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学校インターンシップ
プ ログラム のご案 内
~インターンシップ生の受け入れについてのお願い~
2016
【お問い合わせ先】
社会連携部 高大連携センター
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
Tel
(06)6368‐1184(直通) Fax
(06)6368‐0858
E-mail : [email protected]
関西大学 学校インターンシップ
検 索
http://www.kansai-u.ac.jp/koudai/gakuinte/
click!
Kansai University
School Internship Program
学校インターンシップ
2016
C O N T E N T S
関西大学『学校インターンシップ』のご案内と
インターンシップ生の受け入れについてのお願い・ ・・・・・・・・ 1
1.学校インターンシップ プログラム概要・ ・・・・・・・・・・・・ 3
2.学校インターンシップ 実施スケジュール・・・・・・・・・・・・ 4
3.学校インターンシップ 2015年度の取り組み・・・・・・・・・ 6
4.学校インターンシップ 研修内容例・・・・・・・・・・・・・・・ 12
5.学校インターンシップ 受け入れに関するQ&A・・・・・・ 17
6.参考資料
(関連文書様式の見本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
7.学校インターンシップ 受入申込みについて・ ・・・・・・・・ 25
関西大学『学校インターンシップ』
のご案内と
インターンシップ生の受け入れについてのお願い
平素は、本学の教育・研究に深いご理解と多大なるご支援を賜りまして誠にありがとうございます。
3.本学における
「学校インターンシップ」
と
「ボランティア」
の意義づけの違い
本学では高大連携事業の一つとして、大学生が教育現場で就業体験を積む「学校インターンシップ」を行って
各地の教育委員会では、大学生の教育現場での活動をボランティアと位置づけているところが多い
おります。その中でも、幼稚園、小学校、中学校においての研修は、本学と「連携協力に関する協定」を締結し
ようです。本学では、ボランティアは学生個人の自主的な活動であるのに対して、学校インターンシ
た自治体の教育委員会を介して行っています。本冊子ではその内容をご紹介いたします。
ップは大学教育の一環として位置づけております。その具体的な違いは、①大学が責任をもって面接・
ご高覧のうえ、この事業の趣旨と意義についてご理解、ご協力を賜れば幸甚に存じます。
選考した学生を受入学校・園に送り出していること、②学生に学校業務講座・オリエンテーション・
マナー講座・事後報告会等の事前、事後講座への出席を義務づけていること、③研修報告書・業務日
報の提出によって単位認定を行っているということです。大学教育の一環として位置づけているため、
受入学校・園での実働時間は必ず「総計36時間以上」を確保していただき、研修報告書に受入学校・
園ご担当者様の講評の記入をお願いしております。学生を受け入れてくださる学校・園におかれまし
1.高大連携事業について
本学では、高大連携事業のもつ意義を《次代の知的継承者の育成》、《社会貢献・地域連携》という
ても、学生を次代の教員とみなしていただき、あたたかく、かつ、厳しいご指導をお願い申し上げます。
広く、かつ、高い視点から捉えております。高校生が「大学での学び」を体験できる出張講義や公開
授業、学校・園の先生方に教科の知識や教養を深めていただく教職員対象研修講座など、様々な取り
組みをとおして、本学は、次代の社会を支える若者を育てるという目標のもと、高等学校をはじめと
する学校・園と大学との間に太い絆を築くように努めております。
4.学校インターンシップ事業の広がり
本学学校インターンシップ事業は、2016年度で14年目を迎えました。過去13年間で2,450名を超える
学生を学校現場に派遣しており、2005年度には文部科学省「特色GP」に採択されました。近年では
150名近くの本学学生が学校現場で研修を行っており、受け入れをしていただいた学校・園から好評
の声をいただいております。
2.学校インターンシップの意義
学校インターンシップは、企業インターンシップと同じく、将来就くであろう職業について、実地
体験する機会を設けたいという意図からはじめたものです。その結果、教職志望の学生が、生徒の視
点ではなく、年長者という立場で教育現場に携わることができ、一層着実な将来像を描けるようにな
りました。しかし、それにも増して、学生がインターンシップをとおして急速に成長したことには目
を見張る思いでした。このことは教職を志望していない学生にもあてはまります。より若い世代と接
する機会は、学生に責任の自覚と成熟を促し、その学生の人柄によっては、隠れていた指導者として
5.お願い
学校向け学校インターンシップ募集説明会(4月)、受入学校担当者連絡会議(7月)、事後報告会
(10月、12月)などについて、その都度ご案内を学校・園、教育委員会にお送りしております。ご多
忙のところ、恐れ入りますが、ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。
の素質を引き出す効果があるようです。そしてまた、多くの派遣先の先生方から、学校インターンシ
ップは児童・生徒にとっても、よい刺激であったというお言葉をいただいたことは、予想を超えた収
穫でありました。これも未熟な学生を受け入れていただいた学校・園のご理解、ご支援の賜物と感謝
しております。
こうした中で、学校インターンシップは、大学生の職業教育という当初想定していた意義をもって
いるだけではなく、年長の若者と年少の若者とをつなぐ、若い力による高大連携事業なのだと、私た
貴校におかれましても私どもの趣旨にご賛同賜り、「教職に就かれている諸先輩の方々」および「児
童・生徒」との出会いを切に願っております本学の学生を受け入れていただき、将来の教員たる資質
の向上と涵養にご支援くださいますようお願い申し上げます。
ちは改めて実感いたしました。私どもは、大学が、幼稚園、小・中学校、高等学校、社会とともに新
しい世代を育てていく一翼を担っていることを認識し、学校現場や地域に信頼感をもって迎えていた
だけるような学生を育てていく使命を自覚している次第です。
学校インターンシップ取組責任者
高大連携センター長
山本 冬彦
1
2
KANSAI UNIVERSITY * 学校インターンシップ 2016
KANSAI UNIVERSITY * 学校インターンシップ 2016
1 学校インターンシップ
2 学校インターンシップ
プログラム概要
実施スケジュール
3月
目 的
学生が学校・園の日常的な教育活動、課外活動などを幅広く実地体験することを通して、自己の適性を把握する
機会を持ち、人間的成長や社会意識を向上させることを目指します。
大 学
受入学校・園の募集活動を開始します。
学校・園(教育委員会)
研修生
本パンフレットをご覧いただき、学生の受け入れをご検討ください。
本学学部生、本学大学院生(意欲と動機が明確で、誠実に取り組むことができる者を選考いたします。)
※原則として、学年・学部・教職志望の有無など、特定の条件は設けておりません。
学校・園(教育委員会)
受け入れ
【 実 施 期 間 】
:2016年8月上旬~12月中旬
(例)短期連続型:2016年8月上旬~9月中旬の間、連続6日間など
(例)長 期 型:2016年9月下旬~12月中旬の間、毎週特定曜日1日など
【関西大学 学年暦】
春学期試験期間
7月22日(金)~ 7月29日(金)
夏季休業期間
8月1日(月)~ 9月20日(火)
9月21日(水)~
}
大 学
■ 学校インターンシップWebエントリーシステム利用ID・パスワード申請期間 本パンフレット受取〜4月20日
(水)
学校インターンシップ実習生を受け入れていただける場合、Webエントリーシステムを利用して申込んでいただきます。
なお、申込みフォームへアクセスいただくには、ID・パスワードが必要ですので、P.25以降をご参照ください。
4月
実施期間に関しては、受入学校・園にて個別に日程を設定していただきます。ただし、本学は学校インターンシ
