、
中村勝男、和田充雄、石村康生、
松本英二、村井 努、福井 努、
酒井喜久夫
19 薄肉球状黒鉛鋳鉄品の製造と材質特性
戸羽篤也、安田星季、櫻庭洋平、
三戸正道、宮腰康樹
(イ)
研究ノート
研 究 ノ ー ト の タ
イ
ト ル
執
筆
者
1 WebGISシステム構築技術とその応用に関する研究
大崎恵一、奥田 篤、宮﨑俊之
2
岡 喜秋、保科秀夫、加藤誠一、
柳田清志、加藤正夫
北海道におけるヒートポンプ利用技術の開発
-82-
研 究 ノ ー ト の タ
イ
ト ル
執
筆
者
3
微生物による廃乳処理に関する検討
浅野孝幸、三津橋浩行、鎌田樹志、
佐々木雄真
4
ソフトフェライト焼結体の接合と磁気特性
相山英明、田中大之、宮腰康樹、
高橋英徳、中嶋快雄
エ 共同研究報告書
当場が中心となって実施した共同研究課題について、共同研究報告書を作成した。
研
究
課
題
名
研 究
参
加 者
1 多積雪地域における目的地付近での走行を支援する配送
支援システムの開発
大崎恵一、宮﨑俊之、奥田 篤、
日本システム機器㈱
2 農作業支援を目的とした移動量計測センサの開発
大村 功、三田村智行、吉川
東洋農機㈱
3 ホタテ船上選別支援実用装置の開発
多田達実、浦池隆文、
㈱プラウシップ
4 高耐久性暗渠排水管検査・洗浄装置の開発
多田達実、鈴木慎一、川崎建設㈱
5 硫黄酸化脱窒細菌による脱窒技術の開発
佐々木雄真、三津橋浩行、浅野孝
幸、鎌田樹志、
㈱アール・アンド・イー
6 石炭複合バイオマス燃料(Coal Combined Biomass:CCB)の
燃焼特性の検討
上出光志、山越幸康、㈱北陽
7 新築廃石膏ボードの改質処理
内山智幸、長野伸泰、高橋 徹、
若杉郷臣、吉田昌充、平野繁樹、
富田恵一、北清企業㈱
8 廃石膏を利用した複合汚染対応型不溶化剤の開発
高橋 徹、富田恵一、若杉郷臣、
三津橋浩行、佐々木雄真、
㈱イーエス総合研究所
9 生体機能性材料の開発と再生医療及び先進医用工学の応
用に関する研究
赤澤敏之、中村勝男、板橋孝至、
稲野浩行、堀川弘善、高橋英徳、
吉成 哲、東日本学園北海道医療
大学、京都大学、東京医科歯科大
学、㈱ムトウ、㈱北海道畜産公社、
早坂理工㈱
毅、
10 フォトファブリケーションによる小型・軽量モータの開 片山直樹、中西洋介、飯野 潔、
発
斎藤隆之、赤沼正信、北海道大学、
㈱コスモメカニクス、㈱中央ネー
ムプレート製作所
11 溶射皮膜との複合化によるごみ焼却炉用高温耐食性火格 高橋英徳、田中大之、宮腰康樹、
子の開発
中嶋快雄、相山英明、戸羽篤也、
鴨田秀一、㈱荏原製作所、㈱荏原
総合研究所、荏原エンジニアリン
グサービス㈱
-83-
研
究
課
題
名
研 究
参
加 者
12 高感度磁気センサーを用いた小口径管の熱疲労割れ検出 相山英明、田中大之、中嶋快雄、
技術の開発
宮腰康樹、高橋英徳、吉成 哲、
日鋼検査サービス㈱
13 回転成形同時発泡技術による高機能性保冷容器の開発
大市貴志、可児
北海ダイプラ㈱
14 石炭灰を用いた耐火物粉末の高純度化に関する研究
工藤和彦、執行達弘、
北海道電力㈱、北海道大学
15 無機ELの三次元加工プロセスに関する基礎研究
畑沢賢一、鴨田秀一、飯田憲一、
三戸正道、神生直敏、鶴谷智洋、
㈱函館セコニック
16 光造形技術を活用した精密な実体歯科患者モデルの開発
岩越睦郎、安田星季、
北海道医療大学
17 携帯可能な移乗補助ツールの開発
中島康博、㈱プラウシップ
-84-
浩、日高青志、
5 研究発表・知的財産権
(1) 研究発表
ア 論文発表等
(ア)
学術論文
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
発表の
年 月
発表者の所属名
発表者氏名
「従業員参加手法を用いた作業可能 日本生産管理学会
年齢の伸長」に関する調査研究
学会誌Vol.14№2
H20.4
製品技術部
北海道工業大学
飯田
三上
憲一
行生
水素吸蔵合金と空気熱交換式容器を 空気調和衛生工学会論文
用いた住宅・自立電源用水素貯蔵シ 集 No.134,(2008)
ステムに関する研究
H20.5
技術支援センター
環境エネルギー部
北海道大学
〃
〃
〃
㈱三徳
サンエス電気通信㈱
白土
岡
濱田
須田
坂入
長野
林
池田
博康
喜秋
靖弘
孝徳
正敏
克則
宏樹
英明
方向符号照合法のFPGA実現に基づく 電子情報通信学会論文誌
農作業機のための実時間速度計測セ D Vol.J91-D No.5
ンサ(*)
H20.5
情報システム部
〃
北海道電力㈱
北海道大学大学院
〃
東洋農機㈱
〃
大村
功
三田村智行
中原 和哉
高氏 秀則
金子 俊一
清水 将志
宮下 行雄
無電解めっきとレーザー照射による (社)表面技術協会発行
有機樹脂基板上へのCuマイクロパタ 表面技術
ーン形成(*)
H20.8
北海道大学大学院
北海道大学
旭川工業高等専門学校
材料技術部
〃
菊地
坂入
高橋
飯野
片山
竜也
正敏
英明
潔
直樹
温水暖房用プラスチック管の酸素透 空気調和衛生工学会論文
過に関する評価(*)
集 No.139,(2008)
H20.10
技術支援センター
〃
白土
富田
博康
和彦
Characterization of melting fly a The 5th Asian-Pacific L
sh from MSW by X-ray photoelectro andfill Symposium 講演
n Spectroscopy(*)
予稿集
H20.10
技術支援センター
材料技術部
秋田県立大学
北海道大学
稲野
板橋
岡田
東條
浩行
孝至
敬志
安匡
KAIZEN Research on Skill Transmis 第1回東アジア連合人間
sion and Increase of Productivity 工学大会
using CAD/CAM against Aged Societ
y
H20.11
北海道工業大学
技術支援センター
製品技術部
三上
畑沢
飯田
行生
賢一
憲一
呼気流による抑揚制御機能を備えた 第52回ヒューマンイン
ウェアラブル人工喉頭の試作
タフェース学会研究会
H20.12
技術支援センター
㈱電制
産業技術総合研究所
東京大学
橋場 参生
須貝 保徳
井野 秀一
伊福部 達
Kinematics of the Compensatory St Journalof PHYSIOLOGICAL
ep by the Trailing Leg Following
ANTHROPOLOGY Vol. 27
an Unexpected Forward Slip while (2008), No.6
Walking(*)
H21.12
技術支援センター
札幌医科大学
〃
中島
小島
高田
康博
悟
純一
水産系廃棄物の有効利用
H21. 1
環境エネルギー部
〃
技術支援センター
内山
若杉
作田
智幸
郷臣
庸一
第1報 空気熱交換式容器を用いた
水素貯蔵システムの水素吸放出挙動
(*)
「冷凍」2009年1月号
注)タイトル名の末尾(*)印は、審査付き学術論文であることを示す。
-85-
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
発表の
年 月
発表者の所属名
発表者氏名
積雪寒冷地における溶融スラグのア 寒地土木研究所月報
スファルト混合用骨材としての検討
H21.1
寒地土木研究所
〃
〃
環境エネルギー部
〃
上野
田高
阿部
高橋
富田
住宅用パッシブ型水素吸放出システ エネルギー資源学会論文
ムに関する基礎研究(*)
誌vol.30,No.1 , (2009)
H21.1
技術支援センター
北海道大学
〃
〃
北海道ガス㈱
白土 博康
濱田 靖弘
須田 孝徳
窪田 英樹
後藤隆一郎
温泉水による金属材料の腐食-ステ 防錆管理
ンレス鋼とチタンの溶接部腐食挙動
(*)
H21.2
材料技術部
〃
〃
技術支援センター
地質研究所
飯野
赤沼
片山
斎藤
鈴木
潔
正信
直樹
隆之
隆広
Gait analysisi using gravitationa Journal of Biomechanics
l acceleration measured by wearab Vol.42 Issue 3
le sensors(*)
H21.2
製品技術部
北海道大学大学院
北海道大学
〃
〃
〃
吉成
武田
但野
東藤
森川
中安
哲
量
茂
正浩
学
稔
積雪寒冷地における溶融スラグのア 土木学会北海道支部論文
スファルト混合用骨材としての検討 報告集
H21.3
寒地土木研究所
〃
〃
環境エネルギー部
上野
田高
阿部
高橋
千草
淳
隆二
徹
副産物グリセリンの有効活用を目的 日本機械学会
とした酸化カルシウム系固体触媒バ 論文集075巻751号B編
イオディーゼル燃料製造技術の開発
(*)
H21.3
(有)フィールドテクノロジー研究室 金木
〃
田村
(社)北海道総合研究調査会 井上
〃
吉田
環境エネルギー部
山越
〃
上出
〃
北口
裕一
修二
真二
壮貴
幸康
光志
敏弘
前腕筋活動電位の表面伝導解析(*)日本機械学会論文集
(C編) Vol. 75 (2009),
No.751
H21.3
技術支援センター
製品技術部
北海道大学
康博
哲
茂
中島
吉成
但野
千草
淳
隆二
徹
恵一
注)タイトル名の末尾(*)印は、審査付き学術論文であることを示す。
(イ)
機関誌・雑誌等への寄稿など
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
発表の
年 月
発表者の所属名
発表者氏名
日本の大学・試験・研究機関の紹介 プラスチック成形加工学
