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議会だより第 4 号［２］
9月定例会のあらまし
（9/11日開会∼22日閉会）
「議会は町政のチェック機関」…９月定例会では、その機能を十分に生かし、町政
を質しました。
この定例会には、決算認定のほか、条例の一部改正や補正予算、請負工事変更契約
等の議案が提出されました。
決算認定については、全て原案のとおり認定。条例の一部改正についても原案のと
おり可決しました。
補正予算では、４月に開所したばかりの新鶴保育所の工事費が計上されていること
から、議会より担当課や設計者の出席を求め、審議。その結果、設計にも問題がある
ことがわかり、新鶴保育所に関する費用は補正予算の中から全て削減し、工事費につ
いては協議の上、再度議会に付すことになりました。
次に、宮川小学校請負工事変更契約については、行政の秩序を質す上からも、本議
案を否決し、町執行部を戒めました。この件についての詳細は以下のとおりです。
このようなことから、10月には臨時会が行われ、再度の審議の結果、全て可決しま
した。
今定例会で問題になった議案
宮川小学校内装木質化工事請負変更契約… 否決（反対：14名）
賛成：11名
なぜ、否決？
変更の理由
床下地を杉板張りにする
工程で、幅15cm×長さ４
m×厚さ1.5cmで計画してい
たが、コンクリートからの
湿気等で上材のフローリン
グからの突き上げが予想さ
れたため、
幅10cm、
長さ２m、
厚さ1.5cmのものに変更。
その為、工事費が259万
6,650円増となり、
契約金額が5,085万7,800円
地方自治法の規定、町条例の規定により、5,000万円以上の工事
は議会の議決に付さなければならない。
↓しかし・・・
議会に付し議決を得る前に、工事を着工していた！
！
↓
これは・・・
自治法違反、条例違反
※一連の経過
８／９∼10 工程会議中に変更契約やむなし
↓
変更後5,345万4,450円
８／24
積算終了
工事着工！
！
変更額が分かる
↓
８／28
町長に対し、変更の起工伺
↓
９／６ 議会運営委員会に議案として
提出する旨を伝える
↓
９／11
９月定例会開会
↓
９／22
９月定例会閉会
本来はこの時点（議決後）
変更後の小幅板がしきつめられた床下地（Ｈ18. 11月）
から着工となる
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