ップを大学教育のなかに位置づけて単位認定をしておりますので、実施期間は8月上旬~12月中旬の間で設定
してください。また、①学年暦による時期の制約、②学校・園での活動時間の要望について、下記の点にご配慮
をお願いいたします。
秋学期授業開始
※各行事の開催日時は変更になることがあります。
学校・園(教育委員会)
大 学
16:30~17:40
■ 学校向け学校インターンシップ募集説明会 4月7日
(木)
受け入れをご検討いただいている学校・園の先生方、教育委員会の先生方を対象とした説明会を開催します。
学校向け学校インターンシップ募集説明会に参加を希望される場合はP.36の申込書をお送りください。
※受入期間を設定される際、
参考にしてください。
学校・園(教育委員会)
大 学
■ 学校インターンシップWebエントリー締切 4月23日
(土)
*学校・園での研修時間は、総計36時間以上で設定願います。
学生に研修内容、受入期間などを提示するために、締切日を設定しております。
インターンシップ期間中の業務(学生の研修内容)については、基本的に、受入学校・園で設定いただきます。
(例:学校行事(運動会・文化祭など)の補助、授業補助、クラブ活動・図書室運営・教材作成の補助など)
複数の業務内容を組み合わせていただきますと、本プログラムをより一層充実したものにすることができますの
で、その点ご配慮をいただければ幸いです。
5月
業 務(研修内容)
学 生
学生のエントリー
■ 学校インターンシップ募集説明会 5月10日
(火)
~17日
(火)
■ 学校業務講座 5月18日
(水)・ 20日
(金)
費 用
学校インターンシップを希望する学生に、受入申込みのあった学校・園リストと研修内容・期間等を公表し、
インターンシップの申込み受付を行います。
インターンシップ期間中の労働への対価は必要ありません。交通費につきましては、大学および本人が負担いたします。
■ 学校インターンシップ学生申込み締切 5月25日
(水)
インターンシップ期間中に知り得た学校および関連機関等の機密事項と在校生の個人情報の取り扱いについては、イ
ンターンシップ生から守秘義務に関する「誓約書」
(P23参照)を提出させ、大学で取りまとめのうえ、送付いたします。
6月
守 秘
大 学
学 生
■ 派遣学生の選考・内定 5月25日
(水)
(日)
~6月5日
事故補償
インターンシップ期間中の事故等の補償については、大学の責任によりインターンシップ生を学研災付帯賠償責
任保険に加入させ、これを適用いたします。
対人賠償と対物賠償あわせて 1事故につき1億円限度
事前と事後の指導
本学学校インターンシップ担当教員が申込者の書類審査・面接を行い、派遣学生を内定します。
(大学が実施する面接日は、6月5日(日)を予定しています。)
内定した学生本人は、6月20日(月)から1週間以内に受入学校・園へ電話連絡をし、訪問(面談)
のアポイントを取ります。
学 生
事前講座①を開催
本学は学校インターンシップを大学教育の一環として位置づけておりますので、インターンシップ生には、事前
講座でマナーや学校現場での心構えに関しての講習を受けさせております。また事後には、報告会の実施によっ
て、インターンシップの成果を振り返るための研修を行っております。
3
■ 内定者オリエンテーション 6月8日
(水)
4
KANSAI UNIVERSITY * 学校インターンシップ 2016
3 学校インターンシップ
2015年度の取り組み
6月~7月
学校・園(教育委員会)
大 学
■ 受入学校ヘ内定者を通知 6月9日
(木)
頃に発送予定
内定した学生の氏名、志望動機などを記載した「個人票」
をお送りし、希望している研修内容や期間をお知らせします(P.21
~P.22参照)。学生からの連絡がありましたら、受入学校・園による「面談」をお願いします。
学校・園(教育委員会)
本取り組みは、毎年、受入側である学校・園、教育委員会への情報の周知、および学生への情報の周
知から始まります。
受入側への周知活動としては、学校・園、教育委員会に、取組概要および申込方法を案内している、
大 学
「学校インターンシップ実習生派遣に関する覚書」の締結
本学と受入学校・園との間で、インターンシップ生に決定した学生の派遣に関する「覚書」
(P.22参照)を締結します。
その後、インターンシップ生の守秘義務等についての「誓約書」
(P.23参照)を大学から受入学校・園へお送りします。
本パンフレットの2015年度版を2015年3月にお送りしております。また、2015年4月10日に関西大学千
里山キャンパスにて、学生の受け入れを希望する学校・園を対象に、「学校向け学校インターンシップ
募集説明会」を行い、教育委員会および高等学校の先生方を中心に22名の参加がありました。
学生への周知活動としては、2015年3月に学内のインフォメーションシステムおよび教職課程ガイダ
学 生
ンス(新2年次生対象・新3年次生以上対象)を通して募集の日程を周知しました。また、5月からはキャ
事前講座②を開催
リアセンター主催の「インターンシップガイダンス」で学校インターンシップの周知を行いました。
■ ビジネスマナー講座 6月15日
(水)
学校現場でのインターンシップの意義、心構え、必要なマナーなどについて事前指導を徹底します。
学校・園(教育委員会)
2.受入先(学校・園)の申込状況
学校向け受入申込エントリーシステムで受入申込みを受け、4月24日に締め切ったところ、今年度は、
大 学
199の学校・園、教育委員会から、受入可能学生数765名の申込みをいただきました。関連資料として受
■ 受入学校担当者連絡会議 7月1日
(金)
16:00~17:30
インターンシップ生を受け入れていただく学校・園の担当の先生方にお集まりいただき、事前の意見交換と打合せをさ
せていただきます。学校と大学双方にメリットがあるインターンシップにするため、また事故等が生じないようにする
ため、相互理解を深めることを目的とします。
8月~ 月
12
1.受入先(学校・園)および学生への広報
入申込学校・園の校種別・地域別の数値
(P.
8)
を掲載しております。
3.学生募集・面接・選考
応募申込みに先立って行う「学生向け学校インターンシップ募集説明会」については、千里山キャン
学校・園(教育委員会)
大 学
学 生
学校・園からの研修概要一覧を配布しました。
学校インターンシップ実施
本プログラムへの参加申込を受け付ける前に、事前講座として5月20日に「学校業務講座」を開催しま
■ 実施期間 8月上旬~12月中旬
※学校・園での総研修時間:36時間以上で設定願います。
学校・園(教育委員会)
大 学
学 生
16:20~17:50(原則として10月26日までに研修を終了した学生対象)
■ 事後報告会 10月26日(水)
12月21日
(水) 16:20~17:50(上記以外の学生対象)
インターンシップ生の代表者による研修に関する報告の他、小グループにわかれて、グループ討論を予定しています。
受入学校・園の先生方もアドバイザーとしてグループに加わっていただき、参加者同士で討論・交流をして、学校イン
ターンシップの総括を行います。
1月~
大 学
パスで4回、その他のキャンパスにおいてはそれぞれ2回ずつ開催しました。合計389名の学生が参加し、
した。今年度は、高槻市教育委員会から講師をお招きし、教育現場の現状や子どもを取り巻く課題、学
校インターンシップの意義や効果、心構え、学校でのマナーなど具体的な事例を交えながらご講演いた
だき、学生が学校現場について理解を深めるための重要な機会となりました。
その後、5月27日を締切として、学生の応募申込を募ったところ、151名の申込がありました。
(2014年
度181名)
。
応募した学生について、学生の希望研修先をもとに、どこの研修先に派遣するかのマッチングを高大
連携センターで行い、6月7日に、教員18名(高大連携センター委員14名、文学部教員4名)および広域コ
ミュニケーター2名が面接・選考しました。この面接の結果、149名の内定が決まりました。
学生は受入校・園の面接を受け、諸事情により参加ができなくなった学生が出たため、最終的な派遣
学 生
学生数は148名となりました。派遣学生の学部別、学年別の内訳(P.
9)および実際に学生を派遣した学
インターンシップ生の単位認定
「研修報告書」「業務日報」の提出等にもとづき、大学においてインターンシップ生の単位認定をします。
5
校・園82校の一覧
(P.
