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参考事例(PDF:1334KB)
第3回 練馬駅北口区有地活用検討会議
資 料 4
第 3 回 検 討 会 議 資 料
< 参 考 事 例 >
●
目
次
●
ページ
1.パターン【A】民間施設の整備の具体的な事例(イメージ)
1
2.パターン【C】公共施設の整備の具体的な事例(イメージ)
2
3.パターン【D】、
【E】官民協働による施設整備の具体的な事例(イメージ)
3
4.<参考>サテライト型の教育関連施設の具体的な事例(イメージ)
6
5.<参考>にぎわい広場機能をもった具体的な事例(イメージ)
7
第3回 練馬駅北口区有地活用検討会議
1.パターン【A】民間施設の整備の具体的な事例(イメージ)
※店舗面積、延床面積、業務形態、主要販売品は「全国大型小売店総覧 2007 年版」より作成
1.西友練馬店(練馬区)
4.伊勢丹新宿本店(新宿区)
7.三越池袋店(豊島区)
店舗面積/7,974 ㎡ (A 館 4,888 ㎡
B 館 3,086 ㎡)
店舗面積/57,951 ㎡
店舗面積/24,384 ㎡
延床面積/11,797 ㎡(A 館 6,961 ㎡
B 館 4,836 ㎡)
延床面積/115,555 ㎡
延床面積/37,772 ㎡
業務形態/A 館 スーパー B 館 専門店
業務形態/百貨店
業務形態/百貨店
主要販売品/A 館 食料品、家庭用品 B 館 衣料品
主要販売店/総合
主要販売品/総合
2.スーパーバリュー練馬大泉店(練馬区)
店舗面積/5,620 ㎡
7F レストラン街 呉服 メガネ 催物場
7F 催物会場 呉服・婦人服・子供服
6F ロビー・子供服 玩具 文房具 催物場 歯科
6F リビング用品 サービスカウンター
5F 家庭用品・家電 家具・仏具 ギフト・ブライダルサロン
5F 紳士服
ギャラリー
延床面積/16,030 ㎡
業務形態/スーパー
4F 婦人服・宝飾品・美術
4F 婦人服 宝飾品
3F 婦人服
2-3F 婦人服
主要販売品/食料品、家庭用品、DIY関連用品、
花・植木・園芸用品、ペット用品、インテリア用品
2F 婦人服・ハンドバック
1F 婦人服飾雑貨・ハンドバック・靴 化粧品 婦人服 生花
B1F 食料品 薬品 宅急便 荷物預かり・遺失物カウンター
1F 婦人雑貨・特選ブティック
B2-B1F 食品
B2F 婦人用品 雑貨 化粧品・生花 ネイルサロン
3.トイザらス
としまえん店(練馬区)
8.ビックカメラ池袋西口店(豊島区)
店舗面積/3,157 ㎡
延床面積/6,569 ㎡
業務形態/専門店
主要販売品/衣料品、家庭用品、玩具類・娯楽用品
5.IDC新宿ショールーム(新宿区)
店舗面積/2,290 ㎡
店舗面積/17,309 ㎡
延床面積/5,969 ㎡
延床面積/28,988 ㎡
業務形態/専門店
業務形態/専門店
主要販売品/カメラ・写真材料、音楽・映像・ゲームソフト
7F TVゲーム・DVDソフト
主要販売品/家具類、インテリア用品
6F 理美容・健康家電・おもちゃ・フレグランス
5F 家電・照明器具・セキュリティ
6.新宿ルミネ2(新宿区)
4F オーディオ・電話機・FAX・電子辞書・時計・酒
店舗面積/11,861 ㎡
3F デジタルビデオカメラ・テレビ・ビデオ・衛星放送
延床面積/25,555 ㎡
ホームシアター
業務形態/寄合百貨店(69 店舗)
2F パソコン・DPE
主要販売品/衣料品、身回り品、書籍・雑誌、音楽・映像・ゲームソフト
1F デジタルカメラ・カメラ・携帯電話
伊勢丹
新宿本店
IDC 新宿ショールーム
1
三越池袋店
ビックカメラ池袋西口店
第3回 練馬駅北口区有地活用検討会議
2.パターン【C】公共施設の整備の具体的な事例(イメージ)
新浦安駅前プラザ
マ―レ
旧大和田小学校跡地施設(仮称)建設プロジェクト
※PFI方式により建設
所 在 地/浦安市入船 1-2-1(新浦安駅より徒歩1分)
敷地面積/約 1,556 ㎡(交番貸付用地 70 ㎡含む)
延床面積/約 7,404 ㎡
階
数/地上6階
高
