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「伝記を読んで『すごい』を伝えよう!」

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「伝記を読んで『すごい』を伝えよう!」
感想・紹介
教材「手塚治虫」
(東京書籍5年下)
「伝記を読んで『すごい』を伝えよう!」
・手塚治虫の一生を
4 つの時代に分け
て順に書かれてい
る。
・小見出しとともに
時代ごとにまとめ
られている。
・まんがに対しての
考えや思い,まん
ががどのような意
味を持っていたか
が表れている表現
で構成されてい
る。
教材の特徴
「読書力」に関する既習事項
指導事項との関連
「世界でいちばんやかましい音」(5年上)
◆物語の優れた叙述に着目して読む力
「大造じいさんとがん」(5年下)
◆感じたことや考えたことを推薦する力
◇本や文章を読んで考えたことを
発表し合い,自分の考えを広げた
り深めたりすること。(C・オ)
◇目的に応じて,複数の本や文章な
どを選んで比べて読むこと。
(C・カ)
重点「読書力」
◆伝記を読んで,自分の生き方について考える。
・人物の行動や言葉,エピソードなどの事実から,
その人物の人柄や生き方,自分自身の生き方を考
える。
関連図書
○ジャンル読書
・伝記
身に付けさせたい「読書力」
言語活動
手塚治虫のここが
★「伝記を読んで『すごい』を伝
えよう!」
【感想・紹介】人物紹介パンフレ
ット
すごい!
自分の考え
すごいと思
う観点として,
業績,行動,考
え,残した言
葉,エピソー
ド,周りの人と
の関わりや影
響,作品,人物
像,生き方など
がある。
特徴とねらい
伝記を読んで,「すごい!」と思ったことをその人の考えや思い,事実と結び付けて紹介する。伝記を読んで人物紹介
パンフレットにまとめることで,紹介したい人物に影響を与えたことや関わった人物といった事実や生き方を表す叙述な
どを観点ごとに整理してまとめ,そこから捉えた生き方や人物像を基に自分と比べたり,生き方を考えたりすることがで
きる。
学習の流れ(全 10 時間)
第一次(1時間)
第二次(4時間)
第三次(5時間)
【言語活動のイメージ化】
○最近話題になっているスポーツ選手や著名人につ
いてすごいと思うことを話し合う。
○話し合いで出てきたすごいと思うことは,どんな分
類ができるのか(人柄,業績,生き方など)を考え
る。
○人物の「すごい」が書かれたものとして伝記がある
ことを確認し,伝記を読んで紹介することに興味を
もつ。
○教師が作成した人物紹介パンフレットのモデルを
見て,パンフレットの概要をつかむ。
【課題の設定】【課題解決の見通し】
○パンフレットに書くこと(すごいと思ったこと,す
ごいと思った観点についてまとめたこと,自分の考
え)を決め,学習の見通しをもつ。
【学習計画の立案】【教材へのいざない】
○パンフレットを作るために,まず教材文を使って,
すごいと思う観点をさらに増やし,すごいと思った
観点のまとめ方について学習することを確認する。
【並行読書】
○紹介したい人物を決めるために,伝
記の並行読書を始める。
○読書記録を取り,選書の助けとした
り,自分の読書生活を振り返ったり
する。
【課題の追求】
○すごいと思ったことを見付けなが
ら,教材文を読む。
○すごいと思ったことがどんな観点か
話し合う。
○すごいと思った観点について書かれ
ている叙述(事実や考え,生き方)
を見付ける。
○見付けたことについて自分の考えと
比べたり,感想をもったりする。
【表現の発信・交流】
○グループで読み合い,自分と比べた
り,感想を交流したりする。
【言語活動遂行】
○選んだ人物の紹介パンフレ
ットを第二次と同じ手順で
作成する。
【表現の発信・交流】
○パンフレットを読み合い,す
ごいと思った生き方や友達
の考えを交流する。
【自己評価・メタ認知】
○伝記を読んで,その人物の
人柄や生き方を読み取った
り,自分自身の生き方を考
えたりすることのよさを確
認する。
【発展読書】
○友達が紹介した人物に興味
をもち,読書する。
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