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受託会社[ファンドの財産の保管及び管理を行う者] 委託会社[ファンドの

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受託会社[ファンドの財産の保管及び管理を行う者] 委託会社[ファンドの
投資信託説明書
(交付目論見書)
平 成 23 年 5 月 20 日
商品分類
属性区分
単位型・追加型
投資対象地域
投資対象資産
(収益の源泉)
投資対象資産
決算頻度
投資対象地域
投資形態
追加型
国内
株式
その他資産
(投資信託証券
(株式))
年2回
日本
ファミリーファンド
商品分類および属性区分の定義については、
社団法人投資信託協会のホームページ(http://www.toushin.or.jp/)をご参照ください。
■本書は、金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第13条の規定に基づく目論見書です。
■ファンドに関する投資信託説明書(請求目論見書)を含む詳細な情報は委託会社のホームページで閲覧、ダウンロードすることができます。
また、本書には約款の主な内容が含まれていますが、約款の全文は請求目論見書に掲載されています。請求目論見書は、販売会社にご請求い
ただければ当該販売会社を通じて交付いたします。なお、販売会社に請求目論見書をご請求された場合には、その旨をご自身で記録しておく
ようにしてください。
■この目論見書により行う「日本新興株グロースファンド」の受益権の募集については、委託会社は、金融商品取引法(昭和23年法律第25号)
第5条の規定により有価証券届出書を平成23年5月19日に関東財務局長に提出しており、平成23年5月20日にその届出の効力が生じて
おります。
■商品内容に関して重大な変更を行う場合には、投資信託及び投資法人に関する法律(昭和26年法律第198号)に基づき事前に受益者の意向
を確認いたします。
■投資信託の財産は、受託会社において信託法(平成18年法律第108号)に基づき分別管理されています。
■ご購入に際しては、本書の内容を十分にお読みください。
●委託会社[ファンドの運用の指図を行う者]
ITCインベストメント・パートナーズ株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)
第387号
設立年月日:平成16年5月12日
資本金:3億円
運用する投資信託財産の合計純資産総額:446億円
(資本金・純資産総額は、平成23年3月末日現在)
●受託会社[ファンドの財産の保管及び管理を行う者]
野村信託銀行株式会社
委託会社の照会先
・照会ダイヤル
・ホームページ
0120-580446
(営業日の9:00 ∼ 17:00)
http://itc-ip.com/
1.ファンドの目的・特色
ファンドの目的
この投資信託は、信託財産の中長期的な成長を目標に積極的な運用を行うことを基本とします。
ファンドの特色
1.当ファンドは、
日本新興株グロースマザーファンド受益証券
(以下、
「マザーファンド」
という場合があります。
)
を通じて、
わが国の新興企業の発行する株式を中心に投資
し、
信託財産の中長期的な成長を目標に積極的な運用を行うことを基本とします。
マザーファンドの主要投資対象は東京証券取引所市場第一部を除く市場に上場(新規上場予定を
含みます。)している新興企業とします。
日本新興株グロースファンドは、
「ファミリーファンド方式」により運用を行います。
「ファミリーファンド方式」とは、複数のファンドを合わせて運用する仕組みで、
受益者の資金をまとめて「ベビーファンド」とし、その資金を「マザーファンド」に投資することにより、
実質的な運用は「マザーファンド」において行う仕組みです。
(ベビーファンド)
申込金
投資家
(受益者)
分配金・
解約金・
償還金
(マザーファンド)
投資
日本新興株
グロース
ファンド
損益
投資
日本新興株
グロース
マザーファンド
損益
わが国の
新興企業の
株式
2.マザーファンドの運用にあたっては、
成長性に優れた企業を厳選し、
分散投資を行い
ます。
■銘柄選択効果を重視したアクティブ運用を行います。
■株式の組入比率は原則として高位を保ちます。
■ポートフォリオの銘柄数は40 ∼ 60銘柄程度とします。
1
1.ファンドの目的・特色
運用プロセスについて
●
東京証券取引所市場第一部を除く市場に上場している新興企業を投資対象ユニバースとします。
●
企業分析、流動性によるスクリーニングを行い、約300銘柄を選別します。
・企業分析にあたっては、創造力が高い(新商品、新サービス、新しいビジネス・モデルを生み出す可能性が
高い)
と判断される企業を厳選します。
・時価総額や売買代金等に基づき、流動性が高い企業を選別します。
●
計量分析により、約100銘柄を厳選します。
・計量分析にあたっては、
マルチ・ファクター分析※を行います。企業の成長力について注目します。
※マルチ・ファクター分析とは、個別銘柄
のリターンを多数の銘柄に共通した複数
の要因(マルチ・ファクター)で分析する
ことをいいます。
●
計量分析により厳選した約100
銘柄について、定性判断により
更に精査を行いポートフォリオ
を構築します。
・企 業 の 成 長 力 の 持 続 性を精 査し
ます。
・個 別 銘 柄 の 組 入 比 率につ い ては
流動性等を考慮し変更します。
投資対象ユニバース
(東証一部を除く市場に上場している新興企業)
企業分析、流動性分析
企業分析、流動性によるスクリーニング
(約300銘柄)
計量分析による銘柄選別
