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FLP演習 A
FLP演習 A 客員講師 臼井 敏男 テーマ タフで心優しい新聞記者を育てることです。 学期 通年 単位 4単位 開講時限 金曜日6時限 履修条件 是非とも新聞記者になりたいという意思があることです。 科目の目的・ 長期的にはタフで心優しい新聞記者を育てることが目的です。短期的には、新聞 到達目標 社、通信社、NHKの入社試験に合格できる作文力、基礎知識、思考力を身につけ ることです。 授業の概要 授業は①作文の講評②日々の新聞記事の分析③新聞記者の直面する問題の3本立 てです。①の作文は毎週、宿題として800字を書いてもらいます。テーマは新聞 社、通信社、NHKの過去の入社試験の課題です。作文を書く狙いは、一つには分 かりやすく論理的な文章を書く訓練をすることです。もう一つは、自分を見つめ、 社会の問題を深く考えることです。②では、いい記事と悪い記事、特ダネ、ユニー クな記事などを取り上げます。③では、取材される側のプライバシーやメディアス クラムがテーマです。いずれも講師が学生に質問して、学生に自ら考えてもらうの が授業の特徴です。 講師は38年間、朝日新聞社で社会部記者、週刊誌記者、社会部長、論説委員を 務めました。その経験を学生に伝えたいを思っています。 授業計画 1.授業の紹介。自己紹介。 2.作文講評。新聞はどうやって作られているのか。 3.作文講評。新聞の文章の特徴はなにか。 4.作文講評。学生が作文でお手本にする記事はなにか。 5.作文講評。いい文章と悪い文章の分かれ目はどこか。 6.作文講評。いい記事と悪い記事はなにが違うのか。 7.作文講評。記者はどんな取材活動をしているのか。 8.作文講評。記者はどうやって題材を見つけるのか。 9.作文講評。記者クラブの功罪とはなにか。 10.作文講評。社説は一般記事となにが違うのか。 11.作文講評。コラムは社説や一般記事となにが違うのか。 12.作文講評。特ダネとはなにか。 13.作文講評。インタビューはどのようにするのか。 14.作文講評。記者会見で記者はどんな質問をしているのか。 15.作文講評。前期のまとめ。 16.作文講評。実名と匿名はなにが基準になっているのか。 17.作文講評。プライバシーの侵害をどう考えるのか。 18.作文講評。メディアスクラムをどう考えるのか。 1 19.作文講評。なぜ誤報が起きるのか。 20.作文講評。なぜ盗作が起きるのか。 21.作文講評。新聞に国籍はあるのか。 22.作文講評。新聞の主張は変わることがあるのか。 23.作文講評。記者にとって、困難なことはなにか。 24.作文講評。記者に必要な資質とはなにか。 25.作文講評。全国紙と地方紙の違いはなにか。 26.作文講評。新聞とテレビの違いはなにか。 27.作文講評。40年前に比べて、新聞はどう変わったのか。 28.作文講評。デジタル時代で新聞はどう変わるのか。 29.作文講評。新聞の未来はどうか。 30.作文講評。総括。 評価方法 ①出席回数②授業での質問と意見③作文の内容で評価します。 テキスト・ 日々の新聞が教科書です。 参考文献等 授業外の学習活動 毎週1本、1年で30本の作文を書いてもらいます。 (見学調査・実態調 作文を書くために、さまざまな体験や幅広い取材を自分でしてください。 査を除く) 新聞を毎日丁寧に読むのは最低限必要です。 実態調査 ありません。 その他 ありません。 特記事項 参考 URL ありません。 2