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DICENTIS - Bosch Security Systems

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DICENTIS - Bosch Security Systems
DICENTIS
Wireless Conference System
ja
Configuration manual
目次 | ja
DICENTIS
3
目次
1
安全について
4
2
本書について
5
2.1
対象読者
5
2.2
著作権および免責事項
5
2.3
文書履歴
5
3
システムの概要
6
4
初めて使用する場合の構成
7
4.1
ログイン(Login)
8
4.2
ワイヤレスデバイスの初期化
9
5
Web インターフェイスアプリケーション
10
5.1
ディスカッションの管理(Manage discussion)
13
5.2
ディスカッションの準備(Prepare discussion)
14
5.3
投票(Voting)
16
5.4
システム設定(System settings)
17
5.4.1
ユーザー(Users)
18
5.4.2
音声(Audio)
18
5.4.3
イコライザ(Equalizer)
19
5.4.4
カメラ(Cameras)
19
5.4.5
ライセンシング(Licensing)
20
5.4.6
ネットワークと全般設定(Network and general settings)
21
5.4.7
座席(Seats)
22
5.4.8
日付と時刻(Date and time)
23
5.4.9
アップグレード(Upgrade)
23
5.5
参加者(Participants)
25
5.6
スイッチシステムのオン/オフ(Switch system on/off)
26
5.7
バッテリとシグナル(Battery & Signal)
26
5.8
ロギング(Logging)
27
5.9
システム情報(System info)
27
5.10
ログアウト(Logout)
27
6
ワイヤレスアクセスポイント LED の動作
28
7
トラブルシューティング
29
7.1
カスタマサービス
29
Bosch Security Systems B.V.
Configuration manual
2015.03 | V1.0 |
4
ja | 安全について
1
DICENTIS
安全について
製品の設置や操作の前には、別途、多言語に翻訳された資料の『安全に関する重要事項』
(Safety_ML)
を必ずお読みください。この資料は、主電源に接続されるすべての機器に添付されています。
古い電気・電子機器
すでに修理対応が終了した電気・電子装置は分別して収集し、環境適合のリサイクルに出すことが義務
付けられています(電気・電子機器廃棄物に関する欧州指令に準拠)。
古い電気・電子装置の廃棄には、各国が導入する回収システムを利用してください。
2015.03 | V1.0 |
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
本書について | ja
DICENTIS
2
5
本書について
このマニュアルは、DICENTIS ワイヤレス会議システムの構成、準備、および管理に必要な情報を提供
することを目的としています。このマニュアルでは、ワイヤレスアクセスポイント(DCNM-WAP)
Web インターフェイスの一般的な使用方法について説明しています。必要に応じて、DICENTIS ワイ
ヤレス会議システムのハードウェア設置マニュアルまたはワイヤレスデバイスユーザーマニュアルを
参照してください。
このマニュアルは、Adobe Portable Document Format(PDF)の電子版ドキュメントで提供されて
います。
詳細については、www.boschsecurity.com の製品関連情報を参照してください。
2.1
対象読者
このマニュアルは、DICENTIS ワイヤレス会議システムを構成、準備、または管理する権限を持つ担当
者を対象としています。
2.2
著作権および免責事項
All rights reserved.形態や媒体を問わず、電子的、機械的、フォトコピー、録画、またはその他の方法
で、発行者の書面による許可なく本書の内容の一部またはすべてを複製または転送することは禁じられ
ています。情報の転載および引用許可を申請する場合は、Bosch Security Systems B.V.までご連絡く
ださい。
内容および図は、予告なく変更されることがあります。
2.3
文書履歴
発行日
バージョン番号
理由
2015.03
V1.0
初版。
Bosch Security Systems B.V.
Configuration manual
2015.03 | V1.0 |
6
ja | システムの概要
3
DICENTIS
システムの概要
DICENTIS ワイヤレス会議システムは、IP ベースの「スタンドアロン」システムです。
WiFi IEEE 802.11n を使用して、音声信号およびデータ信号の無線配信と処理を行います。
システムの概要については、DICENTIS ワイヤレス会議システム設置マニュアルを参照してください。
2015.03 | V1.0 |
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
初めて使用する場合の構成 | ja
DICENTIS
4
7
初めて使用する場合の構成
ワイヤレスアクセスポイント(DCNM-WAP)には Web インターフェイスウィザードが含まれ、
DICENTIS ワイヤレス会議システムの初期設定に使用できます。
Web ブラウザ
DCNM-WAP Web インターフェイス は、次の Web ブラウザの最新バージョンと互換性があり、最適
化されています。
–
Internet Explorer。
–
Safari。
–
Firefox。
–
Opera。
–
Chrome。
前提条件
–
使用されるすべてのシステムデバイスは、DICENTIS ワイヤレス会議システム設置マニュアルの
説明どおりに準備および設置されています。「システムの概要, ページ 6」もご覧ください。
–
–
ワイヤレスアクセスポイント(DCNM-WAP)の電源がオンになっています。
デスクトップ/ノート PC で、Windows PC DNS‑SD がインストールされていることを確認します
(DNS‑SD は DCNM-WAP と共に提供されるメディアに含まれています)。
–
その他のデバイスでは、Apple Bonjour がインストールされていることを確認します(Apple Web
サイトからダウンロード)。
注:Apple Bonjour または DNS‑SD は Android では利用できません。
–
WiFi を使用する場合、2.4 GHz および 5 Ghz の両方をデバイスで使用してブラウザを実行してく
ださい。
DCNM-WAP の接続方法
1. WiFi を使って DCNM-WAP に直接接続するには
–
PC/タブレットの WiFi 検出機能を使い、[DICENTIS ワイヤレス会議システムネットワーク
名(Network Name)(SSID)]で次を選択します:Bosch DICENTIS
–
[WPA2 キー(WPA2 key)]に次のように入力します:dcnm-wap
–
接続が確立されるまで待ちます。
–
Web ブラウザを開いて、
「http://dcnm-wap.local」と入力します。Android では、
「http://
172.27.2.1」と入力します。
2.
有線で DCNM-WAP に直接接続するには
–
Web ブラウザを開いて、次のように入力します:http://dcnm-wap.local
注:Android は Bonjour および DNS-SD をサポートしていないため、この方法は Android
では使用できません。
3.
ネットワーク経由で DCNM-WAP に接続するには
–
Bosch Security Systems B.V.