マルチ・ファクター分析
(約100銘柄)
定性判断による
個別銘柄選別
■企業の創造力に注目
■個別銘柄の時価総額、
売買代金等
■企業の成長力に注目
■成長力の持続性を精査
■流動性を考慮した組入
比率の操作
ポートフォリオ
銘柄数:40∼60銘柄程度
株式組入比率は原則として
高位を保つことを基本とします。
※上記は今後変更となる場合があります。
※資金動向、
市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
主な投資制限
国内株式の実質投資割合は、制限を設けません。
同一銘柄の株式の組入れは、取得時において純資産総額の実質10%以内とします。
分配方針
①毎決算期に収益の分配を行う方針です。ただし、基準価額の水準や市況動向等を勘案して収益
の分配を行わない場合もあります。分配対象額は、利子・配当等収益と売買損益(評価損益を
含みます。)等の金額から諸経費を控除した額とします。
②信託財産に留保した収益の運用については、特に制限を設けず、「基本方針」および「運用方法」
に基づき元本と同一の運用を行います。
2
2.投資リスク
基準価額の変動要因
当ファンドは、主として日本新興株グロースマザーファンド受益証券を通じて株式など値動きの
ある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本は保証されて
いるものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割込むことがあります。当
ファンドの運用による損益は、全て投資者の皆様に帰属します。
<主な変動要因>
一般に、
株式の価格は経済・政治情勢や発行企業の業績等の影響を受け変動し
株価変動リスク ますので、マザーファンドが組入れている株式の価格が変動し、損失を被る
リスクがあります。
市場規模が小さく、証券取引量が少ない場合などには、機動的に売買できない
流 動 性 リ ス ク 可能性があります。新興企業の株式は、一般に東京証券取引所市場第一部
上場企業の株式等に比べて流動性リスクが高くなります。
株式や短期金融商品の発行体が経営不安、倒産等に陥った場合、投資資金が
回収できなくなるリスクがあります。こうした状況が生じた場合、またそれ
信 用 リ ス ク が予想される場合には、その株式等の価格は下落し、損失を被るリスクがあり
ます。新興企業の株式は、一般に東京証券取引所市場第一部上場企業の株式
等に比べて信用リスクが高いと考えられます。
※基準価額の変動要因は、上記に限定されているものではありません。
その他の留意点
当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)
の適用はありません。
リスクの管理体制
信託財産における運用リスクについては、運用部門責任者およびファンド・マネージャーが常時
モニターし、協議、点検を行っています。リーガル・コンプライアンス部門においては、法令および
信託約款等の遵守状況を日々チェックしています。これらの結果は、代表取締役社長、運用部門
責任者、
リーガル・コンプライアンス部門責任者等で構成される月次の証券投資委員会に報告されて
おり、同委員会でも運用状況の点検が行われています。
3
3.運用実績 データは2011年3月末日現在
基準価額・純資産の推移
(円)
12,000
分配の推移
(百万円)
1,200
2007年5月31日∼2011年3月31日
決算期
1,000
10,000
基準価額
(左軸)
8,000
800
6,000
600
4,000
2,000
2008年5月23日
2009年5月19日
2010年5月13日
0円
第5期(2009年8月20日)
0円
第6期(2010年2月22日)
0円
第7期(2010年8月20日)
0円
第8期(2011年2月21日)
0円
設定来累計
0円
400
※分配金は、1万口当たり、税引き前の値を記載して
います。
200
≪基準価額・純資産総額≫
純資産総額
(右軸)
0
2007年5月31日
(設定日)
分配金
第4期(2009年2月20日)
0
2011年3月31日
基準価額
5,301円
純資産総額
110百万円
※基準価額は、信託報酬控除後のものです。
主要な資産の状況
◆ポートフォリオの状況
◆組入上位 10 銘柄の組入比率
資産の種類
比率(%)
株式
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
合計(純資産総額)
銘柄名
比率(%)
98.1
1
サイバーエージェント
サービス業
4.8
1.9
2
JPホールディングス
サービス業
3.2
100.0
3
メッセージ
サービス業
3.1
4
日本ERI
サービス業
2.9
5
スタートトゥデイ
小売業
2.9
6
ハーモニック・ドライブ・システムズ
機械
2.9
◆株式の組入上位5業種の組入比率
業種
業種
比率(%)
サービス業
23.2
情報・通信業
20.5
機械
18.4
化学
8.5
電気機器
6.6
7
エムティーアイ
情報・通信業
2.8
8
未来工業
化学
2.8
9
富士機械製造
機械
2.7
情報・通信業
2.7
10 さくらインターネット
※比率は、純資産総額に対する割合を記載しています。
※当ファンドは、日本新興株グロースマザーファンド受益証券を通じてわが国の新興企業の発行する株式に投資しますので、比率は
実質比率を記載しています。
年間収益率の推移
30%
20%
10%
0%
-10%
-20%
-30%
-40%
-50%
-60%
19.4%
6.3%
-3.4%
-19.0%
-46.6%
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
