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インスタントメッセージクライアン トの設定と操作
SCS 4.0 インスタントメッセージクライアン トの設定と操作 実践ガイド インスタントメッセージクライアントの設定と操作 Copyright © 2010 Avaya Inc. All Rights Reserved. 注意事項 本書に記載する情報を作成時点で完全かつ正確なものにするために十分な注意を払っておりますが、A vaya はいかなる誤りに対しても責任を一切負いません。 Avaya は個人や団体に対する事前の許可なく、本書に記されている情報を変更および修正する権利を保有して います。 本書の免責事項 Avaya は、同社が当該修正、追加、または削除を行わない限り、本書の初版に対する修正、追加、削除に対し て一切の責任を負いません。 エンドユーザーは、法律の範囲内で、本書に対する修正、追加、削除に起因するクレーム、告訴、請求 、および裁判のすべてを補償し、Avaya、Avaya の代理店、従業員に対して何らの損害も与えないことに同意するものとします。 リンクの免責事項 Avaya が提供する本サイトまたは本書内で参照するあらゆるリンク Web サイトの内容または信頼性に対して、Avaya は責任を負いません。 Avaya は、リンクする Web サイトで示されるあらゆる情報、記述、または内容の正確性に対して責任を負いません。さらに、製品 、サービス、または関連する Web サイト内で説明または提供される情報を保証するものではありません。 Avaya は、リンクする Web サイトが常に作動することを保証しません。また、リンク先のページの可用性に関する管理権を保有し ません。 保証 Avaya は、本製品に関して期限付きで保証します。 期限付き保証期間を規定する販売合意書を参照してください。 また、保証期間中の本製品に対するサポートに関する情報および Avaya の標準保証内容は、Avaya のお客様およびその他の第 3 者が利用可能な Avaya サポート Web サイトに記載されています。 委託販売者から製品を購入した場合は、Avaya ではなく、購入先の販売者が保証を提供します。ご注意ください。 ライセンス Avaya の Web サイトHTTP://SUPPORT.AVAYA.COM/http://support.avaya.com/ LICENSEINFO/に記載されているソフトウェアのライセンス利用規約は、Avaya 社、Avaya 関連会社、または Avaya の委託販売者から購入した Avaya 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関する権利を拡大または制限する利用規約が含まれています(「サードパー ティ利用規約」)。 配布される Linux OS ソースコードに関する情報(Linux OS ソースコードを配布している製品向け)、サードパーティ製品の著作権保有 者情報、およびサードパーティ製品に適用されるサードパーティ利用規約は 、Avaya サポート Web サイト(http://support.avaya.com/Copyright)で参照できます。 商標 本サイトの商標、ロゴ、サービスマーク(以下、「マーク」という)、Avaya が提供する文書および製品は、Avaya、Avaya 関連会社またはその他のサードパーティの商標または登録商標です。 Avaya またはマークを所有する当該サードパーティの書面による事前合意なしに、ユーザーが当該マークを使 用することを禁じます。 本サイトに記載文書および製品について、Avaya または当該サードパーティの明示的な書面による合意なしに、マークのライセンスまたはその権利が暗 示的、禁反言またはそれ以外の手段で解釈されることはありません。 Avaya は、Avaya Inc. の登録商標です。Avaya 以外の商標は、各権利保有者に帰属します。 文書のダウンロード 最新版の文書については、Avaya サポートを参照してください。 Web サイト: http://www.avaya.com/support Avaya サポートの連絡先 Avaya は、お客様がお困りの点をお知らせいただくため、または製品に関するお問 い合わせを行うための連絡先を用意しています。 米国のサポート電話番号は、+1-800-242-2121Nortel:1-800-242-2121 です。 サポートに関する他の連絡先については、Avaya Web サイト http://www.avaya.com/support を参照してください。 Copyright © 2010 ITEL, All Rights Reserved 資料の著作権は、ITEL に帰属します。また正当に権限が与えられた ITEL の代表者による ITELの書面による事前許可なしに、資料の全部または一部をいかなる形式においても複製することを禁 じます。 3 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 目次 Introduction .................................................................... 6 Installing Messaging Clients ......................................... 7 Avaya 3456 UC ソフトクライアントの設定 Pidgin インスタントメッセージクライアントの設定 連絡先リスト ................................................................. 14 連絡先の追加 ...................................................................................................... 17 Avaya 3456 への IM 連絡先の追加 Pidgin への IM 連絡先の追加 連絡先の削除 ...................................................................................................... 24 プレゼンス ..................................................................... 25 基本的なメッセージの送受信 ........................................ 30 メッセージセッションの開始 インスタントメッセージの受信 ......................................................................... 32 インスタントメッセージのアーカイブ ............................................................... 33 @call と @xfer .............................................................. 38 IM から音声通話への移行(@call) IM から転送された通話への移行(@xfer) グループチャット(会議チャット) チャットルームへのアクセス チャットの開始 .................................................................................................. 42 チャットへの参加 ............................................................................................... 44 @conf ............................................................................................................ 46 MyBuddy ....................................................................... 51 IM 連絡先リストへの MyBuddy の追加 MyBuddy の使用方法.......................................................................................... 