さ/地上 27.45 メートル
構
造/SRC造(一部S造)
総事業費/約 65 億 200 万円
(施設整備費約 27 億 5,500 万円、維持管理費約 17 億 8,700 万円、
運営費約 12 億 7,100 万円、割賦手数料約 6 億 8,900 万円)
■概略
「安全で安心できる」「環境と人にやさしい」「豊かで魅力的な空間づく
りの実現」という施設整備の基本理念のもと、浦安市では初となるPF
I事業で建設された。
■施設構成
6F プール/遊戯室/園庭
5F 保育室
4F 子育支援センター/一時保育室/病後時保育室
3F 音楽スタジオ/青少年交流広場/カルチャープラザ/貸会議室
2F 国際センター/行政サービスセンター/子どもアートギャラリー/在宅介護支援センター
1F 交番/観光インフォメーション/図書サービスコーナー/自転車駐車場/
バス案内所/カフェ
■PFI事業
事業期間/平成 38 年 3 月 31 日までの 21 年 7 ヶ月
(設計建設期間含む)
オープン後から 20 年間を事業者が維持管理、一部施設の運営。
事業方式/BTO方式
事業類型/サービス購入型。民間事業者は、自ら調達した資金により施
設を設計・建設し、維持管理及び運営を行う。市は、そのサ
ービスの提供に対して対価を支払う事業類型。
事業スキーム/
※区有地に渋谷区が建設
所 在 地/渋谷区桜丘町 23-21(渋谷駅より徒歩5分)
敷地面積/約 4,960 ㎡
延床面積/約 27,000 ㎡
階
数/地上 11 階、地下 3 階
総 工 費/約 120 億円
1階
■基本計画
旧大和田小学校は、平成 9 年 3 月の学校統廃合以降、図書室やプールなどの
施設開放を行ってきたほか、「ケアコミュニティ・桜が丘」として地域コミュ
ニティの拠点として使われてきたが、区は同校跡地を有効利用し、区政の抱え
る諸課題を解決するため、この地にふさわしい施設を整備するための検討を進
めた。
新施設は、「優れた文化芸術の鑑賞、団体相互の交流、練習や活動成果の発
表の場の整備」を実現するためのホールや、 プラネタリウムなど区の中央機
能的施設と、図書館・保育園などの地域施設を併合し、渋谷の新たな「文化・
教育・福祉・健康 の拠点」となる複合施設を整備するものとしている。
2階
■施設構成
(1)教育センター、(2)けやき教室、(3)子ども科学センター
(4)図書館、(5)中ホール、(6)小ホール、(7)プラネタリウム、
(8)健康センター、(9)渋谷区医師会館、
(10)渋谷区医師会付属看護学校、
(11)ケアコミュニティ施設、
(12)体育室、(13)保育園、(14)公益的用途利用
3階
渋谷区では、五島プラネタリウム(2001 年 3 月閉館)で使われていたカー
ルツァイス製のプラネタリウムや資料などの寄贈を受け、同小学校内に保存し
ており、新設するプラネタリウムではこれらの活用を図る予定。ドームの直径
は約 16 メートルで、扇形に配列された客席定員は 100~150 席を予定してい
る。想定面積は 550 ㎡。
4階
5階
6階
2
第3回 練馬駅北口区有地活用検討会議
3.パターン【D】、
【E】官民協働による施設設備の具体的な事例(イメージ)
1.あだち産業芸術プラザ
東京芸術センター
区の「あだち産業センター」と民間の「東京芸術センター」の二棟からなり、千住地域に更なるにぎわいを作り出し、足立区の産業振興と活性化の実現をめざす。
※区有地を民間事業者に貸付け、民間事業者が建設・運営(定期借地権(50 年))
(一部、足立区が賃貸)
所 在 地/東京都足立区千住 1-4-1 (北千住駅より徒歩7分)
敷地面積/3,947.57 ㎡
建築面積/2,138.04 ㎡
延床面積/26,544.29 ㎡
階
数/地上 22 階 地下1階
高
さ/建物高さ 92.5m
構
造/鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート)
■施設
21-22F 天空劇場 眺望を取り込む地上 90m の天空劇場。多様な演出や
使用が可能なスタジオ型の空間