ネットワーク所有者に DCNM-WAP の URL または IP アドレスを問い合わせます。
Configuration manual
2015.03 | V1.0 |
8
ja | 初めて使用する場合の構成
DICENTIS
初期設定
–
DCNM-WAP を初めて使用する場合(または初期設定にリセットされた場合)、ウィザードが表示
されます。
–
[開始する(Lets get started)]で、Web アプリケーションに必要な言語を選択して、
[デバイス
–
[国(Country)]で、[国(country)]、[日付(date)]、[時間(time)]、[タイムゾーン
の設定(setup device)]をクリックします。
(time‑zone)]を選択して、[次へ(next)]をクリックします。
–
–
注:DCNM-WAP が発行される国以外の国を選択するのは違法です。
[ユーザー(User)]で、管理者ユーザーのパスワードを定義し、必要なユーザー権限で日常業務
用にユーザーを追加します(ユーザー(Users), ページ 18 を参照)。日常業務用に管理者ユー
ザーを使用することは勧められていません。[次へ(Next)]をクリックします。
–
[Wifi]では、
[ネットワーク名(Network name)
(SSID))]、
[WPA2 キー(WPA2 Key)]、お
よび[ホスト名(Host name)]を変更することができます。[WPA2 キー(WPA2 Key)]を変
更することが勧められています。
–
[ネットワーク名(Network name)(SSID)]の長さは、1~25 文字にする必要がありま
す。次の文字が許可されています:A-Z、a-z、0-9、_、スペース。
–
[WPA2 キー(WPA2 Key)]の長さは、8~64 文字にする必要があります。
–
[ホスト名(Host name)]の長さは、1~63 文字にする必要があります。次の文字が許可さ
–
[デバイスの設定(setup device)]をクリックして、これらの変更を保存します。
れています:A-Z、a-z、0-9、-。
–
4.1
ウィザードが完了し、[ログインページ(login page)]が表示されます。
ログイン(Login)
Web アプリケーションへのログイン
1. 正しい[ユーザー名(user name)]と[パスワード(password)]を入力し、必要な[言語
(language)]を選択して、[ログイン(Login)]をクリックします。
2.
Web インターフェイスホームページが表示されます。
「Web インターフェイスアプリケーション,
ページ 10」を参照してください。
2015.03 | V1.0 |
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
初めて使用する場合の構成 | ja
DICENTIS
4.2
9
ワイヤレスデバイスの初期化
1
図 4.1: DCNM‑WD(E)ワイヤレスデバイスの底面
ワイヤレスデバイスおよび DCNM-WAP の前提条件
–
DCNM-WAP の電源をオンにして、構成している必要があります。必要に応じて、
「初めて使用す
る場合の構成, ページ 7」を参照してください。
–
すべてのワイヤレスデバイスについて、次の状態にあることを確認します。
–
DCNM-WAP の範囲内に置く。
–
電源オンにする(バッテリパックを挿入して、マイク要求ボタンを押します)。
–
初期化を解除する。
ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスのすべての LED がオンの場合に初期化が解除されていま
す。ワイヤレスデバイスの初期化を解除するには、すべての LED がオンになるまで、ワイヤレスデバ
イスの底面にある[初期化解除(De‑init)]ボタン(1)を細いスクリュードライバで押します。
Web インターフェイスアプリケーションの前提条件
–
ログオン済みユーザーは、
「システムを構成(Configure system)」アクセス権を持っている必要
があります。
初期化
1. Web インターフェイスアプリケーションにログインして、
[座席(Seats)]ページに移動します。
「座席(Seats), ページ 22」を参照してください。
2. [サブスクリプションモード(Subscription mode)]を有効にします。
3.
ワイヤレスデバイスのマイク要求ボタンを押します。
–
ワイヤレスデバイスはサブスクリプションを開始し、マイク要求ボタンの上にある LED バー
は赤と緑に点滅し始めます。
–
LED バーがオフになると、ワイヤレスデバイスのサブスクリプションが完了したことを示し
ます。
4.
ワイヤレスデバイスのサブスクリプションが完了してから、次のワイヤレスデバイスのサブスク
リプションを始めます。前のデバイスのサブスクリプションが完了する前にワイヤレスデバイス
のサブスクリプションを開始すると重複が生じます。
–
重複では、Web インターフェイスに示されるように、サブスクリプションが 2 分間無効にな
ります。
–
現在の重複期間が終わる前にサブスクリプションを開始すると、2 分間の重複期間がリスタ
ートされます。
–
別の WiFi システムがサブスクリプションモードにある場合も、DCNM-WAP での重複期間が
作動します。
5.
すべてのワイヤレスデバイスのサブスクリプションが完了したら、Web インターフェイスアプリ
ケーションの[サブスクリプションモード(Subscription mode)]を無効にします。サブスク
リプションモードは 2 分後に自動でオフになります。
Bosch Security Systems B.V.
Configuration manual
2015.03 | V1.0 |
10
ja | Web インターフェイスアプリケーション
5
DICENTIS
Web インターフェイスアプリケーション
ユーザー権限に応じて、Web インターフェイスホームページに次のボタンが表示されます。
図 5.1: Web インターフェイスホームページ(通常のセットアップ)
ボタン
説明
アクセス権
ディスカッションを管理できます。「ディスカッション 会議の管理(Manage
の管理(Manage discussion), ページ 13」を参照し
ディスカッショ
meeting)
てください。
ンの管理
(Manage
discussion)
ディスカッションを準備できます。「ディスカッション 会議の準備(Prepare
ディスカッショ
の準備(Prepare discussion), ページ 14」を参照し
てください。
meeting)
ンの準備
(Prepare
discussion)
投票を使用できます。「投票(Voting), ページ 16」
会議の管理(Manage
を参照してください。
meeting)
システムを構成できます。「システム設定(System
ユーザーの構成またはユ
settings), ページ 17」を参照してください。
ーザーの変更
投票(Voting)
システム設定
(System
settings)
2015.03 | V1.0 |
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
Web インターフェイスアプリケーション | ja
DICENTIS
ボタン
説明
アクセス権
システムの ID モードを設定できます。
会議の準備(Prepare
参加者を作成するには
meeting)
–
参加者
(Participants) –
–
11
参加者の名前を指定します。
参加者の NFC-ID を指定します。
参加者に座席を割り当てます。
「参加者(Participants), ページ 25」を参照してくだ
さい。
–
スイッチシステムオン(Switch system on):
システムの準備
DCNM-WAP のスイッチをオンにします。デバイ (Prepare system)
スは手動でオンにする必要があります。
(ユーザー
スイッチシステ
ムのオン/オフ
(Switch
–
system on/off)
バッテリとシグ
マニュアルの「電源オン」を参照)。
スイッチシステムオフ(Switch system off)
:サ
ブスクリプションが行われたデバイスと DCNMWAP をオフにします。DCNM-WAP の Web GUI
にはアクセスできます。
次の概要:
システムの構成またはシ
–
ワイヤレスデバイスのバッテリの状態。
ステムの準備(Configure
–
WiFi のシグナル強度のステータス。
or Prepare system)
圏内テストボタンと結果。
ナル(Battery & –
「バッテリとシグナル(Battery & Signal), ページ
Signal)
26」を参照してください。
システムイベントの概要と保存。
「ロギング(Logging), 構成(Configure)
ページ 27」を参照してください。
ロギング
(Logging)
システムの概要。「システム情報(System info), ペー 構成(Configure)
ジ 27」を参照してください。
システム情報
(System info)
ディスカッションアプリケーションを終了して、ログイ なし
ンページに戻ります。「ログアウト(Logout), ページ
ログアウト
27」を参照してください。
(Logout)
Web インターフェイスホームページに戻ります。
なし
ホーム(Home)
Bosch Security Systems B.V.
