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新規採用医薬品一覧(2016年4月)[ pdf 529KB ]
平成 28年3月17日 各位 東京女子医科大学八千代医療センター 医薬品情報室 新規採用医薬品のお知らせ 平成28年3月16日に行われた第103回薬事委員会において、下記の医薬品の新規採用および採用区分変更、 採用中止が決定しましたのでお知らせします。 下記の医薬品の処方開始日は、平成28年4月1日からとなります。 【採用区分】 A: 院内・院外共通 B: 院内・院外共通(在庫を置いていないため、供給されるまで半日程度かかる場合があります) C: 院外専用 院内・院外新規採用医薬品 商品名 内服 アレセンサカプセル150mg アレクチニブ塩酸塩 注射 オプチレイ320注シリンジ イオベルソール 100mL 内服 タケキャブ錠10mg 内服 採用 区分 薬効等 150mg1カプセル B 制癌薬 チロシンキナーゼ阻害薬 67.8%100mL1筒 A 造影剤 A 消化性潰瘍用薬 2.5g A 漢方製剤 一般名 規格 ボノプラザンフマル酸塩 10mg1錠 ツムラ治打撲一方エキス 治打撲一方 顆粒 外用 ミレーナ52mg レボノルゲストレル 1個 B 黄体ホルモン剤 内服 ユリーフOD錠4mg シロドシン 4mg1錠 A 前立腺肥大症用薬 院外新規採用医薬品 商品名 内服 イフェクサーSRカプセル 37.5mg 一般名 規格 ベンラファキシン塩酸塩 37.5mg1カプセル チオトロピウム臭化物水 スピオルトレスピマット28 内服 和物・オロダテロール塩 28吸入1キット 吸入 酸塩 ノルエチステロン・エチ 内服 フリウェル配合錠LD 1錠 ニルエストラジオール 内服 ペンタサ顆粒94% メサラジン 94%1g 採用 区分 薬効等 C 抗うつ薬 C 気管支拡張薬 C C 卵胞ホルモン・黄体ホル モン混合製剤 潰瘍性大腸炎治療薬、ク ローン病治療薬 採用削除・変更医薬品 削除 変更 採用商品名 削除 ユリーフ錠4mg 一般名 シロドシン 規格 採用 区分 4mg1錠 A 削除 アレセンサカプセル20mg アレクチニブ塩酸塩 20mg1カプセル B 削除 アレセンサカプセル40mg シロドシン 40mg1カプセル B 削除 メデット錠250mg 250mg1錠 C メトホルミン 備考 ユリーフOD錠採用のため アレセンサ150mgと切り替え のため アレセンサ150mgと切り替え のため 販売中止ため オプチレイ 320 注シリンジ 100mL 一般名: イオベルソール 規格: 678mg/mL 禁忌: 1.ヨード又はヨード造影剤に過敏症の既往歴のある患者 2.重篤な甲状腺疾患のある患者 併用禁忌:該当なし 効能・効果:脳血管撮影、大動脈撮影、選択的血管撮影、四肢血管撮影、ディジタルX線撮 影法による動脈性血管撮影、ディジタルX線撮影法による静脈性血管撮影、コ ンピューター断層撮影における造影、静脈性尿路撮影 用法・用量:通常成人 1 回、下記の量を使用する。 なお、年齢、体重、症状、目的により適宜増減する。 用量 撮影の種類 Ⓡ オプチレイ 240 注シリンジ 脳血管撮影 オプチレイⓇ オプチレイⓇ 320 注シリンジ 350 注シリンジ ― 5~15mL ― 心腔内撮影 ― ― 20~40mL 冠状動脈撮影 ― ― 3~8mL 大動脈撮影 ― 30~50mL 30~50mL 選択的血管撮影 ― 5~60mL 5~60mL 四肢血管撮影 ― 10~50mL ― ― 3~50mL ― ― 30~60mL ― 100~150mL 50~100mL ― ― 40~100mL ― 血管心臓撮影 ディジタル X 線撮影法による動脈 性血管撮影 ディジタル X 線撮影法による静脈 性血管撮影 コンピューター断層撮影における 造影 静脈性尿路撮影 主な副作用:嘔気、嘔吐、発疹、じん麻疹、そう痒感、血圧低下 会社名: 富士製薬工業株式会社 薬価: 9,504 円/67.8% 100mL 1 筒 同一成分薬:なし 同効薬:イオパミロン(A 採用) 、オムニパーク(A 採用)、イオメロン(A 採用)、 ビジパーク(A 採用) タケキャブ錠 10mg 一般名: ボノプラザンフマル酸塩 規格: 1錠中にボノプラザンとして10mg(ボノプラザンフマル酸塩13.36mg)含有 禁忌: 1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2 