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いわぞの自治会だより 第9号
いわぞの自治会だより 第9号 岩園町自治会 2015 年 1 月発行 1.新年のご挨拶 1)自治会長 南波康道 今年は阪神淡路大震災 20 年 目の節年に当たります。震災 の時に生まれたお子さんの成 人式では阪神淡路大震災の 犠牲者に対して黙祷をささげ ました。17 日の午前 5 時 46 分には神戸の東遊園地では去年の2倍近い 14,000 人の方が追 悼式に参加され、「1.17 を忘れない」思いを新たにされました。 去年は「御嶽山の噴火」「広島の土砂災害」という大きな災害が ありました。岩園町も高齢化が進み一人暮らしのお年寄りが 年々増えております。行政もいろいろ対策を出しておりますが 実行するのは地域の住民であり、その団結力だと思います。昨 年暮れの町内一斉清掃では前年の 2 倍近い 200 人以上の住民 が結集し、町内 7 箇所の公園清掃を実施することができました。 この事実からも自治会を再開して 3 年目で、徐々に団結力も強 まってきていることを痛感しております。自主防災・防犯会、弥 生会が自治会組織に加わり、また民生児童委員・福祉推進委員 を加えての定例会議開催による相互信頼関係も深めており、こ れからはいかなる災害にも対応できる体制造りを構築し安全で 安心できる町づくりを目指して行きたいと思っております。 何卒本年もよろしくご協力をお願いいたします。 2)自主防災会・防犯会会長 津村芳彦 尼崎から灘のあたりまで葦が生い茂る湿地帯でした。その葦が 今の芦屋になった由来です。古墳時代は横穴式の石室古墳が 岩園にも多くありました。そのような歴史があり知名度も高い 場所にお住まいの皆様、今年は未曽有の大震災から 20 年とな りました。各地では様々な行事もありますが皆様がこぞってご 参加くださることを望みます。訓練などに参加され、実際に起 こった時の備えとしていただきたいです。訓練によって心のゆ とりが表れ他のヒトにも手を差し伸べられるでしょう。常に心の 準備とヒトを敬う心をお持ちいただければ・・・ではないかと思い ます。今年も全員で防災・防犯に携わり岩園町を住みよい町にし 新年明けましておめでとうご ていきましょう。 ざいます。紀元前の芦屋は 3)弥生会(老人会)会長 竹元寿子 新年明けましておめでとうございます。新しい年を迎えて、私 たち高齢者は元気で毎日少しでも歩きましょう。でも、こけない よう気を付けてください。今年も笑顔で一年頑張りましょう。 ☆弥生会では毎週火曜日に岩ヶ平公園でグラウンドゴルフに汗 しています。ホールインワンやスコアーに歓喜しまた悔しさも出 て自然と笑顔や声が出ます。ワイワイ、ガヤガヤ、ぜひ一度ご 一緒にやってみましょう。 2 2.今年も「冬の星空観察会」が開催されました ・・・事務局 新谷有宏(北地区 12 班) 昨年 12 月 27 日、「冬の星空観察会」が岩ヶ平公園で開催されました。「夏 休みラジオ体操会」に続く自治会地域活動第 2 弾です。当日は午後からず っと曇天で開催が危ぶまれましたが、夕刻になると澄み渡った空になり雲 も吹き飛び絶好の観察日和となりました。神様からのご褒美でしょうね。会 を指導いただく星の専門家・西地区 6 班の半田先生も「今日はいい天気で よく見えると思いますよ」という判断で決行が決まり、天体望遠鏡 3 台を セットしました。セットするのも望遠鏡を覗くのも初めての私は先生に位置 調整の仕方等教えてもらい、「設営もとても勉強になるなぁ」と楽しみながら準備をしていました。 セットの最中に北の空から宇宙ステーションが現れ大興奮! 夕方 6 時を前に子供たちが公園に集まりだしました。 公園の水銀灯が消され、辺りは真っ暗に。普段では味わえない雰囲気で星空観 察会が始まりました。気づけば望遠鏡には各々長蛇の列。とてもいい天気で時 折、人工衛星が肉眼で確認できました。望遠鏡を「すばる」こと、プレアデス星 団に向けます。「見えた!!」「見えない!!」そう、地球の自転で星が動くの で、見えていた星が、数分で望遠鏡から消えてしまうのです。位置調整を教え てもらった自治会メンバーがダイヤルをひねって位置を合わせます。そうする と「月が見えた!」、「うわ!ボコボコや!」とのコメント、月は表面まではっきり と見えます。 そのうち半田先生による星の講義が始まりました。一等星や冬の大三角形、北極星の探し方等、先 生の秘密兵器「ビームレーザー」で星の位置を指示しながら星の見方について教えていただきま した。参加した子供たちには「星も月も動くんだ」ということを知るいい機会だったのではないで しょうか。「なんで月が欠けて見えるの?」という質問もあり大変有意義な時間だったと思いま す。 実は望遠鏡を使い肉眼で月を見たのは私も初めてでした。合間に位置調整を含め何回ものぞか せて頂きましたが、子供たちのみならず同行した大人たちも童心に帰り、とても心躍る時間を過 ごせたのではないかと思います。参加者の皆さんには、お土産に「石のプレゼント」を持って帰っ て頂きましたが、その残数から算出すると、年末の忙しい時期にも関わらず約 100 名前後の方が いらっしゃったようです。 自治会では、これからも老若男女、子供たちみんなが楽しめて参加できる企画を考えていこうと 思いますので、皆々さまのご協力をよろしくお願いします。