54 ヘルプ ............................................................................................................ 55 通知 ............................................................................................................... 55 通話 ............................................................................................................... 58 不在着信 ........................................................................................................ 60 検索 ............................................................................................................... 61 4 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 リモート IM サービスでの MyBuddy の設定 Avaya ドキュメントのリンク ............................................................................. 66 5 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 はじめに SCS のインスタントメッセージ(IM)サービスは、(システム設定により)ロー カルまたはリモートから使用できる強力なテキストを使用した通信システム をユーザーに提供します。 IM サービスは XMPP を使用しているため、さまざまな IM クライアント(例:3456 UC ソフトクライアントおよび Pidgin)と利用できます。 ネットワーククライアントの選択は、ユーザーのネットワーク管理者の判断 に依存します。 多くの XMPP クライアントへの登録手順はボード全体で類似していますが、異なる用語を 使用する場合もあります。 広く使用されている多くのクライアントは、FAQ およびフォーラムの形式でオンラインでサポートされています。 本ガイドでは、主に 3456 および Pidgin について説明します。 簡単なチャットと同様に、SCS には MyBuddy と呼ばれる補助機能もあります。MyBuddy を使用すると、IM クライアント経由の通信と命令の受信、通話通知の受信、通話制御を実行で きます。 本ガイドでは、次の項目について説明します。 6 メッセージクライアントのインストールと設定 連絡先リスト プレゼンス 基本的なメッセージの送受信 インスタントメッセージから通話への移行 MyBuddy チャットルーム チャットルームから会議通話への移行 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 メッセージ送信クライアントのインストール 次に進む前に、インスタントメッセージが SCS のユーザーアカウントで有効になっているか確認してください。 インスタントメッセージの ID およびパスワードが必要です。デフォルトでは、両方の値は SCS ユーザー ID と同一です。 SCS のインスタントメッセージサービスは、3456 UC ソフトクライアントおよび Pidgin メッセージクライアントをサポートしています。 その他の XMPP インスタントメッセージクライアントも利用できます。ソフトウェアをイン ストールする前に、ユーザーのネットワークで推奨されるクライアントにつ いてシステム管理者に確認してください。 Avaya 3456 UC ソフトクライアントの設定 3456 にメッセージ送信機能を設定するには、音声通話の発着信に使用している SCS の SIP アカウントのほかに、追加の XMPP アカウントを作成する必要があります。 3456 が SCS にプロビジョニングされており、インスタントメッセージが SCS アカウントで有 XMPP アカウントがすでに設定されています。この場合、追加設定は不要で、クライアントはインスタント 1. [ファイル]メニューを開き、[アカウント設定]をクリックします 。 2. クライアントが SCS の XMPP メッセージサービスを使用するように設定されている場合、SIP アカウントおよび XMPP アカウントの計 2 つのアカウントが表示されます。 ユーザー ID を持つ XMPP アカウントがすでに存在している場合、設定は完了しています。 7 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 XMPP がアカウントウィンドウに表示されない場合、アカウントを手動で作 成する必要があります。 [追加]ボタンをクリックして、[★New XMPP Account★]を選択します。 3. アカウントの名前を入力します。 希望のアカウント名を自由に入力できます。これは、識別目的のため だけに必要となります。 4. Jabber ID を入力します。これは、アドレス形式(例:[email protected] )で表記された IM の ID とサーバー名です。 システム管理者が変更していない限り、IM の ID は SCS のユーザー ID と同一です。 IM の ID を確認するには、SCS のユーザーインターフェイスにログインし、[★My Information★]画面にある[★Instant Messaging★]リンクに進みます。 8 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 5. IM パスワードを入力します。 繰り返しますが、IM パスワードはデフォルトで SCS のユーザー ID と同一に設定されています。ユーザーまたは管理者は、パスワードを 変更できます。 IM パスワードを忘れた場合は、SCS 管理者にお問い合わせください。 6. 表示名を入力します。 これは、他のユーザーがあなたを連絡先リストに追加するとき、また はあなたが他のユーザーと通信するときに表示される名前です。 7. 新しいアカウントは、SIP アカウントの下にあるアカウントリストに表示されます。 [有効]チェックボックスにチェックマークを付け、[適用]ボタン をクリックします。 9 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 8. アカウントがアクティブになると、[ステータス]列に[準備完了] と表示されます。 [OK]をクリックし、ソフトクライアントのインターフェイスに戻り ます。 アカウントが登録されると、3456 の IM 機能を使用して、IM 連絡先リストのメンバーにインスタントメッセージを送受信できます。 メッセージの送信方法の詳細については、「連絡先リスト」を参照してくださ い。 Pidgin インスタントメッセージクライアントの設定 Pidgin は、XMPP と互換性がある利用可能な多数のインスタントメッセージクライアントの中 の 1 つのクライアントです。 下記のセクションでは、SCS の IM アカウントの詳細情報にクライアントの新しいアカウント情報を登録する方 法を説明します。 登録が完了したら、SCS ネットワークからインスタントメッセージを送受信できます。(ネットワー クの設定によっては)インターネットを経由して、他のメッセージ送信ドメ インにインスタントメッセージを送受信できます。 1. Pidgin クライアントを開始します。 2. Pidgin にアカウントを設定していない場合、[★Welcome★]画面が表示され ます。 [追加]をクリックし、アカウント登録を開始します。 10 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 3. [プロトコル]ドロップダウンメニューを開き、[XMPP]を選択しま す。 4. IM ユーザー名を入力します。 デフォルトでは、IM ユーザー名は SCS ユーザー ID と同一です。 ユーザー名が分からない場合は、SCS 管理者にお問い合わせください。 11 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 5. scs1.scsnetwork.local のドメインを入力します。 のようにホスト名を含む SCS 6. インスタントメッセージのパスワードを入力します。 デフォルトでは、IM パスワードは SCS ユーザー ID と同一です。 