REPUBLIC OF NAMIBIA

November 22 2015 / No.81
Pressed by Mari Kodama
ＲＯＢＯＴ
--- Daily
Daily Report
Report in
in Namibia
Namibia
--ＣＬＡＳＳ
ＢＹ ＫＹＯＳＵＫＥ
REPUBLIC OF NAMIBIA
楽しい授業でした♪
ナワナワ！今週から学年末テストが始まり、子どもたちはいつも
と違ってちょっぴり真剣モードです。今週、同期隊員の KYOSUKE 先
生が、ロボットの授業をしにカメルにやってきてくれました～！彼
は何度も学校に来てくれているので、またの再会に子どもたちも大
喜び。彼は、NIED というナミビアの教育研究機関でコンピュータエ
ンジニアとして活動しています。現在の日本の小学校では、コンピ
ューターの授業がありますよね。ナミビアの小学校でも週１コマ確保されているのですが、機器不足と
教師の経験・知識不足で、悲しいことにほとんどの学校で教えられていないのが現状です。そんな中、
少しでもナミビアの子どもたちに、コンピューターをより身近に思ってほしいとの思いで、今回特別に
先生として来てくれました。授業の様子をお届けします～！
★ミスターコンピューターって？★
ミスターコンピューターは小さいけど万能なのだ
コンピューター＝画面があるコンピューターと思っていますよね。
でも、今回生徒と一緒に授業に参加してくれたのは、小さな箱型の
「ミスターコンピューター」です。このコンピューターがどんな動
きをするのかを、おもちゃの車を使ってみせてくれました。私たち
が人と会話をするのには言葉を使用し
ますよね。コンピューターは人間のよう
に勝手には動きません。コンピューターが動くには会話が必要で、そのため
にはコンピューター言語を使用します。車が前に進んだり止まったり、この
動きも、ミスターコンピューターに言語を使用して会話した上で動いている
のです。このように、子どもにもとってもわかりやすく仕組みを教えてくれ、
彼らもよく理解していました。最後に、現代の最新テクノロジー、自動運転
の車のビデオを紹介。ハンドルが勝手に周り動くリアルな映像に子どもたち
もびっくり仰天でした。将来はコンピューターエンジニアになりたい！と言
男の子の目はきらきらしていました
ってくれる子もいて、嬉しかったです。
★動くおもちゃを作ろう★
コンピューターのお話しを聞いた後は、いよいよ製作タイムです。テーマは「動くおもちゃを作ろう」
。
今回の主役はミスターコンピューターなので、彼を使用した動くおもちゃ作りです。１日目はジャパン
クラブ、２日目は大好き６Ａで行いました。今まで本格的な工作は Arts でも取り組んだことがなかった
ので、どんなものができるか、私は不安半分、期待半分な気持ちでした。工作は２、３人のグループ作
業で、「自分の好きなもの」を作ります。紙、紙コップ、ストロー、モール、発砲スチロールのポール、
ビーズ、レゴブロックなど、子どもたちにとっては夢のような素材
たちがたくさん。滅多に目にしないので、みんなの目はきらきら、
心はわくわくしていました。製作に使用するものを選んで、これは
どうかな？とあれこれ試しながら作業を続けていきます。
たくさんのパーツを試しては、真剣に作業する Aivo & Timo コンビ
November 22 2015 / No.81
Pressed by Mari Kodama
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6A おもしろボーイズくんたちは素敵な車をつくりました！
男の子でやっぱり人気だったのが、車です。車の難しいところは、
モーター一つでどう車輪を動かすか？というところ。頭で考えない
とうまく走りませんが、驚くことに車の仕組みの知識をしっかり理
解している子もいて、KYOSUKE 先生も「ここまで小学生でできるとは
思っていなかった」と驚くほどの素晴らしい車を完成させていまし
た！女の子は、お花を作っている子が多く、モーターをつけるとぐ
るぐるとカラフルなお花が回る仕組みです。何はともあれ、みんな
とっても楽しんで作業していたその顔をみることができて、私も
KYOSUKE 先生も大満足。最後に、みんなの前で各グループ作ったも
のの発表をしました。
「この車はニューヨークという名前で、一生走
り続けるんだ！」と自慢げに自分たちが作った作品を紹介する姿に
ほっこりでした。子どもたちに素晴らしい経験をさせてくれた
女の子たちはカラフルなお花と私の人形をつくりました！
ＦＡＲＥＷＥＬＬ
KYOSUKE 先生に感謝です。みんなの未来が、楽しみですね。
ＰＡＲＴＹ
学校が私のフェアウェルパーティーを開催してくれました～！１ヵ月前から準備してきたほど、私が
２年間いた中での前代未聞の超ビッグイベント。午前中は５・６年生と一緒に、夜は場所を変えて、７
年生と一緒の卒業パーティーでした。当日はみんなすごくおしゃれをしてきて、女の子はきれいで、男
の子はかっこよくきめていました。というわけで、私は終始写真撮影
に忙しかったです。プログラムでは、
「ジャパンクイズ」に挑戦。正
解すると、もれなく私からの景品がゲットできます。一番驚いたのは
「日本の首相の名前は？」に「アベ！」と正解してくれたこと。よく
覚えていてくれて嬉しかったです。歌にダンスに、ごはんにと、あっ
という間に過ぎていった時間。自分の卒業式を思い出して、とっても
楽しかったな。準備から何から全てしてくれた、校長、同僚、生徒の
気持ちに本当に心から感謝で
す。本当に彼らと一緒に２年
間を過ごせて心からよかった
と思えた一日でした。皆のこ
とは一生忘れません。オクヘ
パ！