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2月号 - あさくら苑

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2月号 - あさくら苑
24日(水)生花
25日(木)喫茶、パリオ(苑)
12 日(金)
外食
16日(火)
寿司実演
17日(水)
法話、フラワーアレンジ
18日(木)
喫茶、パリオ(苑)
4日(木)喫茶
20日(土)
シーツボランティア
6日(土)シーツボランティア
21日(日)
1泊旅行
9日(火)移動パン屋
23日(火)
移動パン屋
特別養護老人ホームあさくら苑/リバティーハウスあさくら
〒918-8135 福井県福井市下六条町 18-32
TEL(0776)41-8400
10日(水)生花
2月3日は「節分」ということで、邪気を払うため恒例行事「豆まきが行わ
れました。」又、1年の厄除けを願い、豆を食べる方もおられました。そして
各ユニットでは、恵方巻きを用意し、食べられる量を聞きながら、大きな巻
き寿司を切って配りました。習わしによると「その年の恵方に向かって目を
閉じ、一言も喋らず願いを思い浮かべながら丸かじりを…」との事ですが、
皆大きな太巻きを見て、「大きいの~」「おいし~の~」と会話も弾み、楽し
い食事となりました。
あさくら苑 3 丁目に新しい
仲間が増えました。
かわいいハムスターです。
名前は現在募集中で、「ハム
太郎」「ハムハム」等、皆思
い出の名前を呼んでいます。
夜行性の為、日中はあまり顔
が見られないのが残念です。
あさくら苑で実習をしたウエル
フェア専門学校の学生さんが成
人式の日に「入居者に見て頂きた
い!」と遊びに来てくれました。
入居者の方は、
「かわいい」
「きれ
いや」「昔とは派手なのー」等と
昔を思い出したり、喜びの声が聞
けました。順番に記念撮影し、楽
しいひと時を終えました。
1 月 22 日(金)に、あさくら苑・リバティー・グループホーム・デイサービス合同で、
「新年
会」を行いました。理事長の挨拶の後、今年の年男・年女の方にステージに上がって頂き、
酒樽をして皆で乾杯!!その後は、各事業所の入所者の方による催し者が盛大におこなわれ
ました。能楽「高砂」、懐かしのメロディー、二人場折、女装…等盛り沢山で、入所者の方か
らは、「ずっと笑いっぱなしや」「懐かしい歌が聴けた」と喜びの声が沢山聴けました。
編集後記
平成 21 年1月から平成 22 年 1 月末までに 9 人の入居者がお亡くなりになりました。そして 2 月 6 日に 96 才
の女性入居者があさくら苑で亡くなりました。76 才の男性を除いて、お亡くなりになったのは 90 才代の方が大
半ですが、それゆえに自由な外出、行きたいところへお連れしたいと職員は思うのです。昨年は北海道旅行、簡
保の宿、京都寺社めぐりと三度、宿泊を伴った旅行をしました。二月は北方湖畔で一泊旅行の予定です。 毎月、
外食も意欲的に取り組んでいます。胃瘻の入居者が特養は 20 名を超えています。
「口から食べられる間に好きな
物を食べて欲しい」そんな想いで今日2月8日も「ラポーゼ河和田」へパン作りに入居者とお出掛けです。
「かたいけの」編集委員
2 月5日(金)三重県の津市にある障
「ユニットケア講話」
1 月も色々なお店に行ってきました。「串焼きが食べたい」というメンバーと一緒に夜の外食
“秋吉”へ…。
「お肉や丼物など、色々な物が食べたい」というメンバーとファミリーレスト
シリーズ 27
害者通所授産施設「白山作業所」の「親
の会学習会」で副施設長が「社会福祉
の原点を考える」と題して講演しまし
た。夜は白山作業所の職員研修会でも
ランの“ガスト・ココス”へ…。皆でメニューを見て好きなものを注文し、お腹いっぱい食
「社会福祉労働の専門性を考える」と
べて帰ってきました。早速、「次は刺身」
「お寿司」「居酒屋」との声がでており、2 月の外食
