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集まり.つながり.育つ採用

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集まり.つながり.育つ採用
集まり.つながり.育つ採用
~人材確保プロジェクト~
社会福祉法人野の花会 アルテンハイム加世田
事務職員 佐藤 祐紀
各事業所のご案内
(鹿児島市内デイサービス 3か所)
鹿児島市
ポスク・イースター(桜ヶ丘)
デイサービス 遊びたり(上之園)
デイサービス うれし家(紫原)
アルテンハイム加世田
アルテンハイムデイサービス
リハクリニック本町
南さつま市
老人保健施設ラポール吉井
グループホームなでしこ
介護保険相談センター
(ヘルパーステーション
ケアマネジメントセンター)
人材確保に向けて
▪ 法人の現状
昭和63年法人開設以降、新規事業の開設のため、
毎年、30名から40名程度の新規学卒者の採用を
行っている。
現在は、順調に採用できているが、今後の介護業界の
厳しい環境を踏まえ、採用される側に視点をおき、若手ス
タッフによる「人材確保プロジェクト」に変更した。
社会福祉法人
野の花会
9施設29事業で あなたを生涯支えます
〒897-0002
鹿児島県南さつま市加世田武田 13877
TEL:0993-52-8715
FAX:0993-52-7107
・ 介護老人福祉施設
・ 短期入所生活介護
・ 通所介護
・ 認知症対応型通所介護
・ 小規模多機能型居宅介護
・ ケアマネセンター
・ 訪問看護
・ クリニック
・ 吉井淳二美術館分館
〒890-0062
鹿児島県鹿児島市与次郎 1-2295-247
〒897-0001
TEL:0993-53-8888
FAX:0993-53-8788
〒897-0031
TEL:0993-78-3320
FAX:0993-78-3335
〒897-0006
TEL:0993-53-3211
FAX:0993-53-7220
・ 介護付有料老人ホーム
・ 小規模多機能型居宅介護事業
〒891-0175
TEL:099-265-3580
FAX:099-265-3567
野の花会の理念のひとつ、
「建物も一つの作品として地域に
存在する」の思いに沿って、今回
外観デザインについては建築家
の伊東豊雄建築事務所、住空間
は日本社会事業大学大学院教授
の井上由起子氏に助言をいただい
ています。
具体的な取り組み
1.20代前半の若手スタッフによるプロジェクトチーム
2.見学バスツアーの開催
3.新任職員による学校訪問
4.内定者フォローで辞退者ゼロ(法人行事への招待)
5.面接ブースのデザインを工夫
6.ソーシャルメディアを活用しての広報活動
見学会
昼食はスタッフとの
食事会
ホテルでの
お茶会
“脳リハビリ”の見学
専門性もあこがれのひとつ
新しい施設の建設現場を視察
「ここで働きたい!」の声も
面接会(人が集まる面接ブースの工夫)
面接ブースでの紹介内容
知りたい情報・伝えたい情報
キャリア形成システム全体図
個々人の希望を反映したキャリアアップ
賃金体系
処遇面の対応
人
材
育
成
人事考課制度
人材養成の理念
基本方針
採
用
採用時の
情報提供
定期的な面接
(メンタルケア)
研修体系
キャリアアップモデル
(職能制度)
雇用契約時の
コンプライアンス
スタッフのマンション(南さつま市に2棟)
ヒルトップ「野の花」
・1室41㎡、独身寮としては
広い間取り
・オール電化設備
・室内は段差の無いバリア
フリー設計
CASA野の花21
<目的>
キャリアパス制度の導入に連動させての人事考課制度の運用により、
福祉専門職が将来展望を持って生き生きと仕事ができる環境を整
備することを目的とします
<概要>
福祉職が勤務するすべての事業所、施設にて人事考課を実施し、考
課の結果により、非正規職員から正規職員への雇用見直しも行いま
す。
<内容>
自己申告書、目標管理シート、人事考課シートの作成
業務基準書、職務基準書、考課者研修関連資料の作成
ケア基準書、各種データ帳票類の整備
新任研修の目標達成度表<一部抜粋>
R.W
新任職員名
S.A
指導者名
3ヶ月目新任研修の目標達成度
第3回目
達成目標
・アルテンハイムの方針
・ケア基準の理解と実践
目 標 達 成 度 (評価)
できる
7
10.1%
時々できる
1
1.4%
できない
0
0.0%
(できる、時々できる、できない、から選択してください。)
到達項目
組
織
・
方
針
・
姿
勢
・
態
度
できる
1 物品の保管場所がわかる
A
2 仕事の流れを理解している
A
3 仕事が段取りよくできる
時々でき
る
B
4 利用者の名前を覚えている
A
5 ごみの処理の仕方がわかる
A
6 掃除がマニュアルどおりできる
7 理念が理解できている
A
8 方針が理解できている
A
9 守秘義務が理解できている
A
できない
新人研修
〈規定・マニュアル類〉
目 次
マニュアルの使い方
…
3
組織図
…
4
身だしなみ
…
5
笑顔とあいさつ
…
6
言葉と態度
…
8
利用者への接し方
…
8
家族への接し方
…
9
実習生への対応
… 10
ボランティアへの接し方
… 11
守秘義務(個人情報の保護)
… 12
人権を守る
… 16
情報提供のしかた
… 20
