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OA におけるエンドユーザ用ソフトウェア - 日本オペレーションズ・リサーチ
OA におけるエンドユーザ用ソフトウェア 中村昂・浜口強・山田昇司・野上昌彦 含み,さらに電子メールなどの図 1 に示す OA 業 1.緒言 務を可能とする汎用的な言語を志向している.つ OA の第 1 歩は,従来,プログラム開発に関与 していなかったエンドユーザが,みずからこれに 対処するという,いわゆる do i t myself の実現 と考えられる[ まりオフィスの机上作業の自動化 [2 ]が第 1 の課 題である [2 ] . このために,すでに構築済のホストコンピュー タにあるデータの抽出と転送,および端末聞のメ 1] . これには,簡易なエンドユーザ言語がいつでも ールなどの通信機能をそなえている.つまり,ロ 身近で使えることつの言語を覚えるだけで既 ーカルな処理とホストへの問合せの複合化をはか 存のデータや新たなデータの再利用,相互利用が り,机上での一元的な事務作業の遂行を期してい できること,などが必要である. る. 本稿は,これらに対応すベく筆者らがとりあげ ている分散処理形のエンドユーザ言語 OFISjPO L* の紹介を通して OA におけるソフトウェア課 (2) 分散処理形のエンドユーザ官語 エンドユーザごとに異なる個別,固有な処理を, いつでも身近にて可能とするには,開発専門部門 による共通ソフト提供から,エンドユーザ開放に 題を述べる. シフトせざるをえない.このためには,図 1 のご 2 . 背景と課題 とく,スタンドアロン運用と集中処理の両者を合 OA におけるエンドユーザ用ソフトウヱアの課 わせもった分散処理が必須と考える .OFISjPOL の基本部は,分散処理を行なうエンドユーザ手許 題の主たるものは次と考える. のワークステーションに置かれる.これによりユ (1) デスクワークの自動化 米国ソフトウェアアーツ社のテーブル処理言語 V i s i c a l c (ピジブールカルクレータ)が,その簡易 ーザは,ホストの多種な会話言語を覚えることな く,ホストへの問合せを行なうことができる. 性,汎用性を認められ,普及していることは,ご (3) エンドユーザ言語と応答規約の統一 承知のとおりである. Basic , Cobol などのコンパイラ言語は,管理 OFISjPOL は, この種の汎用テーフボル処理も 者層のエンドユーザにはむずかしすぎる.さらに 本 なかむらたかし,はまぐちつよし,ゃまだしょうじ, のがみまさひこ 1 4 8 (22) 目立製作所 システム開発研究所 OFIS/POL: O f f i c eautomationandI n t eU igュ e n c eSupportSoftware/ProblemO r i e n t e d Langュ uage © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず. オベレーショ γ ズ・リサーチ 渡しには,相互の業務処理レベルでの (OA による合理化推進) ,トーソ}ールニJ ンビュータ データベース (EX.) 3 . 既存 テープル処理 ( 1 ) ;{ーソナ j レ コンビュータ (1) 運用システム構成 十ホスト ¥ 今回実現の OFISjPOL は,図 2 に ( n ) 示すシステム構成を基本としている. OA用のエンドユーザ言語 (OFIS/POL) 日立のパーソナルコンピュータベーシ スタンドアロン処理 (エンドユーザ開放) ックマスタをホスト HITAC M シリ データ受渡の自動化 。会話言語を複数 ーズに接続した構成,ないしは電話交 仁川レの分散処理) シピュ タ 覚えられない (システムの連続性) 。データ相互利用 。データの再利用 運用方法の概要 会話言語 ( 1 ) (n) なる.これらへの対応が不可欠である. 既存 スタンドアロン処理 r 共通な応答様式,つまり規約が必要に ホス + 。受波し用変換の + 最小化→標準化 0 やさしい操作, 換機やローカルネットワーグを経由し た端末相互直結の構成である. 日常用語 ユーザコ 7 ンドの統一 パーソナルコンピュータの運用方法 (ホス l コ 7 ンドへ自動変換) には端末側のインテリジェンスを用い 図 1 背景と課題 高水準なプログラムレス言語が望まれる. ずに単なるコンピュータ端末として接 OFISj POL もこれを志向したものである. また OA 化が進展するにつれ,多種なワーグス 続する端末形と端末のインテリジェンスを活用す る分散処理形の 2 つがある. OFISjPOL は,後 者である.この分散処理をパーソナルコンピュー テーションが動員されてくると,多種なユーザ言 タで行なう場合の方法を図 3 に示した.図 3 は, 語を用いなければならなくなる.