北海道立工業試験場材料技術部
会誌
高分子材料科
成形加工2008年6月号
H20. 6
材料技術部
〃
山岸
金野
画像照合を用いた農作業機向け車速 北海道機械工業会会報
計測センサの開発
「明日を拓く」10月号
H20.10
情報システム部
〃
〃
〃
東洋農機(株)
〃
北海道大学大学院
〃
大村
功
三田村智行
吉川
毅
多田 達実
清水 将志
宮下 行雄
高氏 秀則
金子 俊一
-86-
暢
克美
論 文 タ イ ト ル
地域産業振興のコアとして
(学会誌の巻頭言)
発 表 学 会 誌 名
旋回噴流システム研究会
SWIRL
2008,Vol.1,No.3
高温・高圧水を利用したマイクロ化 (社)北海道機械工業会
学プロセス
会報「明日を拓く」
鋼橋の防食溶射技術
発表の
年 月
発表者の所属名
発表者氏名
H20.10
工業試験場
尾谷
H20.10
環境エネルギー部
松嶋景一郎
材料技術部
赤沼
特定非営利活動法人 鋼構
造物塗膜処理等研究会
黒田
正信
H20.11
製品技術部
〃
技術支援センター
桑野
吉成
中島
晃希
哲
康博
光触媒機能評価技術の確立と応用製 北海道機械工業会会報
品の開発
「明日を拓く」 平成21年
新年号
H20.12
技術支援センター
斎藤
隆之
イカ内臓を用いた養魚用機能性飼料 月刊「養殖」2009年2月号
の開発
H21.2
環境エネルギー部
〃
〃
技術支援センター
〃
釧路水産試験場
〃
〃
〃
栽培水産試験場
〃
東京海洋大学
〃
若杉
富田
高橋
長野
作田
信太
佐藤
金子
辻
佐藤
高谷
竹内
佐藤
郷臣
恵一
徹
伸泰
庸一
茂春
暁之
博実
浩司
敦一
義幸
俊郎
秀一
ロバスト画像照合を用いた農作業機 画像ラボ
向け車速計測センサ
H21.2
情報システム部
〃
東洋農機㈱
〃
北海道大学大学院
〃
大村
功
三田村智幸
清水 将志
宮下 行雄
高氏 秀則
金子 俊一
ヒートポンプを活用した酪農経営低 月刊『農家の友』
コスト技術
平成21年4月号
H21.3
環境エネルギー部
〃
保科
岡
薄肉球状黒鉛鋳鉄品の製造と高付加 北 海 道機 械 工 業 会 会報
価値化
「明日を拓く」2009年3月
号
H21.3
技術支援センター
戸羽 篤也
ユニバーサルデザインへの期待
H21.3
製品技術部
吉成
携帯型マニピュレータの開発
イ
(社)高温学会
H20.11
「高温学会誌Vol.34-No.6」
賢
(社)農業電化協会誌
「農業電化」
『UD事例集』
清一
秀夫
喜秋
哲
口頭発表等
(ア)
学会発表等
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
固体高分子形燃料電池の劣化に及ぼ (社)腐食防食協会
す氷点下における起動・停止の影響 材料と環境(2008)
-87-
発表の
年 月
H20.5
発表者の所属名
技術支援センター
〃
環境エネルギー部
〃
〃
北海道大学
〃
〃
発表者氏名
白土
富田
岡
保科
山越
坂入
須田
濱田
博康
和彦
喜秋
秀夫
幸康
正敏
孝徳
靖弘
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
廃タイヤ炭化微粒子表面へのめっき 産業技術連携推進会議
皮膜形成とその応用
製造プロセス部会 第15回
表面技術分科会
Microstructure Design of Biomimet
ic and Functionally Graded Hydrox
yapatite by Calcination and Parti
al Dissolution-Precipitation Meth
ods
発表の
年 月
H20.6
「ナノトキシコロジ-ア H20.6
セスと微粒子・ナノチュ
-ブのバイオ・環境応用」
シンポジウム(ISNT2008)
発表者の所属名
発表者氏名
材料技術部
〃
〃
〃
情報システム部
飯野
片山
赤沼
斎藤
宮﨑
潔
直樹
正信
隆之
俊之
材料技術部
〃
〃
〃
製品技術部
〃
技術支援センター
北海道医療大学
〃
〃
〃
㈱北海道畜産公社
赤澤
板橋
堀川
高橋
中村
吉成
稲野
村田
田崎
日野
田畑
山本
山近
敏之
孝至
弘善
英徳
勝男
哲
浩行
勝
純一
純
泰彦
雅哉
秀和
万城目 聡
安河内義明
及川 雅稔
橋場 参生
京都大学再生医科学研究所
ITを活用した動物園の顧客満足度 第55回日本デザイン学会
向上研究(第2報)
春季大会
H20.6
製品技術部
〃
〃
技術支援センター
固体触媒を用いて副産物グリセリン 日本機械学会
を有効活用するバイオディーゼル燃 第13回動力・エネルギー
料製造技術の開発
技術シンポジウム
H20.6
(有)フィールドテクノロジー研究室 金木
〃
田村
(社)北海道総合研究調査会
井上
〃
吉田
環境エネルギー部
山越
〃
上出
〃
北口
方向符号照合のハードウェア化によ (社)電気学会
る農作業機のための実時間速度計測 情報処理/産業システム情
センサ
報化合同研究会
H20.7
情報システム部
〃
北海道大学大学院
〃
東洋農機㈱
〃
大村
功
三田村智行
高氏 秀則
金子 俊一
清水 将志
宮下 行雄
北海道内温泉水による金属材料の腐 第28回防錆防食技術発表
食-ステンレス鋼とチタンの溶接部 大会
での腐食挙動-
H20.7
材料技術部
〃
〃
〃
飯野
赤沼
片山
斎藤
潔
正信
直樹
隆之
環境調和型延縄用釣り針の耐食性評 平成20年度日本金属学会
価
・日本鉄鋼協会両支部合
同夏季講演大会
H20.7
北海道大学
〃
技術支援センター
田中
大塚
宮腰
翔三
俊明
康樹
無電解めっき/レーザー照射によるC 日本金属学会・日本鉄鋼
uマイクロパターンの作製
協会両支部合同夏季講演
大会
H20.7
北海道大学大学院
〃
〃
旭川工業高等専門学校
材料技術部
〃
和智
坂入
菊地
高橋
飯野
片山
悠太
正敏
竜也
英明
潔
直樹
-88-
裕一
修二
真二
壮貴
幸康
光志
敏弘
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
廃乾電池由来酸化物(電池滓)を用い 平成20年度日本金属学会
たアルミニウム合金用Mg低減材料の ・日本鉄鋼協会両支部合
開発
同夏季講演大会
発表の
年 月
H20.7
発表者の所属名
発表者氏名
材料技術部
〃
〃
〃
〃
〃
北海道大学大学院
〃
北見工業大学
日本軽金属㈱
野村興産㈱
㈱鈴木商会
高橋
中嶋
田中
執行
野村
赤澤
高橋
上田
伊藤
牧野
藤原
熊谷
(財)北海道科学技術総合振 山中
英徳
快雄
大之
達弘
隆文
敏之
順一
幹人
英信
恒彦
悌
雅
芳朗
興センター
〃
本間
淳
MM-SPS法で高圧焼結した超微 平成20年度 日本鉄鋼協会
細粒鉄の引張強度および酸化物の影 ・日本金属学会 両支部合
響
同夏季講演大会
H20.7
室蘭工業大学
〃
材料技術部
日本製鋼所㈱
川村
桑野
中嶋
阿部
悟史
壽
快雄
智明
身体障がい者が使いやすいラジオス 第23回リハ工学カンファ
タジオ機器の開発
レンス
H20.8
技術支援センター
製品技術部
〃
〃
中島
桑野
前田
吉成
康博
晃希
大輔
哲
使用済み乾電池由来酸化物を用いた 2008年度材料開発研究会
アルミニウムリサイクル
H20.8
材料技術部
高橋
英徳
温泉水によるステンレス鋼およびチ (社)腐食防食協会
タンの腐食と溶接による影響
第55回材料と環境討論会
H20.9
材料技術部
〃
〃
〃
地質研究所
飯野
赤沼
片山
斎藤
鈴木
潔
正信
直樹
隆之
隆広
「ホタテガイ内臓の産業利用のため 日本分析化学会第57年会
の重金属除去装置の開発と環境分析
技術の普及」
H20.9
技術支援センター
〃
環境エネルギー部
〃
〃
作田
長野
高橋
富田
若杉
庸一
伸泰
徹
恵一
郷臣
無電解銅めっきとレーザー照射によ 表面技術協会第118講演大
る有機樹脂基板上へのCu微細配線形 会
成
H20.9
北海道大学大学院
〃
〃
旭川工業高等専門学校
材料技術部
〃
和智
坂入
菊地
高橋
飯野
片山
悠太
正敏
竜也
英明
潔
直樹
超音波溶解析出法による吸収性生体 日本セラミックス協会
模倣アパタイトの作製と評価
第21回秋季シンポジウム
H20.9
材料技術部
〃
製品技術部
技術支援センター
北海道医療大学
〃
〃
京都大学
〃
東京医科歯科大学
赤澤
板橋
中村
稲野
村田
田崎
日野
田畑
山本
塙
敏之
孝至
勝男
浩行
勝
純一
純
泰彦
雅哉
隆夫
-89-
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
廃乾電池由来酸化物粉末とアルミニ (社)腐食防食協会
ウム溶湯中Mgの高温反応
第55回材料と環境討論会
発表の
年 月
H20.9
発表者の所属名
発表者氏名
材料技術部
北海道大学大学院
〃
北見工業大学
日本軽金属㈱
野村興産㈱
㈱鈴木商会
高橋
高橋
上田
伊藤
牧野
藤原
熊谷
(財)北海道科学技術総合振 本間
英徳
順一
幹人
英信
恒彦
悌
雅
淳
興センター
前腕の筋・骨格モデルによる表面筋 第19回バイオフロンティ
電位分布の有限要素解析
ア講演会
H20.9
技術支援センター
中島
亜臨界水を利用した糖類の変換反応
第40回秋季
H20.9
環境エネルギー部
企画調整部
(独)産業技術総合研究所
〃
〃
〃
松嶋景一郎
浦
晴雄
佐藤 正大
横山 敏朗
川波
肇
生島
豊
超音波部分溶解・析出処理によるバ 日本無機リン化学会
イオセラミックスの機能設計
第18回無機リン化学討論
会
H20.10
材料技術部
〃
製品技術部
北海道医療大学
〃
〃