IM パスワードが分からない場合は、SCS 管理者にお問い合わせください。 必要に応じて、より速くログインするために[★Remember Password★]チェックボックスにチェックマークを付けます。 パスワードを含む特定の IM ユーザーインターフェイスで変更できます。 これらの設定については、『エンドユーザー 実践ガイド』を参照してください。 12 設定は、SCS NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 7. [★Local Alias★]を入力します。これは、Pidgin チャットウィンドウおよび他のユーザーの[★Buddy★]リストに表示 される名前です。 8. ネットワークの設定方法によっては、プロキシ設定を調整する必要があ ります。 [プロキシ]タブをクリックして、これらのオプションにアクセスしま す。 接続設定に関する詳細については、Pidgin の Web サイトを参照してください。 9. すべての設定を入力したら、[保存]をクリックします。 すべての設定が正確に入力された場合は、ユーザーのアカウントが登録 され、[★Buddy★]ウィンドウが表示されます。 10. SCS の IM 設定および Pidgin クライアント内で、どの[★Buddy★]表示設定が設定されているかに よって、SCS の[★Buddy★]リストが初回登録時に表示されない場合があります。 いくつかの個別の変数により、Pidgin リストに[★Buddy★]が表示されるかどうかが決定されます。これに ついては、次のセクション「連絡先リスト」で説明します。 13 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 連絡先リスト IM アカウントがクライアントに正常に登録されても、オンラインおよびオフラ インの連絡先リストが自動的に表示されるとは限りません。 連絡先リストの使用状況を制御するには、いくつかの条件があります。特に 、SCS アカウントが 1)インスタントメッセージ対応の SCS グループメンバーであるかどうか、および 2)アカウントの登録時にグループ連絡先リストをクライアントインターフェ イスで発行する許可がグループに付与されているか、が挙げられます。 その他の IM グループメンバーの表示オプションが無効になっている場合は、連絡先を手 動で追加する必要があります。 同様に、ユーザーアカウントがインスタントメッセージ対応の SCS グループメンバーでない場合、自動的に連絡先にアクセスできなくなります 。この場合、クライアントに連絡先を手動で追加する必要があります。 これは、最終的にはシステム管理者の判断であり、ユーザーが制御可能な範 囲ではありません。 ユーザーの制御可能な範囲は、クライアントの動作に限られています。 デフォルトでは、Pidgin はオンラインの連絡先のみを表示するように設定されています。 したがって、ユーザーがグループの一員で、グループがクライアントの登録 時に連絡先リスト全体を共有するように設定されていても、ユーザーがログ インした時点でそれらのアカウントがオフラインであれば、空の[★Buddy ★]リストが表示されます。 しかし、[★Buddies★]メニューに進み、[表示] > [★Offline Buddies★]を選択すると、使用状況に関わらずすべての連絡先が表示されま す。 14 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 右側のスクリーンショットでは、クライアントの使用状況に関わらずすべて の連絡先が表示されています。 また、これらのすべての連絡先は「IM」グループのメンバーであることが分か ります。IM グループは SCS が作成したユーザーグループで、インスタントメッセージの設定が有効に設 定されています。 15 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 ユーザーアカウントがインスタントメッセージ対応の SCS グループメンバーの場合、自動的に生成される連絡先リストにそのグループ の他のメンバーが表示されます。連絡先リストをクライアントインターフェ イスで表示するように設定できます。 この連絡先リストは、SCS グループと同じ名前になります。 上記の例では、ユーザーの SCS ユーザーグループである、「IM」がクライアントに追加されています。 グループ全員が表示されます。 この機能が ユーザーグループで有効になっている場合、グループの連絡先リストはクライアントインターフェイ IM の連絡先リストを閲覧できない場合は、SCS 管理者にお問い合わせください。 特定の IM 対応グループのメンバーになることは、SCS ドメインの別の場所から連絡先を追加できないという意味ではありません。 有効な IM アカウントとクライアントを所有していれば、グループ化されていない SCS ユーザーでも連絡先リストに追加できます。 また、ネットワークの設定によっては、Google Talk のようなその他の IM サービスから IM 連絡先を追加できます。 次のセクションでは、IM クライアントへの連絡先の追加について説明します。 16 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 連絡先の追加 各タイプの IM クライアントには、IM 連絡先または仲間を追加する独自の手順があります。本ドキュメントでは、 一部のクライアントについて説明します。 このセクションでは、Avaya 3456 と Pidgin の 2 つのアプローチを説明します。 Avaya 3456 への IM 連絡先の追加 3456 について最初に留意することは、3456 は IM クライアントだけでなく電話機でもあるということです。3456 の連絡先リストは IM 専用ではなく、電話帳の連絡先も含まれています。 クライアントが SCS によりプロビジョニングおよび管理されている場合、電話機の連絡先は「職場 」グループに格納され、IM 連絡先はユーザーの IM グループ名が付いた別の連絡先グループに格納されます(販売グループ、サ ポート、インスタントメッセージグループなど自由に名前を付けることがで きます)。したがって、2 種類の連絡先を明確に区別することができます。 本ガイドでは、この点を説明するために、下記の例を使用します。下記の例 では、インスタントメッセージの連絡先リストは「IM」という名前のグループ に含まれています。IM は、この特定のユーザーがメンバーである SCS のユーザーグループに基づいて名付けられています。 電話機の連絡先は、「職場」グループに収集されます。 この 2 種類の連絡先を区別する簡単な方法の 1 つは、各 IM 連絡先の隣に表示されているプレゼンスステータスの使用です。 新しい IM 連絡先は連絡先リスト内のいずれのグループにも追加できますが、管理を容 17 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 易にするために、メッセージグループに 連絡先を追加することをお勧めします。 IM 連絡先を追加する: 1. 連絡先リストにあるメッセージグループを右クリックし、[連絡先を グループに追加]を選択します。 2. [プロファイル]ウィンドウに、連絡先の名前(名および姓)を入力 します。 表示名には、入力した名前(名および姓)が自動的に追加されます。 3. Jabber の[ ★Number/Address★] フィールドに、追加する連絡先の IM の ID を入力します。 連絡先が同じドメイン内の SCS ユーザーである場合、IM の ID は SCS の ID (多くの場合はユーザーの内線番号)と同一である可能性が高くなり ます。 18 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 追加する連絡先が別のドメイン(または IM サービス)である場合、IM の ID と登録しているサービスのアドレスの両方を入力する必要があります 。 たとえば、連絡先が Google Talk の連絡先の場合、連絡先の Jabber アドレスを [email protected] と入力します。 ウィンドウの下に、[この連絡先のダブルクリック動作]というタイ トルのドロップダウンメニューがあります。 これは、「IM」に設定されています。 これは、連絡先をダブルクリックすると、3456 が IM セッションが開く動作を示しています。 [OK]をクリックし、次に進みます。 4. 新しい連絡先が連絡先リストに表示されます。 リストへの連絡先追加のリクエストが承認されるまでは、新しい連絡 先のプレゼンスステータスは表示されません。 