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申 請 の 手 引 き - 公益財団法人 東京都福祉保健財団

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申 請 の 手 引 き - 公益財団法人 東京都福祉保健財団
申 請 の 手 引 き
東京都介護職員等によるたんの吸引等の
認定特定行為業務従事者認定証(経過措置)及び登録特定行為事業者登録
平成 24 年4月
東京都福祉保健局高齢社会対策部介護保険課
1
目
次
1
これまでの経緯と社会福祉士及び介護福祉士法の改正・・・P3
2
申請要領・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P5
○
概要
○
従事者の認定について
○
事業者の登録について
○
申請書類のセット方法
2
1 これまでの経緯と社会福祉士及び介護福祉士法の改正
(1)喀痰吸引及び経管栄養(以下「医療的ケア」という。)については、当面やむを得ず必要な措置
(実質的違法性阻却)として、一定の条件の下、介護職員等による実施を運用(厚生労働省医政局
長通知)により認められてきました。
①
ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の在宅療養の支援について
(平成 15 年7月 17 日医政発 0717001 号)
②
盲・聾・養護学校におけるたんの吸引等の取扱いについて
(平成 16 年 10 月 20 日医政発第 1020008 号)
③
在宅におけるALS以外の療養患者・障害者に対するたんの吸引の取扱いについて
(平成 17 年3月 24 日医政発第 0324006 号)
④
特別養護老人ホームにおけるたんの吸引等の取扱いについて
(平成 22 年4月1日医政発 0401 第 17 号)
「社会福祉士及び介護福祉士法」
(昭和 62 年法律第 30 号。以下「法」という。)の一部改正により、
平成 24 年4月1日(法施行日)以降は、
○
登録を受けた喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)において、
○
介護福祉士(平成 27 年度から)・認定を受けた認定特定行為業務従事者が、
○
認定の際に認められた範囲内の喀痰吸引等を、
○
安全体制が整っている等、一定の条件の下で、
のみ実施することができることとなります。(⇒「2
申請要領」参照)
また、
○
喀痰吸引等の特定行為を行うことのできる介護職員等を養成する研修を実施するためには、登録研
修機関の登録を受ける必要があります。(⇒登録に関する手続き等は、後日別途ご案内します。)
《これまでの実質的違法性阻却に基づく喀痰吸引等の取扱いについて》
◆
国によると、上記の①~④の医政局長通知は、
「新制度施行後に、その普及・定着の状況を勘案し、
特段の事情がある場合を除いて原則として廃止する予定」とされています。(廃止時期は未定)
◆
平成 24 年4月度以降に開始した研修(特別養護老人ホームにおける 14 時間の施設内研修や在宅
における家族や看護師による研修など)は有効とならず、経過措置の対象となりません。
※ 平成 23 年度末までに修了又は開始した研修のみ有効となります。
3
(2)実施可能な介護職員等
①
介護福祉士
平成 27 年度(平成 28 年1月)の国家試験合格者から適用。介護福祉士の国家資格をもって、
医療的ケアが実施できます。
②
認定特定行為業務従事者
ヘルパー等の介護職員、特別支援学校教員や平成 27 年度以前の国家試験に合格した介護福祉士
などで、研修修了に基づき認定を受けている者(ヘルパー2級などの資格の有無は問いません)
ただし、平成24年3月末において既に一定の要件の下でたんの吸引等を行っている場合は、経
過措置対象者として認定を受けることにより、引き続きたんの吸引等を実施することができます。
(3)実施可能な行為
①
喀痰吸引(口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部)
②
経管栄養(胃ろう、腸ろう、経鼻経管栄養)
※ ただし、
・ 介護福祉士(平成 27 年度以降)については、養成課程又は登録事業者(勤務先)において実地
研修を修了した行為のみ実施可能
・ 認定特定行為業務従事者については、研修の課程に応じて実地研修を修了した行為のみ実施可能
(4)対象者
①
特定の者
利用者とのコミュニケーションなど、利用者と介護職員等との個別的な関係性を重視して、医療
的ケアを実施する場合を「特定の者」といいます。
②
不特定多数の者
高齢者の介護施設や居住系サービス等において、複数の利用者に複数の介護職員が医療的ケアを