10)
を掲載しております。
6
受入申込学校・園の校種別・地域別の数値
●高等学校
受入申込校数
4.派遣学生への事前指導
研修先への派遣が内定した学生に対する事前講座1として「内定者オリエンテーション」を開講し、研
修においての注意事項や円滑に研修を行うためのアドバイス、また個人情報の扱いなどの指導を行いま
した。
事前講座2として、
「ビジネスマナー講座」
を開講し、受入校での面談前のアポイントの取り方や、
社会人としての基本的なマナーの指導を行いました。
なお、学生は保険の加入手続きおよび、学校現場で知り得た個人情報についての守秘義務等に関する
誓約書の提出を行いました。
派遣校数
受入可能人数
派遣人数
大阪府立
25
18
109
48
大阪市立
3
2
7
3
堺市立
1
1
1
1
兵庫県立
2
1
5
3
伊丹市立
1
0
6
0
神戸市立
4
2
20
3
京都府立
2
1
8
1
奈良県立
1
1
2
1
大和高田市立
1
0
3
0
私立
13
8
47
14
計
53
34
208
74
高等学校
0
0
10
10
20
20
30
30
●中学校
5.受入先とのやりとり(研修にあたって)
受入申込校数【実】
学生の受け入れが決まった学校・園には、内定した学生の個人票を送り、学校・園での面談、研修前
の指導をお願いしております。その後、受入先で学生の受け入れが決定した際に、学生派遣に関する「覚
書」を、学校・園と本学との間で取り交わしております。
また、7月3日に受入担当者に本学に参集していただき、
「受入学校担当者連絡会議」を行い、過去に学
生を受け入れていただいた学校からの報告など、双方にとって有意義なインターンシップとなるよう、
意見交換を行いました。
6.学校現場での研修
学校現場での学生の研修内容は、学校種によって内訳の割合は異なりますが、授業補助や補習・勉強会、
行事補助、図書室業務など多岐にわたっております。
研修期間中には、本学教職員、広域コミュニケーターが受入校・園を訪問しております。
派遣校数【実】
池田市
4
1
茨木市
1
高槻市
3
豊中市
受入可能人数
派遣人数
11
1
0
5
0
1
16
1
4
1
13
1
吹田市
7
5
38
11
守口市
1
0
3
0
寝屋川市
3
2
6
4
東大阪市
3
2
13
2
八尾市
2
0
6
0
河内長野市
1
1
1
1
堺市
3
3
3
3
西宮市
2
0
7
0
長岡京市
3
3
10
4
私立
2
1
7
3
39
20
139
31
計
受入申込校数【実】
派遣校数【実】
受入可能人数
2
2
4
4
派遣人数
10
0
26
0
茨木市
4
1
34
2
高槻市
8
3
41
7
7.派遣学生への事後指導
豊中市
14
4
50
4
研修終了後の事後講座として、事後報告会を実施しました。当日は、インターンシップ生代表による
吹田市
13
5
61
9
守口市
1
1
10
2
研修報告発表の後、参加学生が小グループに分かれ、各自持ち寄ったワークシートをもとに意見交換を
寝屋川市
3
0
12
0
東大阪市
8
2
27
3
行い、その結果を数グループが発表しました。グループには、当日参加された受入校の先生にも加わっ
八尾市
2
1
4
3
河内長野市
3
0
11
0
堺市
4
4
4
4
対象に第1回目を10月21日に開催し、9〜12月に週1回程度の長期型の研修を行った学生を対象に第2回目
宝塚市
6
1
27
1
西宮市
7
0
17
0
を12月9日に開催しました。
京都市
7
1
22
1
長岡京市
4
1
14
2
94
24
360
38
計
8.学生の単位認定
0
0
大連携センターで精読したうえ、業務日報に記された活動時間を計算し、単位認定の参考資料を作成し
ました。単位認定の権限は各学部にあるため、各学部執行部が「業務日報」および「研修報告書」と上
述の単位認定資料を参照して、
「インターンシップ(学校)
」
(入学年度、学部によって授業科目名の名称、
科目の取扱いが異なる場合がある)として単位認定しました。
受入申込校数【実】
派遣校数【実】
受入可能人数
0
0
5
5
10
10
4
0
6
吹田市
7
4
34
5
河内長野市
1
3
0
43
5
計
12
4
15
15
幼稚園
派遣人数
池田市
0
0
0
1
1
2
2
3
3
4
4
5
5
6
6
7
7
8
8
●教育委員会
受入申込校数【実】
派遣校数【実】
受入可能人数
教育委員会
派遣人数
宝塚市
1
0
15
0
計
1
0
15
0
受入申込校数【実】
総計
7
8
8
小学校
●幼稚園
研修期間が終了後、学生から提出された「業務日報」と「研修報告書」の記載内容を取組責任者と高
6
6
●小学校
池田市
ていただき、意見交換を行いました。8〜9月の大学の夏休み期間中に短期連続型の研修を行った学生を
中学校
199
派遣校数【実】
82
受入可能人数
派遣人数
765
148
8
0
0
1
1
2
2
派遣学生の学部別・学年別の内訳
●学部別派遣学生数
学部
法
文
経済
商
社会
政策創造
外国語
人間健康
総合情報
社会安全
システム理工
環境都市工
化学生命工
大学院
研修先学校・園一覧
●学年別派遣学生数
学年
( )内数字は入学年
人数
1年次(15)
0
学部計
年次
( )内は入学年度
人数
1年次(15)
52
派遣先学校・園名一覧
2年次(14)
51
3年次(13)
39
1
4年次(12)
3
合計(実人数)
1年次(15)
27
院生
3
148
2年次(14)
33
3年次(13)
16
4年次(12)
1
1年次(15)
2
2年次(14)
5
3年次(13)
8
4年次(12)
0
1年次(15)
2
2年次(14)
2
3年次(13)
4
4年次(12)
2年次(14)
3
3年次(13)
0
4年次(12)
0
1年次(15)
2
2年次(14)
0
3年次(13)
0
4年次(12)
0
1年次(15)
0
2年次(14)
0
3年次(13)
1
4年次(12)
0
1年次(15)
3
2年次(14)
0
3年次(13)
5
4年次(12)
0
1年次(15)
5
2年次(14)
5
3年次(13)
3
4年次(12)
0
1年次(15)
6
2年次(14)
0
3年次(13)
0
4年次(12)
0
1年次(15)
1
2年次(14)
0
3年次(13)
0
4年次(12)
0
1年次(15)
2
2年次(14)
2
3年次(13)
0
4年次(12)
0
1年次(15)
1
2年次(14)
1
3年次(13)
1
4年次(12)
0
1年次(15)
1
2年次(14)
0
3年次(13)
1
4年次(12)
1
M1
M2
合計(申込者数)
3
7
77
15
5
2
1
8
13
派遣学生内訳
6
1
4
1
2
3
4
3
高等学校(大阪府立)
高等学校(兵庫県立)
中学校(寝屋川市立)
小学校(豊中市立)
大阪府立東淀川高等学校
兵庫県立尼崎高等学校
寝屋川市立第十中学校
豊中市立大池小学校
大阪府立柴島高等学校
高等学校(神戸市立)
寝屋川市立中木田中学校
豊中市立新田南小学校
大阪府立旭高等学校
神戸市立科学技術高等学校
中学校(河内長野市立)
豊中市立島田小学校
大阪府立夕陽丘高等学校
神戸市立須磨翔風高等学校
河内長野市立東中学校
豊中市立泉丘小学校
大阪府立市岡高等学校
高等学校(私立)
中学校(堺市立)
小学校(守口市立)
大阪府立豊島高等学校
興國高等学校
堺市立三原台中学校
守口市立藤田小学校
大阪府立刀根山高等学校
浪速高等学校
堺市立赤坂台中学校
小学校(東大阪市立)
大阪府立渋谷高等学校
関西大学第一高等学校
堺市立泉ヶ丘東中学校
東大阪市立英田北小学校
大阪府立吹田高等学校
清教学園中学校・高等学校
中学校(長岡京市立)
東大阪市立孔舎衙東小学校
大阪府立山田高等学校
羽衣学園高等学校
長岡京市立長岡第二中学校
中学校(八尾市立)
大阪府立千里高等学校
京都光華高等学校
長岡京市立長岡中学校
八尾市立長池小学校
大阪府立大冠高等学校
雲雀丘学園高等学校
長岡京市立長岡第三中学校
小学校(堺市立)
大阪府立高槻北高等学校
中学校(池田市立)
中学校(私立)
堺市立鳳南小学校
大阪府立花園高等学校
池田市立北豊島中学校
関西大学北陽中学校・高等学校
堺市立上神谷小学校
大阪府立みどり清朋高等学校
中学校(高槻市立)
関西大学中等部
堺市立三宝小学校
大阪府立狭山高等学校
高槻市立柳川中学校
小学校(茨木市立)
堺市立美原北小学校
大阪府立堺東高等学校
中学校(吹田市立)
茨木市立西河原小学校
小学校(宝塚市立)
大阪府立登美丘高等学校
吹田市立山田東中学校
小学校(高槻市立)
宝塚市立山手台小学校
高等学校(大阪市立)
吹田市立山田中学校
高槻市立桜台小学校
小学校(京都市立)
大阪市立咲くやこの花高等学校
吹田市立片山中学校
高槻市立富田小学校
京都市立梅小路小学校
大阪市立西高等学校
吹田市立第一中学校
高槻市立北清水小学校
小学校(長岡京市)
高等学校(堺市立)
吹田市立南千里中学校
小学校(吹田市立)
長岡京市立長岡第八小学校
堺市立堺高等学校
中学校(豊中市立)
吹田市立岸部第一小学校
幼稚園(吹田市立)
高等学校(京都府立)