苦情・相談・提案・意見・要望解決の仕組み
… 22
通所介護サービス計画の作成と見直し…24
一日の仕事の確認
… 26
シフトミーティングの基本(申し送り)
… 28
お茶の時間
…
入浴
…
排泄
…
送迎
…
移乗・移動
…
脳リハ
…
生きがい・楽しみ・喜び
-アクティビティ…
高齢者の疾病に関する基本的知識
… 69
便秘
褥創のケア
爪きり
たんの吸引
誤嚥性肺炎
服薬介助※薬を正しく知ろう※
脱水症状
廃用性症候群
49
51
57
60
62
64
67
…
…
…
…
…
71
75
77
80
82
…
…
…
83
88
90
職務基準書
ケアワーカー
等級 3等級
業務
課業
食事介助
基本的生
活支援
サービス
内容
知識・技能・資格・免許 取得方法
施設所定の日課に基づいて
① 利用者の要望に従い、
あるいは本人の状態か
ら判断して
② 健康状態、残存機能、嗜好、習癖、(介護記録
記載)と本人の日々の状態観察から判断して食事
内容、形状、介助方法などを選択する。
③ 誤飲・誤嚥・嘔吐の場合は応急処置を行うとと
もに上級者・看護職に報告し、指示を受けたその
後の状況を観察し、対応する。
四肢機能の知識
リハビリテーションの知識
医学知識
ボディメカニックス
社会福祉主事任用資格
介護福祉士資格
施設内外研修
会
各種専門講座
介護実習
OJT
通信講座
国家試験
資料・教本・マニュアル
介護マニュアル
ケアプラン
個人別介護記録
各種テキスト
清潔介助
(省略)
(省略)
(省略)
(省略)
入浴介助
(省略)
(省略)
(省略)
(省略)
(一部抜粋)
目
標
(平成
年
管
理
月~平成
職場名
シ
年
ー ト
計画時
課
月)
氏名
年齢
歳
〈施設の目標〉
目
現場在職年数
年
月
長 係
長 本
採用年月 平成
完了時
人
課
年
月
長 係
長 本
人
職種
〈職場の目標〉
標
目標到達レベル
本人課題
評
価
アドバイス
上司評価
スケジュール
4
5
4
3
2
1
かなり高い
高い
普通
やや低い
低い
5
4
3
2
1
かなり高い
高い
普通
やや低い
低い
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
地域への発信(認知症の理解へ)
介護予防教室・認知症外来・認知症相談会
介護予防教室・認知症
予防教室(平成6年)
認知症専門外来
認知症相談会
医療的根拠に基づいた
認知症専門の看護師に
認知症ケアの実践(平成13 よる (平成13年)
年)
23
貯筋運動
鹿屋体育大学学長 福永哲夫先生考案
(早稲田大学名誉教授)
講演会を開催。現在は毎月第
1・3月曜日老健にて行う。
(平成16年)
「使えばなくなるお金の貯金
使って貯めよう筋肉貯筋」
24
認知症の連携パスを作りました
ニッセイ財団助成・先駆的高齢者事業運営委員会
第二回運営委員会
(H22.10.18)
第一回運営委員会
(H21.8.20)
25
街にでよう(おはら祭に参加)
活動の成果と評価
▪ 面接会場の設営やリーフレット、見学会用パンフレットなど
も採用される側の視点を重視し、より年齢の近いプロジェ
クトメンバーにより作成。「ほしい情報を、入手しやすい方
法で、わかりやすく」発信できるよう工夫がされた。
▪ 見学ツアー参加者が確実に採用につながっている
▪ プロジェクトにかかわった職員自身のモチベーションも向上
▪ 離職率の改善
5年間の採用人数と離職率
(人数)
45
40%
40
35%
35
30%
30
採
用 25
人 20
数
25%
40
32
15
10
5
離
職
15% 率
20%
31
10%
23
5%
14
0
0%
平成22年度
平成23年度
平成24年度
採用人数
平成25年度
離職率
平成26年度
出典
厚生労働省社会保障審議会資料
ー 負担の少ない介護ー
天井歩行リフト
床歩行リフト
介護技術の習得
平成22年12月
小島ブンゴード孝子先生による直
接指導
平成25年10月
「優・悠・邑」介護職を講師に招き介護技
術の勉強会を開催
平成25年12月
岐阜県「優・悠・邑」の現場での
研修に参加
・実践している施設の介護職に直接ご指導頂くことで負担の少ない介護技術を習得。
機器を使った介護負担の軽減
トイレでふんばる君
乗助さん(のりすけさん)
道具の活用
スライディングボード
スライディングシート
イージースライド
体位変換、座り直し、移乗動作などの
介助に使用
・バスタオルやシーツ
・滑り止めシート
~スライディングシート~
(起き上がり)
バスタオルや
シーツを活用
することで介
助量軽減!!
上方移動介助
不安や負担が軽
減!!
(移乗動作:2人介助)
~スライディングボード~
滑り止めシートを活用
し、上方移動介助を楽
に!!
今後の課題とまとめ
今後の課題 ー 望ましい人材確保に向けてー
▪ 将来に夢が描ける福祉の仕事
▪ 人事考課制度の効果的運用と
キャリアパス制度の充実
▪ 介護職場の環境改善(積極的
な福祉機器の導入とロボット介
護の導入)
▪ 福祉職場全体のイメージアップ
▪ 人材育成システム構築と介護の
質の向上
▪ 厳しい介護報酬検討の中での安
定的な事業収入
▪ 企業と対等に戦える採用戦略
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