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第4回 渟城3校統合2校新設準備会概要

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第4回 渟城3校統合2校新設準備会概要
第4回
渟城3校統合2校新設準備会概要
日
時
平成17年11月
7日(月)
午後1時~午後3時5分
場
所
渟城第二小学校
出
席
今井由美子委員、加賀次朗委員、京由美子委員、楊葉子委員、佐藤裕子委員、
図書室
谷内幸保委員、佐藤浩嗣委員、柴田郁委員、佐々木幸一委員、大友晃委員、
佐藤幸一委員、薄田俊一委員、芳賀忠昭委員、畠山紘委員、佐藤忠良委員、
石田綾子委員、永井博敏委員、工藤誠委員
事務局
以上18人
四小校長、渟一小教務主任、渟二小教務主任、渟三小教務主任
教育長、教育次長、学校教育課長、学校教育課参事、学校教育係長、学校教育課
主任
以上10人
教育長あいさつ
今回は、お忙しいところお集まりいただきありがとうございます。
100周年以上の、重い歴史をもつ学校の統合にかかわっていることに責任と緊張感を
感じています。今日は、校名について協議していただくことが中心となりますが、今日の
ご意見を十分尊重していきたいと考えています
会長あいさつ
桜、錦木の紅葉がまぶしい環境です。交流事業について2回ほど新聞に載っていました
が、子どもたちや保護者、市民が関心をもってくれて、それに伴って理解が深まっている
のではないかと思っています。
委員の交替について
渟一小同窓会会長の交替に伴う準備会委員の交替について事務局より紹介
今村
正
委員
→
谷内
幸保
委員
協議
会長
渟城3校の統合に伴う交流事業について、事務局から説明をお願いします。
みんなの登校日の案内、渟城三校親善球技大会(PTA交流会 )、渟一小での児童交
流会(松原集会 )、渟三小での児童交流会(三小オリンピック)の様子を、別紙資料
をもとに説明
会長
それぞれの校長先生からも 、今までに行った交流事業について感想をお願いします 。
校長
子どもたちは、我々の心配をよそに、伸びやかに肩を組んで行動するグループなど
あった。お別れするときにはあいさつを交わしたが、和やかでよかった。
校長
心配していたが、校長先生や子どもたちに歓迎してもらい、すぐにお互いなじんで
楽しい時間が過ごせた。
会長
今回の交流事業についての感想や、今後の要望など何かありませんか。
- 1 -
委員
自分の子どもは、違う友だちができてうれしかったと言っていた。ただ、卒業した
後に統合するので残念がっていた。渟一小では、学年で親子レクリエーションをや
っている。一緒に開催できれば違う交流ができるのでは。
委員
子どもは、最初はドキドキしたが、とっても楽しかったようだ。ゲームをしてもら
ったようだが、人気のあるゲームに人が集中して、自分ができなかったようで、も
う一度行きたいと言っていた。幼稚園が同じ子どもがいたようで、知り合いがいる
ことがわかり安心材料になったようだ。親子レクは、来年は最後なのでその辺も含
めて、話し合っていきたい。
委員
幼稚園が同じだった子どもがいて、幼稚園の時の友だちを紹介するなどしていた。
交流は大人が考えるほど大変なことでなく、スムーズにとけ込んでいた。親の方に
統合に関する心配があるので親子レクを利用した交流があってもよい。
委員
今回の三小オリンピックは、友だちが増えてゲームをやる仲間が増えて盛り上がっ
て楽しかったとの印象があったようだ。親はPTAなどの機会がないとなかなか交
流できないので、交流する機会があればよいと思う。
委員
これまでの交流事業では、心配していたこともなく、子どもたちはすぐに打ち解け
ている様子なので、このまま進めてほしい。子どもたちがいろいろな場面で接して
いける状況をつくってほしい。
どちらかといえば、心配しているのは親の方なので、その親の交流ができればと、
PTAが主催し、11月25日に渟二小の体育館で講演会を予定している。増田町
の統合にかかわったPTA会長さんに来ていただくことにしている。
会長
四小の校長先生、何かご意見がありましたらお願いします。
校長
四小では、学校間の交流はしていないが、渟三小の「みんなの登校日」の案内など
をしている。今後、渟三小で合同親子レクなどを企画する場合は、B小学区になる
四小の子どもたちや保護者にも参加を呼びかけてほしい。また、PTA講演会の案
内もいただいており、B小学校区になる保護者に配っている。
会長
他にご意見がありましたらお願いします。
委員
地域の防犯協会として、学校開放に出向いていろいろ話を聞いた。今後、子どもた
ちの登下校の安全を確保するため、安全マップなどを作ると思うが、地域も安全見
守り隊など自主的な活動が必要と感じた。
委員
みんなの登校日の案内を、保育園や幼稚園の保護者にも、出してほしい。
事務局
次回から、配布したいと思います。
会長
次に、校名について協議をおこないたいと思います。PTAの委員の方から各校で
の状況をお話願います。
委員
渟一小PTAでは、渟城を残してほしいとの意見と、渟城にこだわらなくてもよい
との意見があった。ゆくゆくは一つに統合されることも視野に入れ校名を考えた方
がよいとの意見もあった。具体的な校名については渟城が付くものが多かった。
委員
渟二小PTAでは、渟城を残す残さないの意見が、真っ二つに分かれている。校名
の応募は135件中、44件(32.6%)であった 。「校名の決定については現在学
校に通う子どもたちだけに関係する問題ではない。むしろ子どもたちにとっての問
- 2 -
題は学校名よりも学校生活をどう送れるかだと思う 。」との意見があるが、親とし
ての気持ちが表れた意見だと思う。
委員
渟三小PTAでは、A校の校名は102件寄せられ、その内、渟城が付いているの
は47件(46.1% )、松原が付いているのは42件(41.2% )。B校は125件寄せ
られ、渟城が付いているのは64件(51.2% )、若松が付いているのは53件(42.