Configuration manual
2015.03 | V1.0 |
12
ja | Web インターフェイスアプリケーション
ボタン
DICENTIS
説明
アクセス権
前のページに戻ります。
なし
マスター音量コントロールスライダを開きます。ワイ
会議の構成または会議の
ヤレスデバイスのスピーカーの音量をコントロールし
管理(Configure or
ます。
Manage meeting)
戻る(Back)
主音量(Master
volume)
参照項目:
–
–
–
–
2015.03 | V1.0 |
ログイン(Login), ページ 8
ユーザー(Users), ページ 18
座席(Seats), ページ 22
スイッチシステムのオン/オフ(Switch system on/off), ページ 26
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
Web インターフェイスアプリケーション | ja
DICENTIS
5.1
13
ディスカッションの管理(Manage discussion)
前提条件:
–
ログオン済みユーザーは、
「会議の管理(Manage meeting)アクセス権を持っている必要があり
ます。
ホームページで[ディスカッションの管理(Manage discussion)]ボタンをクリックすると、[ディ
スカッションの管理(Manage discussion)]ページが開きます。
ディスカッションの管理とは、次のことを意味します。
–
ディスカッション リストの表示:発言者と待機中の参加者。
–
待機中および発言中の参加者を追加、削除、およびシフトします。
–
マスター音量コントロール。
ディスカッションの管理(Manage discussion)
左側および右側の概要は、ディスカッションリスト(discussion list)を表示しています。このリスト
には、待機中(waiting)の参加者と発言中(speaking)の参加者が含まれています。
[Shift]ボタンを使って、参加者を[待機中(Waiting)]から[発言者(Speaker)]へ移行させま
す。発言者リストがいっぱいの場合は、最も長く発言している参加者が発言者リストから削除されま
す。
[停止してすべて削除(Stop and remove all)]ボタンをクリックすることにより、すべての[待機中
(Waiting)]の発言者および[発言者(Speakers)]をリストから削除することができます。
–
[+]ボタンをクリックすると、参加者を選択して、[待機中(Waiting)]リストまたは[発言者
(Speakers)]リストに追加できます。
–
[ゴミ箱(trash can)]をクリックすると、
[待機中(Waiting)]リストまたは[発言者(Speakers)]
リストから座席を削除できます。
マスター音量制御ボタン
マスター音量制御ボタンをクリックすると、ワイヤレスデバイスのスピーカーとワイヤレスアクセスポ
イントの音量出力レベルを調整できます。
Bosch Security Systems B.V.
Configuration manual
2015.03 | V1.0 |
14
ja | Web インターフェイスアプリケーション
5.2
DICENTIS
ディスカッションの準備(Prepare discussion)
前提条件:
–
ログオン済みユーザーは、
「会議の準備(Prepare meeting)」アクセス権を持っている必要があ
ります。
ディスカッションを準備するには、[ディスカッションの準備(Prepare discussion)]をクリックし
ます。すると、[ディスカッションの準備(Prepare discussion)]ページが開きます。
ディスカッションの準備とは、次のことを意味します。
–
ディスカッションの設定(discussion settings)を定義します。
ディスカッションの準備
–
ディスカッションモード(Discussion mode):
–
[開く(Open)]:このチェックボックスをオンにすると(グレー)、参加者は自らのマイク
を制御できます。発言者リストがいっぱいの場合、マイクリクエストはリクエストリストの
キューに入れられます。[
Auto Shift(自動シフト)]
:このチェックボックスをオンにすると、待機中リスト内の順番
待ち列は自動的に発言者リストにシフトします(発言者リストに空きがある場合)。
–
[オーバーライド(Override)]
:このチェックボックスをオンにすると(グレー)、参加者は
自らのマイクを制御できます。発言者リストがいっぱいである場合、マイクリクエストによ
り、リストで最も発言が長い参加者がオーバーライドされます。
–
[音声(Voice)]:このチェックボックスをオンにすると(グレー)、参加者がマイクに向か
って発言するとマイクがオンになります。マイクボタンを押し続けると、マイクは一時的に
ミュートされます。
–
[プッシュトゥートーク(Push To Talk)
:このチェックボックスをオンにすると(グレー)、
参加者はマイクボタンを押し続けると発言できます。マイクボタンを解放すると、マイクは
オフになります。発言できる参加者の最大人数は、オープンマイクの数で決まります。
–
発言者オプション(Speakers options):
–
[発言者の最大数(Maximum number of speakers)]
:発言者リスト内の最大発言者数を選
–
[30 秒間使用されなかった場合にマイクオフ(Switch microphone off when not used for
択します。
30 seconds)]:発言者がマイクのスイッチを手動でオフにするのを忘れたときに、この機
能を使用できます。
–
[参加者にマイクオフを許可(Allow participants to switch off their microphone)]:こ
–
[通話可能であることを示す(Show Possible To Speak)]:このチェックボックスをオン
のチェックボックスをオンにすると、参加者は自らのマイクをオフにすることができます。
にすると、ワイヤレスデバイスのマイク要求ボタンが点灯します。
2015.03 | V1.0 |
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
Web インターフェイスアプリケーション | ja
DICENTIS
–
15
待機中オプション(Waiting options):
–
[最大待機中数(Maximum number of waiting)]:待機中リスト内に置かれるリクエスト
–
[参加者が自分を待機中リストから外せるようにする(Allow participants to remove
の最大数をここで選択できます。
themselves from the waiting list)]:このチェックボックスをオンにすると、参加者は自
分を待機中リストから削除することができます。
–
[待機中リストの先頭を座席に表示(Show the first in the waiting list on the seat)]
:こ
れを選択すると、待機中リストの先頭であるワイヤレスデバイスマイクの上の LED が緑色の
点灯から緑色の点滅に変わります。これは、[通話可能であることを示す(Show Possible
To Speak)]も選択したときにのみ使用できます。注:これは、マイク要求ボタンの上にあ
るボタンバー LED の動作には影響しません。
–
優先オプション(Priority options):
–
[優先チャイムを鳴らす(Priority chime audible)]:このチェックボックスをオンにする
と、デバイス優先ボタンを押すと優先チャイムが鳴ります。
–
[すべての発言者をミュート(Mute all speakers)]
:このチェックボックスをオンにすると
(グレー)、デバイス優先ボタンを押すとすべての発言者が一時的にミュートされます。
–
[すべての発言者を停止してすべての待機中の参加者を削除(Stop all speakers and
remove all waiting participants)]:このチェックボックスをオンにすると(グレー)、デ
バイス優先ボタンを押すとすべての発言者とリクエストがキャンセルされます。
Bosch Security Systems B.V.