実施する場合を「不特定多数の者」といいます。
4
2
申 請 要 領
5
概要
2―①
認定特定行為業務従事者認定証(経過措置)の交付
対象者
介護保険事業所に所属する介護職員等で、都内に住所を有する方
提出書類及び提出方法
P7~P8を参照ください。
提出期限 ※
平成24年5月31日(木)<必着>
認定証の交付
平成24年7月末までに事業者あてに送付します。
※5 月 31 日までに提出できない見込みの場合には、ご一報下さい。
2―②
登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)の登録
都内に所在する事業所で喀痰吸引等の業務を行おうとする事業者の方
対象事業者 ※
(事業所ごとに登録が必要です。)
提出書類及び提出方法
P9~P11を参照ください。
平成24年5月末日までに申請された場合は、7月末までに事業者あ
てに送付します。
登録通知書の送付
(6月以降に申請された場合は、原則として申請受理月の翌々月末ま
でに送付します。なお、できるだけ速やかに申請していただきますよう
お願いいたします。)
※
障害者自立支援法のみの指定を受け、喀痰吸引等を行う事業者の方は、東京都障害者施策推進部
あてに申請書を提出してください。
《提出先・お問い合わせ等》
1
提出先・お問い合わせ
〒112-0006 東京都文京区小日向4-1-6(東京都社会福祉保健医療研修センター内)
公益財団法人
電
人材養成室(たん吸引担当)
03(3812)9366
<受付時間>
2
人材養成部
話 03(3812)9311
FAX
※
東京都福祉保健財団
月曜日~金曜日
午前9時~12時、午後1時~5時30分
お問い合わせは、基本的に「質問票」によりFAXでお願いいたします。
その他
○
記入例を参考にしながら、記載誤りや添付書類もれのないようにご注意ください。
○
様式等は、公益財団法人東京都福祉保健財団のHPに掲載します。
(http://www.fukushizaidan.jp/htm/038kaigo_kensyu/kaigo_kensyu_top.html)
○
従事者認定証発行及び事業者登録の手数料はかかりません。
○
登記事項証明書及び住民票の取得費用等は各自でご負担ください。
○
申請書類送付の際は、最終ページの「宛先票」を封筒に貼ってください。
6
2―①
従事者の認定について
○ 介護職員等が喀痰吸引等を行うには、知事の認定を受ける必要があります。
◎ 今回の従事者の認定は、「介護保険法」の施設又は事業所の経過措置対象者に限ります。
※ 平成 24 年度以降、社会福祉士及び介護福祉士法の規定に基づき都道府県又は登録研修機関が
実施する研修修了者に関する申請については別途ご案内します。
(1)認定申請を行うことのできるもの
厚生労働省通知又は研修(教育)修了者
①
ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の在宅療養の支援について
(平成 15 年7月 17 日医政発第 071700 号)
②
在宅におけるALS患者以外の療養患者・障害者に対するたんの吸引の
取扱いについて(平成 17 年3月24日医政発第 0324006 号)
③
特別養護老人ホームにおけるたんの吸引等の取扱いについて
(平成 22 年4月1日医政発 0401 第 17 号)
④
平成
22 年度に国(厚生労働省)が実施した介護職員によるたんの吸
引等の試行事業による研修修了者
⑤
経過措置対象者
特定の者対象
特定の者対象
不特定多数の者対象
不特定多数の者対象
特定の者対象
平成 23 年度に都道府県が実施した介護職員によるたんの吸引等の実
施のための研修修了者
特定の者対象
(2)申請書類
①
事業所とりまとめ票
②
提出書類一覧
③
認定特定行為業務従事者認定証(経過措置)交付申請書(第1号様式)
④
本人誓約書(第1号様式-2)
⑤
第三者証明書(第1号様式-3)
⑥
実施状況確認書(第1号様式-4)
⑦
住民票(写し)
⑧
喀痰吸引等に関する研修終了証明証(該当するものがある場合)
⑨
研修内容及び研修時間を示す資料(介護老人福祉施設の場合)
⑩
返信用封筒(切手貼付、住所・事業所名記載)(角2(A4サイズが入る大きさ))
※
切手は申請者数により金額が異なります。
1~3人:120円
4~9人:140円
10~15人:200円
16~25人:240円
26人以上:390円
7
(3)その他の手続き
■
認定特定行為業務従事者として認定を受けた内容に変更が生じた場合
「氏名」に変更が生じた場合は、遅滞なく、認定特定行為業務従事者認定証変更届出書を提出し
て下さい。
■
認定特定行為業務従事者認定証を紛失又は汚損した場合
汚損した場合は、認定特定行為業務従事者認定証再交付申請書を提出して下さい。
※
