日本ケンタッキー・フライド・チキン様の販売情報分析を支援

2010 年 1 月 15 日
富士通株式会社
株式会社富士通ビー・エス・シー
[PRESS RELEASE]
日本ケンタッキー･フライド･チキン様の販売情報分析を支援
～オンメモリデータベース「Oh-Pa 1/3」による高速化を実現～
富士通グループは、日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社（本社：東京都渋谷区、社長：渡辺
正夫、以下、KFC）様のケンタッキーフライドチキン事業の販売戦略立案用に販売実績の分析ができ
る「新販売情報分析システム」を構築し、このほど本稼働しました。
KFC様では、従来、全社共通のDWH(データウェアハウス)を構築されていましたが、販売情報の分
析には、2～3日程度かかるという課題がありました。
そこで新システムのIT基盤には、富士通ビー・エス・シーのオンメモリデータベース製品「Oh-Pa 1/3
Data Server（オーパ・ワンサード データ サーバ）（注1）」を採用しました。処理したいデータを全てメ
モリ上に置くことで、大量のデータを高速に検索処理が可能となる、オンメモリデータベースを基にシ
ステムを構築することで、販売情報分析処理を高速化しました。
その結果、従来、日々の分析情報を年間1億以上もの明細情報から2～3日かけて出力していた処理を5
分程度にまで短縮でき、販売戦略立案の大幅なスピードアップと効率化を実現できました。
KFC 様では、ケンタッキーフライドチキン事業（全国 1,500 店舗）やピザハッ
ト事業（全国 362 店舗）において、日々発生する販売情報を全社共有の基幹
システムに収集し、キャンペーンデータによる併売分析などさまざまな販売
分析に活用していました。しかし、基幹システムから各事業別に必要な分析
情報を都度抽出していたため、データ作成に 2～3 日程度かかってしまうこと
や、詳細な併売分析ができないという課題がありました。そこで、販売戦略
立案用に出力する分析結果の出力処理時間の短縮化を目的に、まず 2008
年 6 月にピザハット事業において「新販売情報分析システム」を新たに構築
し、業務効率化などを実現しました。
そしてこのたびケンタッキーフライドチキン事業にもシステムを拡張しました。
新たに構築した「新販売情報分析システム」は、KFC 様が保有
する膨大なケンタッキーフライドチキンの販売情報を高速に集
計・編集し、分析可能なマーケティング情報へと加工するもので
す。新システムでは、オンメモリデータベース製品「Oh-Pa 1/3
Data Server」により販売情報からの分析情報の作成を 5 分程度
の短時間で出力することが可能となりました。その結果、併売分
析を反映したキャンペーンなどの効果をいち早く経営層にフィー
ドバックできたり、作業短縮によるコスト削減が可能となったり、
業務の効率化を実現しました。
また、「Oh-Pa 1/3 Data Server」専用の GUI （注 2） である、
「Oh-Pa 1/3 Data Analyzer（オーパ・ワンサード データ アナライ
ザ）（注 3）」を適用することにより、Microsoft® Excel との連携が容
易となり、分析結果を出力する帳票作成も効率的に行なうことが
可能となりました。なお、このたびの新販売情報分析システムの
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【新販売情報分析システム概略図】
構築は、株式会社富士通システムソリューションズ（本社：東京都文京区、社長：杉本 隆治）と株式会社
富士通ビー・エス・シーが実施しています。
今後も富士通グループは、KFC 様をサポートしていきます。
【関連ホームページ】
http://www.bsc.fujitsu.com/services/ohpa/dataserver/（「Oh-Pa 1/3 Data Server」紹介サイト）
【商標について】
Microsoft® Excelは米国Microsoftの登録商標です。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
【注釈】
（注1）Oh-Pa 1/3 Data Server：富士通ビー･エス･シーが開発・販売する製品。サーバに搭載されている大容量メ
モリを効率よく・効果的に・有効に活用することができる、新発想のアーキテクチャーに基づく高速処理エン
ジンです。従来のリレーショナルデータベースを補完し、リレーショナルデータベースが苦手としていた大規
模データ一括処理の高速化を実現します。
（注2）GUI：グラフィカルユーザインターフェース。
（注3）Oh-Pa 1/3 Data Analyzer：「Oh-Pa 1/3 Data Server」向け専用GUI製品です。本製品の使用により、GUIベ
ースでリアルタイムに大規模データを高速に加工・編集することが可能です。GUIでの操作内容は全てマク
ロとして記録され、記録されたマクロは、そのままプログラムとして利用可能となるため、特別なプログラミ
ングをする必要がありません。
以
上
【「Oh-Pa 1/3 Data Server」に関するお問い合せ先】
株式会社富士通ビー･エス･シー
パッケージ&サービス本部
Oh-Pa開発事業部 Oh-Pa販売支援部
電話：03-3570-4411(直通) FAX：03-3570-4070
【報道関係者お問い合せ先】
富士通株式会社
広報IR室
電話：03-6252-2174(直通)
お問い合わせフォーム：
http://pr.fujitsu.com/jp/news/q.html
株式会社富士通ビー･エス･シー
事業企画本部 企画広報部
電話：03-3570-3434（直通）
お問い合わせフォーム：
https://www.bsc.fujitsu.com/contact/pr_ssl.html
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