新しい連絡先がリクエストを承認したら、メッセージを送信できます 。 19 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 Pidgin への IM 連絡先の追加 3456 では、Pidgin が SCS の IM グループ連絡先を固有のグループに整理します(グループには SCS のユーザーグループ名が付けられます。この例では、ユーザーグループ名は「 IM」です)。 同じ SCS グループではない一般の連絡先は、[★Buddies★]と名付けられたグループ に配置されます。 下記の例では、この特定のアカウントにある多数の連絡先は SCS の IM グループに属していますが、2 つの連絡先(Alex および Chris)は SCS 外部のドメインからの連絡先であるため、自動的に[★Buddies★]リストに 配置されます。 20 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 SCS に追加され、インスタントメッセージのユーザーグループ(この例では「IM」 というグループ名)に配置された新しい連絡先は、メッセージグループの連 絡先リストに自動的に配置されます。 手動で追加された連絡先は、[★Buddies★]グループに自動的に追加されま す。 新しい連絡先を手動で追加するには、次の手順に従います。 1. [★Buddies★]メニューを開き、[★Add Buddy★]を選択します。 21 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 Jabber の[ ★Number/Address★] フィールドに、追加する連絡先の IM の ID を入力します。 IM の ID と連絡先アドレスの両方を入力します。 たとえば、連絡先が Google Talk の連絡先の場合、連絡先の Jabber アドレスを [email protected] と入力します。 同様に、連絡先が SCS ユーザーの場合、ユーザー ID 、SCS のホスト名、ドメイン名の順に入力します(例:[email protected] .com)。 2. [追加]をクリックします。 3. 追加する連絡先に登録リクエストが送信されます。 リクエストが承認されると、連絡先があなたの連絡先リストに追加さ れます。 それまでは、新しい連絡先は[★Not Authorized★]と表示されます。 4. 連絡先があなたのリクエストを承認すると、相手側の連絡先リストに あなたを追加することを承認するように要求されます。 [★Authorize★]ボタンをクリックします。 22 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 5. 承認が完了すると、新しい連絡先にプレゼンスステータスが表示され ます。 連絡先をダブルクリックすると、その連絡先と通信できます。 相手側のホストシステムでの連絡先プロファイルの作成方法方法によっては 、連絡先リストにエイリアスではなく、アドレスが表示される場合がありま す。 これを修正するには、連絡先を右クリックし、[★Get Info★]を選択します。 Pidgin はアカウントのすべての情報を収集し、連絡先リストのエントリをユーザー のエイリアスで更新します。 23 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 連絡先の削除 クライアントから連絡先を削除するには、当該の連絡先を右クリックし、[ 連絡先の削除](Avaya 3456)または[★Remove Contact★](Pidgin)を選択します。 アカウントが SCS ユーザーグループのメンバーであり、グループ連絡先をクライアントで表示 するように選択している場合、連絡先をリストから削除すると、現在のセッ ションでは非表示になりますが、次回クライアントにログインするとまた表 示されます。 これは、クライアントがサーバーから連絡先リストを収集するためです。 連絡先をクライアントから削除しても、サーバーから削除したことにはなり ません。 SCS のユーザーグループではない連絡先は、サーバーでは制御されません。 SCS のユーザーグループではない連絡先を連絡先リストから削除すると、削除さ れたままになります。 アカウントが つのクライアントで登録されており、削除された連絡先が両方のリストに存在する場合は、現在のク 手動で削除しない限り、削除された連絡先はもう 1 つのクライアントに残ります(オフラインと表示 24 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 プレゼンス プレゼンスとは、IM ネットワークでユーザーの使用状況がレポートされる方法です。 連絡先リストにある承認されたすべての連絡先(MyBuddy 以外)は、オンラインまたはオフラインかの使用状況を常時レポートします 。 クライアントによっては、オンラインステータスは異なる色の連絡先アイコ ンでレポートされます(例:Pidgin および 3456) クライアントによっては、マウスカーソルを連絡先に合わせると詳細情報を 取得できます。 25 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 その他のクライアントは、連絡先の使用状況を名前の下に表示します。 まったく同じように動作する IM クライアントはありません。基本的に同じ情報を表示する場合でも、すべて の IM クライアントは多少異なるアプローチで実行されます。 あなたの応答状況のステータスは、クライアントから制御できます。 繰り返しますが、クライアントによって、応答状況メニューをクライアント インターフェイスのさまざまな場所に配置することができます。 3456 では、インターフェイスの上部にあるドロップダウンメニューに配置されて います。 メニューを開き、ステータスを選択します。 設定済みの 7 つのステータスメッセージから選択できます。[★Custom Status Message★]をクリックすると、独自のカスタムメッセージを作成できます 。 26 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 Pidgin クライアントでは、応答可能状況メニューは[★Buddy★]ウィンドウの下 に配置されています。 3456 では、設定済みのステータスから選択するか、[★New status★]をクリックして、独自のステータスを作成できます。 カスタムメッセージがアクティブなときに着信した通話を転送するには、カスタムのプレゼンスステ SIP の URI を追加します。 番号が個人用の独自の通話転送計画に追加されます。 この機能は、SCS 電話番号に転送するときにはプレフィックスに tel: が含まれ、SIP アドレスに転送するときにはプレ 特定の SCS に関連するプレゼンスの設定は、ユーザーインターフェイスで設定できます 。 IM クライアントから選択した応答状況の設定に基づいて、特定の通話条件が満 たされると、これらの制御が動作します。 SCS ユーザーインターフェイスにログインして[★My Information★]、[★Instant Messaging★]の順に参照し、これらの設定を表示します。 デフォルトでは、プレゼンスのオプションは表示されません。 Advanced Settings★]をクリックします。 [★Show 27 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 最初に[★Phone presence in IM status★]で、通話中に ステータスが取り込み中と表示するかどうかを制御します。 デフォルトで、このオプションは有効になっています。 IM [★Call info in IM status★]は、ユーザーの IM ステータスが取り込み中とレポートされたときに、他の通話相手についての 情報を表示するかどうかを制御します。 [★Status message★]フィールドを使用して、カスタムの「取り込み中」メッセージを 作成します。 このメッセージは通話中に表示されます。 デフォルトで、メッセージは「通話中」に設定されています。 28 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 [★Voicemail on DND★]チェックボックスにチェックマークを付けると、あなたの IM クライアントの使用状況が[着信拒否]に設定され、通話はボイスメールに 直接転送されるようになります。 デフォルトで、このオプションは有効になっています。 すべてのクライアントが「着信拒否」の応答状況設定を提供している訳ではなく、この設定は「取り込 いずれの外部参加者とも通信を希望していないことを表します。 