アタザナビル塩酸塩、リルピビリン塩酸塩を投与中の患者 併用禁忌:アタザナビル塩酸塩(レイアタッツ)、リルピビリン塩酸塩(エジュラント) 効能・効果: ○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又 は十二指腸潰瘍の再発抑制、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十 二指腸潰瘍の再発抑制 ○下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に 対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎 用法・用量: ○胃潰瘍、十二指腸潰瘍の場合 通常、成人にはボノプラザンとして1回20mgを1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰 瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。 ○逆流性食道炎の場合 通常、成人にはボノプラザンとして1回20mgを1日1回経口投与する。なお、通常4週間 までの投与とし、効果不十分の場合は8週間まで投与することができる。さらに、再発・ 再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1回10mgを1日1回経口投与するが、 効果不十分の場合は、1回20mgを1日1回経口投与することができる。 ○低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制の場合 通常、成人にはボノプラザンとして1回10mgを1日1回経口投与する。 ○非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制の場合 通常、成人にはボノプラザンとして 1 回 10mg を 1 日 1 回経口投与する。 主な副作用: 便秘、下痢 会社名: 武田薬品工業株式会社 薬価: 160.1 円/1 錠 同一成分薬: タケキャブ 20mg (A 採用) 同効薬: ランソプラゾール(A 採用)、ネキシウム(B 採用) 、パリエット(A 採用) オメプラール(C 採用) 冶打撲一方エキス 一般名: (和名)治打撲一方、 (洋名)Jidabokuippo 規格: 本品 7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス 2 .25gを含有する。 禁忌: なし 併用禁忌: なし 効能・効果: 打撲によるはれ及び痛み [参考] 使用目標: 打撲、捻挫などで、患部が腫脹、痛する場合に用いる。 用法・用量: 通常、成人 1 日 7.5g を 2~3 回に分割し、食前又は食間に経口投与する。 なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 主な副作用:偽アルドステロン症、ミオパシー 会社名: 株式会社ツムラ 薬価: 8.80 円/g、一日薬価 / 66.00 円(7.5g) 同一成分薬:なし 同効薬: なし ミレーナ 52mg 一般名: レボノルゲストレル 規格: 1 システム中レボノルゲストレル 52mg 含有 禁忌: ①本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある女性、②性器癌及びその疑いのある 患者、③黄体ホルモン依存性腫瘍及びその疑いのある患者、④診断の確定して いない異常性器出血のある患者、⑤先天性、後天性の子宮の形態異常(子宮腔 の変形を来しているような子宮筋腫を含む)又は著しい位置異常のある女性、 ⑥性器感染症(カンジダ症を除く)のある患者、⑦過去 3 か月以内に性感染症 (細菌性膣炎、カンジダ症、再発性ヘルペスウイルス感染、B型肝炎、サイト メガロウイルス感染を除く)の既往歴のある女性、⑧頸管炎又は膣炎の患者、 ⑨再発性又は現在 PID の患者、⑩過去 3 か月以内に分娩後子宮内膜炎又は感染 性流産の既往歴のある女性、⑪子宮外妊娠の既往歴のある女性、⑫本剤又は子 宮内避妊具(IUD)装着時又は頸管拡張時に失神、除脈等の迷走神経反射を起こし たことのある女性、⑬重篤な肝障害又は肝腫瘍の患者、⑭妊娠又は妊娠してい る可能性のある女性 併用禁忌: なし 