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「新聞・テレビ」
MEDIA メディアの多様化で ●各新聞の九州各県における発行部数の比較 (日本ABC協会発行社レポート) 福岡県 02年12月 637,314 406,109 344,095 320,086 西日本 読売 朝日 毎日 長崎 西日本 読売 朝日 毎日 02年12月 195,783 87,547 72,872 66,360 50,874 12年4月 183,432 70,580 70,453 46,727 43,933 熊本県 大分県 大分合同 西日本 読売 朝日 毎日 02年12月 384,972 25,810 56,610 44,538 21,357 熊本日日 西日本 読売 朝日 毎日 02年12月 404,766 3,206 35,320 27,854 13,127 02年12月 238,655 5,939 33,760 49,829 33,626 12年4月 214,755 1,888 35,746 36,387 23,075 12年4月 348,021 1,185 33,279 22,284 4,218 購読率は 「県紙が他を圧倒」 独自の経営戦略で存在感 西日本新聞は、九州の地方紙の 中で販売地域が複数の県にまたが 3 る唯一の「ブロック紙」 。北海道新 分 4 聞、中日新聞と併せてブロック 3 紙と言われる。発行部数は 3 の 以上が福岡県で、特に福岡市 年前に比べて約 10 や久留米市を中心とする築後地 県では 2 区における購読率が高いが、南九 州 分の に減少している。九州の県 9 紙で最も発行部数が多いのは南日 万部を突破し、全 本新聞だ。1996年 月に朝刊 配達部数が 国有数の大台は2005年まで維 持したが現在は 万部を切ってい 年比で る。また、同紙に次いで発行部数 が多い熊本日日新聞も 02 35 40 1 12年4月 219,848 16,772 62,086 47,836 27,921 14 宮崎県 南日本 西日本 読売 朝日 毎日 02年12月 248,587 19,163 63,566 55,542 37,944 12年4月 323,385 21,249 56,769 36,605 12,930 宮崎日日 西日本 読売 朝日 毎日 鹿児島県 新聞 10 年間で 「半減した広告収入」 が影響大 長崎県 12年4月 140,630 51,952 31,403 18,832 17,612 語源は中国の唐時代にまでさかのぼる「新聞」は、いつの時代も最先端の情報や知識を得る手段の筆頭だっ た。しかし、インターネットの普及やソーシャルメディアの台頭と活字離れにより、収入の柱である部数・広告 両面での減少に歯止めがかからない。グループ会社を含めた新たなビジネスモデルの構築は緊急課題だが〝試 行錯誤〟の状況だ。当面は 年度から導入予定の消費増税で、値上げや協業化が加速するのか対応が注目され る。まずは、さまざまな指標から特に2000年に入って以降、新聞業界が置かれた状況をひも解いてみる。 佐賀 西日本 読売 朝日 毎日 02年12月 135,594 66,249 36,289 22,346 22,219 「新聞・テレビ」 Zaikai Kyushu / APR.2013 世帯普及率では佐賀県が 〝断トツ〟 佐賀県 〝本業が先細る〟 12年4月 595,061 399,756 288,698 309,181 24 (表1)新聞の発行部数と世帯数の推移 世帯数 ※発行部数は朝夕刊セットを1部として計算 各年10月、新聞協会経営業務部調べ 世帯数は各年3月31日現在の住民基本台帳による 56 万7391部( ・ %)減の 8 り、朝刊単独紙が増加するなか、 4777万913部で 年連続の 有限会社の事業体で独自の経営ス 2 新聞社によって経営上の特徴も 異なっている。例えば、佐賀県全 8 ると、減少率が最大なのは大阪の 5 8 %、東 京 都 中 1 1 ・ %で、北海道と沖縄が ・ 7 %、四国 ・ 1 16 2 減少となった。これを地区別に見 2 9 1 6 域を購読エリアにする佐賀新聞は、 タイルを維持している。 日本の日刊新聞で初めて電算写植 による新聞製作システム(CTS) 発行部数 年で %強減 01 リーマン後に広告離れ加速 00 に移行するなど、ICT関連で先 12 0 10 国 ・ %、九州は ・ %だった。 8 行的な取り組みをしてきた。定期 % 2 7 3000部 だ。 