豊中市立第八中学校
吹田市立吹田東小学校
吹田市立岸部第一幼稚園
京都府立西乙訓高等学校
中学校(東大阪市立)
吹田市立山田第三小学校
吹田市立吹田第三幼稚園
高等学校(奈良県立)
東大阪市立柏田中学校
吹田市立千里第三小学校
吹田市立吹田第一幼稚園
奈良県立香芝高等学校
東大阪市立縄手中学校
吹田市立桃山台小学校
吹田市立千里第二幼稚園
3
3
0
5
10
15
20
25
30
35
148
9
10
KANSAI UNIVERSITY * 学校インターンシップ 2016
派遣内容内訳(高等学校)
30.4%
30.4%
30.4%
30.4%
30.4%
39.1%
39.1%
39.1%
39.1%
39.1%
派遣内容内訳(中学校)
75.0%
75.0%
75.0%
75.0%
55.0%
55.0%75.0%
55.0%
55.0%
55.0%
45.0%
45.0%
45.0%
45.0%
45.0%
65.0%
65.0%
65.0%
65.0%
65.0%
35.0%
35.0%
35.0%
35.0%
35.0%
73.9%
73.9%
73.9%
73.9%
73.9%
43.5%
43.5%
43.5%
43.5%
43.5%
56.5%
56.5%
56.5%
56.5%
56.5%
43.5%
43.5%
43.5%
43.5%
43.5%
43.5%
43.5%
室室
室 室室
13.0%
13.0%
13.0%
13.0%
13.0%
43.5%
43.5%
43.5%
室室
室 室室
0%0%10%
30%
30%
40%
40%50%
50%60%
60%
70%
70%
80%
80%
10%
20%
20%
0%10%
30%
30%
40%
40%
50%
60%
70%
70%
80%
80%
10%
20%
20%
0% 0%
30%
40%
50%50%
60%60%
70%
80%
10%
20%
派遣内容内訳(小学校)
17.4%
17.4%
17.4%
17.4%
17.4%
13.0%
13.0%
13.0%
13.0%
13.0%
室室
室 室室
研修内容例
■
内 容 例
■
● 授業運営補助(夏休み学習会の補助、情報処理授業の補助、特別支援学級の補助など)
● 学校行事運営補助(体育大会、文化祭補助他、レクリエーション活動の支援など)
● クラブ活動の補助(指導・補助・コーチ役など)
● 図書室運営の補助 など
いずれか一つ、あるいは複数組み合わせていただいても結構です。
25.0%
25.0%
25.0%
25.0%
25.0%
26.1%
26.1%
26.1%
26.1%
26.1%
0%0%10%
30%
30%
40%
40%50%
50%60%
60%
70%
70%
80%
80%
10%
20%
20%
0%10%
30%
30%
40%
40%
50%
60%
70%
70%
80%
80%
10%
20%
20%
0% 0%
30%
40%
50%50%
60%60%
70%
80%
10%
20%
30.4%
30.4%
30.4%
30.4%
30.4%
5.0%
5.0%
5.0%
5.0%
5.0%
5.0%
5.0%
5.0%
5.0% 5.0%
4 学校インターンシップ
派遣内容内訳(幼稚園)
82.6%
82.6%
82.6%
82.6%
82.6%
33.3%
33.3%
33.3%
33.3%
33.3%
ご参考:本学では単位認定の目安を、学校現場での総研修時間が36時間以上としております。
以下に2015年度実施例を紹介いたします。なお、「インターンシップ生の声」は学生が提出した「研修報告書」の内容
を整理し再構成しています。(学年は研修時のものです。)
短期連続型
事例1
65.2%
65.2%
65.2%
65.2%65.2%
期 間
9月14日~9月18日の間、5日間(総研修時間:38時間)
研修内容
保育補助・行事補助(園外保育、運動会等)・環境整備・教材作り、準備
インターンシップ生の声 (人間健康学部:1年次生)
幼稚園
4.3%
4.3%
4.3%
4.3% 4.3%
室室
室
室 室
30.4%
30.4%
30.4%
30.4%
8.7%
8.7%30.4%
8.7%
8.7%
8.7%
0%0% 20%
20% 40%
40% 60%
60% 80%
80% 100%
100%
20%40%40%
40%60%60%
60%80%80%
80%
100%
100%
0% 0%0%20%20%
100%
66.7%
66.7%
66.7%
66.7%
66.7%
0%0%10%
30%40%
40%50%
50%60%
60%
70%
70%
10%20%
20%30%
0%10%
30%
40%
50%
60%
70%
10%
20%
0% 0%10%
30%30%
40%40%
50%50%
60%60%
70%70%
20%20%
今回インターンシップを通してたくさんのことを学ぶことができました。子どもは気持ちの変化が大きく、1人
1人に向き合って接することが大切であると思いました。難しいけれど、子どもに合った指導をしている先生がほ
とんどでした。その方が、伸び率は上がると思うので、私もこれからはそのことを意識しようと思いました。
外遊びをしている時にただ遊んでいるだけでなく目標を設定して遊んでいるのを見て、目標があることによって
子どものやる気が上がると感じました。そうして、どんどんできることが増えていくのだと思い、そう思うとなん
だか嬉しくなりました。子ども達の「できたよ」という笑顔を見ると本当にホッとします。幼稚園の先生は常に子
どもがどうしたらできるようになるかを考え、子どもに合った指導の仕方を考えていて本当にすごいと思いました。
先生は子ども達がいない所でもたくさんの仕事があり大変だけど、とてもやりがいのある仕事だと知ることができ
ました。子ども達からもらうパワーも大きかったです。
私は将来、子どもにダンスを教える仕事に就きたいと考えています。子どもにあった指導をしてあげることがで
きる先生になりたいと思います。短い時間でしたが、たくさんの子ども達と交流ができ、様々な発見をすることが
できて良かったです。インターンシップを通して、将来子どもと関わることのできる仕事に就きたいという気持ち
がより強いものとなりました。これからもこの経験を思い出し、将来に向けて努力していこうと思います。
派遣内容内訳(全体)
39.1%
39.1%
39.1%
39.1%
39.1%
60.9%
60.9%
60.9%
60.9%
60.9%
59.4%
59.4%
59.4%
59.4%
59.4%
39.1%
39.1%
39.1%
39.1%
39.1%
33.3%
33.3%
33.3%
33.3%
33.3%
室室
室 室室
14.5%
14.5%
14.5%
14.5%
14.5%
17.4%
17.4%
17.4%
17.4%
17.4%
5.8%
5.8%
5.8%
5.8%
5.8%
17.4%
17.4%
17.4%
17.4%
17.4%
14.5%
14.5%
14.5%
14.5%
14.5%
30%40%
40%50%
50%60%
60%70%
70%
0%0%10%
10%
20%
20%30%
0%
30%
40%
50%
60%
0%
30%
40%
50%
60%
70%
10%
20%
10%
20%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 70%
11
事例2
期 間
9月14日~9月18日の間、5日間(総研修時間:43時間)
研修内容
学級での学習補助・放課後学習補助・運動会練習補助
インターンシップ生の声 (人間健康学部:1年次生)
小学校
今回のインターンシップで学んだことは大きく2つあります。1つ目は、思っていた以上に児童に個性があり、
個人の違いがあるということです。私はこの5日間、1年生の教室を見学させていただきましたが、私自身1年
生はこうであるという固定概念を抱いてしまっていたためか、1日目から何度も困惑する場面がありました。何
度も同じ遊びをしたがる子、頭突きをしてくる子、大人以上の知識を持っている子、話が尽きない子など、1人
1人違うからこそ先生はその児童に合った対応が必要なのだと思いました。
2つ目は、1年生だからということもあるとは思いますが、1日の成長率が高く、伸びしろの幅が限りないと
感じました。運動会シーズンということで運動会のダンスの練習を毎日しましたが、私が研修をさせていただい
た5日間で格段に上手くなっていく児童の姿が印象的でした。動きが遅く何度も注意される児童も多かったので
すが、出来るようになった児童が先に動き、素早く動けない友達に手をかす姿は大変素晴らしかったです。今回
のインターンシップを通して課題もたくさん見つかりました。どの程度まで児童に手をかけ、反対に放っておい
て良いのか最後までその感覚は難しいものでした。大変短い期間だったので、まだまだ知りたいことがありまし
たが、この5日間で学んだ多くのことを活かして4年後本当の先生になれるように努力します。
12
長 期 型
事例3
期 間
8月26日~9月11日の間、
12日間(総研修時間:124時間)
研修内容
