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第8回定例総会のお知らせ 関東中学校演劇会報 第 27 号
関東中学校演劇会報 第 27 号 発行日 2010 年 5 月 7 日 横浜市立緑が丘中学校 大沢清 045-973-5316 関東中学校演劇研究協議会 第8回定例総会のお知らせ 関東中学校演劇研究協議会規約に則り、次のとおり定例 総会を開催します。 現在私たちの協議会は、昨年度東京都中学校演劇教育研 究会(東京都公立組織)加盟をしたことで名実ともに「関 東」ほぼ全域に組織を拡大することができました。引き続 き栃木県などに加盟を呼びかけながら、活動内容は第三段 階に移る時期になっています。すなわち、関東レベルの組 織を立ち上げる第一段階、その組織の財政も含めた安定し た運営を構築する第二段階を経て、そして全国中学校文化 連盟ならびに各都県の中学校文化連盟と連携をしていく 第三段階への移行期に差し掛かっています。 今回の定例総会では、定例の報告承認事項のほかに、私 たちの協議会の将来像を話し合い、具体的な目標を確認し ていきます。またそれに向けて具体的にコンクールの検討 やセミナーの改革などを話し合います。そうした意味でも 大変重要な総会となりますので、多くの方の参加を呼びか けます。ぜひご参加ください。 なお、関東中学校演劇研究協議会は、組織単位での加盟 を原則とし、代議員による議決を形式としています。よっ て議決は各組織単位で投票となります。しかし、加盟組織 の中学校の顧問の先生、それに準ずる方は総会に参加し、 意見を発表することができます。ぜひ多くの方のご出席と 積極的なご発言をお願いします。 定例総会の概要は次のとおりです。 日時 6月6日(日)13時より 会場 東放学園高等専修学校 所在地 東京都新宿区西新宿4―5―2 電話 03―3378―7505 交通 都営地下鉄大江戸線「西新宿五丁目」駅下車 議事 2009年度活動報告、決算報告 2010年度活動計画、予算案 2010年度役員案 規約改定案(字句の書き換え) 2011関東中学校演劇コンクールについて 2011関東中学校ドラマセミナーについて 全国中学校文化連盟との連携について その他 参加 総会前日まで各都県の加盟組織の事務局または 代議員に参加の意思をお伝えください。事前配布 資料はございません。当日ご来場ください。 備考 当日は同じ東放学園高等専門学校の校舎および 東放グループの施設を使用して、基礎演技やダン ス、劇づくりなどのセミナーを同時開催します。 詳細はホームページをご参照ください。 ※また、総会後に懇親会を行いますので、こちらにもぜ ひご参加ください。 《お問い合わせ先》 神奈川県桐光学園中学校(担当田丸) 電話 044―987―0519 [email protected] ※写真は昨年の総会より 【関東中学校演劇研究協議会協力校】東放学園高等専修学校からのお知らせ 東放学園高等専修学校は、俳優・声優・タレント・ボーカリスト・ダンサー・マンガ家・イラストレーターなどを養成 する、中学校卒業生対象の高等専修学校です。現役のプロによる徹底した指導、個性と自主を尊重した校風など、ユニー クな学校です。関東中学校演劇研究協議会に対して長年に渡って後援や協力をしています。 学校説明会の日程 6月19日(土)、7月3日(土)、8月1日(日)、8月21日(土)、ほか [午前]10時30分∼ [午後]13時30分∼ オープンスクール(体験レッスンなど) 8月7日(土)、8月28日(日)、ほか 10時30分∼ ★お問い合わせやお申し込みは電話かホームページにて。 東京都新宿区西新宿4―5―2 【電話】03‐3378‐7505 【HP】http://www.tohos.com 2010 関東中学校演劇コンクール 華々しく開催される 2010 年3月 27 日∼28 日 神奈川県立青少年センター 大ホール プレ大会を含めると8度目となる関東中学校演劇コンク ールは、昨年の夏から冬にかけて行われた各都県大会などで 選出された12校が参加して開催されました。各校の上演は 個性に溢れ、お客さんの感動を与えたばかりでなく、出場校 生徒にとっても、大いに刺激し合う場となりました。 また、従来の最優秀賞、優秀賞、優良賞に代わり、今大会 から校数を限定せずに金賞・銀賞・銅賞が授与されることに なりました。 ①仲良く、とても賑やかな学校。罰ゲーム付きの発声や、 ミーティング後の「らんらんるー」の掛け声が特徴。 ②今までで一番良い出来。最後と思いながら演じていたら、 泣けてきてしまった。 ③昭和 54 年にタイムスリップする感じがした。演技と音 響が一体となり、空気が流れる効果を感じた。(井上先生) 上演4 東京農業大学第一高校中等部(東京都)【銅賞】 『優シイ夜ニ 降ル星ハ』タカハシナオコ/作 ☆★☆★☆★☆ 熱演してくれた学校の紹介 ☆★☆★☆★☆ ①学校・部活の特徴②上演を終えて③講師の先生による講評(抜粋) 上演1 新島学園中学校(群馬県)【金賞】 『みんなのたそがれドキッ!』大嶋昭彦/作 ①榎本武揚が設立した東京農大の附属校。創部4年目です。 ②大きな舞台に慣れていなくて、反省点がたくさんあった。 ③向かい合ったときの演技が素晴らしい。宮沢賢治の優し い心が伝わる舞台だった。(正先生) ①「笑顔で帰ろう!」を目標とする中高一貫私立校の演劇部。 ②仕掛けが成功し、大きなミスなく上演できて良かった。 ③面白可笑しさの中に優しさがあった。(正 嘉昭先生) 上演5 船橋市立前原中学校(千葉県)【銅賞】 『コンクリートフーガ∼虹色の闇から∼』紗野みなみ/作 上演2 練馬区立石神井東中学校(東京都)【銅賞】 『イリュージョン ver.2009∼宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より∼』 深澤直樹/作 ①周辺は畑が多く、のどかな学校。卒業生に倉木麻衣さん。 ②開演とともに劇にのめり込めた。各自いろんな思いがあ ったけれど、良い顔で終われた。 ③装置が綺麗で劇に入り込みやすかった。空間の工夫があ るともっと良くなる。(伊東有里衣先生) ①同好会から部として発足したばかり。顧問ラブな部活です。 ②本番でプロジェクターが機能しないハプニングがあったが、 キャストで補い、素晴らしい劇を作れた。満足感でいっぱい。 ③開幕前のハプニングを感じさせない舞台。これからが楽しみ。 言葉を大切に演じられていた。(井上弘久先生) 上演6 浅野中学校(神奈川県)【銀賞】 『ぽーきゅーぱいん(針鼠の詩)』あいおか太郎/作 上演3 板橋区立上板橋第三中学校(東京都)【銀賞】 『くしゅん!昭和 54 年冬、宇都宮ユニオン通り商店街』 志野英乃/作 ①1920 年創立、神奈川有数の男子進学校。演劇部は平成8 年に生徒の自主的な活動から誕生した「真剣に遊ぶ表現集 団」。楽しく厳しい Theatre Games で遊ぶ。 ②経験を重ねることで自分達は着実に進歩している。 ③独特の間で、巧みに仕組まれている斬新な面白さがある。 客席と意思疎通ができていた。(井上先生) 上演7 横浜市立中和田中学校(神奈川県)【金賞】 『七人の部長』越智 優/作 上演 10 千葉市立大椎中学校(千葉県)【銀賞】 『春一番』斉藤俊雄/作 ①元気な学校で行事も盛ん。演劇部はみんな仲良く笑いが 絶えません。 ②7人中6人が最後の舞台。みんな思い切り楽しく上演で きた。劇中で鼻血が出るハプニング(止まって良かった)! ③中和田中にしかできない舞台に仕上がっていた。台本の 削除の仕方がメリハリを作った。走り回っているのに言葉 がきちんと伝わってきた。(井上先生) ①創立 13 年目の新しい学校。演劇部は先輩・後輩の仲が 良く、賑やかな部活です。 ②大舞台で緊張したが、普段以上に役に入り込めた。ハプ ニングにも自然に対応できた。時間内に収まり安心した。 ③一人一人のキャラが良く出ていた。心で話し心で動いて いた。受け止めて投げ返す演技ができていた。(正先生) 上演8 横浜市立松本中学校(神奈川県)【銀賞】 『ふたつの瞳の物語』池田洋一/作 上演 11 さいたま市立田島中学校(埼玉県)【銀賞】 『無邪気』横内謙介/作 田島中演劇部/脚色 ①旧東海道神奈川宿沿いに立地。演劇部は創部2年目。 時々野球部に友情出演してもらうこともあります。 ②わずかな期間に幾つかの作品の上演が続き、今回は2週 間の稽古で臨みました。転校生もいて波乱の稽古でした が、精一杯できました。 ③台本のカットなど、うまく構成していた。丁寧に芝居を 作るとする姿勢が伝わってきた。(井上先生) ①全校生徒約 1000 人。演劇部 OG が普段の練習にも来て くれる。舞台美術にも力を注いでいます。 ②お客さんがたくさん笑ってくれてとても良かった。3年 生最後の舞台。楽しんでできて良かった。 ③セットが素敵。歌・ダンスなどセンスが良い。登場の仕 方に工夫が見られたし、体を使った表現ができていた。 (伊東先生) 上演9 相模原市立相模台中学校(神奈川県)【金賞】 『みなそこへいけ』亀尾佳宏/作 上演 12 久喜市立久喜中学校(埼玉県)【金賞】 『七つ森』斉藤俊雄/作 ①ジュノンボーイ稲葉友さんの出身校。