14 この間、世 帯 数は ・ 世帯 1 5,066,870 5,039,030 5,037,253 4,988,548 4,991,470 5,055,432 5,098,600 増 加している ため、 当たりの部数 25 部減 部 88 は0・ って0・ 2 になっている。 Zaikai Kyushu / APR.2013 表 は、新 聞社の経営動 11 向の推移を示 している。 年度の総売上 0 高は前年度 と 比べて ・ 8 %増とやや 持ち直した 00 年 25 ものの、 と比べると約 電通 「日本の広告費」 「電通広告統計」 をもとに作成 ※2007年に 「日本の広告費」 の指定範囲が05年に遡及して改訂された 36.8 37.3 37.0 37.2 37.7 39.2 40.1 一般紙の発行部数のピークは 年 6,080,737 6,111,902 6,015,619 5,960,076 6,041,053 6,295,949 6,266,043 購読が朝刊・夕刊のセット販売だ 16,510,830 16,375,876 16,239,632 16,029,258 16,040,310 16,080,180 15,608,410 で、それ以降は漸減傾向をたどっ 9,986 10,377 10,559 10,500 10,707 12,027 12,474 12 1 表1は、2000年 以 降の国 内における新聞(一般紙とスポー 59,954 59,625 58,571 56,841 57,032 60,580 61,102 新聞広告量 GDP 新聞総段数 新聞総広告量 新聞広告 国内総生産 (段) (段) 掲載率(%) (億円) 15,289,646 5,010,809 32.8 4,680,738 15,407,104 5,167,450 33.5 4,817,733 15,378,632 5,183,247 33.7 4,711,387 16,064,776 5,630,065 35.0 5,012,093 16,443,896 5,940,897 36.2 5,129,752 16,510,830 6,080,737 36.8 5,066,870 16,375,876 6,111,902 37.3 5,039,030 けなのが大分合同新聞で、 面の 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 改定前※ 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年 2000年 ている。 年の発行部数は 年と (表3)新聞広告費と新聞広告量の推移 広告費 総広告費 新聞広告費 (億円) (億円) 57,096 5,990 58,427 6,396 59,222 6,739 66,926 8,276 70,191 9,462 69,399 9,986 68,235 10,377 題字下には「朝夕刊 完全連続紙。 ツ紙)の発 行部数と世帯数の推 2002年度以降、 調査期間を暦年から年度に変更 新聞協会経営業務部調べ 年 比べて ・ %減の約4372万 その他収入 構成比% 3,483 17.8 3,029 15.6 3,152 15.7 3,396 15.9 3,416 15.2 3,720 15.9 4,191 17.3 3,674 15.4 3,392 14.4 3,265 13.8 3,345 13.4 3,372 13.4 年 は前 年 比 広告収入 構成比% 4,403 22.5 4,505 23.3 4,785 23.9 5,674 26.5 6,646 29.6 7,082 30.4 7,438 30.8 7,550 31.7 7,544 32.0 7,709 32.5 8,687 34.9 9,012 35.7 移を表している。 93 94 96 97 97 96 96 96 98 99 98 96 販売収入 構成比% 11,643 59.6 11,841 61.1 12,087 60.4 12,317 57.6 12,428 55.3 12,521 53.7 12,560 51.9 12,573 52.8 12,640 53.6 12,747 53.7 12,858 51.7 12,839 50.9 単独販売の朝刊、夕刊、統合版は 2011年度 2010年度 2009年度 2008年度 2007年度 2006年度 2005年度 2004年度 2003年度 2002年度 2001年度 2000年度 総売上高 構成比% 19,529 100.0 19,375 100.0 20,024 100.0 21,387 100.0 22,490 100.0 23,323 100.0 24,188 100.0 23,797 100.0 23,576 100.0 23,721 100.0 24,890 100.0 25,223 100.0 ありません。 