みちのく銀行 「確定拠出年金制度」の導入について

平成２５年６月２１日
各
位
株式会社
みちのく銀行
みちのく銀行（頭取
みちのく銀行
「確定拠出年金制度」の導入について
杉本康雄）は、平成２５年４月より、安定的で長期的に持続可能な
年金給付の実現に向けた従業員の退職金制度として、「確定拠出年金制度」を導入いたしま
した。導入に伴い、これまで実施していた確定給付企業年金制度については、現役従業員の
部分の全てを確定拠出年金制度に移行することといたしました。
確定拠出年金制度の運営管理業務については当行が行い、運用方法に係る情報提供や記録
管理業務など一部の業務を損保ジャパンＤＣ証券株式会社（本社
東京／社長
原 祐二）
に委託することといたしました。
確定拠出年金制度は、企業が退職金のために拠出した掛金を、加入者自身が運用する点が
特徴であるほか、企業会計上において同制度が退職給付債務の対象とならないなどの特徴が
あります。
また、当行が確定拠出年金制度の開始と同時に採用した「マッチング拠出制度」は、事業
主負担の掛金に加入者自身の所得から掛金を上乗せし、将来の年金額を増やすことが可能と
なるほか、拠出した掛金が全額所得控除（「小規模企業共済等掛金控除」の対象）となるなど、
従業員の福利厚生の拡充に繋がります。
当行は、従業員自身が確定拠出年金制度に加入することで、同制度の普及、促進を図り、
今まで以上に同制度に係る高品質なサービスを低コストで提供してまいります。
記
１．「確定拠出年金制度」の特徴
（１）企業側にとっての主な特徴
・退職給付に対する費用やキャッシュフローの変動が抑制され平準化される（追加的
な費用や掛金は発生しない）。
・掛金、手数料は損金算入できる。
・退職給付債務の対象外となる。
・加入者に対する投資教育が必要であることから、加入者の金融・経済への関心が高
まる。
（２）従業員側にとっての主な特徴
・掛金を自身で運用する。
・退職金（年金）に関する受給権が早期に確保できる。
・転職時など資産を持ち運びできる（ポータビリティ制度）。
・マッチング拠出制度の活用により税制メリットを享受しながら将来の年金を増やせ
る。
・確定拠出年金制度の給付は６０歳以降であり、中途での引出しは原則できない。
２．みちのく銀行における確定拠出年金制度の運営体制
当行における確定拠出年金制度の運営管理業務については、損保ジャパンＤＣ証券 株
式会社と業務提携を行い、制度設計のご提案や各種サービスのご提供を行っております。
以上