20F フレンチレストラン、控室
12-19F SOHO(住宅兼事務所)オープンプランニングで住み手の自
由なライフスタイルに対応。 47 ㎡・64 ㎡・81 ㎡の3タイプを
基本に、計 96 戸。
9-11F オフィス・スタジオ、会議室多様なコンテンツが創出され、雇
用創出と交流が生まれるオフィス・スタジオ。11F 北側半分が
足立区創業支援施設 (足立区千住一丁目創業支援館「かがや
き」
)。9 階の会議室は、入居企業や区民団体等の活動の場。
6-8F 雇用促進関連施設「ハローワーク足立」 雇用や仕事に関する
様々な情報を提供する機関。
5F フィットネスクラブ「ゴールドジム」 施設利用者、来訪者、
地域住民などの生活を豊かにする施設ヘルスサポートやコミ
ュニティの場を提供。
2-4F 本格的撮影スタジオ「ホワイトスタジオ」、映画館「シネマブ
ルースタジオ」(東京芸術センター運営)など、映像文化の発
信とクリエイターの輩出を目指す。
1F エントランス、ピアノラウンジ・商業施設 飲食・物販など
B1F 会員制スイミングクラブ
B2F 駐車場 機械式(地下)89 台+自走式(地上)11 台=計 100 台。
東京芸術センター内 11F
足立区創業支援施設「 足立区千住一丁目創業支援館「かがやき」 」
施設概要:
1、入居対象
(1) 区内産業の活性化に寄与すると認められる事業(特に文化産業・芸
術産業に関わる映像、音楽、アニメーション、デザイン関連等の事
業を歓迎)を行なう法人または個人
(2) 事業を始める予定があり、又は創業後 3 年未満であること
(3) 事務所の使用期間終了後も区内において引き続き事業を行う意思を
有すること
(4) 個人にあっては特別区民税、法人にあっては法人都民税を滞納して
いないこと
2、室数:10 室(1室あたりの広さ 18.5 ㎡~21.8 ㎡)
3、オフィス構造:22 階建て建物の 11 階部分、事務所は個室です。
4、通信設備:フレッツ又はケーブルテレビ足立のインターネット回線
5、共用施設:商談・交流室
賃料: (1)使用料:月額 24,000 円~28,000 円
(2)共益費:月額 22,000 円~26,000 円
(3)保証金:140,000 円~160,000 円
(4)費用負担:電気使用料等
■各施設運営主体
SOHO / 株式会社 エバンジェリスタ
スイミングクラブ / 綜合商事株式会社
ホワイトスタジオ / 東京芸術センター
シネマブルースタジオ
ゴールドジム / 株式会社 THINK フィットネス
3
あだち産業センター
※区有地に足立区が建設・運営
所 在 地/足立区千住 1-5-7(東京芸術センターに隣接)
延床面積/1,485 ㎡
階
数/地上5階
構
造/鉄骨造
あだち産業センターは、足立区の新たな産業拠点として区内の中小企業
経営者や、これから創業を志す方々をサポートする。
融資のあっせん、創業・経営、知的財産権(特許、実用新案、意匠、商
標、著作権等)、その他の相談窓口が用意されているほか、東京商工会議所
足立支部でも税務や法律に関する相談に応じることが可能。
また、産業情報の収集、販路拡大、ビジネスマッチングのサポート、経
営に役立つ実践的なパソコン講座の開設等、ワンストップで幅広いサービ
スを行う。
■施設
5F [IT支援室] 地域企業、事業者向けのパソコン教室。在庫管理、会計管理
など経営のIT化に向けた実践的なプログラムが用意されているほか、IT
活用をテーマとした講演会の開催やIT活用の相談日も設けている。
4F [東京商工会議所足立支部] 東京商工会議所足立支部は、中小企業の皆
様や個人事業主の方々を対象に、経営をサポートする地域総合経済団体
です。無担保・無保証人のマル経融資や、税務・法律の無料相談、専門
家を派遣する経営相談、講演会・説明会など企業経営に役立つ多彩なメ
ニューを用意している。
3F [産業交流室] 地域の経済関係団体や商店街組合など事業者の情報交換
の場として、また、異業種や起業家の出会いと交流のスペースとしてビ
ジネスマッチングの機会を創出。各種産業支援セミナー開催。