すべての設定が完了したら、[適用]をクリックして変更を承認します。 29 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 基本的なメッセージの送受信 インスタントメッセージクライアントは、標準のユーザー対ユーザーのメッ セージセッションおよび複数の参加者を加えたグループ/会議のチャットセ ッションをサポートします。 このセクションでは、基本的なメッセージセッションの開始方法、簡単なテ キストベースのコマンドを使用したインスタントメッセージから音声通話へ の移行方法を説明します。 ほとんどのクライアントで類似したプロセスを実行して、IM の会話を開始します。この例では、Avaya 3456 について説明します。 メッセージセッションの開始 承認された連絡先のみと会話を開始できます。 あなたの連絡先リクエストを承認していない連絡先には、メッセージを送受信できません。 1. メッセージを送受信する連絡先をダブルクリックします。 2. [メッセージ]ウィンドウが開きます。 画面の下部にある[入力]ボックスにメッセージテキストを入力しま す。 30 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 3. [Enter]キーを押します(または[送信]ボタンをクリックします) 。 テキストが受信者に送信されます。 画面上部のセクションにメッセージのコピーが表示されます。この部 分に会話ストリームが表示されます。 4. 受信者が応答すると、ウィンドウ上部のセクションに表示されたあな たのメッセージの下に、受信者のメッセージが表示されます。 31 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 5. 会話が進むにつれて、[会話]画面にメッセージが追加されていきま す。 セッション中はスクロールバーを使用して、会話を確認することがで きます。 インスタントメッセージの受信 各クライアントはメッセージを受信すると、それぞれ異なる方法で動作しま す。 たとえば、Avaya 3456 では、会話用の新しいウィンドウにメッセージが直接表示されます。Pidgin 32 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 では、Windows タスクバーで通知を点滅表示してユーザーに警報を送信します。 メッセージへの応答は、前述のセクションで説明した方法で行います。 単に、[会話]ウィンドウにあるテキストボックスに返信を入力し、[Enter ]キーを押します。 インスタントメッセージのアーカイブ ほとんどのクライアントは、すべての会話のローカルアーカイブ(「ログ」ま たは「レコード」とも呼ばれる)を格納しており、会話の詳細を後日確認する ことができます。 Avaya 3456 でメッセージアーカイブを開くには、連絡先を右クリックし、[★View Instant Message Archive★]を選択します(このオプションは会話をした連絡先のみに利用で きます)。 連絡先とのすべての会話を表示した画面が表示されます。 各会話には、時刻と日付が記されています。 左側のペインから、他の連絡先のアーカイブを選択することもできます。 下部のペインに選択した会話が表示されます。 33 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 会話アーカイブを記録し、アクセスするには、Pidgin でのログ記録が有効になっている必要があります。 でログ記録を有効にする: Pidgin 1. [ツール]メニューを開き、[環境設定]を選択します。 2. 画面の左側にある[★Logging★]タブをクリックします。 34 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 3. メッセージセッションのログを有効にするには、[★Log all messages★]および[★Log chats★]チェックボックスにチェックマークを付けます。 instant all 35 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 4. [閉じる]をクリックします。 これで、メッセージはログ記録されます。 メッセージログを表示するには、次の手順に従います。 1. 仲間リストにある連絡先を右クリックし、[★View Log★]を選択します。 36 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 2. 選択した連絡先とのすべての会話を表示したウィンドウが表示されま す。 ウィンドウは 2 つのペインに分かれています。 左側のペインには、すべての会話が日付順に表示されます。 会話が選択されると、セッションの内容が右側のペインに表示されま す。 37 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 @call と @xfer 連絡先の相手と通信するときに、インスタントメッセージのセッションでは 不十分な場合があります。または、電話で会話をした方が望ましい結論を早 く出せる場合もあります。 また、話している相手を同僚に紹介することが必要になる場合もあります。 [★IM conversation★]ウィンドウで「@コマンド」を使用して、上記のいずれかの タスクを実行できます。 これらのコマンドはクライアント固有の機能ではなく、どの クライアントからでも機能します。 IM IM から音声通話への移行(@call) 1. 同じドメイン内の SCS 連絡先との IM セッション中に「@call」と入力すると、あなたとその連絡先間で通話を 開始できます。 @call コマンドを使用して、外線番号に発信することもできます。 したがって、SCS ドメイン外部の連絡先に通話を発信することができます。 「@call xxxxxxxxxx」と入力します。「xxxxxxxxxx」部分は、必要なプレフィックスを含めた宛先の番号です。 2. 1)あなたの電話機が呼び出され、2)相手には「★<name> wants to talk to you – your phone will ring shortly★」というメッセージが表示されます。 受話器を上げて(または[スピーカーホン]ボタンを押して)、通話 を発信します。 3. この通話は、他の通話と同じように開始されます。 38 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 この方法で開始した通話には通話転送ルールが適用され、デバイスに直接通話が繋がるようになりま たとえば、モバイルデバイスが転送ルールに含まれている場合、モバイルデバイスの クライアントを使用して「@call」と入力すると、同じデバイスを使用して通話が発信されます。 @call は、他の SCS 連絡先に IM の ID でダイヤルするときにも使用できます。「@call」、ユーザー の ID の順に入力します(例:@call peter)。 IM から転送された通話への移行(@xfer) 1. IM セッション中に、「@xfer」、宛先の内線番号の順に入力(例:@xfer 208)すると、相手は同僚の内線に転送されます。 2. 1)相手は「★<name> is referring you to a another person – your phone will ring shortly★」というメッセージを受信し、2)相手の電話機が呼び出され ます。 相手が受話器を取るか、[スピーカーホン]ボタンを押すと、通話は 転送先に繋がります。 @xfer は、他の IM 参加者を外線番号に転送するときにも使用できます。 「@xfer xxxxxxxxx」と入力します。「xxxxxxxxx」部分は、必要なプレフィックスを含めた宛先の番号です。 39 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 グループチャット(会議チャット) Avaya 3456 の IM のグループチャットをサポートしていません。 クライアントは、SCS 個別連絡先との IM セッションと同様に、SCS の「チャット」機能も使用できます。これは、会議形式のインスタントメッセ ージで、複数の(2 名以上)連絡先と通信することができます。 この機能を使用するには、SCS の会議室をアカウントに割り当てる必要があります。 ミーティング番号と会議室にアクセスするための暗証番号が必要です。 これらの詳細について不明瞭な場合は、SCS の管理者にお問い合わせください。 このセクションでは、IM チャットルームへのアクセス方法、チャットセッションの開始方法、別のユ ーザーのチャットセッションへの参加方法、チャットルームから音声会議通 話への移行方法を説明します。 