効能・効果: 避妊、過多月経、月経困難症 用法・用量: 本剤 1 個を子宮腔内に装着する 主な副作用: 総症例 482 例中 428 例(88.8%)に副作用が認められ、主な副作用は 月経異常(過長月経、月経周期異常等)379 例(78.6%)、卵巣嚢胞 61 例(12.7%)、 除去後の消退出血 57 例(11.8%)、月経中間期出血 48 例(10.0%)、腹痛 38 例 (7.9%)等 会社名: バイエル薬品株式会社 薬価: 26984.30 円/1 個 同一成分薬:該当しない 同効薬: 該当しない イフェクサーSR カプセル 37.5mg 一般名:ベンラファキシン塩酸塩(JAN) 規格: 1 カプセル中 ベンラファキシン塩酸塩 42.43mg(ベンラファキシンとして 37.5mg)含有 禁忌: 1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤を投与中あるいは投与中止後 2 週間以内 の患者[添付文書 「相互作用」の項参照] 3.重度の肝機能障害(Child-Pugh 分類 C)のある患者[使用経験がない。本剤 のクリアランスが低下し、血中濃度が上昇するおそれがある。] 4.重度の腎機能障害(糸球体ろ過量 15mL/min 未満)のある患者又は透析中の患 者[使用経験が少ない。本剤のクリアランスが低下し、血中濃度が上昇するおそ れがある。また、本剤は透析ではほとんど除去されない。] 併用禁忌:モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤、セレギリン塩酸塩(エフピー) 効能・効果:うつ病・うつ状態 用法・用量:通常、成人にはベンラファキシンとして 1 日 37.5mg を初期用量とし、1 週後 より 1 日 75mg を 1 日 1 回食後に経口投与する。なお、年齢、症状に応じ 1 日 225mg を超えない範囲で適宜増減するが、増量は 1 週間以上の間隔をあけて 1 日用量として 75mg ずつ行うこと。 主な副作用:国内臨床試験において、本剤が投与された総症例 1255 例中 1028 例(81.9%) に副作用が発現した。主な副作用は、悪心(33.5%)、腹部不快感(腹痛、膨満、 便秘等)(27.2%)、傾眠(26.9%)、浮動性めまい(24.4%)、口内乾燥(24.3%)、 頭痛(19.3%)であった(承認時)。 会社名:ファイザー株式会社 薬価:イフェクサーSR カプセル 37.5mg:160.80 円 同一成分薬: なし 同効薬: トレドミン(A 採用)、サインバルタ(C 採用)、 スピオルトレスピマット 28 吸入 一般名: チオトロピウム臭化物水和物(JAN)/オロダテロール塩酸塩(JAN) Tiotropium Bromide Hydrate(JAN)/Olodaterol Hydrochloride(JAN) tiotropium bromide(INN) 規格 : /olodaterol(INN) 1 噴霧中、チオトロピウム 2.5μg(チオトロピウム臭化物水和物として 3.124 μg)/オロダテロール 2.5μg(オロダテロール塩酸塩として 2.736μg)含有 禁忌 : 1.閉塞隅角緑内障の患者[眼内圧を高め、症状を悪化させるおそれがある。] 2.前立腺肥大等による排尿障害のある患者[更に尿を出にくくすることがある。] 3.アトロピン及びその類縁物質あるいは本剤の成分に対して過敏症の既往歴の ある患者 併用禁忌 :該当なし 効能・効果:慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状 の緩解(長時間作用性吸入抗コリン剤及び長時間作用性吸入β2 刺激剤の併用 が必要な場合) 用法・用量:通常、成人には 1 回 2 吸入(チオトロピウムとして 5μg 及びオロダテロール として 5μg)を 1 日 1 回吸入投与する。 主な副作用:口渇 14 例(1. 3%) (承認時) 会社名 :日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 薬価 : 4256.9 円 (スピオルト®レスピマット®28 吸入:1 本) 同一成分薬:なし 同効薬 :ウルティブロ (B 採用)、アノーロエリプタ (C 採用) フリウェル配合錠 LD 一般名: ノルエチステロン、エチニルエストラジオール 規格: ノルエチステロン 1mg、エチニルエストラジオール 0.035mg 禁忌: 1. 