4%)だった。渟城を残したいとの意見の中には 、「能代の伝統を受け継ぐ名前で
あるから 」「能代にしかない名前である」などが多かった。少数意見だが、今のま
までよいとの意見もあった。子どもたちが読みやすい書きやすい名前にしてほしい
が、ひらがなはイヤだとの意見もあった。
校長
第四小PTAでは、たくさんの校名が出てきた。渟城については残す残さないどち
らの意見も出ている。最も多いのは、新校名より四小・五小の校名をどうするのか
との意見たった。
会長
四小・五小の校名について、教育委員会では、地域の方々の意見を尊重するとして
いるようです。
次に、同窓会からお願いします。
委員
渟一小同窓会では、第一案は渟城を残し、B校の事情を考えなくてもよいという前
提で「 渟城小学校 」、第二案はB校も渟城を残すことを考え 、方角を取り入れて「 渟
城西小学校」とした。また、変えなくてもよいものは残してはどうかとの意見があ
った。
委員
渟二小同窓会では、渟城を残す、方角を生かすとの方向で意見集約された。
委員
渟三小同窓会では 、渟城を残し 、ナンバーを付けない 。具体的校名では 、
「 渟城( 東
西南北)小学校 」「渟城若松小学校」が多かった。また 、「渟城東南(たつみ)小
学校」との意見もあった。
会長
各校の校長先生から、教職員、児童の意見をお願いします。
委員
渟一小の児童の意見は 、「松原小学校 」「渟城松原小学校 」「風の松原小学校 」「渟
城小学校」の意見が比較的多かった。
児童でも、渟城を付ける校名が30数%あった。教職員は、渟城が付く校名と付か
ない校名が半々くらいであった。
OB会の渟一会では、渟城を残してほしい。また、渟城の後には、簡単明瞭な文字
を付してほしいとの意見があった。
委員
渟二小の教職員は、渟城を残すとの意見が、残さないとの意見より若干多い感じを
受けた。また、渟城の後には方角や地名を生かすとの意見が多かった。
OB会の渟二会では 、「渟城を残す 」「方位を生かす 」「小学生が分かるように」と
の意見があった。
児童は、渟城や能代を生かした名前が多かったが、子どもたちも決めかねている感
じがした。
事務局
校長から意見を託されていますので代読します。
児童は 、子どもらしい校名が出されたが 、地域の地名や 、昔からの渟城が多かった 。
また、子どもたちなりに一生懸命考える姿勢が見られた。
教職員は、地名ないしは特徴的なものを盛り込む、子どもへの願い・夢が感じられ
- 3 -
る暖かみのあるものがほしいとの意見が多かった。
OB会の渟仁会では 、「将来は、第五小学校を東小学校に、第四小学校を南小学校
になると仮定すると、B小は北小学校に、A小は西小学校に」との意見が多かった
が、集約する段階まではいかなかった。
会長
自治会の取りまとめ状況を事務局からお願いします。
事務局
106自治会に依頼したが、その内の57自治会より回答をもらった。自治会とし
てふさわしいと思う校名については「難しい」との回答が多く具体的な校名を挙げ
たのは10自治会であった。自治会の皆さんから寄せられた校名では、A校は「松
原小学校 」「渟城第一小学校 」「渟城西小学校」が多かった。B校は「若松小学校」
「渟城東小学校 」「渟城第三小学校」が多かった。また、渟城が付く校名はA校で
49%、B校で44%を占めた。その他の意見では 、「渟城を残してほしい」が8
7件 、「今のままでよい」が32件 、「渟城を使わないでほしいが」が10件寄せ
られている。
会長
いろいろな意見があったが、できるだけ多くの人が、納得できる方向付けをしてい
く必要があると思うが、ご意見をお願いします。
委員
四小PTAの意見の 、「第一(六 )」「第二(七 )」とはどういう意味か。
校長
四小、五小の次の、六小、七小のことだと考えている。
委員
渟三小PTAに「渟城を残すとの意見は能代衆のエゴにすぎない」との意見がある
が、渟城を残す場合は、こういう人たちを納得させることが必要だと思う。