2F [中小企業支援課、各種相談窓口] 中小企業支援課の事務局。起業・創業
に役立つ様々なセミナーの開催、制度融資のあっせんなどを通して、中小企
業の皆様をサポート。また、経営、融資、創業・開業、知的財産などに関し
て、各専門員(中小企業診断士、弁理士)が無料で相談に応じる。
1F [産業情報室・産業展示室] 産業情報室では、図書やインターネットのデ
ータベースを活用して、マーケティングや特許情報など経営に役立つ情報を
収集できる。産業展示室では足立区の地場産業製品をはじめ伝統工芸品、友
好都市物産などが展示。 産業情報室でも経営に関する各種相談窓口として、
専門員(中小企業診断士、弁護士、社会保険労務士、Web デザイナー、サイ
バーショップアドバイザー)が無料で相談に応じる。
第3回 練馬駅北口区有地活用検討会議
2.南青山一丁目団地建替プロジェクト
3.勝ちどき一丁目地区プロジェクト
※都有地を民間事業者に貸付け、民間事業者が建設・運営(定期借地権(70 年))
(一部、東京都、港区が買い取り)
※都有地を民間事業者に貸付け、民間事業者が建設・運営(定期借地権(70 年)
)
所 在 地/港区南青山 1-3(青山一丁目駅より徒歩1分)
敷地面積/約 6,780 ㎡
建築面積/約 3,400 ㎡
延床面積/約 70,200 ㎡
階
数/N棟 地上 46 階 地下 2 階
S棟 地上 14 階 地下 2 階
所 在 地/中央区勝どき 1-104-7(勝ちどき駅より徒歩5分)
敷地面積/5,034 ㎡
延床面積/52,654 ㎡
階
数/地上 45 階
建物高さ/最高部 159.8m
■概要
東京都が所有する「都営勝どき一丁目団地」跡地を活用し、子
育て支援機能を有する民間プロジェクトを誘導するもので、子育
て支援施設の整備や人と環境にやさしい居住環境を整備するこ
とを目的に、「一般公募型プロポーザル方式」によりコンペが行
われた。
事業手法は以下のとおり。
1.東京都から事業者は定期借地で敷地を借り受ける。
<東京都が定期借地権(70 年に建物の建設及び除却工期を加
えた期間)を設定>
2.事業者が複合施設を建設。
3.事業者が賃貸事業として運営管理を行う。
4.期間終了後、建物所有者は敷地を原状回復し、東京都へ返還
する。
■概要
およそ 50 年以上前に建てられ、老朽化が進んでいた都営南青山一
丁目団地の建て替えにあたり、民間の活力を導入し、住宅、オフィ
ス、ショップ、公益施設を盛り込んだ複合施設に再生しようとした
もの。これは政府の「『民間にできることは民間に』という構造改革
の一環として PFI 手法の活用に一層積極的に取り組む」という都市
再生プロジェクトの一つとして、民間都市再生事業第一号の認定を
受けている。
この東京都の公有地再生を民間事業者が行うに当たって、以下の
ような事業手法が採られた。
1.東京都から事業者は 70 年間の定期借地で敷地を借り受ける
2.事業者が複合施設全体を建設
3.複合施設完成後、東京都は都営住宅を、港区は保育園・図書
館を、グループホーム運営主体はグループホームを買い取り、
運営。
4.民間施設(賃貸集合住宅、商業・業務施設、駐車場など)は、
事業者が賃貸事業用として運営する。
■施設構成
12-45F
4-11F
3F
2F
1F
■施設構成
<N 棟>「パークアクシス青山一丁目タワー」
6-46F 民間賃貸住宅(379 戸)
5F 国際医療福祉大学大学院(約 1,400 ㎡)
4F 業務施設等
3F 港区立赤坂図書館(約 1,400 ㎡)
1-2F 商業・業務施設等(サロン、インターナショナルプリス
クール、カフェなど)
<S 棟>
3-14F 都営住宅(150 戸)
2F グループホーム(約 500 ㎡)
1F 港区立保育園(約 1,100 ㎡)
※B2-B1F 2棟共通の駐車場等
敷地周囲には潤いある緑のオープンスペースを設けるとともに、地
域コミュニティの形成に寄与すべく、東側に隣接する都営住宅との
連携性を重視し、2棟の間にコミュニティ広場が配されている。
一般賃貸住宅(451戸)
子育て世帯向け住宅(100戸)
クリニックモール