」と記されている。夕 社数 刊を配達できない地域には、前日 年 の夕刊を朝刊と一緒に配達してお (表2)新聞社の経営動向の推移 12 万部以上減少している。沖縄県 54,171,475 53,549,522 53,362,801 52,877,802 52,324,877 51,713,048 51,102,005 50,382,081 49,837,731 49,260,791 48,637,789 48,015,251 47,419,905 1世帯あ たり部数 0.88 0.90 0.92 0.95 0.98 1.01 1.02 1.04 1.06 1.07 1.09 1.12 1.13 は全国でも珍しい 県 紙で、発 発行形態別 朝刊単独部数 夕刊単独部数 33,827,147 1,074,154 33,975,622 1,134,024 34,259,015 1,185,330 34,399,779 1,225,890 34,403,818 1,372,259 34,174,558 1,445,385 34,047,660 1,473,504 33,927,821 1,528,678 34,066,442 1,613,129 33,781,260 1,628,771 33,900,896 1,680,921 33,862,600 1,804,758 33,702,727 1,818,606 万部(昨 47,777,913 48,345,304 49,321,840 50,352,831 51,491,409 52,028,671 52,310,478 52,568,032 53,021,564 52,874,959 53,198,444 53,680,753 53,708,831 セット部数 12,876,612 13,235,658 13,877,495 14,727,162 15,715,332 16,408,728 16,789,314 17,111,533 17,341,993 17,464,928 17,616,627 18,013,395 18,187,498 行部数はそれぞれ約 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年 2000年 種類別 一般紙 スポーツ紙 43,723,161 4,054,752 44,091,335 4,253,969 44,906,720 4,415,120 45,659,885 4,692,946 46,563,681 4,927,728 46,963,136 5,065,535 47,056,527 5,253,951 47,189,832 5,378,200 47,469,987 5,551,577 47,282,645 5,592,314 47,390,027 5,808,417 47,559,052 6,121,701 47,401,669 6,307,162 年 月、日本新聞協会報告部数) 合計 と拮抗している。 年 1 2 22 ・ 6 %も 減ってい る。減少率の内訳を 3 見ると、販売収入は 1 9 ・ %と辛うじて 51 一桁 台 だが、広 告 収 入は ・ %と半分 以下にまで落ち込ん でいる。 さらに広告費と新 聞広告量の推移(表 3 )は、広告媒体の 多様化による拡散の 影響を反映している。 11 年の (表4)地方紙と全国紙の世帯普及率(%) この 10 年間で減少し ているものの各 県 紙 ( 西 日 本はブロック 紙)が高い存在感を 読売 日本経済 計 18.0 3.7 75.4 10.0 2.5 85.3 11.4 2.2 69.5 6.6 2.2 61.8 12.1 2.4 75.2 7.0 1.9 63.3 4.2 1.9 53.4 維 持 していることが 分かる。 毎日 13.9 5.6 7.1 1.7 5.4 4.5 0.5 ただ、世帯普及率 は各 県で多 少の違い 割を超 4 が見 受けられる。