委員
渟城は大事に受け継いできたものである。残せるものは残してもいいのでは。たと
えば、渟一小の校歌には「一小」の言葉は使われていないので校歌はそのまま使え
るのではとの意見もあった。
委員
渟城を残すのは本当に能代衆のエゴなのか 。伝統を大事にしたいとの意見もあるし 、
私たちは能代市に住む人間であり、能代市の小学校でもある。伝統も歴史も重んじ
なければならないのではないか。
委員
PTAや自治会の集計を見ても、渟城を付けた校名が半数近くあったので、能代の
人は、渟城という歴史あるものを大事にしているのではないか。私は能代生まれで
ないが、子どもたちが、渟城幼稚園・渟城第三小学校に入り、渟城というところで
生まれ育っている姿を見ると、渟城という言葉を大事にしていきたいと思う。
委員
渟城という言葉の持つ意味を分かりやすく説明していく必要があるのでは。
委員
渟城の漢字が間違って書かれることもあり 、あまり知られていないような気がする 。
委員
渟は「水際」の意味がある。渟代は「水際に変わりやすい場所」との意味がある。
城は明治になってからだが、私なりに解釈すると渟城は「水際に変わりやすい荒れ
地を築いてきた」との意味があるのでは。
委員
若松は最近、町名変更で出てきた名前だ、校名に使うのは能代の人は容認しないの
ではないか。
委員
私の自治会は中和だが、自治会の中の意見では、若松は少なかった。
委員
PTAでは若松との意見が多い。
委員
若松は町名というより 、「若松っ子」から取っていると思う。
委員
渟二小は 、「桜っ子」であり、渟三小の「若松っ子」を引きずるのはいかがか。
- 4 -
委員
渟城の前は、温古書院であった。崇徳書院の崇徳は残っているのに、温古はなぜ校
名の意見の中に出てこないのだろうと思っている。
委員
温古まで遡ると抵抗があるのではないか。
委員
渟城の次にまた地名を続けると、地名の重複になる。
委員
渟二会では 、渟城三校は渟城学校に由来する学校なので 、一校にするのであれば「 渟
城小学校」という校名がよい。ただ、今回は二校にするということなので、渟城を
付けた上で、それぞれを区別するために最小限の基本的な表現で東西南北の方位を
付けるのがよい。また、その方がいろいろなイメージ・先入観を捨てて抽象化する
ことになりよいのでは、との意見があった。
会長
これまでの委員の皆さんの意見をまとめると、
○渟城を重んじたい。
○渟城の次に方位を付けたらよい。
との意見が大勢を占めたということでよいか。
委員
了承
校長
今後、第四小や第五小でも校名変更の動きが出てくると思うが、校名に関しては地
域・PTA・学校の意向を尊重したいということになっている。そのため、将来的
に第四小や第五小が南小学校や東小学校になるということを前提として新小学校の
校名の方向付けをしないでほしい。
委員
渟城とは地名であり、渟城という地域に学校が二校あるので、区別するために方角
を付けるということである。
委員
準備会では、三校のことを考えて意見集約したということでよいのでは。
委員
渟城の地域の中で方位を付けたものなので、他の地域の学校の校名を拘束するもの
でない。
会長
今日の準備会では、校名に、渟城と方位を付けたらよいとの意見が多かったという
ことでまとめたいと思います。協議はこれで終わります。ご協力ありがとうござい
ました。
その他
次回は12月5日(月)会場は、渟一小としたいと思います。
校名については、今回の準備会で一区切りし、次回からは、この他のことを協議してい
きたいと思います。
なお、校名については、今日の協議の状況等を、市議会12月定例会の文教民生委員会
に報告し、意見をいただいて、1月中には教育委員会で決めたいと考えています。また、
その間にも準備会がありますので追加の意見等があればいただきたいと思います。
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