授業における指導補助・部活動の指導補助・別室登校生徒の学習支援
事例1
事例4
今回のインターンシップでは、教師にはどのようなことが必要であるか現場の先生や生徒と関わりを持つ中で
知りたい、自分の教師への適性を見極めたいという目的をもって参加しました。その中で生徒に対してしっかり
注意、指導するということの重要性、必要性を改めて感じました。また、インターンシップでは自分が経験した
ことのあるラグビー部での指導をしました。しんどいこと、痛いことに対してもひたむきに頑張っている生徒を
見て、自分も過去に部活動に打ち込んでいたことを思い出し、刺激になりました。部活動は勝ちを目指して厳し
くするだけでは駄目で指導の難しさや面白さを感じました。休日にも部活を指導する先生を見て、新たに考えさ
せられることもありました。
学校インターンシップに参加し、実際に生徒と関わったり、これまでとは違う角度から教師の仕事を見ること
ができたりと、様々な経験ができました。別室登校の生徒に直接関わったり、その生徒に関する話を聞いたりし
たことで、今まで気にしていなかったことに対する気づきもありました。インターンシップは当然楽しいだけで
なく、しんどい事や辛いと思うようなこともありましたが、様々な気づきや感動もありました。今回得た経験や
感じたこと忘れずに教師になれるにしてもなれないにしてもこれから頑張っていきたいと思います。
期 間
9月4日~9月17日の間、
10日間(総研修時間:82時間)
研修内容
学校祭(歌合戦、文化祭、体育祭)の準備、運営、片付けの補助
インターンシップ生の声 (人間健康学部:2年次生)
高等学校
小学校
事例2
中学校
事例3
13
研修内容
学習の補助・遊び時間の子どもとの関わり・給食の補助・体育の補助
今回のインターンシップの経験により私は、
「教員になりたい」という目標をより確かなものにすることができ
ました。研修は1年4組で行い、授業補助のためにクラスに入って1日を過ごしました。その研修を通し「個々
の児童と向き合うこと」の大切さを学ぶことができました。
「困っている児童は困っている」という言葉を大切に
児童に誠意を持って歩み寄る努力をすることで、徐々に児童との距離を縮めることができて嬉しかったです。そ
んな中でも反省点は多々挙げられます。まず〝手伝うこと”と〝やらせてあげること”の境界線を引くことの難
しさを感じる場面が多々ありました。児童にどのような力を今つけさせてあげたいのかということを常に考える
ことで、児童の成長につながる選択をする必要があると感じました。また、注意の仕方が分からない、怒り方が
分からないという場面もありました。間違っていることに対して注意したいものの何と言えばいいか分からない、
もどかしい瞬間を経験しました。反省点は生かし、良かった点は自信に変えこれからも頑張りたいです。小学校
で体験したことは、私の教員としての将来を考えるきっかけになりました。ありがとうございました。
期 間
9月1日~11月18日の間、11日間(総研修時間:72時間)
研修内容
教科指導の補助・学級活動・学年活動の補助
インターンシップ生の声 (文学部:2年次生)
学校インターンシップを通じて、私が高校生の時には目に見えていなかった仕事をたくさん経験することが出来
ました。主に、書類の整理やパンフレット印刷などの雑務や、会場設営の力仕事でした。授業の準備や採点作業な
どで忙しいのはある程度想像がついていましたが、想像以上に授業関係以外の仕事があることに驚きました。
私が学校インターンシップに参加したのは、これからも教職課程を履修するにあたり、私は教員に向いている
のか不安になったからです。実際に2週間お手伝いをさせていただき、私が想像していた教員の仕事と、実際の
仕事のギャップを体験することが出来、私にとってすごく良い経験になりました。学校祭ということもあり、学
校自体が普段と違う雰囲気ではあったと思いますが、生徒の真剣な表情や嬉し涙や悔し涙など、全力で一喜一憂
している姿を見て、教員の仕事の素晴らしさを改めて実感しました。
実習の前半は平常授業が入っていることもあり、指示された仕事のみを行い、それ以外の時間は待機場所で待
機していましたが、実習の後半になってくると積極的に仕事を探し、動くことが出来たと感じています。しかし、
雑務はできても生徒に指示を出して動かすことはとても難しかったです。体育祭の予行演習で生徒の召集の手伝
いを行っている時、私がどれだけ声を出しても思い通りにいかない状況で先生が一言注意しただけで空気が変わ
ったことに、自分の経験の少なさを実感しました。これは、学校で講義を受けているだけでは身につかないスキ
ルなので、学生の間にできるだけたくさんのことに挑戦し、経験を積んでいこうと思いました。
今回学校インターンシップに参加したことで、教員を志す気持ちが高まり、また出来るだけ多くの経験を積む
という課題まで見つけることができました。この経験をこれから教職課程を履修する際のモチベーションにつな
げていきたいと考えています。
ご参考:学生は、児童・生徒と接する機会が多い研修内容を希望する傾向があります。事務作業補助に加えて、
児童・生徒たちと接する業務を組み合わせていただけると幸いです。
9月16日~12月16日の間、13日間(総研修時間:74時間)
インターンシップ生の声 (外国語学部:3年次生)
インターンシップ生の声 (文学部:1年次生)
中学校
期 間
私は週に1日というペースで約3ヶ月間、授業見学・支援学級での指導・あいさつ運動・各種行事やリハーサル
を見学させていただく、というように様々な経験をさせていただきました。授業見学においては、英語のみなら
ず社会や理科、数学なども見学させていただき、授業に一緒に参加させていただいたりもしました。特に、社会
科の先生は廊下から授業を見学する時のポイントや、授業準備をする心構え、授業と部活の顧問を両立する方法
なども、先生ご自身の経験や考えを交えてたくさん教えて下さいました。
「授業見学」というと「教え方」を見るものだという印象が強かったですが、この研修を通して「授業見学」を
する際に、初めに注目するところは生徒の表情や様子だという風に考えるようになりました。どの授業を見学し
ても、必ず先生それぞれの工夫がされているように思いました。しかし、その中でも生徒の目が生き生きしてい
てクラス一体となって学ぼうとしている雰囲気の授業では、人一倍努力をされていて向上心の強い先生の存在が
ありました。そのような授業では、やはり授業準備がきっちりシミュレーションまでされていることが伝わって
きましたし、最新の情報が織り交ぜられていて、毎回毎回新しく改善されているということも伝わりました。
教科書に載っていない情報が多ければ多いほど、クラス中の生徒が学ぼうという雰囲気になっているように思い
ました。教科書に載っていないといっても、先生のご趣味のお話などではなく、指導内容と関連づいた裏話、ま
た指導内容の延長線上にある現在、未来に通じるお話が多かったです。教師は学び続けなければならないという
ことは知っていましたが、自分の専門外のことも学んでおいた方がいいということをこれほど強く感じたのは本
研修が初めてでした。
インターンシップを経験して、先生のお仕事は予想以上に体力がいるように感じました。同時に、一日一日学
びや、やりがいに満ちている場で、とても素敵なお仕事だとも思いました。私も教師になるということを諦めず
に今後も勉学に励み、様々な経験を通して、日々研鑽を積んでいきたいと思います。
期 間
9月1日~12月2日の間、12日間(総研修時間:61時間)
研修内容
英語授業の補助・教材準備・進学相談、学校行事への参加等
インターンシップ生の声 (文学部:4年次生)
高等学校
今回の学校インターンシップで、経験したいことは2つありました。1つ目は学校運営の様々な業務を体験する
ことです。そして、2つ目は部活動などの授業以外の面で、様々な趣味や個性をもつ生徒たちと触れ合い、多様な
個性を尊重し、それらに深い理解を持つ姿勢を養うことでした。担当の先生には、朝学のつくり方やその事後処理
から英検のスピーキングパートの指導まで、幅広い業務を体験させていただきました。このインターンシップで学
んだことは、実際に私が教員になった後もスムーズに業務を行うためのよい経験になりました。
来年には、教育実習も控えているので、少し余裕を持って臨めるような気がしています。受験生の質問応対や高
校の実際の授業見学、講習会の経験を通して、自分自身の英語力強化をはかる必要性を強く感じました。また、多
様な業務を経験させていただく内に、先生方の業務の多さや忙しさを目の当たりにしました。生徒一人一人に接し
てあげられる時間も事実上限られてしまうことも理解しました。こういった現場での状況を予め知ることは、今後
大きなアドバンテージになると思います。
自分の積極性が足りず、あまり沢山の生徒と個人的に関わることができなかったことを反省しています。触れ合
い、積極性が今後の目標の一つとなります。生徒が話しかけやすいような気軽な雰囲気づくりのためにも、まず、
教員からのアプローチが必要不可欠なので、来年の教育実習では、この目標を達成できるように努力したいです。
絶対に教員になるという意思が固まりました。
14
CHECK!