京都大学
〃
東京医科歯科大学
北海道大学大学院
〃
ホヤペンタックス㈱
〃
赤澤 敏之
板橋 孝至
中村 勝男
村田
勝
田崎 純一
日野
純
田畑 泰彦
山本 雅哉
塙
隆夫
高畑 雅彦
安倍雄一郎
中島 武彦
坂本美知子
仮想環境下訓練時の視線の違い
第39回北海道作業療法学
会
H20.10
技術支援センター
医療法人秀友会 札幌秀友会病院
中島
工藤
康博
章
ステンレス鋼製鉛フリーフローはん 大阪大学接合科学研究所
だ槽の損傷防止用表面処理材の特性 全国共同利用研究成果発
評価
表会
H20.10
材料技術部
〃
飯野
片山
潔
直樹
吸収性生体模倣アパタイトの開発と 日本セラミックス協会東
再生医療への応用
北北海道支部第16回北海
道地区セミナ-2008
H20.10
材料技術部
〃
〃
〃
製品技術部
〃
技術支援センター
北海道医療大学
〃
〃
京都大学
〃
東京医科歯科大学
㈱ムトウ
北海道畜産公社
早坂理工㈱
赤澤
板橋
堀川
高橋
中村
吉成
稲野
村田
田崎
日野
田畑
山本
塙
菊地
山近
大森
敏之
孝至
弘善
英徳
勝男
哲
浩行
勝
純一
純
泰彦
雅哉
隆夫
雅彦
秀和
哲也
化学工学会
大会
-90-
康博
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
発表の
年 月
発表者の所属名
発表者氏名
使用済み乾電池由来酸化物粉末を用 軽金属学会第115回秋期大
いたアルミニウムスクラップ溶湯か 会講演
らのMgの低減
H20.11
材料技術部
高橋
英徳
廃乾電池由来酸化物ペレットのアル 平成20年度 日本セラミッ
ミニウムリサイクルへの応用
クス協会 東北北海道支部
研究発表会
H20.11
材料技術部
〃
〃
〃
〃
北海道大学大学院
北見工業大学
北海道工業大学
野村興産㈱
日本軽金属㈱
㈱鈴木商会
執行
吉田
野村
赤澤
高橋
高橋
伊藤
高島
藤原
牧野
熊谷
達弘
憲司
隆文
敏之
英徳
順一
英信
敏之
悌
恒彦
雅
ラピッド゙プロトタイピング法による 産業技術連携推進会議ナ
ガラス鋳込み用型の作製
ノテクノロジー・材料部
会 第2回ガラス材料技術
分科会総会
H20.11
技術支援センター
〃
環境システム部
稲野
戸羽
平野
浩行
篤也
繁樹
重金属濃度の異なるごみ溶融飛灰のX 第16回衛生工学シンポジ
PSによる化学状態分析
ウム
H20.11
技術支援センター
材料技術部
秋田県立大学
北海道大学
稲野
板橋
岡田
東條
浩行
孝至
敬志
安匡
抜去歯由来脱灰象牙質顆粒の機能設 平成20年度日本セラミッ
計と臨床応用
クス協会東北北海道支部
研究発表会
第28回基礎科学部会東北
北海道地区懇話会
H20.11
材料技術部
製品技術部
北海道医療大学
〃
〃
㈱ミワテック
㈱ムトウ
赤澤 敏之
中村 勝男
村田
勝
田崎 純一
日野
純
佐藤裕一郎
菊地 雅彦
機能安全対応組込ソフトウェア開発 第5回システム検証の科学
におけるBメソッド導入の試み
技術 シンポジウム
H20.11
情報システム部
東海ソフト㈱
〃
名古屋市工業研究所
〃
堀
岡村
服部
斉藤
小川
武司
真吾
智幸
直希
清
ソフトウェア開発における安全分析、第5回システム検証の科学
形式手法、工業標準に焦点をあてた 技術シンポジウム
安全関連スキルと教育訓練
H20.11
名古屋市工業研究所
〃
情報システム部
産業技術総合研究所
日本システム安全研究所
㈱ヴィッツ
〃
小川
斉藤
堀
水口
吉岡
森川
服部
清
直希
武司
大知
律夫
聡久
博行
コンポーネントソフトウェアに対す 第5回システム検証の科学
るハザード分析手法の検討
技術 シンポジウム
H20.11
名古屋市工業研究所
〃
産業技術総合研究所
㈱ヴィッツ
〃
筑波大学
情報システム部
斉藤 直希
小川
清
水口 大知
菊池 達也
大西 秀一
長谷部浩二
堀
武司
-91-
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
発表の
年 月
発表者の所属名
発表者氏名
都市ごみ焼却施設における高温・低 第16回衛生工学シンポジ
温二段階集じんによる塩類と重金属 ウム
類の分離捕集に関する研究
H20.11
秋田県立大
北海道大学大学院
〃
〃
〃
㈱タクマ
技術支援センター
岡田
西本
東條
松藤
松尾
鮫島
稲野
敬志
薫
安匡
敏彦
孝之
良二
浩行
イカ内臓を用いた養魚用機能性飼料 第19回廃棄物学会研究発
の開発
表会
H20.11
環境エネルギー部
〃
〃
技術支援センター
〃
釧路水産試験場
〃
〃
〃
栽培水産試験場
〃
東京海洋大学
〃
若杉
富田
高橋
長野
作田
信太
佐藤
金子
辻
佐藤
高谷
竹内
佐藤
郷臣
恵一
徹
伸泰
庸一
茂春
暁之
博実
浩司
敦一
義幸
俊郎
秀一
換気排熱を熱源とする空気式融雪路 第24回寒地技術シンポジ
盤に関する研究
ウム
H20.11
技術支援センター
〃
〃
環境エネルギー部
㈱ホクスイ設計
富田
白土
長野
保科
大内
和彦
博康
伸泰
秀夫
克行
動物骨由来傾斜機能アパタイトの生 日本バイオマテリアル学
体模倣性と骨再生医療への応用
会シンポジウム2008
H20.11
材料技術部
製品技術部
北海道医療大学
〃
〃
京都大学
〃
東京医科歯科大学
赤澤
中村
村田
田崎
日野
田畑
山本
塙
敏之
勝男
勝
純一
純
泰彦
雅哉
隆夫
木質系バイオマス燃焼灰の安全性評 第19回廃棄物学会研究発
価と有効利用
表会
H20.11
環境エネルギー部
〃
〃
林産試験場
〃
九州大学
高橋
富田
若杉
山田
折橋
古賀
徹
恵一
郷臣
敦
健
信也
冷却高速回転粉砕法による動物骨の 第12回生体関連セラミッ
粒子設計と応用
クス討論会
H20.12
材料技術部
〃
製品技術部
〃
北海道医療大学
〃
早坂理工㈱
〃
北海道畜産公社
赤澤
板橋
中村
吉成
村田
田崎
田中
大森
山近
敏之
孝至
勝男
哲
勝
純一
勝
哲也
秀和
Human Gait Analysis using Wearabl The 13th International
e Sensors of Acceleration and
Conference on Biomedica
Angular Velocity
l Engineering
H20.12
北海道大学大学院
北海道大学
〃
製品技術部
武田
但野
東藤
吉成
量
茂
正浩
哲
-92-
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
発表の
年 月
発表者の所属名
発表者氏名
Surface Conduction Analysis of EM The 13th International
G Signal from Forearm Muscles
Conference on Biomedica
l Engineering
H20.12
技術支援センター
中島
康博
放電プラズマ焼結法で作製したバイ 平成20年度 日本鉄鋼協会
モーダル結晶粒純鉄の機械的特性
・日本金属学会 両支部合
同冬季講演大会
H21. 1
室蘭工業大学大学院
〃
〃
材料技術部
西村
川村
桑野
中嶋
清
悟史
壽
快雄
廃乾電池焙焼滓の顆粒設計とAlリ 第18回化学工学・粉体工
サイクル用脱Mg剤への応用
学研究発表会
H21. 1
材料技術部
〃
〃
〃
〃
野村興産㈱
日本軽金属㈱
北海道大学大学院
北見工業大学
板橋
執行
野村
高橋
赤澤
藤原
牧野
高橋
伊藤
孝至
達弘
隆文
英徳
敏之
悌
恒彦
順一
英信
冷却高速回転粉砕装置を用いた脱灰 第21回バイオエンジニア
動物骨顆粒の作製と評価
リング講演会
H21. 1
材料技術部
〃
製品技術部
〃
北海道医療大学
〃
早坂理工㈱
北海道畜産公社
赤澤
板橋
中村
吉成
村田
田崎
大森
山近
敏之
孝至
勝男
哲
勝
純一
哲也
秀和
冷却高速回転粉砕法による動物骨の 第18回化学工学・粉体工
顆粒設計と特性評価
学研究発表会
H21. 1
材料技術部
〃
製品技術部
〃
北海道医療大学
〃
早坂理工㈱
北海道畜産公社
赤澤
板橋
中村
吉成
村田
田崎
大森
山近
敏之
孝至
勝男
哲
勝
純一
哲也
秀和
表面筋電位分布を用いた前腕の筋活 第21回バイオエンジニア
動推定手法
リング講演会
H21. 1
技術支援センター
製品技術部
〃
〃
北海道大学
〃
〃
中島
前田
桑野
吉成
増田
東藤
但野
康博
大輔
晃希
哲
耕平
正浩
茂
農作業軽労化支援技術の開発
第21回バイオエンジニア
リング講演会
H21. 1
製品技術部
〃
〃
技術支援センター
前田
吉成
桑野
中島
大輔
哲
晃希
康博
大腿部と下腿部の加速度・角速度を 第21回バイオエンジニア
利用した歩行解析
リング講演会
H21. 1
北海道大学院
北海道大学
〃
〃
製品技術部
武田
但野
東藤
量
茂
正浩
-93-
名取川愛紀子
吉成
哲
発表の
年 月
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
Utilization of biodiesel fuel in
winter of cold region
日韓バイオマスシンポジ
ウム「バイオマスエネル
ギーの可能性を考える」
(Korea and Japan joint
symposium, Possibility
of biomass energy)
H21. 1
環境エネルギー部
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
山越 幸康
上出 光志
北口 敏弘
三津橋浩行