エンドユーザに 端末形で運用の場合と対比させたものである.分 とって,できるだけ単一の言語が望まれる.さら 散処理の場合は,プログラムの中で,回線へのデ に,相互のデータの授受やホストとのデータの受 ータ出力と回線からのデータ入力を行なう.した (個人,グループのデータ) :テーブルデータ :フォーム(書式) :定義パラメータ A σ〉 操作) ホスト (HITACM シリーズ) タイムシェアリング 運用 電子メール 、メノ ヘ〕存 BJ 、 nu 、 It-- グループのファイル) Etu (偶人, -、 操作) 司 、 、 411 の ,、、 データ抽出 (POLのホスト処理) ,、田山町 B :タスク スケジュー Jレ 図 2 運用システム :フォーム 7~ ルダ 1982 年 3 月号 © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず. ( 2 3 )1 4 7 間会せ がってホストのデータなノミーソナルコ ノ£ゾコン i ホスト 内データ l データの 炎 端 j'1~ ンピュータで受信しテープe ル処理する のメール i 受{活力UL ことも,拝ーカルに作成したデータを 龍へメ…ノレすることもできる.関 i で ( ホ XIX 米|ス 示したデータの受渡しの自動化による データの相互利用と再利用が可能にな 奇苦 り,既存システムとの連続性をはかる ことができる. 分 今留は,パーソナルコンピュータを 歓i 玄 0101 分散処理府に用いたが,この側、の, 処 Basic や Cobol の記述を可能とする プログラマブルなオンライン端末を用 いることも考えられる. 嗣 S パーソナルコンピ品ータにおける分散処理の方法 事録 1 P0 L エンドユーザ言語一型車 I~ふi;: コマンド機能概要害 コザンド メ モ 予 3申 グ 。 フォ…ムのワードプロセシング,個人ファイル入カ プオーム,テープル,ディクショナリの修正 。 。 ヅ ノレ テープル作成, í環濠定義務フォームへのキー入力 。 。 /1ν メモリ内データの画商表示 。 む 。 。 、 、 寸崎 ご払ンザ γ テ…ブノレ行列の演算,条件付積算,再演第 。 編 へ γ シュウ テープル行列の投稼,転記,条件付転記,問転 。 集 ソ 検 索 通 信 フ ア イ テーブル行列の上昇娠/下降綴/アルファベット/カナのソート 。 マージ 複数テーフツレ関の合成,参照挿入,キー条件マージ 。 ウメノレ フォーム,テープル,グラブ相互間の合成編集 一 ト グリカエス 合成線集の繰返し サカース メールトレース,条件検索,テープルスプール オ グ ノレ リ ス ト ト レイ メール送信 (1司報,ウナ,期限付:フォーム,テープル,グラフ, 。 ソフト) 。 。 。 。 。 。 む 。 。 。 メール一覧の表示 。 億人メールボックス転記 。 a ム フツォグスー参ム,照 テーヅル 1 ディレグトリ,個人ファイルのツァイノレ読込, メ ケ メ、 ファイルの削除 。 。 。 シマウ ファイルへの驚豪華,更新 。 。 。 ピー 画商印字,テーブル印字 。 。 。 ノv コ / v 。 ナオス グ メ ・ルポ 。 。 。 。 。 一一一一一一一一---一 画 言言 義 定 ほか ワ ケル 麗ITiî分割,分割復帰 イ ドウ 操作ブォーカスの変更,ワークボックス割付変受 。 。 テイギ画商定議,機密綴定 ? そ ドア 1 4 8(21} コマンド詳細ガイダンス,ディグジョナリ(ファイノレ,テープル, ノレ 遼潟そード選沢磁富喜へ復織 © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず. 。 。 ソフト}参照 。 。 。 。 。 。 。 。 。 オベレーショ ν ズ・リサーチ l 円一 弘ヌ :1' ιJ1i ソ 品,ル 1lJI-- hE AWAV 号 ) ( POL の操作手順 図 2 に示したように, OFIS/POL のコマンド制 御やコマソド処理などの基本部は,パーソナルコ T 0;1 ウキヨウ FROM;~~~Þ >yンバ....; s ヒ・9 ・守 :56/11/20: ;~~山イ p ウ~; 宮宰守・:...; 廿ー f コ 56 且 制御などの共通的な処理が配置される.図 2 は操 : . l; 1 "1 作者 A から B へ電子メールする際の操作手順を例 一一一--. 5 IIIilω: t; i 仁“ リストなどの言葉 I Ir--._.._-, I 1 11 t i 11 1 1 1 . > " ' 1 1 OA 用の各種のコ 1C40 11 11 ・ 1 目 I の POL 変換文法によって,ホストとの複数回に I 行なうことができる. 4 . コマンド機能とユーザインタフェース 一一一ー J リ 45: コ 1 1=ご三七?三三 1 土コココこコーっ 1 1:::::=::":::.