認定こども園(小学館プロダクション運営)
子育て広場(NPO法人運営)/店舗
賃貸住宅の一部を子育て世帯が入居しやすい家賃設定とした「子
育て世帯向け住戸」とするほか、幼稚園と保育所の機能をひとつ
にまとめた幼保一体施設や学童スペース、NPO 法人の職員が常
駐し子育てをサポートする子育て広場、小児科を中心とするクリ
ニックモール等を配置し、子育て世帯が安心して快適に暮らせ
る、地域と一体化した子育て支援を行う施設。
4
第3回 練馬駅北口区有地活用検討会議
4.アクロス福岡
※県有地を民間事業者に貸付け、民間事業者が建設・運営(公共部分は県
が買い取り)
所 在 地/福岡市中央区天神 1-1-1(西鉄福岡(天神)駅から徒歩 4 分)
敷地面積/13,647 ㎡
建築面積/10,622 ㎡
延床面積/97,493 ㎡
階
数/地上 14 階 地下 4 階
構造規模/鉄骨鉄筋コンクリート造
■概要
公民複合施設として、県施設、民間施設そして県と民の共用施設から
構成。
福岡の新たなランドマーク、国際・文化交流の拠点を目指し、旧福岡
県庁跡地(県庁は 1981 年に博多区東公園へ移転)に建設された。同じ
旧県庁跡地にあたる敷地内には天神中央公園が隣接している。
南の天神中央公園に面した段状のステップガーデンは、「山」をコン
セプトとした大規模な屋上緑化であり、公園と一体となったランドスケ
ープを構成している。最上階展望台に登りつつ四季の植物を巡るような
植栽計画がなされている。5 階から 1 階までは滝が流れている。1996
年、BCS 賞(建築業協会賞)を受賞。
■施設構成
福岡シンフォニーホール、6カ国語同時通訳設備のある国際会議場、
文化情報ラウンジなどの県の施設に加え、レストランや店鋪、オフィス
などの民間施設が入っている。
<西ウイング>
9-13F オフィス
8F (財)アクロス福岡/(財)福岡国際交流センター
6-7F 会議室
4-5F 国際会議場/VIP ルーム/特別控え室
3F こくさいひろば(パスポートセンター)/ショッピング
ゾーン
1-2F 文化情報ラウンジ(コミュニケーションエリア、ギャラリ
ー、セミナー室等)/ショッピングゾーン
B2-B1F ショッピングゾーン
<東ウイング>
8-13F オフィス
1-7F 福岡シンフォニーホール
B2-B1F イベントホール
※B4、B3 両ウイング共通の駐車場
※両ウイング間は吹き抜け
5.長野市もんぜんぷら座
<参考>
※市が土地・建物を取得(一部借地)し、市が再整備・運営(一部 TMO が運営)
所 在 地
/長野市新田町 1485-1
敷地面積
/3,934 ㎡
延床面積
/23,941 ㎡
階
数
/地上 10 階地下1階
施設利用面積/11,114 ㎡(地上3階地下1階)
改修事業費 /約 6 億 7,400 万円
事業主体
/長野市
運営主体
/長野市、
(株)まちづくり長野
■背景
平成12年末に長野市の中心市街地、長野駅近くにある中央通りと、国道
17号が交差する拠点的位置に立地していた大型スーパー(ダイエー長野店)
が撤退し、空き店舗化した。これを長野市は、重要な中心市街地問題とし、
その土地ならびに建物を買収、早期の再活用を目指した。
長野市は長野商工会議所などと協同して検討を重ね、長野商工会議所のT
MOが運営する食料品スーパーと、市民活動のための施設・行政関連施設な
どによる「長野市もんぜんぷら座」として再整備することとした。
■施設概要
市民からの跡利用提案や市民 5,600 人の署名による活用陳情をふまえ、必
要最小限の改修工事を行いつつ、まちなかに不足していた公益的施設と、地
元住民が望む生鮮スーパーで構成。
4F 公益施設((財)ながの観光コンベンションビューロー(市の外郭団
体で、各種大会誘致および観光宣伝を実施し、市への誘客を行って
いる)、職業相談総合窓口、長野市消費生活センター、日本司法支
援センター(法テラス)
、学習コーナー等)
3F 公益施設(会議室、NPO 施設、高齢者施設、事務室他)
2F 公益施設(乳幼児向けスペース他)
1F 食品スーパー(TOMATO 食品館(TMO 直轄店)他)