3つしかない文化 部の一つが演劇部です。 ②発声と一緒に鬼ごっこをやったのが良かったのか、皆元 気いっぱいに演じることができました。 ③T シャツに帯など、衣裳に工夫が見られた。それぞれの 役どころが良く伝わる舞台だった。(伊東先生) ①埼玉県北部、提灯祭で有名。演劇部はダメ出しをせず、 ヨシ出しをします。 ②笑いから涙への急展開の流れが見せ所でした。 ③一人一人の鬼気迫る集中力がすごい。大きな生き物のよ うに舞台ができていた。客席と一体になるような感動があ った。(正先生) 2010関東中学校ドラマセミナーのお知らせ 今年度で8回目を迎える中学生対象の演劇セミナー。これま で夏休みに『サマーセミナー』として実施してまいりましたが、今 年は1年生から3年生まで参加しやすい時期に『ドラマセミナ ー』と改称して開催します。各講座に定員を設け、申し込み先 着順といたしますので早めにお申込ください。 先生方には総会・顧問研修会も実施いたします。併せてご 出席ください。 1.主 催 関東中学校演劇研究協議会 2.共 催 東放学園高等専修学校 学校法人東放学園 3.日 時 平成22年6月6日(日曜日) <ヴォーカルレッスン> 発声、発音、リズムなどを身に付けていきます。聴く人の心に 届く歌を歌えるように表現してみましょう。午前・午後修了時に 成果発表を行います。 講師 田中 晴子(昭和48年「スター誕生」合格、同年8月コロ ムビアレコードからデビュー。現在はヴォイストレーナーを中心 に活躍中。専門学校東京アナウンス学院講師。) <演劇部指導法(教員限定)> 日頃の各校の活動をもとに交流会形式で演劇部の指導や 脚本選びなどの情報交換から指導のヒントを探ります。 7.受講料 (ただし、本連盟加盟校の生徒は 500 円) 9時15分 開場・受付開始 9時45分 開講式 16時00分 閉講式 ※要昼食持参 4.会 場 東放学園高等専修学校 東京都西新宿4−5−2 03-3378-7505 交 通:都営地下鉄大江戸線「西新宿五丁目」駅 徒歩1分 1人(1日2講座) 1000 円 ※学校ごとに取りまとめて、当日受付時にお支払いください。 8.申込み方法 5月21日(金)までにお電話でお申し込みください。 参加申込宛先 東放学園高等専修学校(担当:小野・大橋) 電話 03−3378−7505 5.対 象 中学生および教員 ※参加人数・希望講座などをお聞きして申し込み用紙をお送り しますので、ご記入の上FAXでご返信ください。 6.内 容 各講座を1日2回(午前・午後)行います。午前午後 ※土日祝日は業務休止いたしますのであらかじめご了承くださ それぞれ参加希望する講座を選択してください。 い。 学校ごとでなく個人ごとの選択でも結構です。 ※各講座の定員により先着順受付にさせていただきます。申 ※事情により講座内容や講師が変更になる場合があります。 <劇づくり> 名作「修学旅行」の一場面を取り上げ、声とことばと動きのキ ャッチボールが成り立つ舞台を作ります。レッスンで「ドラマケー ション」も行います。午前・午後修了時に成果発表として劇を披 露します。 講師 正 嘉昭 (ドラマティーチャーとして、全国各地でワーク ショップを行っている。学校法人東放学園講師。ところざわ太 陽劇団主宰。日本演劇連盟委員長。) <演技基礎実習> 発声発音や基礎トレーニング、表現力を養うエチュードなど をレッスンします。 講師 伊東 有里衣(女優・演出家。東放学園高等専修学校講 師。劇団プラネット企画事務所創設。ジュニアプラネット、キッ ズ・プラネット主宰。) <アテレコ実習> 発声練習の後、アニメーションの動画に合わせてアテレコを 行います。 講師 松原 政義(俳優・声優・演出家。東放学園高等専修学 校講師。劇団テアトルエコー所属。) <HIPHOPダンス> リズム取り、ボディコントロール(エクササイズ)、ルーティン (振り付け)を行います。午前・午後修了時に成果発表を行いま す。 講師 KATSU(東京B‐BOYSメンバー。全国のHIPHOPイ ベントの企画・演出、数多くのアーティストの振り付けやプロデ ュースに携わっている。東放学園高等専修学校講師。) 込状況によりお断りする場合や参加講座の変更をお願いする 場合があります。ご了承ください。 ※お申し込み各校にはその後に「参加案内」「学校長宛依頼 書」等書類をお送りします。 9.問い合わせ先 事務局・田丸 〒215-8556 川崎市麻生区栗木 3-12-1 桐光学園中学校 内 電話 044−987−0519 FAX 044−989−6625 ※写真は昨年のサマーセミナーより