...

2005年07月29日 No.753(2005年07月29日発行)

by user

on
Category: Documents
10

views

Report

Comments

Transcript

2005年07月29日 No.753(2005年07月29日発行)
古紙配合率100%再生紙を使用しています。
古紙配合率100%再生紙を使用しています
2005 年7月29 日発行(No.753)
発行者:青山 章 編集責任者:近藤 嘉 http://www.honda-roso.or.jp
発 行:本田技研労働組合・東京都文京区春日2-20-7 本田労働会館 電話03(3814)3711
裏
面
⋮
⋮
●
対
話
集
会
開
催
●
ユ
ニ
オ
ン
セ
ミ
ナ
ー
開
催
●
タ
イ
ホ
ン
ダ
労
働
組
合
日
本
研
修
受
け
入
れ
を
実
施
●
ホ
ン
ダ
リ
ピ
ー
ト
ホ
ッ
ト
ラ
イ
ン
『東京シティロードレース 2005』ボランティア事務局報告
去る、2005 年6月12 日(日)東京都日比谷公園において、
『東京シティロードレース2005』が開催され、一般や車いす
など男女 10 種目の競技に約 6,000 人の選手が参加しました。本田労組として一般ボランティアの募集を行い、大会に参加
したのは今回が初めてで、埼玉・栃木・エンジニアリング・研究所・栃木研究所・本社全国の6支部から20名のボランティ
アの方が参加しました。ボランティアの皆さんは、給水所にて走り終えた選手へ飲料水を手渡しするとともに、
「お疲れ様で
した!」と大きく声援を送っていました。とても暑い中でのボランティア活動、本当にお疲れ様でした。
本社全国
支 部
栃木研究所
支 部
研究所
支 部
エンジニア
リング支部
栃木
支部
埼玉
支部
宅杉田永
和本代野
研文浩裕
二雄三美
ささささ
んんんん
山靜多
本野保
健
清正太
典義郎
さささ
んんん
菅日
野木
清 幸豊
ささ
んん
伊岩
藤田
玲政
生詞
ささ
んん
河土
添井
雄政
司隆
ささ
んん
佐
々
木
信
義
さ
ん
感
想
文
以
外
の
参
加
者
●栃木研究所支部 浜田 日達さん
●エンジニアリング支部 小鹿野 奈緒さん
●埼玉支部 篠崎 秀明さん
この日は、台風の影響で小雨が降ると言われていたが、こ
の夏の一番の暑さとなった。私は千駄ヶ谷国立競技場に8 時
過ぎに着き、会場内に入ると車いすマラソンに出場する人が
準備に追われていた。身体が大変不自由なの
に勝利を得る為に熱心に最後の調整をしてい
る。私たちの作業は健常者のマラソン終了者
にペットボトルの水を配布する仕事であった。
今回ホンダより20 人が参加し、担当した。
6,000 人の走者がなだれ込む大変忙しい時
もあったが、私は「お疲れ様!」と声をかけ
続けた。
ペットボトルを受け取って、ただ通り過ぎる人もいれば、逆
にご苦労さんと言う人もいる。ありがとうと言う人もいる。や
はり良い返事が返ってきたときは、心がウキウキしていた。別
に返事を求めているのではないが、そんな甘えが心の隅にあっ
た。何はともあれ、一生懸命やり遂げた人の汗をみると感動
させられるものである。これからもいろいろなボランティアに
積極的に時間のある限り参加しようと考えています。組合の
役員の皆様共にご苦労様でした。
私は初めて、ボランティア活動に参加しました。今まで、ボ
ランティアという言葉は何度も聞いたことがありましたが、実
際にその現場で活動するとは思っていませんでした。
今回、このシティロードレースのボラン
ティアに参加し、いろいろな人たちとの交
流があり、みんなが一つの事に対して取り
組み、人のために一人ひとりが積極的に参
加することが、こんなに気持ちの良いこと
なんだと知りました。
以後、このように参加することがあれば
今回の活動を思い出して、気持ち良く参加
したいと思います。
当日の早朝 4 時に目覚めた私は、軽い興奮と役員という責
任から再び床に就くことはできなかった。電車を乗り継ぎ、集
合時間より1 時間早く着いた私は、国立競技場に刻まれた東
京オリンピックゴールドメダリスト名を懐かしく拝見した。
いつしか時も過ぎ、車いすマラソンスタートの時が来た。足
が不自由にもかかわらず選手の表情はとても明るい。これから
始まるレースを思う存分楽しもうという顔である。過去にとら
われず、これからの
将来を楽しもうとす
る前向きな気持ちに
私は心を打たれ、健
常者でありながら明
るくなれない自分が
恥ずかしく思えてき
た。
6月という梅雨時の1日でありながら、とてもさわやかな良
い勉強になった1日でした。
●栃木研究所支部 後藤 勝さん
ボランティアの受付を済ませ、給水チームの20 名は揃いの
赤Tシャツと帽子に身を包み、給水ポイントの国立競技場出口
通路に向かった。参加者が、
6,000 名超と聞き、この20 人
で本当に対応できるのか少し心