B1F 小ホール他
※もんぜんぷら座のオープンが起爆剤となり、空洞化が進んでいた近隣地で
の再開発事業が動き出している
5
ヴィータ聖蹟桜ヶ丘
※市街地再開発事業
所 在 地/多摩市関戸 4-1 他(聖蹟桜ヶ丘駅より徒歩2分)
地区面積/約 1.4ha
敷地面積/西棟 9,003 ㎡ 東棟 764 ㎡
建築面積/西棟 7,100 ㎡ 東棟 216 ㎡
延床面積/西棟 69,052 ㎡ 東棟 884 ㎡
階
数/西棟:地下 3 階、地上 26 階 東棟:地下 1 階、地上 4 階
施 工 者/都市基盤整備公団
総事業費/約 313 億 4,600 万円
■設計コンセプト
駅周辺地区の中心となる街区でありながら、当地区は土地の有効活用
が図られておらず、広場・緑地などのオープンスペースも十分ではなか
った。また、本来多くの潜在力を秘めた商業地域でありながら、これを
生かすにいたっておらず、駅周辺地区の中心街区としては不十分なもの
となっていた。
そこで「多摩市の顔」づくりのリーディングプロジェクトとして、駅
前拠点・市街地再開発事業の一つとして、商業・文化施設棟と住宅棟を
一体的に計画。商業・文化施設棟の低層部に配置された商業施設は導入
広場(公開空地)を中心に、川崎街道とさくら通りに顔を向けたL字型店
舗配置とし、周辺商店街と連続させることで、賑わいのあるモールを形
成している。
公益施設は最上階に配置し、市民に開かれた文化・交流ゾーンを形成
することにより、来館ポテンシャルを高め、シャワー効果による商業と
の相乗効果を期待している。
■施設計画等の概要
<西棟>(住宅、公共施設、商業施設、駐車場)
・商業・文化施設棟(ヴィータ・コミューネ)と住宅棟(聖蹟桜ヶ丘
ビュータワー)が一体となっている。
・商業・文化施設棟は、地下2,3階は駐車場、地下1階から地上6
階は物販、飲食、サービスなどの各種店舗とし、7階から9階の一
部は多摩市の公共公益施設(関戸公民館、TAMA女性センター、
行政サービス出張所、市民活動情報センター、国際交流センターなど)
が設置されている。
・住宅棟は、総戸数が 155 戸(うち 144 戸は公団の賃貸住宅)の超高
層住宅となっている。
・2棟の2階部分を結ぶ歩行者専用通路は、川崎街道を立体横断する
歩行者専用デッキに接続しており、駅からの動線を確保している。
<東棟>(商業施設)
・地下1階、地上4階建ての店舗などが入居する施設(ヴィータ・ア
ネックス)が設置されている。
西棟(左:ヴィータ・コミューネ、右:住宅棟)
第3回 練馬駅北口区有地活用検討会議
4.<参考>サテライト型の教育関連施設の具体的な事例(イメージ)
●大学院サテライトキャンパス一覧(関東地方)
1.東京藝術大学大学院映像研究科
2.大学のまち交流センター(キャンパスプラザ京都)
開 校/馬車道校舎
新港校舎
住 所/馬車道校舎
新港校舎
延面積/馬車道校舎
新港校舎
所 在 地/京都市下京区西洞院通塩小路下ル東塩小路町 939
敷地面積/2631 ㎡
建築面積/2076 ㎡
延床面積/11677 ㎡
構造規模/鉄骨鉄筋コンクリート造 地下1階・地上6階建
設 置 者/京都市
2005 年 4 月
2006 年 4 月
神奈川県横浜市中区本町 4-44
神奈川県横浜市中区新港 2-5-1
約 1,517 ㎡ 鉄筋コンクリート造地上 3 階地下 1 階建
約 2,500 ㎡ 鉄骨平屋建
■映像研究科概要
映像研究科は映画専攻を核として、さらにメディア映像専攻とアニメーショ
ン専攻の合計 3 つの専攻を持つ研究科として構想されている。アニメーション
やマンガ文化の発信拠点であるとともに、生産拠点としても世界的に知られて
いる日本らしい映像コンテンツ創造と人材養成、研究教育機関を目指してい
る。
■施設
馬車道校舎/視聴覚室,ハイビジョン編集室,録音スタジオ,講義室
新港校舎/ギャラリー,撮影スタジオ,工作室,ゼミ室
スタジオ
映像研究科内の新港校舎スタジオ施設は、横浜市が映像文化都市づくりの一
環として整備し、大学院映像研究科の人材育成の場として活用している。
