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Solution Overview: Modern Workstyle, Enabled
Windows Server "8" ソリューションの概要 最新のワークスタイルを可能にする Windows Server "8" の基礎となるのは、"組織はサーバー プラットフォームに対して、ビジネスと IT の根 本的な課題の解決に役立つ一貫性のある統合的なアプローチを求めている" という信念です。組織は、オ ンプレミスおよびパブリック クラウド環境に展開できる新しいアプリケーションやサービスを、ますます増加 するデバイスで活用したいと考えています。また、企業の資産を安全に保つために必要な制御を保持しな がら、それらのアプリケーションやサービスをエンド ユーザーが自ら選択したデバイスで使用できるようにし たいと考えています。Windows Server "8" によって IT 組織は、ユーザーがどこからログオンするかに関係なく、セキュリ ティで保護されパーソナライズされた一貫したエクスペリエンスをユーザーに提供できます。 現代のワークスタイルは、モバイル、コラボレーション、デバイス非依存、およびコスト コンシャスの傾向がますます強まっ ています。ユーザーは、データおよびアプリケーションへアクセスする方法や場所に関して、特定のデバイスにしばられな い柔軟性を求めています。また、水面下でどのような技術が実装されているかにかかわらず、一貫性のあるエクスペリエ ンスを期待しています。それと同時に、ビジネス コンピューティング リソースは、特定のハードウェアに焦点を当てるので はなく、一元化された日用品として扱われる傾向が強くなっており、IT 部門は、ユーザーに特定のレベルの機能とアクセ シビリティを提供することが求められています。 この複雑な需要の組み合わせは IT プロフェッショナルにとって厄介な問題です。たとえば、データのセキュリティの維持、 データ アクセスの管理、データ使用状況の監査が難しくなる可能性があります。Windows Server "8" を使用すると、ユー ザーは従来よりも多数のデバイスで、実質上あらゆる場所からアプリケーションやデータに柔軟にアクセスできるようにな り、現代的なワークスタイルを実現できます。優れた新機能により、IT プロフェッショナルは次の 3 つの重要な目標を推進 することができます。 • ユーザーがデータおよびアプリケーションに実質上どこからでも、任意のデバイスを使ってアクセスできるようにする。 • ユーザーがいる場所にかかわらず、あらゆる Windows エクスペリエンスを利用できるようにする。 • 適用される規制への準拠を支援すると共に、エクスペリエンス全体をセキュリティで保護する。 実質的にどこからでも、どのデバイスからでもアクセス Windows Server "8" を使用すると、ブランチ オフィスやパブリック スペースを含めて実質的にどこからでも、仮想化され た作業環境にオンデマンドでシームレスにアクセスすることが可能になります。ビジネス ユーザーは、自分が所有してい る消費者向けのデバイスを仕事で使用できるようにしたいと求めており、IT プロフェッショナルは、以前はサポートする必 要がなかったまったく新しい一群のデバイスに情報アクセスを提供する方法を模索しています。 Windows Server "8" では、仮想化されたデスクトップ、簡単に展開できるリモート アクセスおよびブランチ ロケーション ソ リューションによって、社内インフラストラクチャへのアクセスをユーザーに与える簡単な方法を提供すると同時にセキュリ ティおよび規制への準拠の確保を支援します。さらに、Windows Server "8" では、ユーザーが以前にも増して多くの種類 のデバイスを使用できます。そのようなデバイスとしては、PC、ラップトップ、Windows ベースのタブレット、Microsoft RemoteFX によるシン クライアント、USB ベースの柔軟なワークスペース、およびその他のデバイスがあります。 場所の制約を受けない完全な Windows エクスペリエンス ビジネス ユーザーがローミングを行ってさまざまな場所でさまざまなデバイスを使用して生産性を保てるようにするには、 オフィス内でラップトップや PC を使用するときと同じか可能な限り近いユーザー エクスペリエンスを提供する必要があり ます。Windows Server "8" には、より多くのデバイスを使用してパーソナライズされたリッチなユーザー エクスペリエンス を可能にすると共に、さまざまなネットワーク条件にすばやく対応するための多数の機能強化が含まれています。 Windows Server "8" ソリューションの概要 – 最新のワークスタイルを可能にする 1 ページ 強化されたデータ セキュリティおよびコンプライアンス 規制への準拠と、ビジネスクリティカルなデータおよび個人データの漏洩からの保護は、ビジネスおよび企業の IT にとっ て優先事項であることに変わりありません。規制への準拠と漏洩防止の主要な要件の 1 つは、情報にアクセスできる人 間を制御することと、特定の情報にだれが実際にアクセスしたのかをレポートする機能を持つことです。 Windows Server "8" は、強力な ID およびデバイスのセキュリティの状態に基づいたデータおよび企業リソースへのアク セスの詳細な調整を提供することで、高度なデータ セキュリティおよび規制への準拠を支援するだけでなく、構成およびリ モート アクセスの管理も簡素化します。Windows Server "8" では、認可および情報監査の管理をより一元的に、柔軟か つ自然に行えるようになり、IT プロフェッショナルは会社および顧客の機密データへのアクセスをより制御しやすくなりま す。 Windows Server "8" の主な機能 次のいずれの機能も、IT プロフェッショナルが最新のワークスタイルの 3 つの目標のうちの 1 つ以上を達成するために 役立ちます。 • 一元化された管理コンソール: リモート デスクトップを管理するための一元管理コンソールにより、管理者は 1 か所 からリモート デスクトップ展開のあらゆる局面を制御できるようになります。 • VDI の展開および修正プログラムの適用の簡素化: プールされた仮想マシンおよび個人用仮想マシンの両方に対し て簡素化されています。 • SMB ベースのファイル記憶域: 仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) の展開に対してわずかなコストで SAN 同様の記憶域パフォーマンスを提供します。 • ユーザー プロファイル ディスク: 仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) の展開用のユーザー プロファイル ディ スクには、ユーザーの個人用設定と複数回のログオンにわたるアプリケーションのキャッシュ データが格納されます。 • WAN 対応 RemoteFX: WAN 接続でもリッチなユーザー エクスペリエンスを提供します。 • リモート デスクトップ セッションに対する USB デバイスのサポート: ユーザーがリモート セッションで作業する場合で も慣れ親しんだ生産的な環境を提供します。 • 拡張された DirectAccess 機能: ルーティングおよびリモート アクセス サービスとマージされ、統合されたリモート ア クセスを形成します。DirectAccess および統合されたリモート アクセスは、より強力かつスケーラブルになり、展開も 容易になりました。 • BranchCache に対する機能強化: パフォーマンス、管理しやすさ、およびスケーラビリティが向上し、それにより、ク ラウドにもすぐに対応できるようになっています。 • ダイナミック アクセス制御: 強力な集約型のアクセス ポリシー規則、論理的な一元的監査ポリシー、および高性能な ハードウェアによる暗号化をサポートするようにセキュリティ インフラストラクチャが広範にわたって機能強化されてい ます。 • ユーザー デバイス アフィニティ: これによって管理者は、特定のコンピューターと移動ユーザー プロファイルを簡単に 関連付けることができます。 結論 Windows Server "8" における機能強化を組み合わせることで、IT プロフェッショナルはユーザーに最新のワークスタイル を提供できます。詳細については、Windows Server "8" の製品概要に関するホワイト ペーパーまたは http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/windows-server/v8-default.aspx を参照してください。 Windows Server "8" ソリューションの概要 – 最新のワークスタイルを可能にする 2 ページ