鎌田 樹志
佐々木雄真
冨田 恵一
高橋
徹
アルカリ処理と水蒸気爆砕を用いた 第4回バイオマス科学会議
コーンストーバーの前処理に関する
研究
H21. 1
環境エネルギー部
〃
〃
〃
北海道大学
北興化工機㈱
北口 敏弘
上出 光志
三津橋浩行
山越 幸康
山田 敏彦
秋葉
隆
蒸煮爆砕とアルカリ処理によるコー 第18回化学工学・粉体工
ンストーバーのバイオエタノール前 学研究発表会
処理技術に関する研究
H21. 1
環境エネルギー部
〃
〃
〃
北海道大学
北興化工機㈱
北口 敏弘
上出 光志
三津橋浩行
山越 幸康
山田 敏彦
秋葉
隆
ごみ溶融飛灰に含まれる重金属元素 化学系学協会北海道支部
の化学状態評価
2009年冬季研究発表会
H21. 2
技術支援センター
材料技術部
環境エネルギー部
秋田県立大学
北海道大学
稲野
板橋
富田
岡田
東條
Al置換したLiMn2O4のリチウム充放電 化学系学協会北海道支部
特性
2009年冬季研究発表会
H21. 2
室蘭工業大学
〃
〃
技術支援センター
磯松 岳己
澤口 直哉
佐々木 眞
稲野 浩行
ステンレス鋼のレーザ溶接部におけ 化学系学協会北海道支部
る耐食性の評価
2009年冬季研究発表会
H21. 2
材料技術部
〃
㈱産鋼スチール
〃
北海道大学
飯野
赤沼
大藤
福田
池田
潔
正信
仁志
薫
正幸
レーザーアブレーションによるPd触 化学系学協会北海道支部
媒除去法を用いた金属パターニング 2009年冬季研究発表会
H21. 2
北海道大学大学院
〃
〃
材料技術部
〃
旭川工専
和智
坂入
菊地
飯野
片山
高橋
悠太
正敏
竜也
潔
直樹
英明
Effects of Schwann cell alignment 55th Annual Meeting of
along the oriented electrospun ch the Orthopaedic Researc
itosan
h Society
nanofibers on nerve regeneration
H21. 2
国際医療福祉大学
東京医科歯科大学
〃
東京都立神経科学総合研究所
北海道曹達(株)
〃
材料技術部
情報システム部
伊藤聰一郎
Wei
Wang
-94-
発表者の所属名
発表者氏名
浩行
孝至
恵一
敬志
安匡
市野瀬志津子
渡部
大熊
境
金野
吉川
和彦
恒雄
勝義
克美
毅
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
発表の
年 月
発表者の所属名
発表者氏名
廃棄物で廃棄物をリサイクル -使用 第52回北海道技術研究発
済み乾電池から精製した粉末を用い 表会
たアルミニウムリサイクル-
H21. 2
材料技術部
〃
〃
高橋
板橋
執行
英徳
孝至
達弘
使用済み乾電池から精製した酸化物 2009年春期講演大会
を用いたアルミニウム用Mg低減材の
開発
H21. 3
材料技術部
北見工業大学
北海道大学大学院
野村興産(株)
日本軽金属(株)
ノーステック財団
高橋
伊藤
高橋
藤原
牧野
本間
英徳
英信
順一
悌
恒彦
淳
レーザーアブレーションによるPd触 (社)表面技術協会
媒除去法を用いたNi微細パターニン 第119回講演大会
グ
H21. 3
北海道大学大学院
〃
〃
材料技術部
〃
旭川工専
和智
坂入
菊地
飯野
片山
高橋
悠太
正敏
竜也
潔
直樹
英明
液液混合による凍結濃縮分離効率向 日本化学会
上の研究
H21. 3
北海道大学大学院
〃
環境エネルギー部
代
田中
手塚
英杰
俊逸
正博
冷却高速回転粉砕装置を用いた生体 日本セラミック協会
骨顆粒の作製とその骨誘導特性
2009年年会
H21. 3
材料技術部
〃
製品技術部
〃
北海道医療大学
〃
早坂理工㈱
北海道畜産公社
北海道大学大学院
〃
〃
赤澤
板橋
中村
吉成
村田
田崎
大森
山近
高畑
岩崎
三波
敏之
孝至
勝男
哲
勝
純一
哲也
秀和
雅彦
倫政
明男
吸収性生体模倣材料の創製と骨再生 オホ-ツク医学大会
工学
H21. 3
材料技術部
製品技術部
北海道医療大学
〃
京都大学
東京医科歯科大学
北海道大学院
〃
〃
早坂理工㈱
北海道畜産公社
赤澤
中村
村田
田崎
田畑
塙
高畑
岩崎
三波
大森
山近
敏之
勝男
勝
純一
泰彦
隆夫
雅彦
倫政
明男
哲也
秀和
高温高圧水-マイクロ空間協奏反応 化学工学会
場による超高速・高選択率ヘックカ
ップリング反応
H21. 3
環境エネルギー部
(独)産業技術総合研究所
〃
〃
〃
〃
松嶋景一郎
川波
肇
佐藤 正大
横山 敏朗
鈴木 俊重
生島
豊
H21. 3
技術支援センター
〃
環境エネルギー部
富田
白土
保科
第74年会
除湿型放射冷暖房パネルの冷房能力 空気調和・衛生工学会北
に関する研究
海道支部第43回学術講演
会
-95-
和彦
博康
秀夫
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
発表の
年 月
発表者の所属名
発表者氏名
住宅用設備として水素エネルギーを 空気調和衛生工学会北海
安全に取り扱うための常温・常圧利 道支部第43回学術講演会
用システムの開発
(第4報) パッシブ型水素吸放出シス
テムの実験と解析
H21. 3
技術支援センター
北海道大学
〃
〃
〃
〃
北海道ガス㈱
〃
〃
白土 博康
五十嵐俊祐
壽
和輝
濱田 靖弘
須田 孝徳
長野 克則
後藤隆一郎
中村
充
武田 清賢
住宅用設備として水素エネルギーを 空気調和衛生工学会北海
安全に取り扱うための常温・常圧利 道支部第43回学術講演会
用システムの開発
(第5報) 戸建て住宅への導入効果の
解析
H21. 3
技術支援センター
北海道大学
〃
〃
〃
〃
北海道ガス㈱
〃
〃
白土 博康
五十嵐俊祐
壽
和輝
濱田 靖弘
須田 孝徳
長野 克則
後藤隆一郎
中村
充
武田 清賢
農作業機向け実時間車速計測センサ
日本ロボット学会
北海道ロボット技術研究
専門委員会学術講演会
H21. 3
情報システム部
〃
東洋農機(株)
〃
北海道大学大学院
〃
大村
功
三田村智行
清水 将志
宮下 行雄
高氏 秀則
金子 俊一
イカ内臓を用いた養魚用飼料の開発
I イカ内臓の配合飼料原料化技術
平成21年度日本水産学会
春季大会
H21. 3
環境エネルギー部
〃
〃
技術支援センター
釧路水産試験場
〃
〃
〃
栽培水産試験場
〃
東京海洋大学
〃
若杉
富田
高橋
長野
信太
佐藤
金子
辻
佐藤
高谷
竹内
佐藤
郷臣
恵一
徹
伸泰
茂春
暁之
博実
浩司
敦一
義幸
俊郎
秀一
イカ内臓を用いた養魚用飼料の開発 平成21年度日本水産学会
Ⅱ 海産稚魚に対する有効性(魚体成 春季大会
分)
H21. 3
釧路水産試験場
〃
〃
〃
栽培水産試験場
〃
東京海洋大学
〃
環境エネルギー部
〃
〃
技術支援センター
信太
佐藤
金子
辻
佐藤
高谷
竹内
佐藤
若杉
富田
高橋
長野
茂春
暁之
博実
浩司
敦一
義幸
俊郎
秀一
郷臣
恵一
徹
伸泰
-96-
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
発表の
年 月
発表者の所属名
発表者氏名
イカ内臓を用いた養魚用飼料の開発 平成21年度日本水産学会
Ⅲ 海産稚魚に対する有効性(飼育結 春季大会
果)
H21. 3
釧路水産試験場
〃
〃
〃
栽培水産試験場
〃
東京海洋大学
〃
環境エネルギー部
〃
〃
技術支援センター
信太
佐藤
金子
辻
佐藤
高谷
竹内
佐藤
若杉
富田
高橋
長野
茂春
暁之
博実
浩司
敦一
義幸
俊郎
秀一
郷臣
恵一
徹
伸泰
イカ内臓を用いた養魚用飼料の開発 平成21年度日本水産学会
Ⅳ イカ内臓由来エキスの摂餌促進効 春季大会
果
H21. 3
釧路水産試験場
〃
〃
〃
栽培水産試験場
〃
東京海洋大学
〃
環境エネルギー部
〃
〃
技術支援センター
信太
佐藤
金子
辻
佐藤
高谷
竹内
佐藤
若杉
富田
高橋
長野
茂春
暁之
博実
浩司
敦一
義幸
俊郎
秀一
郷臣
恵一
徹
伸泰
(イ)
その他の講演等
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
発表の
年 月
発表者の所属名
発表者氏名
イカ内臓を用いた養魚用機能性飼料 平成20年度養魚飼料油脂
の開発
研究発表会
H20. 6
環境エネルギー部
〃
〃
技術支援センター
〃
釧路水産試験場
〃
〃
〃
栽培水産試験場
〃
東京海洋大学
〃
若杉
富田
高橋
長野
作田
信太
佐藤
金子
辻
佐藤
高谷
竹内
佐藤
資源用トウモロコシを利用したバイ 国土交通省先端技術フォ
オエタノール製造
ーラム
H20. 6
環境エネルギー部
食品加工研究センター
畜産試験場
神戸大学
北海道大学
北興化工機㈱
北口 敏弘
八十川大輔
原
悟志
近藤 昭彦
山田 敏彦
秋葉
隆
表面処理分科会及び大学・研究機関 JEITA鉛フリー化活動成果
での取り組み
報告会2008
ステンレス鋼表面処理被膜の各種特
性の解析及び表面処理材の損傷試験
H20. 7
材料技術部
〃
〃
技術支援センター
群馬大学
片山
飯野
赤沼
斎藤
荘司
-97-
郷臣
恵一
徹
伸泰
庸一
茂春
暁之
博実
浩司
敦一
義幸
俊郎
秀一
直樹
潔
正信
隆之
郁夫
論 文 タ イ ト ル
モノづくり企業への技術支援
-道立工業試験場の取り組み-
発 表 学 会 誌 名
平成20年度JR北海道
研究開発成果発表会
技術記念講演
発表の
年 月
発表者氏名
工業試験場
尾谷
賢
「北海道立工業試験場における技術 平成20年度第59回北海道 H20. 7