ほとんどの XMPP の IM クライアントはチャットをサポートし、多くの場合、各クライアントの用語 は類似しています。 ここでは、主に Pidgin クライアントについて説明します。 チャットルームへのアクセス SCS チャット機能を使用する前に、SCS ユーザーアカウントは会議室と関連付けられている必要があります。会議室 とは、会議通話および IM のチャットセッションを行うためにユーザープロファイルに割り当てられる 一意的なミーティング番号です。 次に進む前に、下記の項目を把握しておく必要があります。 ミーティング番号 会議室にアクセスするための PIN クライアントにチャットルームの「連絡先」を作成する: 1. [★Buddies★]メニューを開き、[★Add Chat★]を選択します。 40 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 2. [ミーティング番号]フィールドに、SCS のミーティング番号を入力します。 このボックスは大文字と小文字を区別するため、SCS の会議設定に表示されている名前とまったく同じように入力する必要 があります。 3. [パスワード]フィールドに、SCS を入力します。 の会議室に割り当てる PIN 4. ダイアログボックスの下にある[グループ]ドロップダウンメニュー を使用し、新しいチャットルームを表示する連絡先グループを選択し ます。 5. [追加]ボタンをクリックします。 6. 新しいチャットルームが連絡先リストに表示されます。 41 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 チャットの開始 チャットセッションを開始する: 1. [★Chat Room★]をダブルクリックします。 2. チャットルームのセッションが開きます。 最初は、会議の参加者はあなただけです。 [チャット]ウィンドウは 3 つのペインに分かれています。 左側のペインに会話が表示されます。 右側のペインにチャットセッションに参加しているすべてのユーザー が表示されます。 下部のペインにメッセージを入力します。 3. チャットルームに連絡先を招待する方法は複数あります。[チャット ]ウィンドウの[会話]メニューに[招待する]オプションがありま すが、連絡先リストの連絡先をクリックし、[チャット]ウィンドウ にドラッグする方法が最も簡単です。 42 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 5. [チャット]ウィンドウに連絡先をドロップすると、[招待する]ダ イアログが表示されます。 招待者のアドレスはすでに入力されています。 必要に応じて[メッセージ]フィールドにテキストを挿入し、[招待 する]をクリックします。 6. 招待が承諾されると、招待者がチャットルームに表示されます。 43 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 チャットルームの全員と通信するには、ウィンドウの下部にあるテキスト入 力フィールドにテキストを入力し、[Enter]キーを押します。 通常のインスタントメッセージウィンドウでは、スクロールバーを使用して 会話を確認できます。 後日確認する場合、チャットも 1 対 1 のインスタントメッセージセッションと同じ方法でログインできます。 チャットへの参加 招待プロンプトなしで、チャットセッションに参加する必要がある場合があ ります。 これを実行するには、次の手順に従います。 1. [★Buddies★]メニューを開き、[★Join Chat★]を選択します。 a 2. 参加するチャットルーム名を入力します。これは、SCS の管理者により、ユーザーに割り当てられたミーティング番号です。 44 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 ルームオーナーがチャットルーム名をアドバイスすることもできます 。 3. 「ハンドル名」またはエイリアスを入力します。これは、他の参加者に 表示される名前です。 4. ルームに割り当てられた PIN を入力します。PIN が設定されている場合は、ルームオーナーがドバイスする必要があり ます。 5. [参加]をクリックします。 クライアントによっては、利用可能なチャットルームのリストを提供しています。 検索しているチ Pidgin の場合: 1. [★Buddies★]メニューを開き、[★Join a Chat★]を選択します。 2. [★Room List★]をクリックします。 3. [★Find Rooms★]をクリックし、SCS の会議サーバーでチャットルームを検索します。 4. 参加するチャットルームをハイライトし、[参加]をクリックします。 45 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 参加しようとしているチャットルームにパスワードが設定されている場合、この方法では参加できま チャットルームの全員と通信するには、ウィンドウの下部にあるテキスト入 力フィールドにテキストを入力し、[Enter]キーを押します。 通常のインスタントメッセージウィンドウでは、スクロールバーを使用して 会話を確認できます。 後日確認する場合、チャットも 1 対 1 のインスタントメッセージセッションと同じ方法でログインできます。 @conf 注:SCS の会議機能の詳細については、『SCS 4.0 会議の管理 実践ガイド』を参照してください。 本ガイドの「基本的なメッセージの送受信」セクションでは、セッションに参 加している 2 名で通話を開始するために、@call コマンドを使用して基本的なメッセージセッションから通話へ移行する方法 を説明しています。 チャットセッションの参加者全員で会議通話を行うには、同様のコマンドを 使用できます。 チャットルームの所有者のみが @conf を使用して会議通話を開始できます。 チャットセッション中に、「@conf」と入力します。 ユーザーおよび他の参加者の電話機が呼び出されます。 通話に応答すると、会議通話に応答した参加者全員で通話ができます。 この方法で開始した通話には通話転送ルールが適用され、デバイスに直接通話が繋がるようになりま たとえば、モバイルデバイスが転送ルールに含まれている場合、モバイルデバイスの クライアントを使用して「@conf」と入力すると、同じデバイスを使用して通話が発信されます。 46 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 @conf コマンドの他の使用方法には、「@conf SCS のグループ名」があります。「SCS のグループ名」部分には、ユーザーの SCS インスタントメッセージグループ名が入ります。 これにより、インスタントメッセージグループのメンバー全員を最初にチャ ットルームに招待せずに、会議通話に取り込むことができます。 チャットセッション中に、「@conf」、グループ名の順に入力します。 グループ名は、大文字と小文字が区別されます。ご注意ください。 MyBuddy の会議制御 チャットセッションが会議通話に移行されると、「MyBuddy」への新しい IM セッションが新しいタブまたはウィンドウ(クライアントによる)で開かれ ます。 MyBuddy とは、通話および通話通知を制御するために使用される自動化されたインスタントメッセージの連絡 の詳細については、本ガイド後半の「MyBuddy」のセクションを参照してください。 47 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 その通話の参加者が会議に参加すると、MyBuddy はデスクトップのポップアップでユーザーに会議のステータスを通知します (ポップアップはご使用のクライアントにより異なります)。 MyBuddy の IM ウィンドウに、同じ通知が表示されます。 この点から、この会議通話は、その他の SCS ベースの会議通話と同一であると言えます。 ただし、MyBuddy を使用した会議では、便利な会議コマンドを使用して特定機能を制御するこ とができます。 MyBuddy セッションのウィンドウに、次のコマンドを直接入力します。 48 Who – 「who」 と入力すると、すべての会議通話参加者のリストが表示されます。 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 各会議参加者には、参加者番号が割り当てられています。 これらの番号は、「disconnect」および「mute」のような他のコマンドを 使用する際の、参加者識別用に使用されます。 