場所:東京芸術大学大学院映像研究科新港校舎スタジオ施設
撮影・映像スタジオA・・・約 590 ㎡
撮影・映像スタジオB・・・約 320 ㎡
スタジオ施設の貸し出し以外の活用
馬車道校舎の 1 階ホールや大視聴覚室などでは、大学院映像研究科の自主事
業及び本学や横浜市が地域の団体等と協働して行う事業により、市民に向けた
文化芸術活動を進めていく。
■概要
この施設は、大学における学術研究の成果その他の知的資産を活
用することにより豊かな地域社会の形成に資するため、大学相互の
間及び大学と産業界、地域社会等の間の連携及び交流を促進する活
動その他の活動の用に供するため、京都市によって設置された。
財団法人大学コンソーシアム京都の事務局がおかれ、この法人が
主催する各種事業のほか、会員である京都市および近郊の各大学の
授業(通称プラザ科目)も行われ、大学生、社会人に利用されてい
る。また放送大学京都学習センターもこの建物の 3 階にあり、放送
大学の面接授業、単位認定試験、放送教材の視聴などが行われてい
る。大学関係者以外にも施設が開放され、会議室や講義室、和室な
どの使用予約を受け付けている。
■施設構成
6F 大学院等共同サテライト
5F 講義室/演習室/共同研究室
4F 講義室
3F 放送大学京都学習センター
2F 会議室/ホール/和室
1F 情報交流プラザ(インターネットが自由に利用できるパソ
コンコーナー有)/大学コンソーシアム京都事務所/カフェ
BF 駐車場
6
大学院名
サテライトキャンパス名
研究科名
茨城大学大学院
茨城大学インフォメーションセンター
(三の丸庁舎)
教育学研究科
筑波大学大学院
東京サテライト
図書館情報メディア研究科
群馬大学大学院
サテライト高崎
社会情報学研究科
埼玉大学大学院
東京ステーションカレッジ
経済科学研究科
東京学芸大学大学院
サテライト教室(竹早地区)
教育学研究科
東京農工大学大学院
田町教室
技術経営研究科
横浜国立大学大学院
弘明寺サテライトキャンパス
教育学研究科
横浜国立大学大学院
みなとみらいキャンパス
国際社会科学研究科
ビジネス・スクール(都庁舎)
社会科学研究科
常磐大学大学院
芝浦サテライトキャンパス
被害者学研究科
国際医療福祉大学大学院
東京サテライトキャンパス
医療福祉学研究科
国際医療福祉大学大学院
熱海サテライトキャンパス
医療福祉学研究科
国際医療福祉大学大学院
福岡サテライトキャンパス
医療福祉学研究科
国際医療福祉大学大学院
柳川サテライトキャンパス
医療福祉学研究科
作新学院大学大学院
「宇都宮駅ビル(パセオ)」サテライ
トキャンパス
経営学研究科
女子栄養大学大学院
駒込キャンパス
栄養学研究科
聖学院大学大学院
駒込キャンパス
政治政策学研究科、
アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科
東京国際大学大学院
サテライト・プログラム(早稲田サテライト)
商学研究科
人間総合科学大学大学院
東京サテライトキャンパス
人間総合科学研究科
平成国際大学大学院
大宮サテライトキャンパス
法学研究科
城西国際大学大学院
東京紀尾井町キャンパス
人文科学研究科、福祉総合学研究科
千葉商科大学大学院
虎ノ門サテライト
会計ファイナンス研究科
[国立]
[公立]
首都大学東京大学院
[私立]
桜美林大学大学院
新宿キャンパス
国際学研究科
グロービス経営大学院大学
グロービス経営大学院大学大阪校
経営学研究科
多摩大学大学院
品川ルネッサンスセンター
経営情報学研究科
中央大学大学院
後楽園キャンパス
法学研究科、経済学研究科、
総合政策研究科、公共政策研究科
デジタルハリウッド大学院大学
大阪サテライトキャンパス
デジタルコンテンツ研究科
東京家政大学大学院
サテライト教室(板橋キャンパス)
文学研究科
東京工科大学大学院
東京工科大学大学院蒲田キャンパス
バイオ・情報メディア研究科
東京造形大学大学院
渋谷サテライト
造形研究科
東洋大学大学院
白山キャンパスサテライトコース
国際地域学研究科
東洋大学大学院
大手町サテライト
経済学研究科
東洋大学大学院