開発と人材育成」-産学官連携によ 高等学校工業教育研究集
る取り組みの事例-
会
技術支援センター
鴨田
秀一
北海道の鋳物づくりと最近の技術動 第21回北海道溶射技能士
向
会総会・講演会
H20. 9
技術支援センター
戸羽
篤也
雪氷計測の現状と画像処理の適用に 平成20年度電気関係学
ついて
会北陸支部連合大会招待
-当場の研究内容の紹介「路面凍結 講演
検知システム」-
H20. 9
富山工業高等専門学校
情報システム部
高田
波
英治
通隆
ものづくり人材育成プロジェクトの
紹介「生産管理エキスパート塾」
H20. 9
技術支援センター
鴨田
秀一
地域間連携講座
「ものづくり経営者及び
中核技術者向け実体験講
座」
H20. 7
発表者の所属名
エレクトロスピニングによる天然高 産業技術連携推進会議ナノテ H20. 10 材料技術部
分子素材のナノ繊維化
クノロジー・材料部会
〃
第46回高分子分科会
〃
〃
情報システム部
〃
金野 克美
大市 貴志
可児
浩
吉田 昌充
吉川
毅
三田村智行
イカ内臓を用いた養魚用機能性飼料 平成20年度産業技術連携
の開発
推進会議東北地域部会
秋季資源・環境エネルギ
ー部会
H20.10
環境エネルギー部
〃
〃
技術支援センター
〃
釧路水産試験場
〃
〃
〃
栽培水産試験場
〃
東京海洋大学
〃
若杉
高橋
富田
長野
作田
信太
佐藤
金子
辻
佐藤
高谷
竹内
佐藤
郷臣
徹
恵一
伸泰
庸一
茂春
暁之
博実
浩司
敦一
義幸
俊郎
秀一
北海道内企業への技術支援事例
平成20年度東北・北海道
関東甲信越静セラミック
ス技術交流会
H20.11
材料技術部
〃
〃
〃
環境エネルギー部
工藤
野村
執行
吉田
岡
和彦
隆文
達弘
憲司
喜秋
抽苔ニンジン自動判別装置の開発
北海道・フードフェア
2008
H20.11
製品技術部
〃
鎌田
櫻庭
英博
洋平
H20.11
釧路水産試験場
〃
〃
〃
栽培試験場
〃
環境エネルギー部
〃
〃
技術支援センター
東京海洋大学
〃
信太
佐藤
辻
金子
佐藤
高谷
若杉
富田
高橋
長野
竹内
佐藤
茂春
暁之
浩司
博実
敦一
義幸
郷臣
恵一
徹
伸泰
俊郎
秀一
脱重金属イカ内臓エキスのマツカワ 平成20年度水産利用関係
稚魚の摂餌に及ぼす影響
研究開発推進会議
-98-
論 文 タ イ ト ル
発 表 学 会 誌 名
発表の
年 月
発表者の所属名
発表者氏名
北海道におけるものづくり中核人材 北海道工業大学
育成について
「生産管理エキスパート
塾」特別公開講座
H20.11
技術支援センター
鴨田
秀一
北海道立工業試験場の技術支援につ (社)北海道中小企業診断
いて
士会
地域力連携セミナー
H20.11
技術支援センター
鴨田
秀一
機器分析による廃棄物の評価と工業 平成20年度廃棄物学会北
試験場の利用 その2 ごみ溶融飛灰 海道支部セミナー
の評価
H20.11
技術支援センター
材料技術部
環境エネルギー部
稲野
板橋
富田
浩行
孝至
恵一
プリント基板形成技術を用いた高出 表面技術協会北海道支部
力コアレスモータの開発
総会
H20.12
材料技術部
〃
〃
情報システム部
技術支援センター
㈱コスモメカニクス
㈱中央ネームプレート製作所
北海道大学
片山
飯野
赤沼
中西
斎藤
岩谷
小原
菊地
直樹
潔
正信
洋介
隆之
公明
正秋
竜也
モノづくりは人づくり -本道製造 平成20年度私学経営実務
業の技術支援機関、道立工業試験場 研修会 記念講演
の取り組み-
H21. 1
工業試験場
尾谷
賢
バイオディーゼル燃料の現状と課題
第11回化学工学北海道ア
カシアセミナー
(化学工学北海道懇話会第
140回講演会)
H21. 1
環境エネルギー部
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
山越 幸康
上出 光志
北口 敏弘
三津橋浩行
鎌田 樹志
佐々木雄真
冨田 恵一
高橋
徹
Bメソッドの概要と開発現場への技術 システム設計検証技術研
導入
究会
H21. 2
情報システム部
堀
身の回りから工業製品まで活用され HOPE 3月例会
ている粉粒体の魅力
H21. 3
環境エネルギー部
〃
〃
〃
内山 智幸
平野 繁樹
松嶋景一郎
鎌田 樹志
-99-
武司
(2)知的財産権
ア 特許権
発 明 の 名 称 1 セラミック溶射材料
2 溶射接合を利用した内面被覆管の製造方法
登 録 番 号
1954457
2048124
3 電気人工喉頭 2123888
4 溶融スラグのための粒状断熱材 2509547
5 FRP製コイルバネの製造方法 2524315
6 レンガ色識別方法 2571195
7 撮像対象物の背景上の付着液体による雑音反射除去法
2596505
8 着雪氷防止塗料組成物 2614825
9 床暖房用パネルおよびその製造方法
2619681
10 金属基体上に被覆された金または白金族金属を剥離回収する方法及びその剥離
回収装置
2630702
11 稚内層珪藻土を利用した調湿機能材料の製造法
2652593
12 廃液の凍結処理方法 2780957
13 移動ロボットの環境地図作成方法 2992883
14 路版と、その施工法
3034505
15 光触媒活性酸化チタン粉末の製造方法
16 鉄―炭素を結合材としたWC−Fe系合金とその製造方法
3052236
3066571
17 有機性廃棄物分解処理装置 3074473
18 鋳物と異種合金の接合方法 3161857
19 セラミック溶射皮膜の封孔処理法 3165926
20 湿潤度合い判定方法、湿潤度測定方法ならびに湿潤度測定装置 3297735
21 再生型おむつ 3312203
22 路面水分検知方法および路面水分検知装置 3314923
23 フロンの分解処理システム
3576753
24 コンクリート代替材 3629502
25 固定化色素、及びその製造方法
3716283
26 生体組織由来吸収性リン酸カルシウム傾斜機能複合材料とその作製方法
3718723
27 路面上の水と氷と雪の検知方法および路面上の水と氷と雪の検知装置
3733434
28 廃棄物など汚染物質に含まれる重金属元素の不溶化処理方法
3762965
29 粉末消火薬剤廃棄物の親水化処理方法及びその方法により得られた粉末消火薬
剤砕成物並びにその砕成物を用いた水性消火薬剤組成物及び造粒消火薬剤組成
物
3772181
30 海洋漂砂調査用試験砂
3793794
31 害虫計数装置
3796526
-100-
発 明 の 名 称 登 録 番 号
32 電動車いす等移動機器の制御信号入力方法及びその装置
3796531
33 耐食性耐熱鋳鋼
3870291
34 空調装置
3912541
35 車椅子装着型無限軌道動力装置
3918094
36 対象物の動作追跡方法
3944841
37 排ガス補修用セラミックスとその製造方法
4078408
38 防滑材収納箱
4080368
39 バイオガス中硫化水素除去装置
4149290
40 廃乾電池焙焼残渣粉末を用いた多孔性複合セラミック及びその製造方法
4197329
41 着雪氷防止部材用組成物及びこれを用いた着雪氷防止部材
42 作業用ロボットおよび教示点位置・姿勢データ測定方法
US6,835,322B2
4264778
イ 実用新案権
考 案 の 名 称
登 録 番 号
1 ホタテ貝殻入り溶融型道路標示材収容袋詰袋
3100949
2 研掃用ブラスト装置
3115408
3 ジンギスカン用調理器
3130915
4 南瓜の自動乱切り機
3140411
5 にんじんの抽苔検出機能を有する裁断装置
3140585
ウ 意匠権
意 匠 に 係 る 物 品
登 録 番 号
1 防滑材収納箱(本意匠)
1207613
2 防滑材収納箱(関連意匠)
1208029
3 卓上ジンギスカン電気調理器(本意匠)
1318133
4 卓上ジンギスカン電気調理器(関連意匠)
1318367
5 ジンギスカン鍋
1314720
-101-
(3) 導入機器
平成20年度に、財団法人JKA補助金及び試験研究用備品整備費によって、次の機器を導入
しました。
機 器 名
用
途
型
式
等
備
考
マ イ ク ロ 波 マイクロ波帯に (型式) アジレントテクノロジー社製 E8362C
財団法人
評 価 シ ス テ おける高周波機 (仕様) 2ポート ベクトルネットワークアナライザタイ JKA補
ム
器評価、電磁シ
ムドメインゲーティング機能付
助金
ールド材・吸収
周波数範囲:10MHz~20GHz
材料等の評価
最大ダイナミックレンジ:123dB
キャリブレーション方法:メカニカル
コネクタ:50Ω 3.5mm(オス)
シールド率・吸収率・誘電率測定用治具、ソフ
トウェア付属
設 備 性 能 測 生産工場などの (システム構成)
財団法人
定システム 機械・設備の稼 1 携帯型機械性能データ収集装置 【リオン社製 DA-20】 JKA補
働状態の評価
2 振動分析計 【リオン社製 VA-11】
助金
3 軌跡振動計 【リオン社製 VM-90】
4 デジタルハンドタコメータ 【小野測器社製 HT-5500】
5 波形解析装置
【エスピー・エス・エス社製 SPSS Base system 15】
大 型 恒 温 恒 各 種 大 型 試 験 (型式) ESPEC株式会社 TBL-2HW6P2A
湿室
体、製品の環境 (仕様) 試験室内寸法:
温度・湿度に対
1970(幅)×1970(奥行き)×2100(高さ)mm
する耐久性及び
温度制御範囲:-30~80℃
性能評価
温湿度制御範囲:10~95% (10~80℃)
温湿度調節幅:± 0.3℃ / ± 2.5%