題して 90 分話しました。
計画も順調に進んでいます。
-競争原理が働かない現実-
「介護保険スタート時は特養が選ばれると云われたが…」
特養入居者が約 42 万 2 千人、特養の総数が 21 年 4 月で 6.103 施設(ユニット型 1.104 施設)、地域密着型特
養が 233 施設で併せると 6.336 施設(月刊介護保険 1 月号)となります。待機者総数 42 万 1 千有余人と 1 月 19
日新聞に掲載されました。全国老施協は待機者 49 万 6 千有余人と 1 月 22 日に発表しました。新聞発表なら 1
つの特養に 66 人、老施協発表なら 78 人の待機者がいるという計算になります。特養の平均定員がほぼ待機者数
と同じ人数ですから、定員数だけ特養待機者がいるということになるのです。
介護保険がスタートする直前に特養関係者からよく言われたのは「介護保険が発足したら特養は市民によって
選ばれる」「特養に競争原理が導入され、悪い施設は淘汰される」ということでした。
「介護保険下 10 年で待機者 4~5 倍」
介護保険スタート時には全国で特養待機者は全国で約 10 万人でした。私は親しい仲間とよく「介護保険が発
毎月恒例の銭湯外出。施設で「お風呂にしましようか?」
足しても 10 万人もの待機者がいては、素敵な介護をしなければならないという競争原理は経営者も現場職員に
と職員が入居者の方に声をかけると、銭湯と勘違いし外
も絶対に働かない。営利本位の特養経営者の儲け主義が横行し、職員も専門性を高めようとはしない」と話し合
出の準備をする方もいるくらい銭湯に出掛ける事が楽
ったものです。そして介護保険が始まり 10 年目を迎え待機者は発足時の 4~5 倍を数えてしまいました。
しみの一つとなってきているようです。また、入浴後は
こんな状況では「素敵な介護をしよう」とする職員も民間企業の 2/3 の賃金では意欲を喪失し、儲けを企む施
「ソフトクリームを食べる」というのも当たり前になり
設経営者も「入居者中心の素敵な介護を職員にさせないと…」とは思わないのです。どんな酷い劣悪な介護をし
そうな予感です…。
ていても「施設が入居者を選べる」のですから。
「劣悪な職員配置」
職員についても専門性の高い優秀な職員がいなくても良いのです。施設内で手早く、三大介助をする職員が最
低限いれば、それで良いのです。事実、ユニット型特養が前倒しで介護保険発足後の 2002 年に位置づけられ、
2004 年から全室個室、10 人生活単位のユニット型特養だけが認可基準となりました。しかし、職員配置は 1 対
2.3 というユニット型特養も存在することが明らかになっています。
「進まない個別ケアと援助実践」
4 人雑居の既存型特養でもユニットケアを導入している施設では 1 対 2 の職員配置以上の施設もありますが、
いまだにジャージのユニホームを着用し、調理員が厨房でご飯を盛り付け、トレーに食札をつけて三食の配膳を
あさくら苑とリバティーでは、各ユニットが毎月計画を立ててクッキング(料理作り・お菓子作り)を取り組んで
しているユニット型特養には呆れ返ります。
います。入所者の方と職員が「一緒に作り、食べる」という、私たちの日常生活で当たり前にされている事が、施
「非礼極まる「丸見えの透明人間?」某センターの調査員のでたらめな調査」
設の中でも出きるよう、そして、このような機会がどんどん増えるようになるといいと職員一同考えています。
また、あさくら苑やリバティーの職員が頑張って、入居者の個別ニーズによる「自由な外出」の取り組みをし
ている施設に対して、「丸見えの透明人間」のような非礼極まる某センターの調査員がでたらめな調査して、「タ
イムリーな外出ができていない」と意図的な調査結果を出すのですから、私は「この日本の老人福祉施設は何処
へ行くのか」と心配になってしまいます。
副施設長
髙井時男
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