Configuration manual
2015.03 | V1.0 |
16
ja | Web インターフェイスアプリケーション
5.3
DICENTIS
投票(Voting)
前提条件:
ログオン済みユーザーは、「会議の管理(Manage meeting)アクセス権を持っている必要がありま
す。
投票を管理するには、
[投票(Voting)]をクリックします。すると、
[投票の管理(Manage voting)]
ページが開きます。
投票の管理とは、次のことを意味します。
–
投票の設定(voting settings)を定義して、投票をコントロール(control)します。
投票設定の定義
–
議題(Topic):投票の名前です。この名前は、投票が開始されるとワイヤレスデバイス s
Extended のタッチスクリーンにも表示されます。
–
次の回答セットのドロップダウンメニューが表示されます。
–
賛成/反対
–
賛成/反対/棄権
–
賛成/反対/棄権/DNPV
–
賛成/反対
–
賛成/反対/棄権
–
賛成/反対/棄権/DNPV
選択した回答セットは、投票が開始されると Wireless Device Extended のタッチスクリーンに表示さ
れます。
注意!
DNPV(投票に参加しない)は、参加者が投票に参加したくないことを示すために選択します。このオ
プションはフランス語でのみ使用されます(フランス語では「DNPV」ではなく「NPPV」)。
投票の管理
– [開く(Open)]ボタン:投票を開始します。投票が開始されると、このボタンは[保留(Hold)]
ボタンに変わります。
–
[保留(Hold)]ボタン:投票を保留にします。参加者の投票ボタンは一時的にオフになり、
投票の変更や実行を行うことができなくなります。このボタンを押すと、ボタンは[再開
(Resume)]ボタンに変わります。
–
[再開(Resume)]ボタン:投票の再開を許可します。投票の実行または変更を行うことが
できるようになります。このボタンを押すと、ボタンは[保留(Hold)]ボタンに変わりま
す。
–
2015.03 | V1.0 |
[閉じる(Close)]ボタン:投票を終了します。
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
Web インターフェイスアプリケーション | ja
DICENTIS
5.4
17
システム設定(System settings)
前提条件:
–
ログオン済みのユーザーがシステム設定および変更パラメータにアクセスするには、「構成
(Configure)」および「ユーザーの変更(Modify users)」アクセス権を持っている必要があり
ます。
[システム設定(System settings)]ボタンをクリックすると、[システム設定(System settings)]
ページが開きます。
図 5.2: システム設定(System settings)ページ
参照項目:
–
ユーザー(Users), ページ 18
–
音声(Audio), ページ 18
–
カメラ(Cameras), ページ 19
–
座席(Seats), ページ 22
–
日付と時刻(Date and time), ページ 23
–
ネットワークと全般設定(Network and general settings), ページ 21
–
システム情報(System info), ページ 27
–
ライセンシング(Licensing), ページ 20
–
アップグレード(Upgrade), ページ 23
–
参加者(Participants), ページ 25
–
初めて使用する場合の構成, ページ 7
Bosch Security Systems B.V.
Configuration manual
2015.03 | V1.0 |
18
ja | Web インターフェイスアプリケーション
5.4.1
DICENTIS
ユーザー(Users)
[システム設定(System settings)]ページの[ユーザー(Users)]ボタンをクリックすると、
[ユー
ザー設定(Users settings)]ページが開きます。
ユーザー(Users)を追加するには、
[+]ボタンをクリックすると、
[新しいユーザーの追加(Add new
user)]画面が開きます。
ユーザー(Users)を変更または削除するには、ユーザーを選択して、編集アイコンを使用します。
各(新規)ユーザーについて、次を入力または選択できます。
–
一般(General):[名、姓、ユーザー名(First name, Last name, Username)]、[パスワード
(Password)]を入力します(空にすることも可能)。
–
選択できるユーザー権限(User rights)の例(ボタンの色がグレーの場合:選択済み):
–
会議の管理(Manage meeting)。この権限では、[ディスカッションの管理(Manage
discussion)]および[投票(Voting)]ページにアクセスできます。「ディスカッションの
管理(Manage discussion), ページ 13」または「投票(Voting), ページ 16」を参照して
ください。
–
会議の準備(Prepare meeting)。この権限では、[ディスカッションの準備(Prepare
discussion)]および[参加者(Participants)]ページにアクセスできます。「ディスカッ
–
–
–
5.4.2
ションの準備(Prepare discussion), ページ 14」を参照してください。
ユーザーの変更(Modify users)。この権限では、[ユーザー(Users)]にアクセスできま
す。「ユーザー(Users), ページ 18」を参照してください。
構成(Configure)。この権限では、[システム設定(System settings)]、[システム情報
(System info)]、[ロギング(Logging)]、および[バッテリとシグナル(Battery and
Signal)]ページにアクセスできます。
[システム設定(System settings), ページ 17]を参
照してください。
システムの準備(Prepare system)。この権限では、[スイッチシステムのオン/オフ
(Switch system on/off)]および[バッテリとシグナル(Battery and Signal)]ページに
アクセスできます。「スイッチシステムのオン/オフ(Switch system on/off), ページ 26」
を参照してください。
音声(Audio)
[音声(Audio)]ボタンをクリックすると、[音声設定(Audio settings)]ページが開きます。
–
システム(System):
–
[マスター(Master)]:ワイヤレスデバイスのスピーカーおよびワイヤレスアクセスポイン
トのライン出力のマスター音量コントロール。
–
–
ライン入力/出力(Line input/output):
–
[入力(In)]:ワイヤレスアクセスポイントの音声ライン入力の感度を設定します。
–
[出力(Out)]:ワイヤレスアクセスポイントの音声ライン出力のレベルを設定します。
ルーティングオプション I/O(Routing options I/O):ワイヤレスアクセスポイントのオーディ
オルーティングモードを定義します。
–
[レコーダー(Recorder)]