温湿度分布:± 0.75℃ / ± 5%
財団法人
JKA補
助金
(4) 技術審査
地方公共団体、公益法人からの依頼を受けて、中小企業等に対する各種助成制度等に係る技術審
査を行いました。
内
容
依
頼
者
計
リサイクル研究開発補助事業技術審査
北海道
2
北海道新技術・新製品開発賞技術審査
北海道
14
新商品トライアル制度技術審査
北海道
14
建設業等経営革新補助金技術審査
北海道
14
新技術及び新製品開発助成事業技術審査
小樽市
2
さっぽろベンチャー支援事業技術審査
(財)さっぽろ産業振興財団
6
高度技術研究開発事業技術審査
(財)道央産業技術振興機構
3
北洋ドリーム基金研究開発助成事業技術審査
(財)北洋銀行中小企業新技術助成基金
25
計(8事業)
80
(5) 視察・見学
当場を見学された方は21団体203人で、業務内容の説明、各研究室への案内、意見交換等を
行いました。
年
度
16
17
18
19
20
数
59団体
27団体
33団体
30団体
21団体
来 場 者 数
781人
315人
360人
396人
203人
団
体
-102-
(6) 委員会委員などの委嘱
委 員 会 等 の 名 称
職 名
氏 名
(特法)北海道バイオ産業振興協会
参
与尾 谷
賢
(独)科学技術振興機構シーズ発掘試験
査読評価委員 尾 谷
賢
北海道融雪工業会
顧
問尾 谷
賢
(財)札幌銀行中小企業新技術研究助成基金技術審査委員会
委
員尾 谷
賢
北海道経済産業局新連携対策補助金事業審査委員会
委
員尾 谷
賢
北海道経済連合会ものづくり産業振興専門委員会
委
員
長尾 谷
賢
(財)北海道銀行中小企業人材育成基金
評
議
員尾 谷
賢
北海道経済部プロジェクト事業化開発支援事業審査委員会
委
員尾 谷
賢
北海道経済産業局新連携事業評価委員会
委
員尾 谷
賢
材料技術研究協会
理
事尾 谷
賢
室蘭工業大学地域共同研究開発センター事業推進検討会
会
員尾 谷
賢
北海道旅客鉄道㈱鉄道技術会議
委
員尾 谷
賢
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業運営会議 委
員尾 谷
賢
北海道企画振興部北海道コーディネーター・ネットワーク・フォーラム
講
師尾 谷
賢
(財)函館地域産業振財団事業推進委員会
委
員尾 谷
賢
(財)北海道科学技術総合振興センター 企 画 委 員尾 谷
賢
(財)函館地域産業振興財団技術審査委員会及び地域技術選定委員会
委
員尾 谷
賢
北海道信用保証協会新事業認定審査会
委
員鴨 田 秀 一
北海道経済産業局提案公募型技術開発事業外部審査委員会
委
員鴨 田 秀 一
室蘭工業大学
非 常 勤 講 師鴨 田 秀 一
苫小牧市テクノセンター運営委員会
委
(財)道央産業技術振興機構
評
(財)室蘭テクノセンター戦略的基盤技術高度化支援事業開発委員会
委
員鴨 田 秀 一
北海道札幌工業高校第59回北海道高等学校工業教育研究集会
講
師鴨 田 秀 一
北海道工業大学専門職公開講座「生産管理エキスパート塾」
講
師鴨 田 秀 一
(財)旭川生活文化産業振興協会
審 査 委 員鴨 田 秀 一
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業幹事会 委
員鴨 田 秀 一
議
員鴨 田 秀 一
員鴨 田 秀 一
北海道経済部北海道チャレンジ企業表彰審査委員会
審 査 委 員鴨 田 秀 一
室蘭工業大学産学連携人材育成事業のプログラム開発委員会
委
員鴨 田 秀 一
(財)道央技術産業機構技術審査委員会
委
員鴨 田 秀 一
(財)北海道中小企業総合支援センター事業可能性評価委員会
委
員鴨 田 秀 一
(財)北海道科学技術総合振興センター研究開発助成事業
審 査 委 員鴨 田 秀 一
(財)北海道中小企業総合支援センター北海道中小企業応援ファンド助成事業計画評価委員会 委
員鴨 田 秀 一
北海道経済産業局第3回ものづくり日本大賞北海道地域選考分科会
委
員鴨 田 秀 一
北海道融雪工業会
顧
問長 尾 信 一
(社)北海道IT推進協会北海道情報産業クラスター・フォーラム
運営会議委員 長 尾 信 一
(独)科学技術振興機構シーズ発掘試験査読評価
査読評価委員 長 尾 信 一
-103-
委 員 会 等 の 名 称
職 名
氏 名
北海道経済産業局特定研究開発等計画策定・審査委員会
委
員長 尾 信 一
北海道経済連合会産業開発委員会電子・電機産業振興を目的とする専門部会
部
(財)さっぽろ産業振興財団スタートアップ・プロジェクトルーム
管 理 委 員長 尾 信 一
北海道経済部新商品トライアル制度新事業分野開拓事業者認定審査会
審 査 会 委 員長 尾 信 一
北海道経済部北海道新技術・新製品開発賞選考会
委
(株)北海道二十一世紀総合研究所 検討委員会委員 長 尾 信 一
北海道教育委員会北海道ものづくり人材育成連携推進協議会
委
北海道融雪工業会
顧問(技術担当) 長 尾 信 一
(財)北海道科学技術総合振興センター札幌市新産業育成推進事業に係るプロジェクト
選 定 委 員長 尾 信 一
札幌市ものづくり産業活性化支援事業審査委員会
委
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 長 尾 信 一
(社)北海道IT推進協会共同研究推進連絡会議
委
(財)北海道科学技術総合振興センター地域ニーズ即応型査読評価
査読評価委員 長 尾 信 一
会
長長 尾 信 一
員長 尾 信 一
員長 尾 信 一
員長 尾 信 一
員長 尾 信 一
(財)北海道中小企業総合支援センター北海道中小企業応援ファンド助成事業計画評価委員会 委
員長 尾 信 一
中小企業金融公庫成長新事業育成審査会
審
(財)全日本地域研究交流協会イノベーションの加速に向けた統合型情報基盤形成に関
する調査研究ワーキンググループ
メ ン バ ー長 尾 信 一
(社)北海道IT推進協会北海道プライバシーマーク付与
認定推進委員 澤 山 一 博
北海道経済部地域産業IT利活用促進モデル事業審査委員会
委
北海道高等学校電子情報技術教育研究会第8回高校生ものづくりコンテスト全国大会
北海道ブロック大会
審
(独)科学技術振興機構シーズ発掘試験査読評価
査読評価委員 澤 山 一 博
北海道融雪工業会
顧問(技術担当) 澤 山 一 博
(社)北海道IT推進協会共同研究推進連絡会議
委
(財)北海道科学技術総合振興センター地域ニーズ即応型査読評価
査読評価委員 澤 山 一 博
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 澤 山 一 博
(独)科学技術振興機構シーズ発掘試験
査読評価委員 蓑 嶋 裕 典
北海道環境生活部北海道認定リサイクル製品審査委員会
委
員蓑 嶋 裕 典
北海道環境生活部輸送用エコ燃料検討委員会
委
員蓑 嶋 裕 典
(株)エコニクス地域に存在する水産系廃棄物等の有効活用検討調査検討委員会
委
員蓑 嶋 裕 典
北海道環境生活部循環資源利用促進研究開発補助事業審査委員会
委
員蓑 嶋 裕 典
アジア太平洋埋立国際会議(APLAS)札幌2008準備委員会
委
員蓑 嶋 裕 典
北海道環境生活部循環資源利用促進研究開発補助事業審査委員会
委
員蓑 嶋 裕 典
(財)釧路根室圏産業技術振興センター研究開発委員会
研究開発委員会
蓑 嶋 裕 典
委
員
(財)省エネルギーセンター
審 査 委 員蓑 嶋 裕 典
北海道融雪工業会
顧問(技術担当) 蓑 嶋 裕 典
(財)北海道科学技術総合振興センター地域ニーズ即応型査読評価
査読評価委員 蓑 嶋 裕 典
(独)科学技術振興機構シーズ発掘試験
査読評価委員 勝 世 敬 一
北海道融雪工業会
顧
(財)北海道科学技術総合振興センター地域ニーズ即応型査読評価
査読評価委員 勝 世 敬 一
-104-
査
員長 尾 信 一
員澤 山 一 博
査
員澤 山 一 博
員澤 山 一 博
問勝 世 敬 一
委 員 会 等 の 名 称
職 名
氏 名
北海道大学創成科学共同研究機構プロジェクト研究部門産業利用拡大支援室事業
評 価 委 員勝 世 敬 一
北海道融雪工業会
顧
2008オホーツク「木」のフェスティバル実行委員会木のデザインコンペ
審 査 委 員 長 安河内義明
北海道社会福祉協議会平成20年度移行等支援事業実行委員会
委
第53回全国建具組合連合会北海道・函館大会本部 審
(財)アイヌ文化振興・研究推進機構平成20年度アイヌ工芸作品コンテスト
審 査 委 員 安河内義明
(社)北海道ウタリ協会
審 査 委 員 安河内義明
(独)科学技術振興機構シーズ発掘試験
査読評価委員 安河内義明
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プ ロ ジ ェ ク ト
チームメンバー
波
通 隆
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 波
通 隆
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 吉 川
毅
(財)釧路根室圏産業技術振興センタープロジェクト事業化開発支援事業
アドバイザー 吉 川
毅
(株)NERC地域バイオマス熱利用フィールドテスト事業評価委員会
委
員岡
喜 秋
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
アドバイザー 岡
喜 秋
(株)大林組札幌支店バイオマス等未活用エネルギー実証試験事業専門委員会
委
員岡
喜 秋
北海道経済部事業化推進ワーキンググループ(岩見沢市)検討会議