ココ 1 一一ーでご川』 ・ 側 c・ 1 幽一… ,:‘ II!..II “闘。 J ' - ..';"・ 1 : ' .1 : 1 1 .':"1 " ' 1 . " ( 3 ) 図 4 OFIS/ ホストとの応答を I 1:二てご士士二二1 これによりユーザは ホストのコマンドを逐一覚えることなく, POL の言語を覚えるだけで, I 1 11 , "'1 l マンド機能を備えている.またある言葉は,図中 わたる応答文に変換される. 二工士二目立=.1 1圃 80::ユ r ー一一一一冊一山ニてーニ二二プω1 ルデータ,グラフ,プログラムなどが送受できる. エンドユーザ言語である. リヌト 一一ー一一回一一ーーーー一一一昨四・ー J 150::J 一…一一ー-, i 月山田日ヒ・ョワ . { ハレけ.. ,..山一一ー←ーー一ー 示したものである.テキストだけでなく,テーブ 図 2 におけるヨム,オグル, J 守二ノ ト {7ゥセ r-ー-劫ー一一一一 ンピュータ側にある.ホスト側には,電子メール カ'\, --jillr ili} 44 ムチ P} 一 二一 Jyrp.p-- 1 : 11 1( 1 ふ lil--11111111Fhv!5ii ・ :GQ- ム ZJJZ?-u yf 〆F 同ベ (2) つ !t ; 1 l i l ---41l!ls ー同り勺訊岬 l l ll J11111111llii1111ll11l 11 -1 一日枠内口 二/白 0 TA-nUFFd4 " 11I4角 吋内耳 ι ー叶I 一Li--月 Ml 'PIll-iLIl- ン 51EEFH --b 勺フ U$'Ad 1 4JIll包 「一一〆 H 一 611 T 一 5. 旬 H 一 一口 一同「 -日ヲ よ、 4 EW 門 }frz- 41111Lilli--9611111 一 一&寧 一一円一同 汁凶 寸直 阿一ウンー,, ユ CLhill--1111i1i1il--J1rle' tE 1Fli-- -evb 2I1hγ11||iレこ rh同 巾一 ddbbie "一::ォ「 IL-- 卜lLlL7 Il--- 111110 勺』同 +i 1-=Eau-H--H- 句J イ」司副寸llJ司 4L1ili--1iL7iι 恥 M- ili-- ミウ FIli--J'4a-Eiv 寸斗 L:ftJ : れ一一両市三 ilV1F7 lpJ 立ーーがい川ドし lド ll ィ ~'4 ニ口メミ・ r り E -一 •• OFISjPOL 処理結果の例 ノレ, フォームの並列的な画面処理,済未済箱の処 理, フォルダ単位の個人ファイル処理 ( b ) テープル内, テープル聞の行列の並替え, 演算,再演算,条件検索,条件付き並替え ( 1 ) コマンドの体系と機能の特畏 ( c ) テーブル,フォーム,グラフ相互の合成編集 表 l にコマンド体系を示した.主だった機能を ( d ) 画面走査により求めた埋込アドレスへのフ 次にあげる. ァイルデータの埋込 (1) 電子的な事務机処理 上記の処理例として関 4 を示す.図 4 の (1)はデ 個々の応用業務と独立な汎用テーブル処理, フ ータとグラフパターンを合成し,グラフ付のメー オーム(書式)処理をベースに,事務机作業の電 ル文を作成したもの, (2)は品目別単価,数量テー 子化をはかる点が特長である.主な機能を次にあ ブルの一部を変化させ,売上,利益を再演算し, げる. その結果をグラフ表示したもの, (3)はメールされ ( a ) 複数ワークボックスの操作によるテープ 1982 年 3 月号 てきた在庫問合せフォームの表示画面を走査し, © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず. ( 2 5 )1 4 9 ( a ) PO r.変撚文法の例 {ホストへの応答文) (ホストからの応答文) 行替文字 (CR) ホ Logon ス U25NNN (タイムシェアリングシステム) NNN ι (b) 操作ステソブ。削減の効果 7 U J 操作ステ、ソプ POL コマンド制御 (パーソナルコンピュータ TSS 立上げ 電子メール スアソブ' ステソプ 端末形の 3 0 7 従来方式 スァ,-( ステソプ OFIS/POL 図 S 8 1 保作時間十応答時間 TSS 合:卜 If 電子メール う〉 1 .0 イラr 8 . 0 タ〉 0.5 分 2 . 