県 紙の割合が えているのは福 岡 と 5 県だが、 県で 7 県紙 西日本 朝日 26.8 — 13.0 44.7 16.5 6.0 29.8 11.4 7.6 43.5 2.9 4.9 42.7 3.3 9.3 42.3 0.4 7.2 43.9 0.1 2.8 長崎を除く 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 世帯普及率が 16 (2012年4月ABC部数から計算) 最も高い佐賀県は西 4 6 日本新聞が ・5%、読売新聞も ・0%と高い。他の 県は県紙 10 6 00 年と比べた 52 総広告費は ・ %減であるのに 2 対して、新聞広告費は ・0%減 の割合が圧倒的に高いが、大分県 割を超えた程 5 と大幅に減少している。他方、新 0 で読売新聞のウエートが高い。ま た、鹿児島県県の世帯普及率が全 20 聞総段数は ・0%減にとどまっ ているが、新聞総広告量の減少率 体でもようやく 度なのは、多くの離島を抱えてい は ・ %である。これらの数字 からは、一般記事の増加と併せて広 ることが要因と言える。 一方、福岡県と長崎県は、世帯 普及率が高い割に県紙のウエート が低い。福岡県では大手三紙が奮 桁を占 闘しており、長崎県では西日本新 聞と読売新聞の割合が 2 告掲載料が大幅に値下げされてい ることが推測できる。 世帯普及率は各県に特徴 福岡では大手三紙が奮闘 24 めることが影響している。各県に 特徴的な経緯については次㌻以下 10 おける世帯普及率の要因や各社の ㌻の図、世帯普及率を示したのが で詳しく触れる。 九州各県における新聞の発行 部数を 年 前と比較したのが 表 だ。両者からは、発行部数が 4 ●九州・沖縄の 新聞社の概要 (株)熊本日日新聞社 ① 1942(昭和17)年4月1日 1942年4月1日、戦時統 合により 「九州日日新聞」 と 「九州新聞」が合併して発 ② 足。44年3月6日に夕刊の 発行を中止。51年1月26 日に 「夕刊くまもと新聞」 を 統合 資本金1560万円▷主要 ③ 株 主=伊 豆 英 一( 2 9 2 0 株)松野孝平(2150株) 朝刊32万4073部 ④ 夕刊7万513部 ⑤ 43.5 ⑥ 伊豆英一 ⑦ 494人 熊日広告社、熊日都市圏 ⑧ 販売会社など7社 (株)長崎新聞社 ① 1889(明治22)年9月5日 国 会 開 設の前 年に前身 「 長 崎 新 報 」を 創 刊 。 1969年3月に「長崎日日 新聞」に改題。原爆投下で ② 社屋が喪失したが、46年 12月23日に再出発した。 59年1月、新長崎民友新 聞社を合併し現社名 資本金3億5000万円▷主 要株主=長崎新聞従業員 ③ 持株会、長崎放送、長崎産 業 ④ 18万3724部 ⑤ 29.8 ⑥ 本村忠廣 ⑦ 253人 長崎新聞文化ホール、長崎 ⑧ 新聞開発センターなど6社 (株) 佐賀新聞社 ① 1884(明治17)年8月1日 1884(明治17)年8月1 日 に号外を発行。1938 年「 佐 賀 毎夕新 聞 」が 経 営権を継承。68年に全国 ② で初めて全面C T S(コン ピューターを利用した新 聞製作)を導入し、翌年に 新聞協会賞を受賞した 資本金3000万円▷主要 株 主=中尾 清 一 郎( 5 万 ③ 2080株) 中尾綾子(7920 株) ④ 14万828部 ⑤ 44.7 ⑥ 中尾清一郎 ⑦ 180人 佐賀印刷社、 佐賀広告セン ⑧ ターなど3社 (株) 西日本新聞社 ① 1877(明治10)年3月24日 1 8 7 7( 明 治 1 0 )年に創 刊され80年に改題された 「福岡日日新聞」 と、87年 8月に創刊され98年5月に ② 改題された「九州日報」が 前身。第1号は1942年8月 10日発行。 55年2月21日に 「西日本スポーツ」創刊 資本金3億6000万円▷主 ③ 要株主=電通、九州電力、 新日本製鐵、 日本製紙 朝刊76万311部 ④ 夕刊11万3803部 ⑤ 26.8 ⑥ 川崎隆生 ⑦ 818人 西日本新聞印刷、西日本エ ⑧ ルガーラビルなど23社 凡例 ① 創刊 ② 社史 ③ 資本構成 販売部数 ④(2012年の ABC平均部数) 県別世帯普及率(%) ⑤ (2012年4月) ⑥ 代表取締役社長 ⑦ 従業員数 ⑧ 関連企業 「日本新聞年鑑2013」、東京 商工リサーチ企業情報などを もとに弊社で作成 Zaikai Kyushu / APR.2013 26 ●全国紙の九州拠点の概要 産業経済新聞社 創刊1933(昭和8)年6月20日 社長 熊坂隆光 朝刊販売部数 160万6820部 西部本部管内 1万5000部(推計) 社員数1794人(12年3月末) 売上高 846億円 (12年3月期) 2009年に九州・山口本部発 足。