川越シティカレッジ
工学研究科
二松学舎大学大学院
九段キャンパス
国際政治経済学研究科
日本大学大学院
日本大学商学研究科新宿
サテライト・キャンパス
商学研究科
明治薬科大学大学院
大学院臨床薬学特論講義室
薬学研究科
早稲田大学大学院
西早稲田キャンパス
国際情報通信研究科
関東学院大学大学院
KGU 関内メディアセンター
法務研究科
産能大学大学院
代官山キャンパス
経営情報学研究科
フェリス女学院大学大学院
サテライト教室(横浜 YMCA 内)
国際交流研究科
第3回 練馬駅北口区有地活用検討会議
5.<参考>にぎわい広場機能をもった具体的な事例(イメージ)
亀戸サンストリート
住
所/東京都江東区亀戸 6-31-1 (亀戸駅より徒歩 1 分)
敷地面積/24,520m2(4,801.16 坪)
建設面積/15,871m2
延床面積/37,855m2
構
造/S 造 2 階(店舗棟)、S 造 5 階(駐車場棟)
駐車台数/約 410 台
駐輪台数/約 700 台
用
途/商業施設
来場者数/約 1,000 万人/年
■施設背景
セイコーの本社および時計工場移転に伴う再開発。当初は 36 階の高層
棟を備えた、ありがちな再開発になるはずだったが、バブル崩壊等情
勢の変化から 15 年の暫定利用が決まり、基準容積率 350%に対し開発容
積率 124%という、駅前、幹線道路沿いとしては信じがたいほど低層の
商業施設となっている。
■施設コンセプト
○新しい賑わいの環境創造
「サンストリート」は、効率だけが優先されていた大量生産・大量消
費のためのこれまでの商業施設にはなかった、「楽しみ」「くつろぎ」
といった発想を盛り込み設計された。
○次世代商店街~原点から未来を見据えた店舗の有機的集合体
「サンストリート」は、20 世紀型ショッピングセンターの既成概念に縛られる
ことなく生活者が望むものは何かという原点に立ち戻って、あるべきその姿を
模索し、他にはないユニークな「サンストリート・スタイル」を生み出した。
それによって開業以来順調な歩みをたどっている。
地域との共生を通じて息長く支持される商業施設のあり方、低層オープンモ
ールによる「まちづくり」という基本コンセプト。単にモノを売るための商業
施設を目指すのではなく、人々が集まる「まち」を目指すことで、はじめて人
が集まりモノが売れる。そのためには、店だけではなく、ひろばやみちが重要
な役割を担うとした。
次世代商店街-このキャッチフレーズは、未来を見据えた店舗の有機的集合
体である「サンストリート」を正確に伝えるためのタイトルである。
■管理運営
事業者:セイコーインスツルメンツ(株)、
タイムクリエイト(株)(=開発管理運営子会社)
所有者:アジア・パシフィック・ランド・(ジャパン)・リミテッド
賃貸者:亀戸モール・リーシング有限会社
■施設
・2層の店舗棟群(物販・飲食・サービス等全 55 店)。核テナントはト
イザらス、キムラヤ、無印良品等。
・5層の駐車場棟(駐車場・インドアテニスコート等)。
・施設の中央に約 900・の中央広場を配置。広場をなぞって逆S字を描く
メーンストリートを通し、ぶらぶら歩き(ランブリング)を楽しめる
ように工夫。
■事業の主な特色
・事業用借地方式ではない 15 年間の期間限定利用を前提としたプロジェ
クトである。事業者自ら、取り壊し予定建物の賃貸借要綱を使って期
間限定利用の仕組みをつくり、開発運営に当たっている。
・「商業的」に事業が読み切れない中で、集客力を維持するものとして
「環境インフラ」の整備に着目し、約 900 平方メートルの中央広場や
ぶらぶら歩くためのメインストリートといった空間を確保している。
・設備機器は 15 年間保たせ、抜本的な更新はないものと想定している。
また、改修・設備投資費として3年毎に1億円程度を見込んでいる。
15 年後に建築物を除却した場合、減価償却残が発生するが、償却残や
解体費も見込んだ上で、15 年間で止める場合でも利益を出せるように
している。
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