...

Blackmagic Design: Media

by user

on
Category: Documents
33

views

Report

Comments

Transcript

Blackmagic Design: Media
Press Release
東京現像所、
東京現像所、Cintel Film Scannerを導入
を導入
東京、日本 東京、日本 2015年
年12月
月04日 日 - Blackmagic Designはこの日、フィルムラボとして60年の歴史を持
つ株式会社東京現像所が、リアルタイムでのフィルムスキャンおよびキーコードテレシネの用途に
Blackmagic Cintel Film Scannerを導入したことを発表した。
同社はフィルムの現像、タイミング、プリントといったフィルムサービスのほかに、テレシネ、編
集、カラーグレーディング、そして最新のDCPマスタリングまで、幅広いサービスを提供している。
「現在使用しているテレシネ機の光源が生産中止となり、その後継機となるものを探していたんで
す」と同社デジタルプロセス長の森泉直樹氏は説明する。「Cintelはリアルタイムスキャンができて、
映像もオーディオも両方取れるのでテレシネ的な使い方としても使えます。さらに当社では、グレー
ディングシステムとしてDaVinci Resolve Studioも使用しているので、Cintel とResolveの組み合わせ
で効率的に作業ができることを期待しています。」
「Cintelは3パーフォレーション対応な点がいいですね」と話すのは同社カラリストの松本康弘氏。
「通常の映画では4パーフォレーションでの撮影方法が主ですが、近年はフィルム撮影をしても劇場で
フィルムを映写しないDIやTVコマーシャルでの用途が多く、そのほとんどが3パーフォレーションでの
撮影方法をとっているんです。また、スキャン中に止まらず連続走行しているのに、必ずフレームの
真ん中で光源が光るように同期が取られている点は素晴らしい技術だと思います。また、スキャン時
にフィルムの平面性も保たれているので歪みがありません。この価格帯でリアルタイムで4K30Pスキ
ャンが取れるのはすごいですね。」
「スキャンの方法はとても簡単なので、半日くらいで使い方をすべて覚えることができます。またロ
ーディングを間違えたとしても、エラーが出て絶対にテンションがかからないようになっています。
ネガを傷つける心配がないため安全です」と松本氏。
さらに、同社映像本部映像部長の西野克治はこう話す。「当社で行っているフィルムサービスのひと
つにネガ現像があります。現像後のフィルムチェックはHDテレシネ機でモニターチェックが行われて
います。通常、夜間にフィルムが持ち込まれ、翌日の夕方までに現像済みのネガフィルムを納品する
ことが多いです。このスケジュールでネガチェックをする場合、テレシネの作業が入っていても、ネ
ガチェックのためにその作業を止める必要があり、効率がよくありませんでした。そのため、HDクオ
リティでネガチェックができる機材を探していたところ、スキャン中にHDモニターで画像確認がで
き、しかもリアルタイムでスキャンできるCintel Film Scannerを昨年のInter BEEで実際に見て発売を
待っていました。」
さらに、キーコードテレシネ作業も同社でのCintelの使用目的のひとつだという。同社では、キーコー
ドをビデオに焼き付けたものをオフライン用の素材として作成している。「現在はHDテレシネしたテ
1 / 2 ページ
ープをキャプチャーして、Resolveでキーコードを焼き付けて、オフライン用のQTファイルを作成し
ています。Cintel Film Scannerを使うことで、直接Resolveに取り込むことができるので、ワークフロ
ーが大幅に改善されると考えています。」と西野氏は結んだ。
フォト
Blackmagic Cintel Scannerおよびその他のBlackmagic Design製品の写真はこちら
www.blackmagicdesign.com/jp/press/images/
会社概要
Blackmagic Designは、映画、ポストプロダクション、放送業界に向けて世界最先端のビデオ編集製
品、デジタルフィルムカメラ、カラーコレクター、ビデオコンバーター、ビデオモニター、ルータ
ー、ライブプロダクションスイッチャー、ディスクレコーダー、波形モニター、リアルタイム・フィ
ルムスキャナーを開発している。Blackmagic DesignのDeckLinkキャプチャーカードは、その品質と価
格で放送業界に革命をもたらした。また、エミー™ 賞を受賞したDaVinciカラーコレクション システ
ムは、1984年以降、テレビ、映画業界の中心となっている。Blackmagic Designは、現在も6G-SDI、
12G-SDI製品、ステレオスコピック3D、Ultra HDワークフローなどの独創的な革新を続けている。世
界をリードするポストプロダクションエディターやエンジニアにより設立されたBlackmagic Design
は、現在アメリカ合衆国、イギリス、日本、シンガポール、そしてオーストラリアにオフィスを構え
ている。詳細はwww.blackmagicdesign.com/jp
2 / 2 ページ
Fly UP