Comments
Description
Transcript
空港・港 1-4
滑走路(かっそうろ)、誘導路(ゆう どうろ)、エプロン、着陸帯(ちゃくり くたい)を基本施設と呼びます。中 でも滑走路には「グルービング」と 呼ばれる溝が掘ってあり、この溝 でスリップの原因になる水溜りを 防止します。このグルービングは 日本で初めて山形空港に設置さ れました。 ⑦滑走路視程測定装置 ⑮滑走路中心標識 (かっそうろしていそくていそうち) かっそうろしていそくていそうち) 滑走路付近の視界を測定する装 置です。 航空機に滑走路の中心位置を知 らせます。 ⑯停止線標識 ⑧誘導路中心線標識・ 誘導路中心線標識・ 誘導路縁標識 航空機に誘導路の中心位置と誘 導路とエプロンの端を知らせま す。 航空機が滑走路に入る前に、こ こで停止して管制塔の許可をもら ってから滑走路に入ります。 ⑰誘導路 ①電源局舎 ⑨露場( 露場(ろじょう) ろじょう) 空港の照明や消防施設などに電 気を送ります。 気温、気圧、雲の高さなどを測り ます。 航空機をエプロンから滑走路ま で案内する航空機の路です。山 形空港の場合、長さ 230 メートル もあります。 ⑩過走帯 ②管制塔( 管制塔(かんせいとう) かんせいとう) ⑱飛行場名標識 離陸・着陸する航空機や付近を 飛ぶ航空機に空港の状況や気 象情報を知らせたり、近くを飛ぶ 航空機の情報を伝えます。 滑走路を航空機がオーバーして も大丈夫なように、余分な舗装が あります。 空港の名前を示します。 ⑲滑走路縁標識 ⑪過走帯標識 過走帯標識 ③エプロン お客さんの乗り降りや航空機の 整備・給油のため航空機を停留 させるところです。 航空機に過走帯であることを知ら せます。 ⑳指示標識 ⑫滑走路 ⑤貨物ビル 貨物ビル 航空機の離着陸に使われるとこ ろです。山形空港の場合、長さ 2,000 メートルです。滑走路の末 端は「ターニングパッド」と呼ばれ る航空機が U ターンできるように 幅が広がっています。 航空機に積み下ろしする荷物の 仕分けをします。 ⑬目標点標識・ 目標点標識・接地点 接地点標識 ④ターミナルビル 航空機に乗り降りするところで す。 滑走路の着陸位置の目印です。 ⑥風向・ 風向・風速計・ 風速計・風向指示器 ⑭着陸帯 風向きと風の強さを測ります。ま た吹流しでもわかるようにしてい ます。 航空機に滑走路の端を知らせま す。 航空機が滑走路から外れてしま ったときに大事故にならないよう に砂と芝生がクッションとなりま す。 空港・港 1-4 Copyright© Yamagata Prefectural Government All Rights Reserved 航空機に滑走路の向きを知らせ ます。 21 滑走路末端標識 ○ 航空機に滑走路の始まりと終わ りを知らせます。 山形空港には航空機の安全な 離陸着陸のために(空港には、滑 走路ごとに離陸着陸できる最低の 気象条件があります。)、さまざま な気象観測装置があります。観測 データは国際的に定められた通 報方法によって管制塔や航空会 社などに秒刻みで提供されていま す。