9月12日 研修6日目
《研修期間中の業務内容を紹介》
インターンシップ生は、自身が研修・体験した業務内容を1日ごとに「業務日報」に記録していきます。そして、そ
の日学んだことや反省したことの振り返りを行います。
ここでは、その業務日報をもとに、インターンシップ生が学校現場でどのような活動をしているのか、例をあげて
紹介します。
● 研修期間:9月5日~9月18日[短期連続型研修]
● 研 修 先:中学校
● 研修内容:授業見学・補助、部活動指導補助
9月5日 研修初日
初日に先生方と
生徒へ自己紹介
させていただけたので、
その後の
コミュニケーションが
取りやすく
なりました。
8:00
登校
8:20 ~
先生方へ挨拶・自己紹介
8:30 ~
全校放送による生徒への挨拶
8:45 ~
校内案内・打合せ
9:45 ~
授業見学(1年社会)
10:45 ~
授業見学(1年理科)
11:45 ~
授業見学(1年国語)
12:35 ~
昼休み
13:20 ~
授業見学(1年英語)
14:20 ~
授業見学(1年英語)
16:00
8:15 ~
校門であいさつ運動
授業をする
以外にも、
先生方には
膨大な事務作業が
あることを
知りました。
先生方へ挨拶・職員会議
8:45 ~
授業見学(1年英語)
9:45 ~
授業の準備(プリント印刷)
10:45 ~
授業見学(2年英語)
11:45 ~
授業の準備(プリント印刷)
12:35 ~
昼休み
13:20 ~
授業見学(1年英語)
14:20 ~
授業見学(2年英語)
16:00 ~
バレー部指導補助
18:15
下校
かと心配しています。先生方は親切で、生徒た
ちは皆明るく、すれ違えばあいさつしてくれる
今日は4人の英語の先生の授業を見学させていた
だきました。先生によって進め方や指導方法が
違っていてすごく勉強になりました。授業で工
夫している点などは、教育実習で実践してみた
いと感じました。また、授業の準備としてプリ
ント印刷をさせていただいたのですが、普段、
授業をしながらこのような準備をされているこ
英語の先生を
目指しているので、
同じ科目で
異なる学年やクラスの
授業見学は
とても参考に
なりました。
9月14日 研修8日目
8:00
登校
8:15 ~
校門であいさつ運動
とに気づき、改めて先生の大変さを実感するこ
とができました。
今日、
学んだことや所感
英語の問題で悩んでいる子に声をかける時に、
先生方へ挨拶・職員会議
生徒ばかりで安心しました。今日は実際に何か
研修の後半からは、
授業補助も
させていただくように
なりました。
教えることの難しさを
改めて
実感しました。
どこまでがヒントや説明で、どこからが答えに
をするということはなく、校内を案内して頂い
8:45 ~
授業補助(1年英語)
たり、生徒の様子を見ることで終わったので、
9:45 ~
授業補助(1年英語)
次回はもっと積極的に行動できればよいと思い
10:45 ~
授業補助(2年英語)
ました。
11:45 ~
授業補助(2年英語)
12:35 ~
昼休み
13:20 ~
授業で回収したプリントの丸つけ
もっと工夫して、楽しく、集中力を長く保てる
HRで配布するプリントの作成
ようにしようと思いました。今日は考えること
下校
今日、
学んだことや所感
16:00 ~
放課後学習指導
18:15
下校
なるのか迷いました。理解できない箇所もそれ
ぞれだし、理解の深さもそれぞれなので、どの
程度まで手助けをしていいのか悩みます。今日
は、放課後学習に参加しました。英語と数学に
取り組みましたが、伝え方、学習の進め方を
や、次回への課題が多い1日でした。
15:15 ~15:40 掃除、SHR
9月6日 研修2日目
今日、
学んだことや所感
今日、
学んだことや所感
だけで、逆に邪魔になってしまったのではない
15:15~15:40 掃除、SHR
登校
15:15 ~15:40 掃除、SHR
1日目で、緊張しすぎて、先生方について行く
校舎内の配置や
教室の場所などが
分からないので、
案内していただき、
とても
ありがたかったです。
8:00
8:00
登校
8:15 ~
校門であいさつ運動
今日から校門で学校に来る生徒たちにあいさつ
先生方へ挨拶・職員会議
することになりました。みんながあいさつを返
8:45 ~
授業見学(1年英語)
上記のように、インターンシップ生について、学校全体が理解してくださるよう、事前にイン
してくれるのが嬉しかったです。これをきっか
9:45 ~
授業見学(1年理科)
ターンシップ生が来ることをご周知いただいたり、先生方や生徒の前で、ご紹介していただける
10:45 ~
授業見学(1年英語)
11:45 ~
授業見学(1年国語)
12:35 ~
様々な授業の
見学ができて、
指導方法など、
とても参考に
なりました。
授業見学(1年国語)
14:20 ~
授業見学(1年社会)
15:15~15:40 掃除、SHR
16:00 ~
バレー部指導補助
18:15
下校
いました。昼休みには、クラスに入って一緒に
昼食をとり、生徒との距離を縮めることができ
ました。今日から部活動に参加させていただき
昼休み
13:20 ~
けに私の顔を生徒たちに覚えてもらいたいと思
部活動に参加
することによって、
担当クラス以外の
生徒と
交流することが
できました。
15
ました。久しぶりに体を動かすので、緊張しま
したが、しっかりと技術指導ができてよかった
です。
機会を設けていただければ、学生たちは活動しやすくなります。また、同じ科目でも、異なるク
ラスや学年を担当することは、とても参考になるようです。
インターンシップ生は、教員の仕事のごく一部しか知らないことが多いため、授業補助の他に、
担任業務や進路指導業務、図書室業務、資料整理など、教員の多岐にわたる業務を経験することは、
とても良い経験になります。学校とインターンシップ生の要望が合致すれば、予定されていた研
修内容以外の業務を組み込んでいただいても結構です。
双方にとって、実りのある研修にしていただければ幸いです。
16
KANSAI UNIVERSITY * 学校インターンシップ 2016
5 学校インターンシップ
受け入れに関するQ&A
Q 学校インターンシップを希望する学生はどのようなタイプの学生が多いのですか?
