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東日本大震災から4年7か月の歳月が過ぎました。当時、渡島管内を含め北海道各地 で、大きな津波災害がありました。ここ函館市でも、最大2.4mの津波が来襲し、尊い 命が失われたほか、家屋の浸水被害や水産被害を受けています。 平成24年6月、北海道が発表した津波浸水予測図では、予測される最大クラスの津波 高が、函館市元村町で10.0m、北斗市当別で10.4mとされています。 本日は、日本の防災対策の第一線で活躍されている定池祐季氏、有村幹治氏をお招き し、津波災害に強いまちづくりへの理解を深めて頂くため、本講演会を開催いたします。 函館市豊川町の水産市場前浸水状況 函館市若松町(朝市)の浸水状況 東日本大震災発生直後の函館市内の浸水状況(写真:函館市提供) 被災状況(奥尻町) 復興状況(奥尻町) 北海道南西沖地震の奥尻町の復興状況 日時:平成27年10月29日(木) 13:30~16:00 (開場13:00~) 場所:函館市中央図書館 視聴覚ホール (函館市五稜郭町 26 番 1 号) 主催:北海道 一般財団法人 北海道建設技術センター 後援:函館市、北斗市、渡島町村会 ○開場・受付 ○開 会 ○主催者あいさつ 13:00 ○講 13:40~14:40 演1 13:30 北海道 定池 渡島総合振興局長 三戸部 正行 祐季 「防災教育と地域づくり」 ○休 憩 14:40~14:50 ○講 演2 14:50~15:50 有村 ○閉会あいさつ ○閉 会 幹治 「防災・減災を目指したまちづくり :北海道の事例」 一般財団法人 北海道建設技術センター 専務理事 宮﨑 義彦 16:00 講師プロフィール 定池 祐季(さだいけ ゆき) 東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター特任助教/ 北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。 人と防災未来センター研究員、北海道大学助教を経て現職。 北海道防災会議委員。厚真町防災アドバイザー。 専門は災害社会学,地域社会学,防災教育。 北海道南西沖地震を奥尻島で経験。 災害復興と地域防災に関する研究に取り組むほか、防災教育の実践や奥尻島の 復興プロセスに関する情報提供を行っている。 有村 幹治(ありむら みきはる) 室蘭工業大学大学院工学研究科准教授/ 平成 12 年運輸政策研究機構運輸政策研究所研究員, 平成 15 年日本学術振興会特別研究員等を経て平成 22 年室蘭工業大学大学院 工学研究科助教,平成 24 年リヨン第二大学交通経済研究所客員研究員, 平成 25 年より現職.博士(工学) 。 北海道防災会議地震火山対策部会地震専門委員会地震防災対策における減災目標 策定に関するワーキンググループ委員。 専門は地域計画,都市計画,交通計画。 強靭な都市や地域づくりへの貢献を目的に,意思決定支援に関する各種数理計画 手法やモデル開発,政策・施策の立案、地域・都市の再生デザインに関する研究 に取り組んでいる。