:このモードを使うと、音声ライン入力と音声ライン出力で外部
–
[フロア(Floor)]
:このモードでは、音声ライン出力のレベルは[マスター(Master)]に
–
[ミックスマイナス(Mix‑minus)]:このモードを使うと、音声ライン入力と音声ライン出
–
[インサーション(Insertion)]:このモードを使うと、オーディオミキサーなどの外部オー
レコーダーに接続できます。
よっても制御されます。
力で外部電話カプラまたは 2 システムに接続できます。
ディオデバイスやオーディオプロセッサに接続できます。
2015.03 | V1.0 |
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
Web インターフェイスアプリケーション | ja
DICENTIS
–
19
[パブリックアドレス(Public Address)(PA)]:このモードでは、音声ライン出力のレベ
ルは[マスター(Master)]によって制御されません。
–
ハウリング防止(Feedback Prevention):
–
[デジタル式ハウリング抑制機能(Digital Acoustic Feedback Suppression)]:このチェ
–
[マイクがオンのときにスピーカーを有効にする(Loudspeaker active when microphone
ックボックスをオンにすると、DAFS 機能が有効になります。
is on)]
:このチェックボックスをオンにすると、マイクがオンのときにデバイスのスピーカ
ーが有効になります。
–
[発言時にヘッドホンの音量を下げる(Attenuate headphone when speaking)]:このチ
ェックボックスをオンにすると、マイクがオンのときにワイヤレスデバイスのヘッドホンの
ボリュームが 18 dB に下がります。
–
テストトーン(Test Tone):適切なボタンをクリックすると、1 kHz またはスイープ(Sweep)
トーンのあるシステムの音声をテストできます。
[オフ(Off)]ボタンをクリックすると、テスト
トーンが停止します。
–
[テストトーンをスピーカーに送る(Send test tone to loudspeakers)]を選択すると、接
続されたワイヤレスデバイススピーカーに対して選択したテストトーンを生成します。
–
[テストトーンをスピーカーに送る(Send test tone to loudspeakers)]を選択すると、接
–
[テストトーンをスピーカーに送る(Send test tone to loudspeakers)]を選択すると、ワ
続されたワイヤレスデバイスヘッドホンに対して選択したテストトーンを生成します。
イヤレスアクセスポイントの音声ライン出力に対して選択したテストトーンを生成します。
5.4.3
イコライザ(Equalizer)
[イコライザ(Equalizer)]ボタンをクリックすると、[イコライザ設定(Equalizer settings)]ペー
ジが開きます。
[イコライザ(Equalizer)]ページは、ワイヤレスアクセスポイントおよびワイヤレスデバイススピー
カーの音声ライン入力と音声ライン出力のイコライザの設定を行うために使用します。
イコライザフィルタ
–
フィルタ 1(Filter 1)タイプ:シェルビングフィルタ - 固定品質要素の低周波数のシェルビング
フィルタです。
–
フィルタ 2、3、4(Filter 2, 3, 4)タイプ:フルパラメトリックセクション - 品質要素、ゲイン、
周波数が調整可能な 3 つのフルパラメトリックフィルタです。
–
フィルタ 4(Filter 4)タイプ:シェルビングフィルタ - 固定品質要素の高周波数のシェルビング
フィルタです。
イコライザ設定
次の手順でフィルタを構成します。
フィルタの周波数を入力します。可能な値は 50 Hz~22 kHz です。
1.
2.
フィルタのゲインを入力します。可能な値は 0.1 単位で-12 dB~+12 dB です。
3.
フィルタの品質(Q)要素を入力します。可能な値は 0.1 単位で 0.4~14 です。
4.
チェックマークをクリックすると、フィルタの有効化/バイパスを切り換えられます。すべての変
更は即座に適用されます。
5.4.4
カメラ(Cameras)
[カメラ(Cameras)]ボタンをクリックすると、[カメラ設定(Camera settings)]ページが開きま
す。
–
[オーバービューカメラ(Overview Camera)]:オーバービューカメラとして使用するカメラを
定義します。
–
[プレポジション(Preposition)]:オーバービューで使用するプレポジションカメラを定義しま
す。PTZ/Dome カメラがオーバービューカメラとして選択された場合にのみ使用可能です(固定
カメラまたは[なし(None)]が選択された場合、このフィールドは非表示です)。
Bosch Security Systems B.V.
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2015.03 | V1.0 |
20
ja | Web インターフェイスアプリケーション
–
DICENTIS
[SDI スイッチャー(SDI Switcher)]
:使用する HD‑SDI ビデオスイッチャーの IP アドレスを入
力します。先頭のゼロは使用しません。先頭のゼロが入力されると、DCNM-WAP はスイッチャ
ーを制御できません。
–
例:
正しい IP アドレス:192.168.10.111
間違った IP アドレス:192.168.010.111
–
オーバービューリスト:接続中のすべてのカメラがリストされています。オーバービューリスト
には、カメラ名(Camera name)、シリアル番号(Serial number)、ソフトウェアのバージョン
(version)、カメラのタイプ(Type)、およびカメラが接続されているビデオスイッチャーの入力
(Input)が示されます。
–
カメラのシリアル番号(Serial number)は、カメラの構成 Web ページへのリンクとして
使用されます。
注:デスクトップ/ノート PC、タブレットデバイスが DCNM-WAP の有線 Ethernet 接続経
由で接続されている場合にのみ可能です。
注意!
Bosch Onvif Camera でファームウェア 5.80 以降が実装されていることを確認してください。
–
[ゴミ箱(trash can)]は、選択したカメラを削除するために[カメラ名(Camera name)]
の横に表示されます。
注:接続されていないカメラのみ削除できます。
5.4.5
ライセンシング(Licensing)
[ライセンシング(Licensing)]ボタンをクリックすると、[ライセンシング(Licensing)]ページが
開きます。
ライセンシングは、ソフトウェアライセンスを購入した場合にのみ必要です。
[ライセンシング(licensing)]ページでは、有効なライセンスの概要を提供します。
ライセンスのアクティベーション:
ソフトウェアを有効にするには、ソフトウェアライセンスの購入後に電子メールで送信されるアクティ
ベーション ID が必要です。アクティベーションには USB メモリスティックとインターネットに接続
された PC が必要です。
注:ライセンスのアクティベーションはタブレットではサポートされていません。
1.