5 POL 変換文法と操作ステップ削減の効果 ースの工夫であり,主に次の特長を備えている. (乱) 熟練度に応じて操作誘導するカナ日本語コ マンド方式:特に熟練者用の最小の誘導と非熟練 者用の絵図選択式誘導 図 5 言語と様式の統一 手許の在庫データを埋込んだもの, などである. (同 (2) 事務机処理と通信処理との連動 (品) ール, 上記( 1)で合成編集された文書の電子メ ( c ) テーブル属性,演算パラメータなどのディ グショナリ化による入力の再利用機能 ( d ) 画面分割による並列表示情報のマルチウイ およびその所在やステータスのトレース ( b ) ホストのデータベースのデータ抽出とこれ ンド操作 ( e ) 画面表示フォームの自動走査による画面定 のテーフ守ル処理 ( c ) ワークステーション相互のリモートテープ 義 ( f ) ル検索 ( d ) 事務机処理,通信処理に共通した統一化さ れた言語体系ならびに統一化された会話画面様式 分散処理形 POL サブセットのホスト配置 による非プログラマブル端末との間の電子メール 個々の操作者が, 自身で作成のプログラ ム,モテψ ルの処理モジュールとのチヱイン,連動 処理,およびそのための引数ファイル管理 ( 2 ) ユーザインタヲエース ェ γ ドユーザ用の簡易なマンマシンインタフヱ 1 5 0 (26) © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず. オベレーションズ・リサーチ 5 . エンドユーザ雷悟と応答規約の統一 エンドユーザ言語と規約の統ーの必要性は,ホ メールトレース,メール受信,データ抽出などの 間での応答様式を統一化させている.さらに,適 用対象のワーグステーションを拡げる場合でも, ストないしはネットワーグ経由でデータの授受を 同ーの様式にするなど,応答規約の統ーを志向し 行なう場合に,特に顕著と考えられる.たとえば ている. n 種の異なるワークステーションないしはプロセ ツサの間で,データ授受を行なうには,フォーマ ット等の変換が , n(n ー 1) 必要になる.これを, 統一様式を導入して 6. 結雷 OA におけるエンドユーザ用ソフトウェアは, n の変換で抑えることが望 現在着手の段階にある.したがってそのアプロー まれる.これは OA 化推進の前半で手を打ってお チにも各様の考え方があろう.本稿は l つの考え くべき事柄と考えられる. 方を示したものといえる. OFISjPOL において は,主に次の方法でこれに対応している. 共通していえる点は,オフィスワーカ各自の個 (1) 標準テーフ'ル様式の階層配置 性に応じた事務処理,統計解析,判断モテルの実 図 5 に示したように標準様式のテーフ守ルファイ 現を志向している点と考える.このために,まず ルをホストと分散処理側の双方に階層配置する. 手許で自由になるエンジンが必要となるのは必然 既存のデータベースや他のテーブル処理で作成の であろう.そして,相互のデータの受渡し,共同 テーブルファイルをそれぞれ,標準テーフ守ル様式 討議の場での相互の情報の活用,などの展開がな に変換する.この標準様式のファイルを介するこ されよう.したがって,オフィス内での均一化 とにより,多数の異種なファイルデータの相互利 (Uniformity)された言語,応答方式, 用,再利用が, は,討議による判断を支援するための環境システ OFISjPOL によって操作できる さらに ムとしての統合化が究極的に要請されるところと ことになる. (2) エンドユーザ言語の統一 第 3 章でふれたように,ホストとの応答は,分 なろう. 紹介のものは, OA 志向のため,まず前提とな 散処理側の POL 変換文法にて,ホストの理解す る事務処理をベースにしている.この種のソフト る会話コマンドに変換する.したがって,ユーザ を基地にして,個々人の統計解析,判断モデルな はホストのコマンドを複数覚える必要はない.つ どのソフトウェアを付加した形で OA は進展する まり,ユーザ言語の統一化を果しているわけであ ものと考える. る[3 J. 図 6 は,ホストのタイムシェアリングシ ステムの立上げ時の応答手 11阪を例示したものであ る.このコマンド変換形 POL によれば,図示し たように操作ステップの削減とターンアラウンド タイムの短縮も同時に期待できる. (3) 応答規約の統一 [1J 中村昂:オフィスオートメーションのゆくえ, 計測と制御, 19-8(1980) , 772-779 [2J 中村昂 :OA におけるソフトウェア,オフィス オートメーション学会誌, 2- 2(1 98 1), 25-30 [3J 中村昂:階層型システムによるパーソナルソフ 応答様式の統ーは,応答様式の変換数を減少さ せるために重要となる.伝送手順など通信上の規 約は,すでに統一化されてきているが [4 ],業務 処理レベルの応答規約はこれからである. OFIS/POL では,電子メールのメール送信, 1982 年 3 月号 参ラ考文献 トウェアの一考察, 情報処理学会第 22 回全国大会 (1981) , 1029-1030 [4J 角谷一郎,正坊地邦典,潟岡隆士,中村昂:金 融機関における分散処理システムの動向,日立評 論, 63-5(1981 ), 57-60 © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず. 5 1 ( 2 7 )1