配しながら、準備作業に没頭し
た。
ゴールした参加者が、次第に
増え、人の流れが小川から濁流
になる中、次々に差し出される
手に「お疲れさま」と声をかけながらペットボトルを手渡す。
汗だくでヘトヘトになった参加者から、
「ありがとう」と返事
をされると、早起きで寝不足、準備で疲労した体も自然と軽
くなった。各支部遠方から参加したボランティアで、わざわざ
来た甲斐があったと思ったのは、自分だけではないと思う。
今後も、このレースのサポートはしていくとのこと。来年は
ぜひとも友人を誘おうと思う。
●栃木支部 西川 毅さん
はじめに「ボランティア活動」は何かと考えて見ると、誰か
に言われたからではなく、自分の意思と判断で自発的に、自
己のために金銭的・物理的利益や見返りを追求せず、誰もが
暮らしやすい豊かな社会をめざして、いろいろな人々とのつな
がりにより、社会の課題の解決に取り組む活動で、私として
は「感動を与えていただくことが大切」と考えています。
そこで、今回、ふたつのことに感動を与えていただきまし
た。ひとつ目は、暑い中 10Km 走り疲れている中で、私たち
とは初対面なのに「ありがとう、ご苦労さん」と声をかけてく
れた選手たちがたくさんいたことです。ボランティアをしてい
る私たちへの気遣いに感動しました。
ふたつ目は、表彰式でのある選手。1位ではなかったのです
が、表彰台で大空高く両手を上げていたように見えて、順位
ではないんだなぁと言うことに感動を与えて貰いました。
最後に、いろい
ろなボランティア
活動へ参加してみ
て、多くの感動を
与えていただける
よう、活動をして
いきたいと考えて
います。
本当にありがと
うございました。
●埼玉支部 村上 英治さん
この度、初めて組合のボランティア活動に参加させていた
だきました。快晴のなか、6,000人近いランナーが詰めかけ、
大勢のボランティアの人で賑わっていました。私たちがサポー
トしたのは、走り終わったランナーにドリンクを手渡すという
作業を手伝いましたが、何せ本田労組としても初めて東京シ
ティロードレースに参加するということもあり、最初は少し戸
惑いながらも、チームワークを結集して6,000 人のランナー
ほとんどにドリンクを手渡すことができました。
最初の印象ですが、我々のドリンクスタンドが国立競技場
の裏門近くでスタンバイしていたこともあり、本当にランナー
が来るの?といった不安がありました。実際しばらく待ってい
ると、ゴールしたランナーが大勢詰めかけ、大盛況だったので
すが、もう少しランナーの走っている姿も見たかったような気
がします。
最後に、表彰式も見学でき、車いすで走り終えたランナー、
障害を持ちながらも無事完走したランナーの晴れ晴れとした
勇姿を見ていると、ボランティアに参加してよかったと思うと
ともに、心から選手に拍手を送りたいと思います。また来年
も参加しますのでよろしくお願いします。
海外社会
貢献活動
本田労組の海外社会貢献活動として、去る2005 年5 月16 日∼27 日の間に、西ジャワ・東ジャ
ワ・南スマトラ・南マカッサルの職業訓練校の5 校に対し、HPM(ホンダプロスペクトモータ
ー)を通じて教材用エンジンを寄贈しました。この活動は1993 年(28 期上期)にタイの職業訓
練校へ初めて寄贈して以降、毎年続けているもので、2000 年からは寄贈先をインドネシアに拡
大し活動を継続展開しています。2005 年度におけるエンジン寄贈先とその様子を紹介します。
●
スラウェシ島
●
イ
ン
ド
●
ネ
●●
スカブミ(西ジャワ)
バレンバン(南スマトラ)
シ
ア
マカッサル(南セレベス)
今回寄贈したエンジンは、HPM の協力を得て、加
工・組立されているエンジンに加え、分解整備に必要
な工具類、整備マニュアルがセットされており、それ
ぞれ5箇所の学校にて実習教材として使用されます。
各学校で行われた寄贈式には、各学校の校長・地域
の教育長のほか、多数の関係者が出席しました。
席上、大高 HPM 社長より「この研修機材を大いに
活用して最新の技術を学んで欲しい。また、今後とも
微力ではあるがこのような活動を介し、インドネシア
の将来を担う青少年の技術力向上に尽力する」と挨拶
されたあと、賞賛の拍手が続きました。
スラバヤ(東ジャワ)
グディリ(東ジャワ)
国名
所 在 地
学 校 名
寄贈式
イ
ン
ド
ネ
シ
ア
西ジャワ スカブミ市
東ジャワ スラバヤ市
東ジャワ クディリ市
南スマトラ パレンバン市
スラウェシ島 マカッサル市
スカブミ 第1中等技能専門学校
スラバヤ 第5中等技能専門学校
クディリ 第1中等技能専門学校
パレンバン 第2中等技能専門学校
ウジュンパンダン 第5中等技能専門学校
05年5月16日
05年5月18日
05年5月19日
05年5月23日
05年5月27日
《今回寄贈内容》
● HPM製ストリーム用1.7L
VTEC エンジン
ATミッション
