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2012年5月 - シニア自然大学校

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2012年5月 - シニア自然大学校
インプリメモ
平成 24年度
第5号
NPO 法人シニア自然大学校
インタープリテーション科
氏名 大賀 喜子
月
日
5月 11 日 (少し寒かった)
場
所
大阪市立福島区民ホール
参加者
31 人
主たる内容
共通講義
欠席者
7名
山田 福田 尾崎 行俊 小泉 久冨
若尾
講師:京都大学特任教授 向井 宏氏
演題:なぜ森は海の恋人か?(配布された資料をご参照下さい)
1.健全な森林の持つ機能とは? なぜ森は海の恋人と言われるのだろうか?
森の機能は、①栄養塩・有機物の供給。②緑のダムとしての保水機能。③水温の調節。
④土壌侵食による土砂の流出や崩壊防止。
魚付保安林から流域魚付林へと考え方は変わってきた。
2.川や湿原の機能も重要である。
河川の中でも生態系がある。最近の川は、本来の川の様相をなくしてきている。
3.なぜ、海が駄目になって来たのか。人間の行為の中に多くの問題点がある。①林業の問題
点・・・人工林が約半分。林業の衰退で人工林の荒廃が進む。②農業の持つ問題点・・・窒素肥
料の垂れ流し。③物資の移動の問題点・・・地産地消を大切にすること。④都市の持つ問題
点・・・崩壊した生態系。⑤漁業の持つ問題点・・・過剰漁獲と養殖業の問題。
4.水と砂の流れと生物の多様性:水と砂の自然の流れを大切にする。
5.流れを分断するもの:日本の海岸が浸食されている。①ダムの建設②港湾と防波堤の建設。
③砂の採取④海岸道路・護岸の建設。
6.干潟・藻場などの沿岸生態系の消失。
:自然海岸の消失。
7.自然再生とは、どうあるべきか。現実は、
「自然再生」の名目で、
「自然破壊」が行われて
いる。東日本はどう復興すべきなのか。
8.「理海」と言う意味の欺瞞性。
9・本当の自然を取り戻すために
感想:7、8、9をもっと詳しく聞きたいと思った。特に東日本の真の復興の在り方を。
午後から①新任研修②阿波座にある津波・防災センターへ 20 名参加。防災センターでは、
津波の恐ろしさを体験した。第2室戸台風の写真は、祖母を亡くしたので、昔のことを思
い出し、とてもなんともいえない思いをした。
連絡事項 日程はプリントを参照してください。
幹事会報告:27 日のシニア大学校総会に参加して欲しい。エコバスツアーの募集。第5回大阪湾生き物一斉調
査 6 月 7 日。地球環境シンポジウム、鶴見緑地6月 16 日。20 周年記念事業を会員から公募。
淀川PJの提案下ろす。
7 月 11 日 高齢者大学・・・スタッフ決定。
7 月 11 日 インプリ入門講座・・・スタッフ決定。
西浦東小学校・・・スタッフ決定。
榎本小学校・・・ネーチャーゲームの希望あり。(夏休み中)
インプリメモ
平成24年度 第6号
NPO 法人シニア自然大学校
インタープリテーション科
担当:大賀喜子
5月 18 日
場
参加者
32名
欠席者
主たる内容
合同研修
月
日
所
大阪府環境情報プラザ
小泉 小柳 福田 長井 川口
1.3分間スピーチ
*尾崎さん:動物には感情がないのか?友人がかたつむりを飼っているが、なでてやると気持
ちよさそうにするそうだ。飼い猫がソファの柔らかいところ撫でて気持ちよさそうにしてい
る。2人の孫が来て、いたずらすると威嚇する。新たに孫が生まれて、半月同居することに
なった。赤ちゃんの寝ているソファに手をかけて優しい兄のように見守り、おっぱいを飲ん
でいる時は、そばへ来て恍惚としている。このような光景を目にすると動物にも感情がある。
*大地さん:担当者3人が下見された神戸森林植物園について話された。建設のいきさつは、
六甲山の山の自然を利用して、京大のなどが参画して、昭和14年から 100 万円かけて大自
然を利用して、作られたものである。現在、アジサイ、ハンカチノキが見事に咲いており、
自然観察会を楽しみにして欲しい。
*笠間さん:5月5日但馬高原植物園へ行く途中、サービスエリアで健康診断をした。裸足で
体脂肪計に乗るだけで、結果がでる。脚力などすべて平均、ただ体脂肪が平均の上限であっ
た。体内年齢は48歳と出て、安心して 10 日~27 日まで連続外出。昨日立ちくらみをした。
やはり、実年齢にはかてないと思っている今日この頃である。
2.話題提供
*中谷さん:産経新聞の記事に掲載された。府立大植物工場研究センターの紹介。
*山田さん:メタンハイドレート・・・次世代エネルギーの可能性の説明(資料参照)
*若尾さん:グラジオス・トリスティア、サツマイナモリ、トウチク、ニシキモクレン、トウチク、ルピナスの説明と写真提示。
*倉田さん:イネ科のハルカヤの乾燥した「クマリンの甘い匂い」を提供。大教育大に生えていた!
