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宇佐市における 初期集中支援チームの取り組み方 ~社会福祉協議会が
平成28年10月27日 第2回 認知症地域支援体制推進全国セミナー 認知症介護研究・研修東京センター 認知症の人と家族が地域でよりよく暮らすための、初期からの実効性のある支援体制を創りだすために 大分県宇佐市における 初期集中支援チームの体制づくり ~社会福祉協議会の取り組みを活かしてともに進める地域支援~ 大分県 宇佐市社会福祉協議会 事務局長 蓑田 重光 宇佐市介護保険課 課 長 麻生 公一1 大分県宇佐市の紹介 人口 世帯数 65歳以上 高齢化率 56,277人 22,450世帯 19,508人 33.8% 2 <6つの日本一> 1.宇佐神宮 2.双葉山 3.石橋 4.鏝絵 5.焼酎 6.どじょう 3 宇佐市における高齢者の状況と 現在実施している主な高齢者対策について(1) 初期集中支援の 基盤となり大切 4 宇佐市における高齢者の状況と 現在実施している主な高齢者対策について(2) 5 6 1 宇佐市社会福祉協議会が「認知症支援チーム」を引き受けた背景 行政との関係性及び地域福祉における宇佐社協の役割 認知症支援の重点ポイント ・家族の認知症に対する理解(認知)及び支援の受け入れ ・地域の認知症に対する理解及び地域主体の支援体制 地域住民による主体的な活動(社協が支援) ・高齢者ふれあいサロン(102ヶ所で実施) ・介護予防教室(147ヶ所で実施) ・認知症予防教室(20ヶ所で実施) 関係団体との関係性(社協が関係団体等の事務局を担う) ・民生委員児童委員協議会、ボランティア連絡協議会他 7 宇佐社協 ★地域福祉 関係 地域住民による主体的な活動 (社協が長年かけて支援) ・高齢者ふれあいサロン(102ヶ所で実施) ・介護予防教室(147ヶ所で実施) ・認知症予防教室(20ヶ所で実施) 関係団体との関係性 (社協が関係団体等の事務局を担う) ・民生委員児童委員協議会、 ・ボランティア連絡協議会他 行政 認知症支援の重点ポイント ・家族の認知症に対する理解(認知) 及び支援の受け入れ ・地域の認知症に対する理解及び 地域主体の支援体制 認知症初期集中支援チームへのつなぎ 認知症初期集中支援期の支援拡充 認知症初期集中支援後のフォロー 8 2 宇佐市での「認知症初期集中支援チーム」の取り組み方 認知症かな?と思ったら まず社協へ!(相談窓口の一本化) 情報ネット網の確保と「支援チーム」による訪問 関係機関との連携(包括、民生委員、介護保険事業所等) 地域ぐるみで支援(高齢者安心ネットワーク) 9 10 11 12 1 「新オレンジプラン」の策定(平成27年1月) 2 介護保険制度改正による認知症施策の地域支援事業への位置づけ(平成30年度) 3 宇佐市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(平成27~29年度) 認知症に関する普及啓発の推進 認知症予防教室の推進 認知症家族等の支援 支援体制の構築と地域の見守り強化 4 平成28年度までの進捗現状 認知症地域支援推進員の配置 認知症初期集中支援チームの設置 認知症ケアパスの作成・普及 認知症徘徊者捜索模擬訓練の実施 認知症サポーターの養成 5 今後に向けて 早期診断・早期対応できる体制の強化 医療と介護の連携推進 市民への認知症の正しい理解の促進 認知症カフェなど認知症の方の居場所づくりと家族の介護負担の軽減 13 これからの宇佐市高齢者支援の在り方 認知症高齢者の支援を総合的、全体的に進めるために その 防災 他 士 子ど 愛育 老人 区長 会 も会 班 まちづ くり協 議会 家族会を通した家族支援 認知症サポーター養成講座 民生 委員 警察署 高齢者安心ネットワーク 地域 • 平成25年より開始 包括と地域の情報交換の場 • 平成27年より各包括毎に順次実施 社協 市 認知症予防教室 • 平成22年度開始 目標30ヶ所 認知症地域支援推進員 • 平成27年より総合的対策の要として活動開始 認知症初期集中支援チーム • 平成28年10月に始動 消防署 消防団 認知症等徘徊者捜索模擬訓練 地域に根ざした体操教室 • 平成16年開始、市と包括で育成支援 • 平成25年より社協が事務局として支援 ふれあいサロン 7 包括 介護事 業所 医師会 サポート 医 地域ケア会議 プラン検討会 介護従事者研修 権威擁護・成年後見人・高齢者虐待対応 関係機関がお互いに、連携しながら理解を深めていく 14