Mute – 「mute」コマンドを使用すると、参加者のマイクを消音し、会議で発言 できないようにします。 「mute」コマンドを使用するには、「mute」、参加者番号の順に入力しま す(例:mute 1)。 Unmute – 「unmute」コマンドを使用すると、参加者のマイクの消音を解除し、会 議で発言できるようにします。 「unmute」コマンドを使用するには、「unmute」、参加者番号の順に入 力します(例:unmute 1)。 Disconnect – 「disconnect」、参加者番号の順に入力すると、その参加者は会議通話 から切断されます。 参加者は会議通話から切断されても、チャットルームには残ることに 注意してください。 「conference」コマンドを使用して、切断した参加者を会議通話に接続 し直すことができます。このリストの最後を参照してください。 Disconnect All – 参加者全員を切断し、会議を終了します。 「disconnect」と同様に、会議通話を終了しても、セッションを終了す るまで参加者全員は[チャット]ウィンドウに残ります。 「disconnect all」と入力します。 Lock – Lock は、新しい参加者の会議通話への参加を締め切ります。 単に「lock」と入力します。 Unlock – Unlock は会議のロックを解除し、新しい入場のアクセスを許可します。 「unlock」と入力します。 Conference – 「conference」、内線番号の順に入力すると、その SCS ユーザーを会議に招待します。 ユーザーの電話機が呼び出され、ユーザーは通話に応答すると会議に 配置されます。 49 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 50 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 MyBuddy MyBuddy は、XMPP ベースのメッセージクライアントと連動して使用できる通知とコマンドイン ターフェイスです。 他の連絡先(または仲間)と同様に連絡先リストに追加できます。また、他 の連絡先と同様に、インスタントメッセージのアカウントでメッセージを送 受信できます。 前述の「グループチャット」のセクションでは、MyBuddy を使用して、インスタントメッセージクライアントの特定の会議通話機能を 制御する方法を説明しました。 MyBuddy は、会議通話以外の広範な機能にも使用することができます。 たとえば、連絡先リストで MyBuddy をアクティブにすると、発呼者があなたのボイスメール受信トレイにメッセ ージを残し始めると通知を受け取ることができます。その後、MyBuddy を経由してコマンドを送信し、発呼者がメッセージを残している間にメッセ ージを聴くか、または途中で発呼者と話すことができます。 このセクションでは、次の項目について説明します。 連絡先リストへの MyBuddy の追加 MyBuddy を使用した通話の発信 SCS でのユーザー識別 不在着信の表示 ボイスメッセージの確認と応答 外部 IM アカウントへの の追加(リモート通知および通話制御の実行) MyBuddy IM 連絡先リストへの MyBuddy の追加 IM アカウントの設定方法によっては、クライアントの連絡先リストに MyBuddy 連絡先を表示できる場合とできない場合があります。 51 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 MyBuddy 連絡先を表示できない場合、次の方法で手動で連絡先を追加することができ ます。 1. SCS ユーザーインターフェイスにログインし、[★My Information★]画面に進みます。 2. [★MyBuddy★]をクリックします。 52 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 3. 画面の上部にある[★MyBuddy★]ボタンをクリックし、クライアン トの連絡先リストで MyBuddy 連絡先を有効にします。 4. この画面が開いている間に、通知設定を指定します。 この画面には 4 つのチェックボックスオプションがあり、特定の会議またはボイスメール イベントを MyBuddy を使用してインスタントメッセージクライアントにリレーするかどうかを 指示します。 [★Conference Entry IM★] – このオプションを有効にすると、参加者が会議に参加すると、IM クライアントを経由して MyBuddy から通知を受信できます。 [★Conference Exit IM★] – このオプションを有効にすると、参加者が会議を退場すると、IM クライアントを経由して MyBuddy から通知を受信できます。 [★Voicemail Start IM★] – このオプションを有効にすると、発呼者がユーザーのボイスメール 受信トレイにメッセージを残し始めると、IM クライアントを経由して MyBuddy から通知を受信できます。 発呼者がメッセージを残している間に MyBuddy を使用して割り込み、残されたメッセージを確認するか、発呼者と 話すことができます。 このセクションの後半にある「listen」および「pickup」のセクション を参照してください。 [★Voicemail End IM★] – このオプションを有効にすると、発呼者があなたのボイスメール受 信トレイにメッセージを残し始めると、IM クライアントを経由して MyBuddy から通知を受信できます。 53 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 5. 次に進む準備ができたら、[適用]をクリックします。 また、クライアントの「連絡先の追加」機能を使用して、他の連絡先と同様に MyBuddy を連絡先リストに追加できます。 連絡先のアドレスまたは名前を入力するように要求されたら、次のように入 力します。 [email protected] 「scshost.scsdomain」部分には、SCS のホストとドメイン名が入ります。MyBuddy は大文字と小文字を区別します。 MyBuddy のエイリアス(クライアントによってはハンドル名)を入力します。 クライアントによっては、MyBuddy がリストに表示される前にログアウトし、もう一度ログインする必要があり ます。 MyBuddy の使用方法 前セクションで説明したように、MyBuddy で通話状況を通知するには、特定の通知設定を指定する必要があります。し かし、MyBuddy でどのように通信するのでしょう? IM 連絡先リストにある連絡先と同様の方法で、MyBuddy でチャットセッションを開きます。 MyBuddy の連絡先をダブルクリックし、IM セッションを開始します。 54 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 ヘルプ MyBuddy で使用可能なコマンドを最も簡単に検索するには、「help」と入力し、[Enter ]キーを押します。 MyBuddy が応答し、使用可能なコマンドのリストが表示されます。 各コマンドに使用可能なパラメータを検索するには、「help」、コマンドの順 に入力します(例:help call)。 MyBuddy に、コマンドに関連するパラメータのリストおよびコマンドの動作方法の概 要が表示されます。 通知 通知機能を有効にするには、SCS アカウントの MyBuddy オプションで制御します。 MyBuddy 通知の有効化/無効化の方法については、「IM 連絡先リストへの MyBuddy の追加」を参照してください。 55 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 IM クライアントが開かれている場合は、MyBuddy はメッセージウィンドウを開いて警報を表示し、ボイスメールおよび会議イ ベントを通知します。 会議の警報は、情報提供のみを目的としています。 たとえば、チャットセッション中に他の参加者が @conf を実行した場合、IM クライアントはユーザーが会議通話に招待されていることを通知します。 ユーザーが会議のオーナーである場合、MyBuddy は通話中の参加者の入場および退場を通知します。 チャットウィンドウから会議通話を開始する方法の詳細については、「グルー プチャット」のセクションを参照してください。 MyBuddy には、残されたメッセージを確認する、またはメッセージの途中で通話に応 答し発呼者と話す等のいくつかの応答機能があるので、ボイスメールの警報 は多少異なります。 発呼者がボイスメールを残し始めると、MyBuddy クライアントを経由してユーザーに警報を送信します。 