※当ファンドにベンチマークはありません。
※2007年は設定日(2007年5月31日)
から年末までの騰落率、
2011年は2011年3月末日までの騰落率を記載しています。
※騰落率は、
決算時の分配金を非課税で再投資したものとして計算しています。
ファンドの運用実績はあくまで過去の実績であり、
将来の運用成果を約束するものではありません。
ファンドの運用状況は別途、
委託会社のホームページで開示している場合があります。
4
4.手続・手数料等
お申込みメモ
購
入
単
位
最低単位を1円単位または1口単位として販売会社が定める単位とします。
購
入
価
額
購入申込受付日の基準価額とします(ファンドの基準価額は1万口当たりで表示しています。
)。
購
入
代
金
販売会社が定める期日までにお支払いください。
換
金
単
位
最低単位を1口単位として販売会社が定める単位とします。
換
金
価
額
換金申込受付日の基準価額から信託財産留保額を控除した価額とします。
換
金
代
金
換金代金は、
換金申込受付日から起算して5営業日目から販売会社でお支払いします。
申 込 締 切 時 間
購入の申込期間
換
金
制
限
午後3時までとします。
平成23年5月20日から平成24年5月18日までとします。
※申込期間は、
上記期間満了前に有価証券届出書を提出することによって更新する予定です。
ファンドの資金管理を円滑に行うため、
換金の金額に制限を設ける場合があります。
購入・換金申込受付の
金融商品取引所における取引の停止その他やむを得ない事情があるときは、購入・換金のお申込みの
中 止 及 び 取 消 し
受付を中止することがあります。
信
託
期
間
無期限です(平成19年5月31日当初設定)
。
繰
上
償
還
受益権の口数が1億口を下ることとなった場合等には、
繰上償還となる場合があります。
決
収
算
益
日
分
配
信託金の限度額
公
運
課
告
用
税
報
告
関
書
係
原則として、毎年2月20日および8月20日に決算を行います。なお、当該日が休日の場合は翌営業日と
します。
原則として、年2回の決算日に、収益分配方針に基づいて分配を行います。販売会社との契約によっては
再投資が可能となります。
信託金の限度額は、
700億円とします。
委託会社が行う公告は、
電子公告により行います。
公告アドレス http://itc-ip.com/notification/index.html
決算時および償還時の受益者に対して、運用経過、信託財産の内容、有価証券の売買状況および資産・負債
等を記載した「運用報告書」
を作成し、販売会社を通じて交付します。
課税上は、株式投資信託として取扱われます。配当控除、
益金不算入制度の適用はありません。
5
4.手続・手数料等
ファンドの費用・税金
◆ファンドの費用
■投資者が直接的に負担する費用
購入時手数料
信託財産留保額
購入申込受付日の基準価額に、3.15%(税抜3.00%)を上限として販売会社が定める手数料率を乗じて
得た金額とします。詳しくは、販売会社にお問い合わせください。
基準価額に 0.25%を乗じて得た額とします。
■投資者が信託財産で間接的に負担する費用
信託報酬の総額は、当ファンドの計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に年1.365%(税抜年
1.3%)
の率を乗じて得た額です。委託会社、
販売会社、
受託会社間の配分については次のとおりです。
委託会社
年0.63%(税抜年0.60%)
販売会社
年0.63%(税抜年0.60%)
受託会社
年0.105%(税抜年0.10%)
運用管理費用
配分
( 信 託 報 酬 )
上記の信託報酬の総額は、
毎計算期末または信託終了のときに、
信託財産中から支払われます。
①法定開示に係る費用、公告に係る費用、信託財産に係る監査人、法律顧問、税務顧問に対する報酬等は、
当ファンドの計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に年0.1%の率を上限として乗じて得た額
そ
の
他
の
費 用・ 手 数 料
です。これらの報酬等は、
信託報酬の支払いと同一の時期に信託財産中から支払われます。
②有価証券売買時の売買委託手数料、借入金の利息、信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する
諸費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がお客様の保有期間中、その都度信託財産中から支払われ
ます。これらの費用については、運用状況等により変動しますので、事前に料率、上限額等を示すことが
できません。
※手数料等の合計額については、
保有期間等に応じて異なりますので、
表示することができません。
◆税金
・税金は表に記載の時期に適用されます。
・以下の表は、個人投資者の源泉徴収時の税率であり、課税方法等により異なる場合があります。
時期
項目
分配時
所得税および地方税
換金(解約)
時および償還時
所得税および地方税
税金
配当所得として課税
普通分配金に対して10%
譲渡所得として課税
換金(解約)
時および償還時の差益(譲渡益)
に対して10%
※上記は、平成23年3月末日現在のものですので、
税法が改正された場合等には、
税率等が変更される場合があります。
※法人の場合は上記とは異なります。
※税金の取扱いの詳細については、
税務専門家等にご確認されることをお勧めします。
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