A
教職を志望する学生が大半です(グラフ1)。本学は、1年次生から、学校インターンシップを体験するこ
グラフ3
0.0%
(出身校・その他)
研修先を選択する際に
考慮した第2番目の要素
6.0%
とができます。中には、自分は教員としての適性があるのかと進路に迷っている学生もいます。学校インタ
研修校の魅力
11.2%
交通条件
28.4%
ーンシップを体験して教職志望をしっかり固めたという学生も多くいます。受入学校・園の先生方には、教員の
9.5%
7.8%
これらの学生についても同様にご指導いただきたく存じます。
5.1%
6.6%
教職志望について
36.2%
0.6%(その他)
強く志望している
教職も進路として考えている
46.7%
41.0%
グラフ4
志望していない
研修先を選択する際に
考慮した第3番目の要素
その他
※2015年度 事後アンケート結果
2.6%
1.7%
16.4%
その他
A
6.0%
学年を限定する必要や、部活動経験など、その他の条件がございましたらご記入ください。ただし、条件によっ
ては、対象学生も限られてきますので、その点はあらかじめご了承願います。
Q 学生はどのようにして研修先の学校・園を選ぶのでしょうか?
A
グラフ2~4をご覧ください。学生が何よりも重視しているのは研修内容(学校・園での活動内容)です。
事前指導で、学生には「学校現場を知ることが目的なので、いろいろな仕事を体験させてもらいなさい」
と伝えております。研修内容については、一人の学生につき、複数の内容を組み合わせていただいても結構です。
「研修情報」には、なるべく詳しい内容を、ご入力くださいますようお願いします。
研修先を決定する2番目、3番目の要素としては、研修内容のほかに、交通条件や研修期間を学生が参考にし
ているのがわかります。大学の授業の関係上、インターンシップ生の半数以上は、短期連続型での研修を希望し
ます。しかし、教職志望が固まれば、生徒と長く接したいという学生も増えてきます。長期型の場合、大学の授
グラフ 2
4.3%
研修先を選択する際に
考慮した第1番目の要素
交通条件
19.0%
39.7%
12.9%
10.3%
その他
※2015年度 事後アンケート結果
業との両立が前提ですので、曜日・時間は募集段階で確実に決めておいていただくようにお願いします(選択可
能な複数の曜日・時間がある場合は、極力、備考欄にその旨を明記願います)。これまでに、大学より派遣内定を
出した学生が、受入学校・園との面談に臨んだ際に、初めて受入学校・園の希望(具体的な曜日・時間・日程など)
を伺い、学生のスケジュールとの調整が十分に行えず、スムーズに研修を行うことができなかったケースがあり
ました。
Q 学生を受け入れる際に留意すべき点は何でしょうか?
A
まず、「受入担当者」をお決めください。学生には「Webエントリーシステム」の情報をそのまま開示します。
学生は本学での選考を経て、派遣内定後、研修前に受入学校・園を訪問しますので、受入ご担当の先生方に
面談をしていただきます。また、7月には本学で、「受入学校担当者連絡会議」を開催し、実際に学生を受け入れ
てくださる学校・園の受入方法等の具体例について紹介いたしますので、特に、初めてご担当いただく場合はご
参加ください。なお、全研修終了後、学生はP.24の「研修報告書」を大学に提出します。その際、誠にお手数です
が、「研修報告書」に講評のご記入をお願いします。
Q 学生が学校インターンシップに参加する動機は何でしょうか?
A
あいです(P.19 グラフ5)。そしてまた、一番悩むのも児童・生徒とのコミュニケーションのようです。し
学校種
かしながら、児童・生徒とのコミュニケーションや教え方に苦心しながらも、ほとんどの学生が学校インターン
出身校
シップに手応えを感じて研修を終えています(P.19 グラフ6~7)。
(小・中学校・高校・幼稚園など)
5.2%
その他
※2015年度 事後アンケート結果
17
出身校
教育現場での就業体験が本プログラムの趣旨ですが、学生が最も期待していることは、児童・生徒とのふれ
期間
曜日・時間
1.7%
(小・中学校・高校・幼稚園など)
研修内容
研修校の魅力
6.9%
曜日・時間
学校種
17.2%
受入学校・園と学生のマッチング作業は大学がするということですが、
受け入れたい学生について、受入学校・園から要望を出すことはできますか?
いて、
「教職志望者」
「学年」
「学部」等の要望を入力する欄を設けております。学生が行う活動に応じて学部・
交通条件
期間
14.7%
21.6%
「Webエントリーシステム」には、教育委員会、学校・園それぞれの方針にそって、受け入れたい学生につ
研修内容
研修校の魅力
19.8%
Q
学校種
(小・中学校・高校・幼稚園など)
出身校
※グラフの中の数値(パーセント)は
小数点第2位を四捨五入してい
るため合計が100%になってお
りません。
まだわからない
※2015年度 募集説明会アンケート結果
期間
曜日・時間
仕事の様々な面を学生にご指導いただければ幸いです。また、教職以外の進路を考えている学生もいますので、
グラフ1
研修内容
18
Q 学校インターンシップ終了後にも、引き続き学生に来てもらうことはできますか?
A
グラフ5
研修にあたって
1番期待していること
71.5%
生徒とのふれあい
ります。受入学校・園と当該学生との間で合意があれば、インターンシップ終了後も、ボランティアとして学校・
42.1%
自分の可能性の発見
就職活動(教員採用試験を含む)に
対する意識の向上
園のお手伝いをさせていただくことに支障はありません。ただし、学生には、大学にその旨を必ず報告するよう
28.5%
にご指導ください。本学では、学生の活動を把握する趣旨から、学校インターンシップ後の学校ボランティアに
ついても、原則として学生からの報告を求めております。
4.1%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
※2015年度 学校業務講座アンケート結果
グラフ6
あなたは、今回の学校
インターンシップ研修に
満足していますか?
5.2%
1.7%
6.0%
大変満足
ご参考
0%
を認定しているからです。単位を認定しない学校現場での活動には、学生個人によるボランティア活動があ
57.0%
教育実習とは異なるかたちでの教職体験
その他
研修期間や時間の条件を定めているのは、本学が学校インターンシップを大学教育の一環として捉え、単位
40.7%
研修内容に関する能力・スキルの向上
学 校 イ ン タ ー ン シ ッ プ を 経 験 し て
■ インターンシップ生
満足
41.4%
日々の学校活動と生徒に積極的に関わる中で、
教員としての心構えを学ぶことができました。
どちらとも言えない
【研修先】中学校 【研修期間】長期型 【主な研修内容】授業補助、行事補助
やや不満
45.7%
将来の目標は、中学の国語科教員として、多感な時期の子どもたちの力になること
不満
です。そのために、4年次生での教育実習の前に一度、中学教育の現場をじっくりと
見ておきたいと考え、長期型インターンシップに参加しました。1年次から学校イン
※2015年度 事後アンケート結果
グラフ7
実際に行った研修内容は、
あなたの期待どおりの
ものでしたか?
井上 歩さん
文学部 3年次生
3.4%
(学年は研修時)
期待以上であった
9.5%
期待どおりであった
27.6%
14.7%
どちらとも言えない
あまり期待したものではなかった
44.8%
期待したものではなかった
ターンシップを楽しみにしていましたし、研修にあたっては、見ること、体験するこ
とのすべてを吸収しようという気持ちで臨みました。特に意識していたのが、情熱を
もって生徒と関わるということ。私の理想の教師像は、「情熱をもって学校の活動に
取り組み、生徒を引っ張っていける先生」 です。研修先では、その姿勢を実践するこ
とで生徒との信頼関係を築き、お世話になる学校を盛り上げたいと考えていました。
インターンシップ先では、主に2年生のクラスを担当しました。毎日、朝の校門で
の挨拶活動に始まり、授業中は先生方の指導の見学や机間巡視を行い、放課後はソフ
トテニス部の練習を手伝っていました。また、週に一度、特別支援学級の生徒の補助
も担当しました。支援学級では、普段以上に生徒と同じ視点に立って接することを心
がけ、相手の話にはしっかりと耳を傾け、丁寧に応えていました。
研修が始まった当初に自分に課したのは、一日でも早くクラスの生徒全員の顔と名
前を覚えることです。そこで、学校で記憶することはもちろん、帰宅後も座席表と氏
※2015年度 事後アンケート結果
Q
A
名のメモを見ていました。実際に覚えた名前を呼んであげると、生徒たちは親近感を
持ってくれました。また、研修期間中に体育祭や文化祭が行われたので、放課後には
私自身が各行事の準備にも率先して参加し、生徒たちの雰囲気を盛り上げていきまし
最も気をつけねばならないトラブルには、どのようなものが考えられますか?