本剤の成分に対し過敏性素因のある患者 2. エストロゲン依存性悪性腫瘍、子宮頸癌及びその疑いのある患者 3. 診断の確定していない異常性器出血のある患者 4. 血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患又はその既往歴のある患者 5. 35歳以上で1日15本以上の喫煙者 6. 前兆(閃輝暗点、星型閃光等)を伴う片頭痛の患者 7. 肺高血圧症又は心房細動を合併する心臓弁膜症の患者、亜急性細菌性心内膜炎の既往歴のあ る心臓弁膜症の患者 8. 血管病変を伴う糖尿病患者(糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症等) 9. 血栓性素因のある患者 10. 抗リン脂質抗体症候群の患者 11. 手術前4週以内、術後2週以内、産後4週以内及び長期間安静状態の患者 12. 重篤な肝障害のある患者 13. 肝腫瘍のある患者 14. 脂質代謝異常のある患者 15. 高血圧のある患者(軽度の高血圧の患者を除く) 16. 耳硬化症の患者 17. 妊娠中に黄疸、持続性瘙痒症又は妊娠ヘルペスの既往歴のある患者 18. 妊婦又は妊娠している可能性のある患者 19. 授乳婦 20. 骨成長が終了していない可能性がある患者 併用禁忌: 該当しない 効能・効果: 月経困難症 用法・用量: 1 日 1 錠を毎日一定の時刻に 21 日間経口投与し、その後 7 日間休薬する。 以上 28 日間を投与 1 周期とし、出血が終わっているか続いているかにかか わらず、29 日目から次の周期の錠剤を投与し、以後同様に繰り返す。 主な副作用: 発疹、薬疹、顔面浮腫 血栓症 アナフィラキシー等 会社名: 持田製薬株式会社 薬価: 173.30 円 同一成分薬: ルナベル配合錠 LD (C 採用)、ルナベル配合錠 ULD(C 採用) 同効薬: なし 1錠 ペンタサ顆粒 94% 一般名:和名:メサラジン(JAN) 洋名:Mesalazine(JAN) 規格: メサラジン 1000mg/1060mg(製剤量中) 禁忌: ①重篤な腎障害のある患者 ②重篤な肝障害のある患者 ③本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 ④サリチル酸エステル類又はサリチル酸塩類に対する過敏症の既往歴のある患者 併用禁忌: なし 効能・効果: 潰瘍性大腸炎(重症を除く)、クローン病 用法・用量: 潰瘍性大腸炎:通常、成人にはメサラジンとして 1 日 1500mg を 3 回に分け て食後経口投与するが、寛解期には、必要に応じて 1 日 1 回の投与とするこ とができる。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1 日 2250mg を上限 とする。ただし、活動期には、必要に応じて 1 日 4000mg を 2 回に分けて投 与することができる。 通常、小児にはメサラジンとして 1 日 30~60mg/kg を 3 回に分けて食後経 口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1 日 2250mg を上限 とする。 クローン病:通常、成人にはメサラジンとして 1 日 1500mg~3000mg を 3 回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。 通常、小児にはメサラジンとして 1 日 40mg~60mg/kg を 3 回に分けて食後 経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 主な副作用: 総症例 2,531 例中、292 例(11.54%)に副作用が認められ、主な副作用は、 下痢 66 例(2.61%) 、下血・血便 28 例(1.11%)、腹痛 25 例(0.99%)等 消化器症状、発疹 17 例(0.67%)、発熱 15 例(0.59%)、肝機能異常 14 例 (0.55%)等。 会社名: 杏林製薬(株) 薬価: 164.90 円/g (製剤量 1g あたり) 同一成分薬: ペンタサ錠 250mg (A 採用)、ペンタサ錠 500mg (C 採用)、ペンタサ注腸 1g (C 採用)、ペンタサ坐剤 1g (C 採用)、アサコール錠 400mg (A 採用) 同効薬: なし