● CVTカットモデル
●分解整備に必要な工具類
●整備マニュアルセット
2005 夏季一時金カンパに温かいご協力をありがとうございました。
全支部合計 10,211,450 円 6月7日
∼8日
今期の重点取り組み項目である、新賃金・
評価制度の 2WAY の充実に対する受け止
めや組合員アンケートで声の多かった「職
場実態をつかんで欲しい」などについて、
活発な意見や要望が出されました。
参加者:組合員 75 名 支部役員 89 名
【内容抜粋】
●時間管理の徹底については、浸透しつつあるものの個
人の仕事量に偏りがあり、やりきれない部分について
は持ち帰りが多く発生している。
6月20日
∼21日
参加者:組合員 80 名 支部役員 134 名
【内容抜粋】
●若年層不足による業務負荷の偏りや年齢構成の歪みな
どにより、人材育成の必要性は感じるが、日常業務に
追われなかなか進んでいないのが現状である。また、
自ら育とうとする意識(モチベーション)の低下も感
じられ、人材育成ができるまでに至
っていない。
●日常の生産活動の守りきりに精一杯で、
本来現場でやるべき人材育成ができな
い状況にある。中堅層の空洞化や兼任
業務が多く、技術の伝承が難しい。
●2WAY の環境として、実施場所
が少ない、休憩所では落ち着かな
いなど改善の必要がある。
青山中央執行委員長 挨拶
●ユニットリーダーの負荷が高
く、また評価者1人あたりの 2
WAY 対象人数が多いことか
ら、十分な 2WAY は無理があ
るのではないか。
●コストダウン施策として投資を行うと省人効果が
求められる。しかし、実際には、まず人を減らし
てからテーマを後付けするような「省人ありき」
の施策になっている。その結果、職場の負荷とな
り、品質にも影響してきている。
●事業計画に対してコストや日程の守りきりが
優先となり、見極めが不十分なまま施策が実
行されてしまうために現場は余裕がなくなっ
●職場の年齢構成に歪みが生じており、コミュ
ている。
ニケーションが図りにくい環境になってい
●技術トレーナー制度により、有効に人材育成
る。また、コミュニケーション不足から個人
が図られており、今後も継続を望んでいる。
業務部門おいてはメンタル
しかし、一部の職場では
以上、紹介した内容や、これ以外に打ち上
的な問題が最近多くなって
技術トレーナーが専任に
げられた声も含め、本部・支部の活動に活
いる。
なっていない。
かしていきたいと考えています。
対象: 2期目以上の職場委員
『基調講演』
『政策研修会』
★より信頼される役員をめざして★
『本田労組の経営対策活動』
ホンダユニオンセミナー中級 4 コースを開催しました。このセミ
ナーは、本田労組の役員教育として 2 期目以上の全職場委員を対象
に、1 期(2 年)に 1 回開催しています。
山口副中央執行委員長
講師:いけぐち修次
参議院議員
講師:関口副書記長
『コミュニケーションの活性化』
『本田労組の DNA』
『ホンダの労働条件の現状』
講師:Be@work
近藤 直樹氏
講師:川上副書記長
講師:小鍛治副書記長
【開催日・参加者】
① 5 月 29 日∼ 31日(Aグループ)134 名
② 6 月 12 日∼ 14日(Bグループ)149 名 合計 283 名
グループ討議
受講風景
職場委員対象のセミナーとしては唯一、全支部の役員合同で受講
するセミナーとなっています。各カリキュラムの受講と、日常接す
る機会がない他支部役員とのグループ討議の場などを通じて、情報
交換をすることができました。
タイホンダ労働組合
『自立』
日本研修受け入れを実施
『講評』
今後の活動に
活かして
いきます。
講師:人間関係研究所
所長 有吉 實氏
討議内容発表
仁藤書記長
タイホンダより5 月29 日∼6 月2 日の間、組合役員4
名ならびに人事・労政課長2名が来日し、更なる労使関
係の改善に向けての研修を行うとともに、お互いの組
合活動について情報交換を行いました。具体的には、
職場の安全確保の体制や労使議論のあり方などについ
て活発な議論が行われました。
︻
代
表
挨
拶
︼
できることからはじめよう!
あなたにもできる、身近なボランティア
●「心のどこかで、社会貢献をしたいが具体的にどうしたらいいのか分か
らない」というあなた。私たちが身近に参加できるボランティアとして、
本田労組では「ホンダリピートホットライン 車いす改造ボランティア」
に各支部で取り組んでいます。
●作業は誰にでもできる簡単なものから、専門技術を要するものまで…。
●仕事を離れ、他部門の方とも和気あいあいの交流も図れます。
●改造作業日、場所などは支部によって異なりますので、お近くの組合事
務所、または組合役員までお問い合わせください。
青山中央執行委員長
ボランティア活動のき
っかけに、是非「ホン
ダリピートホットライ
ン」にご参加ください!
タイホンダ労組
ウタイ副委員長
Fly UP