DCNM-WAP に接続された PC に USB メモリスティックを差し込みます。
2. [ライセンスの追加(Add license)]ボタンをクリックします。
3.
必要なお客様情報(Customer information)とアクティベーション ID(Activation ID)をすべ
て入力し、[追加(Add)]ボタンをクリックして、[アクティベーション(Activate)]ボタンを
クリックします。注:アクティベーション ID は複数追加できます。すべてのアクティベーション
ID(Activation IDs)を追加した後、[アクティベーション(Activate)]ボタンをクリックしま
す。
–
[名前を付けて保存(Save as)]ダイアログが表示されます。リクエストファイル(Request
file)を USB メモリスティックに保存します。
4.
インターネットに接続されているデスクトップ/ノート PC から Web サイト https://
licensing.boschsecurity.com にアクセスして、ログインします。ユーザー名がない場合、お近
くの Bosch の窓口に連絡してアカウントを取得してください。
–
[ライセンスの管理(Manage license)]にアクセスして、USB メモリスティックからリク
エストファイル(request file)をアップロードします。
–
2015.03 | V1.0 |
応答ファイル(Response file)を USB メモリスティックに保存します。
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
Web インターフェイスアプリケーション | ja
DICENTIS
5.
21
DICENTIS Web インターフェイスアプリケーションで、[応答ファイルの処理(Process
response message)]ボタンをクリックします。正しい応答ファイルを選択して、[開く
(Open)]をクリックします。
–
これでライセンスは有効になりました。
–
新しい機能が追加され、システムで使用できます。
ライセンスの返却(Returning a license)
ライセンスの返却プロセスはライセンスの Web サイトで開始します。
1.
https://licensing.boschsecurity.com にログオンします。
2.
概要に移動し、ライセンスを返却するお客様を探します。
3. [場所(Location)]列のリンクをクリックすると、
[システム詳細(System details)]ポップア
ップが開きます。
4. [ライセンスの返却(Return License)]ボタンをクリックします。
–
5.
ファイルが生成されます。USB スティックに保存します。
Web インターフェイスアプリケーションのライセンスページにアクセスします。
6. [応答ファイルの処理(Process response message)]ボタンをクリックします。
–
–
正しいファイルを選択し、[開く(Open)]をクリックします。
[名前を付けて保存(Save as)]ダイアログが表示されます。ファイルを USB メモリスティ
ックに保存します。
7.
ライセンス Web サイトに戻り、
[ライセンスの管理(Manage license)]に移動し、USB メモリ
スティックから応答ファイル(Request file)をアップロードします。
–
5.4.6
これでライセンスは返却されました。
ネットワークと全般設定(Network and general settings)
[ネットワークと全般設定(Network and general settings)]ボタンをクリックすると、[ネットワ
ークと全般設定(Network and general settings)]ページが表示されます。これらの設定を変更す
るには、[ネットワーク設定の変更(Change network settings)]ボタンをクリックします。
–
ネットワーク設定(Network settings):
–
ネットワーク名(SSID):Bosch DICENTIS (初期設定)。
–
WPA2 キー(WPA2 Key)(パスワード):dcnm-wap (初期設定)。
–
チャネル(Channel)
:現在選択されている WiFi チャネルを表示します。このチャネルはシ
ステムによって自動的に定義され、変更できません。
–
ホスト名(Hostname):DCNM-WAP のネットワーク名を入力します。デフォルト名は
「dcnm‑wap」です。
–
[ネットワーク設定の変更(Change network settings)]ボタン:このボタンをクリックす
ると、
[設定の変更(change settings)]画面が開きます。必要に応じて設定を変更し、
[キ
ャンセル(Cancel)]または[保存(Save)]ボタンをクリックします。
–
全般設定(General settings):
–
DCNM‑WDE GUI 言語(DCNM‑WDE GUI language):DCNM-WDE ワイヤレスデバイス
–
[DCNM‑WDE でカスタムロゴを表示する(Show custom logo on DCNM‑WDE)]
:このチ
タッチスクリーンの GUI 言語を選択します。
ェックボックスをオンにすると、ワイヤレスデバイス(DCNM-WDE)のタッチスクリーン
にカスタムロゴが表示されます。
–
[初期設定(Factory default)]ボタン:このボタンをクリックすると、ワイヤレスアクセ
スポイントが出荷時のデフォルト設定および値にリセットされます。重要:すべてのワイヤ
レスデバイスの初期化が解除されるため、すべてのワイヤレスデバイスの電源がオンで、圏
内であることを確認してから初期設定を有効にしてください。初期設定後、すべての設定は
デフォルト値に戻るため、ワイヤレスデバイスのサブスクリプションを行う必要があります。
Bosch Security Systems B.V.
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2015.03 | V1.0 |
22
ja | Web インターフェイスアプリケーション
5.4.7
DICENTIS
座席(Seats)
[座席(Seats)]ボタンをクリックすると、[座席設定(Seats settings)]ページが開きます。
ここではワイヤレスデバイスを座席に割り当てることができます。
–
座席(Seats)の概要:
–
[選択(Select)]:この列のヘッダーは、既知の座席の数および接続された座席の数を示し
ます。座席が接続されていない場合、座席の行の左に[未接続(disconnect)]記号が表示
されます。
–
[座席名(Seat name)]:座席の名前を変えられます。
–
[優先(Prio)]:このチェックボックスをオンにすると、参加者はワイヤレスデバイスの優
先(議長)ボタンを使用できます。
–
[デュアル(Dual)]:このチェックボックスをオンにすると、ワイヤレスデバイスはデュア
ルモード用に構成されます。
注:デバイスを同時に[優先(Prio)]および[デュアル(Dual)]にすることはできませ
ん。[優先(Prio)]がオンの場合は[デュアル(Dual)]チェックボックスはオフになりま
す。
–
[ID]:このチェックボックスをオンにすると、ID 機能が有効になります。参加者は NFC タ
–
[投票(Voting)]:このチェックボックスをオンにすると、投票機能が有効になります。参
–
[シリアル番号(Serial nr)]:接続されたワイヤレスデバイスのシリアル番号です。
–
[カメラ(Camera)]
:座席に接続されたカメラ名です。カメラ制御ライセンスがインストー
–
[プリセット位置(Pre‑position)]:座席に割り当てられたカメラのプリセット位置設定番
グを使って Wireless Device Extended で自らを識別できます。
加者は Wireless Device Extended で投票できます。
ルされている場合にのみ使用できます。
号です。カメラ制御ライセンスがインストールされている場合にのみ使用できます。
–
[選択モード(Selection mode)]:このチェックボックスをオンにすると、ワイヤレスデバイス
は、座席行の左にある[選択(Select)]記号をクリックして特定できます。選択したワイヤレス
デバイスの赤いマイク LED が点灯して、会議室内での場所を示します。
–
[サブスクリプションモード(Subscription mode)]:このチェックボックスをオンにすると、
DCNM-WAP に関連づけられていないワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスのリクエスト
ボタンを押すことによって DCNM-WAP に関連づけられます。新しい座席がこのデバイスに割り
当てられ、座席のオーバービューに追加されます。「ワイヤレスデバイスの初期化, ページ 9」を
参照してください。
–
[初期化解除(De‑init)]ボタン:クリックすると、すべてのワイヤレスデバイスのサブスクリプ
ションが消去されます。ワイヤレスデバイスにサブスクリプションがない場合、ワイヤレスデバ
イスのすべての LED は点灯します。
–
[未接続の座席を削除(Remove disconnected seats)]ボタン:システムに現在接続されてい
ないすべての座席を削除します。
2015.03 | V1.0 |
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
Web インターフェイスアプリケーション | ja
DICENTIS
5.4.8
23
日付と時刻(Date and time)
[日付と時刻(Date and time)]ボタンをクリックすると、
[日付と時刻(Date and time settings)]
ページが開きます。
[日付と時刻の設定の変更(Change date and time settings)]ボタンをクリックして次を選択しま
す。
–
日付(Date):現在の日付を選択します。
–
時刻(Time):現地時間を選択します。
–
タイムゾーン(Time zone):リストから現地のタイムゾーンを選択します。
注意!