12年6月、西部本部に変 更 日本経済新聞社 創刊1876(明治9)年12月2日 社長 喜多恒雄 朝刊販売部数 294万6592部 西部支社 18万4069部 社員数3205人(11年12月末) 売上高 1708億円 (11年12月期) 1964(昭和39)年西部支社 (福岡市) を設立 毎日新聞社 創刊1872(明治5)年2月21日 社長 朝比奈豊 朝刊販売部数 340万2829部 西部本社 57万3448部 社員数 約2400人 売上高 1237億円 (12年3月期) 1922年(大正11年)に大阪 毎日新聞が西部総局を北九州 市門司区に開設 朝日新聞社 創刊1879(明治12)年1月25日 社長 木村伊量 朝刊販売部数 763万5549部 西部本社 65万236部 社員数 4773人 (12年4月1日現在) 売上高 3118億円 (12年3月期、単体) 1924(大正14)年に大阪朝 日新聞附録「九州朝日」創刊 ※朝刊販売部数は2012年7月-12月平均(日本ABC協会) (株) 沖縄タイムス ① 1948(昭和23)年7月1日 沖縄での地上戦開始後も 首里市(当時)の新聞社壕 で新聞発行を続けていた 沖縄新報の記者が創設メ ② ンバー 。創 刊 時の経 営 理 念は 「新聞人による新聞発 行」。49年6月に雑誌「月刊 タイムス」創刊 資本金3億347万5000円 ▷主 要 株 主=岸 本 正男、 ③ 豊平良孝(各3万6000株) 諸見里道、長元朝浩、新里 正次、上原徹(各3万株) ④ 16万5705部※ ⑤ ― ⑥ 豊平良孝 ⑦ 254人 タイムス住宅新聞社、 タイ ⑧ ムスアド企画など7社 (株)琉球新報 ① 1893(明治26)年9月15日 日清戦争開戦の直前に、開 戦派の有志が創設。戦時 統合により 「琉球新報」 「沖 縄朝日新聞」 「 沖縄日報」 ② が統合して「沖縄新報」を 創刊。45年5月に終刊した が戦時中、石川市で発刊し た 「ウルマ新報」 が51年9月 「琉球新報」 に改題した 資本金1億9232万2500 円▷主要株主=親泊一郎 ③ (2万6000株)従業員持 株互助会(5万3200株) ④ 17万234部※ ⑤ ― ⑥ 富田詢一 ⑦ 317人 琉球新報開発、琉球新報 ⑧ 発送、週刊レキオ社 ※③は2012年4月時点の自社公称部数 27 Zaikai Kyushu / APR.2013 (株) 南日本新聞社 ① 1882(明治15)年2月10日 「鹿児島新聞」 と「鹿児島 実業新聞」が戦時統合で 合併して「鹿児島日報」が 発足。46年2月11日、現社 ② 名に改題。96年9月には朝 刊 配 達 部 数 4 0 万 部を達 成。創立130周年の2001 年2月に本社を移転 資本金4億8380万▷主要 株主=逆瀬川尚人、坂口 ③ 猛、佐潟隆一、小原克彦、 前田義人、上之園正幸 ④ 34万8529部 ⑤ 43.9 ⑥ 逆瀬川尚文 ⑦ 380人 南日本新聞印刷、南日本 ⑧ 新聞開発センターなど9社 (株) 宮崎日日新聞社 ① 1940(昭和15)年11月25日 県内の日刊新聞9社が合 併し「日向日日新聞」を創 刊。61年1月1日 「宮崎日日 新聞」 に改題。創刊25周年 ② を記念して64年に社会福 祉法人宮日母子福祉事業 団を創設。65年には宮崎 日日新聞賞を制定 資本金4000万円▷主要 ③ 株主=宮崎日日新聞社社 員互助会(21万1812株) ④ 21万5014部 ⑤ 42.3 ⑥ 町川安久 ⑦ 271人 社会福祉法人宮日母子福 ⑧ 祉事業団など10法人 読売新聞社 創刊1874(明治7)年11月2日 社長 白石興二郎(グループ本社) 朝刊販売部数 993万8209部 西部本社 90万1131部 社員数 3106人 (東京本社、12年8月現在) 1264人(大阪本社、 同) 463人(西部本社、 同) 売上高 4238億円 (11年度、 グループ6法人) 1964(昭和39)年に北九州 市で西部版発刊。2002年、 グ ループ再編により西部本社が 発足した (有) 大分合同新聞社 ① 1886(明治19)年4月3日 明 治 後 期に創 刊した「 豊 州 新 報 社 」と「 大 分 新 聞 社」 が前身。 1942年4月3日 「大分合同新聞」に改題。 ② 51年4月1日に 「夕刊大分 新聞社」 を統合。同年5月1 日から全国初の朝夕刊セッ ト紙を発行 ③ 主要出資者=長野健 朝刊22万73部 ④ 夕刊22万31部 ⑤ 42.7 ⑥ 長野健 ⑦ 361人 デジタルバンク、大分合同 ⑧ サービス社など9社