Comments
Description
Transcript
W2500 Transient Convolution GT オプション
Agilent EEsof EDA W2302 Advanced Design System Transient Convolution Element 、 W2500 Transient Convolution GT オプション ADS トランジェント・コンボリューション・シミュレータのアイ・ダイアグラムの結果。測定との相関が優れてい るため、迅速な「カット&トライ」デザインが可能です。 Agilent EEsof EDA は、ADS のトランジェント・コンボリューション・エレメントにより、 SPICE を新たなレベルへと進化させます。このシミュレータは、マルチギガビットの高 速データ・リンクのデザインに対応した業界最高速のシグナル・インテグリティ回路シ ミュレータです。マルチコア・プロセッサのサポート、新しい大規模疎行列ソルバにより、 シミュレーション速度が 3 倍に向上し、シグナル・インテグリティのシミュレーション が行えます。 チ ッ プ 間 の マ ル チ ギ ガ ビ ッ ト /s シ リ ア ル・ リ ン ク の デ ザ イ ン / 検 証 が、 トランジェント・コンボリューション・エレメントの最も一般的なアプリケーションです。 これらのリンクが動作する非常に高いデータ・レートでは、インピーダンス不整合、反射、 電磁界結合、クロストーク、表皮効果/誘電ロス・タンジェントに起因するマイクロ波 周波数での減衰など、物理的な現象を考慮する必要があります。このシミュレータでは、 実測データで検証できる回路モデルを使用してデザイン空間探索を実行でき、レイアウ ト後のアートワークで電磁界シミュレーションを行うことにより、コストと時間のかか るプロトタイプ作成の繰り返しを回避して、最適なデザインを実現できます。 トランジェント・コンボリューション・エ レメントは以下の機能を備えています。 ● 業界最高速の SPICE シミュレータ。 ● コンボリューション機能。周波数ドメイ ンの S パラメータで指定されたコンポー ネントをタイム・ドメインでシミュレー ションできます。受動性および因果律制 御を保証するアルゴリズム。これは、長 い伝送ラインや損失のある伝送ラインな どの構造に特に重要です。 ● チャネル・シミュレータ/高速アイ・プ ローブ機能。コンボリューション SPICE 解析より千倍近く高速の 1 M ビット /s のシミュレーション速度でトランシーバ /チャネル回路のアイ・ダイアグラムを 対話形式で解析できます。 ● IBIS I/O モデル。半導体メーカのモデル から、「実行可能なデータシート」を組 み込むことができます。 ● シグナル・インテグリティ検証ツール キット。Agilent の電子計測器に採用さ れているものと同じ EZJIT Plus アルゴ リズムを使用して、ジッタ分離が行えま す。 ● 実測/シミュレーション S パラメータ・ モデルを集中定数等価回路表現または極 /零点表現に変換できる広帯域 SPICE モデル・ジェネレータ。 チャネル・シミュレータ/高速アイ・プローブは、 迅速かつ正確なメガビット・アイ測定を実現します。 トランジェント・コンボリューション・エ レメントは、高性能なポイント ・ ツールと いうだけではなく、ADS にすべての機能が 統合されています。ADS プラットフォーム では、作業に応じて、抽象レベル(システム・ レベル、回路レベル、物理レベル)をシー ムレスに切り替えることができます。 W2500 ADS Transient Convolution GT オプション ADS トランジェント・コンボリューション G T は、N V I D I A の C U D A(C o m p u t e Unified Device Architecture)ベースのグラ フィック処理装置(GPU)を備えたワークス テーションでのシグナル・インテグリティ・ シミュレーションを高速化します。この組 み合わせにより、CPU ワークステーション 単体よりも 4 倍高速にシミュレーションが 行えます。 DataFileList コンポーネントを使用したトランジェント・シ ミュレーションでは、候補リストの中から最適な組み合わせの コンポーネントを迅速かつ確実に選択できます。 www.agilent.co.jp/find/signal-integrity W2500 Transient Convolution GT Element は、NVIDIATesla GPU 対応ワークステー ションをサポートしています。適合するハー ドウェアのリストについては、以下の Web サイトをご覧ください。 http://www.nvidia.com/object/ tesla_computing_solutions.html www.agilent.co.jp/find/eesof © Agilent Technologies, Inc.2009 Published in Japan, April 1, 2009 5990-3571JAJP 0000-00DEP