アドバイザー 岡
喜 秋
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 岡
喜 秋
(株)木の繊維新エネルギー技術フィールドテスト事業評価委員会
委
員岡
喜 秋
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
アドバイザー 岡
喜 秋
帯広畜産大学研究推進会議
研究推進会議
浅 野 孝 幸
委
員
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
アドバイザー 浅 野 孝 幸
北海道経済連合会バイオマス産業事業化検討委員会
委
員金 野 克 美
(財)室蘭テクノセンター戦略的基盤技術高度化支援事業開発委員会
委
員金 野 克 美
問 安河内義明
員 安河内義明
査
員 安河内義明
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 金 野 克 美
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プ ロ ジ ェ ク ト
チームメンバー
金 野 克 美
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プ ロ ジ ェ ク ト
チームメンバー
赤 沼 正 信
(財)北海道中小企業総合支援センター戦略的基盤技術高度化支援事業研究推進会議委員会 委
員赤 沼 正 信
北海道経済部3次元CAD設計技術者育成事業委託業務プロポーザル審査委員会
審 査 委 員小 林 政 義
札幌矯正管区
審 査 委 員鎌 田 英 博
(財)北海道中小企業総合支援センター戦略的基盤技術高度化支援事業研究推進会議委員会 委
員鎌 田 英 博
(株)コーンズ・エージー サイト内エネルギー自己完結型地域内有機廃棄物資源循環
利活用事業検討委員会
委
員長 野 伸 泰
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プ ロ ジ ェ ク ト
チームメンバー
(社)北海道機械工業会検査部会
顧
(社)日本非破壊検査協会試験委員会
委
員
長相 山 英 明
(社)日本非破壊検査協会浸透探傷試験部会
部
会
長相 山 英 明
(社)日本非破壊検査協会磁粉探傷試験部会
部
会
長相 山 英 明
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プ ロ ジ ェ ク ト
チームメンバー
北海道高等学校電子情報技術教育研究会第8回高校生ものづくりコンテスト全国大会
北海道ブロック大会
審
-105-
長 野 伸 泰
問相 山 英 明
査
相 山 英 明
員高 橋 裕 之
委 員 会 等 の 名 称
職 名
氏 名
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プロジェクト
高 橋 裕 之
チームメンバー
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 高 橋 裕 之
北海道カムイミンタラブランドデザインコンクール実行委員会
審 査 委 員多 田 達 実
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 多 田 達 実
(財)釧路根室圏産業技術振興センタープロジェクト事業化開発支援事業
アドバイザー 多 田 達 実
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プロジェクト
多 田 達 実
チームメンバー
南幌町地域新エネルギー導入検討委員会
委
員上 出 光 志
(株)道南策定委員会
委
員上 出 光 志
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プロジェクト
上 出 光 志
チームメンバー
(株)コーンズ・エージー サイト内エネルギー自己完結型地域内有機廃棄物資源循環
利活用事業検討委員会
委
北海道農政部地球温暖化緩和対策に係る農業農村整備事業のLCA調査検討会
ア ド バ イ ザ ー 三津橋浩行
(財)北海道総合研究調査会 北海道バイオ燃料LCA検討委員会
委
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プロジェクト
高 橋
チームメンバー
徹
北海道職業能力開発協会平成20年度前期技能検定実技試験に係る技能検定
検 定 委 員山 岸
暢
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 山 岸
暢
(財)北海道科学技術総合振興センター水銀鉱業技術を活用した廃乾電池由来高性能低
コスト脱Mg材の開発推進委員会
推進委員会委員 赤 澤 敏 之
員 三津橋浩行
員 三津橋浩行
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
アドバイザー 工 藤 和 彦
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プロジェクト
田 中 大 之
チームメンバー
(財)北海道科学技術総合振興センター水銀鉱業技術を活用した廃乾電池由来高性能低
コスト脱Mg材の開発推進委員会
推進委員会委員 田 中 大 之
(社)電子情報技術産業協会フロー槽損傷抑制技術標準化研究委員会
委
員片 山 直 樹
(社)電子情報技術産業協会表面処理分科会
委
員片 山 直 樹
(社)表面技術協会平成20年度会員委員会
委
員片 山 直 樹
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プロジェクト
片 山 直 樹
チームメンバー
北海道カムイミンタラブランドデザインコンクール実行委員会
審 査 委 員及 川 雅 稔
北海道経済部デザイン・IT活用ガイド検討委員会
委
(財)釧路根室圏産業技術振興センター平成20年度プロジェクト事業化開発支援事業
アドバイザー 及 川 雅 稔
国際ユニヴアーサルデザイン協議会 パ ネ ラ ー吉 成
北海道工業大学専門職公開講座「生産管理エキスパート塾」
講
北海道経済部生産現場カイゼン集中ゼミナール参加企業選考委員会
選 考 委 員飯 田 憲 一
(財)北海道中小企業総合支援センター生産現場カイゼン支援事業選定委員会
選 定 委 員飯 田 憲 一
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構
共同研究研究者 飯 田 憲 一
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
アドバイザー 飯 田 憲 一
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プロジェクト
飯 田 憲 一
チームメンバー
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 飯 田 憲 一
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
アドバイザー 岩 越 睦 郎
帯広市役所本庁舎・とかちプラザESCO事業提案審査委員会
委
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
アドバイザー 宮 腰 康 樹
北海道工業大学専門職公開講座「生産管理エキスパート塾」
講
-106-
員及 川 雅 稔
哲
師飯 田 憲 一
員富 田 和 彦
師畑 沢 賢 一
委 員 会 等 の 名 称
職 名
氏 名
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
プロジェクト
畑 沢 賢 一
チームメンバー
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 畑 沢 賢 一
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 鈴 木 慎 一
(株)大林組札幌支店平成21年度バイオマス等未活用エネルギー実証試験事業専門委員会 委
(財)北海道科学技術総合振興センター水銀鉱業技術を活用した廃乾電池由来高性能低
コスト脱Mg材の開発推進委員会
(財)北海道科学技術総合振興センター水銀鉱業技術を活用した廃乾電池由来高性能低
コスト脱Mg材の開発推進委員会
員北 口 敏 弘
推進委員会委員 野 村 隆 文
推進委員会委員 高 橋 英 徳
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 戸 羽 篤 也
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 堀
札幌市立高等専門学校 特 別 講 師中 西 洋 介
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 中 西 洋 介
武 司
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 山 越 幸 康
北海道バイオディーゼル研究会
技術アドバイ
山 越 幸 康
ザ
ー
(財)十勝圏振興機構
アドバイザー 山 越 幸 康
釧路BDF研究会
委
員山 越 幸 康
(財)釧路根室圏産業技術振興センター研究開発委員会
委
員鎌 田 樹 志
(財)北海道科学技術総合振興センター水銀鉱業技術を活用した廃乾電池由来高性能低
