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名古屋市博物館 特別展「禅の心とかたち 總持寺の至宝」を開催します。
プレスリリース(データ) 、A4チラシあり 平成28年9月1日 市政記者クラブ 様 名古屋市博物館 学芸課 担当:学芸課長・村木誠、学芸員・山田伸彦 電話:853‐2655(休館日 853‐2658) 名古屋市博物館 特別展「禅の心とかたち 總持寺の至宝」を開催します。 名古屋市博物館では、みだしの特別展を下記のとおり開催いたしますので、お知らせいたし ます。 記 そ う じ じ 1 概 要 横浜市の總持寺は、永平寺とともに曹洞宗(禅宗)の二大本山のひとつです。 けいざんじょうきん ぜ ん じ 鎌倉時代に瑩 山 紹 瑾 禅師が禅の道場として開き、ここで育った門弟たちに よって曹洞宗の禅は全国に広がって行きました。本展覧会では、總持寺が所 蔵する宝物を通じて、曹洞宗の禅を紹介します。 2 会 期 平成 28 年 10 月 15 日(土)~平成 28 年 11 月 27 日(日)(54 日間) 3 主 催 名古屋市博物館、中日新聞社、曹洞宗大本山總持寺 4 観 覧 料 一般 1,000(800)円、高大生 600(400)円、小中生 300 円(100 円) ( )内は前売及び 20 名以上の団体料金 5 展示点数 70 件 120 点(風外コレクション含む。) 「禅の心とかたち 總持寺の至宝」の見どころ (1)圧倒!“大”法被 寺外初公開 はっぴ 豪奢な金襴織りと刺繍とで作り上げられている縦 7.3m×横 6.7m の巨大な法被*(染織品 としては最大の国指定重要文化財)を寺外初公開します。總持寺でも年に 1 日、特別な法 要でのみ使用される總持寺の禅風を伝える重要な法具ですが、本展覧会では初めて 3 週間 という長期間、この大法被を展示します。(前期展示:10 月 15 日(土)~11 月 6 日(日) 後期は複製を展示)*禅宗では本堂を装飾する布のことを「法被」といいます。 (2)總持寺に伝わる至宝の数々 文化財とともに、ただ、坐る 重要文化財である瑩山紹瑾像や前田利家夫人像、總持寺に伝わる東アジア美術から近代 美術まで広がる多彩な寺宝を紹介します。また、会場内に坐禅スペースを設け、700 年の しかん た ざ 歴史を乗り越えてきた文化財と同じ空間に坐り、曹洞宗の禅の特徴「只管打坐」に触れて いただくことができます。また、会期中に禅僧の指導による坐禅体験会も開催します。 (3)風外コレクション 初公開 名古屋市博物館独自企画 あすけ こうじゃくじ 伊勢出身の禅僧で、三河国足助の香積寺に住み教化につとめ、後に明治の曹洞宗・總持 ふうがいほんこう 寺を担う多くの僧を指導した風外本高。名古屋のみの独自企画として、名古屋市博物館が 所蔵する風外作品のうち、選りすぐりの 10 点を初公開します。