DCNM-WAP は、日付と時刻をインターネットタイムサーバーに自動的に同期することができます。
インターネットに接続できない場合、DCNM-WAP は DHCP サーバーが提供するタイムサーバーで同
期を試みます。タイムサーバーに接続できない場合、日付と時刻は手動で設定できます。タイムサー
バーが利用可能になると、DCNM-WAP は日付と時刻を同期します。
5.4.9
アップグレード(Upgrade)
注意!
アップグレードはタブレットでは利用できません。
[アップグレード(Upgrade)]ボタンをクリックすると、ソフトウェアの[アップグレード(Upgrade)]
ページが開きます。
[アップグレード(Upgrade)]ページは、次のために使用します。
–
ワイヤレスアクセスポイント(DCNM-WAP)およびワイヤレスデバイス(DCNM-WD と DCNMWDE)のソフトウェアのアップグレード/保守。
–
カスタムロゴの Wireless Device Extended(DCNM-WDE)へのアップロード。
1.
www.boschsecurity.com の製品関連情報ページから、アップグレード用のソフトウェアファイ
ルをダウンロードします。デバイスごとに独自のファイルを置きます。
–
必ずワイヤレスデバイスのアップグレードから開始してください。
–
DCNM-WAP は最後にアップグレードします。
2. [アップグレード(Upgrade)]ページから、[ファイル(File)]ボックスをクリックして、保存
したソフトウェアファイルを選択します。
3.
Web インターフェイスアプリケーションは、選択したファイルに応じて、適切なデバイスを自動
的に選択します。特定のデバイスにファームウェアをアップロードしない場合は、該当するデバ
イスのチェックボックスをオフにします。
4. [開始(Start)]ボタンをクリックしてアップロードプロセスを開始します。
–
アップロードプロセスを示す進行状況バーが表示されます。
–
アップロードステータスが[状態(State)]列に表示されます(静止、プログラミング、再
起動、再起動後に完了または失敗)。アップグレードされたファイルが壊れているか認識され
ない場合、エラーメッセージが表示されます。
–
ソフトウェアバージョン(番号)が[バージョン(Version)]列に表示されます。アップロ
ードされたソフトウェアのバージョン番号は、アップグレードプロセスが成功した場合にの
み表示されます。
–
Bosch Security Systems B.V.
DCNM-WAP のアップグレードが完了すると、すぐに再起動されます。
Configuration manual
2015.03 | V1.0 |
24
ja | Web インターフェイスアプリケーション
5.
DICENTIS
アップロードプロセスの終了後(完了状態)、[アップグレード(Upgrade)]ページを閉じます。
注意!
DCNM-WD(E)をダウングレードする場合、ワイヤレスアクセスポイントからの接続が解除され、アッ
プグレードページはダウングレードがいつ完了したかを正しく示すことができません。WD(E)の黄色
の LED が点灯すると、WD(E)のサブスクリプションを再度行うことができます。
注意!
DCNM-WAP をダウングレードする必要がある場合、すべてのワイヤレスデバイスをまず初期化する
必要があります。
カスタムロゴのアップロード
カスタムロゴは、アップグレードソフトウェアと同様にワイヤレスデバイス(DCNM-WDE)にアップ
ロードできます。次の条件が適用されます。
–
–
ファイル名は DCNM-WDE で始まる必要があります。
アップロードできるのは、寸法が 480 x 272 ピクセルの PNG ファイルだけです。
他のファイル形式および寸法はサポートされていません。
2015.03 | V1.0 |
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
Web インターフェイスアプリケーション | ja
DICENTIS
5.5
25
参加者(Participants)
前提条件:
–
ログオン済みユーザーは、「会議の準備(Prepare meeting)」アクセス権を持っている必要があ
ります。
[参加者(Participants)]ボタンをクリックすると、
[参加者(Participants)]と識別設定ページが開
きます。
参加者は、座席を割り当てられるか、NFC タグを使ってシステムで自らを識別できます。参加者がシ
ステムによって識別されると、参加者の名前が発言者リストおよび待機中リストに表示されます。
このページでは、次の項目を設定できます。
識別
– [オフ(Off)](グレー):
–
–
参加者の名前は使用されず、発言者リストにも待機中リストにも表示されません。
–
参加者は NFC タグを使って自らを識別できません。
[割り当てによる(By assignment)](グレー):
–
座席は参加者に割り当てる必要があります。座席が参加者に割り当てられない場合、その座
席は使用できません。
–
参加者は NFC タグを使って自らを識別できません。
–
座席は参加者を識別せずに使用することができます。座席に一般的な名前を割り当てて、ダ
ミー参加者とします。
–
[割り当てられた座席(At assigned seat)](グレー):
–
座席は参加者に割り当てる必要があります。座席が参加者に割り当てられない場合、その座
席は使用できません。
–
–
参加者は NFC タグを使って割り当てられた座席で自らを識別する必要があります。
参加者が別の座席で自らを識別しようとすると、ワイヤレスデバイスにメッセージが表示さ
れ、参加者が間違った座席にいることが通知されます。
–
–
座席は、割り当てられた参加者が識別されるまで使用できません。
[任意の座席(At any seat)](グレー):
–
参加者は NFC タグを使って任意の座席で自らを識別できます。
–
座席は、参加者がその座席で識別されるまで使用できません。
参加者の概要
– [ゴミ箱(Trash can)]:選択された参加者を削除します。
–
[名前(Name)]:参加者の(編集可能な)名前。
–
[NFC‑ID]:参加者の近距離通信(NFC)タグの番号。
–
[座席(Seat)]:参加者が割り当てられた座席の名前をリストから選択します。
Bosch Security Systems B.V.