56 は IM NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 下記の動作を選択できます。 1. 応答しない。この場合、発呼者がボイスメールを残し終えたとき、ま たはメッセージを残さずに通話を切断したときに、MyBuddy が通知します。 2. 残されたメッセージを聴きます。 MyBuddy 通知に応答するには、「listen」と入力し、[Enter]キーを押します。 電話機が呼び出されたら、通話に応答してメッセージを確認します。 57 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 3. 最後に、発呼者がボイスメールを残している間に通話に割り込み、応 答することができます。 これは、残されているメッセージを適宜停止し、両方の参加者間で通 常の通話を開始します。 MyBuddy 通知に応答するには、「pickup」と入力し、[Enter]キーを押します。 電話機が鳴ります。 ユーザーと発呼者間で転送された通話に応答します。 通話 「call」コマンドを使用して、個人用プロファイルに表示されているいずれかの 連絡先番号を使用して通話を発信できます(例:「職場」の電話番号、「自宅」 の電話番号、「携帯」番号など)。「発呼者支払い」の請求システムを持つ海外 諸国では特に役に立ちます。 MyBuddy を使用して「call」コマンドを使用すると、通話が携帯電話から直接発信された のではなく SCS から発信されたことを有効的に確認できます。 システムはコマンドを入力したユーザーの電話機を最初に呼び出します。そ 58 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 のユーザーが応答すると、通話が繋がります。 このコマンドの完全な概要を表示するには、「help call」と入力します。 MyBuddy アカウントの通話許可が必要です。 を使用して発信した通話には、SCS 「call コマンド」を使用すると、宛先の名前/番号および通話の発信番号を指定する 必要があります(例:職場の電話番号、自宅の電話番号、または携帯番号) 。 「自宅」、「職場」、または「携帯」番号からダイヤルするには、SCS のユーザーポータル Information★]の順に進み、これらのフィールドに必要な情報を入力する必要があります。個人用連 実践ガイド』を参照してください。 通話を開始する: 完全なフレーズ(例:★call 200 from work(職場から に発信)★)を入力し、[Enter]キーを押します。 ユーザーの電話機が最初に呼び出されます。 受話器を上げるか、[スピーカーホン]ボタンを押します。 この最初の通話に応答すると、通話が宛先に繋がります。 また、「call」リクエストを に「送信」するには、次の手順を実行します。 200 MyBuddy 1. 「call」と入力し、[Enter]キーを押します。 2. MyBuddy が応答したら、宛先の名前または番号を入力します。 3. 最後に、MyBuddy にどの番号から宛先にダイヤルするかを伝えます。 59 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 不在着信 MyBuddy には、24時間以内のすべての不在着信のリストを発行する機能があります。 MyBuddy で IM セッションを開き、「missed」と入力します。 60 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 上記の例から分かるように、不在着信リストは発呼者および着信時刻だけで なく、発呼者の現在の通話状況も表示します(連絡先を既に把握している場 合。PSTN 番号はプレゼンス情報を表示しません)。 前日以前の不在着信を表示するには、「missed」、表示する遡及日数を表す番 号の順に入力します (例:missed 4)。 検索 「find」コマンドは、システムの電話帳を検索するための便利なツールです。 MyBuddy は連絡先のプレゼンスの使用状況をレポートし(連絡先を既に把握している 場合)、連絡先が通話中の場合は話している相手の名前または番号を表示し ます。 「find」、連絡先の名前または内線番号の順に入力します。 (例:find mary)。 61 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 リモート IM サービスでの MyBuddy の設定 MyBuddy とクライアントの登録ユーザー間での通信を有効にするために、他の連絡先 と同様に MyBuddy をインスタントメッセージクライアントの連絡先リストに追加できます。 SCS ネットワークの設定によっては(システム管理者に確認)、MyBuddy を含む SCS の連絡先をサードパーティの IM サービス連絡先リストに追加し、SCS ネットワーク外部の連絡先を許可することができます。 リモート IM サービスをサポートしているアプリケーションは、Blackberry、Palm Pre、または iPhone 等のモバイルデバイスで Google Talk 等のサービスを使用するモバイルユーザーです。 MyBuddy をモバイル連絡先リストに連絡先として追加することにより、SCS は通話状況を通知できます。また、MyBuddy のコマンドを使用して、通話の発信、電話帳の検索、不在着信の表示、およ び SCS のボイスメール受信トレイに残されたボイスメールの割込み通話ができます 。 このセクションでは、MyBuddy を Google Talk の連絡先として設定します。 別の IM アドレスの有効化 SCS の IM 連絡先とサードパーティの IM サービスを同期する前に、使用する別の IM アカウントを SCS に通知する必要があります。 これを実行するには、次の手順に従います。 1. SCS ユーザーインターフェイスにログインし、[★My Information★]に進みます。 62 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 2. [★Contact Information★]画面で、[★Alternate IM★]フィールドまでスクロールダウンします。 別の IM アカウントの完全なアドレスを入力します(例:[email protected]) 。 Gmail アカウントは、Google サイトを経由して作成する必要があります。 の Web 3. [保存]ボタンをクリックします。 4. SCS の連絡先を別の IM サービスに追加します。 モバイルデバイスの IM ク を連絡先として問題なく設定できます。ただし、連絡先を追加する場合は、コンピュータまたはノー この例では、Google Talk のクライアントから MyBuddy の連絡先を設定します。 MyBuddy をサードパーティの IM サービスの連絡先リストに追加する: 1. 希望するクライアントを使用してアカウントにログインします。 63 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 2. クライアントの[連絡先の追加]ダイアログを開きます。 3. SCS のホストおよびドメイン名を含めた MyBuddy のアドレスを入力します(例:[email protected]) 。 MyBuddy は大文字と小文字を区別するため、「M」と「B」を大文字で入力する必要があります。 4. [OK]/[適用](選択したクライアントによる)をクリックして、 連絡先を確認します。 5. MyBuddy は連絡先として自動的に承認されるので、連絡先リストに直ちに表示 されます。 64 NN40010 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 6. MyBuddy への セッションを開いてコマンドを入力し(例:find)、MyBuddy への接続をテストします。 IM 7. モバイルデバイスでサードパーティの IM サービスにログインします。 MyBuddy は連絡先として表示されます。 8. MyBuddy を開いてコマンドを入力し(例:call)、接続をテストします。 モバイルデバイスでの入力を最小限にするには、MyBuddy のコマンドを短縮形で入力できます。 たとえば、「who」と入力する代わりに、「wh」と入力できます。 MyBuddy がコマンドを認識するために十分な文字数が入力されていることを確認する必要があります。 65 NN40010-547 発行 1.3 SCS 4.0 インスタントメッセージクライアントの設定と操作 Avaya ドキュメントのリンク 『SCS 4.0 エンドユーザー 実践ガイド』 『SCS 4.0 トラブルシューティング 実践ガイド』 66 NN40010