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研修旅行記 in NY
研修旅行記 in NY 山本 敬子 天気が心配されての迎えた当日、穏やかな天候に恵まれ、研修旅行がスタートした。 ニューヨークに飛立つ前に、銀座の町並みを散策したので、ニューヨークを訪れる前の銀 座の印象は、日本と感じさせないさすが、都心の銀座街という印象だった。 まず、ニューヨークに本店のあるジュエリーブラン ド「Tiffany(ティファニー)」が顔を見せる。 デザインは世界的建築家 隈研吾氏。 292 枚ものパネルにそれぞれ角度が付けられていて、 発想の源である「ダイヤモンドの輝き」が、充分に 表現されいた。 銀 銀座 2 丁目交差点からマロニエ通りに入り、 有楽町方面へ向かうと「デビアス 銀座ビル」 が見えてくる。時間が無く早回しでの散策だったが、 その形状からブランド街でも目をひくものだった。 写真に収めるのにもいろんな角度から楽しめた。 処変わって、ニューヨーク☆ そこには、言葉ではとても言い表せないような想像を はるかに超える壮大なスケールで私の視界いっぱに ニューヨークの街並みが広がっていた。 夜に着いたということもあるが、「眠らない街」とい う言葉がぴったりで、タイムズスクエアはネオンで彩 られていた。街並みのその長さと高さの銀座との差は、 明らかなものだった。どこに行っても、地震のほとん どない国だけあって、空に吸い込まれていきそうな高 さのビルが立ち並んでいて、また、ガラスを多く使っ ていたように思う。 YALE UNIVERSITY イエール大学は、1701 年に設置されたコネチ カット州ニューヘイブン市に本部がある私立 大学である。広大な敷地にいろいろな建築物 が建ち並ぶ。 まず、訪れたのはポール・ルドルフ作の 「イエール大学建築芸術学部棟」 。 建物はクラスルームや展示用スペースを含む 7 階建て。一度火災に見舞われ、吹抜け空間 にもスラブを張られてしまい、インテリア空間のダイナミズムが減少してしまった そうだが、今でも、コンクリートの壁面を光が当たるとその仕上げのざらつきが、 陰影をだし、美しい表情である。 次に、訪れたのは、ルイス・カーンの処女作として不動の人気をもつ 「イエール大学アート・ギャラリー」。 天井に三角形のグリッド・パターンが広がり、 そ の下に可動パーティションにより、いろんな展示 が出来るスペースが配置されている。 階段室にもその三角形のグリッドが 続いていて、印象的である。 イエール大学アートギャラリーと道路を挟んだ真向かい にあるのが、これもまたルイス・カーンにより手 掛けられた「イエール大学英国美術センター」 。 4 層に渡る外壁のRC打放しグリッド・フレームに ダーク・ガラスがはめ込まれ、シンプルながらに も、その存在を引き立たせている。