Configuration manual
2015.03 | V1.0 |
26
ja | Web インターフェイスアプリケーション
5.6
DICENTIS
スイッチシステムのオン/オフ(Switch system on/off)
前提条件:
–
ログオン済みユーザーは、
「システムの準備(Prepare system)」アクセス権を持っている必要が
あります。
[スイッチシステムのオン/オフ(Switch system on/off)]ボタンを使って、システムを「電源オン」
または「電源オフ」モードに設定します。
–
[スイッチシステムオン(Switch system on)]ボタンをクリックして、システムが「電源オン」
モードになります。
–
ワイヤレスデバイスのマイク要求ボタンを押すとオンになります。
注:ワイヤレスデバイスは個別にオンにする必要があります。
–
[スイッチシステムオフ(Switch system off)]ボタンをクリックすると、システムが「電源オ
フ」モードになります。すべてのワイヤレスデバイスがオフになります。
–
注:システムが「電源オフ」モードの時にマイク要求ボタンを押してワイヤレスデバイスをオン
にしようとすると、デバイスは一時的にオンになってからオフになります。
5.7
バッテリとシグナル(Battery & Signal)
前提条件:
–
ログオン済みユーザーは、「構成(Configure)」または「システムの準備(Prepare system)」
アクセス権を持っている必要があります。
[バッテリとシグナル(Battery & Signal)]ボタンをクリックすると、
[バッテリとシグナル(Battery
& Signal)]の概要ページが開きます。
現在接続されているワイヤレスアクセスポイントの各座席に関する次の情報が表示されます。
注:座席が接続されていない場合、[未接続(disconnect)]シンボルが座席行の左に表示され、座席
行のデータは表示されません。
–
[座席(Seat)]:座席の名前。
–
[バッテリ(Battery)]
:ワイヤレスデバイス バッテリパックの残りの電気容量を時間単位で示し
ます。
注:電池の交換後またはワイヤレスデバイスの起動後では、表示される電池の時間は実際の電池
の使用時間よりも長い場合があります。この値はしばらくすると安定します。
–
[充電(Charges)]:バッテリパックの電池が充電された回数を示します。
–
[信号(Signal)]:WiFi 信号の強度を dBm で示します。
–
[テスト(Test)]:この列はカバーエリアテストの結果を表示します。
–
ボタンを押すと、カバーエリアテストを開始します。DCNM-WAP システムは、すべてのワ
イヤレスデバイスが幾つかの周波数で圏内かどうかを測定し始めます。これにより、障害な
どで DCNM-WAP が別の WiFi チャネルに切り換えた場合でも、ワイヤレスデバイスが機能
できるようにします。
–
2015.03 | V1.0 |
[シリアル番号(Serial number)]:バッテリパックのシリアル番号。
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
Web インターフェイスアプリケーション | ja
DICENTIS
5.8
27
ロギング(Logging)
前提条件:
–
ログオン済みユーザーは、「構成(Configure)」アクセス権を持っている必要があります。
[ロギング(Logging)]ボタンをクリックすると、[ロギング(Logging)]ページが開きます。
–
[ビューのクリア(Clear view)]ボタンを押すと、すべてのイベントがクリアされます。
–
[エクスポート(Export)]ボタンをクリックすると、現在のイベントロギング概要ファイル(*.txt
形式)をエクスポートおよび保存できます。
注意!
ロギングエクスポートはタブレットでは利用できません。
5.9
システム情報(System info)
前提条件:
–
ログオン済みユーザーは、「構成(Configure)」アクセス権を持っている必要があります。
システム情報(System info)は技術者が使用します。
[システム情報(System info)]ボタンをクリ
ックすると、次のシステム情報が[システム情報(System info)]ページに表示されます。
5.10
–
Ethernet MAC と IP アドレス。
–
ワイヤレス IP アドレス。
–
ソフトウェアバージョン。
ログアウト(Logout)
前提条件:
–
なし
[ログアウト(Logout)]ボタンをクリックすると、ログアウトし、[ログイン(Login)]ページに戻
ります。
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Configuration manual
2015.03 | V1.0 |
28
ja | ワイヤレスアクセスポイント LED の動作
6
DICENTIS
ワイヤレスアクセスポイント LED の動作
ワイヤレスアクセスポイント(DCNM-WAP)のフロントパネルにある LED は、ワイヤレスアクセス
ポイント の(構成)ステータスの情報を示します。
A B C
C B A
図 6.1: DCNM-WAP ステータス LED
青(A)
赤(B)
青(C)
説明
点滅
オフ
オフ
–
DCNM-WD(E)が接続されていません。
–
サブスクリプションモードはオフです。
–
少なくとも 1 つの DCNM-WD(E)が接続されてい
–
サブスクリプションモードはオフです。
オン
オフ
オフ
ます。
点滅
点滅
点滅
–
DCNM-WAP は起動しています。
オン
点滅
オフ
–
DCNM-WAP ソフトウェアアップグレードがアク
ティブです。
オン
点滅
オン
–
DCNM-WD(E)ソフトウェアアップグレードがア
クティブです。
点滅
オン
オフ
オフ
オン
オン
–
サブスクリプションモードはオンです。
–
DCNM-WD(E)が接続されていません。
–
サブスクリプションモードはオンです。
–
少なくとも 1 つの DCNM-WD(E)が接続されてい
ます。
オフ
点滅
オフ
–
システムは電源オフモードです。
オフ
オフ
オフ
–
DC 電源が接続されていません。
表 6.1: ステータス LED
2015.03 | V1.0 |
Configuration manual
Bosch Security Systems B.V.
トラブルシューティング | ja
DICENTIS
7
トラブルシューティング
7.1
カスタマサービス
29
障害を解決できない場合は、サプライヤまたはシステムインテグレータにお問い合わせいただくか、
Bosch 代理店担当者まで直接お問い合わせください。
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Bosch Security Systems B.V.
Torenallee 49
5617 BA Eindhoven
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© Bosch Security Systems B.V., 2015
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