3.本当の植物観察:倉田さんチューリップについて。身近な植物であるが、奥が深いと実感。
次回は、河村(ツタウルシ)川口(ツルニンジン)川井(ナズナ)よろしく。
輪読の次の本の候補の一覧表濱崎さんより示された。この中から選びたいとのこと。
4.行俊さん:ご令息とご令弟急死のお話があった。お二人のご冥福とご家族の安寧を祈念します。
連絡事項
連絡:日程はプリントをご覧ください。
(日程は新
*5月25日(金)10時鶴見緑地公園・自然体験観察園内「母屋」に午前10時集合。
規発生分・
*6月1日午後の「梅田シティ。花野」のプリント配布
変更分のみ
*6月8日(金)神戸森林植物園自然観察会のプリント配布。
で可)
*6月21日~22日天生湿原一泊研修のプリント説明。参加費は来週金曜日に必ず持参のこ
と。
(費用1万 3000 円)
*6月13日の埴生小学校の自然観察会のメンバー決定。
*研究発表担当者会議の報告(資料参照)
*出前自然観察会は参加メンバーに偏りがある。濱崎代表が調整したい。
インプリメモ
平成 24年度
第7号
NPO 法人シニア自然大学校
インタープリテーション科
氏名 大賀 喜子
月
日
5月 25 日
場
所
鶴見緑地公園 雨のち曇りでよかった!
参加者
33 名+2 名講座生・花組・黒川勝、松尾正恵
主たる内容
共通講義
欠席者 尾崎・得永・福田・藤井・笹川
講師:矢吹精氏 (鶴見風と緑の会)
1.鶴見風と緑の会の成りたちについて
15年前、田植えから始まり、試行錯誤を重ねて今日に至る。5年前、生き生き地球館が
指定管理制度になり、シニア大学校が公募に応じるが、大阪ガスが取る。ノウハフがない
ので、鶴見風と緑が農事体験と日曜日の「小さな自然観察会」を続けて引き受けてきた。
2.15年前 樹木 120 種→100 種へ 草本 135 種余り→108 種に減少している。イネ科が多
くなってきている。
3.母屋の柱には、柿渋が塗られている。
4.午前中は主に草本を観察した。
*イヌムギ、ネズミガヤ *ホソムギ
*カモジグサ(黒い毛)とアオカモジグサ(緑)
*アメリカフロウのタネ・・・晴天の時、神輿状になり種を飛ばす。
*コメツブツメクサ→クスダマツメクサ
*ヒメジオン(白い髄・互生・つぼみ上向く)とハルジオン(髄なし・つぼみ頭下げる)
の区別。
*ヘビイチゴとキジムシロ よく似ているが区別のこと。
*コウホネ、ハス、コナスビ、イヌガラシ、ムシクサ、オオバコとツボミオオバコとヒラ
オオバコ、ムシクサ、オオカワジジャ(特別外来種)、ウマゴヤシとコウマゴヤシ
5.午後は、樹木中心に観察した。
*ユリノキの花、葉がたたまれて成長する姿を見れて良かった。
*センダンの花と香に堪能した。葉は2回奇数羽状複葉。縦に割れる木の肌を見た。
*シナノキのプロペラをどっさり見た。
*スダジイ、クヌギ、マテバシイの2年間ぐるみのタネ。先端に雄花と雌花が付く。コ
ナラとの違い。
*ハンノキ・・・水分が必要。雌花が先端に付いていた。
6.まだまだ沢山ありましたが、かなり省略しました。ごめんなさい。バラ園は美しかった!
連絡事項 日程については資料を参照。
*一泊研修の費用:来週金曜日に必ず支払いのこと。
*6/20 西河原小、6/24 森ノ宮小、7/4 庄栄小の自然観察会のメンバー決定。下見をよろしくお願します。
*5/30 大教大 午前8時30分集合 時間厳守と準備物をよろしく。
*6/1 午後西河原小下見。梅田シティ自然観察は新任研修と西河原小下見以外で。
*小泉さんからご自分の体調についてお礼と説明があった。お互いに自分の体を大切にしましょう!
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