コスト脱Mg材の開発推進委員会
推進委員会委員 板 橋 孝 至
北海道経済連合会バイオマス産業事業化検討委員会 素材部会委員 可 児
浩
北海道職業能力開発協会平成20年度前期技能検定実技試験に係る技能検定
技能検定補佐員 可 児
浩
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 可 児
浩
北海道職業能力開発協会平成20年度前期技能検定実技試験に係る技能検定
技能検定補佐員 吉 田 昌 充
北海道職業能力開発協会平成20年度前期技能検定実技試験に係る技能検定
技能検定委員 大 市 貴 志
(株)旭川産業高度化センター揚がり漁業用ロープ等のリサイクル事業等の展開事業に
係るプロジェクト推進会議
アドバイザー 大 市 貴 志
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 大 市 貴 志
(財)北海道科学技術総合振興センター水銀鉱業技術を活用した廃乾電池由来高性能低
コスト脱Mg材の開発推進委員会
(財)北海道科学技術総合振興センター水銀鉱業技術を活用した廃乾電池由来高性能低
コスト脱Mg材の開発推進委員会
推進委員会委員 執 行 達 弘
推進委員会委員 中 嶋 快 雄
(社)電子情報技術産業協会表面処理分科会 委
(社)腐食防食協会 編
分
(財)北海道中小企業総合支援センターオホーツク地域資源を利用した新たな取組によ
る工業製品開発勉強会
(社)北見工業技術センター運営協会地域経済活力向上支援業務(新事業展開等支援業
務)「和プロジェクト」
員飯 野
潔
集
員飯 野
潔
析
役日 高 青 志
アドバイザー 日 高 青 志
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 日 高 青 志
(財)釧路根室圏産業技術振興センター平成20年度プロジェクト事業化開発支援事業
アドバイザー 日 高 青 志
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
アドバイザー 万城目
聡
(財)釧路根室圏産業技術振興センター平成20年度プロジェクト事業化開発支援事業
アドバイザー 万城目
聡
北海道洞爺湖サミット道民会議キャンドルアート審査会
審 査 委 員 万城目
聡
北海道融雪工業会
顧
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
-107-
問作 田 庸 一
テクノコンシェ
作 田 庸 一
ル
ジ
ェ
プロジェクト
宮 﨑 俊 之
チームメンバー
委 員 会 等 の 名 称
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道産業クラスター創造活動事業
職 名
氏 名
アドバイザー 浦 池 隆 文
北海道融雪工業会
顧
(財)北海道科学技術総合振興センター北海道地域イノベーション創出協働体形成事業
テクノコンシェ
後 町 光 夫
ル
ジ
ェ
-108-
問後 町 光 夫
(7)
ア
研
研究職員の研修
長期の研修
修
期
事
業
先
グリニッジ大学、ITRI.Ltd(イギリス)
Atotech、フランホーファーIZM、
electronica 2008(ドイツ)
間
平成20年10月29日~平成20年11月14日
名
研究ニーズ探索調査事業
研 修 課 題 名
派 遣
職
員
片 山 直 樹
エレクトロニクス関連産業における環境調和型生産プロセスに関する技術動向調査
北海道における電子関連産業は、出荷額3,240億円、雇用者数11,000人以上を擁するなど、道内経
済を牽引する産業の一つであるが、「電子機器の小型、高性能化と電子部品の高密度実装化」「自動車
部品の電装化」「BRICs、東アジアの台頭によるコスト競争」「鉛、六価クロム等有害物質の代替技術
の導入」等が課題とされている。特に、RoHS、ELV等の環境規制への対応が急務とされており、今後、
道内の電子関連産業においても、業界を取り巻く環境変化に即応した技術開発を行い、他地域との競
争力を確保していく必要がある。
本研修では、RoHS、ELV等の環境規制への取組みが先行している欧州地域について技術動向を調査
し、今後の技術開発への展開を図り、道内の電子関連産業への技術支援につなげることを目的として、
電子部品実装、表面処理に関する大学、研究機関、企業の訪問と先進技術の展示会の視察を行い、次
のような知見を得ることができた。
①グリニッジ大学…電子部品実装技術に取組む大学であり、鉛フリーはんだを用いた先端的なフリッ
プチップ実装技術について知見を得ることができた
②ITRI.Ltd…スズに関わる研究開発や試験サービスを行う機関であり、EUにおける電子部品実装の技
術動向や評価試験方法について有効な知見を得ることができた。
③Atotech…世界的な市場を有するめっき薬品メーカであり、環境に対応した表面処理技術の動向に
ついて調査することができた。
④フランホーファーIZM…エレクトロニクスの先進的な応用研究に取り組む研究機関で、エコデザイ
ンの視点やRoHS等の環境規制の動向について知見が得られた。
⑤electronica 2008…エレクトロニクスにおける世界最大規模の国際展示会であり、実製品における
技術傾向を把握することができた。「高集積化」
、「カーエレクトロニクス化」、
「高周波対応」および「機能のハイブリッド化」が技術的なトレンドがあるこ
とを確認した。特に、射出成型品に直接回路形成するMIDについて貴重な情報
を得ることができた。
研
修
期
事
業
先
神戸大学大学院工学研究科機械工学専攻
熱流体エネルギー講座
エネルギー変換工学教育研究分野
間
平成20年11月17日~平成21年2月14日
名
研究開発能力育成事業(産学官連携ネットワーク構築部門)
研 修 課 題 名
派 遣
職
員
平 野 繁 樹
粒子設計による磁気熱量効果を用いたエネルギー変換効率向上に関する研究
磁性体に磁場を与えると系の温度が上昇し,磁性体から磁場を取り除くと系の温度が低下する、磁
気熱量効果を利用した磁気冷凍システムに関する研究を行った。
本研修において、磁気冷凍システムにおいて効果的に温度差を発生させることのできるActive Mag
netic Regeneration(AMR)サイクルにおけるシステム評価を行いAMRサイクルにおける位相差に
最適値が存在することが明らかになった。さらに、希少純金属に対し比較的安価であるものの粉末状
であるために取り扱いにくいランタン系の磁気作業物質粉末を加工し、充填粒子として磁気冷凍シス
テムへの応用が可能であることが分かった。
-109-
研
修
期
事
業
先
㈱dci
間
平成20年10月5日~平成20年11月12日
名
研究開発能力育成事業(産学官連携ネットワーク構築部門)
研 修 課 題 名
派 遣
職
員
万城目
聡
道内食品製造業の顧客ロイヤリティの向上のための顧客接点媒体開発技術
今後のものづくり産業は、単に商品を開発するだけではなく、顧客とのあらゆる接点(顧客接点媒
体)を通じてその商品の魅力や価値を伝える継続的な取り組みが重要となっている。
本研修では、顧客接点媒体デザイン技術の蓄積や、道内食品製造業において、特にニーズの高まり
を見せているブランド化、さらにブランド化に不可欠なデザイン業の支援強化を図るため、顧客接点
媒体開発において先進的な取り組みを行っている企業において技術の実践・習得等に取り組み、次の
ような技術を習得した。
(1)顧客接点媒体開発技術
研修先企業のブランド構築関連プロジェクトへの参加を通じて、①顧客のニーズを捉えた顧客体
験の設計技術、②顧客接点媒体戦略策定技術、③統合的な顧客接点媒体デザイン開発技術を習得し
た。
(2)本道の食品加工業をテーマとしたケーススタディ
道内食品加工業をテーマに、ブランド構築を念頭に置いた商品開発や顧客接点媒体開発の進め方
などに関する有効な知見を得た。
(3)その他
研修を通じ、北海道の地域特性を踏まえた地域ブランド創出の取り組みの視点について、多数の
有効な知見を得た。
研
修
期
事
業
先
㈱秦野精密、東洋ガラス機械㈱
間
平成20年5月19日~平成20年8月9日
名
研究開発能力育成事業(研究技術取得等部門)
研 修 課 題 名
派 遣
職
員
鶴 谷 知 洋
プレス金型設計・プレス加工技術の習得
北海道で集積が進んでいる自動車産業において、進出企業の地場企業からの部品調達率を向上させ、
自動車の構成部品の多くを占めるプレス部品の加工技術のレベルアップを図るため、その加工技術と
加工を支える金型技術について、次のような研修を行い基礎技術を習得した。
(1)㈱秦野精密
プレス加工のみで高精度な加工が可能となるファインブランキング加工技術を習得した。受注か
ら出荷に至る各工程(①製品の重要寸法の洗い出しと狙い形状の検討、②材料への製品レイアウト
の検討、③工法の検討、④金型の設計、⑤試し加工、⑥金型の修正、⑦量産)に密着して研修を行
い、ファインブランキング加工を支える金型設計・製作の基礎技術、専用プレス機の操作方法から
トラブル対応に渡るまでファインブランキング加工の基礎技術を習得した。
(2)東洋ガラス機械㈱
プラスチックを風船のように膨らませてボトルなどを生産するブロー成形の金型技術を習得し
た。PETボトルのブロー成形金型の構造検討やPETボトルの表面性状に応じた金型の表面処理方法、
金型製作における機械加工、磨き作業、組付け作業と動作確認などについて研修し、PETボトルの
ブロー成形金型設計・製作の基礎技術を習得した。
イ
短期の研修
件
数
1 件
派
遣 職
2 人
-110-
員
延べ研修期間
4
日
Fly UP