学校・園には個人情報が多く存在しています。本学では、学生から受入学校・園と大学にP.23の「誓約書」
を提出させ、受入学校・園と大学との間でP.22の「覚書」をとりかわしています。そのうえで、研修を開始
しますが、例えば、生徒の成績等の個人情報を含むファイルが入っているパソコンは利用させない、あるいは、
ファイルへのアクセス権を設定しておく等のご配慮をいただければ、学校・園、学生双方にとっても安心して研
た。こうした姿勢を評価していただいたのか、校長先生からは、「絶対に先生になれ
ますよ」と言っていただきました。非常に自信になりましたし、インターンシップの
最終日にもらったクラスの生徒たちからの寄せ書きは大事な宝物になっています。
ほかにも、様々なことを学びました。この中学校は文部科学省の教育推進事業の協
力校に指定されており、課題解決力を養うアクティブラーニング、電子黒板やICTを
使った教材の活用、スケジュール手帳による自己管理能力の養成など先進的なプログ
ラムを取り入れていました。また、先生一人ひとりが、教材や話し方など生徒の興味
を引き出す授業の工夫を凝らしておられました。素晴らしい環境だと実感するととも
修を進められるかと思います。
学校インターンシップは「人と人とのつながり」によって支えられています。事前講座では、学生に対して、
生徒の学習レベル、容姿、身体、服装、学校の環境についての発言、気軽に言ったつもりの一言や親しみをこめ
たつもりの一言が相手を傷つける場合もあると注意しています。また、学生と特定の生徒が親しくなり、携帯番
号やメールアドレスを教えあうというようなことも、感情的なトラブルを引き起こす恐れもあると注意しており
ます。受入学校・園でも、ご指導をお願いします。
に、これからの教員に求められるスキルを学ぶことができたと思います。特に印象深
いのは、校長先生から伺った 「授業が生徒指導」 という言葉です。これは、きちんと
した授業をすれば、勉強だけでなく学ぶ姿勢や礼節も教えることができるという意味
です。この言葉に感銘を受け、在学中から授業力を磨いていこうと決意しました。
今回のインターンシップで実感したのは、教育の現場を見るだけでも非常に貴重な
経験になるということです。その中で、私自身が積極的に行動し、生徒に働きかけて
いったことで、得られるものが増え、大きく成長できたように感じています。
19
20
KANSAI UNIVERSITY * 学校インターンシップ 2016
6 参考資料
(関連文書様式の見本)
大学から受入校への送付書類について
内定通知
個人票
学生の派遣が決定した際に、内定通知および学
個人票にて、学生の基本情報をお知らせいたし
生受け入れに関する書類をお送りさせていただき
ます。
ます。
(内定は、大学内での内定ですので、後日、学校・
園で別途面談(打合せ)をしていただいた上で、
受け入れの可否を決めていただきます。)
覚 書
別 表
学生の受け入れが決定しましたら、受入校と本
<別表>
○○市立□□小学校
御中
学の間でインターンシップ生派遣に関する「覚書」
を取り交わします。
以下の学生を関西大学学校インターンシップ研修生として内定いたしましたので、下記の表のとおり、お知らせいたします。
なお、研修期間および内容につきましては、受入申込書にご記入いただきましたものに従っておりますが、個別に学生との
相談で最終決定していただければ幸いです。
研修期間
(長期型)
8 月上旬~12 月中旬
週 1 日程度
研修内容
派遣内定学生
・児童の学習活動への個別のサポート。
・休み時間等での児童とのふれあい。
・学習活動への準備の補助。
文学部 2 年
関大 太郎
2通送付しますので、1通を本学までご返送くだ
さい。
特に希望する事項
児童の学習活動への個別サポート
本表にて、派遣学生の氏名と希望内容を通知させていただきます。
21
22
インターンシップの実施期間について(業務日報、研修報告書の作成)
誓約書(受入校宛)
業務日報(見本)
インターンシップ生には「業務日報」および
学校現場で研修を行うにあたって、研修先の
「研修報告書」の作成を義務付けております。
就業規則の遵守および、研修先で知り得た情報の
2016
守秘についての誓約書を学生に提出させ、大学よ
「業 務 日 報」…研 修日ごとに、その日行った業務
り送付させていただきます。
や所感を記録
「研修報告書」…研 修終了時に研修の概要や全体的
な反省点、今後の展望について記入
なお、研修報告書には、受入校の先生に記入い
ただくコメント欄を設けておりますので、お手数
ですが、研修終了時に、研修学生へのアドバイス
や意見等をご記入いただきますようお願いします。
誓約書(大学宛)
研修報告書(見本)
2016
受入校の先生コメント欄
23
24
KANSAI UNIVERSITY * 学校インターンシップ 2016
7 学校インターンシップ
受入申込みについて
学校インターンシップWebエントリーシステムについて
学校インターンシップWebエントリーシステム利用要領について
2015年度より新たに開発した学校インターンシップWEBエントリーシステムを利用して学校インターンシップの
受入申込みを行っていただいております。
Webエントリーシステム(申込フォーム)の
アクセス画面
Webエントリーシステム
研修情報入力画面
ID・パスワードの入力画面
学校インターンシップWebエントリーシステム
利用ID・パスワード申請期間
本パンフレット受取~4月20日(水)
学校インターンシップ専用サイト
URL:http://www.kansai-u.ac.jp/koudai/gakuinte/
へアクセスいただくには、I D・パスワードの 入 力 が 必 要 ですので、P . 3 6 の「 学 校インターンシッ
プ W e b エントリーシステム利 用 I D・パ スワード申 請 書 」に必 要 事 項をご 記 入 いただき、F A X で
お送りください 。
申請書は学校インターンシップ専用サイトからダウンロードしていただくことも可能です。
ID・パスワード通知を郵送にてお送りさせていただきますので、P.26~P.34の「Webエントリーシステム利用要領」
を
ご参照の上、研修内容等の情報をご提供ください。
なお、
申込み後、一週間以内に通知が届かない場合は高大連携センター
(06-6368-1184)
までご連絡ください。
学校インターンシップWebエントリー締切
4月23日(土)
25
26
学校インターンシップ受入申込 基本情報について
27
学校インターンシップ受入申込 研修一覧について
28
学校インターンシップ受入申込 研修情報入力について
29
学校インターンシップ受入申込 研修情報入力について
30
学校インターンシップ受入申込 研修情報入力について
31
学校インターンシップ受入申込 研修情報入力について
32
学校インターンシップ受入申込 研修情報入力について
33
学校インターンシップ受入申込 研修情報入力について
34
学校向け学校インターンシップ募集説明会申込書
FAX
06-6368-0858
2016
切り取り線
4
7
16
30
4月4日(月)
までにご 送 信 願います。
36
( 送 信 票は必 要ございません。この用 紙だけお送り下さい。)
FAX
06-6368-0858
2016
切り取り線
2016
Web
ID
FAX
ID
(06-6368-1184)
4月2 0日( 水 )
までにご 送 信 願います。
38
学校インターンシップ
プ ログラム のご案 内
~インターンシップ生の受け入れについてのお願い~
2016
【お問い合わせ先】
社会連携部 高大連携センター
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
Tel
(06)6368‐1184(直通) Fax
(06)6368‐0858
E-mail : [email protected]
関西大学 学校インターンシップ
検 索
http://www.kansai-u.ac.jp/koudai/gakuinte/
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