認定証が再交付された後に、紛失した認定証が見つかった場合は、認定証を返納してください。
8
2―②
事業者の登録について
(1)個人・法人に関わらず、介護職員等による医療的ケアを実施する場合は、事業所ごとに事業所が
所在する都道府県において、事業者の登録を受ける必要があります。
○
登録喀痰吸引等事業者:平成 27 年度~(従事者に介護福祉士がいる事業者)
○
登録特定行為事業者:平成 24 年度~(従事者が介護職員等のみの事業者)
【登録基準】(法第 48 条の5、省令附則第 26 の3)
①
医師、看護師その他の医療関係者との連携が確保されていること
(登録適合書類(別記第1号様式-3)で確認します。)
・医師の文書による指示
・医療関係者との連携確保及び役割分担
・喀痰吸引等計画書の作成
・喀痰吸引等実施状況報告書の作成
・急変時等の対応
・業務方法書の作成
②
医療的ケアを安全かつ適正に実施するための必要な措置が講じられていること
(登録適合書類(別記第1号様式-3)で確認します。)
・安全委員会の設置、研修体制の整備その他の安全体制の確保
・備品等の確保
・衛生的な管理及び感染症予防措置
・対象者又はその家族等への説明と同意
・秘密の保持
③
医療的ケア実施体制が充実しており介護福祉士等が実施する必要性に乏しい場合は非該当
※
病院又は診療所は登録事業所の対象外とされており、介護療養型病床及び病院又は診療所で実施し
ている通所リハビリテーション・訪問リハビリテーションについても本事業の対象外となります。
■
登録申請は、事業所ごと(事業所の指定単位ごと)に行うこととなります。
○
同一所在地内に複数の事業所を抱える事業者の場合についても、事業所ごとに申請を行います。
○
特養併設のショートなど併設する施設であっても、対象者が異なる場合は、業務内容が異なること
から、事業所ごとに申請を行います。
9
(2)申請書類
【申請書】
1
新規に登録を申請しようとする者
○
登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)登録申請書(別記第1号様式)
2
既に登録を受けた者であって、喀痰吸引等の行為又は特定行為を追加しようとする者
○
登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)登録更新申請書(別記第5号様式)
【申請書に添付する書類】
1
新規に登録を申請しようとする者
①
申請者が法人の場合は、法人の定款又は寄付行為及び登記事項証明書、個人の場合は住民票の写し
②
介護福祉士・認定特定行為業務従事者名簿(別記第1号様式-1)
③
社会福祉士及び介護福祉士法第48条の4各号の規定に該当しない旨の誓約書(別記第1号様式-2)
④
登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)登録適合書類(別記第1号様式-3)
※ 下記「登録適合書類」を添付(参考様式を HP に掲載しています)
⑤
喀痰吸引等の業務従事者に関する書類
・
業務従事者が認定特定行為業務従事者の場合は、認定特定行為業務従事者認定証の写し
※
認定特定行為業務従事者認定証(経過措置)の交付申請を、同時に行う場合は添付不要)
・ 業務従事者が保健師、助産師、看護師又は准看護師の場合は、各免許証の写し(介護職員として従
事する者が看護師等の免許を有している場合)
2
既に登録を受けた者であって、喀痰吸引等の行為又は特定行為を追加しようとする者
①
上記②③
②
喀痰吸引等業務の実施に係る備品一覧
③
緊急時の体制に関する資料
④
記録等の整備状況に関する資料
⑤
実地研修の実施に関わる資料(登録喀痰吸引等事業者のみ)
※《登録適合書類》
添付する書類(参考様式を HP に掲載しています)
〈医師、看護師等との連携確保〉
①
医師の指示書(介護職員等による医療的ケアの提供に際して、個別に指示を受けるもの)
②
連携する医療機関等について記載(一覧表、連絡体制等が確認できる書類)
③
対象者ごとの役割分担や情報共有の方法(連絡会議や文書伝達等)について記載(それぞれの状
況に応じた役割を明確に記載した書類)
④
利用者ごとの実施計画書
⑤
指示を行った医師への報告と確認を行うための報告書(ケア実施記録:実施日、実施内容、実施
結果等を記載)
⑥
緊急時における連絡方法及び連絡網を記載した書類
10
〈喀痰吸引等の実施内容及び実施記録〉
①
別記第1号様式添付書類(認定証の写し)で代用可
②
(特定認定行為事業者の場合は不要)
③
安全委員会の構成員、協議内容、実施頻度等を記載した規程
④ フォローアップ研修(OJT 研修)のカリキュラムや計画書
⑤
備品の一覧表
⑥
衛生面を考慮した備品の管理方法が記載された規程やマニュアル(既存のものに追加で可)
⑦
感染症の予防、発生時の対応方法が記載された規程やマニュアル
⑧
利用者・家族への説明書・同意書、同意手順を規程した書類
⑨
秘密保持に係る規程やマニュアル(従業者との雇用契約締結時等の取り決め等で可)
※
書類審査に際しては、受入体制の整備状況を確認するため、利用者全員の具体的な指示書や同意書
原本等ではなく、様式を添付することで可。
※
従事者名簿が事業者登録の添付書類であるため、事業者の登録については、認定特定行為業務従事
者の認定が行われた後に従事者名簿が整って初めて申請が可能となるものですが、事業者登録と従事
者の認定申請を同時に行う場合は、名簿の従事者名は「予定」として記載し、「認定申請中」である
旨記載して提出してください。
なお、当該従事者が認定されたあとに、別途提出してください(認定申請を行っていない場合は不可。
)
。
※ 平成 26 年度までに国家試験に合格した介護福祉士については、介護福祉士のみの資格では医療的
ケアは実施することができません。一定の研修を修了し、都道府県知事の認定を受けた介護福祉士に
ついては、名簿の認定特定行為業務従事者の欄へ記載してください。
(3)その他の手続き
■
登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)として登録申請した内容に変更が生じた場合、
次の①から③の事項を、変更しようとするときは、あらかじめ、登録喀痰吸引等事業者(登録特
定行為事業者)変更登録届出書(別記第4号様式)を提出してください。
①
氏名又は名称・住所(法人にあたっては代表者の氏名)
②
事業所の名称・所在地
③
喀痰吸引等業務の開始予定年月日
また、④の事項に変更が生じた場合には、遅滞なく、登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業
者)変更登録届出書(別記第4号様式)を提出してください。
④
介護福祉士・認定特定行為業務従事者名簿
■
登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)が喀痰吸引等業務(特定行為業務)を行う必要が
なくなったときは、登録を辞退する日の一月前までに登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)
登録辞退届出書(別記第6号様式)を提出してください。
11
申 請 書 類 の セ ッ ト 方 法
【2-① 認定特定行為業務従事者認定証(経過措置)の交付申請】
事業者が申請者分を取りまとめ、提出してください。
②~⑨を申請者(介護職員等)ごとに作成し、②~⑨の順番で申請者ごとにクリップで留めて
ください。一番上に①、次に申請者ごとの②~⑨、一番下に⑩の順番でセットしてください。
①
事業所とりまとめ票
②
提出書類一覧
③
認定特定行為業務従事者認定証(経過措置)交付申請書(第1号様式)
④
本人誓約書(第1号様式-2)
⑤
第三者証明書(第1号様式-3)
⑥
実施状況確認書(第1号様式-4)
⑦
住民票(写し)
⑧
喀痰吸引等に関する研修終了証明証(該当するものがある場合)
⑨
研修内容及び研修時間を示す資料(介護老人福祉施設の場合)
⑩
返信用封筒(切手貼付、住所・事業所名記載)
(角2(A4サイズが入る大きさ))
※
切手は申請者数により金額が異なります。(P7参照)
人
人
【2-② 登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)の登録申請】
①~⑧の順番でクリップで留めてください。
複数の事業所を申請される場合は、事業所ごとに①~⑧の順番でクリップで留めてください。
① 提出書類一覧
② 登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)登録申請書(第1号様式)
③ 設置者に関する書類
・法人の場合は定款又は寄付行為及び登記事項証明書
・個人の場合は住民票の写し
④ 介護福祉士・認定特定行為業務従事者名簿(第1号様式-2)
⑤ 社会福祉士及び介護福祉士法第48条の4各号に該当しない旨の誓約書(第1号
様式-4)
⑥ 登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)登録適合書類(第1号様式-3)
⑦ 登録証等
・認定特定行為業務従事者については認定特定行為業務従事者認定証(写し)
(※ 認定特定行為業務従事者認定証(経過措置)の交付申請を、同時に行う
場合は添付不要)
・看護師等の資格をもって喀痰吸引等業務を行う者については免許証(写し)
⑧ 返信用封筒(120円切手貼付、住所・事業所名記載)
(角2(A4サイズが入る
大きさ))
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